JP2019218307A - 組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の解決すべき課題は、スキンケア化粧料様の外観、使用感を有し、且つ隠ぺい力が高い無機粉体を用いることなく、毛穴などの凹凸を補正する組成物を提供することにある。さらに、高粘度でも、ヨレが発生しない毛穴などの凹凸を補正する組成物を提供することにある。【解決手段】 水性媒体に、粘度100mPa・s未満の油分が保持された親油性多孔質粉末と、分散剤と、抱水性粒子を含むことを特徴とする組成物。【選択図】 なし

Description

本発明は組成物、特にスキンケア化粧料に近似した使用感で毛穴補正効果がある組成物に関する。
通常、肌の手入れ、化粧作業は、化粧水などのスキンケア化粧料により肌の状態を整え、その後にファンデーションにより皮膚の瑕疵(色調、あるいは凹凸)を修正し、さらに必要により目的とする色調、陰影を与え、外観を整える。
したがって、スキンケア化粧料には着色剤あるいは隠ぺい力の高い粉体を用いることは少なく、一方、ファンデーション等のメークアップ化粧料には肌上の瑕疵を隠ぺいするため、酸化チタンあるいは酸化亜鉛などの屈折率(隠ぺい力)が高い無機粉体を配合するのが一般的である。
しかしながら、最近は若年層を中心に素肌志向が高まり、素肌の有する特有な透明感をも隠蔽してしまうメークアップ化粧料の使用を抑制する傾向もある。
特開平9−48723 特開2006−63032 特許第3291195号 特開平10−203936 特開2006−63032
本発明は前記従来技術に鑑みなされたものであり、その解決すべき課題は、スキンケア化粧料様の外観、使用感を有し、且つ隠ぺい力が高い無機粉体をほとんど用いることなく、毛穴などの凹凸を補正する組成物を提供することにある。そして、さらに、増粘剤を加えても、ファンデーション等のメークアップ化粧料の使用を抑制しつつ、肌に塗布する前後に使用するファンデーションが均一に塗布できる組成物を提供することにある
前記課題を解決するために本発明者らが検討を行った結果、水性媒体中に親油性多孔質粉体及び油分を分散させ、スキンケア化粧料様の外観、使用感と肌の凹凸補正効果を発揮し得ることを見出した。そして、さらに、抱水性粒子を加えることで、粘度を高めるこができることを見出した。また、メークアップ化粧料の使用を抑制しつつ、ファンデーションの乗りもよくなることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる組成物は、
水性媒体と、
前記水性媒体中に分散された親油性多孔質粉体と、
粘度100mPa・s以下の油分と、
前記親油性多孔質粉体を水性媒体中に分散させる分散剤と、
抱水性粒子と
を含むことを特徴とする。
また、本発明において、前記粘度100mPa・s以下の油分は、前記親油性多孔質粉体の孔の少なくとも一部に保持されることが好ましい。
また、本発明において、前記親油性多孔質粉体を水性媒体中に分散させる分散剤は、直鎖状、分岐鎖状又は脂環式の炭化水素基を有する、アクリル系ポリマーであることが好ましい。
また、本発明において、親油性多孔質粉体は架橋型ポリメチルメタクリレートを主素材とすることが好適である。
また、本発明において、親油性多孔質粉体の最大吸油可能量は該粉体に対し100質量%以上であることが好適である。
なお、吸油量の測定方法は、試料をガラス板の上に置き、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルを少しずつ滴下してパレットナイフで練り込み、ペーストが滑らかな硬さになったところを終点とし、滴下重量/試料重量を吸油量(%)とした。
また、本発明において、下記の式を満たすことが好適である。
[(毛穴補正組成物中の油分の含有量(質量%)/(毛穴補正組成物中の親油性多孔質粉体の含有量(質量%))×100]/親油性多孔質粉体の最大吸油量(質量%)≦1
また、本発明において微粒子ワックスを配合することが好適である。
また、本発明において、組成物の粘度は、25℃で 3000〜 200000mPa・s以下であることが好適である。
また、本発明において、親油性多孔質粉体と抱水性粒子が、質量比で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子=10〜40であることが好適である。
また、本発明において、抱水性粒子が、結晶セルロース、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマーから選ばれる1種または2種以上であることが好適である。
本発明にかかる毛穴補正組成物によれば、水性媒体に親油性多孔質粉体を配合することにより、組成物を肌に適用した際、親油性多孔質粉体が毛穴等の凹部に落ち込み、その光拡散効果により凹部を目立たなくする効果が得られる。また、親油性多孔質粉体は油分を保持しており、過度の光散乱による白色化が抑制され、しかも使用時には親油性多孔質粉体より染み出した油分によるすべり効果もあり、優れた使用感を得ることができる。そして、増粘効果を有する抱水性粒子を加えることで、粘度を高めつつ、ファンデーションの乗りを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
[親油性多孔質粉体]
本発明において好適に用いられる親油性多孔質粉体としては、架橋型ポリメチルメタクリレート、ナイロン多孔質粉末などが好適に用いられる。材質そのものが親油性であっても、あるいは材質が親水性であるが親油性物質でコーティングしたものでも良いが、コーティングの場合には孔内まで親油化されていることが好ましい。
親油性多孔質粉体の最大吸油可能量は、粉体に対して100質量%以上であることが好ましい。最大吸油可能量は多孔質容積とも密接に関係し、また多孔質形態は光の拡散性に影響を与える。このため、最大吸油可能量が100質量%未満であると光拡散効果が不十分となり、毛穴補正効果が十分とならない。
[油分]
本発明において好適に用いられる油分としては、極性油、シリコーン油など、各種の油分を用いることができるが、粘度は100mPa・s以下であることが必要である。粘度が100mPa・sを超えると前記親油性多孔質粉体に保持されにくくなり、親油性多孔質粉体による白化を防止することが困難となる。
また、極性油としてはトリ2−エチルヘキサン酸グリセリルなどのエステル油が例示され、特に親油性多孔質粉体として架橋型ポリメチルメタクリレートを用いた場合には、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルが好ましい。
極性油を用いた場合には、組成物粘度が比較的低く抑えられ、スキンケア組成物、特に美容液、乳液に近似した使用感(みずみずしさ、べたつきがない等)を得ることができる。
また、非極性油としては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、流動パラフィンなどが例示され、非極性油を用いた場合には比較的高粘度となるため、ジェル状スキンケア組成物に近似した使用感を得ることができる。
油分量は下記の式を満たすようにすることが好ましい。
[(毛穴補正組成物中の油分の含有量(質量%))/(毛穴補正組成物中の親油性多孔質粉体の含有量(質量%))×100]/親油性多孔質粉体の最大吸油量(質量%)≦1
油分量が上記式を満たさない場合には、毛穴補正効果が得られない。なお、油分量が0.1倍よりも少ないと、毛穴補正効果が劣ってしまう場合がある。
油分としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等を挙げることができる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)、アクリルシリコーン類等が挙げられる。
本発明において好適に用いられる油分は、油分全体として粘度が100mPa・s未満であることが好ましい。
また、粘度100mPa・s以下の油分は、前記親油性多孔質粉体の孔の少なくとも一部に保持されることが好ましい。
[抱水性粒子]
本発明において、抱水性粒子とは、水性溶媒中で結晶あるいはミクロゲルの状態で分散し、それらの摩擦によって増粘する高分子である。抱水性粒子とは、水を溶媒とした場合に、前記粒子を2%含む水溶液の25℃での粘度が15000mPa・s以上となる粒子である。
本発明における抱水性粒子は、例えば、結晶セルロース、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸べへネス−25)クロスポリマーなどが挙げられる。
本発明における抱水性粒子は、市販品としては、例えば、Aristoflex AVC( クラリアントジャパン株式会社製)、ARISTOFLEX HMB(クラリアントジャパン株式会社製)、レオクリスタ C−2SP(第一工業製薬株式会社製)、などが挙げられる。

親油性多孔質粉体と抱水性粒子が、質量比で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子=10〜40であることが好ましい。親油性多孔質紛体/抱水性粒子が10未満であると、前後に使用するファンデーションが不均一になる場合があるため好ましくない。一方で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子が40%を超えると、毛穴補正組成物を肌に塗布する前後に使用するファンデーションが不均一になる場合があるため好ましくない。
[分散剤]
前記親油性多孔質粉体を水性媒体中に分散させる分散剤は、カルボン酸系ポリマーが好ましく、直鎖状、分岐鎖状又は脂環式の炭化水素基を有するアクリル系ポリマーがより好ましい。さらに好ましくは、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体である。
[組成物の粘度]
本発明の組成物の粘度は、3000〜200000mPa・sが好ましく、より好ましくは、10000〜100000mPa・sである。毛穴補正組成物の粘度が3000〜200000mPa・sであることにより、スキンケア感覚を得ることができる。なお、毛穴補正組成物の粘度が、3000mPa・s未満であると、毛穴補正組成物を肌に塗布する前後に使用するファンデーションが不均一になる場合があるため好ましくない。また、200000mPa・sより大きいと、毛穴補正効果が損なわれる場合があるため好ましくない。
[その他]
本発明の組成物には、上記必須成分の外、通常化粧品や医薬部外品の組成物に用いられる成分を配合することができ、常法に応じて製造される。以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、前記必須成分に加え、下記成分の一種又は二種以上とを配合して本発明の組成物を調製できる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、チタン酸鉄等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
ただし、高屈折率(屈折率2以上など)の無機粉体を配合する場合には、組成物中5質量%以下、好ましくは1質量%以下とすることが好ましい。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
また本発明にかかる組成物には、各種の界面活性剤を配合してもよい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
なお、本発明において低分子界面活性剤を用いた場合、該低分子界面活性剤が多孔質粉体に吸着し、粉体内外の疎水性に影響を与える可能性があるため、組成物の1質量%以下とすることが好ましい。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、ローカストビーンガム、グアガム、タマリンドガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
前記水溶性高分子以外の増粘剤としては、例えば、デキストリン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル-ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等);3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、エリトリトール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
アルキレンオキシド誘導体としては、例えば、POE(9)POP(2)ジメチルエーテル、POE(14)POP(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジメチルエーテル、POE(6)POP(14)ジメチルエーテル、POE(15)POP(5)ジメチルエーテル、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(22)POP(40)ジメチルエーテル、POE(35)POP(40)ジメチルエーテル、POE(50)POP(40)ジメチルエーテル、POE(55)POP(30)ジメチルエーテル、POE(30)POP(34)ジメチルエーテル、POE(25)POP(30)ジメチルエーテル、POE(27)POP(14)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(17)POP(4)ジメチルエーテル等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);血行促進剤(ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸トコフェロール、ニコチン酸β−ブトキシエステル、ミノキシジル又はその類縁体、ビタミンE類、γ−オリザノール、アルコキシカルボニルピリジンN−オキシド、塩化カルプロニウム、及びアセチルコリン又はその誘導体等);各種抽出物(例えば、ショウガ、ウバク、オウレン、シコン、バーチ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、ボタン、海藻等)、賦活剤(例えば、パンテニールエチルエーテル、ニコチン酸アミド、ビオチン、パントテン酸、ローヤルゼリー、コレステロール誘導体等);抗脂漏剤(例えば、ピリドキシン類、チアントール等)等が挙げられる。
本発明の組成物の剤型は任意であり、溶液系、乳化系、ローション、ジェル、ミスト、スプレー、ムース等、どのような剤型でも構わない。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
まず、試験方法について説明する。
(分散状態)
作製したサンプルの分散状態を顕微鏡により確認をおこなった。100倍で見たときの視野中に凝集物が1つもない状態をA、10個以下をB、50個以下をC、それ以上をDとし、AとBを分散状態が良いと判断した。
(毛穴補正効果)
専門パネリスト(10名)がサンプルを使用し、毛穴補正効果があるものをA、やや効果があるものをB、あまり効果がないものをC、効果がないものをDとして判定した。AとBを毛穴補正効果が良いと判断した。
(白さ)
専門パネリスト(10名)がサンプルを使用し、白さがまったく目立たないものをA、やや白さがあるもののほとんど目立たないものをB、白さが目立ってしまうものをC、白くなりすぎて明らかに不自然なものをDとして判定した。
(粘度)
各サンプルをBL型粘度計(芝浦システム株式会社製)、ローターNo.3、12rpm、60秒、30℃あるいは、BH型粘度計(芝浦システム株式会社製)、ローターNo.6あるいはNo.7、10rpm、60秒、30℃で測定したものである。
(色差(ΔE)4点)
Hunter Lab色空間における、色差(ΔE)を算出し、これのばらつきの大きさを色ムラとして評価した。
ΔE=


ΔE4点は、以下の手順に従い測定した。
直径5.5cmの人工皮革(黒)に各種下地サンプルを2mg/cm2を塗布する。そして、その上に、ファンデーションを塗布する。そして、人工皮革の中心を基準値として、周り4点のΔEを測定して、その平均値を求めた。平均値が1.0を下回った場合、均一に塗布されているものと定義した。
(ファンデーションの均一さの評価)
ファンデーションの均一さは、専門のパネラーが視覚により下記の基準で評価した。
○:10名中 9名以上が、均一であると回答した。
○△:10名中 6名以上 9名未満が、均一であると回答した。
△:10名中 4名以上 6名未満が、均一であると回答した。
△×:10名中 2名以上 4名未満が、均一であると回答した。
×:10名中 2名未満が、均一であると回答した。
本発明者らは、一般的なファンデーションなどにみられる、無機粉体による隠蔽効果による毛穴補正等の皮膚上の瑕疵調整によらず、比較的透明度の高い有機性(樹脂)粉体の親油性多孔質粉体を毛穴等の凹部に落ち込ませ、該樹脂粉体による光の拡散効果により凹部を目立たせなくすることとした。
このような樹脂粉体は、比較的透明度が高くしかも屈折率も化粧品基剤と近似するため、組成物の透明度を高くすることができるが、耐水性を高めるため、樹脂粉体を選択する必要がある。
加えて、樹脂粉体、特に球状樹脂粉体は使用感もよいが、光の拡散効果はやや低い傾向にあり、このため、多孔質粉体を用い拡散効果を高めることが考えられる。
そこで、本発明者らは次の表1に示す試験を行い、樹脂粉体である親油性多孔質粉体の毛穴補正効果について検討を行った。
なお、各表において、毛穴補正組成物に用いる原料の含有量の単位は、質量%である。
前記表1に示されるように、樹脂粉体を配合しない場合(試験例1−1)には毛穴補正効果はほとんど発揮されない。これに対し、非多孔質の樹脂粉体を配合した場合(試験例1−4)には毛穴補正効果は発揮されるものの、不十分なレベルであった。
これに対し、多孔質粉体を配合した場合(試験例1−2,1−3)には高い毛穴補正効果が認められたが、水性分散媒に多孔質粉体を配合しただけ(試験例1−2)では、該多孔質粉体が浮上してしまい、分散性が悪く、しかも肌に塗布後、光の散乱効果が強すぎ、白く見えてしまう。
一方、親油性多孔質粉体(本試験例で用いた架橋型ポリメチルメタクリレート多孔質紛体のトリ2−エチルヘキサン酸グリセリルの吸油量は210%)に油分を吸収させた場合(試験例1−3)には光の散乱が適度に抑制され、しかも樹脂粉体の見かけ比重も調製されるため、分散性も良好であった。
そこで、上記知見から、次の処方を基本とすることにした。
(*1)PEMULEN TR−2( B.F.Goodrich Chemical Company社製)
(*2)P.V.A EG−05( 日本合成化学工業株式会社製)
(*3)RA−G−308( 日本精化株式会社製)
(*4)PRESS−AID SP( PRESPERSE INC. 社製)
(*5)テクポリマー MBP−8HP(積水化成品工業株式会社製)
次に本発明者らは、表2の基本処方に加えて、下記表3の各種成分を加えた。
基本処方の組成物の毛穴補正効果を維持しつつ、架橋型ポリメチルメタクリレート(表1中の※)と各種増粘剤により増粘することができるか検討した。結果を表3に示す。
(*6)SIMULGEL NS(SEPPIC社製)(他に、植物性スクワラン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、イソステアリン酸ソルビタン、水を含む)
(*7)レオザン(RHODIA Inc社製)
(*8)カーボポール 980(Lubrizol Advanced Materials社製)
(*9)寒天CS−110( 伊那食品工業株式会社製)
(*10)MAKIMOUSSE 25(大東化成工業株式会社製)
(*11)アデカノール GT‐700(株式会社ADEKA製)

前記表3に示すように、試験例2−1〜2−6から明らかなように、化粧料一般に用いる増粘剤を用いると、粘度は上昇するが、ファンデーションが不均一になるという問題があった。
次に本発明者らは、その他の増粘剤の検討を行った。結果を次の表3に示す。
表4の結果より、抱水性粒子を増粘剤として用いると、増粘性を上昇させつつ、ヨレが発生せず、ファンデーションの乗りが良くなることが分かった。
また本発明者らは、親油性多孔質粉体と抱水性粒子について検討した。結果を表4に示す。
表5より、親油性多孔質粉体と抱水性粒子が、質量比で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子=10〜40であることが好ましい。親油性多孔質紛体/抱水性粒子が10未満であると、ファンデーションが不均一になる場合があるため好ましくない。一方で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子が40を超えると、ファンデーションが不均一になる場合があるため好ましくない。ファンデーションは前でも後でも良い。また、4−2からも明らかなように、架橋型ポリメチルメタクリレートを含有しない場合、そもそも毛穴補正効果を有しないため、評価していない。
以下に、本発明に係る化粧料を用いたジェルの処方例を示す。
以下に、本発明に係る化粧料を用いた乳液の処方例を示す。

以下に、本発明に係る化粧料を用いたジェルの処方例を示す。
以下に、本発明に係る化粧料を用いたジェルの処方例を示す。

Claims (11)

  1. 水性媒体と、
    前記水性媒体中に分散された親油性多孔質粉体と、
    粘度100mPa・s以下の油分と、
    前記親油性多孔質粉体を水性媒体中に分散させる分散剤と、
    抱水性粒子と
    を含むことを特徴とする組成物。
  2. 請求項1記載の組成物において、親油性多孔質粉体は架橋型ポリメチルメタクリレートを主素材とする組成物。
  3. 請求項1または2記載の組成物において、前記粘度100mPa・s以下の油分が、前記親油性多孔質粉体の孔の少なくとも一部に保持されることを特徴とする組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物において、水性媒体中に分散させる分散剤は、直鎖状、分岐鎖状又は脂環式の炭化水素基を有する、アクリル系ポリマーであることを特徴とする組成物。
  5. 請求項1〜4記載の組成物において、親油性多孔質粉体の最大吸油可能量が該粉体に対し100質量%以上であることを特徴とする組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の組成物において、下記の式を満たすことを特徴とする組成物。
    [(組成物中の油分の含有量(質量%))/(組成物中の親油性多孔質粉体の含有量(質量%))×100]/親油性多孔質粉体の最大吸油量(質量%)≦1
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の組成物において、微粒子ワックスを配合することを特徴とする組成物。
  8. 請求項1〜7記載の組成物において、組成物の粘度は、25℃で 3000〜 200000mPa・sであることを特徴とする組成物。
  9. 請求項1〜8に記載の組成物において、親油性多孔質粉体と抱水性粒子が、質量比で、親油性多孔質紛体/抱水性粒子=10〜40であることを特徴とする組成物。
  10. 請求項1〜9に記載の組成物において、抱水性粒子が、結晶セルロース、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマーから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする組成物。
  11. 請求項1〜10に記載の組成物からなることを特徴とする化粧下地。
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