JP2019218896A - 車両用部品及びこれを備えた燃料ポンプ - Google Patents

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寛企 村上
健 寺崎
Ken Terasaki
健 寺崎
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Masayuki Suganami
正幸 菅波
雅史 根本
Masafumi Nemoto
雅史 根本
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Abstract

【課題】そこで、本発明は、溶接部に発生する応力を低減し、疲労強度を向上させる車両用部品、又はこれを備えた燃料ポンプを提供することを目的とする。【解決手段】第1金属部品と、前記第1金属部品に形成される挿入穴に挿入されて固定される第2金属部品と、により構成される車両用部品において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する溶接部と、前記溶接部に対して溶接方向の側において、かつ前記溶接部から離れた位置において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する固定部と、を備え、前記固定部において前記第2金属部品が前記挿入穴の外径に対し径方向外側にはみ出る径方向長さが40μm以上となるように構成された。【選択図】 図6

Description

本発明は車両用部品について、特にエンジンに燃料を高圧で供給する燃料ポンプに関する。
近年、自動車のエンジンに燃料を供給する燃料ポンプ(高圧燃料供給ポンプ)では、燃料圧力を上昇することで燃費を向上させる技術が開発されており、より高圧に耐える溶接構造が求められている。溶接部を含む燃料供給ポンプでは、疲労強度を向上するため、特開2016−151185号公報(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「媒体の圧力が作用する空間が内部に形成された第1部材と、前記第1部材に嵌め合う第2部材と、前記空間の外周側に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とを溶接して連結する環状溶接部を備え、前記環状溶接部は、当該環状溶接部の内周側の前記第1部材との境界と前記第2部材との境界とを結ぶ内周側曲面の垂線に対して、所定角だけ傾斜して形成されていることを特徴とする接合体」という記載がある。
特開2016−151185号公報
燃料供給ポンプは、円柱状空間が内部に形成された複数の部材を含んで構成される。この複数の部材が溶接されて環状溶接部を形成し、その内部の円柱状空間に媒体(燃料)が流れる。特に燃料供給ポンプは吐出圧力が20MPa以上の高圧燃料を吐出することが要求されるなど、高圧化が促進されている。この場合には、溶接部の表面に応力が発生し、溶接の疲労強度が低下する虞があることを本発明者は見出したものである。
そこで、本発明は、溶接部に発生する応力を低減し、疲労強度を向上させる車両用部品、又はこれを備えた燃料ポンプを提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、第1金属部品と、前記第1金属部品に形成される挿入穴に挿入されて固定される第2金属部品と、により構成される車両用部品において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する溶接部と、前記溶接部に対して溶接方向の側において、かつ前記溶接部から離れた位置において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する固定部と、を備え、前記固定部において前記第2金属部品が前記挿入穴の外径に対し径方向外側にはみ出る径方向長さが40μm以上となるように構成された。
本発明によれば、溶接部に発生する応力を低減し、疲労強度を向上させる車両用部品、又はこれを備えた燃料ポンプを提供することが可能となる。
本発明のその他の構成、作用、効果については以下の実施例において詳細に説明する。
燃料ポンプが適用されたエンジンシステムの構成図を示す。 燃料ポンプの縦断面図である。 燃料ポンプの上方から見た水平方向断面図である。 燃料ポンプの図2と別方向から見た縦断面図である。 溶接前の接合体60の断面図である。 溶接後の接合体60の断面図である。 嵌合部1fを単に圧入した場合と焼きばめ(もしくは冷やしばめ)した場合の図6のA点〜G点における応力を数値解析により算出した結果である。 本発明の実施例2における溶接後の接合体の断面図である。 本発明の実施例3における溶接後の接合体の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず本発明の第一実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すエンジンシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。破線で囲まれた部分が高圧燃料ポンプ(以下、燃料ポンプと呼ぶ)の本体を示し、この破線の中に示されている機構・部品はボディ1(ポンプボディと呼んでも良い)に一体に組み込まれていることを示す。
燃料タンク102の燃料は、エンジンコントロールユニット101(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ102によって燃料タンク103から汲み上げられる。この燃料は適切なフィード圧力に加圧されて燃料配管104を通して燃料ポンプの低圧燃料吸入口10aに送られる。
吸入配管5(図1には図示無)の低圧燃料吸入口10aから流入したした燃料は圧力脈動低減機構9、吸入通路10dを介して容量可変機構である電磁吸入弁機構3の吸入ポート31に至る。
電磁吸入弁機構3に流入した燃料は、吸入弁3bを通過し、ボディ1に形成された吸入通路1aを流れた後に加圧室11に流入する。エンジンのカム機構91によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁3bから燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。加圧室11の圧力が設定値を超えると、吐出弁機構8が開弁し、圧力センサ105が装着されているコモンレール106へ高圧燃料が圧送される。そしてECU101からの信号に基づきインジェクタ107がエンジンへ燃料を噴射する。本実施例はインジェクタ107がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される燃料ポンプである。燃料ポンプは、ECU101から電磁吸入弁機構3への信号により、所望の供給燃料の燃料流量を吐出する。
図2は本実施例の燃料ポンプの垂直方向の断面で見た縦断面図を示し、図3は燃料ポンプを上方から見た水平方向断面図である。また図4は燃料ポンプを図2と別の垂直方向断面で見た縦断面図である。図5は吸入配管5の一例の水平方向断面図である。
本実施例の燃料ポンプはボディ1に設けられた取付けフランジ1e(図3)を用いエンジン(内燃機関)の燃料ポンプ取付け部90(図2、4)に密着し、図示しない複数のボルトで固定される。
図2、4に示すように燃料ポンプ取付け部90とボディ1との間のシールのためにOリング93がボディ1に嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
図2、4に示すようにボディ1にはプランジャ2の往復運動をガイドし、ボディ1と共に加圧室11を形成するシリンダ6が取り付けられている。また燃料を加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構3と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8が設けられている。
シリンダ6はその外周側においてボディ1と圧入される。またボディ1を内周側(径方向内側)へ変形させることでシリンダ6の固定部6aを図中上方向へ押圧し、シリンダ6の上端面で加圧室11にて加圧された燃料が低圧側に漏れないようシールしている。すなわち、加圧室11は、ボディ1、電磁吸入弁機構3、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。
プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取り付けられたカム91の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね18にてタペット92に圧着されている。これによりカム91の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下方部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールしエンジン内部へ流入するのを防ぐ。同時にエンジン内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がボディ1の内部に流入するのを防止する。
図2、3に示すリリーフ弁機構4は、シート部材4e、リリーフ弁4d、リリーフ弁ホルダ4c、リリーフばね4b、及びばね支持部材4eで構成される。ばね支持部材4eはリリーフばね4bを内包しリリーフ弁室を形成するリリーフボディとしても機能する。リリーフ弁機構4のばね支持部材4e(リリーフボディ)がボディ1に形成された横孔に圧入されて固定される。リリーフばね4bは、一端側がばね支持部材4eに当接し、他端側がリリーフ弁ホルダ4cに当接している。リリーフ弁4dは、リリーフばね4bの付勢力がリリーフ弁ホルダ4cを介して作用してリリーフ弁シート(シート部材4e)に押圧されることで燃料を遮断する。リリーフ弁4dの開弁圧力は、リリーフばね4bの付勢力によって決定される。本実施例ではリリーフ弁機構4は、リリーフ通路を介して加圧室11に連通しているが、これに限定されるわけではなく、低圧通路(低圧燃料室10又は吸入通路10d等)に連通するようにしても良い。リリーフ弁機構4は、コモンレール106やその先の部材に何らかの問題が生じ、コモンレール106が異常に高圧になった場合に作動するよう構成された弁である。
つまりリリーフ弁機構4は、リリーフ弁4dの上流側と下流側との差圧が設定圧力を超えた場合に、リリーフばね4bの付勢力に抗してリリーフ弁4dが開弁するように構成される。コモンレール106やその先の部材内の圧力が高くなった場合に開弁し、燃料を加圧室11または低圧通路(低圧燃料室10又は吸入通路10d等)に戻すという役割を有する。なお、図2、3においてはリリーフ弁機構4は開弁した場合に加圧室11に戻す構造を示している。そのため、所定の圧力以下では閉弁状態を維持する必要があり、高圧に対抗するために非常に強力なリリーフばね4bを有している。
図3、4に示すように燃料ポンプのボディ1の側面部には吸入配管5が取り付けられている。吸入配管5は、車両の燃料タンク103からの燃料を供給する低圧配管104に接続されており、燃料はここから燃料ポンプ内部に供給される。吸入配管5の先の吸入流路5a内の吸入フィルタ17は、燃料タンク103から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって燃料ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、低圧燃料流路10dを介して電磁吸入弁機構3の吸入ポート3kに至る。
カム91の回転により、プランジャ2がカム91の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート3kの圧力よりも低くなると、吸入弁3bは吸入弁シート部3aから離れ開口状態になる。燃料は吸入弁3bの開口部3fを通り、加圧室11に流入する。
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ上昇行程に移る。ここで電磁コイル3gは無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。ロッド付勢ばね3mは、無通電状態において吸入弁3bを開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁3bの開口部3fを通して吸入通路10dへと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
この状態で、エンジンコントロールユニット101(以下ECUと呼ぶ)からの制御信号が電磁吸入弁機構3に印加されると、電磁コイル3gには端子16を介して電流が流れる。電磁コイル3gに電流が流れると磁気コア3eとアンカー3hとの間に磁気吸引力が作用し、磁気コア3e及びアンカー3hが磁気吸引面で接触する。磁気吸引力はロッド付勢ばね3mの付勢力に打ち勝ってアンカー3hを付勢し、アンカー3hがロッド凸部3jと係合して、ロッド3iを吸入弁3bから離れる方向に移動させる。
よって、吸入弁付勢ばね3lによる付勢力と燃料が吸入通路10dに流れ込むことによる流体力により吸入弁3bが閉弁する。閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12aの圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、コモンレール106へと供給される。この行程を吐出行程と称する。なお、ボディ1の横穴に吐出ジョイント12が挿入され、吐出ジョイント12の内部空間により燃料吐出口12aが形成される。なお、吐出ジョイント12は溶接部12bにより溶接でボディ1の横穴に固定される。
すなわち、プランジャ2の下始点から上始点までの間の上昇行程は、戻し行程と吐出行程からなる。そして、電磁吸入弁機構3のコイル3gへの通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル3gへ通電するタイミングを早くすれば、上昇行程中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば上昇行程中の、戻し行程の割合が大きく吐出行程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル3gへの通電タイミングは、ECU101からの指令によって制御される。
以上のように電磁コイル3gへの通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量をエンジンが必要とする量に制御することが出来る。ボディ1の加圧室11出口側の吐出弁機構8は、吐出弁シート8a、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8c、及び吐出弁8bのストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ8dから構成されている。吐出弁ストッパ8dは燃料の外部への漏洩を遮断するプラグ8eに圧入されている。プラグ8eは溶接部8fで溶接により接合される。吐出弁8bの二次側には、吐出弁室8gが形成され、この吐出弁室8gがボディ1に水平方向に形成される横穴を介して燃料吐出口12aと連通する。
加圧室11と吐出弁室8gの間に燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cの付勢力により吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が吐出弁室8gの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cの付勢力に逆らって開弁する。吐出弁8bが開弁すると、加圧室11内の高圧の燃料は、吐出弁室8g、燃料吐出口12aを経てコモンレール106(図1参照)へ吐出される。以上のような構成により、吐出弁機構8は、燃料の流通方向を制限する逆止弁として機能する。
低圧燃料室10には燃料ポンプ内で発生した圧力脈動が燃料配管104へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁体3bを通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bを有し、プランジャの往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10eにより低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は、低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、燃料ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
燃料ポンプ100は、繰り返しガソリンを高圧にするため、各溶接部に発生する応力が大きくなる。よって各溶接部の疲労強度の低下が特に問題となる。燃料ポンプ100内の特に圧力の高い溶接部は2か所ある。まず吐出ジョイント12とボディ1との溶接部位であり、突合せ面1cの位置に形成される第1溶接部12bである。次に電磁吸入弁機構3とボディ1との溶接部位であり、突合せ面91の位置に形成される第2溶接部である。これらの溶接部位は、いずれも環状であり、それぞれの外周の一周に亘って溶接され、内部空間と外部空間とをシールする。但し、本発明は、この二つの溶接部位に限定されるわけではない。以下、吐出ジョイント12とボディ1の溶接部位について説明するが、電磁吸入弁機構3とボディ1の溶接部位にも同様にして適用可能である。
図5は、溶接前の吐出ジョイント12とボディ1との接合体60の断面図である。円柱状空間1bは、吐出ジョイント12の内周側に形成されており、燃料吐出口12aと連通する空間であり、ここに媒体であるガソリンが流れ、圧力が作用する。図5では図示していないが、この円柱状空間1bにはばね支持部材4a(リリーフボディ)が配置される。接合体60の突合せ面1cは、溶接によって封止される面である。突合せ面1cと円柱状空間1bの間には、周方向に環状に形成される環状空間1dが形成されている。吐出ジョイント12の嵌合部12cは、ボディ1に圧入されて嵌合面1fを形成する。嵌合面1fは、嵌合部12の外周部とボディ1の内周部とで形成される。
環状空間1dは、嵌合部22によって閉塞されてトーラス状となり、円柱状空間1bと分離されている。よって溶接で発生したスパッタは、この環状空間1dの内部に留まる。言い換えると、環状空間1dは、溶接で発生したスパッタが円柱状空間1b内に混入するのを抑制している。なお、環状空間1dは上流側環状面1d1と下流側環状面1d2とを有する。
接合体60の突合せ面1cを溶接するには、レーザ光Lを、突合せ面1cに対して傾斜させて照射させる。つまりレーザ光Lは、円柱状空間1bの外周側(径方向外側)において、吐出ジョイント12の中心軸方向から外周側(径方向外側)に傾斜する。また、レーザ光Lの照射位置は、図5の突合せ面1cではなく、吐出ジョイント表面の側(図5の左側)にずらした位置である。これは、円柱状空間1bの側まで突合せ面1c近傍を溶融しつつ確実に凝固させるためである。
図6は、燃料ポンプにおける吐出ジョイント12とボディ1とを溶接した後の接合体60の断面図である。溶接後の接合体60は、吐出ジョイント12とボディ1と、これらを溶接して連結する環状溶接部12bとを含んで構成される。環状溶接部12bの溶接部表面12b1が外部に面すると共に、溶接部裏面12b2が環状空間1dに面している。溶接部表面12b1は、ボディ1との境界と吐出ジョイント12との境界とを結ぶ曲面で形成される。また溶接部裏面12b2は、ボディ1との境界と吐出ジョイント12との境界とを結ぶ曲面で形成される。
この接合体60は、レーザ光Lが突合せ面1cに対して傾斜して照射されることで、吐出ジョイント12とボディ1とがレーザ溶接されて形成される。レーザ光Lの傾斜により、環状溶接部12も、これに対応して中心軸に対して傾斜した形状になる。突合せ面1cが完全に溶融凝固し、溶接部裏面12b2は、環状空間1dに達する。これにより突合せ面1cが溶け残ることによる疲労強度低下を抑制することが可能である。
図7を用いて本実施例の燃料ポンプが解決する課題について説明する。燃料ポンプ100は、吐出ジョイント12と、ボディ1とを固定する溶接部12bと、嵌合面1fを備えており、稼動時に高圧燃料が円柱状空間1bを流れる。図7の横軸は図6の環状空間1dを形成する上流側環状面1d1と下流側環状面1d2の各点(A点〜G点)に対応し、本実施例を採用した場合の応力を102で示し、本実施例を採用しない場合の応力を線101で示す。線101に示すように、図6における溶接部裏面12b2のC点〜E点に応力が集中していることが分かる。すなわち、本発明者らは、高圧燃料が円柱状空間1bを流れる際に、嵌合部1fがずれることで、C点〜E点近傍に応力集中が生じ、疲労強度が低下する虞があるという課題を突き止めた。そこで本実施例では、嵌合部1fのずれを抑制して疲労強度を向上する燃料ポンプについて説明する。
図6に示すように本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、第1金属部品(ボディ1)と、第1金属部品(ボディ1)に形成される挿入穴(円柱状空間1b)に挿入されて固定される第2金属部品(吐出ジョイント12)により構成される。また、車両用部品(燃料ポンプ100)は、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する溶接部12bと、溶接部12bに対して溶接方向の側において、かつ溶接部から離れた位置において、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する固定部(嵌合部1f)と、を備える。溶接方向とは図6のレーザ光Lの方向であり、溶接部表面12b1の中心から溶接部裏面12b2の中心へ向かう方向ということができる。そして図5、6に示すように、本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、固定部(嵌合部1f)において第2金属部品(吐出ジョイント12)が挿入穴(円柱状空間1b)の外径に対し径方向外側(図5、6では右側)にはみ出る径方向長さが40μm以上となるように構成される。このはみ出る径方向長さのことを締め代と呼んでも良い。
本実施例では、挿入穴(円柱状空間1b)の外径に対してはみ出る径方向長さを40μm以上とすることで、固定部(嵌合部1f)の締結力を向上させることができるため、固定部(嵌合部1f)にずれが生じることを抑制できる。これにより図7に示したように、図6のC点〜E点近傍の応力集中を緩和することができ、疲労強度を向上することが可能である。なお、本実施例では上記第1金属部品は加圧室11を形成するボディ1であり、上記第2金属部品は、ボディ1に形成される挿入穴(円柱状空間1b)に挿入されて固定される吐出ジョイント12である。但し、本発明はこれらの構成に限定されるわけではない。なお、本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、溶接部12bと固定部(嵌合部1f)との間に形成された空隙(環状空間1d)を有する。
また上記構成において、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する固定部(嵌合部1f)は、第2金属部品(吐出ジョイント12)が加熱膨張した第1金属部品(ボディ1)の挿入穴(円柱状空間1b)に挿入されることにより、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定することが望ましい。すなわち、第1金属部品(ボディ1)を加熱膨張することで、挿入穴(円柱状空間1b)の内径が大きくなり、この状態において、第2金属部品(吐出ジョイント12)を挿入穴(円柱状空間1b)に挿入するものである。その後、第1金属部品(ボディ1)が常温に戻ると、第1金属部品(ボディ1)が冷却して収縮することで、挿入穴(円柱状空間1b)の内径も同じく収縮する。これにより、図5、6に示すように第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)との接合部(嵌合面1f)が半径方向内側(図5、6では左側)に力を受け、双方を締結することが可能となる。したがって、本実施例によれば、外径の大きい第2金属部品(吐出ジョイント12)を内径の小さい挿入穴(円柱状空間1b)に挿入することが可能となる。この挿入方法のことを焼きばめと呼んでも良い。
外径の大きい部品をこの外径よりも小さい内径の挿入穴に圧入で挿入する場合には、はみ出る径方向長さに比例して圧入による締結力が大きくなり、施工性が悪化する。しかし本実施例によれば、上記のようにボディ1を加熱膨張させて挿入することで、はみ出る径方向長さが大きい場合であっても、容易に挿入することが可能となり、安定して双方を固定することが可能である。なお、加熱膨張したボディ1が常温に戻り収縮すると、挿入穴(円柱状空間1b)の内径も同じく収縮する。この場合、図5、6に示すように第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)との接合部(嵌合面1f)は半径方向内側(図5、6では左側)に力を受ける。この力は締め代が大きいほど大きくなるものであり、これにより第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)との締結力を上げることが可能である。
なお、上記構成において、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する固定部(嵌合部1f)は、冷却収縮した第2金属部品(吐出ジョイント12)が第1金属部品(ボディ1)の挿入穴に挿入されることにより、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定することでも良い。すなわち、第2金属部品(吐出ジョイント12)を冷却収縮することで、第2金属部品(吐出ジョイント12)の外径が小さくなり、この状態において、第2金属部品(吐出ジョイント12)を挿入穴(円柱状空間1b)に挿入するものである。その後、第2金属部品(吐出ジョイント12)が常温に戻ると、第2金属部品(吐出ジョイント12)が温まることで膨張するため、これにより、図5、6に示すように第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)との接合部(嵌合面1f)が半径方向内側(図5、6では左側)に力を受け、双方を締結することが可能となる。したがって、外径の大きい第2金属部品(吐出ジョイント12)を内径の小さい挿入穴(円柱状空間1b)に挿入することが可能となる。これにより施工性を向上しつつ、はみ出る径方向長さが大きい場合であっても、容易に挿入することが可能となり、安定して双方を固定することが可能である。この挿入方法のことを冷やしばめと呼んでも良い。
図7は嵌合部1fを単に圧入した場合と焼きばめ(もしくは冷やしばめ)した場合の図6のA点〜G点における応力を数値解析により算出した結果である。線101が圧入の場合の応力を示し、先102が焼きばめ(もしくは冷やしばめ)の場合の応力を示す。疲労強度向上のためには応力を低減する必要がある。図7に示すように線101に示す圧入時の応力に比べて、線102に示す焼きばめ(もしくは冷やしばめ)の場合の応力は低減されることが分かる。特に圧入の場合には、C点〜E点における応力が大きく、これらの箇所において応力集中により疲労強度が低下する虞があった。これに対して、本実施例によれば、上記したようにC点〜E点における応力を低減することができ、上記のような応力集中による疲労強度低下を抑制することが可能である。
なお、第2金属部品(吐出ジョイント12)を第1金属部品(ボディ1)の挿入穴に挿入した場合、比較的大きな押し込み力で吐出ジョイント12を挿入する。この場合、その固定部(嵌合部1f)の断面組織は、押し込み方向(圧入方向)のメタルフローが見られる。これに対して本実施例の焼きばめ(もしくは冷やしばめ)の場合、第1金属部品(ボディ1)を加熱膨張させる、又は第2金属部品(吐出ジョイント12)冷却収縮させることから、圧入に比べて、小さい押し込み力で挿入が可能であるため、圧入に比べて押し込み方向(圧入方向)のメタルフローは見られない。逆にその固定部(嵌合部1f)の断面組織は、圧入方向と直交する方向へのメタルフローが見られる。
図8を用いて本発明の第2の実施例について説明する。燃料ポンプの基本的な構造は実施例1と同じであるため、以下において実施例1と同様の構成については説明を省略する。図8は本実施例における溶接後の接合体60Aの断面図である。基本的な燃料ポンプ100の構造は実施例1と同じであるため、同じ構成については説明を省略する。本実施例の燃料ポンプ100では、先に述べたように、高圧燃料が流れた際に生じる嵌合部1fのずれを抑制する必要がある。
図8に示すように本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、第1金属部品(ボディ1)と、第1金属部品(ボディ1)に形成される挿入穴(円柱状空間1b)に挿入されて固定される第2金属部品(吐出ジョイント12)とにより構成される。そして車両用部品(燃料ポンプ100)は、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する溶接部12bと、溶接部12bに対して溶接方向の側において、かつ溶接部から離れた位置において、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定する第2溶接部12dとを備える。この構成によれば、ボディ1と吐出ジョイント12の嵌合面1fを締結力の高い溶接で固定することで、嵌合面1fのずれを抑制することができる。これにより、A点近傍の応力集中を緩和することができ、疲労強度を向上することが可能である。
なお、上記構成において、第2溶接部12dは、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とがリングマッシュ溶接により溶接されることで、第1金属部品(ボディ1)と第2金属部品(吐出ジョイント12)とを固定することが望ましい。ここで嵌合面1fは溶接部12bに対して径方向内側に位置するため施工性が良くない。これに対して上記構成によれば、この嵌合面1fに外側から施工可能なリングマッシュ溶接を実施することで、施工性を向上しつつ、嵌合面1fを固定することが可能である。なお、リングマッシュ溶接の場合、第1金属部品(ボディ1)の挿入穴(円柱状空間1b)を加圧通電することにより塑性流動させ、これにより、挿入穴(円柱状空間1b)の内周部と、第2金属部品(吐出ジョイント12)の外周部とを固相接合させるものである。
図8に示す燃料ポンプ100では、先に述べたように、高圧燃料が流れた際に生じる嵌合部1fのずれを抑制する必要がある。そのため本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、第2溶接部12dの中心軸が溶接部12bの中心軸と対応する位置に形成されることが望ましい。また本実施例の車両用部品(燃料ポンプ100)は、第2溶接部12dが溶接部12bを形成する際の溶接ビームにより形成されたことが望ましい。これにより溶接部12bに対して径方向内側に位置する嵌合部1fを同じ溶接部12bのレーザ光Lにより溶接することが可能であり、施工性を向上しつつ嵌合面1fを安定して固定することが可能である。
図9は、本発明の第3の実施例における溶接後の接合体60Bの断面図である。燃料ポンプの基本的な構造は実施例1と同じであるため、以下において実施例1と同様の構成については説明を省略する。本実施例の接合体60Bは、第1の実施例の接合体60とは異なり、嵌合部12cの表面(嵌合面1f側)をローレット加工した後に、圧入して接合する。本実施例におけるローレット加工とは、第2金属部品(吐出ジョイント12)の外周部の金属に細かい凹凸状の加工を施すものである。第1金属部品(ボディ1)の内周部にこの加工を施しても構わない。このうえで、第2金属部品(吐出ジョイント12)を第1金属部品(ボディ1)の内周部に圧入で挿入する。これにより上記した細かい凹凸状の加工部により吐出ジョイント12とボディ1の嵌合面1fに硬度差が生じ、締結力が大きくなる。つまり滑り止めの効果を有する。このように嵌合部12cをローレット加工した場合でも、第1の実施例と同様に、疲労強度を向上させることができる。
1 ボディ
2 プランジャ
3 電磁吸入弁機構
4 リリーフ弁機構
5 吸入配管
5a 吸入配管取付部位
6 シリンダ
7 シールホルダ
8 吐出弁機構
9 圧力脈動低減機構
10a 低圧燃料吸入口
11 加圧室
12 吐出ジョイント
13 プランジャシール

Claims (9)

  1. 第1金属部品と、前記第1金属部品に形成される挿入穴に挿入されて固定される第2金属部品と、により構成される車両用部品において、
    前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する溶接部と、
    前記溶接部に対して溶接方向の側において、かつ前記溶接部から離れた位置において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する固定部と、を備え、
    前記固定部において前記第2金属部品が前記挿入穴の外径に対し径方向外側にはみ出る径方向長さが40μm以上となるように構成された車両用部品。
  2. 請求項1に記載の車両用部品において、
    前記固定部は、前記第2金属部品が加熱膨張した前記第1金属部品の前記挿入穴に挿入されることにより、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する車両用部品。
  3. 請求項1に記載の車両用部品において、
    前記固定部は、冷却収縮した前記第2金属部品が前記第1金属部品の前記挿入穴に挿入されることにより、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する車両用部品。
  4. 第1金属部品と、前記第1金属部品に形成される挿入穴に挿入されて固定される第2金属部品と、により構成される車両用部品において、
    前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する溶接部と、
    前記溶接部に対して溶接方向の側において、かつ前記溶接部から離れた位置において、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する第2溶接部と、を備えた車両用部品。
  5. 請求項4に記載の車両用部品において、
    前記第2溶接部は、前記第1金属部品と前記第2金属部品とがリングマッシュ溶接により溶接されることで、前記第1金属部品と前記第2金属部品とを固定する車両用部品。
  6. 請求項4に記載の車両用部品において、
    前記第2溶接部の中心軸が前記溶接部の中心軸と対応する位置に形成されるように構成された車両用部品。
  7. 請求項4に記載の車両用部品において、
    前記第2溶接部は前記溶接部を形成する際の溶接ビームにより形成された車両用部品。
  8. 請求項1に記載の車両用部品を備えた燃料ポンプにおいて、
    前記第1金属部品は加圧室を形成するボディであり、
    前記第2金属部品は、前記ボディに形成される前記挿入穴に挿入されて固定される吐出ジョイントである燃料ポンプ。
  9. 請求項8に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記溶接部と前記固定部との間に形成された空隙を有する燃料ポンプ。
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