JP2019219815A - スケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及びスケジュール提案システム - Google Patents

スケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及びスケジュール提案システム Download PDF

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Abstract

【課題】訪問先で行う作業に要する時間について、顧客に関連する情報や顧客の在宅可能性を考慮した適切なスケジュールを提案する。【解決手段】顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案装置1は、訪問先で行う作業にかかる作業所要時間を算出する算出部10Bと、算出部10Bで算出した作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出部10Cと、を備え、算出部10Bは、訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、顧客に関連する情報に基づく調整時間を加算して、作業所要時間を算出する。【選択図】図3

Description

本発明は、スケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及びスケジュール提案システムに係り、特に、顧客を訪問する訪問日時に関する最適なスケジュールを提案可能なスケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及び提案システムに関する。
顧客を訪問して訪問先で作業や面談、営業等のサービスを提供する業務においては、訪問先の顧客の希望日時に訪問する必要がある。このような業務でのスケジュール調整方法としては、従来、電話や来店により直接口頭で日時を予約する方法や、ウェブ予約システムを利用して顧客自身が予約状況一覧等から空きがある日時を選択して予約する方法などが一般的な予約方法であった。
上記のような従来の方法では、顧客が自身にとって最適な日時を選択できる一方、予約の空き状況によっては予定がなかなか合わず、日時調整に時間や手間を要することがある。また、空きがある日時を顧客が自由に選択でき、訪問担当者の全体的なスケジュールは考慮されないため、訪問担当者にとっては必ずしも最適な訪問ルートや訪問日時にはならず、非効率的な訪問スケジュールになることがある。
そこで、訪問担当者のスケジュールを考慮してスケジュールを効率的に作成するためのスケジュール管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているスケジュール管理システムでは、訪問担当者に割り当てられている訪問先の場所、訪問予定時間、訪問先での滞在予定時間を示すスケジュール情報が訪問担当者ごとに記憶されており、追加予定の訪問先の場所と、当該訪問先における滞在予定時間を受け付けて、これら追加予定の情報に基づいて、訪問が可能な訪問担当者及び時間帯の候補情報を表示させる。そして、管理者等のユーザが、訪問可能な訪問担当者及び時間帯に表示された複数の仮予定を確認しながら、最適な仮予定を選択して確定し、スケジュールに追加することができる。
このように、特許文献1に開示されているシステムは、複数の訪問担当者のそれぞれのスケジュールを参照して、空き時間を特定し、効率的なスケジュールとなるよう訪問担当者及び時間帯に予定を追加設定するものであるが、訪問先で提供するサービス内容に応じた適切な滞在予定時間が設定されないという問題があった。特に、サービスを提供する相手である顧客の属性やサービス対象に起因する種々の要因によって作業時間が変動するような場合には、予め設定されている標準的な作業時間よりも作業に時間を要する場合があり、このような場合には、実際の滞在時間が滞在予定時間よりも長くなり、その後のスケジュールに影響を与えかねない。
また、特許文献1に開示されているシステムでは、訪問先、すなわち顧客の在宅可能性を踏まえた希望日時は考慮されておらず、顧客にとって最適なスケジュールが提案されるとは限らない。よって、提案した日時が顧客の希望と合わない場合には、顧客の希望日時と担当者の対応可能な日時とのマッチングを行うために、管理者などによる人的判断が必要となり、日時調整に時間や手間を要するという問題は依然として解決されていない。
特開2017−156895号公報
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、訪問先で行う作業に要する時間について、顧客に関連する情報や顧客の在宅可能性を考慮した適切なスケジュールを提案可能なスケジュール提案装置、スケジュール提案方法、及びスケジュール提案システムを提供することにある。
前記課題は、本発明のスケジュール提案装置によれば、顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案装置であって、訪問先で行う作業にかかる作業所要時間を算出する算出部と、前記算出部で算出した作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出部と、を備え、前記算出部は、前記訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、前記作業所要時間を算出すること、により解決される。
上記のように構成されたスケジュール提案装置によれば、作業所要時間を算出する際に、予め設定されているベース時間に対して顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加えた時間を作業所要時間として算出するため、顧客ごとに異なる要因が存在する場合、これを考慮した適切な作業所要時間を算出することができる。そして、このように算出された作業所要時間を用いて担当者の対応可能、すなわち訪問可能な日時を抽出するため、適切な訪問スケジュールを抽出することができる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記顧客に関連する第1の情報は、顧客属性、及び顧客の所有する建物に関する情報の少なくとも一つを含むと好適である。
本構成によれば、顧客の属性に応じた調整時間、顧客の建物に応じた調整時間の少なくとも一つが考慮された作業所要時間を算出するので、顧客に応じたより適切な作業所要時間を用いてスケジュールを抽出することができる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記顧客属性は、顧客の価値観を含むと好適である。
本構成によれば、顧客の価値観に応じた調整時間を加味した作業所要時間を算出するので、顧客に応じたより適切な作業所要時間を用いてスケジュールを抽出することが可能となる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記顧客の所有する建物に関する情報は、延床面積、及び建物の仕様の少なくとも一つを含むと好適である。
本構成によれば、顧客の所有する建物の延床面積、及び/又は建物の仕様に応じた調整時間を加味した作業所要時間を算出するので、顧客の所有する建物に応じたより適切な作業所要時間を用いてスケジュールを抽出することが可能となる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記算出部は、前記担当者のスケジュール情報から、前後のスケジュールにおける居所を取得して、前の居所から前記訪問先への前移動時間及び前記訪問先から後の居所の後移動時間を算出し、前記前移動時間及び後移動時間を前記作業所要時間に加算した合計所要時間を算出し、前記抽出部は、前記合計所要時間に基づいて、前記担当者の対応可能な日時を抽出すると好適である。
本構成によれば、作業所要時間に担当者の前後の移動時間を加えた合計所要時間から、適切なスケジュールを抽出することができる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記抽出部は、前記担当者の対応可能な日時を複数抽出し、抽出した複数の日時に対して、前後のスケジュールとの空き時間が短くなるもの、又は前記前移動時間及び後移動時間の合計時間が短くなるものの順に優先順位を設定すると好適である。
本構成によれば、訪問担当者スケジュールにおいて無駄が無く効率的なスケジュールの提案が可能となる。
また、上記のスケジュール提案装置において、前記顧客の在宅可能性を推定する推定部を備え、該推定部は、前記顧客に関連する第2の情報に基づいて、曜日ごと及び時間帯ごとのうち少なくとも一方の前記顧客の在宅可能性を推定し、前記抽出部で抽出した前記担当者の対応可能な日時と、前記推定部で推定した前記顧客の在宅可能性に関する情報とをマッチングして、前記顧客に提案するための提案日時を抽出すると好適である。
本構成によれば、顧客の在宅可能性を反映したスケジュールの抽出が可能となるため、顧客の希望する日時により近いスケジュールの提案が可能となる。
また、前記課題は、本発明のスケジュール提案方法によれば、制御部を有する管理装置を用いて、顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案方法であって、前記制御部が、訪問先で行う作業にかかる作業所要時間を算出する算出工程と、前記制御部が、前記算出工程で算出した前記作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出工程と、を備え、前記算出工程では、前記訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、前記作業所要時間を算出すること、により解決される。
また、前記課題は、本発明のスケジュール提案システムによれば、管理装置と、該管理装置と通信可能に接続された顧客端末と、を備えて、顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案システムであって、前記管理装置は、訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、作業所要時間を算出する算出部と、前記算出部で算出した前記作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出部と、前記顧客端末と通信可能な通信部と、を備え、対話システムを利用して、前記顧客端末へ前記抽出部により抽出された前記対応可能な日時を送信すること、により解決される。
また、上記のスケジュール提案方法及びスケジュール提案システムによれば、作業所要時間を算出する際に、予め設定されているベース時間に対して顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加えた時間を作業所要時間として算出するため、顧客ごとに異なる要因が存在する場合、これを考慮した適切な作業所要時間を算出することができる。そして、このように算出された作業所要時間を用いて担当者の対応可能な日時を抽出するため、適切な訪問スケジュール抽出し、提案することができる。
本発明によれば、訪問先で行う作業に要する時間について、顧客に関連する情報を考慮した適切な作業所要時間を予測して、これに基づく適切なスケジュールを提案することができる。
また、本発明によれば、訪問担当者の対応可能なスケジュールに対し、顧客の在宅可能性を考慮した最適なスケジュールを提案し、効率よくスケジュール調整を行うことが可能となる。
スケジュール提案システムの概要を示す図である。 スケジュール提案システムの顧客端末の表示例を示す図である。 スケジュール提案装置の構成を示す図である。 顧客情報データベースの一例を示す図である。 顧客属性データベースの一例を示す図である。 建物情報データベースの一例を示す図である。 スケジュール提案処理の一例を示すフローチャートである。 点検所要時間算出処理の一例を示すフローチャートである。 空きスケジュール抽出処理の一例を示すフローチャートである。 担当者のスケジュールの一例を示す説明図である。 マッチング処理の一例を示すフローチャートである。 在宅可能性データベースの一例を示す図である。 優先順位設定された在宅可能性の高い曜日・時間帯の一例を示す図である。
以下、図1乃至図13に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
<<スケジュール提案システムの概要>>
先ず、本実施形態に係るスケジュール提案装置1(以下、本装置1)を含むスケジュール提案システムS(以下、本システムS)について、その概要を説明する。以下では、本システムSの一例として、お客様(以下、顧客)の住宅を訪問担当者が訪問し、住宅購入後の定期点検を行うサービスにおいて、定期点検のために顧客を訪問する訪問スケジュールを提案するシステムを例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。また、以下に記載する「点検所要時間」とは、住宅の点検作業に要する時間であり、本システムSにおける「作業所要時間」の一例であるが、「作業」は住宅の点検に限られない。
図1は、本装置1を含む本システムSの概要を示す図である。本システムSは、一例として、本装置1、管理用端末2、担当者端末3、顧客端末4を含んで構成されている。本装置1は、例えば不図示の内部ネットワークを介して管理用端末2と通信可能に接続され、また、インターネット等の通信ネットワークNWを介して担当者端末3、顧客端末4と通信可能に接続されている、コンピュータからなる本システムSの管理サーバ(管理装置)である。管理用端末2は、例えば、本システムSを顧客に提供する側のカスタマーサービス部門の担当者が本システムSを管理、運用するために各種情報を入力、更新したり、出力結果を表示させて確認したりするために用いられる端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末である。担当者端末3は、訪問担当者が自身のスケジュールを管理、入力するために用いられる端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末、スマートフォンやタブレット端末等の携帯情報端末とすることができる。また、顧客端末4は、顧客がインターネット等を介して本システムSに接続し、訪問スケジュールの提案を要求したり、訪問スケジュールを確認したりする場合に用いられ、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理端末、スマートフォンやタブレット端末等の携帯情報端末とすることができる。
本システムSは、住宅の定期点検の時期が近付いてきた顧客に対して、定期点検のための訪問の日時を提案するシステムである。
定期点検の対象の住宅、及びその所有者である顧客(以下、対象顧客)に関する情報は、住宅売買時の契約書やアンケート結果等から予め作成されており、この情報から、定期点検の時期が近付いている住宅及びその所有者である対象顧客が把握できるように管理されている。
本システムSでは、本装置1により、定期点検等のサービス提供側の訪問担当者のスケジュールが管理されている。そして、対象顧客に対するスケジュール提案処理S1が実行されると、訪問担当者のスケジュールが効率的になるように考慮された訪問日時が提案される。さらに、対象顧客に関連する情報から、対象顧客が希望する日時を推定して上記訪問担当者のスケジュールとマッチングを行ったうえで、最適な日時を提案する。
なお、スケジュール提案処理S1の実行タイミングとしては、例えば、(a)本システムSにおいて、予め作成されている顧客情報から一定の条件に基づいて、定期点検が近付いている顧客を対象顧客として自動的に抽出し、抽出した対象顧客に対するスケジュール提案処理S1を実行する、(b)本システムSにおいて、定期点検等のサービス提供側の担当者や管理者、又は顧客からの入力を受け付け可能とし、受け付けたタイミングで受け付けた対象顧客に対するスケジュール提案処理S1を実行する、など適宜設定できる。
図2は、本装置1により、訪問のための提案日時が抽出され、顧客端末4へスケジュール情報を配信した後の顧客端末4の表示画面のイメージである。定期点検が近付いてきた所定のタイミングで、定期訪問の時期である旨のメッセージ、訪問日時を提案する旨のメッセージ、及び本装置1により抽出した提案日時を一又は複数配信して顧客端末4のディスプレイに表示し、レコメンドする。
顧客は、レコメンドされた日時から希望日時を選択することにより、スケジュール調整が完了する。レコメンドされた日時の何れも希望しない場合には、「他の日時を希望」を選択することで、当該メッセージが選択されたことが本装置1に送信され、本装置1では、優先順位に従って次に提案可能な日時を一又は複数レコメンドする。
また、レコメンドされた日時とは異なる曜日を希望する場合には、「他の曜日を希望」という選択肢を選択可能としてもよい。「他の曜日を希望」が選択されると、当該メッセージが選択されたことが本装置1に送信され、本装置1では、提案可能な曜日を配信する。
さらに、顧客の希望日時がレコメンドされた日時の何れとも適合しない場合には、顧客自身で日時指定可能としてもよい。この場合、カレンダーを表示して、カレンダーから日付を選択可能とし、操作性を向上させてもよい。
上記のお知らせ及び提案日時に関する情報は、例えばチャットボットシステムのようなテキストを用いた対話システムを利用して配信することができる。これにより、顧客からのアクセスを待たずとも訪問日時を提案でき、且つ顧客が簡単な操作のみで日時を予約し、確定できるため、手間をかけずに迅速にスケジュール調整を完了できる。また、顧客は携帯端末等で随時情報が確認できるため、定期点検を忘れることがない。
本システムSにおいては、顧客にレコメンドする訪問日時を抽出する処理において、後述する顧客に関する各種情報に基づく抽出処理を実行し、訪問担当者のスケジュールの中から最適なスケジュールを抽出できるため、訪問担当者側にとっても効率的なスケジュールを提示することが可能となる。さらに、顧客の希望に近いと考えられる訪問日時を推定して提案するため、顧客の希望を考慮したスケジュールの提案が可能となる。
<<スケジュール提案装置の構成>>
次に、本実施形態にかかる本装置1の構成を説明する。本実施形態の本装置1の構成図を図3に示す。本装置1は、制御部10、記憶部11、通信部12を備えたコンピュータからなる管理サーバ(管理装置)である。
制御部10は、例えば中央演算処理装置(Central Processing Unit)を含んで構成され、記憶部11に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行すると共に、管理サーバ1の各部を制御する。
制御部10は、受付部10A、算出部10B、抽出部10C、推定部10D、出力部10Eを備えている。受付部10Aは、通信部12を介して受信したデータや、本装置1に直接接続された入力機器からの入力データ等を受け付け、制御部10の他の処理部への受け渡しを実行する。算出部10Bは、受付部10Aから受け付けたデータや記憶部11に記憶されている各種データを用いて演算処理を行う。一例として、後述する点検所要時間の算出や、合計所要時間の算出を行う。抽出部10Cは、記憶部11に記憶されている各種データを用いて演算処理を行う。一例として、後述する担当者の空きスケジュールの抽出を行う。推定部10Dは、記憶部11に記憶されている各種データを用いて演算処理を行う。一例として、顧客の在宅可能性を推定する処理を実行する。さらに、担当者の空きスケジュールと顧客の推定される希望スケジュール(在宅可能性の高い日時)とのマッチング処理を実行してもよい。出力部10Eは、演算された結果を出力する処理を実行する。
なお、制御部10は、上記した各処理部以外にも、他の処理を行う処理部を備えていてもよく、また以下で説明する各処理部による処理は一例であり、制御部10の他の処理部で各処理を実施するように改変してもよいことは勿論である。
記憶部11は、例えばROM,RAM等のメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク装置を含んで構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、制御部10のワークメモリとしても機能する。なお、記憶部11には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体を含むこととしてよい。
通信部12は、通信ネットワークNW、不図示の内部ネットワークと接続し、これらのネットワークに接続する管理用端末2、担当者端末3、顧客端末4等の通信機能を有する各種デバイスと通信する。
<<記憶部の各データベースの構成>>
記憶部11は、管理用端末2、担当者端末3、顧客端末4等から入力される各種データや、制御部10により演算処理された結果の各種データを記憶している。例えば、本実施形態においては、点検所要時間データベース11A、顧客情報データベース11B、顧客属性データベース11C、建物情報データベース11D、担当者スケジュールデータベース11E、HEMS情報データベース11F、地図情報データベース11G、渋滞情報データベース11H、天気情報データベース11I、在宅可能性データベース11Jが記憶されている。上記各データベースの構成について、以下に説明する。
点検所要時間データベース11Aは、住宅の定期点検や住宅の特定のシステム点検に要するベース時間が記録されたデータであり、点検種別と、点検種別ごとの点検にかかるベース時間が記憶されている。点検種別とは、例えば、住宅購入後の定期点検にかかる1年点検、3年点検、5年点検等の種別や、定期点検とは別に顧客からの要望による住宅内の特定のシステムや機能、構造にかかる点検の種別である。点検所要時間データベース11Aには、例えば、「1年点検」の所要時間は「1時間」、「3年点検」の所要時間は「1.5時間」、定期点検とは別に「空調システム」に特化した点検の所要時間は「0.5時間」というように、点検種別ごとの所要時間のベース時間が記憶されている。
図4に、顧客情報データベース11Bの一例を示す。顧客情報データベース11Bは、住宅を購入した顧客に関する情報が記録されたデータベースであり、図4に示されるように、顧客を識別するための顧客識別番号(以下、顧客ID)、世帯主の氏名、住所、属性(図4では属性ID)、住宅の延床面積を示す区分(図4では建物ID)、住宅の商品種別(図4では商品ID)、住宅の引き渡し日、家族情報(家族構成,職業,年齢,性別等)、次回の定期点検の点検種別、アンケート結果情報などが記憶されている。ここで、顧客の属性とは、その顧客の特性、例えば、価値観、性格、習慣等をいくつかの区分に分類した情報であり、具体的には、例えば、細心、寛容、標準、のような情報が記憶されている。本実施形態では、顧客情報データベース11Bには属性IDが記憶されており、当該情報により、後述する顧客属性データベース11Cに記憶されている顧客の属性と対応(紐付け)可能に構成されている。
なお、顧客の属性や家族情報は、顧客の契約情報、アンケート結果等から得られた情報や、担当者が実際に顧客対応したときに得られた情報などから作成されるデータであり、本システムSで利用される際には予め登録されている情報である。また、管理用端末2を介しての情報の更新も可能である。
図5に、顧客属性データベース11Cの一例を示す。顧客属性データベース11Cには、属性ID、属性、及び属性に応じた点検所要時間の調整時間が記録されている。属性とは、顧客情報データベース11Bで説明したものと同様であり、顧客の特性、例えば、価値観、性格、習慣等をいくつかの区分に分類した情報である。調整時間とは、点検所要時間において、標準となるベース時間に加減算される時間である。
例えば、属性が「標準」及び「寛容」に対する調整時間は「0」、属性が「やや細心」に対応する調整時間は「+10分」、属性が「細心」に対応する調整時間は「+20分」と記録されている。これらの情報は予め設定されている情報である。なお、本実施形態においては、調整時間にはゼロまたはプラス(正)の値が設定されているが、マイナス(負)の値が設定されていてもよい。
図6に、建物情報データベース11Dの一例を示す。建物情報データベース11Dは、顧客の所有する建物に関連する情報を記録しているデータベースであり、建物又は商品を識別するID、住宅の延床面積と延床面積に応じた点検所要時間の調整時間、及び/又は建物の仕様に応じた建物の商品種別と商品種別に応じた点検所要時間の調整時間が記録されている。図6中、(a)は延床面積ごとの調整時間が記録された例であり、(b)は商品種別ごとの調整時間が記録された例である。延床面積に応じた時間としては、(a)に示すように、例えば、延床面積が「100mまで」の調整時間は「0」、「100m超120mまで」の調整時間は「+15分」、「120m超130mまで」の調整時間は「+20分」と記録されている。同様に、商品種別に応じた時間としては、(b)に示すように、商品種別ごとの調整時間が例えば「0」、「+10分」、「+15分」と記録されている。住宅等の建物の商品種別に応じて建物の仕様が異なるため、建物の仕様に応じて点検に要する時間も変動する場合がある。従って、建物の仕様に応じた調整時間を考慮することで、より的確な点検所要時間を設定することができるようになる。
これらの情報は予め設定されている情報である。
なお、延床面積ごとの調整時間に関する情報と、商品種別ごとの調整時間に関する情報の両方を用いる場合は、別々のデータベースとして記録及び管理されていてもよいが、共通のデータベース内で管理して、何れの情報であるかが識別可能な識別IDを各レコードに付与して情報種別を識別するようにしてもよい。
担当者スケジュールデータベース11Eは、担当者ごとのスケジュールを管理するデータベースであり、一例として、担当者及び訪問スケジュールごとに、開始日時、終了日時、訪問先顧客、訪問先住所等の情報が記録されている。複数の担当者の情報を本データベースで一括管理している。
HEMS情報データベース11Fは、顧客の住宅から収集したHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)に関する情報が集積されている。例えば、顧客ID、日時、顧客IDごと且つ日時ごとの消費電力量などが記憶されている。
地図情報データベース11Gは、住所から直線距離や道のり距離(道路距離)が取得可能な情報、例えば住所と緯度・経度に関する情報及び道路情報などが記憶されている。渋滞情報データベース11Hは、過去の渋滞情報が蓄積されたデータベースであり、例えば地域、曜日、時間帯などに応じた渋滞度又は渋滞による加算時間等が記憶されている。天気情報データベース11Iは、地域、日時ごとに過去の天気情報が蓄積されている。また先の日付の情報については天気予報を取り込んで記憶してもよい。なお、在宅可能性データベース11Jについては後述する。
<<スケジュール提案処理>>
図7〜図13を参照して、本装置1により実行されるスケジュール提案処理S1について説明する。本実施形態に係るスケジュール提案処理S1は、図7に示すように、点検所要時間算出処理S10、空きスケジュール抽出処理S20、マッチング処理S30、出力処理S40を含んで構成され、これらを順に実行する。なお、後述するように、マッチング処理S30を実行せずに空きスケジュール抽出処理S20で得られた結果を出力処理S40で出力してもよい。各処理の詳細を以下に説明する。
<<点検所要時間算出処理>>
点検所要時間算出処理S10は、住宅の点検作業に要する時間である、点検所要時間を算出する処理である。本処理は、受付部10A及び算出部10Bにより実行される。
図8に示すように、先ず、ステップS101において、受付部10Aが訪問先、すなわち訪問スケジュールを提案する対象顧客(以下、対象顧客)の顧客識別情報を受け付ける。顧客識別情報の受け付けは、例えば、本装置1に接続されている管理用端末2、担当者端末3、顧客端末4の何れかの端末からの入力情報を受け付ける。
なお、顧客識別情報とは顧客を一意に特定するための情報であり、例えば顧客IDや電話番号などである。以下の説明においては、顧客識別情報が顧客IDである場合を例にして説明する。
次に、算出部10Bが、点検所要時間を算出する(ステップS102〜S106)。ステップS102では、受け付けた顧客IDに基づき、顧客情報データベース11Bを参照し、次回の定期点検の点検種別を取得する。点検種別には、「1年点検」、「3年点検」等の点検の種別が設定されている。なお、本ステップでは、受け付けた顧客IDからこれに紐付いた点検種別を取得するが、前ステップにおいて、顧客IDと共に点検種別を入力し、受付部10Aが受け付けるようにしてもよい。
また、顧客識別情報及び点検種別を各端末から受け付けるのではなく、本装置1の顧客情報データベース11Bから別途の処理の実行により予め抽出された、定期点検の時期が近付いてきた顧客の顧客識別情報及び当該顧客の点検種別を用いて、以降の処理を実行するようにしてもよい。
ステップS103において、ステップS102で取得した点検種別に基づき点検所要時間データベース11Aを参照して、点検種別に対応するベース時間を取得する。例えば、点検種別が「1年点検」の場合、ベース時間として設定されている時間が「1時間」であれば、この値を取得する。
ステップS104において、ステップS101で受け付けた顧客IDに基づき顧客情報データベース11B及び顧客属性データベース11Cを参照して、対象顧客の属性に対応する調整時間を取得する。例えば、対象顧客の性格が「やや細心」である場合には、「+10分」を調整時間として取得する。なお、顧客の属性は、調整時間を取得するための顧客に関連する第1の情報の一例である。
ステップS105において、顧客IDに基づき顧客情報データベース11B及び建物情報データベース11Dを参照して、対象顧客の住宅の延床面積に対応する調整時間、及び/又は住宅の商品種別に対応する調整時間を取得する。例えば、対象顧客の住宅の延床面積が110mであれば「+15分」を調整時間として取得し、さらに商品種別が「G型」であれば「0分」を調整時間として取得する。延床面積に対応する調整時間と住宅の商品種別に対応する調整時間は、両方を用いてもよく、また何れか一方のみを用いてもよい。なお、建物情報としての延床面積及びの商品種別(建物の仕様)は、調整時間を取得するための顧客に関連する第1の情報の一例である。
そして、ステップS106において、上記で取得したベース時間、顧客属性に対応する調整時間、及び建物に関する調整時間をすべて合算して点検所要時間として算出し、算出した所要時間を記憶部11の一時記憶領域に書き込んだ後、点検所要時間算出処理S10を終了する。例えば、上述した例では、それぞれの時間を合算した結果、点検所要時間として「1時間25分」が得られる。
<<空きスケジュール抽出処理>>
空きスケジュール抽出処理S20は、訪問担当者の前の居所から訪問先への移動にかかる所要時間(以下、前移動時間)、及び訪問先から次の居所への移動にかかる所要時間(以下、後移動時間)を算出して、住宅の点検作業に要する点検所要時間と、訪問担当者の前移動時間及び後移動時間(以下、移動所要時間)との合計所要時間を算出し(合計所要時間=点検所要時間+移動所要時間)、訪問可能な空きスケジュールを抽出する処理である。本処理は、算出部10B及び抽出部10Cにより実行される。
図9に示すように、先ず、算出部10Bが合計所要時間を算出する(ステップS201〜S208)。ステップS201において、点検所要時間算出処理S10で算出した点検所要時間を記憶部11の一時記憶領域から読み出して取得する。
ステップS202において、訪問先の位置情報を取得する。訪問先の位置情報としては、顧客IDに基づき顧客情報データベース11Bを参照して、対象顧客の住所を取得する。対象顧客の住所と訪問先の住所が異なる場合、例えば対象顧客が自身の住所以外の場所に定期点検の対象となる建物を所有している場合には、定期点検の対象となる建物の住所を顧客情報データベース11B又は別途のデータベースに記憶しておき、それを取得するようにしてもよい。
ステップS203において、担当者スケジュールデータベース11Eを参照し、ステップS201で取得した点検所要時間以上空いているスケジュールを抽出する。具体的には、担当者スケジュールデータベース11Eには複数の訪問担当者のスケジュールが、日時及び担当者ごとに記憶されている。そして、例えば1年点検であれば、対象顧客の住宅の引き渡し日から1周年に当たる日を点検基準日として、その点検基準日の前後1週間などの所定期間内の日付のうち、点検所要時間以上空いている日付、担当者、空き時間開始時刻、同終了時刻に関する情報を抽出する。
ステップS204において、ステップS203で抽出した情報から、空き時間の前のスケジュールにおける居所、すなわち空き時間の直前の訪問予定の居所(以下、前居所)を取得する。なお、前のスケジュールが無い場合には、前居所にその担当者の勤務先の住所を設定する。
ステップS205において、前居所から訪問先住所への推定前移動時間を算出する。推定前移動時間は、地図情報データベース11Gから前居所と訪問先住所の距離情報を取得して算出する。また、渋滞情報データベース11Hから過去の渋滞情報を参照し、地域、曜日、時間帯などから渋滞度又は加算時間を取得して、渋滞度又は加算時間を考慮した移動時間を算出するようにしてもよい。さらに、天気情報データベース11Iを参照し、日付及び時間帯から過去の天気実績や該当日の天気予報を参照し、天気を考慮した移動時間を算出するようにしてもよい。
ステップS206において、ステップS203で抽出した情報から、空き時間の後のスケジュールにおける居所、すなわち空き時間の直後の訪問予定の居所(以下、後居所)を取得する。なお、後のスケジュールが無い場合には、後居所にその担当者の勤務先の住所を設定する。
ステップS207において、訪問先住所から後居所への推定後移動時間を算出する。推定後移動時間の算出方法については、前居所から訪問先への推定前移動時間を算出する処理と同様、地図情報データベース11Gから訪問先住所と後居所との距離情報を取得して算出する。また、渋滞情報データベース11H、天気情報データベース11Iを参照して算出してもよい。
そして、ステップS208において、点検所要時間に上記で算出した推定前移動時間と推定後移動時間とを合算し、合計所要時間を算出する。
続いて、抽出部10Cが担当者の空きスケジュール、すなわち利用可能(訪問可能)なスケジュールを抽出する(ステップS209〜S212)。ステップS209において、空き時間と合計所要時間とを比較し、空き時間が合計所要時間以上である場合(ステップS209:Yes)、利用可能な空きスケジュールであると判断して、当該空きスケジュールを抽出する(ステップS210)。空き時間が合計所要時間未満である場合には(ステップS209:No)、当該空きスケジュールは抽出対象外と判断し、ステップS211へ進む。
何れの場合も、判断対象期間の日付、担当者、空きスケジュールのデータが無くなるまで(ステップS211:No)、ステップS203に戻り、処理を繰り返す。
空きスケジュールのデータが無くなると(ステップS211:Yes)、ステップS212では、抽出された一又は複数の利用可能な空きスケジュールに優先順位を設定する。優先順位は、顧客へ提案するスケジュールの順番であり、一定のルールに従って決定する。
例えば、空きスケジュールに訪問スケジュールを設定した場合に残りの空き時間、すなわち前後のスケジュールとの空き時間が最も短くなり、最も効率の良いスケジュールから順に優先順位を付与する。言い換えれば、空きスケジュールと合計所要時間との時間の差が最小になるものから順に優先順位を設定する。一例として、合計所要時間が「2時間30分」であった場合で、3時間の空きスケジュールと4時間の空きスケジュールが候補として抽出された場合には、各空きスケジュールと合計所要時間との差は、それぞれ30分と1時間30分であるため、差が小さい3時間の空きスケジュールの優先順位が最も高く、4時間の空きスケジュールの優先順位が2番目となる。
別の例としては、担当者の前移動時間と後移動時間を合計した移動所要時間が最小になるものから順に優先順位を設定する。
そして、抽出された一又は複数の空きスケジュールを設定された優先順位と共に記憶部11の一時記憶領域に書き込んで、処理を終了する。
空きスケジュールの抽出及び優先順位の設定について、図10を参照し、より詳細に説明する。
ステップS201で点検所要時間として「1時間25分」が得られたとする。また、特定の期間のスケジュールに関し、担当者スケジュールデータベース11Eには、図10で示すスケジュールに関する情報が記憶されているとする。
すなわち、10月1日の担当者Aさんのスケジュールでは、10時〜13時までの3時間の空きスケジュール(1)と、16時〜18時までの2時間の空きスケジュール(2)が存在する。10月1日の担当者Bさんのスケジュールでは、9時〜10時までの1時間の空きスケジュール(3)と、13時〜18時までの5時間の空きスケジュール(4)が存在する。10月2日の担当者Aさんのスケジュールでは、15時〜17時30分までの2時間30分の空きスケジュール(5)が存在する。
上記の状態での担当者スケジュールに対し、ステップS203では、先ず空きスケジュール(1)が読み出されて、空きスケジュール(1)の時間が点検所要時間(1時間25分)以上であるので、当該空きスケジュールが抽出される。そして、当該スケジュールの前後のスケジュールの居所からステップS204〜S207において推定前移動時間と推定後移動時間を算出する。この移動時間が、例えばそれぞれ30分、35分とすると、合計所要時間は「2時間30分」となる。空きスケジュール(1)の時間と合計所要時間を対比すると、「3時間>2時間30分(差分=30分)」であるため、ステップS210において、空きスケジュール(1)を利用可能な空きスケジュールとして抽出しておく。
次に、ステップS203に戻って、空きスケジュール(2)が読み出され、空きスケジュール(2)の時間(2時間)が点検所要時間(1時間25分)以上であるので、当該空きスケジュールが抽出される。そして、当該スケジュールの前後のスケジュールの居所からステップS204〜S207において、推定前移動時間と推定後移動時間を算出する。例えばそれぞれ40分、35分とすると、合計所要時間は「2時間40分」となる。空きスケジュール(2)の時間と合計所要時間を対比すると、「2時間<2時間40分」であるため、ステップS210において、空きスケジュール(2)は利用可能な空きスケジュールとしては抽出されない。
次に、ステップS203に戻って、空きスケジュール(3)が読み出されるが、空きスケジュール(3)の時間(1時間)が点検所要時間(1時間25分)未満であるので、このスケジュールは利用できないため、抽出されない。続いて、空きスケジュール(4)が読み出され、当該スケジュールの前後のスケジュールの居所からステップS204〜S207において、推定前移動時間と推定後移動時間を算出する。例えばそれぞれ50分、30分とすると、合計所要時間は「2時間45分」となる。空きスケジュール(4)の時間と合計所要時間を対比すると、「5時間>2時間45分(差分=2時間15分)」であるため、ステップS210において、空きスケジュール(4)を利用可能な空きスケジュールとして抽出する。
同様に処理を繰り返し、空きスケジュール(5)の推定前移動時間と推定後移動時間が例えばそれぞれ30分、30分とすると、合計所要時間は「2時間30分」となる。空きスケジュール(5)の時間と合計所要時間を対比すると、「2時間30分=2時間30分(差分=0分)」であるため、ステップS210において、空きスケジュール(5)を利用可能な空きスケジュールとして抽出する。
最終的には、空きスケジュール(1),(4),(5)が抽出され、優先順位としては、時間の差分が小さい順にそれぞれ、優先順位2、優先順位3、優先順位1が設定される。
優先順位順にスケジュールを並べると、以下のとおりとなる。
・10月2日、Aさん、15時〜17時30分(空きスケジュール(5))
・10月1日、Aさん、10時〜13時(空きスケジュール(1))
・10月1日、Bさん、13時〜18時(空きスケジュール(4))。
ただし、顧客へは担当者を提示しないため、顧客端末4へは、優先順位に従って、また前移動時間を考慮して、たとえば、以下のように表示する。
・10月2日 15:30〜17:00
・10月1日 11:00〜12:30
・10月1日 13:30〜15:00。
なお、ステップS212における優先順位設定処理は、実行しなくてもよい。上記のルールによる優先順位を設定しない場合には、ステップS211終了までに抽出した空きスケジュールの情報を適宜、例えば、日付−時間順に並べ替えて出力することとしてもよい。
<<マッチング処理>>
マッチング処理S30では、空きスケジュール抽出処理S20で得られた利用可能な空きスケジュールと、対象顧客の在宅可能性から推定される希望日時とをマッチングして、最適な日時と推定されるスケジュールから順に優先順位を設定して、抽出する。本処理は、推定部10Dにより実行される。これにより、対象顧客の都合がつきそうな日時を推定して、最適な訪問日時をレコメンドすることができる。
図11に示すように、推定部10Dは、ステップS301において、空きスケジュール抽出処理S20で抽出した利用可能な空きスケジュールを優先順位と共に記憶部11の一時記憶領域から読み出して取得する。
ステップS302において、顧客IDに基づいて顧客情報データベース11Bを参照し、家族情報やアンケート結果情報から、在宅の可能性が高い日時を推定する。例えば、家族情報及びアンケート結果情報として、家族構成、年齢、共働きか否か、子供を送り迎えする必要があるか否か、等に関する情報が記録されている場合、これらの情報を考慮して、在宅の可能性が高い曜日や時間帯を推定する。曜日としては、具体的な曜日で特定してもよく、又は、平日/土曜/日曜という区分にしてもよい。時間帯としては、例えば、数時間ごとに区切ってもよく、又は、午前/午後/夕方という区分にしてもよい。家族情報及びアンケート結果情報は、在宅可能性推定のための顧客に関連する第2の情報の一例である。
そして、推定した対象顧客の在宅可能性に関する情報を、一時的なデータベースとしての在宅可能性データベース11Jに出力する。
図12に在宅可能性データベース11Jの一例を示す。在宅可能性データベース11Jには、曜日及び/又は時間帯ごとに、上記で推定された情報としての在宅可能性の高さを示すスコア、及び該スコアに基づく優先順位が設定される。図12中、(a)は曜日に対してスコア及び順位が設定された例であり、(b)は10時〜19時まで(12時〜13時を除く)を2時間ごとに区切った時間帯に対するスコア及び順位が設定された例である。何れも、スコアの値が大きい方が、在宅可能性が高いことを示している。
図12に示す例では、曜日の在宅可能性は「土曜日」が最も高く、次に「水曜日」が高い。また、時間帯の在宅可能性は「10時〜12時」が最も高く、次に「13時〜15時」が高い。
なお、曜日ごとの在宅可能性に関する情報と、時間帯ごとの在宅可能性に関する情報の両方を用いる場合は、別々のデータベースとして記録されていてもよいが、共通のデータベース内で管理して、何れの情報であるかが識別可能な識別IDを各レコードに付与して情報種別を識別するようにしてもよい。
ステップS303において、顧客IDに基づいてHEMS情報データベース11Fを参照し、対象顧客の住宅のHEMS情報から在宅の可能性が高い日時を推定する。HEMS情報としては各種の情報が収集されているが、例えば、消費電力量を分析し、消費電力量が大きい曜日、時間帯は、在宅の可能性が高いと推定される。HEMS情報は、在宅可能性推定のための顧客に関連する第2の情報の一例である。
そして、ステップS302で生成した在宅可能性データベース11Jに対して、HEMS情報から推定した在宅可能性を示すスコアをさらに加味して在宅可能性データベース11Jを更新する。例えば、家族情報やアンケート結果情報から得られたスコアと、HEMS情報から得られたスコアの合計値を、最終的なスコアとして更新することができる。または、各スコアの平均値を最終的なスコアとしてもよい。
なお、ステップS302,S303の順序はこれに限られず、何れが先に実行されてもよい。また、何れか一方の処理のみを実行して在宅可能性を判断してもよい。
また、本実施形態においては、在宅可能性データベース11Jは一時的なデータベースとして説明したが、他のデータベースと同様、常時記憶部11に記憶されているデータベースであってもよい。
ステップS304において、ステップS302,S303で推定した対象顧客の曜日ごとの在宅可能性と時間帯ごとの在宅可能性を統合し、一定のルールに従って対象顧客の在宅可能性の高い曜日・時間帯に優先順位を設定する。一例として、スコアが0.5を基準とし、0.5以上のスコアについては在宅可能性が高いと判断する。この場合は、0.5未満のスコアの曜日、時間帯は提案対象外となる。また、一例として、本実施形態においては、曜日と時間帯のそれぞれに設定されている優先順位のうち、曜日の優先順位を優先する。さらに、曜日、時間帯のそれぞれにおいて、より混み合わないと予測される曜日、時間帯を優先するように調整してもよい。例えば、曜日では月曜や土曜は混み合う可能性が高く、また時間帯では午前が混み合う可能性が高いと設定されている場合には、これら以外の曜日、時間帯を優先して優先順位を設定してもよい。このように調整することにより、スケジュールが競合することを抑制でき、より効率的なスケジュールの提案が行える。
図13に、ステップS304において図12の推定結果から優先順位が設定された例を示す。在宅可能性が高い曜日としては、スコアが0.5以上の「土曜日」及び「水曜日」が抽出されるが、混み合う可能性を考慮して土曜日よりも水曜日を優先する。在宅可能性が高い時間帯としては、スコアが0.5以上の「10時〜12時」及び「13時〜15時」が抽出されるが、混み合う可能性を考慮して10時〜13時よりも13時〜15時を優先する。その結果、曜日と時間帯を掛け合わせ、曜日を時間帯よりも優先して「水曜日:13時〜15時」に優先順位1が設定され、以降、「水曜日:10時〜12時」、「土曜日:13時〜15時」、「土曜日:13時〜15時」という順で優先順位2〜4が設定される。
ステップS305では、対象顧客の在宅可能性の高い曜日・時間帯を、ステップS304で設定した優先順位の高い順に、ステップS301で取得した担当者の空きスケジュールとマッチングさせて、マッチング対象の曜日・時間帯に最も近い担当者の空きスケジュールから順に抽出する。このとき、マッチングの条件として、担当者の空きスケジュールの時刻から、推定前移動時間及び推定後移動時間を除いた時刻の範囲内でマッチングしてもよい。
そして、抽出された空きスケジュールのうち、優先順位の高い空きスケジュールから順番に最終的な優先順位を設定して、空きスケジュールを対象顧客に提案すべき提案日時(提案スケジュール)として記憶部11の一時記憶領域に書き込んで、処理を終了する。
上記実施形態では、ステップS304において、対象顧客の曜日ごとの在宅可能性と時間帯ごとの在宅可能性の情報を、曜日+時間帯の情報に統合し、当該情報に優先順位を設定したが、これに限られない。ステップS304を実行せず、ステップS302,S303の両方もしくは一方によって作成された曜日ごとの在宅可能性及び/又は時間帯ごとの在宅可能性を担当者の空きスケジュールとマッチングしてもよい。例えば、優先順位の高い曜日のみをマッチングして最適な曜日を提案スケジュールとして提案してもよい。また、例えば日付の候補が確定している場合には、優先順位の高い時間帯のみをマッチングして最適な時間帯を提案スケジュールとして提案してもよい。なお、ステップS304で得られた空きスケジュールの情報から曜日のみ又は時間のみを提案してもよいことは勿論である。
また、上記実施形態では、マッチング処理S30は推定部10Dにより実行されるものとして説明したが、制御部10における何れの処理部で行ってもよい。たとえば、対象顧客の在宅可能性の推定(ステップS301〜S304)を推定部10Dにより実行し、担当者の空きスケジュールとのマッチング(ステップS305)を別途設けたマッチング部(不図示)により実行してもよい。
<<出力処理・送信処理>>
出力処理S40では、出力部10Eは、マッチング処理S30で優先順位が付与された空きスケジュールを記憶部11の一時記憶領域から読み出して取得し、優先順位の高いものから順に、所定の数、例えば2つの提案スケジュール情報を通信部12へ出力する。提案スケジュール情報は、例えば、提案する訪問日付、訪問時刻を含んでいる。
なお、上述したように、マッチング処理S30を行わず、空きスケジュール抽出処理S20で抽出された結果を、スケジュールの効率性を考慮して設定された優先順位に基づいて出力するようにしてもよい。その場合は、記憶部11の一時記憶領域には、空きスケジュール抽出処理S20で抽出された空きスケジュールが記憶されているため、出力部10Eは同様に、記憶されている空きスケジュールを一時記憶領域から読み出して取得し、空きスケジュール抽出処理S20で設定された優先順位の高いものから順に、所定の数の提案スケジュール情報を通信部12へ出力すればよい。
通信部12は、これらの提案スケジュール情報を、要求があった端末に送信する。
送信された提案スケジュール情報は、図2に示されるように、チャットボットアプリを介して顧客端末上に表示され、顧客は希望するスケジュールを選択することで、簡単かつ迅速に訪問スケジュールを決定することができる。
上記実施形態では、顧客の住宅の定期点検を目的として訪問担当者が顧客の住宅を訪問するためのスケジュールを提案するシステムを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、顧客の住宅の定期点検以外の随時発生し得る点検、修理のための訪問であってもよい。また、顧客の住宅に限られず、顧客が所有するマンション棟やビル等の建物等、建築物の点検や修理の目的であってもよい。また、顧客を訪問して機器の点検や修理、物品の販売、診察、面談等のサービスを提供する場合のスケジュール管理にも適用でき、さらには、顧客がサービス提供機関を来訪して同様のサービスを受ける場合のスケジュール管理にも同様に適用できるものである。
1 管理サーバ(管理装置、スケジュール提案装置)
2 管理用端末
3 担当者端末
4 顧客端末
10 制御部
10A 受付部
10B 算出部
10C 抽出部
10D 推定部
10E 出力部
11 記憶部
11A 点検所要時間データベース
11B 顧客情報データベース
11C 顧客属性データベース
11D 建物情報データベース
11E 担当者スケジュールデータベース
11F HEMS情報データベース
11G 地図情報データベース
11H 渋滞情報データベース
11I 天気情報データベース
11J 在宅可能性データベース
12 通信部
NW 通信ネットワーク
S スケジュール提案システム

Claims (9)

  1. 顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案装置であって、
    訪問先で行う作業にかかる作業所要時間を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した前記作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出部と、
    を備え、
    前記算出部は、前記訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、前記作業所要時間を算出することを特徴とするスケジュール提案装置。
  2. 前記顧客に関連する第1の情報は、顧客属性、及び顧客の所有する建物に関する情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール提案装置。
  3. 前記顧客属性は、顧客の価値観を含むことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール提案装置。
  4. 前記顧客の所有する建物に関する情報は、延床面積、及び建物の仕様の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のスケジュール提案装置。
  5. 前記算出部は、前記担当者のスケジュール情報から、前後のスケジュールにおける居所を取得して、前の居所から前記訪問先への前移動時間及び前記訪問先から後の居所の後移動時間を算出し、前記前移動時間及び後移動時間を前記作業所要時間に加算した合計所要時間を算出し、
    前記抽出部は、前記合計所要時間に基づいて、前記担当者の対応可能な日時を抽出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスケジュール提案装置。
  6. 前記抽出部は、前記担当者の対応可能な日時を複数抽出し、抽出した複数の日時に対して、前後のスケジュールとの空き時間が短くなるもの、又は前記前移動時間及び後移動時間の合計時間が短くなるものの順に優先順位を設定することを特徴とする請求項5に記載のスケジュール提案装置。
  7. 前記顧客の在宅可能性を推定する推定部を備え、
    該推定部は、前記顧客に関連する第2の情報に基づいて、曜日ごと及び時間帯ごとのうち少なくとも一方の前記顧客の在宅可能性を推定し、
    前記抽出部で抽出した前記担当者の対応可能な日時と、前記推定部で推定した前記顧客の在宅可能性に関する情報とをマッチングして、前記顧客に提案するための提案日時を抽出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のスケジュール提案装置。
  8. 制御部を有する管理装置を用いて、顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案方法であって、
    前記制御部が、訪問先で行う作業にかかる作業所要時間を算出する算出工程と、
    前記制御部が、前記算出工程で算出した前記作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出工程と、
    を備え、
    前記算出工程では、前記訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、前記作業所要時間を算出することを特徴とするスケジュール提案方法。
  9. 管理装置と、該管理装置と通信可能に接続された顧客端末と、を備えて、顧客を訪問するスケジュールを提案するスケジュール提案システムであって、
    前記管理装置は、
    訪問先で行う作業に対応した予め設定されたベース時間に、前記顧客に関連する第1の情報に基づく調整時間を加算して、作業所要時間を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した前記作業所要時間に基づき、訪問する担当者の対応可能な日時を抽出する抽出部と、
    前記顧客端末と通信可能な通信部と、
    を備え、対話システムを利用して、前記顧客端末へ前記抽出部により抽出された前記対応可能な日時を送信することを特徴としたスケジュール提案システム。

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