JP2019218108A - 給油所システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

給油所システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Hiroaki Miura
寛明 三浦
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拓也 船津
Takuya Funatsu
拓也 船津
雅章 旗川
Masaaki Hatagawa
雅章 旗川
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Takuto Nakano
拓人 中野
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Abstract

【課題】給油を行う際における顧客の負担を軽減する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る給油所システム1は、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機13と、計量機13を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像した顧客端末から送信された、計量機識別情報と、顧客端末に記憶されていた給油情報と、を受信し、計量機識別情報に対応する計量機13に、給油情報に応じた給油を許可する制御装置12と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、給油所システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、セルフサービス方式の給油所において、顧客の所持する携帯電話機を用いて、給油情報統括センターへアクセスし、給油設定データを送信するシステムが記載されている。
特開2002−234600号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムにおいては、顧客は、給油を行うために、携帯電話機で給油装置の番号を手動入力しなければならない。このため、顧客の負担が大きくなってしまう。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、顧客の負担を軽減することが可能な給油所システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機と、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像した顧客端末から送信された、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を受信し、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可する制御装置と、を備えることを特徴とする給油所システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法であって、前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、を備えることを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、顧客の負担を軽減することが可能となる。
第1実施形態によるセルフサービス給油所向けシステムの構成を示す図である。 第1実施形態による給油所システムの構成を示す図である。 第1実施形態による給油所サーバのブロック図である。 第1実施形態による計量機制御装置のブロック図である。 第1実施形態による携帯端末のブロック図である。 第1実施形態による計量機の概観の一例を示す図である。 第1実施形態による2次元コードに含まれる情報を示す図である。 第1実施形態による携帯端末に入力される情報の一例を示す図である。 第1実施形態による管理サーバに記憶される対応表の例を示す図である。 第1実施形態による給油が完了するまでの流れの一例を示すシーケンスチャートである。 第2実施形態によるセルフサービス給油所向けシステムの構成を示す図である。 第2実施形態による給油所システムの構成を示す図である。 第2実施形態による2次元コードに含まれる情報を示す図である。 第2実施形態による携帯端末に入力される情報の一例を示す図である。 第2実施形態による給油が完了するまでの流れの一例を示すシーケンスチャートである。 第3実施形態による給油所システムのブロック図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1乃至図10を用いて説明する。
図1は、本実施形態によるセルフサービス給油所向けシステムの構成を示す図である。セルフサービス給油所向けシステムは、複数の給油所システム1、携帯端末(顧客端末)2、管理サーバ3を含む。給油所システム1は、セルフサービス方式による給油を行うためのコンピュータシステムであり、各給油所に導入されている。給油所システム1は、インターネット等のネットワーク5を介して、管理サーバ3と通信可能である。携帯端末2は、顧客が所持する端末であり、カメラ等の撮像機能を備え、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等である。携帯端末2は、基地局4から移動体通信ネットワーク6を介してネットワーク5に接続され、管理サーバ3と通信可能である。管理サーバ3は、ネットワーク5を介して、給油所システム1と通信可能であり、例えば、各給油所の売上データ等を集計して管理する。管理サーバ3は、ネットワーク5を介して、携帯端末2と通信可能である。管理サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、通信I/F(Interface)、ディスプレイ、キーボード等を備える。なお、セルフサービス給油所向けシステムに含まれる給油所システム1の数は、特に限定されるものではなく、1つであり得る。
図2は、本実施形態による給油所システム1の構成を示す図である。給油所システム1は、給油所サーバ11、計量機制御装置12、複数の計量機(給油装置)13、複数の外設機(注文機)14を含む。給油所サーバ11は、ネットワーク5を介して、管理サーバ3と通信可能であり、例えば、給油所の顧客データ、売上データ等を管理する。計量機制御装置12は、給油所サーバ11と通信可能に接続され、給油所システム1に含まれる計量機13及び外設機14を制御する。計量機13は、ハイオク、レギュラー及び軽油用のノズル等を有し、外設機14と対になって使用される。計量機13は、計量機制御装置12とSS−LAN(Service Station Local Area Network)7を介して接続される。SS−LAN7においては、RS485プロトコルに基づき通信が行われる。外設機14は、紙幣取扱装置、硬貨取扱装置、カードリーダ、表示装置、入力装置、プリンタ等を有する。外設機14は、計量機13の上部又は計量機13の近傍に設けられ、計量機13と対になって使用される。外設機14は、計量機制御装置12とLAN(Local Area Network)8を介して接続される。LAN8においては、TCP/IPプロトコルに基づき通信が行われる。なお、給油所システム1に含まれる計量機13及び外設機14の数は、特に限定されるものではなく、それぞれ1台であり得る。
図3は、本実施形態による給油所サーバ11のブロック図である。給油所サーバ11は、CPU111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、記憶装置114、表示装置115、入力装置116、通信I/F117、バス118を備える。各部は、バス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、アプリケーションプログラムにより給油所サーバ11の各部を制御する。ROM112は、不揮発性メモリから構成され、給油所サーバ11の各部を制御するためのアプリケーションプログラムを記憶する。RAM113は、CPU111の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置114は、ハードディスク等の大容量記憶装置である。
表示装置115は、例えば、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等から構成される。入力装置116は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等から構成される。通信I/F117は、データの送受信を行う通信部である。
図4は、本実施形態による計量機制御装置12のブロック図である。計量機制御装置12は、CPU121、ROM122、RAM123、記憶装置124、表示装置125、入力装置126、第1通信I/F127、第2通信I/F128、バス129を備える。各部は、バス129を介して相互に接続されている。
CPU121は、アプリケーションプログラムにより計量機制御装置12の各部を制御する。ROM122は、不揮発性メモリから構成され、計量機制御装置12の各部を制御するためのアプリケーションプログラムを記憶する。RAM123は、CPU121の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置124は、ハードディスク等の大容量記憶装置である。
表示装置125は、例えば、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ、LEDディスプレイ等から構成される。入力装置126は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等から構成される。
第1通信I/F127は、TCP/IPプロトコルに基づきデータの送受信を行う通信部であり、給油所サーバ11、外設機14と通信可能である。第2通信I/F128は、RS485プロトコルに基づきデータの送受信を行う通信部であり、計量機13と通信可能である。
図5は、本実施形態による携帯端末2のブロック図である。携帯端末2は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、ディスプレイ205、タッチセンサ206、第1無線通信部207、第2無線通信部208、撮像部209、バス210を備える。各部は、バス210を介して相互に接続されている。
CPU201は、アプリケーションプログラムにより携帯端末2の各部を制御する。ROM202は、不揮発性メモリから構成され、携帯端末2の各部を制御するためのアプリケーションプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201の動作に必要なメモリ領域を提供する。記憶装置204は、ハードディスク等の大容量記憶装置である。
ディスプレイ205は、タッチセンサ206が表面上に配されたタッチパネルである。ディスプレイ205は、例えば、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ、LEDディスプレイ等から構成される。
第1無線通信部207は、移動体通信ネットワーク6に接続して無線通信を行う通信部であり、例えば、第3世代移動通信、LTE(Long Term Evolution)、第4世代移動通信等を実行可能に構成される。
第2無線通信部208は、無線通信によりデータの送受信を行う通信部であり、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN接続による無線通信、赤外線無線通信等を実行可能に構成される。
撮像部209は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等のエリアセンサ、アナログ・デジタル変換回路から構成される。
図6は、本実施形態による計量機13の概観の一例を示す図である。計量機13は、ハイオク用ノズル131、レギュラー用ノズル132、軽油用ノズル133等を有する。計量機13の筐体表面には、表示物である2次元コード134が付されている。表示物である2次元コード134は、計量機13ごとに設けられている。2次元コード134は、QRコード(登録商標)等である。2次元コード134は、ラベル、札、紙、樹脂、プレート、カード等の媒体に印刷されてもよく、また、計量機13の筐体表面に直接に印刷されてもよい。図6においては、2次元コード134は、計量機13の上部に表示されているが、顧客が視認可能な位置であればよい。なお、2次元コード134を、図示しない液晶ディスプレイ等の表示装置に表示してもよい。
図7は、本実施形態による2次元コード134に含まれる情報を示す図である。図7(a)においては、2次元コード134は、送信先情報、給油所識別情報、計量機識別情報を含む。送信先情報は、給油に関する情報(以下、給油情報という)、給油所識別情報及び計量機識別情報の送信先に関する情報を表し、管理サーバ3のIPアドレスである。給油情報は、例えば、油種、給油方法、精算方法等を表す。給油所識別情報、計量機識別情報は、文字と数字との組み合わせからなる。顧客が携帯端末2で2次元コード134を撮像すると、携帯端末2は、給油所識別情報、計量機識別情報を、顧客により入力された給油情報とともに、送信先情報によって示された管理サーバ3に送信する。なお、図7(b)に示すように、給油所識別情報を2次元コード134に含めずに、送信先情報、計量機識別情報の2つを含めてもよい。
図8は、本実施形態による携帯端末2に入力される情報の一例を示す図である。図8に示すように、携帯端末2に入力される情報は、給油所識別情報、計量機識別情報、油種、給油方法、精算方法である。顧客は、携帯端末2において、セルフサービス給油所向けシステムを利用するために必要なアプリケーションプログラム(以下、給油アプリケーションという)を起動し、給油情報である、油種、給油方法、精算方法を、図8に示すそれぞれの入力欄に入力する。油種としては、ハイオク、レギュラー、軽油等が挙げられる。給油方法としては、定額、定量、満タン等が挙げられる。精算方法としては、現金、電子マネー、プリペイドカード、クレジットカード等が挙げられる。顧客が携帯端末2により、図7(a)に示す情報を含む2次元コード134を撮像すると、携帯端末2は、給油所識別情報、計量機識別情報を、図8に示すそれぞれの入力欄に入力する。なお、顧客は、給油アプリケーションを、予め携帯端末2にダウンロードしておく必要がある。
図9は、本実施形態による管理サーバ3に記憶される対応表の例を示す図である。図9(a)は、給油所識別情報と給油所サーバ11のIPアドレスとの対応表を示す図であり、管理サーバ3に記憶される。給油所識別情報は、複数の給油所システム1のそれぞれを特定するための情報であり、給油所システム1ごとに異なる識別情報が割り当てられる。給油所システム1の給油所サーバ11のIPアドレスは、給油所識別情報に関連付けて記憶される。管理サーバ3は、携帯端末2から受信した給油所識別情報をもとに、図9(a)に示す対応表を参照して、給油所サーバ11のIPアドレスを取得する。これにより、管理サーバ3は、IPアドレスで示された給油所サーバ11に、給油情報、計量機識別情報を送信することができる。なお、図9(b)に示すように、給油所識別情報を用いずに、計量機識別情報と給油所サーバ11のIPアドレスとの対応表を管理サーバ3に記憶してもよい。複数の給油所システム1のそれぞれは複数の計量機13を含み、図9(b)は、給油所システム1に10台の計量機13が含まれている場合における対応表を表している。給油所システム1の給油所サーバ11のIPアドレスは、給油所システム1に含まれる複数の計量機13の計量機識別情報に関連付けて記憶される。管理サーバ3は、携帯端末2から受信した計量機識別情報をもとに、図9(b)に示す対応表を参照して、給油所サーバ11のIPアドレスを取得する。これにより、管理サーバ3は、IPアドレスで示された給油所サーバ11に、給油情報、計量機識別情報を送信することができる。
図10は、本実施形態による給油が完了するまでの流れの一例を示すシーケンスチャートである。図10においては、2次元コード134には、図7(a)に示す情報が含まれ、管理サーバ3には、図9(a)に示す対応表が記憶されている。
まず、顧客は、携帯端末2において、給油アプリケーションを起動する(ステップS101)。顧客は、給油アプリケーションの画面に、給油情報である、油種、給油方法、精算方法を入力する(ステップS102)。顧客が給油情報を入力した時点では、図8に示す「給油所識別情報」、「計量機識別情報」の入力欄は空欄である。顧客は、携帯端末2を所持して、車両で所望する給油所へ行き、所望する計量機13の前に車両を停める(ステップS103)。顧客は、携帯端末2により、計量機13に表示されている2次元コード134を撮像する(ステップS104)。なお、2次元コード134は、図7(a)に示す情報を含む。
携帯端末2は、2次元コード134をデコードし、管理サーバ3のIPアドレス、給油所識別情報、計量機識別情報を取得する(ステップS105)。携帯端末2は、取得した給油所識別情報、計量機識別情報を、図8に示す「給油所識別情報」、「計量機識別情報」の入力欄にそれぞれ入力する(ステップS106)。携帯端末2は、ネットワーク5を介して、給油所識別情報、計量機識別情報を、給油情報とともに、管理サーバ3に送信する(ステップS107)。即ち、携帯端末2は、2次元コード134を撮像し、管理サーバ3のIPアドレス、給油所識別情報、及び計量機識別情報を取得したことを契機として、給油所識別情報と計量機識別情報とを、給油情報とともに、管理サーバ3に送信する。携帯端末2は、送信を完了すると、給油所識別情報と計量機識別情報とを削除し、図8に示す「給油所識別情報」、「計量機識別情報」の入力欄を非表示にする(ステップS108)。このように、計量機識別情報を含む2次元コード134を携帯端末2で撮像することにより、顧客が計量機識別情報を手動入力する必要はなくなる。このため、顧客の負担を軽減することができる。
管理サーバ3は、給油情報、給油所識別情報、計量機識別情報を受信し、図9(a)に示す対応表を参照して、給油所識別情報に対応する給油所サーバ11のIPアドレスを取得する(ステップS109)。管理サーバ3は、給油情報、計量機識別情報を、IPアドレスで示された給油所サーバ11に送信する(ステップS110)。給油所サーバ11は、給油情報、計量機識別情報を受信し、給油情報、計量機識別情報を計量機制御装置12に送信する(ステップS111)。
計量機制御装置12は、給油情報、計量機識別情報を受信し、計量機識別情報に対応する計量機13が使用中であるか否かを判定する(ステップS112)。計量機13が使用中でないと判定された場合(ステップS112でNO)、計量機制御装置12は、給油情報に含まれる油種に応じたノズルを指定し、ノズルの使用許可通知を、計量機13に送信する(ステップS113)。また、計量機制御装置12は、給油情報を、計量機13と対になって使用される外設機14に送信する(ステップS114)。
計量機13は、ノズルの使用許可通知を受信し、指定されたノズルが使用可能な状態になる(ステップS115)。外設機14は、給油情報を受信し、受信した給油情報に基づき、顧客が給油前に行う作業に関する情報、外設機14及び計量機13の操作情報等を表示装置に表示する(ステップS116)。顧客は、外設機14に表示される情報に基づき、外設機14において給油前の作業を行う(ステップS117)。例えば、顧客は、現金の投入、プリペイドカードの読み取り、クレジットカードの読み取り、電子マネーの記録媒体の読み取り等を行う。顧客は、外設機14に表示される情報に基づき、計量機13において給油前の作業を行う(ステップS118)。例えば、顧客は、計量機13のホルダからのノズルの取り外し、車両の給油口へのノズルの挿入等を行う。なお、外設機14、計量機13の給油前作業及び操作に関する情報等を、外設機14、計量機13のそれぞれの表示装置に個別に表示してもよい。
店員は、図示していない監視モニタ等により、給油前の作業が完了したことを確認し、SSC(セルフサービスコンソール)9の給油許可ボタンを押す(ステップS119)。監視モニタ、SSC9は、例えば、給油所の監視室内に設置される。SSC9は、例えば、ノズルが計量機13のホルダから取り外されると、警告音等を出力し、店員は、監視モニタ等による確認作業を行う。SSC9は、給油許可通知を計量機制御装置12に送信する(ステップS120)。計量機制御装置12は、給油許可通知を受信し、給油許可通知を計量機13に送信する(ステップS121)。
計量機13は、給油許可通知を受信し、給油可能な状態になる(ステップS122)。顧客は、指定されたノズルを用いて給油を行い(ステップS123)、給油完了後に外設機14で精算を行う(ステップS124)。
一方、計量機13が使用中であると判定された場合(ステップS112でYES)、計量機制御装置12は、計量機13が使用中である旨の通知を、給油所サーバ11に送信する(ステップS125)。
給油所サーバ11は、計量機13が使用中である旨の通知を受信し、その通知を管理サーバ3に送信する(ステップS126)。管理サーバ3は、計量機13が使用中である旨の通知を受信し、その通知を携帯端末2に送信する(ステップS127)。
携帯端末2は、計量機13が使用中である旨の通知を受信し、計量機13が使用中である旨のメッセージを表示する(ステップS128)。これにより、顧客は、使用中の計量機13に表示された2次元コード134を、携帯端末2で誤って撮像したことを把握し、給油可能な計量機13に表示された2次元コード134を改めて撮像することができる。
なお、図7(b)に示すように、給油所識別情報を含まない2次元コード134を用いてもよい。この場合、携帯端末2は、2次元コード134を撮像してデコードし、管理サーバのIPアドレス、計量機識別情報を取得する。携帯端末2は、計量機識別情報を、給油情報とともに、管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、携帯端末2から給油情報、計量機識別情報を受信し、図9(b)に示す対応表を参照して、計量機識別情報に対応する給油所サーバ11のIPアドレスを取得する。管理サーバ3は、給油情報、計量機識別情報を、IPアドレスで示された給油所サーバ11に送信する。その後はステップS111以降と同様の処理が行われ、図10と同様に、顧客は、計量機識別情報に対応する計量機13を用いて給油を行うことができる。
このように、本実施形態では、送信先情報と計量機識別情報とを含み、計量機13に表示されている2次元コード134を、携帯端末2で撮像することにより、計量機識別情報と給油情報とが送信され、計量機識別情報に対応する計量機13が給油可能な状態になる。これにより、顧客は、計量機識別情報を手動入力することなく、給油を行うことができる。また、顧客は、給油情報を外設機に手動入力する必要もない。このため、本実施形態によれば、顧客の負担を軽減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図11乃至図15を用いて説明する。本実施形態においては、携帯端末2は管理サーバ3を介さずに給油所サーバ11と通信可能である。以下、本実施形態について、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し又は簡潔にする。
図11は、本実施形態によるセルフサービス給油所向けシステムの構成を示す図である。セルフサービス給油所向けシステムは、複数の給油所システム1、携帯端末2を含む。給油所システム1は、セルフサービス方式による給油を行うためのコンピュータシステムであり、各給油所に導入されている。給油所システム1は、ネットワーク5を介して、携帯端末2と通信可能である。携帯端末2は、顧客が所持する端末であり、カメラ等の撮像機能を備え、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等である。携帯端末2は、基地局4から移動体通信ネットワーク6を介してネットワーク5に接続され、給油所サーバ11と通信可能である。なお、セルフサービス給油所向けシステムに含まれる給油所システム1の数は、特に限定されるものではなく、1つであり得る。
図12は、本実施形態による給油所システム1の構成を示す図である。給油所システム1は、給油所サーバ11、計量機制御装置12、複数の計量機13、複数の外設機14を含む。給油所サーバ11は、ネットワーク5を介して、携帯端末2と通信可能であり、例えば、給油所の顧客データ、売上データ等を管理する。計量機制御装置12は、給油所サーバ11と通信可能に接続され、給油所システム1に含まれる計量機13及び外設機14を制御する。計量機13は、ハイオク、レギュラー及び軽油用のノズル等を有し、外設機14と対になって使用される。計量機13は、計量機制御装置12とSS−LAN7を介して接続される。SS−LAN7においては、RS485プロトコルに基づき通信が行われる。外設機14は、紙幣取扱装置、硬貨取扱装置、カードリーダ、表示装置、入力装置、プリンタ等を有する。外設機14は、計量機13の上部又は計量機13の近傍に設けられ、計量機13と対になって使用される。外設機14は、計量機制御装置12とLAN8を介して接続される。LAN8においては、TCP/IPプロトコルに基づき通信が行われる。なお、給油所システム1に含まれる計量機13及び外設機14の数は、特に限定されるものではなく、それぞれ1台であり得る。
図13は、本実施形態による2次元コード134に含まれる情報を示す図である。図13に示すように、2次元コード134は、送信先情報、計量機識別情報を含む。送信先情報は、給油情報及び計量機識別情報の送信先に関する情報を表し、給油所サーバ11のIPアドレスである。給油情報は、例えば、油種、給油方法、精算方法等を表す。計量機識別情報は、文字と数字との組み合わせからなる。顧客が携帯端末2で2次元コード134を撮像すると、携帯端末2は、計量機識別情報を、顧客により入力された給油情報とともに、送信先情報によって示された給油所サーバ11に送信する。
図14は、本実施形態による携帯端末2に入力される情報の一例を示す図である。図14に示すように、携帯端末2に入力される情報は、計量機識別情報、油種、給油方法、精算方法である。顧客は、携帯端末2において、給油アプリケーションを起動し、給油情報である、油種、給油方法、精算方法を、図14に示すそれぞれの入力欄に入力する。油種としては、ハイオク、レギュラー、軽油等が挙げられる。給油方法としては、定額、定量、満タン等が挙げられる。精算方法としては、現金、電子マネー、プリペイドカード、クレジットカード等が挙げられる。顧客が携帯端末2により、図13に示す情報を含む2次元コード134を撮像すると、携帯端末2は、計量機識別情報を、図14に示す入力欄に入力する。
図15は、本実施形態による給油が完了するまでの流れの一例を示すシーケンスチャートである。
まず、顧客は、携帯端末2において、給油アプリケーションを起動する(ステップS201)。顧客は、給油アプリケーションの画面に、給油情報である、油種、給油方法、精算方法を入力する(ステップS202)。顧客が給油情報を入力した時点では、図14に示す「計量機識別情報」の入力欄は空欄である。顧客は、携帯端末2を所持して、車両で所望する給油所へ行き、所望する計量機13の前に車両を停める(ステップS203)。顧客は、携帯端末2により、計量機13に表示されている2次元コード134を撮像する(ステップS204)。なお、2次元コード134は、図13に示す情報を含む。
携帯端末2は、2次元コード134をデコードし、給油所サーバ11のIPアドレス、計量機識別情報を取得する(ステップS205)。携帯端末2は、取得した計量機識別情報を、図14に示す「計量機識別情報」の入力欄に入力する(ステップS206)。携帯端末2は、ネットワーク5を介して、計量機識別情報を、給油情報とともに、給油所サーバ11に送信する(ステップS207)。即ち、携帯端末2は、2次元コード134を撮像し、給油所サーバ11のIPアドレス、及び計量機識別情報を取得したことを契機として、計量機識別情報を、給油情報とともに、給油所サーバ11に送信する。携帯端末2は、送信を完了すると、計量機識別情報を削除し、図14に示す「計量機識別情報」の入力欄を非表示にする(ステップS208)。このように、計量機識別情報を含む2次元コード134を携帯端末2で撮像することにより、顧客が計量機識別情報を手動入力する必要はなくなる。このため、顧客の負担を軽減することができる。
給油所サーバ11は、給油情報、計量機識別情報を受信し、給油情報、計量機識別情報を計量機制御装置12に送信する(ステップS209)。
計量機制御装置12は、給油情報、計量機識別情報を受信し、計量機識別情報に対応する計量機13が使用中であるか否かを判定する(ステップS210)。計量機13が使用中でないと判定された場合(ステップS210でNO)、計量機制御装置12は、給油情報に含まれる油種に応じたノズルを指定し、ノズルの使用許可通知を、計量機13に送信する(ステップS211)。また、計量機制御装置12は、給油情報を、計量機13と対になって使用される外設機14に送信する(ステップS212)。
計量機13は、ノズルの使用許可通知を受信し、指定されたノズルが使用可能な状態になる(ステップS213)。外設機14は、給油情報を受信し、受信した給油情報に基づき、顧客が給油前に行う作業に関する情報、外設機14及び計量機13の操作情報等を表示装置に表示する(ステップS214)。顧客は、外設機14に表示される情報に基づき、外設機14において給油前の作業を行う(ステップS215)。顧客は、外設機14に表示される情報に基づき、計量機13において給油前の作業を行う(ステップS216)。
店員は、図示していない監視モニタ等により、給油前の作業が完了したことを確認し、SSC9の給油許可ボタンを押す(ステップS217)。SSC9は、給油許可通知を計量機制御装置12に送信する(ステップS218)。計量機制御装置12は、給油許可通知を受信し、給油許可通知を計量機13に送信する(ステップS219)。
計量機13は、給油許可通知を受信し、給油可能な状態になる(ステップS220)。顧客は、指定されたノズルを用いて給油を行い(ステップS221)、給油の完了後に外設機14で精算を行う(ステップS222)。
一方、計量機13が使用中であると判定された場合(ステップS210でYES)、計量機制御装置12は、計量機13が使用中である旨の通知を、給油所サーバ11に送信する(ステップS223)。
給油所サーバ11は、計量機13が使用中である旨の通知を受信し、その通知を携帯端末2に送信する(ステップS224)。
携帯端末2は、計量機13が使用中である旨の通知を受信し、計量機13が使用中である旨のメッセージを表示する(ステップS225)。
このように、本実施形態では、送信先情報と計量機識別情報とを含み、計量機13に表示されている2次元コード134を、携帯端末2で撮像することにより、計量機識別情報と給油情報とが送信され、計量機識別情報に対応する計量機13が給油可能な状態になる。これにより、顧客は、計量機識別情報を手動入力することなく、給油を行うことができる。また、顧客は、給油情報を外設機に手動入力する必要もない。このため、本実施形態によれば、顧客の負担を軽減することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について、図16を用いて説明する。
図16は、本実施形態による給油所システム30のブロック図である。給油所システム30は、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機40と、計量機40を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像する顧客端末から送信された計量機識別情報、及び顧客端末に入力された給油情報を受信し、計量機識別情報に対応する計量機40に、給油情報に応じた給油を許可する制御装置50と、を備える。
このような構成によれば、計量機40を識別する計量機識別情報を含む表示物を、顧客端末により撮像すると、制御装置50は、顧客端末から送信される計量機識別情報、及び顧客端末に入力された給油情報を受信する。制御装置50は、計量機識別情報に対応する計量機40に、給油情報に応じた給油を許可する。これにより、顧客は、計量機識別情報を手動入力することなく、給油を行うことができる。このため、本実施形態によれば、顧客の負担を軽減することができる。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の実施形態では、表示物である2次元コード134を計量機13に表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、計量機13の近傍に、計量機13とは別に設置物を設置し、その設置物に表示物を表示してもよい。計量機13の近傍とは、例えば、計量機13の筐体の端面から0.6m程度の範囲内の場所である。また、表示物を外設機14に表示してもよく、例えば、外設機14の表示装置に表示してもよい。この場合、例えば、給油前には表示物を表示しておき、計量機制御装置12から給油情報を受信すると表示物を非表示にし、給油前の作業に関する情報等を表示する。さらに、外設機14の近傍に、外設機14とは別に設置物を設置し、その設置物に表示物を表示してもよい。外設機14の近傍とは、例えば、外設機14の筐体の端面から0.6m程度の範囲内の場所である。上述した場所を、計量機13を含む計量機エリアと称することとする。このように、表示物は、計量機13ごとに、計量機13を含む計量機エリア内に表示されていればよい。なお、計量機エリア外であっても、顧客が表示物と計量機13との対応関係を把握できれば、表示物を計量機13から離れた場所に表示してもよい。
また、上述の実施形態では、表示物が2次元コード134である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、1次元バーコード、数字、文字、図形のいずれか、又はそれらの組み合わせを表示してもよい。
また、上述の実施形態では、顧客は、携帯端末2において、給油アプリケーションを手動起動する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、給油所の入口又は給油所内にビーコン装置を設け、携帯端末2が、第2無線通信部208で、ビーコン装置からビーコン信号を受信した場合に、給油アプリケーションを自動起動するようにしてもよい。また、携帯端末2がビーコン装置からビーコン信号を受信した場合に、給油アプリケーションを自動起動せず、給油アプリケーションの起動を促す旨のメッセージを表示するようにしてもよい。なお、ビーコン装置とは、BLE(Bluetooth Low Energy)等の通信規格に基づき、所定時間ごとに所定のビーコン信号を送出する装置である。所定時間とは数秒であり、例えば、2秒である。ビーコン装置は、電池により電源供給されてもよいし、AC/DC電源により電源供給されてもよい。また、ビーコン装置の数は、1個でもよいし、複数個でもよい。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機と、
前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像した顧客端末から送信された、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を受信し、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可する制御装置と、
を備えることを特徴とする給油所システム。
(付記2)
前記顧客端末は、前記計量機ごとに設けられている前記表示物を撮像することにより、前記計量機識別情報を取得することを特徴とする付記1に記載の給油所システム。
(付記3)
前記表示物は、前記給油情報及び前記計量機識別情報の送信先に関する情報を含み、
前記顧客端末は、前記給油情報及び前記計量機識別情報を前記送信先に送信することを特徴とする付記2に記載の給油所システム。
(付記4)
前記送信先は、複数の前記給油所に設置されている給油所システムを管理する管理サーバであることを特徴とする付記3に記載の給油所システム。
(付記5)
前記表示物は、前記給油所を識別する給油所識別情報を含み、
前記顧客端末は、前記給油所識別情報を、前記給油情報及び前記計量機識別情報とともに、前記管理サーバに送信することを特徴とする付記4に記載の給油所システム。
(付記6)
複数の前記給油所のそれぞれに設置され、前記管理サーバと通信可能な給油所サーバを備え、
前記管理サーバは、前記計量機識別情報と前記給油所サーバのIPアドレスとの対応表を記憶し、前記顧客端末から受信した前記給油情報及び前記計量機識別情報を、前記計量機識別情報に対応するIPアドレスの前記給油所サーバに送信することを特徴とする付記4に記載の給油所システム。
(付記7)
複数の前記給油所のそれぞれに設置され、前記管理サーバと通信可能な給油所サーバを備え、
前記管理サーバは、前記給油所識別情報と前記給油所サーバのIPアドレスとの対応表を記憶し、前記顧客端末から受信した前記給油情報及び前記計量機識別情報を、前記給油所識別情報に対応するIPアドレスの前記給油所サーバに送信することを特徴とする付記5に記載の給油所システム。
(付記8)
前記顧客端末と通信可能な給油所サーバを備え、
前記送信先は、前記給油所サーバであることを特徴とする付記3に記載の給油所システム。
(付記9)
前記計量機と対になって使用される外設機を備え、
前記外設機は、前記給油情報に基づき、給油に関する情報を表示することを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の給油所システム。
(付記10)
前記制御装置は、前記計量機識別情報に対応する前記計量機が使用中である場合に、前記計量機が使用中であることを表す信号を前記顧客端末に送信することを特徴とする付記1乃至9のいずれかに記載の給油所システム。
(付記11)
前記顧客端末は、前記表示物を撮像し、前記送信先に関する情報と前記計量機識別情報とを取得したことを契機として、前記給油情報と前記計量機識別情報とを前記送信先に送信することを特徴とする付記3乃至8のいずれかに記載の給油所システム。
(付記12)
前記顧客端末は、前記給油所内に設けられたビーコン装置から送出されるビーコン信号を受信すると、前記給油情報及び前記計量機識別情報を送信するためのアプリケーションプログラムを起動し、又は、前記アプリケーションプログラムの起動を促す表示を行うことを特徴とする付記1乃至11のいずれかに記載の給油所システム。
(付記13)
顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法であって、
前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、
前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、
前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、
前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記14)
顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、
前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、
前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、
前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、
を備えることを特徴とするプログラム。
1 給油所システム
2 携帯端末
3 管理サーバ
4 基地局
5 ネットワーク
6 移動体通信ネットワーク
7 SS−LAN
8 LAN
9 SSC
11 給油所サーバ
12 計量機制御装置
13 計量機
14 外設機
111、121、201 CPU
112、122、202 ROM
113、123、203 RAM
114、124、204 記憶装置
115、125 表示装置
116、126 入力装置
117 通信I/F
118、129、210 バス
127 第1通信I/F
128 第2通信I/F
131 ハイオク用ノズル
132 レギュラー用ノズル
133 軽油用ノズル
134 2次元コード
205 ディスプレイ
206 タッチセンサ
207 第1無線通信部
208 第2無線通信部
209 撮像部
本発明の一観点によれば、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う複数の計量機と、前記複数の計量機のそれぞれを識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像した顧客端末から送信された、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を受信し、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可する制御装置と、を備え、前記表示物は、前記複数の計量機のそれぞれに設けられており、前記給油情報及び前記計量機識別情報の送信先に関する情報をさらに含み、前記顧客端末は、前記表示物を撮像することにより、前記計量機識別情報と前記送信先に関する情報とを取得し、前記給油情報と前記計量機識別情報とを前記送信先に送信することを特徴とする給油所システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う複数の計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法であって、前記顧客端末により、前記複数の計量機のそれぞれを識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、を備え、前記表示物は、前記複数の計量機のそれぞれに設けられており、前記給油情報及び前記計量機識別情報の送信先に関する情報をさらに含み、前記顧客端末により、前記表示物を撮像して、前記計量機識別情報と前記送信先に関する情報とを取得し、前記給油情報と前記計量機識別情報とを前記送信先に送信するステップをさらに備えることを特徴とする情報処理方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う複数の計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記顧客端末により、前記複数の計量機のそれぞれを識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、を備え、前記表示物は、前記複数の計量機のそれぞれに設けられており、前記給油情報及び前記計量機識別情報の送信先に関する情報をさらに含み、前記顧客端末により、前記表示物を撮像して、前記計量機識別情報と前記送信先に関する情報とを取得し、前記給油情報と前記計量機識別情報とを前記送信先に送信するステップをさらに備えることを特徴とするプログラムが提供される。


Claims (14)

  1. 給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機と、
    前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像した顧客端末から送信された、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を受信し、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可する制御装置と、
    を備えることを特徴とする給油所システム。
  2. 前記顧客端末は、前記計量機ごとに設けられている前記表示物を撮像することにより、前記計量機識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の給油所システム。
  3. 前記表示物は、前記給油情報及び前記計量機識別情報の送信先に関する情報を含み、
    前記顧客端末は、前記給油情報及び前記計量機識別情報を前記送信先に送信することを特徴とする請求項2に記載の給油所システム。
  4. 前記送信先は、複数の前記給油所に設置されている給油所システムを管理する管理サーバであることを特徴とする請求項3に記載の給油所システム。
  5. 前記表示物は、前記給油所を識別する給油所識別情報を含み、
    前記顧客端末は、前記給油所識別情報を、前記給油情報及び前記計量機識別情報とともに、前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項4に記載の給油所システム。
  6. 複数の前記給油所のそれぞれに設置され、前記管理サーバと通信可能な給油所サーバを備え、
    前記管理サーバは、前記計量機識別情報と前記給油所サーバのIPアドレスとの対応表を記憶し、前記顧客端末から受信した前記給油情報及び前記計量機識別情報を、前記計量機識別情報に対応するIPアドレスの前記給油所サーバに送信することを特徴とする請求項4に記載の給油所システム。
  7. 複数の前記給油所のそれぞれに設置され、前記管理サーバと通信可能な給油所サーバを備え、
    前記管理サーバは、前記給油所識別情報と前記給油所サーバのIPアドレスとの対応表を記憶し、前記顧客端末から受信した前記給油情報及び前記計量機識別情報を、前記給油所識別情報に対応するIPアドレスの前記給油所サーバに送信することを特徴とする請求項5に記載の給油所システム。
  8. 前記顧客端末と通信可能な給油所サーバを備え、
    前記送信先は、前記給油所サーバであることを特徴とする請求項3に記載の給油所システム。
  9. 前記計量機と対になって使用される外設機を備え、
    前記外設機は、前記給油情報に基づき、給油に関する情報を表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の給油所システム。
  10. 前記制御装置は、前記計量機識別情報に対応する前記計量機が使用中である場合に、前記計量機が使用中であることを表す信号を前記顧客端末に送信することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の給油所システム。
  11. 前記顧客端末は、前記表示物を撮像し、前記送信先に関する情報と前記計量機識別情報とを取得したことを契機として、前記給油情報と前記計量機識別情報とを前記送信先に送信することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の給油所システム。
  12. 前記顧客端末は、前記給油所内に設けられたビーコン装置から送出されるビーコン信号を受信すると、前記給油情報及び前記計量機識別情報を送信するためのアプリケーションプログラムを起動し、又は、前記アプリケーションプログラムの起動を促す表示を行うことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の給油所システム。
  13. 顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法であって、
    前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、
    前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、
    前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、
    前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. 顧客端末を用いて、給油所に設置され、顧客の操作により給油を行う計量機に給油を許可する制御装置における情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記顧客端末により、前記計量機を識別する計量機識別情報を含む表示物を撮像するステップと、
    前記顧客端末により、前記計量機識別情報と、前記顧客端末に記憶されていた給油情報と、を送信するステップと、
    前記制御装置により、前記計量機識別情報及び前記給油情報を受信するステップと、
    前記制御装置により、前記計量機識別情報に対応する前記計量機に、前記給油情報に応じた給油を許可するステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
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