JP2019211882A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファームウェアを更新する際のユーザの操作負荷を軽減すること。【解決手段】サーバ180と通信することのできる通信装置110と、通信装置110と通信することのできる空調機140−0〜140−Nと、通信装置110と通信することのできる操作端末160と、を備え、通信装置110は、サーバ180から、空調機140−0〜140−Nのファームウェアの更新データを受信して、その更新データを空調機140−0〜140−Nに送信し、更新データの送信完了後に、操作端末160に準備完了通知を送信し、操作端末160は、準備完了通知を受信すると、空調機140−0〜140−Nのファームウェアを更新データで更新する指示の入力を受け付け、空調機140−0〜140−Nは、操作端末160がその指示の入力を受け付けた場合に、ファームウェアを更新データで更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムに関する。
空調システムを構成する機器を制御するファームウェアに対して変更又は修正が必要となった場合には、機器においてファームウェアの更新が行われる。例えば、特許文献1には、ファームウェアとしてのソフトウェアを更新するネットワークシステムが記載されている。特許文献1に記載されているネットワークシステムでは、宅内サーバは、宅外のセンターサーバから取得した最新バージョン情報と、設備機器から取得したバージョン情報とを比較してソフトウェアの更新が可能な設備機器を判断する。また、宅内サーバは、ソフトウェアの更新が可能な設備機器がある場合には、ソフトウェアの更新が可能な設備機器があることを通知するための更新通知画面を宅内表示器に表示される。そして、ユーザに選択された設備機器は、センターサーバから更新データを取得してソフトウェアの更新を実行する。
特開2009−169524号公報
特許文献1に記載されているネットワークシステムでは、宅内表示器において、バージョンアップをする指示、バージョンアップをする機器の選択、及び、バージョンアップの開始指示を入力する必要があり、ユーザの操作負荷が重くなっている。
そこで、本発明の1又は複数の態様は、ファームウェアを更新する際のユーザの操作負荷を軽減することを目的とする。
本発明の1態様に係る通信システムは、サーバと通信することのできる通信装置と、前記通信装置と通信することのできる空調機と、前記通信装置と通信することのできる操作端末と、を備える通信システムであって、前記通信装置は、前記サーバから、前記空調機のファームウェアの更新データを受信して、前記更新データを前記空調機に送信し、前記更新データの送信完了後に、前記操作端末に準備完了通知を送信し、前記操作端末は、前記準備完了通知を受信すると、前記空調機の前記ファームウェアを前記更新データで更新する指示の入力を受け付け、前記空調機は、前記操作端末が前記指示の入力を受け付けた場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新することを特徴とする。
本発明の1又は複数の態様によれば、ファームウェアを更新する際のユーザの操作負荷を軽減することができる。
通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1、実施の形態3又は実施の形態4における通信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成例を示すブロック図である。 実施の形態1、実施の形態3又は実施の形態4における空調機の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1又は実施の形態3における操作端末の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る通信システムでの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2における操作端末の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2に係る通信システムでの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態3における通信装置が、更新データを更新対象機器に送信する動作を示すフローチャートである。 実施の形態4における通信装置が、更新データを更新対象機器に送信する動作を示すフローチャートである。 変形例に係る通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。 変形例に係る通信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 変形例に係る室外機の構成を概略的に示すブロック図である。 変形例に係る室内機の第1の構成を概略的に示すブロック図である。 変形例に係る室内機の第2の構成を概略的に示すブロック図である。 変形例に係る操作端末の構成を概略的に示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る通信システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
通信システム100は、通信装置110と、空調システム130とを備える。
空調システム130は、室外機140−0と、N台の室内機140−1、140−2、・・・、140−N(Nは、1以上の整数)と、情報処理装置としての操作端末160とを備える。
ここで、室外機140−0及び室内機140−1、140−2、・・・、140−Nの各々を、空調機140ともいう。
通信装置110は、遠隔に設置されるサーバ180が接続されたネットワーク1に接続されている。
また、通信装置110、空調機140及び操作端末160は、ネットワーク2に接続されている。
また、空調システム130内の空調機140及び操作端末160の各々を、制御機器ともいう。
通信装置110は、空調システム130とサーバ180とを接続するための装置であり、制御機器に対してデータを送信することができる。
制御機器は、ファームウェアによって制御が決定され、不具合又は機能の追加が発生した場合には、ファームウェアの更新を実施する。
以下、通信システム100の構成要素を詳細に説明する。
通信装置110は、サーバ180と、空調システム130との間のゲートウェイとして機能する。
図2は、通信装置110の構成を概略的に示すブロック図である。
通信装置110は、装置通信部111と、装置通信部112と、装置通信制御部113と、装置記憶部114と、装置データ処理部115とを備える。
装置通信部111は、ネットワーク1に接続され、ネットワーク1との間で通信を行う通信インタフェースである。例えば、装置通信部111は、ネットワーク1を介して、サーバ180にデータを送信し、サーバ180からデータを受信する。
装置通信部112は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2との間で通信を行う通信インタフェースである。例えば、装置通信部112は、ネットワーク2を介して、空調システム130の制御機器にデータを送信し、制御機器からデータを受信する。
装置通信制御部113は、装置通信部111及び装置通信部112を制御する。例えば、装置通信制御部113は、装置通信部111及び装置通信部112を制御して、サーバ180が送信した更新データ若しくは通知を受信させ、又は、制御機器が送信した通知を受信させる。
さらに、装置通信制御部113は、装置通信部111及び装置通信部112を制御して、サーバ180に対する要求若しくは通知を送信させ、又は、制御機器に対する更新データ若しくは通知を送信させる。
装置記憶部114は、データを記憶する記憶装置である。例えば、装置記憶部114は、装置通信部111から装置通信制御部113を介して供給された、制御機器の更新データを記憶する。更新データは、更新対象機器へのデータ送信時に、装置通信制御部113を介して装置通信部112に供給される。
装置データ処理部115は、通信装置110におけるデータを処理する。
例えば、装置データ処理部115は、装置通信部111及び装置通信制御部113を介して、サーバ180から更新データをダウンロードし、装置記憶部114にその更新データを記憶させる。また、装置データ処理部115は、装置通信部112及び装置通信制御部113を介して、装置記憶部114に記憶されている更新データを制御機器に送る。なお、装置データ処理部115は、サーバ180が更新データを分割して送信する場合には、装置記憶部114に記憶する際に、データの結合処理を行う。
以上に記載された装置通信制御部113及び装置データ処理部115の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、装置通信制御部113及び装置データ処理部115の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路12で構成することもできる。
空調機140は、空調システム130において、空気調和を実際に実行する装置として機能する。
図4は、空調機140の構成を概略的に示すブロック図である。
空調機140は、機器通信部141と、機器通信制御部142と、機器記憶部143と、機器データ処理部144と、空調部145と、機器制御部146とを備える。
機器通信部141は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2と通信を行う通信インタフェースである。例えば、機器通信部141は、ネットワーク2を介して、通信装置110又は制御機器へデータを送信し、通信装置110又は制御機器からデータを受信する。
機器通信制御部142は、機器通信部141を制御する。例えば、機器通信制御部142は、機器通信部141を制御して、ネットワーク2に接続される他の機器からの通知又は制御指令を受信させる。また、機器通信制御部142は、機器通信部141を制御して、ネットワーク2に接続される他の機器への通知を送信させる。
機器記憶部143は、データを記憶する。例えば、機器記憶部143は、空調機140が制御に使用しているファームウェアを記憶する。なお、ファームウェアは、機器通信制御部142を介して供給された、制御機器の更新データにより更新される。
機器データ処理部144は、空調機140におけるデータを処理する。
例えば、機器データ処理部144は、機器通信部141及び機器通信制御部142を介して、通信装置110から更新データをダウンロードし、その更新データを機器記憶部143に記憶させる。
また、機器データ処理部144は、機器記憶部143に記憶されている更新データをインストールすることで、機器記憶部143に記憶されているファームウェアを更新する。
空調部145は、空気調和を実行する。例えば、空調機140が、室外機140−0である場合には、空調部145は、熱交換器、ファン及び圧縮機等を備える。また、空調機140が、室内機140−1〜140−Nである場合には、空調部145は、熱交換器及びファン等を備える。
機器制御部146は、空調機140での処理を制御する。例えば、機器制御部146は、空調制御を執り行う。具体的には、機器制御部146は、機器記憶部143に保持されたファームウェアに基づいて、空調部145を制御して、空気調和を行わせる。また、機器制御部146は、機器通信制御部142に指示することで、他の空調機140と制御情報の送受信を行わせて、他の空調機140と連携制御を行う。
以上に記載された機器通信制御部142、機器データ処理部144及び機器制御部146の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、機器通信制御部142、機器データ処理部144及び機器制御部146の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、処理回路12で構成することもできる。
操作端末160は、空調システム130において、ユーザインタフェースとして機能する。
図5は、操作端末160の構成を概略的に示すブロック図である。
操作端末160は、端末通信部161と、端末通信制御部162と、端末記憶部163と、端末データ処理部164と、端末制御部165と、表示部166と、操作部167とを備える。
端末通信部161は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2との間で通信を行う通信インタフェースである。例えば、端末通信部161は、ネットワーク2を介して、通信装置110又は空調機140へデータを送信し、通信装置110又は空調機140からデータを受信する。
端末通信制御部162は、端末通信部161を制御する。例えば、端末通信制御部162は、端末通信部161を制御して、ネットワーク2に接続される他の機器からの通知又は制御指令を受信させる。さらに、端末通信制御部162は、端末通信部161を制御して、ネットワーク2に接続される他の機器への通知を送信させる。
端末記憶部163は、データを記憶する。例えば、端末記憶部163は、操作端末160が制御に使用しているファームウェアを記憶する。なお、ファームウェアは、端末通信制御部162を介して供給された、制御機器の更新データにより更新される。
端末データ処理部164は、操作端末160におけるデータを処理する。
例えば、端末データ処理部164は、端末通信部161及び端末通信制御部162を介して、通信装置110から更新データをダウンロードし、その更新データを端末記憶部163に記憶させる。
また、端末データ処理部164は、端末記憶部163に記憶されている更新データをインストールすることで、端末記憶部163に記憶されているファームウェアを更新する。
端末制御部165は、操作端末160での処理を制御する。例えば、端末制御部165は、空調機140への制御を執り行う。具体的には、端末制御部165は、端末記憶部163に記憶されたファームウェアに基づいて、空調機140に対する制御を執り行う。
表示部166は、空調システム130の情報の表示する画面画像を表示する表示装置である。例えば、表示部166は、端末通信制御部162より提供される、ネットワーク2に接続された他の機器から通知された情報に基づいて、画面画像を表示する。
操作部167は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置である。例えば、操作部167は、ユーザからの要求を受けるための入力インタフェースを備える。なお、入力された情報は、端末通信部161からネットワーク2へ通信される。
以上に記載された端末通信制御部162、端末データ処理部164及び端末制御部165の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、端末通信制御部162、端末データ処理部164及び端末制御部165の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、処理回路12で構成することもできる。
ネットワーク1及びネットワーク2の一部又は全部は、それぞれ無線通信であってもよい。
なお、通信装置110又は操作端末160は、ハードウェア的には、空調機140の一部としても構成されてもよい。
次に、上記構成を有する通信システム100の動作を説明する。
図6は、通信システム100での動作を示すシーケンス図である。
実施の形態1では、空調システム130を構成する制御機器に対してファームウェアの更新が必要となると、サーバ180が通信装置110に対して、ファームウェアの更新があることを通知する(S10)。この通知には、更新するファームウェアを識別するためのファームウェア識別情報であるファームウェア名と、更新するファームウェアのバージョンとを示す更新情報が含まれているものとする。
通信装置110の装置データ処理部115は、更新の要否を判定し、更新が必要である場合は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、サーバ180に対して更新データの送信要求を応答する(S11)。例えば、通信装置110の装置記憶部114には、制御機器を識別するための制御機器識別情報である制御機器名と、制御機器が使用しているファームウェアのファームウェア名と、制御機器が使用しているファームウェアのバージョンとを対応付けたファームウェア情報が記憶されているものとする。そして、装置データ処理部115は、ステップS10で通知されてきたバージョンと、装置記憶部114に記憶されている対応するバージョンとを比較して、ステップS10で通知されてきたバージョンが、装置記憶部114に記憶されている対応するバージョンよりも新しい場合には、更新が必要であると判断する。
サーバ180は、通信装置110から、更新データの送信要求を受信すると、通信装置110へ更新データを送信する(S12)。
通信装置110の装置データ処理部115は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、通信装置110から更新データをダウンロードして、装置記憶部114に記憶させる(S13)。
通信装置110の装置データ処理部115は、更新データを全て受信すると、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、受信完了をサーバ180へ通知する(S14)。
通信装置110の装置データ処理部115は、更新データの受信を完了すると、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、自動的に、ファームウェアの更新を必要とする制御機器である更新対象機器への更新データの送信を開始する(S15)。ここでは、更新対象機器は、空調機140であるものとする。
更新対象機器である空調機140の機器データ処理部144は、機器通信制御部142及び機器通信部141を介して、通信装置110から更新データをダウンロードして、機器記憶部143に記憶させる(S16)。
そして、空調機140の機器データ処理部144は、更新データのダウンロードを完了すると、機器通信制御部142及び機器通信部141を介して、通信装置110へのダウンロードの完了を通知する(S17)。
ダウンロードの完了通知を受信した通信装置110では、装置データ処理部115が、機器通信制御部142及び機器通信部141を介して、操作端末160へインストールの準備完了を通知する(S18)。この通知には、更新対象機器の制御機器名が含まれているものとする。
このような通知を受信した操作端末160では、端末制御部165が、インストールの開始を促す画面画像を表示部166に表示させ、操作部167への入力を待機する(S19)。
操作端末160の操作部167が、ユーザからインストールの開始要求を受け付けると(S20)、操作端末160の端末制御部165は、端末通信制御部162及び端末通信部161を介して、更新対象機器である空調機140へインストールの開始要求を通知する(S21)。
そのような通知を受信した空調機140では、機器データ処理部144が、ダウンロードした更新データを用いてインストールを行い、ファームウェアを更新する(S22)。
空調機140の機器データ処理部144は、インストールが完了すると、機器通信制御部142及び機器通信部141を介して、通信装置110へインストールの完了を通知する(S23)。
そのような通知を受信した通信装置110では、装置データ処理部115が、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、サーバ180へファームウェアの更新完了を通知する(S24)。
以上のように、実施の形態1によれば、ユーザは、操作端末160において、更新指示をすればよいため、ユーザの操作負荷を軽減することができる。
また、ユーザが操作端末160の操作をする際には、更新対象機器において、ファームウェアのダウンロードが既に完了しているため、ユーザが操作を行ってから、短時間でファームウェアの更新が完了する。
なお、図6に示されているシーケンスでは、更新対象機器が空調機140である場合を説明したが、更新対象機器が操作端末160である場合には、図6に示されている空調機140での動作が操作端末160で行われてもよく、また、以下のような動作となってもよい。
ステップS20で操作端末160の操作部167が、ユーザからインストールの開始要求を受け付けると、ステップS21で、操作端末160の端末制御部165は、端末データ処理部164にインストールの開始要求を通知する。そのような通知を受けた端末データ処理部164は、ステップS22で、ダウンロードした更新データを用いてインストールを行い、ファームウェアを更新する。そして、端末データ処理部164は、インストールが完了すると、ステップS23で、端末通信制御部162及び端末通信部161を介して、通信装置110へインストールの完了を通知する。
また、図6に示されているシーケンスでは、ステップS20でユーザがインストールの開始要求を入力すると、ステップS21で操作端末160から空調機140にインストールの開始要求を通知しているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。
例えば、ステップS20でユーザがインストールの開始要求を入力すると、操作端末160の端末制御部165は、端末通信制御部162及び端末通信部161を介して、インストールの開始応答を通信装置110に送り、そのような応答を受けた通信装置110の装置データ処理部115が、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器である空調機140へインストールの開始要求を通知してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、ユーザによる操作端末160への入力が実施された直後に、更新対象機器が更新データのインストールを開始してしまう。
そこで、実施の形態2では、ユーザが設定した時刻にインストールが行われるようにする。
図1に示されているように、実施の形態2に係る通信システム200は、通信装置110と、空調システム230とを備える。
空調システム230は、空調機140と、操作端末260とを備える。
実施の形態2における空調システム230の空調機140は、実施の形態1における空調システム130の空調機140と同様である。
なお、実施の形態2においても、空調機140及び操作端末260の各々を、制御機器ともいう。
図7は、実施の形態2における操作端末260の構成を概略的に示すブロック図である。
操作端末260は、端末通信部161と、端末通信制御部162と、端末記憶部163と、端末データ処理部164と、端末制御部265と、表示部166と、操作部167と、タイマ部268とを備える。
実施の形態2における操作端末260の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末データ処理部164、表示部166及び操作部167は、実施の形態1における操作端末160の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末データ処理部164、表示部166及び操作部167と同様である。
端末制御部265は、実施の形態1における端末制御部165と同様の処理を行うほか、端末通信制御部162及び端末通信部161からインストールの準備完了の通知を受けた際に、表示部166に表示させる画面画像において、操作部167にインストールを開始する時刻の入力を受け付けさせる。
タイマ部268は、端末制御部265からの指示に応じて、計時を行い、インストールの開始時刻になった場合には、端末制御部265にその旨を通知する。
このような通知を受けた端末制御部265は、更新対象機器へインストールの開始要求を通知する。
以上に記載された端末通信制御部162、端末データ処理部164、端末制御部265及びタイマ部268の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、端末通信制御部162、端末データ処理部164、端末制御部265及びタイマ部268の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、処理回路12で構成することもできる。
次に、上記構成を有する通信システム200の動作を説明する。
図8は、通信システム200での動作を示すシーケンス図である。
図8に示されているシーケンスにおいて、図6に示されているシーケンスと同じ処理については、図6に示されているシーケンスと同じ符号を付している。
図8のステップS10〜S18の処理は、図6のステップS10〜S18の処理と同様である。
ステップS18において、インストールの準備完了が通知されると、操作端末260の端末制御部265は、インストールの開始を促す画面画像を表示部166に表示させ、操作部167への入力を待機する(S30)。ここで表示される画面画像では、操作部167は、インストールを開始する時刻と、インストールを開始する要求との入力を受け付ける。
操作端末260の操作部167が、ユーザからインストールの開始要求及び開始時刻の入力を受け付けると、操作端末260の端末制御部265は、タイマ部268にインストールの開始時刻を通知して、タイマ部268は、通知された開始時刻にタイマをセットする(S31)。
操作端末260のタイマ部268は、インストールの開始時刻になると、端末制御部265にその旨を通知する(S32)。
インストールの開始時刻になった旨の通知を受けると、操作端末260の端末制御部265は、端末通信制御部162及び端末通信部161を介して、更新対象機器である空調機140へインストールの開始要求を通知する(S33)。
以下、図8のステップS22〜S23の処理は、図6のステップS22〜S23の処理と同様である。
以上のように、実施の形態2によれば、ユーザは、インストールを開始する時刻、言い換えると、ファームウェアを更新する時刻を設定することができるため、ユーザが所望する時刻、例えば、制御機器を使用しない時間帯にファームウェアの更新を行うことができる。
実施の形態2では、操作部167は、インストールを開始する時刻の入力を受け付けているが、実施の形態2は、このような例に限定されない。例えば、操作部167は、インストールを開始するまでの時間の入力を受け付けてもよい。このような場合、タイマ部268は、入力された時間が経過した場合に、端末制御部265に通知を行い、端末制御部265は、そのような通知に応じて、更新対象機器にインストールの開始要求を通知する。
なお、図8に示されているシーケンスでは、更新対象機器が空調機140である場合を説明したが、更新対象機器が操作端末260である場合には、図8に示されている空調機140での動作が操作端末260で行われてもよく、また、以下のような動作となってもよい。
ステップS32で、インストールの開始時刻になると、操作端末260のタイマ部268は、端末制御部265にその旨を通知する。インストールの開始時刻になった旨の通知を受けると、操作端末260の端末制御部265は、ステップS33で、端末データ処理部164にインストールの開始要求を通知する。そのような通知を受けた端末データ処理部164は、ステップS22で、ダウンロードした更新データを用いてインストールを行い、ファームウェアを更新する。そして、端末データ処理部164は、インストールが完了すると、ステップS23で、端末通信制御部162及び端末通信部161を介して、通信装置110へインストールの完了を通知する。
実施の形態3.
更新対象機器が更新データのダウンロードをする際に、通信装置110が更新対象機器に、更新データを一度に送信すると、ネットワーク2を占有してしまう。
そこで、実施の形態3は、更新データを複数のブロックに分割し、更新対象機器に対して送信することで、ネットワーク2の通信負荷を低減する。
図1に示されているように、実施の形態3に係る通信システム300は、通信装置310と、空調システム330とを備える。
空調システム330は、室外機340−0と、N台の室内機340−1、340−2、・・・、340−Nと、操作端末360とを備える。
ここで、室外機340−0及び室内機340−1、340−2、・・・、340−Nの各々を、空調機340ともいう。
また、空調システム330内の空調機340及び操作端末360の各々を、制御機器ともいう。
図2に示されているように、通信装置310は、装置通信部111と、装置通信部112と、装置通信制御部113と、装置記憶部114と、装置データ処理部315とを備える。
実施の形態3における通信装置310の装置通信部111、装置通信部112、装置通信制御部113及び装置記憶部114は、実施の形態1における通信装置110の装置通信部111、装置通信部112、装置通信制御部113及び装置記憶部114と同様である。
装置データ処理部315は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、更新対象機器へ更新データを送る際に、装置記憶部114に記憶されている更新データを分割したブロックに分けて、装置通信制御部113及び装置通信部112を介して、ブロック毎に更新対象機器へ送る。
図4に示されているように、空調機340は、機器通信部141と、機器通信制御部142と、機器記憶部143と、機器データ処理部344と、空調部145と、機器制御部146とを備える。
実施の形態3における空調機340の機器通信部141、機器通信制御部142、機器記憶部143、空調部145及び機器制御部146は、実施の形態1における空調機140の機器通信部141、機器通信制御部142、機器記憶部143、空調部145及び機器制御部146と同様である。
機器データ処理部344は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、通信装置310から、更新データを分割したブロックが送られてきた場合に、そのブロックを結合して更新データを復元する。そして、機器データ処理部344は、復元された更新データを機器記憶部143に記憶させる。
図5に示されているように、操作端末360は、端末通信部161と、端末通信制御部162と、端末記憶部163と、端末データ処理部364と、端末制御部165と、表示部166と、操作部167とを備える。
実施の形態3における操作端末360の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末制御部165、表示部166及び操作部167は、実施の形態1における操作端末160の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末制御部165、表示部166及び操作部167と同様である。
端末データ処理部364は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、通信装置310から、更新データを分割したブロックが送られてきた場合に、そのブロックを結合して更新データを復元する。そして、端末データ処理部364は、復元された更新データを端末記憶部163に記憶させる。
図9は、実施の形態3における通信装置310が、更新データを更新対象機器に送信する動作を示すフローチャートである。
まず、通信装置310の装置データ処理部315は、更新データをブロックに分割するために、ブロック1つ当たりの最大サイズを決定する(S40)。例えば、装置データ処理部315は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器に対して、受信可能な最大サイズを問い合せ、更新対象機器からその応答を受け取ることにより、1ブロックの最大サイズを決定する。
次に、装置データ処理部315は、最大ブロックサイズに基づいて、更新データを複数のブロックに分割する(S41)。
次に、装置データ処理部315は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器に、更新データを分割した分割数を通知する(S42)。
次に、装置データ処理部315は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器へ1ブロックずつ送る(S43)。ここで、各ブロックには、各ブロックを識別するためのブロック識別情報としてのシーケンス番号が付与されているものとする。そして、更新対象機器の機器データ処理部344又は端末データ処理部364は、各ブロックのシーケンス番号に対応付けて受信成否を示す受信成否情報を機器記憶部143又は端末記憶部163に記憶しておく。
次に、通信装置310の装置データ処理部315は、全てのブロックの送信が完了したか否かを判断する(S44)。全てのブロックの送信が完了した場合(S44でYes)には、処理はステップS45に進み、まだ送信していないブロックがある場合(S44でNo)には、処理はステップS43に戻る。
ステップS45では、装置データ処理部315は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器へ受信成否を問い合わせる。このような問い合わせを受けた更新対象機器では、機器データ処理部344又は端末データ処理部364が受信成否情報を参照することで、受信の成否を確認し、全てのブロックの受信が成功している場合には、その旨を応答し、受信に失敗したブロックがある場合には、そのブロックのシーケンス番号を応答する。
そして、通信装置310の装置データ処理部315は、更新対象機器からの応答に基づいて、更新対象機器が全ブロックの受信に成功したか否かを判断する(S46)。更新対象機器が全ブロックの受信に成功した場合(S46でYes)には、処理は終了し、受信に失敗したブロックがある場合(S46でNo)には、処理はステップS47に進む。
ステップS47では、装置データ処理部315は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、受信に失敗したブロックを更新対象機器へ再送する。そして、処理は、ステップS45に戻る。
以上のように、実施の形態3によれば、更新データが分割されて、ブロック毎に送信されるため、ネットワーク2を占有してしまうことがなくなる。
実施の形態4.
実施の形態3のように、更新データの受信成否を判定すると、更新対象機器は、それぞれの機器記憶部143又は端末記憶部163に全ブロック数と同数のビット数を持つフラグが必要となり、機器記憶部143又は端末記憶部163の容量を大きくする必要がある。
そこで、実施の形態4は、更新データをブロックに分割すると同時に、複数のブロックを集めて1つのセグメントとし、1セグメント毎に受信成否を確認する。
図1に示されているように、実施の形態4に係る通信システム400は、通信装置410と、空調システム430とを備える。
空調システム430は、室外機440−0と、N台の室内機440−1、440−2、・・・、440−Nと、操作端末460とを備える。
ここで、室外機440−0及び室内機440−1、440−2、・・・、440−Nの各々を、空調機440ともいう。
また、空調システム430内の空調機440及び操作端末460の各々を、制御機器ともいう。
図2に示されているように、通信装置410は、装置通信部111と、装置通信部112と、装置通信制御部113と、装置記憶部114と、装置データ処理部415とを備える。
実施の形態4における通信装置410の装置通信部111、装置通信部112、装置通信制御部113及び装置記憶部114は、実施の形態1における通信装置110の装置通信部111、装置通信部112、装置通信制御部113及び装置記憶部114と同様である。
装置データ処理部415は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、更新対象機器へ更新データを送る際に、装置記憶部114に記憶されている更新データを分割したブロックに分けて、装置通信制御部113及び装置通信部112を介して、ブロック毎に更新対象機器へ送る。
そして、装置データ処理部415は、更新データをブロックに分割した分割数よりも少ない数のブロックを1つのセグメントとして、1セグメント毎に、更新対象機器との間で受信成否を確認する。
図4に示されているように、空調機440は、機器通信部141と、機器通信制御部142と、機器記憶部143と、機器データ処理部444と、空調部145と、機器制御部146とを備える。
実施の形態4における空調機440の機器通信部141、機器通信制御部142、機器記憶部143、空調部145及び機器制御部146は、実施の形態1における空調機140の機器通信部141、機器通信制御部142、機器記憶部143、空調部145及び機器制御部146と同様である。
機器データ処理部444は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、通信装置410から、更新データを分割したブロックが送られてきた場合に、そのブロックを結合して更新データを復元する。そして、機器データ処理部444は、復元された更新データを機器記憶部143に記憶させる。
また、機器データ処理部444は、通信装置410からのブロックを、セグメント毎に受信の成否を判断し、その成否を通信装置410に応答する。
図5に示されているように、操作端末460は、端末通信部161と、端末通信制御部162と、端末記憶部163と、端末データ処理部464と、端末制御部165と、表示部166と、操作部167とを備える。
実施の形態4における操作端末460の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末制御部165、表示部166及び操作部167は、実施の形態1における操作端末160の端末通信部161、端末通信制御部162、端末記憶部163、端末制御部165、表示部166及び操作部167と同様である。
端末データ処理部464は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、通信装置410から、更新データを分割したブロックが送られてきた場合に、そのブロックを結合して更新データを復元する。そして、端末データ処理部464は、復元された更新データを端末記憶部163に記憶させる。
また、端末データ処理部464は、通信装置410からのブロックを、セグメント毎に受信の成否を判断し、その成否を通信装置410に応答する。
図10は、実施の形態4における通信装置410が、更新データを更新対象機器に送信する動作を示すフローチャートである。
まず、通信装置410の装置データ処理部415は、更新データをブロックに分割し、セグメントに分けて送るため、ブロック1つ当たりの最大サイズ及び1セグメントに含まれるブロック数を決定する(S50)。例えば、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器に対して、受信可能な最大サイズ及び連続して受信することのできるブロック数を問い合せ、更新対象機器からその応答を受け取ることにより、1ブロックの最大サイズ及び1セグメントに含まれるブロック数を決定する。
次に、装置データ処理部415は、最大ブロックサイズに基づいて、更新データを複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックを複数のセグメントに分類する(S51)。ここでは、1つのセグメントに2つ以上のブロックが含まれるようにする。
次に、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器に、更新データを分割した分割数を通知する(S52)。
また、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器に、次に送信するセグメントである対象セグメントに含まれるブロック数を通知する(S53)。
次に、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、対象セグメントに分類された複数のブロックを、更新対象機器へ1ブロックずつ送る(S54)。ここで、各ブロックには、各ブロックを識別するためのブロック識別情報としてのシーケンス番号が付与されているものとする。そして、更新対象機器の機器データ処理部444又は端末データ処理部464は、各ブロックのシーケンス番号に対応付けて受信成否を示す受信成否情報を機器記憶部143又は端末記憶部163に記憶しておく。
次に、通信装置410の装置データ処理部415は、対象セグメントに含まれる全てのブロックの送信が完了したか否かを判断する(S55)。対象セグメントに含まれる全てのブロックの送信が完了した場合(S55でYes)には、処理はステップS56に進み、まだ送信していないブロックがある場合(S55でNo)には、処理はステップS54に戻る。
ステップS56では、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、更新対象機器へ受信成否を問い合わせる。このような問い合わせを受けた更新対象機器では、機器データ処理部444又は端末データ処理部464が受信成否情報を参照することで、受信の成否を確認し、対象セグメントに含まれる全てのブロックの受信が成功している場合には、その旨を応答し、受信に失敗したブロックがある場合には、そのブロックのシーケンス番号を応答する。
そして、通信装置410の装置データ処理部415は、更新対象機器からの応答に基づいて、更新対象機器が対象セグメントに含まれる全ブロックの受信に成功したか否かを判断する(S57)。受信に失敗したブロックがある場合(S57でNo)には、処理はステップS58に進み、更新対象機器が全ブロックの受信に成功した場合(S57でYes)には、処理はステップS59に進む。
ステップS58では、装置データ処理部415は、装置通信制御部113及び装置通信部111を介して、受信に失敗したブロックを更新対象機器へ再送する。そして、処理は、ステップS56に戻る。
一方、ステップS59では、装置データ処理部415は、全てのセグメントについてブロックの送信が完了したか否かを判断する。全てのセグメントについてブロックの送信が完了した場合(S59でYes)には、処理は終了し、まだ送信していないブロックのセグメントがある場合(S59でNo)には、処理はステップS53に戻り、次のセグメントに含まれるブロック数が通知される。
なお、セグメントに含まれるブロック数については、セグメント毎に異なっていてもよい。
以上のように、実施の形態4によれば、更新対象機器は、セグメント毎にブロックの受信の成否を管理すればよいため、受信成否に要する機器記憶部143及び端末記憶部163の容量を減縮することができる。
以上に記載した実施の形態1では、通信装置110、室外機140−0、室内機140−1〜140−N及び操作端末160は、ネットワーク2に接続され、相互に通信を行うことができるようにされているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。
例えば、図11に示されている通信システム100#のように構成されていてもよい。
このような場合、図12に示されているように、通信装置110#の装置通信部111は、ネットワーク1に接続され、装置通信部112#は、室外機140−0#に接続される。
また、図13に示されているように、室外機140−0#は、機器通信部147#1をさらに備える。そして、機器通信部141#1は、通信装置110#に接続され、機器通信部147#1は、室内機140−1#〜室内機140−N#に接続されている。機器通信制御部142#1は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、通信装置110#が使用する通信プロトコルと、室内機140−1#〜室内機140−N#が使用する通信プロトコルとの間の変換を行い、通信装置110#と、室内機140−1#〜室内機140−N#との間の通信を中継する。
また、図14に示されているように、室内機140−1#は、機器通信部147#2をさらに備える。そして、機器通信部141#2は、室外機140−0#及び室内機140−2#〜室内機140−N#に接続され、機器通信部147#2は、操作端末160#に接続されている。機器通信制御部142#2は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、室外機140−0#及び室内機140−2#〜室内機140−N#が使用する通信プロトコルと、操作端末160#が使用する通信プロトコルとの間の変換を行い、室外機140−0#又は室内機140−2#〜室内機140−N#と、操作端末160#との間の通信を中継する。
また、図15に示されているように、室内機140−2#〜室内機140−N#の機器通信部141#3は、室外機140−0#及び他の室内機140−1#〜140−Nに接続されている。
そして、図16に示されているように、操作端末160#の端末通信部161#は、室内機140−1#に接続されている。
以上のように構成することで、通信装置110#と、室内機140−1#〜室内機140−N#とは、室外機140−0#を介して、通信を行うことができる。
また、通信装置110#と、操作端末160#とは、室外機140−0#及び室内機140−1#を介して、通信を行うことができる。
さらに、室外機140−0#と、操作端末160#とは、室内機140−1#を介して、通信を行うことができる。
そして、操作端末160#と、室内機140−2#〜室内機140−N#とは、室内機140−1#を介して、通信を行うことができる。
以上、図11〜図16は、実施の形態1に係る通信システム100の変形例を説明したが、同様の考え方で、実施の形態2〜実施の形態4に係る通信システム200〜通信システム400を変形することができる。
実施の形態1〜4に係る通信システム100〜400は、サーバ180と通信することのできる通信装置110、310、410と、通信装置110、310、410と通信することのできる空調機140、340、440と、通信装置110、310、410と通信することのできる操作端末160〜460とを備える。通信装置110、310、410は、サーバ180から、空調機140、340、440のファームウェアの更新データを受信して、更新データを空調機140、340、440に送信し、更新データの送信完了後に、操作端末160〜460に準備完了通知を送信する。操作端末160〜460は、準備完了通知を受信すると、空調機140、340、440のファームウェアを更新データで更新する指示の入力を受け付ける。そして、空調機140、340、440は、操作端末160〜460がその指示の入力を受け付けた場合に、ファームウェアを更新データで更新する。これにより、実施の形態1〜4に係る通信システム100〜400は、ユーザからの1回の操作により、空調機140、340、440のファームウェアを更新することができる。
また、実施の形態1〜4における操作端末160〜460は、更新する指示の入力を受け付けた場合に、ファームウェアの更新を開始する要求を空調機140、340、440に送信する。空調機140、340、440は、そのような要求を受信した場合に、ファームウェアを更新データで更新する。これにより、実施の形態1〜4に係る通信システム100〜400は、ユーザからの1回の操作により、空調機140、340、440のファームウェアを更新することができる。
また、実施の形態2における操作端末260は、更新する指示の入力を受ける際に、ファームウェアを更新データで更新を開始する時刻の入力を受け付け、その時刻になった場合に、ファームウェアの更新を開始する要求を空調機140に送信する。空調機140は、そのような要求を受信した場合に、ファームウェアを更新データで更新する。これにより、操作端末260を操作するユーザは、空調機140を使用しない時刻等の所望の時刻に、ファームウェアの更新を行わせることができる。
また、実施の形態2における操作端末260は、更新する指示の入力を受ける際に、ファームウェアを更新データで更新を開始するまでの時間の入力を受け付け、その時間が経過した場合に、ファームウェアの更新を開始する要求を空調機140に送信する。空調機140は、そのような要求を受信した場合に、ファームウェアを更新データで更新する。これにより、操作端末260を操作するユーザは、空調機140を使用しない時間等の所望の時間になってから、ファームウェアの更新を行わせることができる。
また、実施の形態1〜4における操作端末160〜460は、更新する指示の入力を受け付けた場合に、ファームウェアを更新する応答を通信装置110、310、410に送信する。通信装置110、310、410は、そのような応答を受信した場合に、ファームウェアの更新を開始する要求を空調機140、340、440に送信する。空調機140、340、440は、そのような要求を受信した場合に、ファームウェアを更新データで更新する。これにより、実施の形態1〜4に係る通信システム100〜400は、ユーザからの1回の操作により、空調機140、340、440のファームウェアを更新することができる。
また、実施の形態3における通信装置310は、更新データを複数のブロックに分割し、空調機340に、複数のブロックを1つずつ送信する。そして、通信装置310は、複数のブロックの送信完了後に、複数のブロックの内、1又は複数のブロックを空調機340が受信できなかった場合には、その1又は複数のブロックを、空調機340に再度送信する。これにより、実施の形態3に係る通信システム100は、更新データにより通信路を占有してしまうことがなくなる。
また、実施の形態4における通信装置410は、更新データを複数のブロックに分割して、分割された複数のブロックを、1つのセグメントに2つ以上のブロックが含まれるように、複数のセグメントに分類する。通信装置410は、空調機440に、複数のセグメントに含まれる1つのセグメント毎に、その1つのセグメントに分類された2つ以上のブロックを1つずつ送信する。そして、通信装置410は、その1つのセグメントに分類された2つ以上のブロックの送信完了後に、その1つのセグメントに分類された2つ以上のブロックの内、1又は複数のブロックを空調機440が受信できなかった場合には、その1又は複数のブロックを、空調機440に再度送信する。これにより、実施の形態3における空調機440は、セグメント毎にブロックを管理すればよく、ブロックを管理するためのメモリ容量を削減することができる。
100,200,300,400 通信システム、 110,310,410 通信装置、 111 装置通信部、 112 装置通信部、 113 装置通信制御部、 114 装置記憶部、 115,315,415 装置データ処理部、 130,230,330,430 空調システム、 140,340,440 空調機、 141 機器通信部、 142 機器通信制御部、 143 機器記憶部、 144,344,444 機器データ処理部、 145 空調部、 146 機器制御部、 160,260,360,460 操作端末、 161 端末通信部、 162 端末通信制御部、 163 端末記憶部、 164,364,364 端末データ処理部、 165, 端末制御部、 166 表示部、 167 操作部、 268 タイマ部。

Claims (7)

  1. サーバと通信することのできる通信装置と、
    前記通信装置と通信することのできる空調機と、
    前記通信装置と通信することのできる操作端末と、を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、前記サーバから、前記空調機のファームウェアの更新データを受信して、前記更新データを前記空調機に送信し、前記更新データの送信完了後に、前記操作端末に準備完了通知を送信し、
    前記操作端末は、前記準備完了通知を受信すると、前記空調機の前記ファームウェアを前記更新データで更新する指示の入力を受け付け、
    前記空調機は、前記操作端末が前記指示の入力を受け付けた場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新すること
    を特徴とする通信システム。
  2. 前記操作端末は、前記指示の入力を受け付けた場合に、前記ファームウェアの更新を開始する要求を前記空調機に送信し、
    前記空調機は、前記要求を受信した場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記操作端末は、前記指示の入力を受ける際に、前記更新データで前記ファームウェアの更新を開始する時刻の入力を受け付け、前記時刻になった場合に、前記ファームウェアの更新を開始する要求を前記空調機に送信し、
    前記空調機は、前記要求を受信した場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記操作端末は、前記指示の入力を受ける際に、前記更新データで前記ファームウェアの更新を開始するまでの時間の入力を受け付け、前記時間が経過した場合に、前記ファームウェアの更新を開始する要求を前記空調機に送信し、
    前記空調機は、前記要求を受信した場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記操作端末は、前記指示の入力を受け付けた場合に、前記ファームウェアを更新する応答を前記通信装置に送信し、
    前記通信装置は、前記応答を受信した場合に、前記ファームウェアの更新を開始する要求を前記空調機に送信し、
    前記空調機は、前記要求を受信した場合に、前記ファームウェアを前記更新データで更新すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記通信装置は、前記更新データを複数のブロックに分割し、前記空調機に、前記複数のブロックを1つずつ送信し、前記複数のブロックの送信完了後に、前記複数のブロックの内、1又は複数のブロックを前記空調機が受信できなかった場合には、前記1又は複数のブロックを、前記空調機に再度送信すること
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の通信システム。
  7. 前記通信装置は、前記更新データを複数のブロックに分割して、前記分割された複数のブロックを、1つのセグメントに2つ以上のブロックが含まれるように、複数のセグメントに分類し、前記空調機に、前記1つのセグメント毎に前記2つ以上のブロックを1つずつ送信し、前記1つのセグメントに分類された前記2つ以上のブロックの送信完了後に、前記1つのセグメントに分類された前記2つ以上のブロックの内、1又は複数のブロックを前記空調機が受信できなかった場合には、前記1又は複数のブロックを、前記空調機に再度送信すること
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の通信システム。
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