JP2019209698A - シートスライド装置 - Google Patents

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大助 菊池
Daisuke Kikuchi
大助 菊池
敦士 影山
Atsushi Kageyama
敦士 影山
智章 蛭川
Tomoaki Hirukawa
智章 蛭川
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Shiroki Corp
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【課題】シートスライド方向と上下方向の両方の耐荷重強度に優れるシートスライド装置を得る。【解決手段】車両床面に固定されるロアレールと、ロアレールに対して移動可能に支持されるアッパレールと、ロアレールに取り付けられる第1の補強部材と、アッパレールに取り付けられる第2の補強部材とを備える。第1の補強部材は、受面部と孔部とを有する。第2の補強部材は、上方を向き受面部に下方から対向する対向面部と、対向面部よりも上方に突出する突出部とを有する。突出部が孔部に対向する状態で第1の補強部材に対して第2の補強部材が上方に移動したときに、突出部が孔部に下方から挿入され、且つ受面部に対して対向面部が下方から当接するように構成した。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用シートをスライド可能に支持するシートスライド装置に関する。
車両用シートをスライド可能に支持するシートスライド装置は、車両床面に対して固定されるロアレールと、ロアレールに対して長手方向に移動可能に支持されるアッパレールとを備え、シートの下部がアッパレールに固定されている。ロアレールに対するアッパレールの移動を規制するスライドロック機構が設けられ、スライドロック機構によるロックでアッパレールの位置が固定される。スライドロック機構のロック解除操作を行うことにより、アッパレールの移動が許容されてシートの位置調整が可能となる。
車両の衝突時などには、スライドロック機構によるロック強度や、ロアレールに対するアッパレールの嵌合強度を超えるような、過大な負荷がシートスライド装置に加わる可能性がある。このような負荷が加わった場合でも、ロアレールに対するアッパレールの剥離が生じないようにするために、スライドロック機構とは別に剥離防止構造(補強構造)を設ける場合がある。
例えば、特許文献1には、レール延在方向に向かって複数の開口が等ピッチで形成されているブラケットをロアレールに固定し、先端が上向きの突出部(フック部)を有するキャッチャーをシートに固定し、シートの上方への変位に応じてキャッチャーの突出部がブラケットの開口に係合する構成が記載されている。
特開2008−143342号公報
特許文献1の構成は、ブラケットの開口にキャッチャーの突出部が係合したときに、開口の内縁部と突出部がシートスライド方向(車両前後方向)に対向することで、シートスライド方向への強度が向上する。その一方で、開口と突出部を設けない構成に比して、ブラケットとキャッチャーの間で上下方向に対向して接触する面積が減少するため、上下方向への剥離荷重に対する強度が低下するおそれがある。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、シートスライド方向と上下方向の両方の耐荷重強度に優れるシートスライド装置を提供することを目的とする。
本発明のシートスライド装置は、車両床面に固定されるロアレールと、ロアレールに対して移動可能に支持されるアッパレールと、ロアレールに取り付けられ、受面部と孔部とを有する第1の補強部材と、アッパレールに取り付けられ、上方を向き受面部に下方から対向する対向面部と、対向面部よりも上方に突出する突出部とを有する第2の補強部材とを備え、突出部が孔部に対向する状態で第1の補強部材に対して第2の補強部材が上方に移動したときに、突出部が孔部に下方から挿入され、且つ受面部に対して対向面部が下方から当接することを特徴とする。
第1の補強部材の受面部は上下方向の高さが一定の面であり、第2の補強部材の対向面部は、第1の補強部材に対して第2の補強部材が上方に移動する前の初期状態で、ロアレール及びアッパレールの延設方向に進むにつれて上下方向の高さが変化する傾斜面であり、孔部に突出部が挿入されると、対向面部が受面部と平行になるように構成することが好ましい。
アッパレールがロアレールに対して最も前方に移動した最前方位置でのみ、突出部が孔部に挿入可能に対向することが好ましい。
以上の本発明のシートスライド装置によれば、第2の補強部材の突出部が第1の補強部材の孔部に挿入されてシートスライド方向の強度を高めると共に、第1の補強部材の受面部に対して第2の補強部材の対向面部が当接して上下方向の強度を高める。従って、シートスライド方向と上下方向のいずれにも耐荷重強度に優れるシートスライド装置を得ることができる。
シートスライド装置の分解斜視図である。 図1と異なる角度で見たシートスライド装置の分解斜視図である。 アッパレールが最前方位置までスライドした状態のシートスライド装置の斜視図である。 アッパレールが最前方位置までスライドした状態のシートスライド装置の上面図である。 図4のV−V線に沿う断面図であり、(A)は通常状態、(B)は荷重により第1フックが上方に傾動した状態を示す。 図4のVI−VI線に沿う断面図であり、(A)は通常状態、(B)は荷重により第1フックが上方に傾動した状態を示す。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 図5のVIII−VIII線に沿う断面図である。 アッパレールが最後方位置までスライドした状態のシートスライド装置の斜視図である。 アッパレールが最後方位置までスライドした状態のシートスライド装置の上面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 図10のXII−XII線に沿う断面図である。 ロアブラケットの上面図である。 図13のXIV−XIV線に沿うロアブラケットの断面図である。 図13のXV矢線に沿って見たロアブラケットの側面図である。 第1フックの単品図であり、(A)はアウタ側、(B)はインナ側、(C)は前方、(D)は後方から見た図である。
図1と図2は、本実施形態のシートスライド装置10を構成する主要部品を分解した状態を示している。シートスライド装置10は、車両床面に固定されるロアレール11と、ロアレール11に対して長手方向に移動可能に支持されるアッパレール12とを有している。図中に矢線で示す前後方向と上下方向は、シートスライド装置10を搭載する車両の前後方向と上下方向を意味する。また、図中に矢線で示すアウタ側とインナ側は、車両の幅方向(以下、車幅方向)における車外側と車内側を示しており、アウタ側が車外側、インナ側が車内側を意味する。なお、アウタ側とインナ側は説明の便宜上設定したものであり、アウタ側とインナ側が図示の形態とは逆であってもよい。
ロアレール11とアッパレール12は前後方向に延びる長尺部材であり、アッパレール12はロアレール11に対してスライドして前後方向に移動する。図中には1組のロアレール11とアッパレール12を示しているが、車幅方向に並列して2組以上のロアレール11とアッパレール12が設けられる。そして、並列配置された2つ以上のアッパレール12に跨る形でシートの着座部分(図示略)が支持される。
図7及び図8に示すように、ロアレール11は、車両床面側に向く底部11aと、底部の両側から上方に突出する一対の側部11bとを有している。一対の側部11bはそれぞれ、底部11aに連続して車幅方向に離間する外壁部分と、外壁部分の上端から互いに接近する方向に突出する天井部分と、天井部分の端部を下方に向けて屈曲させた内壁部分とを含み、下向きに開口する逆U字状の断面形状を備えている。
アッパレール12は、ロアレール11の一対の側部11bの間の開口部分に位置する中央部12aと、中央部12aの両側に設けた一対の側部12bとを含むΩ状の断面形状を有している。中央部12aは、上下方向に延びる一対の立壁部分の上端を車幅方向に延びる天井部分で接続して構成されている。一対の側部12bはそれぞれ、ロアレール11の一対の側部11bの内方に位置して、側部11bに対して上方への離脱が規制される抜け止め構造になっている。シートの着座部分(図示略)は、アッパレール12の中央部12aに対してボルト留めなどで固定される。
ロアレール11には、側部11bの内方へ突出する前方ストッパ11cと後方ストッパ11dが設けられる。ロアレール11とアッパレール12の間には、ロアレール11に対するアッパレール12の摺動を円滑にさせるガイド部材(図示略)が配置されている。ガイド部材は球状体などで構成されており、ガイド部材を保持するリテーナ(図示略)がロアレール11とアッパレール12の間に挿入されている。リテーナは、アッパレール12に対する前後方向の可動量が制限されている。そして、リテーナが前方ストッパ11cに当接すると、ロアレール11に対するアッパレール12のそれ以上の前方移動が規制される最前方位置(前方移動端)になる(図3から図6に示す状態)。リテーナが後方ストッパ11dに当接すると、ロアレール11に対するアッパレール12のそれ以上の後方移動が規制される最後方位置(後方移動端)になる(図9から図12に示す状態)。
最前方位置から最後方位置の範囲内で、ロアレール11に対するアッパレール12の前後方向移動を規制するスライドロック機構が設けられる。図1及び図2に示すように、ロアレール11の一対の側部11bの内壁部分には、ロック歯11eが形成されている。ロック歯11eは、下方に向けて開口する凹部と、該凹部の間の凸部とを前後方向に連続して設けて構成されている。図7及び図8に示すように、アッパレール12の内部にはロックバネ13が支持されている。アッパレール12は中央部12aと側部12bの一部を切り欠いてバネ露出部12c(図1、図2参照)を備えており、ロックバネ13の一部がバネ露出部12cからアッパレール12の側方に突出する。
ロックバネ13は、バネ露出部12cからの側方への突出部が上方に向けて移動するように付勢されており、この付勢力によって、ロックバネ13の突出部がロック歯11eの凹部に対して係合する。ロックバネ13がロック歯11eに係合すると、ロアレール11に対するアッパレール12の前後方向移動が規制されるスライドロック状態となる。シートスライド装置10はスライドロック解除用の操作部材(図示略)を備えており、操作部材を操作すると、アッパレール12に支持されたロック解除部材(図示略)がロックバネ13を下方に押圧し、ロック歯11eに対するロックバネ13の係合を解除させる。すると、ロアレール11に対するアッパレール12の前後方向移動が許容されるスライドロック解除状態となる。操作部材の操作を解除すると、ロックバネ13は自身の付勢力によってロック歯11eに再び係合し、スライドロック状態に復帰する。
シートスライド装置10は、以上のスライドロック機構とは別に、車両衝突時などに過大荷重が加わった場合に、ロアレール11に対するアッパレール12の剥離を防止する補強構造を備えている。補強構造は、ロアレール11に対して取り付けられるロアブラケット20(第1の補強部材)と、アッパレール12側に取り付けられる第1フック30(第2の補強部材)及び第2フック40とを備えている。ロアブラケット20に対して第1フック30と第2フック40が当接することで上方への移動が規制され、さらに特定の状態で第1フック30がロアブラケット20に対して前後方向への移動規制も受ける。この補強構造の詳細を以下に説明する。
ロアブラケット20は、前後方向に延設される長尺部材であり、ロアレール11及びアッパレール12よりも前後方向の長さが小さい。図13から図15に示すように、ロアブラケット20は、前端から後方へ向けて所定の長さ範囲が、車幅方向の幅が概ね一定の定幅部20aであり、定幅部20aの後方に位置する後端付近が、定幅部20aよりも車幅方向に広くなる拡幅部20bになっている。
ロアブラケット20の定幅部20aは、車両床面に向く平板状の底部21と、底部21の両側から上方に向けて突出する側壁部22及び側壁部23と、側壁部22及び側壁部23の上端から互いに車幅方向へ離間するように突出する受面部24及び受面部25と、受面部24及び受面部25の縁部から下方に突出する下垂部26及び下垂部27とを備えている。アウタ側では、側壁部22と受面部24と下垂部26によって、下向きに開口する逆U字状の縁部A1が形成される。インナ側では、側壁部23と受面部25と下垂部27によって、下向きに開口する逆U字状の縁部A2が形成される。
定幅部20aは、車幅方向の中心に関してアウタ側の縁部A1とインナ側の縁部A2が非対称の形状になっている。インナ側の縁部A2では、側壁部23と受面部25と下垂部27がそれぞれ一定の断面形状で前後方向に延びている。そして、受面部25の下面や下垂部27の下端は、上下方向の高さが一定の面として形成されている。
一方、アウタ側の縁部A1では、前後方向の途中に、側壁部22と受面部24と下垂部26を部分的に切り欠いて係合孔28(孔部)が形成されている。係合孔28は、受面部24を上下方向に貫通しており、この貫通部分に、前後方向に離間して対向する前方規制面28aと後方規制面28bを有している。また、アウタ側の下垂部26の下端部には、ロアブラケット20の前端から係合孔28に近づく(後方に進む)につれて下方への突出量を小さくする(上方に向けて傾斜する)傾斜面29が形成されている。別言すれば、アウタ側の下垂部26のうち係合孔28よりも前方の部分は、下端側の傾斜面29によって、前方から後方に進むにつれて上下方向の高さを小さくする高さ徐変形状を有している。
ロアブラケット20の拡幅部20bは、定幅部20aにおける底部21、側壁部22及び側壁部23、受面部24及び受面部25、下垂部26及び下垂部27のそれぞれに連続する部位を有しており、車幅方向で定幅部20aよりも幅広に形成され、且つ定幅部20aの底部21よりも下方に突出する形状になっている。拡幅部20bは、図示を省略するボルトなどによって車両床面に固定される。
図7や図8に示すように、ロアブラケット20の定幅部20aの底部21上にロアレール11の底部11aが支持され、車幅方向でロアブラケット20の側壁部22と側壁部23の間にロアレール11が収まる。前後方向において、ロアレール11の後端が概ね定幅部20aの後端(定幅部20aと拡幅部20bの境界付近)に位置する(図3、図4、図9、図10参照)。この位置関係で、ロアレール11に対してロアブラケット20が固定される。
図16に示すように、第1フック30は、上下方向に延びる平板状の支持部31と、支持部31の下端から下方に向けて突出しながらアウタ側に傾斜する斜壁部32と、斜壁部32の下端から下方に延びる外壁部33と、外壁部33の下端からインナ側に屈曲する下縁部34と、下縁部34のインナ側の端部から上方に突出する内壁部35と、を有する。外壁部33と下縁部34と内壁部35によって、上向きに開口するU字状の縁部B1が形成される。
アッパレール12の中央部12a上には、アンカーブラケット(図示略)が固定されている。アンカーブラケットは、アッパレール12の前後方向の中央よりも後方の所定位置に固定されている。アンカーブラケットは、シートベルト(図示略)を締結するシートベルトアンカー(図示略)を支持している。第1フック30の支持部31はアンカーブラケットに対して固定されている。すなわち、第1フック30はアッパレール12に対して相対的に固定された関係にある。図3から図12に示す第1フック30は、アンカーブラケットに対して固定されてアッパレール12と共に前後方向に移動する状態を示している。この状態で第1フック30は、アッパレール12の前後移動に伴ってロアブラケット20の定幅部20aに沿って移動する。
具体的には、図7及び図8に示すように、第1フック30の斜壁部32がロアブラケット20の受面部24の上方に位置し、外壁部33が下垂部26のアウタ側に位置し、下縁部34が下垂部26の下方に位置し、内壁部35が下垂部26のインナ側(側壁部22と下垂部26の間)に位置する。すなわち、ロアブラケット20において側壁部22と受面部24と下垂部26によって形成され下向きに開口する逆U字状の縁部A1に対して、第1フック30において外壁部33と下縁部34と内壁部35によって形成され上向きに開口するU字状の縁部B1が、下方から対向する位置関係となる。但し、過大な外力が加わっていない通常状態(ロアブラケット20に対して第1フック30が上方に移動する前の初期状態)では、第1フック30の各部はロアブラケット20の各部に対して車幅方向及び上下方向に離間しており、ロアレール11に対するアッパレール12のスライド動作に対してロアブラケット20と第1フック30は抵抗を与えない。
第1フック30はさらに、内壁部35の後端部に、上方へ向けて突出する突出部36を有している(図1、図16(B)参照)。突出部36は、前後方向に向く前方規制面36aと後方規制面36bを有している。前方規制面36aと後方規制面36bの間隔(前後方向への突出部36の長さ)は、ロアブラケット20における前方規制面28aと後方規制面28bの間隔(前後方向への係合孔28の開口幅)よりも僅かに小さく、係合孔28と突出部36が上下方向に並ぶ状態(図5(A)、図6(A)参照)では、係合孔28に対して突出部36を下方から挿入可能である。但し、通常状態(初期状態)では、突出部36は係合孔28内に進入しない下方の位置に保持されている。
また、内壁部35の上端部には、第1フック30の前端から突出部36(前方規制面36a)に近づく(後方に進む)につれて上方への突出量を小さくする(下方に向けて傾斜する)傾斜面37(対向面部)が形成されている。別言すれば、内壁部35は、上端側の傾斜面37によって、前方から後方に進むにつれて上下方向の高さを小さくする高さ徐変形状を有している。
第2フック40は、車幅方向で第1フック30と概ね対称な形状を有している。すなわち、上下方向に延びる平板状の支持部41と、支持部41の下端から下方に向けて突出しながらインナ側に傾斜する斜壁部42と、斜壁部42の下端から下方に延びる外壁部43と、外壁部43の下端からインナ側に屈曲する下縁部44と、下縁部44のアウタ側の端部から上方に突出する内壁部45と、を有する。外壁部43と下縁部44と内壁部45によって、上向きに開口するU字状の縁部B2が形成される(図7、図8参照)。
第2フック40の支持部41は、上述したアンカーブラケット(図示略)に対して固定されている。従って、第1フック30と同様に、第2フック40はアッパレール12に対して相対的に固定された関係にあり、アッパレール12の前後方向移動に伴って、第2フック40がロアブラケット20の定幅部20aに沿って移動する。
具体的には、図7及び図8に示すように、第2フック40の斜壁部42がロアブラケット20の受面部25の上方に位置し、外壁部43が下垂部27のインナ側に位置し、下縁部44が下垂部27の下方に位置し、内壁部45が下垂部27のアウタ側(側壁部23と下垂部27の間)に位置する。すなわち、ロアブラケット20において側壁部23と受面部25と下垂部27によって形成され下向きに開口する逆U字状の縁部A2に対して、第2フック40において外壁部43と下縁部44と内壁部45によって形成され上向きに開口するU字状の縁部B2が、下方から対向する位置関係となる。但し、過大な外力が加わっていない通常状態(ロアブラケット20に対して第2フック40が上方に移動する前の初期状態)では、第2フック40の各部はロアブラケット20の各部に対して車幅方向及び上下方向に離間しており、ロアレール11に対するアッパレール12のスライド動作に対してロアブラケット20と第2フック40は抵抗を与えない。
なお、第2フック40における内壁部45は、第1フック30の内壁部35とは異なり、上下方向の高さが一定の断面形状が前後方向に連続しており、第1フック30における突出部36や傾斜面37に相当する部位は存在しない。言い換えれば、内壁部45の上端面は概ね水平方向に延びる面となっている。
図4や図10に示すように、アウタ側の第1フック30とインナ側の第2フック40は、アッパレール12の長手方向において略同じ位置に取り付けられている。
シートベルトの装着状態で車両の衝突などが起きると、シートベルトからシートベルトアンカーに力が加わる。特に進行方向前方の対象に対して車両が衝突するいわゆる前突時には、シートベルトアンカーを経由してアンカーブラケットが斜め前方に強い力で引っ張られる。すると、アンカーブラケットはアッパレール12の後部に取り付けられているため、ロアレール11に対してアッパレール12の後部を上方及び前方に急激に移動させようとする剥離荷重(図5(B)及び図6(B)に矢印Fで示した)が作用する。ロアレール11に対してアッパレール12は、スライドロック機構による前後方向の移動規制がかかっている。また、側部11bに対する側部12bの係合によって、ロアレール11に対するアッパレール12の上方への移動(離脱)も規制される。そのため、上記のような剥離荷重に対して所定のレベルまでは、ロアレール11とアッパレール12の間の構造によって耐えることができる。しかし、衝突時には瞬間的に過大な剥離荷重が作用するため、補強構造として、ロアブラケット20に対する第1フック30及び第2フック40の係合によって耐荷重強度を向上させている。
先に述べたように、第1フック30と第2フック40はそれぞれ、ロアブラケット20における逆U字状の縁部A1、A2に対して下方から対向するU字状の縁部B1、B2を備えている。アンカーブラケットが剥離荷重F(図5(B)、図6(B))によって上方へ移動しようとすると、縁部A1、A2に対して縁部B1、B2が下方から当接して、第1フック30及び第2フック40の上方への移動が規制される。具体的には、アウタ側では、ロアブラケット20の受面部24の下面に対して、第1フック30の内壁部35の上端部が当接する。なお、内壁部35の上端部には突出部36が設けられているため、後述する最前方位置以外では、受面部24に対して当接するのは突出部36となる。インナ側では、ロアブラケット20の受面部25の下面に対して、第2フック40の内壁部45の上端部が当接する。
図7及び図8に示すように、ロアブラケット20と第1フック30と第2フック40はそれぞれ、ロアレール11やアッパレール12に比べて肉厚が大きく高い剛性を有している。そのため、ロアブラケット20側の縁部A1、A2に対して第1フック30及び第2フック40側の縁部B1、B2が係合することにより、高度な耐荷重強度が得られ、ロアレール11に対するアッパレール12の剥離を確実に防ぐことができる。
第2フック40では、前後方向に長い内壁部45の上端部の略全体が受面部25の下面に当接することにより、上下方向への負荷に対して常に高い強度を得ることができる。一方、第1フック30は、以下に説明するアッパレール12の最前方位置において、前後方向と上下方向の両方の強度を向上させるように機能する。
図3から図6に示すアッパレール12の最前方位置では、第1フック30に設けた突出部36がロアブラケット20に形成した係合孔28と同じ前後方向位置に達する。第1フック30に対して過大な荷重が加わらない通常状態(第1フック30が上方に移動する前の初期状態)では、図5(A)及び図6(A)に示すように、突出部36が係合孔28の下方に位置しており、係合孔28に対する突出部36の挿入は生じない。
アッパレール12の最前方位置において、アンカーブラケットを介して第1フック30を斜め前方に引き上げようとする所定以上の剥離荷重Fが加わると、図5(B)及び図6(B)に示すように、第1フック30が移動して、突出部36が下方から係合孔28に挿入される。すると、前方規制面36a及び後方規制面36bに対して前方規制面28a及び後方規制面28bが対向し、ロアブラケット20に対する第1フック30の前後方向移動が規制される。特に、前突時に第1フック30に加わる剥離荷重Fは、前方への移動成分を含むものであるため、前方規制面28aに対して前方規制面36aが当接して、ロアブラケット20に対する第1フック30の前方への移動が規制される。その結果、シートスライド方向(前後方向)の耐荷重強度が向上する。
また、突出部36を係合孔28に挿入させる位置まで第1フック30が上方に移動すると、突出部36を除く内壁部35の上端部(傾斜面37)が、ロアブラケット20の受面部24の下面に接近して当接する。この当接により、第1フック30の上方への移動が規制されて、上下方向の耐荷重強度が向上する。
アンカーブラケットから第1フック30に作用する剥離荷重Fは、上方への移動成分と前方への移動成分が合成されたものとなる。そのため、図5(B)及び図6(B)に示すように、第1フック30は、剥離荷重Fによって、突出部36が設けられている後端側を前端側よりも高くするように傾きながら(前傾しながら)上方に移動される。すると、通常状態(図5(A)、図6(A))では後方に向けて下がる傾斜であった傾斜面37が、図5(B)及び図6(B)に示すように略水平な向きに変化する。傾斜面37(内壁部35)の上方に位置するロアブラケット20の受面部24の下面は、前後方向へ略水平に延びる面である。そして、突出部36が係合孔28に挿入されると、傾斜面37が受面部24の下面に接近しながら該受面部24の下面と平行になる。その結果、傾斜面37が前後方向の広い範囲で受面部24に当接し、第1フック30に加わる上方への荷重をロアブラケット20の広い面積で受ける(荷重を分散させる)ことができる。言い換えれば、突出部36が係合孔28に係合するときの第1フック30の傾き(前方への倒れ)動作を予め想定した上で、前傾後の傾斜面37が受面部24と平行になって耐荷重性能を向上させるように、傾斜面37の形状が設定されている。
第1フック30が図5(B)及び図6(B)のように前傾しながら上方へ移動すると、第1フック30のうち傾斜面37以外の部位についても傾きが生じる。特に、第1フック30の縁部B1のうちロアブラケット20の縁部A1に対して上下方向に対向しているのは、下縁部34と内壁部35である。図6(A)に示すように、下縁部34は、アンカーブラケットからの剥離荷重Fが作用していない通常状態(初期状態)において、前後方向へ略水平に延びている。そして、図6(B)のように第1フック30が前傾しながら上方へ移動すると、下縁部34は前端側よりも後端側の方が上方に位置する前下がりの傾き状態に変化する。ここで、下縁部34の上方に位置するロアブラケット20の傾斜面29は、この下縁部34の前下がりの傾き状態に対応する前下がりの傾き形状を予め有している。そのため、図6(B)に示すように、第1フック30が前傾しながら上方に移動した状態で、傾斜面29と下縁部34が略平行になる。その結果、傾斜面29と下縁部34が互いに干渉することなく、突出部36を係合孔28に挿入させるまで(傾斜面37を受面部24の下面に当接させるまで)、第1フック30の移動を行わせることができる。すなわち、傾斜面29は、第1フック30が前傾しながら上方へ移動するときに下縁部34との干渉を防ぐ逃げ部として機能する。
アッパレール12が最後方位置(図9、図10)から最前方位置(図3、図4)までの範囲で移動すると、ロアレール11に対するアッパレール12の支持条件や、ロアブラケット20に対するアッパレール12の相対位置(前後方向への重なり量)が変化する。そして、アッパレール12の最前方位置で、剥離荷重に関するアッパレール12の耐荷重要件が最も厳しくなる(アッパレール12の特定の箇所に荷重が集中しやすく、強度確保が難しい状態になる)。
本実施形態のシートスライド装置10では、アッパレール12の最前方位置で、第1フック30の突出部36をロアブラケット20の係合孔28に挿入させて、前後方向の耐荷重強度を向上させると共に、第1フック30の傾斜面37(内壁部35)をロアブラケット20の受面部24に当接させて、上下方向の耐荷重強度を向上させている。これにより、耐荷重要件が最も厳しくなる状態で、前後方向と上下方向の強度確保を両立させることができ、非常に優れた補強効果が得られる。
ロアブラケット20の係合孔28は、アッパレール12の最前方位置で突出部36に対向する1箇所のみに設けられている。そのため、ロアブラケット20は、前後方向に沿って多数の孔部を形成する構成に比して、部品強度に優れると共に製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態のシートスライド装置10では、車幅方向の両側に設けた第1フック30と第2フック40のうち、片側の第1フック30に突出部36を設けている。第1フック30は、アッパレール12の最前方位置で突出部36を係合孔28に挿入させると共に傾斜面37を受面部24の下面に当接させて、ロアブラケット20との間で前後方向と上下方向の両方の強度を高める。これに対して、第2フック40は、前後方向に長い内壁部45の略全体が受面部25の下面に対して常時当接可能な位置にあり、アッパレール12の最前方位置以外の位置においても、ロアブラケット20との間で常に上下方向への高い強度を得ることができる。このように機能を分担させた第1フック30と第2フック40を備えることにより、より優れた強度向上を実現することができる。
本発明は、以上に説明した図示実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において改変することが可能である。
例えば、上記実施形態では、第1フック30が前傾しながら上方に移動する際に、ロアブラケット20と第1フック30の上下方向の当接箇所を平行にさせるための構成として、第1フック30の縁部B1側に傾斜面37を設けている。当該構成と異なる変形例として、傾斜面37と同様に機能する傾斜面を、ロアブラケット20の縁部A1側に形成することも可能である。
より詳しくは、この変形例においては、第1フック30の内壁部35の上端部を、上記実施形態の傾斜面37に代えて、通常状態(図5(A)、図6(A))で上下方向の高さ位置が一定である略水平な面とする。一方、ロアブラケット20の受面部24の下面(特に、係合孔28に突出部36が挿入されるときに第1フック30の内壁部35の上端部と対向する領域)を、後方から前方へ進むにつれて下方への突出量を徐々に大きくする傾斜面(図5(A)及び図6(A)に示す傾斜面37とは反対方向に傾斜する面)とする。この変形例の構成でも、第1フック30が前傾しながら上方に移動して係合孔28に突出部36が挿入される際に、ロアブラケット20の受面部24と第1フック30の内壁部35が互いに平行な面を当接させ、上下方向への強度確保を実現することができる。
上記実施形態及び変形例では、第1フック30が隔離荷重Fを受けて前傾しながら上方へ移動することを想定して、当該前傾状態で平行になって当接するように、第1フック30とロアブラケット20の上下方向の対向部分(内壁部35、受面部24)に、初期状態で傾斜する傾斜面37のような部分を設けている。上述のように、第1フック30とロアブラケット20が互いに平行な部分を当接させることで、当接範囲が広く耐荷重強度を高めることができる。但し、第1フック30の突出部36がロアブラケット20の係合孔28に挿入されるときに、ロアブラケット20と第1フック30が互いに非平行な当接部分を当接させる構成であっても、第1フック30の上方への移動を規制する所定の効果を得ることができる。
例えば、第1フック30に対して作用する荷重が、図5(B)及び図6(B)に示す剥離荷重Fよりも垂直に近い向きの荷重である場合、第1フック30は、同図に示すよりも少ない前傾量で上方へ移動する可能性がある。この場合、第1フック30の傾斜面37は、受面部24の下面に対して非平行な状態で当接する。すると、図5(B)及び図6(B)の場合に比して、傾斜面37と受面部24の当接範囲は狭くなるが、係合孔28への突出部36の挿入だけでは得られない上下方向への強度向上を実現できるという点では上記実施形態と共通する。
なお、荷重によって第1フック30が上方へ移動するときの前傾角度が非常に小さいと想定される場合は、傾斜面37のような部位を設けずに、内壁部35の上端部と受面部24の下面とを、初期状態で平行になるように構成することも可能である。
まとめると、荷重入力時に第1フック30において最も発生しやすい移動の方向と姿勢を想定して、最も優れた耐荷重強度が得られるようにロアブラケット20と第1フック30の互いの当接形状を平行に設定することが好ましい。但し、本発明は、ロアブラケット20に相当する第1の補強部材と、第1フック30に相当する第2の補強部材が、互いに平行な部分を当接させる構成に限定されるものではない。
上記実施形態では、第1フック30の内壁部35の後端側に突出部36を設けている。第1フック30は剥離荷重Fを受けたときに前傾しながら上方に移動するので、上方への移動量が最も大きくなる後端側に突出部36を設けることで、確実に係合孔28に挿入させやすくなる。しかし、前後方向で第1フック30の後端以外の位置に突出部36を設けることも可能である。
上記実施形態では、ロアブラケット20に形成した係合孔28は、受面部24を上下方向に貫通している。この構成によれば、ロアブラケット20に対する打ち抜き加工などでシンプルに係合孔28を形成することができる。また、受面部24の肉厚全体を係合孔28の前方規制面28aと後方規制面28bとして用いるので、突出部36が係合孔28に挿入されたときに、上下方向への突出部36との重なり量が大きくなり前後方向への耐荷重強度を高めやすいという利点もある。但し、受面部24の肉厚に比して突出部36の上方への突出量が小さい場合には、係合孔28を下方に向けて開口して上部が閉じられた有底孔(非貫通孔)とすることも可能である。すなわち、本発明において、係合孔28に相当する孔部は、少なくとも下方に向けて開口して突出部(突出部36)を下方から挿入可能という条件を満たせば、孔の形態を問わずに適用可能である。
10 :シートスライド装置
11 :ロアレール
11a :底部
11b :側部
11c :前方ストッパ
11d :後方ストッパ
11e :ロック歯
12 :アッパレール
12a :中央部
12b :側部
12c :バネ露出部
13 :ロックバネ
20 :ロアブラケット(第1の補強部材)
20a :定幅部
20b :拡幅部
21 :底部
22 :側壁部
23 :側壁部
24 :受面部
25 :受面部
26 :下垂部
27 :下垂部
28 :係合孔(孔部)
28a :前方規制面
28b :後方規制面
29 :傾斜面
30 :第1フック(第2の補強部材)
31 :支持部
32 :斜壁部
33 :外壁部
34 :下縁部
35 :内壁部
36 :突出部
36a :前方規制面
36b :後方規制面
37 :傾斜面(対向面部)
40 :第2フック
41 :支持部
42 :斜壁部
43 :外壁部
44 :下縁部
45 :内壁部
A1 :縁部
A2 :縁部
B1 :縁部
B2 :縁部
F :剥離荷重

Claims (3)

  1. 車両床面に固定されるロアレールと、
    前記ロアレールに対して移動可能に支持されるアッパレールと、
    前記ロアレールに取り付けられ、受面部と孔部とを有する第1の補強部材と、
    前記アッパレールに取り付けられ、上方を向き前記受面部に下方から対向する対向面部と、前記対向面部よりも上方に突出する突出部とを有する第2の補強部材と、
    を備え、
    前記突出部が前記孔部に対向する状態で前記第1の補強部材に対して前記第2の補強部材が上方に移動したときに、前記突出部が前記孔部に下方から挿入され、且つ前記受面部に対して前記対向面部が下方から当接することを特徴とするシートスライド装置。
  2. 前記受面部は上下方向の高さが一定の面であり、
    前記対向面部は、前記第1の補強部材に対して前記第2の補強部材が上方に移動する前の初期状態で前記ロアレール及び前記アッパレールの延設方向に進むにつれて上下方向の高さが変化する傾斜面であり、
    前記孔部に前記突出部が挿入されると、前記対向面部が前記受面部と平行になる、請求項1記載のシートスライド装置。
  3. 前記アッパレールが前記ロアレールに対して最も前方に移動した最前方位置でのみ、前記突出部が前記孔部に挿入可能に対向する、請求項1または2記載のシートスライド装置。
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JP2021081617A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 レジスト剥離液

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