JP2019208187A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】災害発生場所において、携帯通信機器のような機器を充電できるようにし、連絡や情報収集を行えるようにする。【解決手段】画像形成装置は、操作パネル、印刷部、蓄電部、制御部を備える。蓄電部は蓄電池と、供給端子部と、を含む。蓄電部は、蓄電池から電力供給を行う蓄電池供給モードで電力を供給する。蓄電池供給モードのとき、制御部は、蓄電池の電力に基づき動作する。蓄電池供給モードのとき、制御部は、供給端子部に接続された接続機器への電力供給の開始後、接続機器の充電が完了する前に接続機器への電力供給を停止させる。【選択図】図6
Description
本発明は、災害時の電力不足を解消する画像形成装置に関する。
複合機、プリンター、FAX装置のような画像形成装置がある。画像形成装置は、通信、印刷のような複数の機能を有する。災害時、複数の機能を有する画像形成装置を有効活用することが好ましい。有効活用により、知りたい情報を得られる場合がある。例えば、被害状況や安否情報を得られる場合がある。このような特許文献1には、災害時に画像形成装置の機能を利用するための技術の一例が記載されている。
具体的に、特許文献1には、ネットワークを介して外部の通信装置との間で情報の送受信を行う通信部を含み、災害発生時に、被害状況の情報を入力するようユーザーに促すメッセージをネットワーク上の或る通信装置へ送信し、メッセージに対してユーザーが入力した情報を或る通信装置から受信し、情報をネットワーク上の他の通信装置に送信し、地震計が地震の発生を検知したとき、又は温度センサが温度の異常な上昇を検知したときに、メッセージを送信し、外部から電力が供給される間は蓄電を行い、外部からの電力の供給が停止したときは、蓄電した電力を通信部に供給する画像形成装置が記載されている(特許文献1:請求項1〜3参照)。
なんらかの災害が発生したとき、迅速に安否の確認を行う必要がある。例えば、災害発生場所に住んでいる人や居合わせた人は、家族や友人に状況を知らせる。家族や友人が災害発生場所に住んでいる人に問い合わせることもある。また、災害が発生したとき、災害発生場所にいる者は、災害に関する情報を集める必要がある。
近年、スマートフォンのような携帯通信機器が普及している。連絡や情報収集に携帯通信機器が用いられる。携帯通信機器の多くは充電式である。携帯通信機器は充電切れになると使用できない。災害発生場所では、停電や電力供給制限が行われることが考えられる。そのため、携帯通信機器を充電できない状況が予想される。多数の人の充電切れの可能性がある。携帯通信機器の充電切れが生ずると、安否確認の連絡や災害関連情報の収集ができなくなるという問題がある。
特許文献1記載の技術によれば、メッセージの送信と、送信したメッセージの返信の受信と、返信されたメッセージの転送を行うことができる。しかし、災害発生場所での携帯通信機器の充電切れを解消することはできない。従って、特許文献1記載の技術では、上記の問題を解決することはできない。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、災害発生場所において、携帯通信機器のような機器を充電できるようにし、連絡や情報収集を行えるようにする。
本発明に係る画像形成装置は、操作パネル、印刷部、蓄電部、制御部を備える。前記操作パネルは、操作を受け付け、表示パネルを含む。前記印刷部は印刷を行う。前記蓄電部は蓄電池と、前記蓄電池に蓄えられた電力を機器に供給する供給端子部と、を含む。前記蓄電部は、商用電源からの電力供給がないとき、前記蓄電池から電力供給を行う蓄電池供給モードで電力を供給する。前記制御部は、前記蓄電池供給モードのとき、前記蓄電池の電力に基づき動作する。前記制御部は、前記蓄電池供給モードのとき、前記供給端子部に接続された接続機器への電力供給の開始後、前記接続機器の充電が完了する前に前記接続機器への電力供給を停止させる。
本発明によれば、災害発生場所において、より多くの人の携帯通信機器の充電切れを防ぐことができる。災害発生場所において、多くの人が携帯通信機器を用いて連絡や情報収集を行えるようにする。
以下、図1〜図10を用い、実施形態に係る画像形成装置を説明する。画像形成装置として、複合機100を例に挙げて説明する。本実施形態の説明に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず単なる説明例にすぎない。
(複合機100)
図1を用いて、実施形態に係る複合機100を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1を用いて、実施形態に係る複合機100を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1に示すように、複合機100は、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、印刷部5、通信部6、電源部7、蓄電部8を含む。
制御部1は複合機100の動作を制御する。制御部1は、コピーや送信のようなジョブでの動作を制御する。制御部1は、制御回路10と画像処理回路11を含む。制御回路10は、例えば、CPUである。記憶部2はRAM、ROM、ストレージ(HDD又はSSD)を含む。制御部1は、記憶部2のプログラムやデータに基づき、各部を制御する。画像読取部3は、原稿を読み取って画像データを生成する。画像処理回路11は、画像読取部3が生成した画像データの画像処理を行う。
操作パネル4は使用者の設定を受け付ける。操作パネル4は、表示パネル41、タッチパネル42、ハードキー43を含む。制御部1は、メッセージ、設定用画面を表示パネル41に表示させる。制御部1は、操作用画像を表示パネル41に表示させる。例えば、操作用画像はボタン、キー、タブである。タッチパネル42の出力に基づき、制御部1は、操作された操作用画像を認識する。ハードキー43はスタートキー44を含む。スタートキーはジョブの実行開始指示を行うためのキーである。タッチパネル42、ハードキー43は使用者の設定操作(ジョブに関する操作)を受け付ける。例えば、操作パネル4は、原稿の両面を読み取るジョブの設定を受け付ける。制御部1は操作パネル4の出力に基づき設定内容を認識する。
印刷部5は、給紙部5a、用紙搬送部5b、画像形成部5c、定着部5dを含む。印刷ジョブのとき、制御部1は用紙を給紙部5aに供給させる。制御部1は用紙を用紙搬送部5bに搬送させる。用紙搬送部5bは印刷済み用紙を機外に排出する。制御部1は画像データに基づくトナー像を画像形成部5cに形成させる。制御部1は搬送用紙へのトナー像の転写を画像形成部5cに行わせる。制御部1は転写されたトナー像の用紙への定着を定着部5dに行わせる。用紙搬送部5bは、定着後の用紙を機外に排出する。
通信部6は、通信用のハードウェア(通信回路)とソフトウェアを含む。通信部6はコンピューター200やFAX装置300と通信する。コンピューター200は、例えば、PCやサーバーである。
電源部7は、商用電源400と電源コードで接続される。電源部7は商用電源400から供給される電力を変換する。電源部7は、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、印刷部5、通信部6の動作に必要な電圧を生成し、供給する。
(蓄電部8)
次に、図2、3を用いて、実施形態に係る蓄電部8の一例を説明する。図2、図3は、実施形態に係る蓄電部8の一例を示す図である。
次に、図2、3を用いて、実施形態に係る蓄電部8の一例を説明する。図2、図3は、実施形態に係る蓄電部8の一例を示す図である。
図2に示すように、複合機100は本体部101を含む。本体部101は、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、印刷部5、通信部6、電源部7を含む。本体部101に蓄電部8が取り付けられる。蓄電部8は、オプション装置である。複合機100の本体部101に対し、着脱可能である。複合機100に蓄電部8を増設することができる。図2は、複合機100の側面に蓄電部8を取り付けている例を示す。蓄電部8は、複合機100の底面に取り付けられてもよい。
蓄電部8は、蓄電池81(蓄電池81)と供給端子部82を含む。供給端子部82は蓄電池81と接続される。供給端子部82は、接続機器に蓄電池81の電力を供給するためのものである。接続機器は、例えば、携帯通信機器500である。携帯通信機器500は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット型コンピューターである。携帯通信機器500はノート型のPCでもよい。供給端子部82により、携帯通信機器500を充電することができる。なお、供給端子部82に接続する機器は、携帯通信機器500に限られない。
蓄電池81の容量(放電容量)は、複数台の携帯通信機器500を充電可能な容量とできる。例えば、容量は、平均的な携帯通信機器500の充電池の5〜数十台分の大きさとできる。例えば、蓄電池81の容量は、数万mAh以上とできる。
供給端子部82はAC用のものとDC用のものがある。AC用の供給端子部82は、差込接続器(コンセント)である。AC用の供給端子部82を用いて携帯通信機器500に充電するとき、携帯通信機器500用のACアダプター600が供給端子部82に差し込まれる。供給端子部82に差し込まれたACアダプター600を介して充電できるように、蓄電池81とAC用の供給端子部82の間にインバーター83が設けられる。インバーター83は、蓄電池81が供給する直流電圧を交流電圧に変換する。インバーター83には、蓄電池81の直流電力が入力される。インバーター83は、交流電力を供給端子部82に出力する。インバーター83の出力する交流の電圧と周波数は、商用電源400と同じ、又は、ほぼ同じである。これにより、ACアダプター600を介して、携帯通信機器500を充電することができる。
DC用の供給端子部82は、例えば、USB端子である。DC用の供給端子部82を用いて携帯通信機器500に充電するとき、携帯通信機器500用の充電コードの一端が供給端子部82に差し込まれる。携帯通信機器500用の充電コードの他端が携帯通信機器500の充電用端子に差し込まれる。これにより、充電コードを用いて携帯通信機器500を充電することもができる。
複合機100の電源部7は、電源コードにより商用電源400と接続できる。電源コードは、室内配電用のコンセントと複合機100を繋ぐ。商用電源400の電力が電源部7に入力される。電源部7は、複数の電力変換回路71を含む(図3では便宜上1つのみ図示)。それぞれの電力変換回路71は、交流を整流し、設定された直流電圧を出力する。電源部7が生成した電圧は、蓄電池81に入力できる。蓄電池81の充電をON/OFFするための充電スイッチ91が設けられる。蓄電池81を充電するとき、制御部1は、充電スイッチ91をON状態にする(閉じる)。この場合、電源部7が生成した電圧が蓄電池81に入力される。蓄電池81を充電しないとき、制御部1は、充電スイッチ91をOFF状態にする(開ける)。この場合、電源部7が生成した電圧は蓄電池81に入力されない。
蓄電池81の電力は、複合機100の各部にも供給することができる。例えば、図3に示すように、蓄電池81は、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6に供給できる。停電や電源コードの抜けにより、電源部7と商用電源400が接続されなくなることがある。複合機100に商用電源400の電力が供給されていなくても、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6を動作できる。
(蓄電池81からの電力供給)
次に、図4を用いて、実施形態に係る蓄電池81からの電力供給の一例を説明する。図4は、実施形態に係る蓄電池81からの電力供給の一例を示す図である。
次に、図4を用いて、実施形態に係る蓄電池81からの電力供給の一例を説明する。図4は、実施形態に係る蓄電池81からの電力供給の一例を示す図である。
複合機100は、蓄電池供給モードを備える。蓄電池供給モードは、商用電源400からの電力供給がないとき、蓄電池81の電力を電力供給先に供給するモードである。電力供給先は、例えば、供給端子部82、供給端子部82に接続された機器(携帯通信機器500)、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6である。
複合機100はモードスイッチ9を含む。モードスイッチ9は、蓄電池供給モードを開始するためのスイッチである。モードスイッチ9は蓄電池81と電力供給先との間に設けられる。モードスイッチ9は、ハードウェアとして、蓄電部8の側面や背面に設けられる。モードスイッチ9は、例えば、ロッカースイッチやトグルスイッチのような機械的なスイッチである。モードスイッチ9は、オン状態とオフ状態を有する。オン状態のとき、モードスイッチ9は蓄電池81と電力供給先を接続する。オン状態のとき、蓄電部8は、蓄電池供給モードとなる。オフ状態のとき、モードスイッチ9は蓄電池81と電力供給先を接続しない。商用電源400からの電力供給がなく、蓄電池81からの電力が供給されたとき(蓄電池供給モードを開始したとき)、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6が起動する。
蓄電池81(モードスイッチ9)と供給端子部82の間にスイッチ部90が設けられる。1つの供給端子部82に対し、1つのスイッチ部90が設けられる。スイッチ部90は、供給端子部82からの電力供給のON/OFFを制御するためのスイッチである。制御部1は、スイッチ部90を制御する。制御部1は、電力を供給させる供給端子部82に対応するスイッチ部90をON状態とする。制御部1は、電力を供給させない供給端子部82に対応するスイッチ部90をOFF状態とする。制御部1は、供給端子部82からの電力供給を制御できる。
制御部1は電圧検知回路12を含む。電圧検知回路12は蓄電池81の端子間電圧を検知する。制御部1は、蓄電池81の電圧を認識できる。また、電圧検知回路12は、供給端子部82(の電源端子とグランド端子)の電圧を検知する。つまり、制御部1は、供給端子部82に接続された機器(接続機器)の蓄電池81の電圧を認識できる。また、制御部1は電流検知回路13を含む。電流検知回路13は、蓄電池81から供給された電流の大きさを検知する。制御部1は、電流検知回路13の出力に基づき、蓄電池81から供給された電流量を測る。
(蓄電池供給モードでの処理の流れ)
次に、図5に基づき、実施形態に係る蓄電池供給モードの開始時の処理の流れの一例を説明する。図5は、実施形態に係る蓄電池供給モードの開始時の処理の流れの一例を示す図である。
次に、図5に基づき、実施形態に係る蓄電池供給モードの開始時の処理の流れの一例を説明する。図5は、実施形態に係る蓄電池供給モードの開始時の処理の流れの一例を示す図である。
図5のスタートは、商用電源400からの電力供給がない状態(電源部7に商用電源400の入力がない状態)になった時点である。モードスイッチ9が操作されるまで、蓄電部8は、蓄電池81からの電力供給を開始しない(ステップ♯11、ステップ♯11のNo→ステップ♯11)。モードスイッチ9が操作されたとき、蓄電部8は、蓄電部8は、蓄電池81からの電力供給を開始する(ステップ♯12)。
なお、モードスイッチ9を設けず、商用電源400からの電力供給がなくなると直ちに、蓄電部8は蓄電池81からの電力供給を開始してもよい。例えば、電源部7の商用電源400入力用の端子にゼロクロス信号生成回路を接続する。商用電源400の1〜数周期続けて、ゼロクロス信号生成回路からのゼロクロス信号のパルスが入力されないとき、制御部1は、蓄電池81からの電力供給を蓄電部8に開始させてもよい。
蓄電池81からの電力供給開始により、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6が起動する(ステップ♯13)。ここで、電源コードがコンセントにささっていない状態で誤ってモードスイッチ9が操作されることがある。このような場合、蓄電池81の電力を利用して、制御部1等を動作させる必要はない。そこで、制御部1や操作パネル4の起動後、制御部1は、確認メッセージを表示パネル41に表示させる(ステップ♯14)。確認メッセージは、例えば、誤ってモードスイッチ9を操作したならばモードスイッチ9をOFF状態にすべきことを知らせるメッセージである。また、確認メッセージは、災害ではない場合には、モードスイッチ9をOFF状態にすべきことを知らせるメッセージとしてもよい。誤ってモードスイッチ9を操作した場合、使用者は、モードスイッチ9をOFF状態にすればよい。
(供給端子部82を用いた充電)
次に、図6に基づき、実施形態に係る蓄電池供給モードでの供給端子部82を用いた充電の流れの一例を説明する。図6は、実施形態に係る蓄電池供給モードでの供給端子部82を用いた充電の流れの一例を説明する。
次に、図6に基づき、実施形態に係る蓄電池供給モードでの供給端子部82を用いた充電の流れの一例を説明する。図6は、実施形態に係る蓄電池供給モードでの供給端子部82を用いた充電の流れの一例を説明する。
図6のスタートは、制御部1が供給端子部82への機器の接続を認識した時点である。例えば、制御部1は、供給端子部82の電圧変化を認識する。例えば、供給端子部82の端子の電圧が制御部1に入力される(図4参照)。制御部1は、供給端子部82の電圧変化に基づき、機器の接続を認識してもよい。例えば、充電切れの携帯通信機器500が接続されたとき、供給端子部82の電圧が低下する。
機器への充電が開始されたとき、制御部1は、充電時間を測り始める(ステップ♯21)。充電時間は充電を続けている時間である。時間を測るため、制御部1は、計時回路14を含んでもよい(図4参照)。そして、制御部1は、継続時間が許容時間T1を経過したか否かを確認する(ステップ♯22)。
許容時間T1は、予め定められた目安時間よりも短い。目安時間は、携帯通信機器500の充電残量を数十%(例えば、30%)程度、増加させるのに要する時間である。なお、操作パネル4は、許容時間T1の設定を受け付けてもよい。この場合、記憶部2は、設定さるた許容時間T1を不揮発的に記憶する(図1参照)。制御部1は、設定され、記憶部2に記憶される許容時間T1を用いる。
制御部1は、許容時間T1の経過の確認を続ける(ステップ♯22のNo→ステップ♯22)。充電時間が許容時間T1を経過したとき、制御部1は、接続機器(携帯通信機器500)への電力供給を停止する(ステップ♯23)。制御部1はスイッチ部90をOFF状態とする。蓄電池供給モードのとき、制御部1は、接続機器(携帯通信機器500)への電力供給の開始後、接続機器の充電が完了する前に電力供給を停止させる。つまり、制御部1は、接続機器への電力供給を制限する。これにより、緊急時、蓄電池81の電力を多くの人に分け与えることができる。
例えば、許容時間T1の充電が完了したとき、制御部1(電圧検知回路12)は、供給端子部82の電圧を周期的に検知する。制御部1は、供給端子部82の電圧変化に基づき、供給端子部82から携帯通信機器500のような機器が抜かれた(取られた)ことを認識する。供給端子部82から機器が抜かれたことを検知できるまで、制御部1は、許容時間T1の充電を行った供給端子部82に対応するスイッチ部90をOFF状態で保つ。供給端子部82から機器が抜かれたことを検知できたとき、制御部1は、許容時間T1の充電を行った供給端子部82に対応するスイッチ部90をON状態にする。これにより、供給端子部82は、別の機器の充電を行える状態になる。
なお、蓄電池81の電荷残量に応じて、充電時間を変化させてもよい。例えば、ステップ♯22において、制御部1は、蓄電池供給モードになった後、蓄電池81から供給された電流量が多くなるほど、充電時間を短くしてもよい。上述のように、制御部1は、蓄電池81から供給された電流量の合計を求めることができる。蓄電池81の残量が少なくなるに従い、供給端子部82に接続された機器に分け与える電流(電力)を減らす。これにより、蓄電池81の充電が切れる時点を自動的に延ばすことができる。
(蓄電池供給モードでのジョブ)
次に、図7を用いて、実施形態に係る蓄電池供給モードで実行できるジョブの一例を説明する。図7は、実施形態に係る蓄電池供給モードで実行できるジョブの一例を示す図である。
次に、図7を用いて、実施形態に係る蓄電池供給モードで実行できるジョブの一例を説明する。図7は、実施形態に係る蓄電池供給モードで実行できるジョブの一例を示す図である。
蓄電池供給モードでも複合機100でジョブを実行することができる。しかと、実行できるジョブは送信ジョブに限られる。蓄電池81が充電切れになるまでの時間を長くするため、安否確認を知らせるための送信ジョブのみを実行可能とする。蓄電池供給モードで実行できる送信ジョブは、例えば、FAX送信ジョブである。なお、蓄電池供給モードで電子メール送信ジョブを実行できるようにしてもよい。
まず、図7のスタートは、商用電源400からの電力供給がない状態(蓄電池供給モード)で操作パネル4が操作された時点である。まず、操作パネル4は、ジョブの種類の選択を受け付ける(ステップ♯31)。蓄電池供給モードでないとき(通常モードのとき)、操作パネル4では、コピージョブ、送信ジョブ、ボックスジョブなど、複数種類のジョブを選択することができる。
制御部1は選択されたジョブの種類が送信ジョブか否かを確認する(ステップ♯32)。選択されたジョブの種類が送信ジョブではないとき(ステップ♯32のNo)、制御部1は選択した種類のジョブは実行できない旨を表示パネル41に表示させる(ステップ♯33)。そして本フローは終了する(エンド)。蓄電池供給モードでは、制御部1は、印刷部5に電力を供給させない。制御部1は、消費電力が大きい印刷部5に印刷させない。
選択されたジョブの種類が送信ジョブのとき(ステップ♯32のYes)、制御部1は、使用者情報入力画面を表示パネル41に表示させる(ステップ♯34)。使用者情報入力画面は、例えば、使用者名とパスワードを入力するための画面である。制御部1はソフトウェアキーボード画面を表示パネル41に表示させる。使用者は、使用者名とパスワードを入力する。操作パネル4(タッチパネル42)は、使用者名とパスワードの入力を受け付ける。制御部1は入力された使用者名とパスワードを認識する(ステップ♯35)。
入力された使用者名とパスワードに基づき、制御部1は、使用者が優先者か否かを判定する(ステップ♯36)。優先者は、蓄電池供給モードで送信ジョブを実行できる者である。記憶部2は、優先データD1を不揮発的に記憶する(図1参照)。優先データD1は優先者の名前とパスワードを定義したデータである。優先データD1は、予め記憶部2に登録される。操作パネル4は、優先者の名前とパスワードの入力を受け付ける。制御部1は、入力された優先者の名前とパスワードの組み合わせを記憶部2に不揮発的に記憶させる。誰を優先者とするかは、予め定められる。例えば、携帯通信機器500を所持していない者を優先者とすることができる。
蓄電池供給モードのとき、制御部1は、優先データD1と、操作パネル4に入力された使用者名とパスワードと、を比較する。入力された使用者名とパスワードが、優先データD1に定義された優先者の名前とパスワードと一致するとき、制御部1は、使用者が優先者と判定する(ステップ♯36のYes)。一致しないとき、制御部1は、使用者が優先者ではないと判定する(ステップ♯36のNo)。
使用者が優先者ではないと判定したとき(ステップ♯36のNo)、フローは終了する(エンド)。このとき、制御部1は、優先者ではないために送信ジョブを行えないメッセージを表示パネル41に表示させてもよい。使用者が優先者と判定したとき(ステップ♯36のYes)、制御部1は、送信ジョブの設定を許諾する(ステップ♯37)。これにより、使用者は、送信ジョブに関する各種設定を操作パネル4で行える。例えば、宛先や送信手法を設定することができる。例えば、FAXとEメールのうち、何れで送信するかを設定することができる。設定完了後、使用者は、操作パネル4に送信ジョブの実行指示を入力する。
操作パネル4が送信ジョブの実行指示を受け付けたとき、制御部1は、画像読取部3、通信部6に送信ジョブを実行させる(ステップ♯38)。送信ジョブのとき、制御部1は、画像読取部3に原稿を読み取らせる。制御部1は画像読取部3に画像データを生成させる。制御部1は、原稿読み取りで得られた画像データに基づく送信用画像データを通信部6に送信させる。
なお、制御部1は、蓄電池供給モードで送信ジョブを行った優先者を記憶部2に記録させてもよい。そして、蓄電池供給モードで全ての優先者が送信ジョブを行った後は、制御部1は、優先者以外の使用者の送信ジョブを実行するようにしてもよい。また、ステップ♯36を行わないようにしてもよい。
(蓄電池81の充電)
次に、図8、図9を用いて、実施形態に係る蓄電池81の充電の一例を説明する。図8は、実施形態に係る蓄電池81の充電の一例を示す図である。図9は実施形態に係る充電画面45の一例を示す図である。
次に、図8、図9を用いて、実施形態に係る蓄電池81の充電の一例を説明する。図8は、実施形態に係る蓄電池81の充電の一例を示す図である。図9は実施形態に係る充電画面45の一例を示す図である。
蓄電池81の充電は、商用電源400からの電力供給があるときに行われる。複合機100の各部(制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、印刷部5、通信部6、電源部7)が商用電源400から供給される電力に基づき動作している間に、蓄電池81の充電が開始される。
図8のスタートは、複合機100の主電源が投入され、複合機100の起動が完了した時点である。制御部1は、操作パネル4が充電開始指示を受け付けたか否かの確認を続ける(ステップ♯41のNo→ステップ♯41)。所定の操作が操作パネル4になされたとき、制御部1は、充電画面45を操作パネル4に表示させる。
図9は充電画面45の一例を示す。制御部1は、蓄電池81の電圧を検知する。制御部1は、蓄電池81の端子間電圧が所定範囲内のとき、蓄電池81の電荷の残量が100%と判断する。制御部1は、蓄電池81の端子間電圧が所定範囲の最小値未満のとき、充電画面45に充電開始ボタンB1を表示させる(図9の上方の図)。充電開始ボタンB1をタッチする操作が充電開始指示である。操作パネル4(タッチパネル42)は、充電開始指示を受け付ける。なお、制御部1は、蓄電池81の端子間電圧が所定範囲内のとき、充電画面45に充電済メッセージM1を表示させる。
操作パネル4が充電開始指示を受け付けたとき(ステップ♯41のYes)、制御部1は、蓄電池81の充電を開始させる(ステップ♯42)。制御部1は、充電スイッチ91をON状態にする。これにより、電源部7の出力電圧が蓄電池81に印加される。そして、制御部1は、充電が完了したか否かの判定を周期的に行う(ステップ♯43、ステップ♯43のNo→ステップ♯43)。例えば、制御部1は、蓄電池81の端子間電圧が所定範囲内になったとき、充電完了と判定する。
充電が完了したとき(ステップ♯43のYes)、制御部1は、蓄電池81の充電を終了する(ステップ♯44)。制御部1は充電スイッチ91をOFF状態にする。そして、制御部1は、充電済メッセージM1を含む充電画面45を表示パネル41に表示させる(ステップ♯45)。そして、本フローは終了する(エンド)。
(商用電源400からの電力供給があるときの処理)
次に、図10を用いて、実施形態に係るモードスイッチ9が操作されたときの処理の一例を説明する。図10は、実施形態に係るモードスイッチ9が操作されたときの処理の一例を示す。
次に、図10を用いて、実施形態に係るモードスイッチ9が操作されたときの処理の一例を説明する。図10は、実施形態に係るモードスイッチ9が操作されたときの処理の一例を示す。
図10のスタートは、商用電源400からの電力供給があり、複合機100の主電源投入により、制御部1が起動しており、かつ、制御部1がモードスイッチ9のON状態を認識した時点である。モードスイッチ9の出力は制御部1に入力される。制御部1は、モードスイッチ9のON/OFFの状態を認識できる。
まず、制御部1は電源部7を停止させる(ステップ♯51)。電源部7と蓄電池81は、それぞれ、制御部1、記憶部2、画像読取部3、操作パネル4、通信部6に電力を供給する経路を含む。電源部7と蓄電池81が同時にこれらの部分に電力を供給したとき、蓄電池81に逆方向に電流が流れ込む可能性がある。そこで、一端、電源部7を停止させる。これにより、ひとまず蓄電池81から電力を供給させる。そして、制御部1は、モードスイッチ9をOFF状態にすべきことを知らせるメッセージを表示パネル41に表示させる(ステップ♯52)。そして、本フローは終了する(エンド)。
このようにして、実施形態に係る画像形成装置(複合機100)は、操作パネル4、印刷部5、蓄電部8、制御部1を備える。操作パネル4は、操作を受け付け、表示パネル41を含む。印刷部5は印刷を行う。蓄電部8は蓄電池81と、蓄電池81に蓄えられた電力を機器に供給する供給端子部82と、を含む。蓄電部8は、商用電源400からの電力供給がないとき、蓄電池81から電力供給を行う蓄電池供給モードで電力を供給する。制御部1は、蓄電池供給モードのとき、蓄電池81の電力に基づき動作する。制御部1は、蓄電池供給モードのとき、供給端子部82に接続された接続機器への電力供給の開始後、接続機器の充電が完了する前に接続機器への電力供給を停止させる。
災害による停電等のために携帯通信機器500の充電ができない状態でも、供給端子部82に接続機器として携帯通信機器500を接続することにより、携帯通信機器500の充電切れを解消することができる。充電された携帯通信機器500を用いることにより、連絡や情報収集を行うことができる。しかも、携帯通信機器500(接続機器)の充電が完了する前に、携帯通信機器500への電力供給を自動的に停止することができる。蓄電池81に蓄えられた電力を多くの携帯通信機器500に分け与えることができる。多くの人が携帯通信機器500を利用し、安否確認や現状の情報収集を行うことができる。
蓄電池供給モードのとき、制御部1は、供給端子部82からの電力供給の開始から予め定められた許容時間T1が経過したときに電力供給を停止する。許容時間T1は、予め定められた目安時間よりも短い。
一定時間が経過した時点で供給端子部82に接続された携帯通信機器500への電力供給を停止することができる。携帯通信機器500の充電率が100%となる前に、携帯通信機器500への電力供給を自動的に中止することができる。目安時間は適宜定められる。例えば、目安時間は、携帯通信機器500の蓄電池81残量が0%から数十%(例えば30%)程度まで回復するのに要する時間とできる。
蓄電池供給モードのとき、制御部1は、蓄電池供給モードになってから蓄電池81から供給された電力が多くなるほど、許容時間T1を短くする。蓄電部8の蓄電池81の残量が少なくなるに従い、供給端子部82に接続された携帯通信機器500に供給する電力を少なくすることができる。蓄電部8の蓄電池81の残量がゼロになるまでの時間を延ばすことができる。
複合機100は、蓄電池供給モードとするためのモードスイッチ9を含む。蓄電部8は、商用電源400からの電力供給がなくなってからモードスイッチ9が操作されるまで蓄電池81からの電力供給を行わない。蓄電部8は、商用電源400からの電力供給がない状態でモードスイッチ9が操作された後に、蓄電池81からの電力供給を開始する。モードスイッチ9が操作されてから蓄電池供給モードを開始することができる。商用電源400と画像形成装置を繋ぐ電源コードが抜けただけでは、蓄電池供給モードとならないようにすることができる。
また、蓄電部8は、オプション装置である。蓄電部8は、操作パネル4と印刷部5を含む画像形成装置の本体に対し、着脱可能である。蓄電部8をオプション装置とすることができる。画像形成装置の本体の価格を抑えることができる。蓄電部8が必要な者だけオプション装置として購入し、画像形成装置に装着すればよい。
また、複合機100は、蓄電池81に接続され、蓄電池81が供給する直流電圧を交流電圧に変換するインバーター83を含む。供給端子部82は、交流電力を供給するための差込接続器である。差込接続器は、インバーター83と接続される。差込接続器は、インバーター83が出力する交流電力を接続機器に供給する。携帯通信機器500専用の交直変換用のアダプターを介して、携帯通信機器500に充電することができる。蓄電部8を用いて、様々な携帯通信機器500を充電することができる。
複合機100は、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取部3と、通信を行うための通信部6と、を含む。蓄電池供給モードのとき、蓄電部8は、操作パネル4、画像読取部3、通信部6に蓄電池81の電力を供給する。制御部1は、操作パネル4が送信ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿を画像読取部3に読み取らせ、原稿読み取りで得られた画像データに基づく送信用画像データを通信部6に送信させる。蓄電池供給モードのとき、安否確認連絡用の送信ジョブを実行させることができる。安全であることを知らせる情報を外部に発信することができる。
また、複合機100は記憶部2を含む。記憶部2は、蓄電池供給モードで送信ジョブの実行をできる優先者を定めた優先データD1を記憶する。蓄電池供給モードのとき、蓄電部8は、電力を記憶部2に供給して記憶部2を動作させる。制御部1は、操作パネル4に入力された情報と優先データD1に基づき、優先者が操作しているか否かを判定する。制御部1は、優先者が操作していると判定したとき、送信ジョブを実行させる。優先者ではない者が操作していると判定したとき、制御部1は、送信ジョブを実行させない。優先者のみが送信ジョブを実行できるようにすることができる。例えば、携帯通信機器500を所有していない者を優先者と設定する。これにより、連絡手段が画像形成装置しかない者にのみ、送信ジョブを実行させることができる。
また、蓄電池供給モードのとき、蓄電部8は、印刷部5に電力を供給しない。制御部1は、印刷部5に印刷させない。蓄電池81の電力を印刷部5での印刷に使用しないようにすることができる。蓄電池81に蓄えられた電力の使用目的を安否連絡のための通信に限ることができる。
また、電源部7は、商用電源400と接続され、商用電源400からの電力供給があるとき蓄電池81に充電を行う。平常時、蓄電池81に充電することができる。蓄電池81の充電率を高い状態で保つことができる。
商用電源400からの電力供給がある場合、操作パネル4が蓄電池81への充電開始指示を受け付けたとき、電源部7は、蓄電池81への充電を開始する。平常時(商用電源400からの電力供給があるとき)、操作パネル4が充電の指示を受け付けたことをトリガーとして、蓄電池81の充電を開始することができる。蓄電池81の過充電を防ぐことができる。
複合機100は、蓄電池供給モードとするためのモードスイッチ9を含む。商用電源400からの電力供給がある状態でモードスイッチ9をON状態にする操作されたとき、制御部1は、モードスイッチ9をOFFすべきことを知らせるメッセージを表示パネル41に表示させる。蓄電池供給モードとする必要がないとき、蓄電池81からの電力供給を行わないようにすることができる。蓄電池81の劣化を防ぐことができる。また、モードスイッチ9の設定(ON/OFF)が適切でないことを知らせることができる。
本発明は、画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 制御部
3 画像読取部 4 操作パネル
41 表示パネル 5 印刷部
6 通信部 8 蓄電部
81 蓄電池 82 供給端子部
83 インバーター 9 モードスイッチ
400 商用電源 500 携帯通信機器(接続機器)
D1 優先データ T1 許容時間
3 画像読取部 4 操作パネル
41 表示パネル 5 印刷部
6 通信部 8 蓄電部
81 蓄電池 82 供給端子部
83 インバーター 9 モードスイッチ
400 商用電源 500 携帯通信機器(接続機器)
D1 優先データ T1 許容時間
Claims (12)
- 操作を受け付け、表示パネルを含む操作パネルと、
印刷を行う印刷部と、
蓄電池と、前記蓄電池に蓄えられた電力を機器に供給する供給端子部と、を含む蓄電部と、
制御部と、を備え、
前記蓄電部は、商用電源からの電力供給がないとき、前記蓄電池から電力供給を行う蓄電池供給モードで電力を供給し、
前記制御部は、
前記蓄電池供給モードのとき、前記蓄電池の電力に基づき動作し、
前記蓄電池供給モードのとき、前記供給端子部に接続された接続機器への電力供給の開始後、前記接続機器の充電が完了する前に前記接続機器への電力供給を停止させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードのとき、
前記制御部は、前記供給端子部からの電力供給の開始から予め定められた許容時間が経過したときに電力供給を停止し、
前記許容時間は、予め定められた目安時間よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードのとき、
前記制御部は、前記蓄電池供給モードになってから前記蓄電池から供給された電力が多くなるほど、前記許容時間を短くすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードとするためのモードスイッチを含み、
前記蓄電部は、前記商用電源からの電力供給がなくなってから前記モードスイッチが操作されるまで前記蓄電池からの電力供給を行わず、
前記商用電源からの電力供給がない状態で前記モードスイッチが操作された後に、前記蓄電池からの電力供給を開始することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電部は、
オプション装置であり、
前記操作パネルと前記印刷部を含む画像形成装置の本体に対し、着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池に接続され、前記蓄電池が供給する直流電圧を交流電圧に変換するインバーターを含み、
前記供給端子部は、交流電力を供給するための差込接続器であり、
前記差込接続器は、
前記インバーターと接続され、
前記インバーターが出力する交流電力を前記接続機器に供給することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 原稿を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
通信を行うための通信部と、を含み、
前記蓄電池供給モードのとき、
前記蓄電部は、前記操作パネル、前記画像読取部、前記通信部に前記蓄電池の電力を供給し、
前記制御部は、
前記操作パネルが送信ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿を前記画像読取部に読み取らせ、原稿読み取りで得られた画像データに基づく送信用画像データを前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードで前記送信ジョブの実行をできる優先者を定めた優先者データを記憶する記憶部を含み、
前記蓄電池供給モードのとき、
前記蓄電部は、電力を前記記憶部に供給して前記記憶部を動作させ、
前記制御部は、
前記操作パネルに入力された情報と前記優先者データに基づき、前記優先者が操作しているか否かを判定し、
前記優先者が操作していると判定したとき、前記送信ジョブを実行させ、
前記優先者ではない者が操作していると判定したとき、前記送信ジョブを実行させないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードのとき、
前記蓄電部は、前記印刷部に電力を供給せず、
前記制御部は、前記印刷部に印刷させないことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。 - 前記商用電源と接続され、前記商用電源からの電力供給があるとき前記蓄電池に充電を行う電源部を含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記商用電源からの電力供給がある場合、
前記操作パネルが前記蓄電池への充電開始指示を受け付けたとき、
前記電源部は、前記蓄電池への充電を開始することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記蓄電池供給モードとするためのモードスイッチを含み、
前記商用電源からの電力供給がある状態で前記モードスイッチをON状態にする操作されたとき、
前記制御部は、
前記モードスイッチをOFFすべきことを知らせるメッセージを前記表示パネルに表示させることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018103983A JP2019208187A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 画像形成装置 |
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JP2018103983A JP2019208187A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2018103983A Pending JP2019208187A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019208187A (ja) |
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2018
- 2018-05-30 JP JP2018103983A patent/JP2019208187A/ja active Pending
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