JP2019215720A - 医療機器を用いて在宅療法を受けるユーザに対して医療用システムへの登録を許可する医療用サーバ、医療用システム、端末及び方法 - Google Patents

医療機器を用いて在宅療法を受けるユーザに対して医療用システムへの登録を許可する医療用サーバ、医療用システム、端末及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみ医療用システムへの登録を許容する医療用サーバを提供する。【解決手段】医療用サーバ20は、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する医療用システムに患者を登録する医療用サーバであって、通信部25と、通信部25を用いて、端末から、患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する患者に関する患者識別情報及び医療機器に関する機器識別情報を受信し、患者識別情報と機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、端末に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を送信することを許容する処理部21と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器を用いて在宅療法を受けるユーザに対して医療用システムへの登録を許可する医療用サーバ、医療用システム、端末及び方法に関する。
従来、在宅で医療機器を用いて治療を行う患者がいる。例えば、持続式陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure:CPAP)、在宅酸素療法又は在宅補助換気療法等の在宅療法を受ける患者がいる。
このような医療機器は、マスク又はカニューラ等の装具を患者の口又は鼻に装着して使用される。装具は、患者に正しく装着されないと、すきまから供給される気体が漏れる等して、処方された流量の気体が患者に投与されないおそれがある。
在宅療法患者が初めて在宅療法を開始する際には、患者を担当する病院において導入の指導が行われ、患者が習得すべき内容について一応理解した後に在宅療法が開始される。
一方、在宅療法を開始した患者は、医療機器の操作等において不慣れな部分を有している場合もある。
特許文献1では、患者が使用する端末とネットワークを介して接続されるサーバが、患者に対する指導項目に関する質問を端末へ送信し、質問に対する回答に基づいて回答を行った患者の指導項目に対する理解度及び実施度を定量的に評価し、評価の結果に基づいて回答を行った患者に対する指導プログラムを生成して、評価の結果及び指導プログラムを端末へ送信し、患者がこれらを参考にして治療を行うことにより、在宅療法を受ける患者に対する指導の均一化及び質の向上を図ることが提案されている。
特開2002−312489号公報
特許文献1が提案しているように、端末と、ネットワークを介して接続されるサーバとを備えるシステムを用いて、端末を操作する患者に対して、在宅療法で用いられる医療機器に関する情報を提供することは、患者の治療に有効であると考えられる。
患者が在宅療法に用いる医療機器の選択及びその使用方法は、患者ごとに医師の処方に基づいて決定されている。このような医療機器に関する情報は、患者に対してのみに提供されるものであり、患者以外のものに対しては提供されるべきではない。
例えば、不正に患者の医療機器に関する情報を入手しようする行為は防がれるべきである。また、故意でなくても、誤って患者の医療機器に関する情報が入手されることも防止されるべきである。
そこで、本明細書は、医療機器を用いて在宅療法を受けるユーザに対してのみ医療用システムへの登録を許可する医療用サーバ、医療用システム、端末及び方法を提供することを課題とする。
本明細書に開示する医療用サーバによれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する医療用システムに患者を登録する医療用サーバであって、通信部と、通信部を用いて、端末から、患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する患者に関する患者識別情報及び医療機器に関する機器識別情報を受信し、患者識別情報と機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、端末に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を送信することを許容する処理部と、を備える。
また、本明細書に開示する医療用システムによれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する医療用システムであって、患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する患者に関する患者識別情報及び医療機器に関する機器識別情報を送信する端末と、通信部と、通信部を用いて、端末から患者識別情報及び機器識別情報を受信し、患者識別情報と機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、端末に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を送信することを許容する処理部と、を有する医療用サーバと、を備える。
また、本明細書に開示する端末によれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する医療用システムに患者を登録する端末であって、端末は、患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する患者に関する患者識別情報及び医療機器に関する機器識別情報を、医療用サーバであって、端末から患者識別情報及び機器識別情報を受信し、患者識別情報と機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、端末に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を送信することを許容する医療用サーバへ送信する。
更に、本明細書に開示する方法によれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する医療用システムに患者を登録する方法であって、端末が、患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する患者に関する患者識別情報及び医療機器に関する機器識別情報を医療用サーバへ送信することと、医療用サーバが、端末から患者識別情報及び機器識別情報を受信し、患者識別情報と機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、受信した患者識別情報と受信した機器識別情報とが管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、端末に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を送信することを許容すること、を含む。
上述した本明細書に開示するに医療用サーバよれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみ医療用システムへの登録が許容される。
また、上述した本明細書に開示する医療用システムによれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみ医療用システムへの登録が許容される。
また、上述した本明細書に開示する端末によれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみ医療用システムへの登録が許容される。
更に、上述した本明細書に開示する方法によれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみ医療用システムへの登録が許容される。
本明細書に開示するシステムの一実施形態の構成を示す図である。 患者情報管理サーバの構成を示す図である。 端末管理サーバの構成を示す図である。 端末の構成を示す図である。 患者情報管理表を説明する図である。 端末管理表を説明する図である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その1)である。 端末管理サーバの動作を説明するフローチャートである。 システムの動作を説明するシーケンス図(その2)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その3)である。 端末の表示部に表示される画面の画像を説明する図(その1)である。 端末の表示部に表示される画面の画像を説明する図(その2)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その4)である。 端末の表示部に表示される画面の画像を説明する図(その3)である。
以下、本明細書で開示する医療用のシステムの好ましい一実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する医療用のシステムの一実施形態の構成を示す図である。図2は、患者情報管理サーバの構成を示す図である。図3は、端末管理サーバの構成を示す図である。図4は、端末の構成を示す図である。
本実施形態の医療用のシステム1は、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、医療機器に関する情報を提供する。
在宅療法を開始した患者は、医療機器の正しい操作及び機器を使用する習慣を早く身につけることが好ましい。これにより、患者は、自宅で医療機器を用いた正しい治療を継続して行うことにより症状の改善が期待できる。
在宅療法に用いられる医療機器の種類として、例えば、陽圧式人工呼吸補助装置、酸素濃縮装置、人工呼吸装置が挙げられる。陽圧式人工呼吸補助装置は、陽圧の空気、又は、酸素を大気より多く含む空気を大気と混合した陽圧の空気を患者に供給する。酸素濃縮装置は、空気中の酸素を濃縮して患者へ供給する。人工呼吸装置は、患者の肺への空気の送込み及び肺からの空気の排出を機械的に行うことによって、患者の呼吸を補助する。なお、上述した医療機器は一例であり、本発明は、これらの医療機器への適用に限定されるものではない。
患者が在宅療法を開始する際には、まず病院において在宅療法を導入するための指導が行われて、患者が習得すべき内容について一応理解した後に在宅療法が開始されるものの、医療機器に不慣れな患者は、当初、様々な医療機器の扱いに関して疑問が生じる場合がある。
そこで、システム1は、このような患者に対して、患者の情報を含む医療機器に関する情報を提供する。患者の情報を含む医療機器に関する情報は、医療機器の取扱説明情報、患者に装着される装具に関する情報、又は、医療機器を用いた患者の治療に関する情報等を含み得る。また、医療機器に関する情報は、患者に固有の情報を含む患者固有機器情報及び/又は患者の治療に関する情報と、患者に固有の情報を含まない患者共通機器情報を含み得る。患者に固有の情報は、患者に関する情報であって、患者個人を識別できる情報を含み得る。患者に固有の情報を含まない患者共通機器情報は、患者の治療に使用される医療機器等に関する情報を含むものではあるが、患者個人を識別できる情報は含まない。
患者に固有の情報を含む患者固有機器情報及び/又は医療機器を用いた患者の治療に関する情報は、患者のそれぞれに対する医師の処方に基づいた情報を含む。患者固有機器情報の具体例として、例えば、後述する装具に関するマスク等データがある。患者に固有の情報を含む医療機器を用いた患者の治療に関する情報としては、後述する通院予定情報がある。患者に固有の情報を含まない患者共通機器情報の具体例としては、例えば、後述する医療機器取扱データがある。
システム1では、医療機器を用いて在宅療法を行っている患者本人に対してのみシステムへの登録を許容して、その医療機器に関する情報のみが提供される。これにより、その患者が使用する医療機器以外の情報が、患者に誤って提供されることを防止すると共に、他のものに対して患者に固有の情報を秘匿することができる。
また、システム1は、患者に対して提供する情報には、患者の生理情報及び医療機器の動作情報は含まれない。システム1は、患者に対して、主に医療機器の扱いに関する情報を提供し、且つ、患者の生理情報及び医療機器の動作情報等の他の情報の提供を許容しないことにより、様々な情報が患者に提供されることにより患者が混乱することを防ぐ。
図1に示すように、システム1は、患者情報管理サーバ10と、端末管理サーバ20と、端末30と、カスタマ管理サーバ40と、医療情報管理サーバ50を備える。各サーバ及び端末30は、ネットワークNを介して通信可能に接続される。各サーバは、医療用である。本明細書において、医療用のシステム及びサーバは、少なくとも医療機器に関する情報を扱う。
患者情報管理サーバ10は、患者及び患者が在宅療法に用いる医療機器に関する情報を管理するサーバである。患者及び患者が在宅療法に用いる医療機器に関する情報は、例えば、患者を担当する病院により管理される。
端末管理サーバ20は、患者により操作される端末と接続して、患者情報管理サーバ10が記憶する医療機器に関する情報を患者へ提供するサーバであり、システム1への端末30の登録及び登録された端末に対する医療機器に関する情報の提供を管理する。医療機器に関する情報としては、例えば、医療機器の取扱情報、マスク等の医療機器の使用で患者に装着される装具の情報、患者に対する在宅療法の指導情報及びCPAP治療に関するFAQがある。装具は、医療機器から送り込まれる空気や酸素などを、患者へ送り届けるために使用される。具体的には、装具として、患者の鼻や口元まわりに装着されるマスクやカニューラ等がある。
端末30は、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者により操作される端末である。患者は、端末30を用いて、医療機器に関する情報を閲覧する。
カスタマ管理サーバ40は、医療機器で使用される消耗品を管理しており、医療機器で用いられる消耗品の交換の通知を、端末管理サーバ20を介して、端末30へ送信する。
医療情報管理サーバ50は、患者が在宅療法で使用する医療機器の動作情報及び病院での患者の診療情報を記憶して、各情報を解析する。また、医療情報管理サーバ50は、患者の通院情報を管理しており、患者の次の通院予定情報を、端末管理サーバ20を介して、端末30へ送信する。
次に、患者情報管理サーバ10の説明を以下に行う。
患者情報管理サーバ10は、処理部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、通信部15を有する。
処理部11は、一つ又は複数のプロセッサと、周辺回路とを有する。処理部11は、記憶部12に予め記憶されている所定のコンピュータプログラム12aに従い、患者情報管理サーバ10の各ハードウェア構成要素の制御及び各種処理を行い、処理中に生じるデータを一時的に保存するために記憶部12を利用する。また、処理部11の各機能は、別個の回路として、患者情報管理サーバ10に実装されてもよい。
記憶部12は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM)等の半導体メモリ又は磁気ディスク又はフラッシュメモリを有していても良い。記憶部12は、所定のコンピュータプログラム12aを非一時的に記憶する記憶媒体を読み出し可能なドライブを有していても良い。
図2に示すように、記憶部12は、コンピュータプログラム12aと、患者情報管理表12bを記憶する。
図5は、患者情報管理表を説明する図である。
患者情報管理表500は、患者管理識別情報(患者管理ID)欄501と、氏名欄502と、住所欄503と、電話番号欄504と、機台番号欄505と、シリアル番号欄506と、医療機器識別情報(医療機器ID)欄507、マスク等識別情報(マスク等ID)欄508を有する。
患者管理ID欄501には、病院が患者を他の患者と識別して管理するための識別情報が記録される。氏名欄502には、患者の氏名が記録される。住所欄503には、患者の住所が記録される。電話番号欄504には、患者の電話番号が記録される。住所及び電話番号は、一般に患者を識別するための患者識別情報でもある。患者識別情報として、例えば、健康保険番号を用いてもよい。機台番号欄505には、在宅療法で使用される個々の医療機器を識別するための識別番号が記録される。機台番号は、同じ種類の医療機器であっても、患者管理IDと関連付けられて異なる番号が付される。シリアル番号欄506には、在宅療法で使用される個々の医療機器に対して、医療機器の製造者が製造した機器を識別するための識別番号が記録される。医療機器ID欄507には、複数の種類がある医療機器の内から一の種類の医療機器を識別するための識別情報が記録される。例えば、複数の種類がある医療機器として、陽圧式人工呼吸補助装置、酸素濃縮装置、人工呼吸装置が挙げられる。各装置が、更に複数の種類を有する場合もある。同じ種類の医療機器は、共通した取扱情報を有する。マスク等識別情報(マスク等ID)欄508には、医療機器で使用されるマスク等の装具を識別するための識別情報が記録される。陽圧式人工呼吸補助装置及び人工呼吸装置では、マスクがマスク等の装具として使用され、酸素濃縮装置では、カニューラがマスク等の装具として使用される。例えば、マスクには、構造等が異なる複数の種類があり、患者の顔の形状、使用される気体流量又は圧力、操作性に基づいて、患者ごとにマスクが選択される。そのため、マスク等に関する情報は、患者に固有の情報を含む医療機器に関する情報である。マスク等IDは、患者に対して選択されているマスク等の装具を他の装具とは識別するための識別情報となる。このように、患者情報管理表500には、患者管理IDと、氏名と、住所と、電話番号と、機台番号と、シリアル番号と、医療機器IDと、マスク等IDとが関連付けられて記録されている。
表示部13は、処理部11に制御されて、患者情報管理サーバ10の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部13として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作部14は、サーバの管理者により操作されて、操作を入力可能である。操作部14として、例えば、キーボード及びマウスを用いることができる。
通信部15は、ネットワークNを介して、端末管理サーバ20との間で情報の送受信を行う。処理部11は、通信部15を用いて受信された情報に基づいて、各種の処理を行う。また、処理部11は、各種の処理を行った結果を、通信部15を用いて送信する。通信部15は、送受信を行う通信回路及び通信線を有し得る。
次に、端末管理サーバ20の説明を以下に行う。
端末管理サーバ20は、処理部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24と、通信部25を有する。
処理部21は、一つ又は複数のプロセッサと、周辺回路とを有する。処理部21は、記憶部22に予め記憶されている所定のコンピュータプログラム22aに従い、端末管理サーバ20の各ハードウェア構成要素の制御及び各種処理を行い、処理中に生じるデータを一時的に保存するために記憶部22を利用する。また、処理部21の各機能は、別個の回路として、端末管理サーバ20に実装されてもよい。
記憶部22は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM)等の半導体メモリ又は磁気ディスク又はフラッシュメモリを有していても良い。記憶部22は、所定のコンピュータプログラム22aを非一時的に記憶する記憶媒体を読み出し可能なドライブを有していても良い。
図3に示すように、記憶部22は、コンピュータプログラム22aと、端末管理表22bと、医療機器取扱データ22cと、マスク等データ22dと、指導データ22eと、FAQデータ22fを記憶する。
図6は、端末管理表を説明する図である。
端末管理表600は、氏名欄601と、接続識別情報(接続ID)欄602と、パスワード欄603と、電話番号欄604と、機台番号欄605と、シリアル番号欄606と、患者管理ID欄607と、医療機器ID欄608と、マスク等ID欄609と、ステータス欄610と、を有する。
氏名欄601には、患者情報管理サーバ10の患者情報管理表から読み取られた患者の氏名が記録される。接続ID欄602には、端末IDにより識別される端末が端末管理サーバ20と接続するために使用される接続IDが記録される。パスワード欄603には、端末IDにより識別される端末が端末管理サーバ20と接続するために使用されるパスワードが記録される。電話番号欄604には、端末30から端末管理サーバ20へ送信された電話番号が記録される。機台番号欄605には、端末30から端末管理サーバ20へ送信された機台番号が記録される。シリアル番号欄606には、端末30から端末管理サーバ20へ送信されたシリアル番号が記録される。患者管理ID欄607には、患者情報管理サーバ10の患者情報管理表から読み取られた患者IDが記録される。医療機器ID欄608には、患者情報管理サーバ10の患者情報管理表から読み取られた医療機器IDが記録される。マスク等ID欄609には、患者情報管理サーバ10の患者情報管理表から読み取られたマスク等IDが記録される。ステータス欄610には、端末IDにより識別される端末を操作する患者のシステム1への登録状態を示すステータスが、「本登録」又は「仮登録」として記録される。このように、端末管理表600には、氏名と、接続IDと、パスワードと、電話番号と、機台番号と、シリアル番号と、患者管理IDと、医療機器IDと、マスク等IDと、ステータスとが関連付けられて記録されている。
医療機器取扱データ22cは、端末管理表22bに記録されている医療機器IDにより識別される複数の医療機器の取扱情報を有する。医療機器取扱データ22cは、複数の患者が用いる医療機器に関する取扱情報を含む。医療機器の取扱情報のそれぞれは、端末管理表22bに記録される医療機器IDを介して、患者管理IDと関連付けられて記憶部22に記憶されている。複数の医療機器の取扱情報のそれぞれは、例えば、動画及びイラストを用いた機器の取扱情報を含む。医療機器の取扱情報は、その医療機器の一般的な操作方法等に関する説明を含んでおり、個々の患者に固有の情報を含まない。
マスク等データ22dは、端末管理表22bに記録されているマスク等IDにより識別されるマスク等の装具の取扱情報を有する。マスク等データ22dは、複数の患者が用いるマスク等の装具の取扱情報を含む。マスク等の装具の取扱情報のそれぞれは、端末管理表22bに記録される医療機器IDを介して、端末管理表22bに記録される患者管理IDと関連付けられて記憶部22に記憶されている。マスク等の装具の取扱情報は、個々の患者に対して選択されているマスク等の構造、大きさ、材質、使用条件、操作方法等を含むので、患者に固有の情報を有する。例えば、CPAP療法では、マスクを患者の顔に正しく装着することが大切である。そのためには、マスクが患者の顔に均等に当たるようにして、呼吸をしてマスクと顔の表面との間から空気がもれないようにマスクを装着することが好ましい。特に、患者が就寝する状態において、マスクを顔に正しく装着できることが好ましい。マスク等の装具の取扱情報は、このような観点から患者がマスクを取り扱う時に有用な情報を含む。
指導データ22eは、在宅療法を開始した患者に対して送信される複数の指導情報を有する。医療機器のそれぞれに対して、指導情報が生成されている。指導情報のそれぞれは、端末管理表22bに記録されている医療機器IDにより識別される。在宅療法を開始した患者に対して、患者が医療機器を使用する際に予想される問題点及びその対処方法を指導する指導情報を含む指導メールが、端末管理サーバ20から端末30へ送信される。指導情報は、患者に固有の情報を含まない。指導メールは、医療機器IDと関連付けられている患者管理IDを有する患者に対して、端末管理サーバ20から、例えば、在宅療法を開始した日から、1日後、2日後、3日後、7日後、21日後に送信される。例えば、患者のメールアドレスは、端末管理表22bに患者IDと関連づけられて記録される。
FAQデータ22fは、CPAP治療に関する主要な質問項目及び回答情報(以下、単にFAQ情報ともいう)を有する。FAQ情報は、一般的なCPAP治療に関する情報及び/又はCPAP治療で用いられる医療機器のそれぞれに対して医師により監修されて作成された主要な質問項目及び回答情報を含む。FAQ情報は、患者に固有の情報を含まない。
なお、医療機器取扱データ、マスク等データ、指導データ及びFAQデータは、端末管理サーバ以外の記憶装置に記憶されていてもよい。例えば、これらのデータは、患者情報管理サーバ10又は他のデータベースに記憶されていてもよい。
表示部23は、処理部21に制御されて、端末管理サーバ20の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部23として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作部24は、サーバの管理者により操作されて、操作を入力可能である。操作部24として、例えば、キーボード及びマウスを用いることができる。
通信部25は、ネットワークNを介して、端末30又は患者情報管理サーバ10との間で情報の送受信を行う。処理部21は、通信部25を用いて受信された情報に基づいて、各種の処理を行う。また、処理部21は、各種の処理を行った結果を、通信部25を用いて送信する。通信部25は、送受信を行う通信回路及び通信線を有し得る。
端末管理サーバ20の動作の詳細については、システム1の動作の説明において更に後述する。
次に、端末30の説明を以下に行う。
端末30は、処理部31と、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、通信部35を有する。
処理部31は、一つまたは複数のプロセッサと、周辺回路とを有する。処理部31は、記憶部32に予め記憶されている所定のコンピュータプログラムに従い、端末30の各ハードウェア構成要素の制御及び各種処理を行い、処理中に生じるデータを一時的に保存するために記憶部22を利用する。また、処理部31の各機能は、別個の回路として、端末30に実装されてもよい。
記憶部32は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM)等の半導体メモリ又は磁気ディスク又はフラッシュメモリを有していても良い。記憶部32は、所定のコンピュータプログラムを非一時的に記憶する記憶媒体を読み出し可能なドライブを有していても良い。
表示部33は、処理部31に制御されて、端末30の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部33として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作部34は、患者により操作されて、操作を入力可能である。端末30は、操作部34として、例えば表示部33と一体のタッチパネルを用いることができる。
通信部35は、無線通信を用いて、ネットワークNを介して、端末管理サーバ20との間で情報の送受信を行う。通信部35は、例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)又はLTE(Long Term Evolution)等の所定の無線通信規格に準拠して、基地局を介して、ネットワークNと接続する。また、通信部35は、無線LANを用いて、ネットワークNと接続してもよい。通信部35は、無線で送受信を行う通信回路及びアンテナを有し得る。処理部31は、通信部35を用いて受信された情報に基づいて、各種の処理を行う。また、処理部31は、各種の処理を行った結果を、通信部35を用いて送信する。
カスタマ管理サーバ40は、患者情報管理サーバ10の患者情報管理表を参照して、各患者が在宅療法に用いる医療機器で使用される消耗品を管理しており、医療機器で用いられる消耗品の交換の通知を、端末管理サーバ20を介して、端末30へ送信する。カスタマ管理サーバ40は、例えば、在宅療法を開始した患者に対して、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、12ヶ月後に、患者が使用する医療機器の消耗品を補充する案内情報を生成して、端末管理サーバ20を介して、端末30へ送信する。カスタマ管理サーバ40が生成する案内情報は、患者が使用する医療機器の消耗品に関する情報なので、患者に固有の情報を含む。
医療情報管理サーバ50は、各患者が在宅療法で使用する医療機器の動作情報を記憶する。また、医療情報管理サーバ50は、患者の病院で診療情報を記憶する。医療情報管理サーバ50は、医療機器の動作情報及び診療情報を解析して出力することにより、医療関係者が、患者を診療することを支援する。
また、医療情報管理サーバ50は、患者の診療情報と共に通院情報を管理しており、患者の次の通院予定情報を、端末管理サーバ20を介して端末30へ送信する。通院予定情報は、患者に固有の情報を含む情報の例である。
医療情報管理サーバ50が管理する患者の医療機器の動作情報、診療情報及び通院情報は、患者に固有の情報を含む。
次に、患者がシステム1へ登録する際におけるシステム1の動作を、図7〜図9を参照しながら、以下に説明する。
図7及び図9は、システム1の動作を説明するシーケンス図であり、図8は、端末管理サーバ20の動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS701において、端末30の処理部31は、患者の操作部34の操作により、患者の電話番号、患者が在宅療法で使用する医療機器の機台番号、シリアル番号が入力される。端末30の処理部31は、患者の操作部34の操作により、通信部35を用いて、患者の電話番号、患者が在宅療法で使用する医療機器の機台番号、シリアル番号及び端末30のシステム1への登録を要求する登録要求を、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。患者の電話番号、患者が在宅療法で使用する医療機器の機台番号、シリアル番号は、患者を、システム1に登録するか否かを判定するための認証情報の一例である。なお、認証情報は、患者に関する情報と、医療機器に関する情報を含んでいることが好ましい。また、本明細書では、患者の電話番号、患者が在宅療法で使用する医療機器の機台番号、シリアル番号は、患者を識別する情報及び患者の在宅療法の治療情報を識別する情報の一例でもある。認証情報は、端末管理サーバ20の処理部21が、患者が用いる医療機器以外の機器を含む複数の医療機器に関する情報の内、取得した認証情報と関連付けられている医療機器に関する情報のみを、患者に対して提供するためにも使用される。
次に、ステップS703において、端末管理サーバ20は、患者の電話番号、患者が在宅療法で使用する医療機器の機台番号、シリアル番号及び登録要求を受信する。
次に、ステップS705において、端末管理サーバ20は、端末30の登録要求の判定処理を行う。この端末管理サーバ20の判定処理を、図8に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS801において、端末管理サーバ20の処理部21は、通信部25を用いて、患者情報管理表の送信を要求する送信要求を、ネットワークNを介して、患者情報管理サーバ10へ送信する。患者情報管理サーバ10の処理部11は、送信要求を受信すると、記憶部12から読み出した患者情報管理表を、通信部15を用いて、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。端末管理サーバ20は、患者情報管理表を受信する。なお、処理部21は、患者情報管理サーバ10から患者情報管理表を受信することを、端末30の登録要求の判定処理ごとに行わなくてもよい。例えば、処理部21は、所定の間隔、例えば一日一回、患者情報管理サーバ10から患者情報管理表の受信するようにしてもよい。
次に、ステップS803において、端末管理サーバ20の処理部21は、受信した患者情報管理表を参照して、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、同じ患者管理IDと関連付けられて記録されているか否かを判定する。具体的には、処理部21は、患者情報管理表を参照して、一の患者管理IDと関連付けられている電話番号と、端末30から受信した電話番号とが一致し、且つ、当該患者管理IDと関連付けられている機台番号と、端末30から受信した機台番号とが一致し、且つ、当該患者管理IDと関連付けられているシリアル番号と、端末30から受信したシリアル番号とが一致しているか否かを判定する。
端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、患者情報管理表において同じ患者管理IDと関連付けられて記録されている場合(ステップS803−Yes)、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30を操作する患者のシステム1への本登録を許可して、接続IDを生成する。
一方、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、患者情報管理表において同じ患者管理IDと関連付けられて記録されていない場合(ステップS803−No)、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30から受信した電話番号、機台番号及びシリアル番号が、所定の文字数を有し、且つ、端末30から受信した機台番号が、所定の文字列パターンを有するか否かを判定する(ステップS807)。ここで、患者情報管理表に記録されている全ての電話番号は、同じ文字数を有し、患者情報管理表に記録されている全ての機台番号は、同じ文字数を有し、患者情報管理表に記録されている全てのシリアル番号は、同じ文字数を有するとする。具体的には、処理部21は、端末30から受信した電話番号が、患者情報管理表に記録されている電話番号と同じ文字数を有するか否かを判定する。また、処理部21は、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている機台番号と同じ文字数を有するか否かを判定する。また、処理部21は、端末30から受信したシリアル番号が、患者情報管理表に記録されているシリアル番号と同じ文字数を有するか否かを判定する。更に、処理部21は、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている機台番号が有するのと同じ、所定の種類の文字が所定の数だけ所定の順番で配列された文字パターンを有するか否かを判定する。患者情報管理表には、一の医療機器IDと関連付けられている機台番号は、例えば、複数の英文字と複数の数字とが所定の順番で配列された文字パターンを有する。異なる医療機器IDと関連付けられている機台番号は、異なる文字パターンを有する。処理部21は、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている何れかの機台番号の文字パターンを有するか否かを判定する。なお、シリアル番号も、所定の種類の文字が所定の数だけ所定の順番で配列された文字パターンを有していてもよい。この場合、処理部21は、端末30から受信したシリアル番号が、患者情報管理表に記録されているシリアル番号が有する文字パターンを有するか否かを判定する。
端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、所定の文字数を有し、且つ、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている何れか機台番号の文字パターンを有する場合(ステップS807−Yes)、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30を操作する患者のシステム1への仮登録を許可して、端末ID及び接続IDを生成する。なお、端末30から受信した機台番号と、患者情報管理表に記録されている機台番号とを比較する条件は、一例であり、他の条件を用いて比較してもよい。例えば、処理部21は、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている機台番号が含まれる所定の数値の範囲内にあるか否かを判定してもよい。なお、処理部21端末30を操作する患者のシステム1への仮登録を許可する判定条件は、上述した文字数又は文字列パターンを用いる以外の条件に基づいていてもよい。
患者が、端末30を用いて、電話番号と、機台番号と、シリアル番号を送信する際、何れかの情報を誤って入力する場合がある。システム1では、このような場合でも、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号が所定の条件を満たしていることが確認できる場合には、本来はシステムへの登録が許可されるべき患者であることが推定されるので、システム1への患者の仮登録を許容して、患者に固有の情報を含まない医療機器に関する情報を提供して、患者が医療機器の正しい操作及び機器を使用する習慣を早く身につけることを支援する。ただし、患者に固有の情報を含む医療機器に関する情報の提供は、システム1への本登録がなされて、はじめて許容される。なお、仮登録を許容された患者に提供される情報は、本登録された患者に提供される情報に対して制限されていればよく、患者を識別し得る情報(患者に固有の情報)を含めない情報には制限されない。また、仮登録を許容された患者に提供される情報は、本登録された患者に提供される情報に対して制限されていればよく、仮登録の状態を複数に設定して、複数の段階に制限された情報を仮登録された患者に提供してもよい。例えば、端末30から受信した患者識別情報(例えば、電話番号)及び機器識別情報(例えば、機台番号)が第1の条件を満たす場合と、端末30から受信した第1機器識別情報(例えば、機台番号)及び第2機器識別情報(例えば、シリアル番号)の内の少なくとも1つが第2の条件を満たす場合と、両条件が満たされている場合とに応じて、仮登録の状態を3段階に設定してもよい。この場合、第1の条件は、本来はシステムへの登録が許可されるべき患者の個人情報に基づいて、本来はシステムへの登録が許可されるべき患者であることが推定できる条件であることが好ましい。第2の条件は、患者が自宅で使用する医療機器に関する情報に基づいて、本来はシステムへの登録が許可されるべき患者であることが推定できる条件であることが好ましい。仮登録を許容された患者に提供される情報が、本登録された患者に提供される情報に対して制限される程度は、第1の条件のみを満たす場合と、第2の条件のみを満たす場合と、両条件を満たす場合とに応じて決定してもよい。
一方、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、所定の文字数を有し、且つ、端末30から受信した機台番号が、患者情報管理表に記録されている機台番号の文字パターンを有していない場合(ステップS807−No)、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30のシステム1への登録を許可しない決定をする(ステップS811)。以上が、ステップS705の説明である。
次に、ステップS707において、端末管理サーバ20の処理部21は、「本登録」、「仮登録」又はいずれの登録も許可されなかったのかの内の何れかの情報を含む判定結果を、端末30に対して、ネットワークNを介して送信する。
次に、ステップS709において、端末30は、判定結果を受信して、「本登録」、「仮登録」又はいずれの登録も許可されなかったのかの内の何れかの情報を、表示部33に表示してもよい。患者は、表示部33に表示された判定結果を見て登録の可否を認識し得る。これにより、いずれの登録も許可されなかった判定結果が表示されている場合には、患者に対して、電話番号と、機台番号と、シリアル番号を確認してもらうことを促すことができる。
患者に対して、いずれの登録も許可されなかった場合には、登録処理は終了する。
一方、患者に対して、「本登録」又は「仮登録」が許可された場合には、ステップS901において、端末管理サーバ20の処理部21は、通信部25を用いて、接続IDを送信すると共に、システム1へ接続する際に使用するパスワードを端末管理サーバ20へ送信することを求めるパスワード要求を、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS903において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて接続ID及びパスワード要求を受信し、接続IDを記憶部32に記憶すると共に、パスワードの入力を要求する入力要求を表示部33に表示する。表示部33の表示を見た患者は、操作部34を操作し、パスワードを入力する。処理部31は、入力されたパスワードを、記憶部32に記憶する。
ステップS905において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、パスワードを、ネットワークNを介して端末管理サーバ20送信する。
次に、ステップS907において、端末管理サーバ20の処理部21は、パスワードを受信する。なお、受信したパスワードが、所定の条件を満たさない場合には、処理部21は、再度パスワード要求を、ネットワークNを介して端末30へ送信してもよい。
次に、ステップS909において、端末管理サーバ20の処理部21は、接続IDと、パスワードと、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とを関連付けて、端末管理表22bに記録する。また、端末管理サーバ20の処理部21は、接続IDと関連づけて、端末管理表22bのステータス欄に患者のステータスである「本登録」又は「仮登録」を記録する。本明細書において、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号により特定される患者をシステム1のユーザとして本登録又は仮登録することは、端末管理表22bのステータス欄に患者のステータスである「本登録」又は「仮登録」を記録することにより実行される。
そして、処理部21は、患者情報管理表を参照して、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号と関連付けられている患者管理IDを読み取って、端末管理表22bの患者管理ID欄に記録する。
また、端末管理表22bのステータス欄に「本登録」を記録した場合、処理部21は、患者情報管理表を参照して、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号と関連付けられている医療機器ID及びマスク等IDを読み取って、端末管理表22bの医療機器ID欄及びマスク等ID欄に記録する。
一方、端末管理表22bのステータス欄に「仮登録」を記録した場合、処理部21は、機台番号管理表を参照して、端末30から受信した機台番号の文字パターンと一致する文字パターンを有する機台番号と関連付けられている医療機器IDを読み取って、端末管理表22bの医療機器ID欄に記録する。端末管理サーバ20の記憶部22には、機台番号と、医療機器IDとが関連付けられている機台番号管理表が記憶されている。
そして、処理部21は、患者情報管理表を消去する。なお、患者情報管理表が患者管理サーバ10から所定の間隔で読み取られる場合には、その間隔に基づいて、患者情報管理表は消去される。
システム1に対して「本登録」又は「仮登録」が許可された患者の端末30は、以後、端末ID及びパスワードを用いて、端末管理サーバ20へ接続して、医療機器に関する情報の提供を受けることができるようになる。
なお、端末30のシステム1への登録を許可しない決定がなされた場合(ステップS811)、端末管理サーバ20の処理部21は、所定の周期、例えば一日一度の周期で、ステップS801以降の処理を繰り返して行う。これは、患者情報管理サーバ10の記憶部12に記憶される患者情報管理表への患者情報の記録が完了する前に、患者が端末30を用いてシステム1への登録処理を行う場合があるからである。この場合、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号が正しくても、患者情報管理表への患者情報の記録が完了していないので、端末30のシステム1への登録は許可されない。なお、所定の周期は、上述した例に限定されない。例えば、所定の周期は、一年、一週、一時間の周期であってもよい。所定の周期としては、一時間〜数日の周期で一度、好ましくは半日〜二日に一度の周期であり得る。
そこで、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30のシステム1への登録を許可しない決定がなされても、所定の周期で、上述した判定を繰り返して行う。そして、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが、同じ患者管理IDと関連付けられて記録されていた場合(ステップS803−Yes)、ステップS805に対応する処理において、処理部21は、患者情報管理表の患者管理ID欄に、端末30から受信した電話番号と、機台番号と、シリアル番号とが一致した患者管理IDを記録する。また、処理部21は、ステータス欄に仮登録が記録されている患者管理IDと関連付けられているステータス欄を「仮登録」から「本登録」へ変更する。端末ID及び接続IDは、仮登録がなされた時に生成されたものがそのまま使用される。
また、端末管理サーバ20の処理部21は、仮登録の状態が所定の期間、例えば、一ヶ月以上続く場合、端末30に対して、電話番号と、機台番号と、シリアル番号を確認することを要求する確認要求を、通信部25を用いて、ネットワークNを介して端末30へ送信してもよい。端末30は、確認要求を受信すると、電話番号と、機台番号と、シリアル番号を確認することを、端末30の表示部33に表示して、患者に対して情報を確認することを通知する。
以上が、患者がシステム1を利用するために端末30の登録処理を行う際のシステム1の動作の説明である。
次に、システム1に対して「本登録」がなされている患者が、端末30を用いて、医療機器の情報を閲覧する際のシステム1の動作を、図10を参照しながら以下に説明する。
まず、ステップS1001において、端末30の処理部31は、患者に操作されて、接続ID、パスワード、及びシステム1への接続を要求する接続要求を、通信部35を用いて、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。接続ID及びパスワードは、患者が、システム1に登録されているか否かを判定するための認証情報の一例である。
次に、ステップS1003において、端末管理サーバ20は、接続ID、パスワード及び接続要求を受信する。そして、端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードが端末管理表22bに関連付けられて記録されているか否か、即ち、端末30を操作する患者がシステム1に登録されているか否かを判定する。ここでは、受信した接続ID及びパスワードは、端末管理表22bに関連付けられて記録されているとする。もし、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられている端末IDが端末管理表22bに記録されていない場合、処理部21は、端末30のシステム1への接続を許容しない。
次に、ステップS1005において、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30の表示部33に表示する表示画面情報を生成して、通信部25を用いて、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1007において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて表示画面情報を受信し、表示画面情報に基づいて画像を生成して表示部33に表示する。図11は、表示部33に表示された画像1100を示す。画像1100は、医療機器の情報を閲覧するために操作されるボタン1101と、CPAP治療に関するFAQを閲覧するために操作されるボタン1102を含む。ここで、患者は、医療機器の情報を閲覧するために、端末30の操作部34を用いてボタン1101を操作したとする。
次に、ステップS1009において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、医療機器の情報の閲覧を要求する閲覧要求を、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。
次に、ステップS1011において、端末管理サーバ20は、医療機器の情報の閲覧を要求する閲覧要求を受信する。端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられているステータスの「本登録」を取得する。ステータスが「本登録」である場合、端末30に対して、患者に固有の情報を含まない医療機器の取扱情報と共に、患者に固有の情報を含むマスク等の装具の取扱情報の送信が許容される。
次に、ステップS1013において、端末管理サーバ20の処理部21は、医療機器の取扱情報及びマスク等の装具の取扱情報の閲覧を選択可能な選択画面情報を生成し、通信部25を用いて、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1015において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて選択画面情報を受信し、選択画面情報に基づいて画像を生成して表示部33に表示する。図12は、表示部33に表示された画像1200を示す。画像1200は、医療機器の取扱情報を閲覧するために操作されるボタン1201と、マスク等の装具の取扱情報を閲覧するために操作されるボタン1202を含む。ここで、患者は、マスク等の装具の取扱情報を閲覧するために、端末30の操作部34を用いてボタン1202を操作したとする。
次に、ステップS1017において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、マスク等の装具の取扱情報の閲覧を要求する閲覧要求を、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。
次に、ステップS1019において、端末管理サーバ20の処理部21は、通信部25を用いて、マスク等の装具の取扱情報の閲覧を要求する閲覧要求を受信する。
次に、ステップS1021において、端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられているマスク等IDを取得する。そして、処理部21は、マスク等IDと関連付けられているマスク等の装具の取扱情報を、記憶部22に記憶されているマスク等データ22dから読み出す。処理部21は、通信部25を用いて、マスク等の装具の取扱情報を、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1023において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、マスク等の装具の取扱情報を受信し、表示部33に表示する。患者は、表示部30に表示されたマスク等の装具の取扱情報を閲覧することにより、所望の情報を得ることができる。
次に、患者がシステム1に対して「仮登録」がなされた患者が、端末30を用いて、医療機器の情報を閲覧する際のシステム1の動作を、図13を参照しながら以下に説明する。
まず、ステップS1301において、端末30の処理部31は、患者に操作されて、接続ID、パスワード、及びシステム1への接続を要求する接続要求を、通信部35を用いて、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。
次に、ステップS1303において、端末管理サーバ20は、接続ID、パスワード及び接続要求を受信する。そして、端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードが端末管理表22bに関連付けられて記録されているか否かを判定する。ここでは、受信した接続ID及びパスワードは、端末管理表22bに関連付けられて記録されているとする。
次に、ステップS1305において、端末管理サーバ20の処理部21は、端末30の表示部33に表示する表示画面情報を生成して、通信部25を用いて、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1307において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて表示画面情報を受信し、表示画面情報に基づいて画像を生成して表示部33に表示する。図11は、表示部33に表示された画像1100を示す。画像1100は、医療機器の情報を閲覧するために操作されるボタン1101と、CPAP治療に関するFAQを閲覧するために操作されるボタン1102を含む。ここで、患者は、医療機器の情報を閲覧するために、端末30の操作部34を用いてボタン1101を操作したとする。
次に、ステップS1309において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、医療機器の情報の閲覧を要求する閲覧要求を、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。
次に、ステップS1311において、端末管理サーバ20は、医療機器の情報の閲覧を要求する閲覧要求を受信する。端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられているステータスの「仮登録」を取得する。ステータスが「仮登録」である場合、端末30に対して、患者に固有の情報を含まない医療機器の取扱情報の送信は許容されるが、患者に固有の情報を含むマスク等の取扱情報の送信は許容されない。
次に、ステップS1313において、端末管理サーバ20の処理部21は、医療機器の取扱情報の閲覧は選択可能であるが、マスク等の取扱情報の閲覧は選択可能でない選択画面情報を生成し、通信部25を用いて、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1315において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて選択画面情報を受信し、選択画面情報に基づいて画像を生成して表示部33に表示する。図14は、表示部33に表示された画像1400を示す。画像1400では、医療機器の取扱情報を閲覧するために操作されるボタン1401は、操作可能に表示されているが、マスク等の取扱情報を閲覧するボタン1402は、操作可能には表示されていないので、患者は、閲覧できないことを認識する。患者は、医療機器の取扱情報を閲覧するために、端末30の操作部34を用いてボタン1401を操作したとする。
次に、ステップS1317において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、医療機器の取扱情報の閲覧を要求する閲覧要求を、ネットワークNを介して端末管理サーバ20へ送信する。
次に、ステップS1319において、端末管理サーバ20の処理部21は、通信部25を用いて、医療機器の取扱情報の閲覧を要求する閲覧要求を受信する。
次に、ステップS1321において、端末管理サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶されている端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられている医療機器IDを取得する。そして、処理部21は、取得された医療機器IDと関連付けられている医療機器の取扱情報を、記憶部22に記憶されている医療機器取扱データ22cから読み出す。処理部21は、通信部25を用いて、医療機器の取扱情報を、ネットワークNを介して端末30へ送信する。
次に、ステップS1323において、端末30の処理部31は、通信部35を用いて、医療機器の取扱情報を受信し、表示部33に表示する。患者は、表示部30に表示された医療機器の取扱情報を閲覧することにより、所望の情報を得ることができる。
上述した説明では、患者は、図11に示す画面表示に対して、医療機器の情報を閲覧するために操作されるボタン1101を操作していたが、患者は、CPAP治療に関するFAQを閲覧するために操作されるボタン1102を操作してもよい。この場合、端末管理サーバ20は、端末管理表22bを参照して、受信した接続ID及びパスワードと関連付けられている医療機器IDを取得し、医療機器IDと関連付けられているFAQ情報を、記憶部22のFAQデータ22fから読み出して、端末30へ送信する。患者は、端末30に表示されるCPAP治療に関するFAQを閲覧して、疑問点を解消できる。FAQ情報は、医療機器IDと関連付けられている医療機器に関する情報以外にも、一般的なCPAP治療に関する情報を含んでいてもよい。
上述した本実施形態のシステムによれば、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対してのみシステムへの登録が許容される。また、システムによれば、複数の患者が使用する異なる医療機器の内、医療機器に関する情報の閲覧を求める患者が在宅療法で用いる医療機器に関する情報だけを提供するので、患者が使用していない他の医療機器の情報を誤って閲覧することが防止される。これにより、医療機器の誤った使用を防止できる。また、システムによれば、患者に固有の情報を含む医療機器に関する情報を第3者に対して秘匿すると共に、医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対しては、当該医療機器に関する情報を提供できる。
本発明では、上述した実施形態の医療機器を用いて在宅療法を受けるユーザに対してシステムへの登録を許可するサーバ、システム、端末及び方法は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、患者のシステムへの登録を、端末管理サーバの記憶に記憶される端末管理表22bのステータス欄への本登録又は仮登録を記録することにより行っていたが、これに限定されるものではない。例えば、患者のシステムへの登録は、端末管理サーバとは異なる、データベースに記憶される端末管理表22bのステータス欄への本登録又は仮登録を記録することにより行ってもよい。
また、上述した実施形態では、端末は1つだけ示されているが、システムは複数の端末を有していてもよいことは言うまでもない。
また、上述した実施形態では、端末は、システムへの登録する際に、患者を識別する患者識別情報としての電話番号と、医療機器を識別する機器識別情報としての機台番号及びシリアル番号を、端末管理サーバへ送信していたが、端末は、機台番号及びシリアル番号の内の何れか1つを端末管理サーバへ送信して、システムへの登録を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、患者は、端末を用いて、ネットワークを介して、認証情報を端末管理サーバへ送信していたが。患者は、端末管理サーバの操作部を操作して、認証情報を端末管理サーバへ入力してもよい。また、端末管理サーバは、表示部又は印刷装置等を用いて患者が使用する医療機器の情報を出力して、患者に対して提供してもよい。
1 システム
10 患者情報管理サーバ
11 処理部
12 記憶部
12a コンピュータプログラム
12b 患者情報管理表
13 表示部
14 操作部
15 通信部
20 端末管理サーバ
21 処理部
22 記憶部
22a コンピュータプログラム
22b 端末管理表
22c 医療機器取扱データ
22d マスク等データ
22e 指導データ
22f FAQデータ
23 表示部
24 操作部
25 通信部
30 端末
31 処理部
32 記憶部
33 表示部
34 操作部
35 通信部
40 カスタマ管理サーバ
50 医療情報管理サーバ
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、前記医療機器に関する情報を提供する医療用システムに前記患者を登録する医療用サーバであって、
    通信部と、
    前記通信部を用いて、端末から、前記患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する前記患者に関する患者識別情報及び前記医療機器に関する機器識別情報を受信し、前記患者識別情報と前記機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、前記端末に対して、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容する処理部と、
    を備える医療用サーバ。
  2. 前記通信部は、前記端末から、前記機器識別情報として、第1機器識別情報及び第2機器識別情報を受信する請求項1に記載の医療用サーバ。
  3. 前記処理部は、前記受信した患者識別情報と、前記受信した第1機器識別情報と第2機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていないと判定した場合、前記受信した患者識別情報及び前記受信した第1機器識別情報が第1の条件を満たし、且つ、前記受信した第1機器識別情報及び第2機器識別情報の内の少なくとも1つが第2の条件を満たすか否かを判定し、当該両条件が満たされている場合、前記端末に対して、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合よりも制限された前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容する請求項2に記載の医療用サーバ。
  4. 前記第1の条件は、前記受信した患者識別情報及び前記受信した第1機器識別情報が、所定の文字数を有することであり、
    前記第2の条件は、前記受信した第1機器識別情報又は第2機器識別情報が、所定の種類の文字が所定の数だけ所定の順番で配列された文字パターンを有することであり、
    前記処理部は、前記両条件が満たされている場合、前記第2の条件を満たした前記受信した第1機器識別情報又は第2機器識別情報により識別される前記医療機器に関する情報であって、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合よりも制限された前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容する請求項3に記載の医療用サーバ。
  5. 前記処理部は、前記受信した第1機器識別情報と第2機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていないと判定した場合、所定の周期で、前記管理表を参照して、前記受信した患者識別情報と、前記受信した機器識別情報とが関連づけられて登録されているか否かを判定すること、
    を含む請求項1〜4の何れか一項に記載の医療用サーバ。
  6. 前記医療機器は、陽圧式人工呼吸補助装置であるか、又は、酸素濃縮装置であるか、又は、人工呼吸装置である請求項1〜5の何れか一項に記載の医療用サーバ。
  7. 前記医療機器は、陽圧式人工呼吸補助装置又は人工呼吸装置であり、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報は、前記医療機器の取扱情報、前記患者に装着される装具に関する情報、若しくは、前記医療機器を用いた前記患者の治療に関する情報であるか、又は、
    前記医療機器は、酸素濃縮装置であり、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報は、前記医療機器の取扱情報、前記患者に装着される装具に関する情報、若しくは、前記医療機器を用いた前記患者の治療に関する情報である請求項6に記載の医療用サーバ。
  8. 医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、前記医療機器に関する情報を提供する医療用システムであって、
    前記患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する前記患者に関する患者識別情報及び前記医療機器に関する機器識別情報を送信する端末と、
    通信部と、
    前記通信部を用いて、前記端末から前記患者識別情報及び前記機器識別情報を受信し、前記患者識別情報と前記機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、前記端末に対して、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容する処理部と、
    を有する医療用サーバと、
    を備える医療用システム。
  9. 医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、前記医療機器に関する情報を提供する医療用システムに前記患者を登録する端末であって、
    前記端末は、前記患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する前記患者に関する患者識別情報及び前記医療機器に関する機器識別情報を、医療用サーバであって、前記端末から前記患者識別情報及び前記機器識別情報を受信し、前記患者識別情報と前記機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、前記端末に対して、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容する医療用サーバへ送信する、端末。
  10. 医療機器を用いて在宅療法を受ける患者に対して、前記医療機器に関する情報を提供する医療用システムに前記患者を登録する方法であって、
    端末が、前記患者及び当該患者の在宅療法の治療情報を識別する前記患者に関する患者識別情報及び前記医療機器に関する機器識別情報を医療用サーバへ送信することと、
    前記医療用サーバが、前記端末から前記患者識別情報及び前記機器識別情報を受信し、前記患者識別情報と前記機器識別情報とが関連付けられて記録されている管理表を参照して、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連づけられて記録されているか否かを判定し、前記受信した患者識別情報と前記受信した機器識別情報とが前記管理表に関連付けられて記録されていると判定した場合、前記端末に対して、前記患者の情報を含む前記医療機器に関する情報を送信することを許容すること、
    を含む方法。
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