JP2019207501A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの移動手段を適切に判定可能にする。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、判定部と、を備える。取得部は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する。判定部は、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザの位置に関する種々の情報を判定する技術が提供されている。例えば、天空が見通しにくい場所でも位置検知を可能とし、携帯端末のバッテリ消費を抑えることで長時間でも使用できる乗務員位置検知の技術が知られている。
特開2009−161043号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることが難しい場合がある。例えば、上記の従来技術では、乗務員のような移動する手段(移動手段)が明確な場合と異なり、判定対象となるユーザがどのような移動手段で移動しているかが不明な場合、そのユーザの移動手段を適切に判定可能にすることが難しい場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの移動手段を適切に判定可能にする情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する取得部と、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末の移動と前記ユーザの移動との同期を判定する判定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る移動体情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る移動関連情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る判定条件情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る同期判定の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る同期判定の一例を示す図である。 図14は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1に示す例では、情報処理装置100(図2参照)が、各端末装置10から取得した位置情報(以下単に「位置」ともいう)を基に、各端末装置10の同期を判定する場合を示す。なお、ここでいう同期とは、各端末装置の移動や端末装置を利用するユーザの移動が共通性を有し、同様の移動態様であることを含む概念である。例えば、同期は、各端末装置が同じ移動体に乗って移動することや、各端末装置が配置された移動体(例えば自転車等)が同行したり、各端末装置を利用(所持)するユーザが同行したりすることを含む概念である。
例えば、情報処理装置100は、一の端末装置10の位置の変化と、他の端末装置10の位置の変化とが所定の条件を満たす場合、一の端末装置10の移動と他の端末装置10の移動とが同期していると判定するが詳細は後述する。なお、以下では端末装置を「端末」や「ユーザ端末」や「配置端末」等と記載する場合がある。例えば、以下では、ユーザが利用する端末装置を「ユーザ端末」と記載し、移動体に配置される端末装置を「配置端末」と記載する場合がある。図1では、移動手段がバス、すなわち移動体である場合を一例として示すが、移動手段は、ユーザの足、すなわち徒歩であってもよい。また、図1では、移動体の一例としてバスを対象とする場合を示すが、移動体は、バスに限らず、種々の移動体であってもよい。例えば、移動体は、自家用車やタクシー等の自動車や自動二輪車や鉄道や飛行機や船舶や自転車等の種々の移動体であってもよいが、この点の例については後述する。例えば、配置端末は、バスに限らず、自家用車やタクシー等の自動車や自動二輪車や鉄道や飛行機や船舶や自転車等の種々の移動体に配置されてもよい。例えば、配置端末は、車内に配置される場合に限らず、自動二輪車や自転車等の移動体に取り付けられてもよい。
〔情報処理システムの構成〕
図1の説明に先立って、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1は、複数の端末装置10と、情報処理装置100とが含まれる。各端末装置10と、情報処理装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。
以下では、各端末装置10について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。なお、図2に示した情報処理システム1では、3台の端末装置10を図示するが、情報処理システム1には、4台以上の端末装置10が含まれてもよい。例えば、情報処理システム1には、100万台の端末装置10が含まれてもよい。また、図2に示した情報処理システム1には、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10−1は、図1に示すユーザU1が利用する端末装置10に対応する。このように、「ユーザU*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U*」により識別されるユーザであることを示す。例えば、「ユーザU11」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U11」により識別されるユーザである。例えば、端末ID「TM11」により識別される端末装置10は、ユーザU1により利用される端末装置10であり、以下ではユーザ端末TM11と記載する場合がある。また、例えば、端末ID「TM12」により識別される端末装置10は、ユーザU2により利用される端末装置10であり、以下ではユーザ端末TM12と記載する場合がある。また、以下では、ユーザが利用する端末装置10とそのユーザとは互いに読み替えられてもよい。例えば、「ユーザU1」と記載した場合、ユーザU1が利用する端末装置10である「ユーザ装置TM11」と読み替えられてもよい。「ユーザ装置TM11」と記載した場合、ユーザ装置TM11を利用するユーザである「ユーザU1」と読み替えられてもよい。また、例えば、端末ID「TM21」により識別される端末装置10は、移動体MB1に配置される端末装置10であり、以下では配置端末TM21と記載する場合がある。
端末装置10は、ユーザに利用される情報処理装置であってもよいし、移動体に配置される情報処理装置であってもよい。例えば、端末装置10は、端末装置10にインストールされた所定のアプリケーション(例えば、情報共有アプリ等)により、情報処理装置100へ送信してもよい。例えば、端末装置10は、端末装置10にインストールされた情報共有アプリにより、定期的に端末装置10の位置情報を情報処理装置100へ送信してもよい。
上述した端末装置10は、位置情報を検知可能であり、情報処理装置100との間での情報の送受信が可能であればどのような情報処理装置であってもよい。例えば、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)センサ等の機能を有し、自装置の位置を検知し、その位置を情報処理装置100に送信可能であればどのような構成であってもよい。例えば、端末装置10は、ユーザが利用するユーザ端末である場合、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末等のスマートデバイスや、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1は、ユーザU1が利用する端末装置10であるユーザ端末TM11がスマートフォンである場合を示す。また、例えば、端末装置10は、移動体に配置される配置端末である場合、GPS装置等の専用機器であってもよいし、PCやスマートデバイスであってもよい。図1は、移動体MB1に配置された端末装置10である配置端末TM21が専用機器である場合を示す。
情報処理装置100は、図1に示すような情報処理を行うコンピュータである。例えば、情報処理装置100は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす端末(「第1端末」ともいう)の第1位置情報と、ユーザが利用する端末の第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する情報処理装置である。ここでいう第1端末は、例えば移動手段の特定に関する所定の条件を満たし、その移動手段で移動していると特定可能な端末を意味する。なお、第1端末は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たせば、移動体に配置された配置端末であってもよいし、ユーザが利用するユーザ端末であってもよい。また、ユーザが利用する端末装置10であって、第1端末との同期判定の対象となる端末装置10を第2端末とする。すなわち、第2端末は、ユーザが利用するユーザ端末である。このように、ユーザが利用するユーザ端末は、他のユーザ端末にとっての第1端末になったり、他のユーザ端末や配置端末にとっての第2端末になったりする。
ここから、図1を用いて情報処理について説明する。図1の例では、情報処理装置100が移動体MB1に配置された配置端末TM21とユーザU1が利用するユーザ端末TM11の同期を判定する場合を示す。なお、図1では説明を簡単にするために、第1端末及び第2端末が1台ずつである場合を例示するが、情報処理装置100は、1台の第1端末に対して複数台の第2端末を同期させてもよい。図1の例では、ルートRT1を運行するバスXであり、配置端末TM21が設けられた移動体MB1を一例として説明する。移動体MB1には、乗客PS1としてユーザU1が乗車し、運転手DR1としてユーザU99が乗車している場合を示す。なお、ここでいう乗車には、飛行機への搭乗や船舶への乗船等、移動体へ乗る種々の概念を含むものとする。
まず、図1の例では、情報処理装置100は、第1端末を決定する(ステップS10)。情報処理装置100は、移動体MB1に乗車している確度が所定の条件を満たす端末を、第1端末に決定する。情報処理装置100は、端末情報記憶部123に記憶された端末の中から第1端末を決定する。例えば、情報処理装置100は、判定条件情報記憶部125(図8参照)中の条件のうち、判定対象が「第1端末」である条件のいずれかを満たす端末を第1端末に決定する。
図1中の端末情報記憶部123に示す「端末ID」は、端末装置を識別するための識別情報を示す。また、図1中の端末情報記憶部123に示す「所有者」は、端末IDにより識別される端末装置の所有者を示す。図1中の端末情報記憶部123に示す「配置移動体」は、端末IDにより識別される端末装置が配置される移動体を示す。
図1の例では、端末ID「TM11」により識別される端末装置10であるユーザ端末TM11の所有者が、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)であることを示す。また、端末ID「TM21」により識別される端末装置10である配置端末TM21の配置移動体が、移動体ID「MB1」により識別される移動体(移動体MB1)であることを示す。
例えば、情報処理装置100は、端末情報記憶部123に記憶された端末のうち、移動体MB1に乗車していることが略確実な端末を、第1端末に決定する。具体的には、情報処理装置100は、移動体MB1に配置された端末を、第1端末に決定する。図1の例では、情報処理装置100は、第1端末情報INF11に示すように、移動体MB1に配置された配置端末TM21を第1端末に決定する。なお、情報処理装置100は、同期判定の前であれば、いずれのタイミングで第1端末を決定してもよい。また、情報処理装置100は、移動手段で移動している確率が所定の閾値以上の端末を第1端末に決定してもよい。すなわち、情報処理装置100は、移動手段で移動している確度の高いものを第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、移動手段で移動している確率が0.7以上の端末を第1端末として決定してもよい。情報処理装置100は、複数の第1端末の候補がある場合、確度の最も高いものを第1端末として選定(決定)してもよい。
また、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11は、日時dt11−1におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC1−1を取得する(ステップS11)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM11は、日時dt11−1における位置が位置情報LC1−1であると検知する。そして、ユーザ端末TM11は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、移動体MB1に配置された配置端末TM21は、日時dt11−2におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC1−2を取得する(ステップS12)。例えば、第1端末である配置端末TM21は、日時dt11−2における位置が位置情報LC1−2であると検知する。そして、配置端末TM21は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
なお、位置情報LC1−1、LC1−2は、互いの距離が所定の範囲内(例えば数メートル以内等)である位置情報であるものとする。以下では、位置情報LC1−1、LC1−2を併せて位置情報LC1と称する場合がある。また、日時dt11−1と日時dt11−2とは、時間差が所定の範囲内(例えば数秒以内等)であってもよいし、同一日時であってもよい。以下では、日時dt11−1、日時dt11−2を併せて日時dt11と称する場合がある。
また、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11は、日時dt12−1におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC2−1を取得する(ステップS13)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM11は、日時dt12−1における位置が位置情報LC2−1であると検知する。そして、ユーザ端末TM11は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、移動体MB1に配置された配置端末TM21は、日時dt12−2におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC2−2を取得する(ステップS14)。例えば、第1端末である配置端末TM21は、日時dt12−2における位置が位置情報LC2−2であると検知する。そして、配置端末TM21は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
なお、位置情報LC2−1、LC2−2は、互いの距離が所定の範囲内である位置情報であるものとする。以下では、位置情報LC2−1、LC2−2を併せて位置情報LC2と称する場合がある。また、日時dt12−1と日時dt12−2とは、時間差が所定の範囲内であってもよいし、同一日時であってもよい。以下では、日時dt12−1、日時dt12−2を併せて日時dt12と称する場合がある。
また、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11は、日時dt13−1におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC3−1を取得する(ステップS15)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM11は、日時dt13−1における位置が位置情報LC3−1であると検知する。そして、ユーザ端末TM11は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、移動体MB1に配置された配置端末TM21は、日時dt13−2におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC3−2を取得する(ステップS16)。例えば、第1端末である配置端末TM21は、日時dt13−2における位置が位置情報LC3−2であると検知する。そして、配置端末TM21は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
なお、位置情報LC3−1、LC3−2は、互いの距離が所定の範囲内である位置情報であるものとする。以下では、位置情報LC3−1、LC3−2を併せて位置情報LC3と称する場合がある。また、日時dt13−1と日時dt13−2とは、時間差が所定の範囲内であってもよいし、同一日時であってもよい。以下では、日時dt13−1、日時dt13−2を併せて日時dt13と称する場合がある。なお、ユーザ端末TM11や配置端末TM21は、検知した情報を所定のタイミングで一括して、情報処理装置100へ送信してもよい。
そして、情報処理装置100は、同期判定をする(ステップS17)。情報処理装置100は、第1端末である配置端末TM21の位置情報と、第2端末であるユーザ端末TM11の位置情報とに基づいて、配置端末TM21の移動とユーザU1が利用するユーザ端末TM11の移動との同期を判定する。例えば、情報処理装置100は、判定条件情報記憶部125(図8参照)中の条件のうち、判定対象が「同期」である条件のいずれかを満たすかを判定する。
ここで、配置端末TM21とユーザ端末TM11とは、日時dt11〜dt13の間の位置が、位置情報LC1〜LC3である。そのため、情報処理装置100は、位置及び検知タイミングが所定の対応があるとして、配置端末TM21とユーザ端末TM11とを同期させると判定する。図1の例では、情報処理装置100は、同期情報INF12に示すように、配置端末TM21を第1端末とし、ユーザ端末TM11を第2端末として同期させると判定する。
上記のように、情報処理装置100は、移動体MB1に乗車している確度が所定の条件を満たす配置端末TM21を、第1端末に決定し、配置端末TM21と他の端末であるユーザ端末TM11との同期を判定する。これにより、情報処理装置100は、どのような移動手段で移動しているかが不明であったユーザU1が、配置端末TM21の移動とユーザ端末TM11の移動とが同期している期間は、移動体MB1に乗車していると判定することができる。すなわち、情報処理装置100は、ユーザU1が、日時dt11〜dt13の間において、移動体MB1に乗車していると判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。このように、情報処理装置100は、ユーザがバス、車、電車、飛行機など何に乗って移動しているかの乗車判定を行うに際して、乗車している確度の高い端末と他端末の位置情報が同期しているかをみることで、乗車判定の精度を高くすることができる。
〔1−1.判定に基づくサービス提供〕
また、情報処理装置100は、判定処理に基づいてユーザの乗車に関する情報に基づいて、ユーザに種々のサービスを提供してもよい。情報処理装置100は、バスXである移動体MB1に乗車していると判定されたユーザU1に対して、バスに関するサービスを提供してもよい。情報処理装置100は、バスXである移動体MB1に乗車していると判定されたユーザU1に対して、バスの乗換アプリを推奨する情報を提供してもよい。また、情報処理装置100は、他のサービス提供装置にユーザの乗車に関する情報を提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、コンテンツ配信装置にユーザの乗車に関する情報を提供してもよい。なお、上記は一例であり、情報処理装置100は、判定処理に基づいて種々のサービスを提供してもよい。
〔1−2.システム構成について〕
なお、上記情報処理を実現するシステム構成については、図2に示す情報処理システム1に限らず種々の態様であってもよい。図2の例では、サーバとしての情報処理装置100とクライアントとしての端末装置10とを備える構成であり、情報処理装置100と端末装置10とは別体(別装置)であったが、情報処理装置100と端末装置10とは一体であってもよい。すなわち、情報処理システムにおいて、ユーザが利用するユーザ端末や移動体に配置された配置端末等の端末装置10が、上述した情報処理を行う情報処理装置100であってもよい。この場合、情報処理装置100である端末装置10が、他の端末装置10の位置情報を取得し、取得した位置情報と自装置の位置情報とに基づいて、同期判定を行ってもよい。
例えば、端末装置10は、他の端末装置10の位置情報を取得し、自身の第1端末とする端末装置10を決定してもよい。端末装置10は、自装置の移動手段が特定できない場合、他の端末装置10の位置情報を取得し、自身の第1端末とする端末装置10を決定してもよい。端末装置10は、自装置を利用するユーザが乗車した移動体が特定できない場合、他の端末装置10の位置情報を取得し、自身の第1端末とする端末装置10を決定してもよい。そして、端末装置10は、取得した他の端末装置10の位置情報と自装置の位置情報とに基づいて、同期判定を行ってもよい。端末装置10は、他の端末装置10と同期すると判定した場合、他の端末装置10の移動手段を自装置の移動手段と判定してもよい。端末装置10は、バスXに乗車する他の端末装置10と同期すると判定した場合、他の端末装置10と同期している間は、自装置もバスXに乗車していると判定してもよい。
このように、各端末装置10は、情報処理装置を介さずに、端末装置10間でコンテキスト情報の通信を行ってもよい。例えば、各端末装置10は、いわゆるフォグコンピューティングやP2P(Peer to Peer)のような態様により、各端末装置10間で情報の通信を行ったり、共有を行ったりして、上記の情報処理を実現してもよい。
また、情報処理システムは、ユーザが利用する各端末装置10が上述した情報処理を行う情報処理装置100であっても、情報処理装置を備えてもよい。この場合、情報処理装置100である端末装置10は、情報処理により収集した位置情報や同期判定の結果を情報処理装置へ送信したり、情報処理に用いる情報を情報処理装置から取得したりしてもよい。例えば、端末装置10は、他の端末装置10に関する情報等を情報処理装置から取得したりしてもよい。例えば、端末装置10は、図3中の記憶部120に示すような各種情報を情報処理装置から取得してもよい。なお、上記は一例であり、情報処理システムは、どのような構成により実現されてもよい。
〔1−3.第1端末の決定について〕
図1の例では、情報処理装置100が移動体に配置された配置端末を第1端末として決定する場合を示したが、情報処理装置100は、種々の情報に基づいて第1端末を決定してもよい。
〔1−3−1.第1端末の指定〕
情報処理装置100は、所定の運営者が指定する方法に基づいて、第1端末を決定してもよい。情報処理装置100は、同期サービスを提供する運営者が指定する方法に基づいて、第1端末を決定してもよい。情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者が指定する方法に基づいて、第1端末を決定してもよい。情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者が指定する特定のIDでログインした端末を第1端末に決定してもよい。情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者が指定する特定の端末IDの端末を第1端末に決定してもよい。情報処理装置100は、配置移動体が対応付けられた端末IDの端末を第1端末に決定してもよい。
〔1−3−2.第1端末のアドホックな特定〕
情報処理装置100は、アドホックに第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、位置情報が所定の条件を満たす端末装置10を第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、その端末装置10の通信が所定の条件を満たす端末装置10を第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、その端末装置10を利用するユーザの行動が所定の条件を満たす端末装置10を第1端末として決定してもよい。この点について、図10及び図11を用いて説明する。
〔1−3−2−1.通信に基づく特定〕
まず、図10を用いて、情報処理装置100が端末装置10の通信が所定の条件を満たす端末装置10を第1端末として決定する場合を説明する。図10は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。情報処理装置100は、所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、第1端末を決定する。図10では、情報処理装置100は、移動体MB5に設けられた無線通信機器WD1との通信に基づいて、第1端末を決定する。図10では、移動体MB5が1時のA駅発B駅行の電車Yである場合を示す。
無線通信機器WD1は、電車Yの所定の車両(例えば中央車両等)に設けられる。例えば、無線通信機器WD1は、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の所定の無線通信機能やビーコン等の機能を用いて、所定の情報を近傍に位置する端末装置10に送信する。例えば、無線通信機器WD1は、無線通信機器WD1が設けられた移動体が移動体MB5であることを特定可能な情報(以下「フィンガプリント情報」とする)を近傍に位置する端末装置10に送信する。
図10では、無線通信機器WD1の近傍にユーザU2が位置し、ユーザU2が利用する端末装置10であるユーザ端末TM12が無線通信機器WD1からフィンガプリント情報を受信する(ステップS31)。情報処理装置100は、ユーザ端末TM12が無線通信機器WD1からフィンガプリント情報を受信したことを示す情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、ユーザ端末TM12が無線通信機器WD1からフィンガプリント情報を受信したことを示す情報をユーザ端末TM12から取得する。これにより、情報処理装置100は、ユーザ端末TM12が移動体MB5に乗車していることを特定することができる。そのため、情報処理装置100は、ユーザ端末TM12を第1端末に決定する(ステップS32)。情報処理装置100は、第1端末情報INF31に示すように、ユーザ端末TM12を移動体MB5に乗車している第1端末として決定する。
そして、情報処理装置100は、無線通信機器WD1からフィンガプリント情報を受信していないユーザ端末TM13を第2端末として、第1端末であるユーザ端末TM12との同期を判定する(ステップS33)。すなわち、情報処理装置100は、移動手段が未特定のユーザ端末TM13を第2端末として、第1端末であるユーザ端末TM12との同期を判定する。情報処理装置100は、第1端末であるユーザ端末TM12の位置情報と、第2端末であるユーザ端末TM13の位置情報とに基づいて、ユーザ端末TM12の移動とユーザU3が利用するユーザ端末TM13の移動との同期を判定する。ここで、ユーザ端末TM12とユーザ端末TM13とは、A駅からB駅までの移動時における位置の検知タイミングや位置が所定の範囲内があるものとする。そのため、情報処理装置100は、ユーザ端末TM12とユーザ端末TM13とを同期させると判定する。図10の例では、情報処理装置100は、同期情報INF32に示すように、ユーザ端末TM12を第1端末とし、ユーザ端末TM13を第2端末として同期させると判定する。なお、無線通信機能は、移動体内に限らず、移動体が停止する地点に配置されてもよい。無線通信機能は、駅やバス停等に配置されてもよい。
〔1−3−2−2.投稿情報に基づく特定〕
次に、図11を用いて、情報処理装置100が端末装置10を利用するユーザの投稿情報が所定の条件を満たす端末装置10を第1端末として決定する場合を説明する。図11は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。情報処理装置100は、所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、第1端末を決定する。図11では、情報処理装置100は、移動体MB5に設けられた無線通信機器WD1との通信に基づいて、第1端末を決定する。図11では、移動体MB5が1時のA駅発B駅行の電車Yである場合を示す。
例えば、情報処理装置100は、SNS(Social Networking Service)においてユーザが投稿した投稿情報を用いて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等においてユーザが投稿した投稿情報を用いて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザがTwitterにおいて投稿した文字情報を含むユーザの行動情報を用いて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザがメッセージサービスにおいて入力した情報を含むユーザの行動情報を用いて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザがLINE(登録商標)等のメッセージサービスにおいて入力した情報を含むユーザの行動情報を用いて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、電子メールにおいて入力した情報を含むユーザの行動情報を用いて、第1端末を決定してもよい。なお、情報処理装置100は、投稿情報に限らず、ユーザの種々の行動情報を用いて、第1端末を決定してもよい。
図11では、ユーザU3が利用する端末装置10であるユーザ端末TM13を用いて、「電車Yに乗車中」との投稿情報(以下「投稿情報CINF41」とする)を所定のSNSサービスへ投稿する(ステップS41)。情報処理装置100は、ユーザU3が投稿情報CINF41を所定のSNSサービスへ投稿したことを示す情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、ユーザU3が投稿情報CINF41を所定のSNSサービスへ投稿したことを示す情報をユーザ端末TM13から取得する。これにより、情報処理装置100は、ユーザ端末TM13が移動体MB5に乗車していることを特定することができる。そのため、情報処理装置100は、ユーザ端末TM13を第1端末に決定する(ステップS42)。情報処理装置100は、第1端末情報INF41に示すように、ユーザ端末TM13を移動体MB5に乗車している第1端末として決定する。なお、投稿情報は、上記に限らず、「おれ、××線なう」等、ユーザが投稿した情報であれば種々の情報であってもよい。
そして、情報処理装置100は、投稿を行っていないユーザU14のユーザ端末TM14を第2端末として、第1端末であるユーザ端末TM13との同期を判定する(ステップS43)。すなわち、情報処理装置100は、移動手段が未特定のユーザ端末TM14を第2端末として、第1端末であるユーザ端末TM13との同期を判定する。情報処理装置100は、第1端末であるユーザ端末TM13の位置情報と、第2端末であるユーザ端末TM14の位置情報とに基づいて、ユーザ端末TM13の移動とユーザU4が利用するユーザ端末TM14の移動との同期を判定する。ここで、ユーザ端末TM13とユーザ端末TM14とは、A駅からB駅までの移動時における位置の検知タイミングや位置が所定の範囲内があるものとする。そのため、情報処理装置100は、ユーザ端末TM13とユーザ端末TM14とを同期させると判定する。図11の例では、情報処理装置100は、同期情報INF42に示すように、ユーザ端末TM13を第1端末とし、ユーザ端末TM14を第2端末として同期させると判定する。
〔1−3−2−3.その他の特定〕
なお、情報処理装置100は、上記に限らず種々の情報を適宜用いて第1端末を決定してもよい。情報処理装置100は、ユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、乗換検索サービスにおけるユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、乗換検索サービスにおいて、出発時間を「2時」とし、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」として検索を行ったユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。なお、情報処理装置100は、乗換検索サービスにおける検索に限らず、ユーザの種々のサービスにおける検索行動に関する検索情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、所定のWebサービスにおいて、「A駅からB駅に15時迄に到着」等の検索を行ったユーザの端末装置10を、第1端末を決定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、ユーザのスケジュールに関する情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザのスケジュールに「X月Y日15時C温泉へドライブ」等のスケジュールが含まれる場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザのスケジュールに「X月Y日15時C温泉へドライブ」等のスケジュールが含まれる場合、そのユーザの家族の端末装置10を、第2端末として決定してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザの購入履歴に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザのコンサートのチケット購入等の購入情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが購入したチケットのコンサートの開始前や終了後の時間帯におけるそのユーザの移動手段は、公共交通機関であると判定し、そのユーザの端末を第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが購入したチケットのコンサートの開始前や終了後の時間帯におけるそのユーザの移動手段は、電車であると判定し、そのユーザの端末を第1端末として決定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、ユーザの移動経路に関する経路情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの移動経路が電車YZの路線上に位置する場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの移動経路が電車YZの路線上に所定の期間継続(例えば5分間等)して位置する場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの移動経路が電車YZの路線上に所定の回数連続(例えば3回等)して位置する場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、経路情報、路線情報とのマッチングに基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、所定の移動体に所定の期間以上乗車していると判定されたユーザの端末を、第1端末として決定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、ユーザの属性情報に基づいて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの職業が所定の移動体の運転手である場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。図1の例では、情報処理装置100は、運転手DR1であるユーザU99の端末装置10を、第1端末として決定してもよい。この場合、情報処理装置100は、運転手DR1であるユーザU99の端末装置10を第1端末とし、乗客PS1であるユーザU1の端末装置10を第2端末として、同期判定を行ってもよい。
なお、情報処理装置100は、種々の情報を組み合わせて、第1端末を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、出発時間を「2時」とし、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」として検索を行ったユーザの位置が、2時においてA駅付近である場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、出発時間を「2時」とし、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」として検索を行ったユーザの位置が、2時以降にA駅からB駅への経路上にある場合、そのユーザの端末装置10を、第1端末として決定してもよい。
〔1−3−3.複数の第1端末〕
なお、上記の例では、各移動体について1台の端末装置10を第1端末として決定する場合を示したが、情報処理装置100は、複数台の端末装置10を第1端末として決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、判定対象「第1端末」の各条件を満たさない端末が複数ある場合、それらの複数の端末の位置が所定の移動体の経路上に位置する場合、それらの複数の端末を第1端末として決定してもよい。これにより、情報処理装置100は、各々が乗車している確度が高くない端末であっても、乗車しているかもしれない程度の複数台第1端末として決定することにより、確度の高い端末の軌跡(移動経路)を引くことができる。
この場合、情報処理装置100は、複数の第1端末の各々の第1位置情報に基づく経路情報と、第2位置情報に基づく経路情報とに基づいて、複数の第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、各第1端末の位置をつなげることによる経路上に第2端末の位置が位置する場合、複数の第1端末の移動とユーザの移動とが同期すると判定してもよい。また、情報処理装置100は、移動手段で移動している乗客の端末を第1端末とする場合、その乗客が途中で下車や離脱した場合、他の端末を第1端末にすげ替えて、続きの移動体位置を確定し続けてもよい。例えば、情報処理装置100は、所定の条件を満たす一の端末を第1端末と決定し、当該一の端末が所定の条件を満たさなくなった場合、所定の条件を満たす他の端末を第1端末と決定することにより、複数の第1端末を決定してもよい。これにより、情報処理装置100は、継続的に第1端末を決定し、その第1端末との同期を判定してもよい。
〔1−4.同期判定について〕
なお、情報処理装置100は、種々の情報を適宜用いて同期判定を行ってもよい。情報処理装置100は、各端末の位置情報を適宜用いて同期判定を行ってもよい。情報処理装置100は、同じ位置情報を同じタイミングでアップロードしているかどうかに基づいて、同期判定を行ってもよい。情報処理装置100は、3D時間−経路レベル(図13中のトラジェクトリ情報GR11参照)でマッチングし、類似しているかどうかに基づいて、同期判定を行ってもよい。情報処理装置100は、停車ポイントでの同じ停車時間かどうかに基づいて、同期判定を行ってもよい。例えば、情報処理装置100は、バスに限らず種々の移動体に設けられた配置端末の位置情報と、ユーザ端末の位置情報を適宜用いて同期判定を行ってもよい。この点について、図12を用いて説明する。図12は、同期判定の一例を示す図である。図12の例では、飛行機Zに配置された配置端末TM51が第1端末である場合を示す。
また、飛行機Z便に配置された配置端末TM51は、日時dt51におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC51を取得する(ステップS51)。例えば、第1端末である配置端末TM51は、日時dt51における位置が位置情報LC51であると検知する。そして、配置端末TM51は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、ユーザU52が利用するユーザ端末TM52は、日時dt52におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC52を取得する(ステップS52)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM52は、日時dt52における位置が位置情報LC52であると検知する。そして、ユーザ端末TM52は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
なお、位置情報LC51、LC52は、互いの距離が所定の範囲内(例えば数メートル以内等)である位置情報であるものとする。また、日時dt51と日時dt52とは、時間差が所定の範囲内(例えば数秒以内等)であってもよいし、同一日時であってもよい。
また、ユーザU52が利用するユーザ端末TM52は、日時dt53におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC53を取得する(ステップS53)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM52は、日時dt53における位置が位置情報LC53であると検知する。そして、ユーザ端末TM52は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、飛行機Z便に配置された配置端末TM51は、日時dt54におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC54を取得する(ステップS54)。例えば、第1端末である配置端末TM51は、日時dt54における位置が位置情報LC54であると検知する。そして、配置端末TM51は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
また、ユーザU52が利用するユーザ端末TM52は、日時dt55におけるGPSの検知に応じて、位置情報LC55を取得する(ステップS55)。例えば、第2端末であるユーザ端末TM52は、日時dt55における位置が位置情報LC55であると検知する。そして、ユーザ端末TM52は、検知した情報を情報処理装置100へ送信する。
なお、位置情報LC54、LC55は、互いの距離が所定の範囲内である位置情報であるものとする。また、日時dt54と日時dt55とは、時間差が所定の範囲内であってもよいし、同一日時であってもよい。なお、ユーザ端末TM52や配置端末TM51は、検知した情報を所定のタイミングで一括して、情報処理装置100へ送信してもよい。
そして、情報処理装置100は、同期判定をする(ステップS56)。情報処理装置100は、第1端末である配置端末TM51の位置情報と、第2端末であるユーザ端末TM52の位置情報とに基づいて、配置端末TM51の移動とユーザU52が利用するユーザ端末TM52の移動との同期を判定する。例えば、情報処理装置100は、判定条件情報記憶部125(図8参照)中の条件のうち、判定対象が「同期」である条件のいずれかを満たすかを判定する。
ここで、配置端末TM51とユーザ端末TM52とは、日時dt51、dt52における位置が、位置情報LC51、LC52と所定の範囲内である。また、ユーザ端末TM52の日時dt53における位置は、位置情報LC53であるが、配置端末TM51との検知タイミングの相違等により、配置端末TM51の対応する位置はない。また、配置端末TM51とユーザ端末TM52とは、日時dt54、dt55における位置が、位置情報LC54、LC55と所定の範囲内である。そのため、情報処理装置100は、位置及び検知タイミングが所定の対応があるとして、配置端末TM51とユーザ端末TM52とを同期させると判定する。図1の例では、情報処理装置100は、同期情報INF51に示すように、配置端末TM51を第1端末とし、ユーザ端末TM52を第2端末として同期させると判定する。このように、情報処理装置100は、同期の期間内に対応しない位置が含まれる場合であっても、その前後で対応する位置が取得されている場合、対応しない時点を含む期間において同期していると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、飛行機のように他に類似する移動速度の移動体が無い場合、同期の期間内に対応しない位置が含まれる場合であっても、その前後で対応する位置が取得されている場合、対応しない時点を含む期間において同期していると判定してもよい。また、情報処理装置100は、他に類似する移動経路の移動体が無い場合、同期の期間内に対応しない位置が含まれる場合であっても、その前後で対応する位置が取得されている場合、対応しない時点を含む期間において同期していると判定してもよい。
上記のように、情報処理装置100は、飛行機Z便に乗車している確度が所定の条件を満たす配置端末TM51を、第1端末に決定し、配置端末TM51と他の端末であるユーザ端末TM52との同期を判定する。これにより、情報処理装置100は、どのような移動手段で移動しているかが不明であったユーザU52が、配置端末TM51の移動とユーザ端末TM52の移動とが同期している期間は、飛行機Z便に乗車(搭乗)していると判定することができる。すなわち、情報処理装置100は、ユーザU52が、日時dt51〜dt55の間において、飛行機Z便に乗車していると判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
〔1−4−1.トラジェクトリ情報に基づく同期〕
また、情報処理装置100は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の経路及び時間と、第2位置情報に基づくユーザの移動の経路及び時間とに基づいて、同期を判定してもよい。この点について、図13を用いて説明する。図13は、同期判定の一例を示す図である。例えば、図13の例では、ユーザ端末TM61を利用するユーザU61(図示省略)は、自動二輪車に乗車しているものとし、ユーザU61が自動二輪車に乗車していることは特定されているものとする。
例えば、情報処理装置100は、トラジェクトリ情報GR11に基づいて、同期を判定してもよい。図13中のトラジェクトリ情報GR11において、右斜め上に伸びる軸(lat)は緯度(Latitude)を示し、左斜め上に伸びる軸(lon)は経度(Longitude)を示し、 上下に伸びる軸(time)は、時間を示す。例えば、情報処理装置100は、このトラジェクトリ情報GR11中の3次元空間上に各端末の位置に軌跡(線)を描画することにより、各端末の移動の経路及び時間を比較する。トラジェクトリ情報GR11において軌跡(線)が重なる端末は、移動の経路及び時間が類似することを示す。そのため、情報処理装置100は、各端末の軌跡(線)の近さ(類似性)に基づいて、同期を判定する。
情報処理装置100は、第1端末であるユーザ端末TM61の線TR1と、他の端末の軌跡(線)とを比較することにより、同期判定を行う(ステップS61)。例えば、情報処理装置100は、第1端末であるユーザ端末TM61の線TR1と、他の端末の軌跡(線)とを比較し、差が所定の閾値未満である場合、ユーザ端末TM61と他の端末とを同期すると判定する。
図13の例では、情報処理装置100は、同期情報INF61に示すように、第1端末であるユーザ端末TM61の線TR1と、ユーザ端末TM62の線TR2とを比較し、差が所定の閾値未満であるため、ユーザ端末TM61とユーザ端末TM62とを同期すると判定する。また、情報処理装置100は、第1端末であるユーザ端末TM61の線TR1と、ユーザ端末TM63の線TR3とを比較し、差が所定の閾値以上であるため、ユーザ端末TM61とユーザ端末TM63とを同期しないと判定する。
なお、上記でいう移動には、移動の停止の概念も含まれるものとする。例えば、情報処理装置100は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の停止と、第2位置情報に基づくユーザの移動の停止とに基づいて、同期を判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、停車ポイントでの同じ停車時間である第1端末と、第2端末とが同期すると判定してもよい。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、ユーザ情報記憶部121と、移動体情報記憶部122と、端末情報記憶部123と、移動関連情報記憶部124と、判定条件情報記憶部125とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図4に示すユーザ情報記憶部121には、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「スケジュール情報」、「通勤手段」、「所有移動体」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
また、「自宅」は、ユーザIDにより識別されるユーザの自宅の位置情報を示す。なお、図4に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度や経度を示す情報であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの勤務地の位置情報を示す。なお、図4に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度や経度を示す情報であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「スケジュール情報」は、ユーザIDにより識別されるユーザの行動予定を示すスケジュール情報が記憶される。なお、図6に示す例では、「スケジュール情報」は、「SC1」といった抽象的な符号を図示するが、スケジュール情報にはユーザの予定の内容や日時(期間)等の種々の情報が記憶される。例えば、「スケジュール情報」には、ユーザの旅行行先や日時等に関する予定を示す情報が記憶される。
また、「通勤手段」は、ユーザIDにより識別されるユーザの通勤手段を示す。なお、図4に示す例では、「通勤手段」が「−」であるユーザは、通勤手段が不明であることを示す。また、「所有移動体」は、ユーザIDにより識別されるユーザが所有する移動体を示す。なお、図4に示す例では、「所有移動体」が「−」であるユーザは、移動体を所有するかが不明であることを示す。
図4の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)の年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、ユーザU1は、自宅が「LC11」であることを示す。ユーザU1は、勤務地が「LC12」であることを示す。ユーザU1は、スケジュール情報が「SC1」であることを示す。ユーザU1は、通勤手段が「バス」であり、移動体の所有有無が不明であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、上記以外のユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、家族構成、興味、収入等の情報を記憶してもよい。また、ユーザが利用する端末装置10を識別する情報(端末ID)を記憶してもよい。
(移動体情報記憶部122)
実施形態に係る移動体情報記憶部122は、移動体に関する各種情報を記憶する。例えば、移動体情報記憶部122は、移動体に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る移動体情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す移動体情報記憶部122には、「移動体ID」、「種別」、「所有者」、「運行情報」、「配置端末#1」、「配置端末#2」、「配置端末#3」といった項目が含まれる。なお、図5の例では、配置端末を3個まで図示するが、移動体に4個以上の端末が配置される場合、移動体情報記憶部122には、「配置端末#4」や「配置端末#5」等の項目が含まれてもよい。
「移動体ID」は、移動体を識別するための識別情報を示す。また、「種別」は、移動体IDにより識別される移動体の種別を示す。また、「所有者」は、移動体IDにより識別される移動体の所有者を示す。例えば、「所有者」は、その移動体を用いて事業を行う事業者を示す。
また、「運行情報」は、移動体IDにより識別される移動体の運行情報を示す。例えば、「運行情報」は、移動体IDにより識別される移動体が運行する経路の情報が含まれる。なお、図5に示す例では、「運行情報」は、「RINF1」といった抽象的な符号を図示するが、通行する路線や道路等の経路を示す情報や、駅やバス停等の移動体が停止する位置を示す情報や各位置を通過する時間を示す情報等の種々の情報が含まれる。
「配置端末#1」〜「配置端末#3」は、対応する移動体に配置される端末を示す。また、「配置端末#1」〜「配置端末#3」中の括弧内に示す情報は、移動体において各端末が配置される具体的な位置を示す。
図5の例では、移動体ID「MB1」により識別される移動体(移動体MB1)の種別が、「バス」であることを示す。また、移動体MB1は、運行情報が「RINF1」であることを示す。移動体MB1に配置される端末は、端末ID「TM21」により識別される端末装置10であることを示す。
なお、移動体情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(端末情報記憶部123)
実施形態に係る端末情報記憶部123は、端末装置に関する各種情報を記憶する。例えば、端末情報記憶部123は、端末装置に関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係る端末情報記憶部の一例を示す図である。図6に示す端末情報記憶部123は、「端末ID」、「所有者」、「配置移動体」といった項目が含まれる。
「端末ID」は、端末装置を識別するための識別情報を示す。また、「所有者」は、端末IDにより識別される端末装置の所有者を示す。例えば、「所有者」は、その端末装置を利用するユーザを示す。また、「配置移動体」は、端末IDにより識別される端末装置が配置される移動体を示す。
図6の例では、端末ID「TM11」により識別される端末装置10の所有者が、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)であることを示す。また、端末ID「TM21」により識別される端末装置10の配置移動体が、移動体ID「MB1」により識別される移動体(移動体MB1)であることを示す。
なお、端末情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(移動関連情報記憶部124)
実施形態に係る移動関連情報記憶部124は、移動に関連する各種情報を記憶する。図7は、実施形態に係る移動関連情報記憶部の一例を示す図である。移動関連情報記憶部124は、端末装置の移動関連情報を記憶する。
図7の例では、移動関連情報記憶部124は、各端末装置(端末)に対応付けられた移動関連情報を記憶する。例えば、移動関連情報記憶部124は、端末の移動関連情報を記憶する。例えば、移動関連情報記憶部124は、移動関連情報として、各端末に対応付けられた位置情報等を記憶する。図7に示す移動関連情報記憶部124には、「端末ID」、「履歴ID」、「日時」、「位置」、「移動手段」、「同期端末」といった項目が含まれる。
「端末ID」は、端末を識別するための識別情報を示す。「履歴ID」は、取得されたコンテキスト情報を識別するための識別情報を示す。また、「日時」は、各履歴IDに対応する日時を示す。例えば、「日時」は、各履歴IDに対応するコンテキスト情報が取得された日時を示す。図7の例では、「日時」には、「dt11−1」等のように抽象的に図示するが、「2018年5月21日21時36分45秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
また、「位置」は、各履歴IDに対応する位置を示す。例えば、「位置」は、各履歴IDに対応する日時における端末装置10の位置を示す。図7の例では、位置「LC1−1」等のように、位置情報を抽象的な符号で示すが、項目「位置」に記憶される情報は、具体的な緯度経度等の位置情報であってもよい。
また、「移動手段」は、対応する端末の移動手段を示す。なお、図4に示す例では、「移動手段」が「−」である移動手段は、対応する日時において、その端末の情報のみでは移動手段が不明であることを示す。また、「同期端末」は、対応する端末との同期判定において所定の条件を満たした端末を示す。例えば、「同期端末」は、対応する端末と移動が同期している端末を示す。なお、図4に示す例では、「同期端末」が「−」である端末は、対応する日時において、同期している端末がないことを示す。
例えば、図7の例では、端末ID「TM11」により識別される端末(図1中のユーザU1が利用する端末装置10に対応)は、履歴ID「LG11−1」〜「LG11−3」等により識別される移動関連情報が記憶されていることを示す。端末ID「TM11」により識別される端末は、日時dt11−1においては、位置LC1−1に位置し、その端末の情報のみでは移動手段が不明であることを示す。また、端末ID「TM11」により識別される端末は、日時dt12−1においては、位置LC2−1に位置し、その端末の情報のみでは移動手段が不明であることを示す。また、端末ID「TM11」により識別される端末は、日時dt13−1においては、位置LC3−1に位置し、その端末の情報のみでは移動手段が不明であることを示す。また、端末ID「TM11」により識別される端末は、日時dt11−1〜dt13−1の間において、同期している端末が端末ID「TM21」により識別される端末であることを示す。
また、端末ID「TM21」により識別される端末(図1中の移動体MB1に配置された端末装置10に対応)は、履歴ID「LG21−1」〜「LG21−3」等により識別される移動関連情報が記憶されていることを示す。端末ID「TM21」により識別される端末は、日時dt11−2においては、位置LC1−2に位置し、移動手段が移動体MB1であることを示す。また、端末ID「TM21」により識別される端末は、日時dt12−2においては、位置LC2−2に位置し、移動手段が移動体MB1であることを示す。また、端末ID「TM21」により識別される端末は、日時dt13−2においては、位置LC3−2に位置し、移動手段が移動体MB1であることを示す。
また、端末ID「TM21」により識別される端末は、日時dt11−2〜dt12−2の間において、同期している端末が端末ID「TM11」により識別される端末や端末ID「TM15」により識別される端末であることを示す。また、端末ID「TM21」により識別される端末は、日時dt13−2の間において、同期している端末が端末ID「TM11」により識別される端末や端末ID「TM18」により識別される端末であることを示す。
なお、移動関連情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(判定条件情報記憶部125)
実施形態に係る判定条件情報記憶部125は、判定条件に関する各種情報を記憶する。図8は、実施形態に係る判定条件情報記憶部の一例を示す図である。例えば、判定条件情報記憶部125は、第1端末決定や同期判定に関する条件を記憶する。図8に示す判定条件情報記憶部125には、「判定対象」、「条件」といった項目が含まれる。
「判定対象」は、判定する対象を示す。「条件」は、その判定に用いる条件を示す。
図8の例では、第1端末を決定する条件には、「移動体に配置」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「移動体の無線通信手段と通信」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「SNSへ所定の投稿をしたユーザの端末」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「所定の検索をしたユーザの端末」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「所定のスケジュールが登録されたユーザの端末」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「移動経路が所定の移動体の経路に対応するユーザの端末」が含まれることを示す。第1端末を決定する条件には、「所定の属性に該当するユーザの端末」が含まれることを示す。
また、図8の例では、同期を判定する条件には、「位置及び検知タイミングが所定の対応」が含まれることを示す。同期を判定する条件には、「移動の経路及び時間が所定の対応」が含まれることを示す。同期を判定する条件には、「移動の停止が所定の対応」が含まれることを示す。
なお、判定条件情報記憶部125は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、判定条件情報記憶部125は、各条件を識別する条件IDを条件に対応付けて記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、判定部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。情報処理装置100は、後述する判定部132が行う各種決定処理を行う決定部を備えてもよい。例えば、情報処理装置100は、判定処理を行う判定部132とは別に決定処理を行う決定部を備えてもよい。また、情報処理装置100は、後述する判定部132が行う各種生成処理を行う生成部を備えてもよい。例えば、情報処理装置100は、判定処理を行う判定部132とは別に生成処理を行う生成部を備えてもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、端末装置10等の外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、ユーザ情報記憶部121や、移動体情報記憶部122や、端末情報記憶部123や、移動関連情報記憶部124や、判定条件情報記憶部125等に示す各種情報を、外部の情報処理装置から取得してもよい。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、ユーザ情報記憶部121や、移動体情報記憶部122や、端末情報記憶部123や、移動関連情報記憶部124や、判定条件情報記憶部125等から各種情報を取得する。
取得部131は、判定部132により判定された各種情報に基づいて、端末装置10等の外部の情報処理装置から情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された各種情報に基づいて、端末装置10等の外部の情報処理装置から情報を取得する。取得部131は、判定部132により判定された各種情報に基づいて、記憶部120から情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された各種情報に基づいて、記憶部120から情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された第1端末に関する情報に基づいて、記憶部120から第1端末の位置情報を取得する。
取得部131は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する。取得部131は、移動手段に関する確度が所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する。取得部131は、所定の移動体への乗車の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、所定の移動体に乗車している確度が所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、所定の移動体に乗車した乗車ユーザが利用する第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、所定の移動体に配置された第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された他のユーザが利用する第1端末の第1位置情報を取得する。取得部131は、判定部132により決定された複数の第1端末の各々の第1位置情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、ユーザ端末TM11が検知した情報を取得する。取得部131は、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11から、日時dt11−1におけるユーザ端末TM11の位置情報LC1−1を取得する。取得部131は、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11から、日時dt12−1におけるユーザ端末TM11の位置情報LC2−1を取得する。取得部131は、ユーザU1が利用するユーザ端末TM11から、日時dt13−1におけるユーザ端末TM11の位置情報LC3−1を取得する。
取得部131は、配置端末TM21が検知した情報を取得する。取得部131は、移動体MB1に配置された配置端末TM21から、日時dt11−2における配置端末TM21の位置情報LC1−2を取得する。取得部131は、移動体MB1に配置された配置端末TM21から、日時dt12−2における配置端末TM21の位置情報LC2−2を取得する。取得部131は、移動体MB1に配置された配置端末TM21から、日時dt13−2における配置端末TM21の位置情報LC3−2を取得する。
(判定部132)
判定部132は、種々の情報を判定する。例えば、判定部132は、ユーザ情報記憶部121や、移動体情報記憶部122や、端末情報記憶部123や、移動関連情報記憶部124や、判定条件情報記憶部125等に記憶された情報に基づいて、各種判定を行う。判定部132は、各種情報を決定する。例えば、判定部132は、ユーザ情報記憶部121や、移動体情報記憶部122や、端末情報記憶部123や、移動関連情報記憶部124や、判定条件情報記憶部125等に記憶された情報に基づいて、各種情報を決定する。例えば、判定部132は、判定に基づいて、各種情報を決定する。例えば、判定部132は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を生成する。
判定部132は、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する。判定部132は、同期の判定に基づいて、ユーザが移動手段による移動を行っているかを判定する。判定部132は、同期の判定に基づいて、ユーザが移動体に乗車しているかを判定する。判定部132は、同期の判定に基づいて、所定の移動体にユーザが乗車しているかを判定する。判定部132は、同期の判定に基づいて、所定の移動体と同種別の他の移動体であって、所定の移動体とともに移動する他の移動体に、ユーザが乗車しているかを判定する。
判定部132は、所定の移動体の管理者の指定に基づいて、第1端末を決定する。判定部132は、所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、第1端末を決定する。判定部132は、ユーザ以外の他のユーザに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、所定のネットワーク上における他のユーザの行動情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
判定部132は、他のユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、乗換検索サービスにおける他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、他のユーザのスケジュールに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、他のユーザの移動経路に関する経路情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。判定部132は、他のユーザの属性情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の位置及び検知タイミングと、第2位置情報に基づく第2端末の位置及び検知タイミングとに基づいて、同期を判定する。判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の経路及び時間と、第2位置情報に基づくユーザの移動の経路及び時間とに基づいて、同期を判定する。判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の停止と、第2位置情報に基づくユーザの移動の停止とに基づいて、同期を判定する。判定部132は、複数の端末に関する情報に基づいて、複数の第1端末を決定する。判定部132は、複数の第1端末の各々の第1位置情報に基づく経路情報と、第2位置情報に基づく経路情報とに基づいて、複数の第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する。判定部132は、所定の条件を満たす一の端末を第1端末と決定し、当該一の端末が所定の条件を満たさなくなった場合、所定の条件を満たす他の端末を第1端末と決定することにより、複数の第1端末を決定する。判定部132は、移動手段で移動している確率が所定の閾値以上の端末を第1端末に決定する。
図1の例では、判定部132は、移動体MB1に乗車している確度が所定の条件を満たす端末を、第1端末に決定する。判定部132は、端末情報記憶部123に記憶された端末の中から第1端末を決定する。例えば、判定部132は、判定条件情報記憶部125(図8参照)中の条件のうち、判定対象が「第1端末」である条件のいずれかを満たす端末を第1端末に決定する。
例えば、判定部132は、端末情報記憶部123に記憶された端末のうち、移動体MB1に乗車していることが略確実な端末を、第1端末に決定する。具体的には、判定部132は、移動体MB1に配置された端末を、第1端末に決定する。図1の例では、判定部132は、第1端末情報INF11に示すように、移動体MB1に配置された配置端末TM21を第1端末に決定する。
図1の例では、判定部132は、第1端末である配置端末TM21の位置情報と、第2端末であるユーザ端末TM11の位置情報とに基づいて、配置端末TM21の移動とユーザU1が利用するユーザ端末TM11の移動との同期を判定する。例えば、判定部132は、判定条件情報記憶部125(図8参照)中の条件のうち、判定対象が「同期」である条件のいずれかを満たすかを判定する。判定部132は、位置及び検知タイミングが所定の対応があるとして、配置端末TM21とユーザ端末TM11とを同期させると判定する。判定部132は、同期情報INF12に示すように、配置端末TM21を第1端末とし、ユーザ端末TM11を第2端末として同期させると判定する。
(提供部133)
提供部133は、各種情報を提供する。例えば、提供部133は、端末装置10に各種情報を提供する。提供部133は、端末装置10に各種情報を送信する。提供部133は、端末装置10に各種情報を配信する。提供部133は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を提供する。提供部133は、判定部132により判定された各種情報に基づいて、種々の情報を提供する。例えば、提供部133は、情報検索処理における提供処理を行う。
例えば、提供部133は、判定処理に基づいてユーザの乗車に関する情報に基づいて、ユーザに種々のサービスを提供してもよい。提供部133は、バスXである移動体MB1に乗車していると判定されたユーザU1に対して、バスに関するサービスを提供してもよい。情報処理装置100は、バスXである移動体MB1に乗車していると判定されたユーザU1に対して、バスの乗換アプリを推奨する情報を提供してもよい。情報処理装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10であるユーザ端末TM11に、バスの乗換アプリを推奨する情報を提供してもよい。提供部133は、ユーザU1が利用する端末装置10であるユーザ端末TM11に、バスの乗換アプリのインストールを促す情報を提供してもよい。提供部133は、ユーザU1が利用する端末装置10であるユーザ端末TM11に、バスの乗換アプリの広告を配信してもよい。
また、提供部133は、他のサービス提供装置にユーザの乗車に関する情報を提供してもよい。例えば、提供部133は、コンテンツ配信装置にユーザの乗車に関する情報を提供してもよい。例えば、提供部133は、広告配信装置にユーザの乗車に関する情報を提供してもよい。
〔3.情報処理のフロー〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理について説明する。図9は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、情報処理装置100は、移動手段に関する確度が所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得する(ステップS101)。情報処理装置100は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、移動関連情報記憶部124に記憶された各端末装置の位置情報のうち、第1端末に決定された端末装置の位置情報を取得する。図1の例では、情報処理装置100は、端末装置ID「TM21」により識別される端末装置10の位置情報を取得する。情報処理装置100は、移動体MB1に配置された端末装置10の位置情報を取得する。
また、情報処理装置100は、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報を取得する(ステップS102)。例えば、情報処理装置100は、移動関連情報記憶部124に記憶された各端末装置の位置情報のうち、第2端末に決定された端末装置の位置情報を取得する。図1の例では、情報処理装置100は、端末装置ID「TM11」により識別される端末装置10の位置情報を取得する。情報処理装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10の位置情報を取得する。
そして、情報処理装置100は、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する(ステップS103)。図1の例では、情報処理装置100は、端末装置ID「TM21」により識別される端末装置10の位置情報と、端末装置ID「TM11」により識別される端末装置10の位置情報とに基づいて、第1端末である端末装置ID「TM11」により識別される端末装置10の移動と、ユーザU1の移動との同期を判定する。例えば、情報処理装置100は、端末装置ID「TM21」により識別される端末装置10の位置情報と、端末装置ID「TM11」により識別される端末装置10の位置情報とに基づいて、端末装置ID「TM11」により識別される端末装置10が配置された移動体MB1にユーザU1が乗車しているかを判定する。
〔4.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、判定部132とを有する。取得部131は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する。判定部132は、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とに基づいて、第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、同期の判定に基づいて、ユーザが移動手段による移動を行っているかを判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、同期の判定に基づいて、ユーザが移動手段による移動を行っているかを判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、所定の移動体への乗車の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得する。判定部132は、同期の判定に基づいて、ユーザが移動体に乗車しているかを判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の移動体への乗車の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、同期の判定に基づいて、所定の移動体にユーザが乗車しているかを判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、同期の判定に基づいて、所定の移動体にユーザが乗車しているかを判定することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、所定の移動体に乗車した乗車ユーザが利用する第1端末の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の移動体に乗車した乗車ユーザが利用する第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、所定の移動体に配置された第1端末の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の移動体に配置された第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、所定の移動体の管理者の指定に基づいて、第1端末を決定する。取得部131は、判定部132により決定された第1端末の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の移動体の管理者の指定に基づいて、第1端末を決定し、決定した第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、第1端末を決定する。取得部131は、判定部132により決定された第1端末の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、第1端末を決定し、決定した第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザが乗車している移動体を判定することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、ユーザ以外の他のユーザに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。取得部131は、判定部132により決定された第1端末の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザ以外の他のユーザに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定し、決定した第1端末の第1位置情報を取得することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、所定のネットワーク上における他のユーザの行動情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定のネットワーク上における他のユーザの行動情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、他のユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、乗換検索サービスにおける他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、乗換検索サービスにおける他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、他のユーザのスケジュールに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザのスケジュールに関する情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、他のユーザの移動経路に関する経路情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザの移動経路に関する経路情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、他のユーザの属性情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザの属性情報に基づいて、他のユーザが利用する第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の位置及び検知タイミングと、第2位置情報に基づく第2端末の位置及び検知タイミングとに基づいて、同期を判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、第1位置情報に基づく第1端末の位置及び検知タイミングと、第2位置情報に基づく第2端末の位置及び検知タイミングとに基づいて、同期を判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の経路及び時間と、第2位置情報に基づくユーザの移動の経路及び時間とに基づいて、同期を判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の経路及び時間と、第2位置情報に基づくユーザの移動の経路及び時間とに基づいて、同期を判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の停止と、第2位置情報に基づくユーザの移動の停止とに基づいて、同期を判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、第1位置情報に基づく第1端末の移動の停止と、第2位置情報に基づくユーザの移動の停止とに基づいて、同期を判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、複数の端末に関する情報に基づいて、複数の第1端末を決定する。取得部131は、判定部132により決定された複数の第1端末の各々の第1位置情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、複数の端末に関する情報に基づいて、複数の第1端末を決定し、決定した複数の第1端末の各々の第1位置情報を取得することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、複数の第1端末の各々の第1位置情報に基づく経路情報と、第2位置情報に基づく経路情報とに基づいて、複数の第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、複数の第1端末の各々の第1位置情報に基づく経路情報と、第2位置情報に基づく経路情報とに基づいて、複数の第1端末の移動とユーザの移動との同期を判定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、所定の条件を満たす一の端末を第1端末と決定し、当該一の端末が所定の条件を満たさなくなった場合、所定の条件を満たす他の端末を第1端末と決定することにより、複数の第1端末を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の条件を満たす一の端末を第1端末と決定し、当該一の端末が所定の条件を満たさなくなった場合、所定の条件を満たす他の端末を第1端末と決定することにより、複数の第1端末を決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部132は、移動手段で移動している確率が所定の閾値以上の端末を第1端末に決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、移動手段で移動している確率が所定の閾値以上の端末を第1端末に決定することにより、ユーザの移動手段を適切に判定可能にすることができる。
〔5.ハードウェア構成〕
上述してきた情報処理装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークN(図2中においてはネットワークN)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が収集したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、収集したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、プログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100や端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、15の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔6.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
121 ユーザ情報記憶部
122 移動体情報記憶部
123 端末情報記憶部
124 移動関連情報記憶部
125 判定条件情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 提供部
10 端末装置
N ネットワーク

Claims (25)

  1. 移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する取得部と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末の移動と前記ユーザの移動との同期を判定する判定部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、
    前記同期の判定に基づいて、前記ユーザが前記移動手段による移動を行っているかを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    所定の移動体への乗車の特定に関する所定の条件を満たす前記第1端末の前記第1位置情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記同期の判定に基づいて、前記ユーザが移動体に乗車しているかを判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、
    前記同期の判定に基づいて、前記所定の移動体に前記ユーザが乗車しているかを判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記所定の移動体に乗車した乗車ユーザが利用する前記第1端末の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、
    前記所定の移動体に配置された前記第1端末の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、
    前記所定の移動体の管理者の指定に基づいて、前記第1端末を決定し、
    前記取得部は、
    前記判定部により決定された前記第1端末の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定部は、
    前記所定の移動体に設けられた無線通信手段との通信に基づいて、前記第1端末を決定し、
    前記取得部は、
    前記判定部により決定された前記第1端末の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定部は、
    前記ユーザ以外の他のユーザに関する情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定し、
    前記取得部は、
    前記判定部により決定された前記第1端末の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、
    所定のネットワーク上における前記他のユーザの行動情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記判定部は、
    前記他のユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記判定部は、
    前記他のユーザの検索行動に関する検索情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記判定部は、
    乗換検索サービスにおける前記他のユーザの検索行動に関する前記検索情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記判定部は、
    前記他のユーザのスケジュールに関する情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記判定部は、
    前記他のユーザの移動経路に関する経路情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記判定部は、
    前記他のユーザの属性情報に基づいて、前記他のユーザが利用する前記第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記判定部は、
    前記第1位置情報に基づく前記第1端末の位置及び検知タイミングと、前記第2位置情報に基づく前記第2端末の位置及び検知タイミングとに基づいて、前記同期を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記判定部は、
    前記第1位置情報に基づく前記第1端末の移動の経路及び時間と、前記第2位置情報に基づく前記ユーザの移動の経路及び時間とに基づいて、前記同期を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. 前記判定部は、
    前記第1位置情報に基づく前記第1端末の移動の停止と、前記第2位置情報に基づく前記ユーザの移動の停止とに基づいて、前記同期を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  20. 前記判定部は、
    複数の端末に関する情報に基づいて、複数の第1端末を決定し、
    前記取得部は、
    前記判定部により決定された前記複数の第1端末の各々の前記第1位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  21. 前記判定部は、
    前記複数の第1端末の各々の前記第1位置情報に基づく経路情報と、前記第2位置情報に基づく経路情報とに基づいて、前記複数の第1端末の移動と前記ユーザの移動との前記同期を判定する
    ことを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置。
  22. 前記判定部は、
    前記所定の条件を満たす一の端末を第1端末と決定し、当該一の端末が前記所定の条件を満たさなくなった場合、前記所定の条件を満たす他の端末を第1端末と決定することにより、複数の第1端末を決定する
    ことを特徴とする請求項20または請求項21に記載の情報処理装置。
  23. 前記判定部は、
    前記移動手段で移動している確率が所定の閾値以上の端末を第1端末に決定する
    ことを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  24. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する取得工程と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末の移動と前記ユーザの移動との同期を判定する判定工程と、
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  25. 移動手段の特定に関する所定の条件を満たす第1端末の第1位置情報と、ユーザが利用する第2端末の第2位置情報とを取得する取得手順と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末の移動と前記ユーザの移動との同期を判定する判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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