JP2019211143A - 爆薬用込棒 - Google Patents

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誠 藤居
Makoto Fujii
誠 藤居
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Abstract

【課題】コスト高を招来することなく、耐久性を大幅にアップさせるようにした爆薬用込棒を提供する。【解決手段】発破孔20に爆薬21、22を装填するのに用いられる爆薬用込棒であって、想定される発破孔20に差し込み得る直径でかつ発破孔20の孔底に届き得る長さを有する丸棒の形状をなし、該丸棒10が押出ポリスチレンフォームからなり、丸棒10には微細な独立気泡が分散されており、堅くて耐撓り性に優れていることを特徴とする。丸棒10は断面円形がよいが、断面楕円形、円形に近似した多角形状であってもよい。【選択図】図2

Description

本発明は爆薬用込棒に関し、特にコスト高を招来することなく耐久性を大幅にアップさせるようにした込棒に関する。
発破作業を行う場合、発破場所にドリルなどを用いて発破孔を穿孔し、発破孔の孔底に、爆薬を紙やプラスチックフィルムなどで包装したカートリッジ爆薬を親ダイとして込棒を用いて装填し、カートリッジ爆薬の周囲や背後に硝安油剤爆薬(ANFO)、バルクエマルション爆薬、スラリー爆薬などの流動性爆薬を込棒を用いて装填し、発破孔を粘土を用いた込物で填塞し、親ダイを起爆させて流動性爆薬を爆発させることが行われる(特許文献1)。
従来、爆薬用込棒には木製の棒が使用されていたが(特許文献2、特許文献3、特許文献4)、木製の棒の先端に木、合成樹脂、金属、セトモノの頭部を取付けた込棒も提案されている(特許文献5)。
特開2003−146789号公報 特開2002−174090号公報 特開2003−130600号公報 特開昭63−254400号公報 実開昭53−37771号公報
しかし、特許文献2〜4記載の込棒では木製の込棒は1m〜4mと長く、自重で撓りやすく、発破孔に真っ直ぐ差し入れても内壁面の凹凸にこすれて磨耗しやすく、込棒が内壁面につかえると折れることがあった。
また、海外産の木製の棒は安価であるが、供給が安定せず、国内産の木製の棒は高価になってしまう。
他方、特許文献5記載の込棒では撓りが発生しても頭部が発破孔の内壁面の凹凸に接するので、磨耗し難いものの、頭部の取付けが煩雑であり、頭部の分だけコスト高を招来する。
本発明はかかる問題点に鑑み、コスト高を招来することなく耐久性を大幅にアップさせるようにした爆薬用込棒を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る爆薬用込棒は、発破孔に爆薬を装填するのに用いられる込棒であって、想定される発破孔に差し込み得る直径でかつ発破孔の孔底に届き得る長さを有する丸棒の形状をなし、該丸棒が微細な独立気泡を有する押出ポリスチレンフォームからなり、堅くて耐撓り性に優れたことを特徴とする。
押出ポリスチレンフォームはポリスチレン樹脂、発泡剤、難燃剤を混合し、発泡させながら押し出して成形したもので、独立した細かな気泡が全体に分散して形成され、通常は建材用ボードなどの製造に用いられるが、本発明ではこれを込棒の製造に応用したものである。
本発明の特徴の1つは堅くて耐撓り性に優れた押出ポリスチレンフォームによって丸棒を製作するようにした点にある。
これにより、安定して供給することができ、しかもポリ塩化ビニルなど他の硬質プラスチック樹脂の丸棒に比較して安価であり、しかも木製の丸棒と同程度のコストで購入できる。
また、押出ポリスチレンフォームは微細な独立気泡に起因して軽量である。さらに、他のプラスチック樹脂の丸棒では過大な荷重が作用したときには割れるように折れるのに対し、押出ポリスチレンフォームは微細な独立気泡に起因して堅固で、同一の荷重であれば湾曲するだけであり、耐久性が優れている。
押出ポリスチレンフォーム製の込棒の長さや径は木製の込棒と同じ長さや径を採用することができる。また、丸棒は物性の均等性の観点から断面円形であるのが好ましいが、製造の都合上、断面楕円形状や円形に近似した断面多角形状であってもよい。
本発明に係る爆薬用込棒の好ましい実施形態の全体及び要部の正面を示す図である。 上記実施形態における爆薬装填作業を模式的に示す図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る爆破用込物の好ましい実施形態を示す。込棒は径Dが20〜50mmφ、長さLが1m〜4mの円棒10の形状をなし、想定される発破孔20に差し込み得る直径でかつ発破孔の孔底に届き得る長さとなっている。
この丸棒10は押出ポリスチレンフォームで製造されており、丸棒11の全体に微細な独立気泡11が分散され、堅くて耐撓り性に優れている。押出ポリスチレンフォームはポリスチレン樹脂、発泡剤、難燃剤を混合し、発泡させながら押出型から押し出して成形することができる。
発破作業を行う場合、発破箇所にドリルなどを用いて発破孔20を穿孔し、発破孔20内に親ダイ21を入れ、図2の(a)に示されるように、本例の丸棒10を用いて親ダイ30を発破孔20の底孔まで押し込んで装填する。
このとき、押出ポリスチレンフォームは微細な独立気泡11に起因して軽量であえ、しかも過大な荷重が作用したときには微細な独立気泡11に起因して堅固で湾曲するだけで折れることはなく、作業者は丸棒10を軽く扱うことができ、親ダイ30を発破孔20の底孔に確実に装填することができる。
親ダイ21の装填が済むと、同様に、丸棒10を用いて親ダイ21の背後に流動性爆薬22を装填した後、発破孔20を込物で填塞し、親ダイ21を起爆させて流動性爆薬22を爆発させる。
以上のように、堅くて耐撓り性に優れた押出ポリスチレンフォームによって丸棒10を製作するようにしたので、爆薬用込棒を安定して供給することができ、しかもポリ塩化ビニルなど他の硬質プラスチック樹脂の丸棒に比較して安価であり、しかも木製の丸棒と同程度のコストで購入できる。
また、押出ポリスチレンフォームは微細な独立気泡11に起因して軽量であり、又他のプラスチック樹脂の丸棒では過大な荷重が作用したときには割れるように折れるのに対し、押出ポリスチレンフォームは微細な独立気泡に起因して堅固で、同一の荷重であれば湾曲するだけであり、優れた耐久性を保証することができる。
10 丸棒
20 発破孔
21 親ダイ
22 流動性爆薬

Claims (1)

  1. 発破孔(20)に爆薬(21、22)を装填するのに用いられる込棒であって、
    想定される発破孔に差し込み得る直径でかつ発破孔(20)の孔底に届き得る長さを有する丸棒の形状をなし、該丸棒(10)が押出ポリスチレンフォームからなり、丸棒(10)には微細な独立気泡(11)が分散されており、堅くて耐撓り性に優れていることを特徴とする爆薬用込棒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020005738T5 (de) 2019-11-22 2022-09-01 Med-Tech Inc. Medizinische vorrichtung und verfahren zur herstellung der medizinischen vorrichtung

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