JP2019209559A - 手引き鋸 - Google Patents

手引き鋸 Download PDF

Info

Publication number
JP2019209559A
JP2019209559A JP2018106694A JP2018106694A JP2019209559A JP 2019209559 A JP2019209559 A JP 2019209559A JP 2018106694 A JP2018106694 A JP 2018106694A JP 2018106694 A JP2018106694 A JP 2018106694A JP 2019209559 A JP2019209559 A JP 2019209559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw
wooden handle
plate
insertion hole
fixing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018106694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7099878B2 (ja
Inventor
朋之 近藤
Tomoyuki Kondo
朋之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2018106694A priority Critical patent/JP7099878B2/ja
Publication of JP2019209559A publication Critical patent/JP2019209559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7099878B2 publication Critical patent/JP7099878B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

【課題】切れ味の劣化に容易に対応でき、ほぞ切り等の特定の用途に限定されることがない手引き鋸を提供する。【解決手段】手引き鋸において、鋸板12の基部12Aは固定用の穴又は溝を有し、木製柄11の先端部には籐15が巻き締められ、木製柄の差込み溝には先端開口からU字状の金属製の固定板が差込み固定され、固定板の両側壁面は鋸板基部の厚みと等しい間隔を有し、固定板の両側壁面の対面する箇所に挿通穴が設けられており、挿通穴の一方は雌ねじが刻設されるか又は背後に雌ねじ部材を有する一方、挿通穴の他方に対応する木製柄の部位には挿通穴が設けられており、固定板には鋸板の基部が差し込まれ、木製柄の挿通穴及び固定板の他方の挿通穴から皿ねじが差し込まれ、鋸板基部の穴又は溝に挿通されて固定板の一方の挿通穴の雌ねじ又は雌ねじ部材に螺合されて締め付けられることによって鋸板基部が木製柄に固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は手引き鋸に関し、特に切れ味の劣化に容易に対応でき、しかもほぞ切り等の特定の用途に限定されることがないようにした鋸に関する。
手引き鋸は木材品、プラスチック品、金属品などの切断に広く使用されており、通常は柄に鋸板を取付けた構造になっているが、長期にわたる使用によって鋸の切れ味が劣化することがあり、その対応が求められている。
手引き鋸の柄には直線状の木製柄(特許文献1、特許文献2)と、湾曲したプラスチック製柄(特許文献3、特許文献4、特許文献5)とが知られている。プラスチック製柄の場合には柄の先端に金属製の取付け部を設け、取付け部に鋸板の基部を蝶ねじなどで交換可能に取付ける構造が採用され、切れ味が劣化したときには鋸板を簡単に交換することができるようになっている。
他方、木製柄の場合には柄の先端部分に差込み溝を形成し、差込み溝に鋸板の狭幅の基部を押し込み、柄の先端部分の外側に籐を強く巻き締めて鋸板の基部を固定するという構造が採用されており、切れ味が劣化したときには必要に応じてあさり槌であさり分けを回復させ、やすりで目立てを行っているが、目立て作業は素人には難しく、熟練した職人に頼らざるを得ない。
これに対し、木製柄の差込み溝に2枚の重ねた取付け板の基部を差し込み、木製柄の先端部分に籐を巻き付けて取付け板を固定し、この取付け板の間に鋸板を挟み、蝶ねじで固定し、切れ味が劣化したときに鋸板を交換できるようにした木製柄の手引き鋸が提案されている(特許文献6)。
特開2012−091485号公報 特開2016−203560号公報 特開2003−220521号公報 特開2006−247784号公報 特開2008−207289号公報 特開2000−343503号公報
しかし、特許文献6記載の手引き鋸では取付け板が鋸板の両側に突き出ているので、取付け板が邪魔になって鋸板を深く切り込むことができず、ほぞ切り等、特定の用途に限定されてしまう。
本発明はかかる問題点に鑑み、切れ味の劣化に容易に対応でき、しかもほぞ切り等の特定の用途に限定されることがないようにした手引き鋸を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る手引き鋸は、木製柄の先端には差込み溝が軸線方向に延びて形成され、該差込み溝に鋸板の基部が押し込まれ、木製柄の先端部に籐が巻き締められて鋸板の基部が木製柄に固定されるようになした手引き鋸において、上記鋸板の基部は固定用の穴又は溝を有し、上記木製柄の先端部には籐が巻き締められ、上記木製柄の差込み溝には先端開口からU字状の金属製の固定板が差込み固定され、該固定板の両側壁面は鋸板基部の厚みと等しい間隔を有し、該固定板の両側壁面の対面する箇所に挿通穴が設けられており、上記挿通穴の一方は雌ねじが刻設されるか又は背後に雌ねじ部材を有する一方、上記挿通穴の他方に対応する木製柄の部位には挿通穴が設けられており、上記固定板には鋸板の基部が差し込まれ、上記木製柄の挿通穴及び固定板の他方の挿通穴から皿ねじが差し込まれ、上記鋸板基部の穴又は溝を挿通されて上記固定板の一方の挿通穴の雌ねじ又は雌ねじ部材に螺合されて締め付けられることによって鋸板基部が木製柄に固定されていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは木製柄にU字状の固定板を差込み、この固定板の狭い壁面の間に鋸板の基部を押し込み、皿ねじ(PCねじ)で締め付け固定するようにした点にある。
これにより、鋸板は固定板と皿ねじとによって木製柄の差込み溝に強固に固定され、鋸の押し引きによって固定が弛むことはなく、又熟練した職人によって通常の木製柄の鋸と同様に目立て作業を行うことができる。
また、切れ味が劣化したときには皿ねじを弛めることによって鋸板を固定板から抜いて新しい鋸板と交換することができ、職人がいない場合にも切れ味の劣化に確実に対応できることとなる。
さらに、木製柄に固定板を埋設して鋸板の基部を固定した構造であり、鋸板自体は通常の鋸と同様に切り込みを阻害するものはないので、ほぞ切りなどの特定の用途に限定されることはない。
本発明に係る手引き鋸の好ましい実施形態を示す図である。 上記実施形態における固定板を示す図である。 上記実施形態における木製柄を示す側面図である。 上記木製柄を示す平面図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る手引き鋸の好ましい実施形態を示す。図において、手引き鋸10は真っ直ぐな木製柄11と木製柄11の先端に取付けられた鋸板12とからなり、木製柄11は2つ割りの柄を重ね接着して製作され(但し、図示の都合上、図には割り線は表していない)、その両端には籐15、16が強く巻き締められている。
木製柄11は先端に差込み溝11Aが軸線方向に延びて形成され、差込み溝11Aには固定板14が押し込まれて固定されている。この固定板14は金属板をU字状にプレス曲げして製作され、固定板14の左右両側壁面の間は鋸板12の基部12Aの厚みと同じ間隔となっている。
固定板14の両壁面には挿通穴14A、14Bが対面して穿設され、一方の挿通穴14Bには雌ねじが刻設され、他方の挿通穴14Aに対応する木製柄11及び籐15の部位には挿通穴が形成されている。なお、一方の挿通穴14Bには雌ねじを刻設するのではなく、差込み溝11に内面にナット14Cを嵌め込む凹溝を形成し、図2の(c)に示されるように、挿通穴14Bの背後にナット14Cを設けるようにしてもよい。
鋸板12の基部12Aは本体に比較して狭幅に形成され、鋸板12の基部12Aには挿通穴が形成され、鋸板12の基部12Aが固定板14に十分に、つまり鋸板12の本体の後端縁が固定板14の前端面にほぼ接する程度差し込まれた後、他方の挿通穴14Aから皿ねじ13が差し込まれ、鋸板12の基部12Aの挿通穴に挿通され、一方の挿通穴14Bの雌ねじに螺合され、皿ねじ13が強く締め付けられることによって鋸板12の基部12Aは木製柄11の先端部に着脱可能に固定されている。
以上のように、木製柄11にU字状の固定板14を差込み、この固定板14の狭い壁面の間に鋸板12の基部12Aを押し込み、皿ねじ13で締め付け固定するようにしたので、鋸板12は固定板14と皿ねじ13とによって木製柄11の差込み溝11Aに強固に固定され、鋸の押し引きによって固定が弛むことはなく、又熟練した職人によって通常の木製柄の鋸と同様に目立て作業を行うことができる。
また、切れ味が劣化したときには皿ねじ13を弛めることによって鋸板12を固定板14から抜いて新しい鋸板12と交換することができ、職人がいない場合にも切れ味の劣化に確実に対応できることとなる。
さらに、木製柄11に固定板14を埋設して鋸板12の基部12Aを固定した構造であり、鋸板12自体は通常の鋸と同様に切り込みを阻害するものはないので、ほぞ切りなどの特定の用途に限定されることはない。
10 手引き鋸
11 木製柄
12 鋸板
12A 基部
13 皿ねじ
14 固定板
14A 14B 挿通穴

Claims (1)

  1. 木製柄の先端には差込み溝が軸線方向に延びて形成され、該差込み溝に鋸板の基部が押し込まれ、木製柄の先端部に籐が巻き締められて鋸板の基部が木製柄に固定されるようになした手引き鋸において、
    上記鋸板(12)の基部(12A)は固定用の穴又は溝を有し、
    上記木製柄(11)の先端部には籐(15)が巻き締められ、
    上記木製柄(11)の差込み溝(11A)には先端開口からU字状の金属製の固定板(14)が差込み固定され、該固定板(14)の両側壁面は鋸板基部(12A)の厚みと等しい間隔を有し、該固定板(14)の両側壁面の対面する箇所に挿通穴(14A、14B)が設けられており、上記挿通穴の一方(14B)は雌ねじが刻設されるか又は背後に雌ねじ部材を有する一方、上記挿通穴の他方(14A)に対応する木製柄(11)の部位には挿通穴が設けられており、
    上記固定板(14)には鋸板(12)の基部(12A)が差し込まれ、上記木製柄(11)の挿通穴及び固定板(14)の他方の挿通穴(14A)から皿ねじ(13)が差し込まれ、上記鋸板基部(12A)の穴又は溝に挿通されて上記固定板(14)の一方の挿通穴(14B)の雌ねじ又は雌ねじ部材(14C)に螺合されて締め付けられることによって鋸板基部(12A)が木製柄(11)に固定されていることを特徴とする手引き鋸。
JP2018106694A 2018-06-04 2018-06-04 手引き鋸 Active JP7099878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018106694A JP7099878B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 手引き鋸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018106694A JP7099878B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 手引き鋸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019209559A true JP2019209559A (ja) 2019-12-12
JP7099878B2 JP7099878B2 (ja) 2022-07-12

Family

ID=68846230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018106694A Active JP7099878B2 (ja) 2018-06-04 2018-06-04 手引き鋸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7099878B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138196U (ja) * 1978-03-20 1979-09-25
JPS6448201U (ja) * 1987-09-22 1989-03-24
JP3001778U (ja) * 1994-03-07 1994-09-06 神東工業株式会社 のこぎり
JP3018724U (ja) * 1995-05-29 1995-11-28 株式会社タクマ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247784A (ja) 2005-03-10 2006-09-21 Kabasawa:Kk 替刃式鋸

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138196U (ja) * 1978-03-20 1979-09-25
JPS6448201U (ja) * 1987-09-22 1989-03-24
JP3001778U (ja) * 1994-03-07 1994-09-06 神東工業株式会社 のこぎり
JP3018724U (ja) * 1995-05-29 1995-11-28 株式会社タクマ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7099878B2 (ja) 2022-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4083112A (en) Clamp arrangement for clamping saw blades to the blade holder of a power driven saw
US20090223064A1 (en) Tool with exchangeable piece
US8261456B2 (en) Hand saw
CA2415454A1 (en) Reversible canted saw blade
US20030145472A1 (en) Reciprocating saw with flush cutting capability
CA2612027A1 (en) Hacksaw frame having a file as an integral part thereof
US6745476B2 (en) Cutting tool
JP2019209559A (ja) 手引き鋸
US10704882B2 (en) Multifunction straight edge guide
US6367523B1 (en) Cutting tool device for wood planing machine
US20110146086A1 (en) Chainsaw and attachment therefor
US4435868A (en) Hiker's hatchet
WO2015043041A1 (zh) 可替换刀片的螺丝攻
US20080034594A1 (en) Scissors with scales
TWM594530U (zh) 具有凹槽之刀體
JP3213353U (ja) カッター
US9962824B1 (en) Grip structure for left-handed and right-handed users
JP3576134B2 (ja) 携帯用電気丸鋸用平行定規
US20240051044A1 (en) Hacksaw
JP2004202608A (ja) 小型ハンマー
GB2431614A (en) Saw blade with releasably fastened cutting portion
JP2006141663A (ja) 鉈および鉈の製造法
JP3552599B2 (ja) 手持ちノコギリ
US20200156166A1 (en) Saw Chain Holder
TWI538756B (zh) Replaceable blade screw attack

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7099878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150