JP2019210989A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【目的】残圧がかかっている状態でもプラグとソケットを容易に接続可能な管継手を提供すること。【構成】ソケット内に装備されるコイルスプリングの密着長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する弁部の軸方向長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さとを足した長さH1と、プラグ内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さH2と、ソケット内のバルブ受けの先端側表面(流出口に向かっている面)からソケットの流出口までの長さH3との関係が、H3−H2の値がH1以上になるよう構成した。【選択図】 図1

Description

本考案は液体作動式ジャッキや空気作動式ジャッキなどに用いるのが好適な管継手に関し、より詳しくはポンプやコンプレッサなどの液体や空気を送り込む機器から延びる通路管体と、ジャッキを構成するシリンダーに設けたバルブとを連結するのに好適な管継手に関する。
図6に示すように、土留め工法に用いられる切梁4は、掘削溝1に立てた一対の矢板2,2に掛けた腹起し3,3間に介在させるものであり、矢板2に係る土圧を支えるべく、伸縮自在なジャッキを利用することが多い。
かかる切梁4を構成するシリンダーに水圧や油圧をかけるため、ポンプ5と切梁4は、切梁4に設けたプラグ7と管体6の先端に設けたソケット8が着脱自在に連結されている。
かかる着脱自在なプラグ・ソケットとして、カプラ(登録商標、以下同じ)と呼ばれるそれぞれその内部にバルブを内蔵した管継手が用いられることが多い。なお、プラグとは流体配管などの末端にするフタ、いわゆる盲栓のことではなく、流体の供給を受ける側に取り付ける、内部にバルブを内蔵した雄型のカプラを指す。
特許文献1にはカプラにかかる残圧を抜く機構を備えることで、カプラの着脱を容易にした管継手が開示されている。
実開昭57−143482号公報
カプラを構成するソケットとプラグをつなぐ際に、それぞれの内蔵バルブに大きな閉弁圧力が作用していると、両方の弁頭を互いに押圧するのに比較的大きな力が必要となり、専用の工具を用いないと両者を接続することが困難な場合がある。以下、図5を用いて説明する。なお、各図におけるLは左方向をRは右方向を指すものである。
図5Aは従来のカプラの構造を簡略化して示す説明図である。なお、図5はいずれも縦断面図であるが、図面を理解しやすくするため、プラグ100とソケット200のそれぞれ筒状本体104,204のみハッチングを施してある。
図5Aに示される従来のプラグ100は内部にバルブ機構101を備えている。このバルブ機構101は、バルブ本体102とバルブ本体102の先端(図中右側)に設けた弁部103、弁部103の先端に設けられた押圧杆106、バルブ本体102を移動自在に支持するバルブ受け107及び弁部103とバルブ受け107の間に介装されたコイルスプリング108とにより成る。
バルブ受け107は筒状本体104に固定されており、バルブ本体102を先端側(図中右側)に付勢するものである。弁部103はバルブ本体102の移動に伴い、筒状本体104に設けた流出口105を開閉するものである。
ソケット200は内部にバルブ機構201を備えている。このバルブ機構201は、バルブ本体202とバルブ本体202の先端(図中左側)に設けた弁部203、弁部203の先端に設けられた押圧杆206、バルブ本体202を移動自在に支持するバルブ受け207及び弁部203とバルブ受け207の間に介装されたコイルスプリング208とにより成る。
バルブ受け207は筒状本体204に固定されており、バルブ本体202を先端側(図中左側)に付勢するものである。弁部203はバルブ本体202の移動に伴い、筒状本体204に設けた流出口205を開閉するものである。
図5Cはプラグ100にソケット200を嵌め込み、ロックボール209がプラグ100の筒状本体104の外周面に設けられたロックボール係合溝109に嵌まり込むことでロックされた状態を示している。かかる状態では、バルブが開放され流体の通過が可能となる。すなわち、プラグ100内に装備される押圧杆106と、ソケット200内に装備される押圧杆206が相互に押圧し、バルブ本体102,202がそれぞれ後退する。すると弁部103、203による流出口105,205の閉鎖が開放され、流体の通過が可能となるのである。
ところが、プラグ100が取り付けられたシリンダーなどの流体供給対象物に残圧があると、図5Bに示すように前記残圧を受けるプラグ100内のバルブ本体102が後退しづらく、よって流出口105が開放されない状態で押圧杆106がソケット200内の押圧杆206を押し込んでしまうことになる。ところがソケット200内のバルブ受け207は筒状本体204に固定されていることから、コイルスプリング208が縮減しきった状態、すなわち荷重をかけてコイル同士を密着させた状態までしかバルブ本体202は後退できない。とすると図示されているように、プラグ100にソケット200が嵌め込まれロックされた状態、つまりロックボール209がロックボール係合溝109に嵌まり込む位置までソケット200を嵌め込むことができないのである。かかる状態に至ると、手でソケット200を嵌め込むことは困難であり、専用の工具でソケット200をプラグ100方向に押し込み、接続を完了する必要が生じる。
本発明はかかる不都合を解消すべく、残圧がかかっている状態でもプラグとソケットを容易に接続可能な管継手を提供することを目的とする。なお、本発明はカプラと呼ばれる管継手の改良に関するものであり、上記土留め工法に用いられるジャッキに使用されるものに限定されるものではない。
上記の目的を達成する本発明の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載の発明の構成は以下の通りである。
共にバルブを内蔵するソケットとプラグからなり、前記ソケットとプラグの係合・離脱時に、前記バルブが相互に移動してソケットの流体通路とプラグの流体通路とを開放・閉鎖して、当該ソケットとプラグとを接続・分離する管継手であって、
プラグは、
流出口を備えた筒状本体と、
筒状本体内の流体通路に固定されたバルブ受けと、流出口を開閉自在であると共に流出口外に突出した押圧杆を備えた弁部を有するバルブ本体と、
弁部とバルブ受けの間に介在されるコイルスプリングとにより成り、
ソケットは、
流出口を備えた筒状本体と、
筒状本体内の流体通路に固定されたバルブ受けと、流出口を開閉自在であると共に流出口外に突出した押圧杆を備えた弁部を有するバルブ本体と、
弁部とバルブ受けの間に介在されるコイルスプリングと、
により成る管継手において、
ソケット内に装備されるコイルスプリングの密着長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する弁部の軸方向長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さとを足した長さH1と、
プラグ内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さH2と、
ソケット内のバルブ受けの先端側表面(流出口に向かっている面)からソケットの流出口までの長さH3との関係が、以下の数式で示される管継手。
(2) 請求項2に記載の発明は、請求項1記載の管継手において、ソケットを構成するバルブ受けの筒状本体への固定位置を、流出口から遠ざける方向に後退させることで数式を満たすように構成した。
(3) 請求項3に記載の発明は、請求項1記載の管継手において、ソケットを構成するコイルスプリングの線径を小さくすることで数式を満たすように構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。なお図1、図2、図3、図4はいずれも縦断面図であるが、図面を理解しやすくするため、プラグ20とソケット30のそれぞれ筒状本体21,31のみハッチングを施してある。
図2は上記数式1を解説するための説明図である。プラグ20に残圧がかかった状態でソケット30と接続しても、数式1を満たす関係性が存在すれば、ソケット30内に装備されるバルブ本体61が、プラグ20内に存するバルブ本体71を図中左方向に押し戻す圧力はコイルスプリング65の弾発力に過ぎない。すなわちプラグ20にソケット30を嵌め込む動作に抗する圧力は小さく、工具を使用しなくとも簡単に手作業でプラグ20とソケット30を接続することが可能となるのである。
上述の通りプラグ20にソケット30を嵌め込む動作に抗する圧力はコイルスプリング65の弾発力に過ぎないため、プラグ20に大きな圧力がかかった状態、例えば土留め支保工において切梁を構成するジャッキを対向する腹起し間に張ったままの状態でも、簡単にプラグとソケットを連結することが可能であり、追加で加圧しジャッキを伸長させることが可能となる。
図3は請求項2に記載の発明を説明するものである。図3Aはプラグ20にソケット30を嵌め込んだ状態を示しており、バルブ受け64の固定位置を流出口311bから遠ざける方向に後退させることで、数式1を満たすよう構成されている。かかる接続状態から、ソケット30に流体を図中右方向から送り込むと、図3Bに示すようにバルブ本体61がプラグ20内のバルブ本体71を押し込み、もって流出口211b、311bが開放され、流体通路が開放されることになるものである。
図4は請求項3に記載の発明を説明するものである。図4Aはプラグ20にソケット30を嵌め込んだ状態を示しており、ソケット30を構成するコイルスプリング65の線径を小さくすることで、数式1を満たすよう構成されている。かかる接続状態から、ソケット30に流体を図中右方向から送り込むと、図4Bに示すようにバルブ本体61がプラグ20内のバルブ本体71を押し込み、もって流出口211b、311bが開放され、流体通路が開放されることになるものである。
本発明の説明縦断面図 数式を説明するための縦断面図 請求項2記載の発明の説明縦断面図 請求項3記載の発明の説明縦断面図 従来例の説明縦断面図 土留め工法の説明図
本発明に係る管継手は、図1に示すようにソケット30と、プラグ20と、ソケット30とプラグ20の双方の流体通路に設けたバルブ機構60,70及び両者を接続するロック機構とを備えている。
先ず、ソケット30は、ケーシングとなる筒状本体31と、この筒状本体31に収納される後述のバルブ機構及びロック機構を構成するスリーブ40等を備えている。
筒状本体31の後端部には図示されない筒状のアダプターを取り付け、該アダプターにポンプやコンプレッサーに連結されるパイプ等の管体を取り付けるものである。
また、筒状本体31は、軸方向(長手方向・図中左右方向)に流体通路を形成する貫通孔311を有し、この貫通孔311には、軸方向に移動可能とされたバルブ機構60が収納されている。貫通孔311の先端側311c、すなわちプラグ20が嵌まり込む側は、プラグ20の筒状本体21の外周と略同一形状に形成されている。
貫通孔311には、筒状本体31の内周面から求心方向に伸びる延出部311aが設けられている。この延出部311aは、その求心方向先端が開放されており、流出口311bが形成される。延出部311aの後端側(図中右側)は軸方向先端(図中左方向)に向けて小径となるテーパー状に形成されており、後述の弁部62が嵌まり込む弁座33となるものである。
筒状本体31内に装備されるバルブ機構60は、円柱状のバルブ本体61と、バルブ本体61の先端(図中左側)に設けた弁部62と、弁部62の先端に設けた押圧杆63と、貫通孔311内に固定されたバルブ受け64及びバルブ受け64と弁部62との間に介在されるコイルスプリング65とにより構成される。コイルスプリング65は、流出口311bを閉鎖する方向にバルブ本体61を付勢するものである。なお、請求項3に記載の発明においては、コイルスプリング65の線径は数式1を満たすものに設定される。
バルブ本体61は細長の円柱状の部材であり、流出口311b側端部には弁部62が設けられている。バルブ本体61の反対側端部は、バルブ受け64に設けた孔部64aに移動自在に緩挿されている。
バルブ受け64は板状体であり、貫通孔311内に固定されている。なお、請求項2に記載の発明においては、バルブ受け64は数式1を満たす位置に固定されるものである。
バルブ受け64は貫通孔311内の流体の流れを阻害しないよう、貫通孔311をすべて閉鎖するものではなく、バルブ本体61を支持可能な最小体積に形成される。このバルブ受け64は、コイルスプリング65の一端を係止すると共に、コイルスプリング65の弾発力に抗して後退するバルブ本体61の後退量を規制するものである。
弁部62は、その先端側が小径のテーパー形状に形成されており、弁座33に嵌まり込むことで流出口311bが閉鎖されるものである。一方、バルブ本体61が、後述のプラグ20内に存するバルブ本体71に押圧され後退すると、つまり図中右方向に移動すると流出口311bが開放され、流体の移動が可能となるものである。弁部62の先端側には、円柱状の押圧杆63が設けられている。
プラグ20は、ケーシングとなる筒状本体21と、この筒状本体21に収納される後述のバルブ機構70等を備えている。筒状本体21の外周面には、後述のソケット30とプラグ20とを接続するロック機構を構成するロックボール50が嵌まり込む周溝21aが設けられている。
筒状本体21の後端部(図中左側)は、図示されないシリンダー等の流体供給対象に連結されるものである。
また、筒状本体21は、軸方向(長手方向・図中左右方向)に流体通路を形成する貫通孔211を有し、この貫通孔211には、軸方向に移動可能とされたバルブ機構70が収納されている。
筒状本体21の先端部(図中右側・ソケット30に嵌合される側)は、求心方向に伸びる延出部211aが設けられている。この延出部211aは、その求心方向先端が開放されており、流出口211bが形成される。延出部211aの後端側(図中左側)は軸方向先端(図中右方向)に向けて小径となるテーパー状に形成されており、後述の弁部72が嵌まり込む弁座23となるものである。
筒状本体21内に装備されるバルブ機構70は円柱状のバルブ本体71と、バルブ本体71の先端(図中右側)に設けた弁部72と、弁部72の先端に設けた押圧杆73と、貫通孔211内に固定されたバルブ受け74及びバルブ受け74と弁部72との間に介在されるコイルスプリング75とにより構成される。コイルスプリング75は、流出口211bを閉鎖する方向にバルブ本体71を付勢するものである。
バルブ本体71は細長の円柱状の部材であり、流出口211b側端部には弁部72が設けられている。バルブ本体71の反対側端部は、バルブ受け74に設けた孔部74aに移動自在に緩挿されている。
バルブ受け74は板状体であり、貫通孔211内に固定されている。バルブ受け74は貫通孔211内の流体の流れを阻害しないよう、貫通孔211をすべて閉鎖するものではなく、バルブ本体71を支持可能な最小体積に形成される。このバルブ受け74は、コイルスプリング75の一端を係止すると共に、コイルスプリング75の弾発力に抗して後退するバルブ本体71の後退量を規制するものである。
弁部72は、その先端側が小径のテーパー形状に形成されており、弁座23に嵌まり込むことで流出口211bが閉鎖されるものである。一方、バルブ本体71が、プラグ20内に存するバルブ本体61に押圧され後退すると、つまり図中左方向に移動すると流出口211bが開放され、流体の移動が可能となるものである。
次に、ソケット30とプラグ20とを接続するロック機構について説明する。ソケット30の筒状本体31の先端部には、ロックボール嵌合孔32が周方向に複数設けられている。各ロックボール嵌合孔32には、それぞれロックボール50が求遠心方向に移動自在に嵌合している。そして、ロックボール50が嵌合するロックボール嵌合孔32は、いずれもロックボール50の一部が筒状本体31の内面に突出した状態で保持されるよう求心方向に向かうにつれて小径となるように形成されている。
筒状本体31の外周には、軸方向(図中長手方向)に沿って移動自在にスリーブ40が遊嵌してある。このスリーブ40の内周面には、先端側(図中左側)から、ロックボール開放凹状面41、ロックボール50を押し上げ可能なロックボール当接傾斜面42、ロックボール押圧凸状面43が形成してある。
筒状本体31には、スリーブ40の前進位置を位置決めし、かつ筒状本体31からの抜け出しを阻止するストップリング51が設けられている。一方、筒状本体31の外周面には、スリーブ40の後進位置を位置決めするための突条36が設けられている。また、スリーブ40と筒状本体31との間には、当該スリーブ40を前進方向(図中左方向)に付勢するコイルスプリング52が介装されている。
筒状体31の先端部に設けたロックボール嵌合孔32と、筒状本体31の外周に遊嵌したスリーブ40の内周面に設けたロックボール開放凹状面41、ロックボール当接傾斜面42、ロックボール押圧凸状面43とが、対応するように適宜に配置されている。そして、スリーブ40が前進位置にあるとき、ロックボール50がロックボール押圧凸状面43の下位に位置する。
筒状本体31の受筒34の内周面にはシールリング53が設けられており、該シールリング53は接続するプラグ20の筒状本体21の外周面と密封係合することにより、流体が外部へ漏洩するのを防止するようになっている。
ソケット30に対応するプラグ20を構成する筒状本体21の外周には、前記ロックボール50と係合するロックボール係合溝22が形成されている。
上述の通り、ソケット30とプラグ20の非接続時には、スリーブ40がコイルスプリング52に付勢されて前進位置にあり、ロックボール50がロックボール押圧凸状面43の下位に位置した状態にある。
一方、ソケット30とプラグ20との接続操作時には、ソケット30にプラグ20を挿入すると共に、スリーブ40をコイルスプリング52の弾発力に抗して後退させると、筒状本体31の内周に一部が突出しているロックボール50が、ロックボール開放凹状面41内に移動してプラグ20の挿入が可能となる。
プラグ20の挿入を続け、プラグ20の外周に形成されているロックボール係合溝22がロックボール50の下位に達すると、ロックボール50が前進方向に付勢されているスリーブ40のロックボール当接傾斜面42により求心方向に押圧されて筒状本体31内に嵌入してロックボール係合溝22に係合し、スリーブ40がコイルスプリング52に付勢されて前進し、ロックボール押圧凸状面43でロックボール50を求心方向に押さえ、ロックボール係合溝22からロックボール50の脱出を阻止するものとなり、これによりソケット30とプラグ20が接続される。
接続したソケット30とプラグ20を分離する場合は、コイルスプリング52の付勢力に抗してスリーブ40を後退させることにより、ロックボール50の上位にロックボール開放凹状面41を位置させることにより、分離することができる。
20・・プラグ
21・・筒状本体
22・・ロックボール係合溝
30・・ソケット
31・・筒状本体
32・・ロックボール嵌合孔
33・・弁座
34・・受筒
35・・弁部
36・・突条

Claims (3)

  1. 共にバルブを内蔵するソケットとプラグからなり、前記ソケットとプラグの係合・離脱時に、前記バルブが相互に移動してソケットの流体通路とプラグの流体通路とを開放・閉鎖して、当該ソケットとプラグとを接続・分離する管継手であって、
    プラグは、
    流出口を備えた筒状本体と、
    筒状本体内の流体通路に固定されたバルブ受けと、流出口を開閉自在であると共に流出口外に突出した押圧杆を備えた弁部を有するバルブ本体と、
    弁部とバルブ受けの間に介在されるコイルスプリングとにより成り、
    ソケットは、
    流出口を備えた筒状本体と、
    筒状本体内の流体通路に固定されたバルブ受けと、流出口を開閉自在であると共に流出口外に突出した押圧杆を備えた弁部を有するバルブ本体と、
    弁部とバルブ受けの間に介在されるコイルスプリングと、
    により成る管継手において、
    ソケット内に装備されるコイルスプリングの密着長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する弁部の軸方向長さと、ソケット内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さとを足した長さH1と、
    プラグ内に装備されるバルブ本体を構成する押圧杆の軸方向長さH2と、
    ソケット内のバルブ受けの先端側表面(流出口に向かっている面)からソケットの流出口までの長さH3との関係が、以下の数式で示される管継手。
  2. ソケットを構成するバルブ受けの筒状本体への固定位置を、流出口から遠ざける方向に後退させることで数式を満たすようにした請求項1に記載の管継手。
  3. ソケットを構成するコイルスプリングの線径を小さくすることで、数式を満たすようにした請求項1に記載の管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021156308A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 日本スピードショア株式会社 管継手

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