JP2019208537A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄槽が筐体から引出し可能に設けられる食器洗い機において、内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上するとともに、メンテナンスを容易にする。【解決手段】商用電源を供給する電源コード22と、少なくとも、電源コード22および洗浄ポンプ3等の電装部品のいずれかと制御部15とを接続するコネクタ23と、筐体1に固定されコネクタ23を収容するケース24と、を備え、筐体1は、その一部が脱着可能に構成される脱着部である裏蓋16を備え、ケース24は、一面にケース開口部24aを有し、脱着部である裏蓋16が筐体1に装着されることによってケース開口部24aを閉塞される位置に配設される。【選択図】図6

Description

本発明は、洗浄水を用いて食器などを洗浄する食器洗い機に関する。
従来の食器洗い機を図8に示す。図8は、従来の食器洗い機の側面断面図である。図8に示すように、食器などの被洗浄物102を出し入れするための開口部116を有する洗浄槽101と、洗浄槽101内に設けられ被洗浄物102に洗浄水を噴射する洗浄ノズル107と、洗浄ノズル107に洗浄水を供給する洗浄ポンプ109とを備える。さらに、被洗浄物102を加熱する加熱手段112と、洗浄槽101内に空気を送る送風手段111と、開口部116を開閉する蓋体105と、少なくとも加熱手段112と送風手段111と洗浄ポンプ109とを制御する制御装置113と、制御装置113に影響を与えるノイズを低減する雑音防止器120とを備える。そして、雑音防止器120は、耐絶縁性と難燃性とを兼ね備えているシート119で覆うとともに、シート119と雑音防止器120とを板金加工部材115a、115bで覆う構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この構成により、ノイズ低減のため取付けた雑音防止器120が食器洗い機内の洗浄槽101外の限られた場所で配置し板金加工部材との距離が近くなった場合においても、雑音防止器120のコネクター端子117と板金加工部材115との間の絶縁性を確保することができる。さらに、限られた空間内にて不燃化構成を成り立たせる雑音防止器120との絶縁距離を保つために製品外形を大きくしたりする必要性をなくすことができる。
また、他の引き出し式の食器洗い機において、洗浄中にドアを開閉すると、洗浄中に中蓋に付着した水が、筐体背面と洗浄槽に接続された電源コードや各種ハーネスの接続コネクタ部に滴下するため、接続コネクタ部に難燃性のカバーをかぶせ、テープで止めて水の付着を防止している。
特表2012−000354号公報
しかしながら、従来の引き出し式食器洗い機の構成であると、メンテナンス時にカバーのテープ止めを解いた上で、コネクタを脱着する必要があり、作業性が悪いというに課題を有している。また、カバーのシールが不十分な場合には、接続コネクタ部に水が浸入する可能性があり、安全性が低下する課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上し、また、ケース内のコネクタに容易にアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易にできる食器洗い機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前面に前方開口部を有する筐体と、上面に上面開口部を有し被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記筐体内に収容された前記洗浄槽の前記上面開口部を閉塞する内蓋と、給水弁を含み前記洗浄槽内に洗浄水を供
給する給水部と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗い工程およびすすぎ工程を含む洗浄運転を実行する制御部と、商用電源を供給する電源電線と、少なくとも、前記電源電線および電装部品のいずれかと前記制御部とを接続するコネクタと、前記筐体に固定され前記コネクタを収容するケースと、を備え、前記筐体は、その一部が脱着可能に構成される脱着部を備え、前記ケースは、一面にケース開口部を有し、前記脱着部が前記筐体に装着されることによって前記ケース開口部を閉塞される位置に配設される。
この構成によって、内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。また、脱着部が外されるだけでケース内のコネクタにアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易になる。
本発明の食器洗い機は、洗浄槽が筐体内から引き出し可能に設けられる食器洗い機において、内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。また、脱着部が外されるだけでケース内のコネクタにアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易になる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面模式図 図1に示す食器洗い機の状態から洗浄槽が引き出された状態の側面断面模式図 本実施の形態における食器洗い機の後面側斜視図 本実施の形態における食器洗い機の一部外郭を外した後面側斜視図 本実施の形態における食器洗い機の裏蓋を外した後面側斜視図 図5に示すA−A断面図 本発明の他の実施の形態における食器洗い機の斜視図 従来の食器洗い機の側面断面図
第1の発明の食器洗い機は、
前面に前方開口部を有する筐体と、上面に上面開口部を有し被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記筐体内に収容された前記洗浄槽の前記上面開口部を閉塞する内蓋と、給水弁を含み前記洗浄槽内に洗浄水を供給する給水部と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗い工程およびすすぎ工程を含む洗浄運転を実行する制御部と、商用電源を供給する電源電線と、少なくとも、前記電源電線および電装部品のいずれかと前記制御部とを接続するコネクタと、前記筐体に固定され前記コネクタを収容するケースと、を備え、前記筐体は、その一部が脱着可能に構成される脱着部を備え、前記ケースは、一面にケース開口部を有し、前記脱着部が前記筐体に装着されることによって前記ケース開口部を閉塞される位置に配設される。
この構成によって、筐体内後部で内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。また、脱着部が外されるだけでケース内のコネクタにアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易になる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、
前記筐体は金属材料で形成され、前記ケースは難燃材または不燃材で構成される。この構成によって、筐体の裏蓋およびケースはいずれも発火することがなく、コネクタにショート等の不具合が生じて発火した場合においても延焼を防止することができ、安全性が向上する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
ケースにノイズフィルター等の電気部品を収納するように構成される。これにより、電気部品にショート等の不具合が生じて発火した場合でも延焼を防止することができ、安全性を向上できる。
第4の発明は、特に第1〜第3のいずれかの発明において、
前記給水弁は、前記脱着部が脱離されることによりメンテナンス可能な位置に配設される。この構成によって、給水弁に不具合が生じた場合でも、少ない工数でメンテナンスできる。
第5の発明は、特に第1〜4いずれかの発明において、
前記給水部に逆流を防止するエアブレーク装置がさらに設けられ、
前記エアブレーク装置は、前記脱着部が脱離されることによりメンテナンス可能な位置に配設される。これにより、エアブレーク装置に不具合が生じた場合でも、少ない工数でメンテナンスできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面模式図である。図1は、食器洗い機がシステムキッチンSKにビルトインされた状態を示す。図2は、図1に示す食器洗い機の状態から洗浄槽2が引き出された状態の側面断面模式図である。図3は、本実施の形態における食器洗い機の後面側斜視図である。図4は、本実施の形態における食器洗い機の一部外郭を外した後面側斜視図である。図4に示す食器洗い機は、左右側面と下面と後面の外郭が外されたものである。
本実施の形態の食器洗い機は、筐体1と、洗浄槽2と、洗浄ポンプ3と、給水部4と、扉体5などを含む。なお、以降の実施の形態において、図1に示すように、前方向は扉体5および洗浄槽2が引き出される方向、後方向は洗浄槽2が収納され扉体5が閉じられる方向として説明する。また、食器洗い機の設置側を下方、反対側を上方とし、さらに、扉体5の正面に向かって右側を右方、左側を左方として説明する。
筐体1は、前面に前面開口部1aを有する。洗浄槽2は、内部に食器かご6と、洗浄ノズル7と、排水口8と、残さいフィルタ9などを含む。洗浄槽2は、筐体1の内部に前後方向に出し入れ可能に設けられる。洗浄槽2は、上面に上面開口部2aを有する。上面開口部2aは、洗浄槽2が筐体1内に収容されたときに、筐体1内に配設された内蓋10で閉塞される。内蓋10は、洗浄槽2の出し入れと連動してリンク機構11により上下動する。上面開口部2aの周縁部に変形可能な中空状のゴムチューブで形成されたシール部12が設けられる。シール部12は、洗浄槽2が筐体1内に収容された際に、下降する内蓋10により圧縮されて上面開口部2aが密閉される。
食器かご6は、食器などの被洗浄物Dが載置される。扉体5は、洗浄槽2の前部に設けられ、収納時に筐体1の前面を覆う。洗浄槽2の出し入れは、扉体5に設けられたハンドル5aを把持して行われる。給水部4は、給水路4a、給水弁4b、エアブレーク装置17、給水ホース18などを含む。給水路4aは、図示しない水道管に接続される。給水弁4bは、筐体1内後部の給水路4aに設けられる。給水弁4bは、開放により、洗浄水となる水道水を洗浄槽2に供給する。
エアブレーク装置17は、洗浄槽2の後面外側に設置される。エアブレーク装置17は
、水道管が負圧になった場合でも、洗浄槽2内の洗浄水が水道管に逆しないように構成される。給水ホース18は、前後に移動する洗浄槽2とエアブレーク装置17とを柔軟に連結する。給水ホース18は、シリコーンゴムなどの柔軟な材料で形成される。筐体1の後面には大きな後面開口部1bが設けられる。この後面開口部1bを塞ぐ着脱可能な着脱部として裏蓋16が設けられる。裏蓋16が外されることにより、給水部4および排水部、後述する電装部品などのメンテナンスが可能になる。
洗浄ポンプ3は、洗浄槽2の底面外側に設けられる。洗浄ノズル7は、洗浄槽2の底面内側に設けられる。洗浄ポンプ3は、洗浄水を洗浄ノズル7に圧送する。洗浄ノズル7は、圧送された洗浄水の反力により回転しながら、食器かご6に載置された被洗浄物Dに向けて洗浄水を噴射する。つまり、洗浄ポンプ3は、洗浄槽2内に溜められた洗浄水を加圧して洗浄ノズル7に供給する。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物に衝突して汚れを落とし、洗浄を行う。なお、洗浄水は、洗剤を含んで被洗浄物に噴射される洗浄液と、被洗浄物をすすぐためのすすぎ水とを含む。
排水口8は、洗浄槽2内の底部に設けられる。残さいフィルタ9は、排水口8に着脱自在に設けられ、被洗浄物から洗浄、除去された残さいを捕集する。ヒータ13は、洗浄槽2内の底部に溜められる洗浄水中に没するように配設される。ヒータ13は、洗い工程において、洗浄槽2内に溜められた洗浄水を加熱する。ヒータ13は、乾燥工程において、洗浄槽2内の乾燥用空気を加熱する。洗浄槽2の底面外側に配設されたサーミスタ等の温度センサ14は、洗浄槽2の温度を検知する。
洗浄ポンプ3は、吸い込み側が排水口8に連通され、残さいフィルタ9で残さいが除去された洗浄水を循環させる。さらに、洗浄ポンプ3は、循環時のモータの回転方向を反転させることにより排水ポンプとして機能し、洗浄槽2から洗浄水を排出する。なお、排水ポンプが独立して設けられてもよい。
排水部は、排水口8、排水ホース19、排水路20、排水ポンプなどを含む。排水路20は、筐体1内後部の給水路4aに並んで設けられる。排水ホース19は、排水ポンプとして機能する洗浄ポンプ3の排出口と排水路20とを柔軟に連結する。排水ホース19は、シリコーンゴムなどの柔軟な材料で形成される。
給水ホース18と排水ホース19とは並行し、半円を描くように長めに設けられる。これら2本のホースは、洗浄槽2の前後の動きに追随できるように可動な支持部21で支持される。支持部21は、支持片21aと固定片21bと支軸21cとを有する。支持片21aは、給水ホース18および排水ホース19を保持する。固定片21bは、筐体1に固定される。支軸21cは、支持片21aが支軸21cを中心に旋回可能となるように固定片21bに連結する。支持部21は、洗浄槽2が引き出されるとき、前方に旋回しながら給水ホース18および排水ホース19を送り出す。また、支持部21は、洗浄槽2が収容されるとき、後方に旋回しながら給水ホース18および排水ホース19を無理に屈曲しないように所定位置に収容する。
これにより、支持部21は、洗浄槽2が出し入れされるときに、給水ホース18および排水ホース19をスムーズな旋回で支持するとともに、給水ホース18および排水ホース19が他の部品と干渉したり無理に屈曲したりして、破損または閉塞するのを防ぐ。そして、給水ホース18および排水ホース19への負荷が抑制されるとともに、洗浄槽2がスムーズに出し入れされる。
なお、柔軟な給水ホース18および柔軟な排水ホース19は、必ずしも全体が柔軟である必要はなく、所定の部分でつぶれないように折り曲げまたは捻じりが可能で、折り畳め
るように構成されてもよい。
図4に示すように、エアブレーク装置17と支持部21とは、正面視で重ならないよう、上下および左右方向にずれた位置に設けられる。また、給水路4a、排水路20、給水ホース18および排水ホース19も、エアブレーク装置17の周囲を取り囲むように設けられる。これにより、洗浄槽2が収容されるときの洗浄槽2と筐体1の後面とのスペースは、これらの部品で奥行きサイズが最も大きな部品が収まるだけの空間が設けられればよい。したがって、必要な奥行き空間の寸法が小さくて済む。これにより、筐体1の奥行きサイズに対して洗浄槽2を前後方向に大きくすることができ、洗浄槽2の容積を大きくできる。
洗浄運転を実行する制御部15は、扉体5の内側で洗浄槽2の前面外側に設けられている。制御部15は、被洗浄物Dを洗う洗い工程、被洗浄物Dに付着した洗剤および残さいを流すすすぎ工程、および、被洗浄物Dを乾燥させる乾燥工程、を含み、これらの工程を逐次制御する。
次に、電装関連について説明する。図5は、本実施の形態における食器洗い機の裏蓋を外した後面側斜視図である。図6は、図5に示すA−A断面図であり、ケース24の側面断面図である。
商用電源を供給する電源コード22が、筐体1の後面から引き込まれる。電源コード22は、途中にコネクタ23を介して制御部15に接続される。コネクタ23は、筐体1の後面内側に固定される樹脂材料で形成されたケース24に収納される。また、制御部15には、洗浄ポンプ3、給水弁4b、ヒータ13などの電装部品を制御するために、複数の電線をまとめたハーネス25が接続される。ハーネス25は、洗浄槽2の外側に沿って配設される。ハーネス25は、洗浄槽2と筐体1の後面との間においては、給水ホース18および排水ホース19とともにまとめられ、支持部21に支持されるように配設される。
ケース24は、難燃性の樹脂材料を用いて、一面にケース開口部24aを有する箱形状に成形される。難燃性の樹脂材料としては、臭素系、リン系といった添加剤を混ぜた、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等のエンジニアリングプラスチックを用いることができる。また、ケース24の上面24bから側面にわたってリブ24cが形成される。
ケース24は、筐体1の後面開口部1bの上方で内側に凹むように成型される段押し部1cに、ケース開口部24aが後方を向くようにし、リブ24cを当接させて固定される。ケース24の下面には、電源コード22やハーネス25が通る通し孔24dが設けられる。ケース開口部24aは後方を向いているので、裏蓋16が外されれば、電源コード22やハーネス25のコネクタ23に後方からアクセスして抜き差し可能になる。これにより、メンテナンスが容易になる。
裏蓋16は、後面開口部1bを塞ぐとともに、段押し部1cまで覆うように形成される。このとき、ケース開口部24aは、裏蓋16に当接し、裏蓋16によって閉塞される。この構成によって、ケース24は、全面が難燃性の樹脂材料および不燃性の鋼板によって囲まれる。これにより、裏蓋16およびケース24はいずれも発火することがなく、万一、コネクタ23にショート等の不具合が生じて発火した場合においても延焼を防止することができ、安全性が向上する。また、ケース24にはノイズフィルター等の電気部品を収納するように構成することもできる。これにより、万一、電気部品にショート等の不具合が生じて発火した場合でも延焼を防止することができ、安全性が向上する。
さらに、食器洗い機は、洗浄中に一時停止して洗浄槽2が引き出されることがある。このとき、食器洗い機が振動し、リンク機構11により筐体1内の上部で保持される内蓋10から後部の空間に洗浄水が滴下したり、滴下した洗浄水が筐体1の後面を伝って流れ落ちたりるする場合がある。しかしながら、上記したケース24の構成により、ケース24がこれらの洗浄水の浸入を防止する。また、ケース24の下面に通し孔24dが設けられることで、電源コード22およびハーネス25を伝う洗浄水は遮断され、ケース24内への洗浄水の侵入が防止される。これにより、洗浄水がケース24内のコネクタ23および電気部品に付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。
なお、裏蓋16が塞ぐ後面開口部1bは、筐体1の後面の中段に大きく形成される。給水部4の給水弁4bは、裏蓋16が外されることによりメンテナンス可能な位置に配設される。この構成によって、給水弁4bに不具合が生じた場合でも、少ない工数でメンテナンスできる。
さらに、エアブレーク装置17は、洗浄槽2の後面外側に設けられ、裏蓋16が外されることによりメンテナンス可能な位置に配設される。これにより、エアブレーク装置17に不具合が生じた場合でも、少ない工数でメンテナンスできる。
以上のように、本実施の形態の食器洗い機は、前面に前面開口部1aを有する筐体1と、上面に上面開口部2aを有し被洗浄物Dを収容する洗浄槽2と、筐体1内に収容された洗浄槽の上面開口部2aを閉塞する内蓋10と、給水弁4bを含み洗浄槽2内に洗浄水を供給する給水部4と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3と、洗い工程およびすすぎ工程を含む洗浄運転を実行する制御部15と、商用電源を供給する電源コード22と、少なくとも、電源コード22および洗浄ポンプ3等の電装部品のいずれかと制御部15とを接続するコネクタ23と、筐体1に固定されコネクタ23を収容するケース24と、を備え、筐体1は、その一部が脱着可能に構成される脱着部である裏蓋16を備え、ケース24は、一面にケース開口部24aを有し、脱着部である裏蓋16が筐体1に装着されることによってケース開口部24aを閉塞される位置に配設される。
この構成によって、筐体1内後部で内蓋10から水が滴下しても、ケース24によりコネクタ23に水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。また、脱着部である裏蓋16が外されるだけでケース24内のコネクタ23にアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易になる。
また、本実施の形態の食器洗い機においては、洗浄槽2が引き出し式の構成で説明したが、これに限られない。例えば、図7に示すような引き出し式の食器洗い機でも適用できる。図7において、筐体71の内部に洗浄槽72が構成される。扉体73は、支持レール74によって支えられ、前後にスライドして洗浄槽72の前面開口部72aを開閉する。食器かご75はかごレール76によって支えられ、扉体73に係止されて前後にスライドする。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、筐体内後部で内蓋から水が滴下してもケースによりコネクタに水が付着することを防止して絶縁性および安全性を向上できる。また、脱着部が外されるだけでケース内のコネクタにアクセスして抜き差し可能になり、メンテナンスが容易になるので、家庭用などの食器洗い機として有用である。
1 筐体
1a 前面開口部
1b 後面開口部
1c 段押し部
2 洗浄槽
2a 上面開口部
3 洗浄ポンプ
4 給水部
4a 給水路
4b 給水弁
5 扉体
6 食器かご
7 洗浄ノズル
8 排水口
9 残さいフィルタ
10 内蓋
11 リンク機構
12 シール部
13 ヒータ
14 温度センサ
15 制御部
16 裏蓋
17 エアブレーク装置
18 給水ホース
19 排水ホース
20 排水路
21支持部
22 電源コード
23 コネクタ
24 ケース
24a ケース開口部
24b 上面
24c リブ
24d 通し孔
71 筐体
72 洗浄槽
72a 前面開口部
73 扉体
74 支持レール
75 食器かご
76 かごレール
D 被洗浄物
SK システムキッチン

Claims (5)

  1. 前面に前方開口部を有する筐体と、上面に上面開口部を有し被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記筐体内に収容された前記洗浄槽の前記上面開口部を閉塞する内蓋と、給水弁を含み前記洗浄槽内に洗浄水を供給する給水部と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗い工程およびすすぎ工程を含む洗浄運転を実行する制御部と、商用電源を供給する電源電線と、少なくとも、前記電源電線および電装部品のいずれかと前記制御部とを接続するコネクタと、前記筐体に固定され前記コネクタを収容するケースと、を備え、
    前記筐体は、その一部が脱着可能に構成される脱着部を備え、
    前記ケースは、一面にケース開口部を有し、前記脱着部が前記筐体に装着されることによって前記ケース開口部を閉塞される位置に配設される、
    食器洗い機。
  2. 前記筐体は金属材料で形成され、前記ケースは難燃材または不燃材で構成される、
    請求項1記載の食器洗い機。
  3. 前記給水弁は、前記脱着部が脱離されることによりメンテナンス可能な位置に配設される、
    請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 前記給水部に逆流を防止するエアブレーク装置が設けられ、前記エアブレーク装置は、前記脱着部が脱離されることによりメンテナンス可能な位置に配設される、
    請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 前記ケースにノイズフィルター等の電気部品が格納される、
    請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の食器洗い機。
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