JP2019206880A - アンカボルト駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンカボルト駆動装置において、装置の全長を短縮することで狭隘空間でのアンカ施工作業を可能として作業性の向上を図る。【解決手段】装置本体11と、アンカボルト111を保持可能であって装置本体11にアンカボルト111の軸心O1方向に沿って移動自在に支持されると共にアンカボルト111の軸心O1を中心として回転自在に支持されるボルト保持部12と、駆動モータ13と、駆動モータ13の回転力を伝達する駆動ケーブル14と、駆動モータ13の回転力を駆動ケーブル14の軸心O4方向に交差する軸心O1方向に変換してボルト保持部12に伝達する第1駆動方向変換部15とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、カプセル式接着剤を用いてアンカボルトを固定するときに使用するアンカボルト駆動装置に関するものである。
既設の支持構造物に対して補強工事を行うとき、支持構造物の定着部における既存コンクリート部の最大引張強度(コーン破壊面積)を向上させることが考えられる。コーン破壊面積を拡大するためには、新たなアンカボルトを埋設する必要がある。この場合、一般的に、カプセル式接着剤を用いてアンカボルトを固定する方法が適用される。
一般的な接着系アンカの施工方法は、施工面を穿孔して穿孔穴を形成し、穿孔穴にカプセル式接着剤を挿入し、駆動装置を用いてアンカボルトを回転させながら穿孔穴に挿入してカプセル式接着剤を破砕すると共に撹拌する。そして、アンカボルトの回転を停止して所定時間保持して接着剤が硬化すると、アンカボルトが施工面に固定される。
従来のアンカボルト駆動装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。下記特許文献1に記載された接着系アンカ施工装置は、施工面にガイド部を固定し、ガイド部に穿孔工具を移動自在に支持し、穿孔工具の変換部に棒状体を取付け、この棒状体を回転しながら穿孔穴内に押し込むことで、穿孔穴内のカプセルを撹拌するものである。
特開2016−199020号公報
ところで、既設の支持構造物に対して補強工事を行う場合、その作業空間は、周辺にある既設の構造物により制限を受ける。上述した特許文献1に記載された接着系アンカ施工装置では、施工面に形成された穿孔穴に対して、穿孔工具と棒状体を一直線上に配置しており、装置の全長が長くなっている。そのため、既設の構造物により制限を受ける作業空間が狭隘空間であるとき、全長が長い従来の接着系アンカ施工装置を使用することが困難となる。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、装置の全長を短縮することで狭隘空間でのアンカ施工作業を可能として作業性の向上を図るアンカボルト駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のアンカボルト駆動装置は、装置本体と、アンカボルトを保持可能であって前記装置本体に前記アンカボルトの軸心方向に沿って移動自在に支持されると共に前記アンカボルトの軸心を中心として回転自在に支持されるボルト保持部と、駆動モータと、前記駆動モータの回転力を前記駆動モータの軸心方向に交差する前記アンカボルトの軸心方向に変換して前記ボルト保持部に伝達する第1駆動方向変換部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、駆動モータの回転力は、第1駆動方向変換部により駆動モータの軸心方向に交差するアンカボルトの軸心方向に変換されてボルト保持部に伝達され、ボルト保持部に保持されたアンカボルトが回転する。そのため、駆動モータをアンカボルトの軸心方向に配置する必要がなくなり、装置の全長を短縮することで狭隘空間部でのアンカ施工作業を可能として作業性の向上を図ることができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記駆動モータの回転力を前記第1駆動方向変換部に伝達する駆動ケーブルが設けられることを特徴としている。
従って、駆動モータと第1駆動方向変換部との間に駆動ケーブルを設けることから、駆動モータの配置の自由度を向上することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記第1駆動方向変換部は、前記駆動ケーブルの端部に固定される第1傘歯車と、前記ボルト保持部に固定されて前記傘歯車に噛み合う第2傘歯車とを有する第1傘歯車機構であることを特徴としている。
従って、第1駆動方向変換部を、2個の傘歯車からなる第1傘歯車機構とすることから、構造を複雑化することなく、簡単な構成で容易に回転力の伝達方向を変更することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記装置本体は、施工面に固定される支持板と、前記施工面に対して直交する方向に沿って前記支持板に支持されるガイドレールとを有し、前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記ガイドレールに移動自在に支持されることを特徴としている。
従って、ボルト保持部および第1駆動方向変換部がガイドレールにより施工面に対して直交する方向に沿って移動自在に支持されることで、ボルト保持部が保持したアンカボルトを容易に施工面に形成された穿孔穴に挿入することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記ガイドレールの上部または下部に移動自在に支持されることを特徴としている。
従って、周囲の干渉物に対してボルト保持部および第1駆動方向変換部をガイドレールの上部に移動自在に支持したり、ガイドレールの下部に移動自在に支持したりすることで、作業範囲を拡大することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部を前記ガイドレールに沿って手動により移動可能なハンドルを有することを特徴としている。
従って、ハンドルを用いて手動によりボルト保持部および第1駆動方向変換部をガイドレールに沿って移動することで、ボルト保持部が保持したアンカボルトをその挿入状態に応じて適切な速度で穿孔穴に挿入することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記支持板に対して前記アンカボルトの軸心方向に直交する方向に位置調整可能であることを特徴としている。
従って、ボルト保持部が保持したアンカボルトを所定の方向に位置調整することで、アンカボルトの位置を容易に穿孔穴に適合することができ、作業性を向上することができると共に、施工精度を向上することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記ボルト保持部に基端部が保持された前記アンカボルトの先端部側を保持するボルト先端保持部が設けられることを特徴としている。
従って、ボルト保持部がアンカボルトの基端部を保持したとき、ボルト先端保持部がアンカボルトの先端部側を保持することから、アンカボルトを安定して保持した状態で穿孔穴に挿入することができ、接着系アンカの施工作業の作業性を向上することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記駆動ケーブルは、柔軟性を有するフレキシブルケーブルであることを特徴としている。
従って、駆動ケーブルが柔軟性を有するフレキシブルケーブルであることから、ボルト保持部および第1駆動方向変換部に対する駆動モータの配置の融通性を確保することができ、作業空間の形状に拘わらず、接着系アンカの施工作業を適正に実施することができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記駆動モータの駆動軸の回転力を前記駆動軸の軸心方向に交差する方向に変換して前記駆動ケーブルに伝達する第2駆動方向変換部が設けられることを特徴としている。
従って、駆動モータの回転力は、第2駆動方向変換部により駆動ケーブルの軸心方向に変換されて伝達されることから、駆動モータの配置場所が制約を受けることなく、アンカ施工作業の作業性の向上を図ることができる。
本発明のアンカボルト駆動装置では、前記駆動モータと前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部とが施工面に沿う水平方向に沿って配置されることを特徴としている。
従って、駆動モータとボルト保持部および第1駆動方向変換部とを施工面に沿う水平方向に沿って配置されることから、狭隘空間部での接着系アンカの施工作業を可能とすることができる。
本発明のアンカボルト駆動装置によれば、装置の全長を短縮することで狭隘空間でのアンカ施工作業を可能として作業性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態のアンカボルト駆動装置を表す正面図である。 図2は、アンカボルト駆動装置を表す側面図である。 図3は、アンカボルト駆動装置における装置本体およびボルト保持部を表す正面図である。 図4は、アンカボルト駆動装置における装置本体およびボルト先端保持部を表す正面図である。 図5は、アンカボルト駆動装置における第1駆動方向変換部を表す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るアンカボルト駆動装置の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態のアンカボルト駆動装置を表す正面図、図2は、アンカボルト駆動装置を表す側面図、図3は、アンカボルト駆動装置における装置本体およびボルト保持部を表す正面図、図4は、アンカボルト駆動装置における装置本体およびボルト先端保持部を表す正面図である。
本実施形態において、図1から図4に示すように、このアンカボルト駆動装置10は、既設の基礎(鉄筋コンクリート)101の施工面101aと、既設の構造物102の外面102aとの間の狭隘空間部103に配置される。アンカボルト駆動装置10は、接着系アンカの施工方法に用いられるものであって、アンカボルト111を回転しながら施工面101aに形成された穿孔穴104内に挿入し、穿孔穴104内に装着されたカプセル式接着剤112を破砕して撹拌するものである。
アンカボルト駆動装置10は、装置本体11と、ボルト保持部12と、駆動モータ13と、駆動ケーブル14と、第1駆動方向変換部15と、第2駆動方向変換部16とを備える。アンカボルト駆動装置10は、駆動モータ13と、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15とが施工面101aに沿う水平方向Yに沿って配置され、駆動モータ13と第1駆動方向変換部15が駆動ケーブル14により駆動連結され、第1駆動方向変換部15とボルト保持部12が駆動連結されている。
装置本体11は、支持板21と、移動板22と、ガイドレール23とを有する。支持板21は、矩形状をなし、穿孔穴104の上方の施工面101aに複数の固定部材24により固定されている。支持板21は、平面部に水平方向Yに沿う2本のレール25が鉛直方向Zに所定間隔を空けて固定されている。移動板22は、支持板21より小さい矩形状をなし、2本のレール25により水平方向Yに沿って移動自在に支持されている。なお、移動板22は、図示しないストッパによりレール25に対して移動可能に係止可能である。
ガイドレール23は、施工面101a(水平方向Y)に対して直交する水平方向Xに沿って配置される。ガイドレール23は、L字形状をなす取付ブラケット26により移動板22に固定される。ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15は、このガイドレール23の下部に吊り下げ支持され、施工面101aに対して直交する水平方向Xに沿って移動自在に支持される。そのため、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15は、移動板22により支持板21に対してアンカボルト111の軸心O1方向に直交する水平方向Yに位置調整可能である。なお、ここで、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23の下部に吊り下げ支持することで、水平方向Xに沿って移動自在に支持したが、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23の上部に載置して支持することで、水平方向Xに沿って移動自在に支持してもよい。
なお、支持板21に鉛直方向Zに沿うレールを固定し、移動板22をこのレールにより鉛直方向Zに沿って移動自在に支持することで、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15を、移動板22により支持板21に対してアンカボルトの軸心O1方向に直交する鉛直方向Zに位置調整可能としてもよい。この場合、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をアンカボルトの軸心O1方向に対する鉛直方向Zや水平方向Yの角度を調整可能としてもよい。
ボルト保持部12は、アンカボルト111を保持可能であって、装置本体11にアンカボルト111の軸心O1方向に沿って移動自在に支持されると共に、アンカボルト111の軸心O1を中心として回転自在に支持される。第1駆動方向変換部15は、ボルト保持部12と一体的に設けられ、同様に、装置本体11にアンカボルト111の軸心O1方向に沿って移動自在に支持される。
駆動モータ13は、狭隘空間部103の床面105に設置される架台31に支持される。駆動モータ13は、駆動軸32の軸心O2が水平方向に沿って配置されるように架台31に支持される。駆動ケーブル14は、柔軟性を有するフレキシブルケーブルであって、駆動モータ13の回転力を第1駆動方向変換部15に伝達する。第2駆動方向変換部16は、駆動モータ13と駆動ケーブル14との間に設けられる。第2駆動方向変換部16は、駆動モータ13の駆動軸32の回転力を駆動軸32の軸心O2方向に交差(直交)する方向に変換して駆動ケーブル14に伝達する。即ち、第2駆動方向変換部16は、駆動モータ13から駆動軸32の軸心O2方向に入力する軸心O2を中心とする回転力を駆動ケーブル14の軸心O3方向に出力する軸心O3を中心とする回転力に変換する。
第1駆動方向変換部15は、駆動ケーブル14とボルト保持部12との間に設けられる。第1駆動方向変換部15は、駆動ケーブル14の回転力を駆動ケーブル14の軸心O4方向に交差(直交)する方向に変換してボルト保持部12に伝達する。即ち、第1駆動方向変換部15は、駆動ケーブル14から軸心O4方向に入力する軸心O4を中心とする回転力をボルト保持部12が保持するアンカボルト111の軸心O1方向に出力する軸心O1を中心とする回転力に変換する。
ここで、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15について詳細に説明する。図5は、アンカボルト駆動装置における第1駆動方向変換部を表す断面図である。
図5に示すように、第1駆動方向変換部15は、駆動ケーブル14の端部に固定される第1傘歯車41と、ボルト保持部12に固定されて第1傘歯車41に噛み合う第2傘歯車42とを有する傘歯車機構43である。
即ち、第1駆動方向変換部15は、箱型形状をなすケース44を有し、ケース44は、内部に軸心O4を中心として第1傘歯車41が回転自在に支持されると共に、軸心O4に直交する軸心O1を中心として第2傘歯車42が回転自在に支持される。駆動ケーブル14は、端部が外部からケース44内に侵入し、第1傘歯車41の軸心O4の位置に連結される。第1傘歯車41は、第2傘歯車42に噛み合っており、駆動ケーブル14の回転力が第1傘歯車41から第2傘歯車42に駆動伝達可能である。
ボルト保持部12は、アンカボルト111の端部におけるねじ部に螺合する2個のナット45,46と、ナット46に固定される連結軸47とを有する。2個のナット45,46は、アンカボルト111のねじ部に螺合して互いに密着することでアンカボルト111と一体に回転可能である。ナット46に固定される連結軸47は、第2傘歯車42の軸心O1の位置に連結される。そのため、駆動ケーブル14の回転力が第1傘歯車41から第2傘歯車42に駆動伝達されると、第2傘歯車42の回転力が連結軸47およびナット45,46を介してアンカボルト111に駆動伝達可能である。
なお、図1に示すように、第2駆動方向変換部16は、第1駆動方向変換部15とほぼ同様の構成をなし、図示しないが、駆動モータ13の駆動軸32の先端部に固定される第1傘歯車と、駆動ケーブルの基端部に固定されて第1傘歯車に噛み合う第2傘歯車とを有する傘歯車機構である。
図3および図5に示すように、ボルト保持部12が支持されるケース44は、上部に案内部材51が固定され、案内部材51がガイドレール23に吊り下げ支持され、軸心O1方向に沿って移動自在に支持される。また、ガイドレール23は、下面にラック52が形成される一方、案内部材51は、ラック52に噛み合うピニオンギア53が回転自在に支持されている。ピニオンギア53は、軸方向の一端部にハンドル54が設けられている。そのため、ハンドル54を回転すると、ピニオンギア53がラック52に噛み合ったまま回転することで、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15がガイドレール23に沿って軸心O1方向に移動することができる。
また、図2および図4に示すように、ボルト保持部12に基端部が保持されたアンカボルト111の先端部側を保持するボルト先端保持部61が設けられている。ボルト先端保持部61は、保持部62と、保持溝63と、吊り下げ部64とを有する。保持部62は、リング形状をなし、吊り下げ部64により移動板22に吊り下げ支持されている。また、保持部62は、内部に保持溝63が形成されている。そのため、基端部がボルト保持部12に保持されたアンカボルト111は、先端部が保持部62内に挿入され、保持溝63により保持される。
ここで、本実施形態のアンカボルト駆動装置10を用いた接着系アンカの施工方法について説明する。
本実施形態接着系アンカの施工方法は、施工面101aに穿孔穴104を設ける工程と、カプセル式接着剤112を穿孔穴104に挿入する工程と、アンカボルト111を回転しながら穿孔穴104に挿入してカプセル式接着剤112を撹拌する工程と、撹拌されたカプセル式接着剤112を硬化させる工程とを有する。この方法で使用されるアンカボルト111は、長さが穿孔穴104の深さより長く、外周面に螺旋溝が形成されると共に、先端部に傾斜面が形成されている。また、カプセル式接着剤は、例えば、ガラスやフィルムなどにより形成される容器内に、骨材(珪石など)と、樹脂材と、硬化剤とが混合して充填されたものである。なお、樹脂材と硬化剤を熱硬化性樹脂により構成してもよい。
図1および図2に示すように、まず、既設の基礎101の施工面101aに図示しない所定の切削工具により穿孔穴104を穿孔する。次に、穿孔した穿孔穴104内にカプセル式接着剤112を挿入する。この場合、カプセル式接着剤112の寸法(外径)は、穿孔穴104の内径に応じて設定される。ここで、アンカボルト駆動装置10を用いてカプセル式接着剤112を破砕して拡散する。
駆動モータ13を駆動すると、駆動軸32が一方方向に回転し、駆動軸32の回転力が第2駆動方向変換部16へ軸心O2方向に入力する。すると、第2駆動方向変換部16は、軸心O2を中心とする回転力を軸心O2に直交する軸心O3を中心とする回転力に変換して出力し、駆動ケーブル14が軸心O3を中心として回転する。その後、駆動ケーブル14が回転すると、駆動ケーブル14の回転力が第1駆動方向変換部15へ軸心O4方向に入力する。すると、第1駆動方向変換部15は、軸心O4を中心とする回転力を軸心O4に直交する軸心O1を中心とする回転力に変換して出力し、ボルト保持部12が軸心O1を中心として回転する。すると、ボルト保持部12に保持されたアンカボルト111が回転する。
アンカボルト111が回転した状態で、作業者は、ハンドル54を回転操作することでボルト保持部12を前進させ、ボルト保持部12に保持されたアンカボルト111を穿孔穴104内に挿入する。アンカボルト111が回転しながら穿孔穴104に挿入され、先端部がカプセル式接着剤112に到達すると、アンカボルト111がカプセル式接着剤112を破砕して撹拌する。すると、カプセル式接着剤112は、アンカボルト111の傾斜面により骨材と樹脂材と硬化剤とが撹拌され、カプセル式接着剤112は、投錨効果によりアンカボルト111を穿孔穴104に固定する。
即ち、カプセル式接着剤112は、アンカボルト111の撹拌により樹脂が穿孔穴104の内面の凹凸に係止すると共に、アンカボルト111の螺旋溝の凹凸に係止する。その後、アンカボルト111によりカプセル式接着剤112を所定時間だけ撹拌すると、駆動モータ13の駆動を停止し、アンカボルト111の回転を停止する。そして、アンカボルト111の先端部がカプセル式接着剤112に保持された状態を所定時間維持することで、撹拌されたカプセル式接着剤112を硬化させる。カプセル式接着剤112が硬化すると、アンカボルト111の基端部からボルト保持部12を取り外す。すると、アンカボルト111は、先端部側が穿孔穴104内に入り込んだ状態で、カプセル式接着剤112が硬化したアンカ部により穿孔穴104に固定される。
このように本実施形態のアンカボルト駆動装置にあっては、装置本体11と、アンカボルト111を保持可能であって装置本体11にアンカボルト111の軸心O1方向に沿って移動自在に支持されると共にアンカボルト111の軸心O1を中心として回転自在に支持されるボルト保持部12と、駆動モータ13と、駆動モータ13の回転力を伝達する駆動ケーブル14と、駆動モータ13の回転力を駆動ケーブル14の軸心O4方向に交差する軸心O1方向に変換してボルト保持部12に伝達する第1駆動方向変換部15とを備える。
従って、駆動モータ13の回転力は、駆動ケーブル14を介して伝達され、第1駆動方向変換部15により駆動ケーブル14の軸心O4方向に交差する軸心O1方向に変換されてボルト保持部12に伝達され、ボルト保持部12に保持されたアンカボルト111が回転する。そのため、駆動モータ13をアンカボルト111の軸心O1方向に沿って配置する必要がなくなり、装置の全長を短縮することで狭隘空間部103でのアンカ施工作業を可能として作業性の向上を図ることができる。
ここで、駆動モータ13の回転力を第1駆動方向変換部15に伝達する駆動ケーブル14を設けることで、駆動モータ13の配置の自由度を向上することができる。但し、駆動ケーブル14をなくし、駆動モータ13の回転力を直接第1駆動方向変換部15に伝達するように構成してもよい。この場合、駆動モータ13を軸心O2方向が駆動ケーブル14の軸心O4方向に沿うように配置すればよい。駆動ケーブル14をなくすることで、部品点数を減らすことができ、コンパクトな構成とすることができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、第1駆動方向変換部15として、駆動ケーブル14の端部に固定される第1傘歯車41と、ボルト保持部12に固定されて第1傘歯車41に噛み合う第2傘歯車42とを有する傘歯車機構43を設けている。従って、構造を複雑化することなく、簡単な構成で容易に回転力の伝達方向を変更することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、装置本体11として、施工面101aに固定される支持板21と、施工面101aに対して直交する方向に沿って支持板21に支持されるガイドレール23を設け、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23に移動自在に支持している。従って、ボルト保持部12が保持したアンカボルト111を容易に施工面101aに形成された穿孔穴104に挿入することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23の上部または下部に移動自在に支持している。従って、周囲の干渉物に対してボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23の上部に移動自在に支持したり、ガイドレール23の下部に移動自在に支持したりすることで、作業範囲を拡大することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23に沿って手動により移動可能なハンドル54を有する。従って、ハンドル54を用いて手動によりボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23に沿って移動することで、ボルト保持部12が保持したアンカボルト111をその挿入状態に応じて適切な速度で穿孔穴104に挿入することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15は、支持板21に対してアンカボルト111の軸心O1方向に直交する方向、即ち、水平方向と鉛直方向の少なくともいずれか一方に位置調整可能である。従って、アンカボルト111の位置を容易に穿孔穴104に適合することができ、作業性を向上することができると共に、施工精度を向上することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、柔軟性を有するフレキシブルケーブルにより駆動ケーブル14を構成している。従って、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15に対する駆動モータ13の配置の融通性を確保することができ、作業空間の形状に拘わらず、接着系アンカの施工作業を適正に実施することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、ボルト保持部12に基端部が保持されたアンカボルト111の先端部側を保持するボルト先端保持部61設けている。従って、ボルト保持部12がアンカボルト111の基端部を保持したとき、ボルト先端保持部61がアンカボルト111の先端部側を保持することから、アンカボルト111を安定して保持した状態で穿孔穴104に挿入することができ、接着系アンカの施工作業の作業性を向上することができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、駆動モータ13の駆動軸32の回転力を駆動軸32の軸心O2方向に交差する軸心O3方向に変換して駆動ケーブル14に伝達する第2駆動方向変換部16を設けている。従って、駆動モータ13の回転力は、第2駆動方向変換部16により駆動ケーブル14の軸心O3方向に変換されて伝達されることから、駆動モータ13の配置場所が制約を受けることなく、アンカ施工作業の作業性の向上を図ることができる。
本実施形態のアンカボルト駆動装置では、駆動モータ13とボルト保持部12および第1駆動方向変換部15とを施工面101aに沿う水平方向に沿って配置している。従って、狭隘空間部103での接着系アンカの施工作業を可能とすることができる。
なお、上述した実施形態では、駆動モータ13と駆動ケーブル14とを第2駆動方向変換部16により連結したが、第2駆動方向変換部16を用いずに、駆動モータ13と駆動ケーブル14とをカップリングなどにより直線状に連結してもよい。
また、上述した実施形態では、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23に吊り下げて移動自在に支持したが、ボルト保持部12および第1駆動方向変換部15をガイドレール23の上面に移動自在に支持してもよい。
また、上述した実施形態では、ボルト保持部12と第1駆動方向変換部15を一体に構成したが、ボルト保持部12と第1駆動方向変換部15を別体として駆動連結軸などにより連結してもよい。
10 アンカボルト駆動装置
11 装置本体
12 ボルト保持部
13 駆動モータ
14 駆動ケーブル
15 第1駆動方向変換部
16 第2駆動方向変換部
21 支持板
22 移動板
23 ガイドレール
32 駆動軸
41 第1傘歯車
42 第2傘歯車
43 傘歯車機構
44 ケース
45,46 ナット
47 連結軸
51 案内部材
52 ラック
53 ピニオンギア
54 ハンドル
61 ボルト先端保持部
101 基礎
101a 施工面
102 構造物
102a 外面
103 狭隘空間部
104 穿孔穴
105 床面
111 アンカボルト
112 カプセル式接着剤
O1,O2,O3,O4 軸心

Claims (11)

  1. 装置本体と、
    アンカボルトを保持可能であって前記装置本体に前記アンカボルトの軸心方向に沿って移動自在に支持されると共に前記アンカボルトの軸心を中心として回転自在に支持されるボルト保持部と、
    駆動モータと、
    前記駆動モータの回転力を前記駆動モータの軸心方向に交差する前記アンカボルトの軸心方向に変換して前記ボルト保持部に伝達する第1駆動方向変換部と、
    を備えることを特徴とするアンカボルト駆動装置。
  2. 前記駆動モータの回転力を前記第1駆動方向変換部に伝達する駆動ケーブルが設けられることを特徴とする請求項1に記載のアンカボルト駆動装置。
  3. 前記第1駆動方向変換部は、前記駆動ケーブルの端部に固定される第1傘歯車と、前記ボルト保持部に固定されて前記第1傘歯車に噛み合う第2傘歯車とを有する傘歯車機構であることを特徴とする請求項2に記載のアンカボルト駆動装置。
  4. 前記装置本体は、施工面に固定される支持板と、前記施工面に対して直交する方向に沿って前記支持板に支持されるガイドレールとを有し、前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記ガイドレールに移動自在に支持されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカボルト駆動装置。
  5. 前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記ガイドレールの上部または下部に移動自在に支持されることを特徴とする請求項4に記載のアンカボルト駆動装置。
  6. 前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部を前記ガイドレールに沿って手動により移動可能なハンドルを有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のアンカボルト駆動装置。
  7. 前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部は、前記支持板に対して前記アンカボルトの軸心方向に直交する方向に位置調整可能であることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のアンカボルト駆動装置。
  8. 前記ボルト保持部に基端部が保持された前記アンカボルトの先端部側を保持するボルト先端保持部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のアンカボルト駆動装置。
  9. 前記駆動ケーブルは、柔軟性を有するフレキシブルケーブルであることを特徴とする請求項2に記載のアンカボルト駆動装置。
  10. 前記駆動モータの駆動軸の回転力を前記駆動軸の軸心方向に交差する方向に変換して前記駆動ケーブルに伝達する第2駆動方向変換部が設けられることを特徴とする請求項9に記載のアンカボルト駆動装置。
  11. 前記駆動モータと前記ボルト保持部および前記第1駆動方向変換部とが施工面に沿う水平方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のアンカボルト駆動装置。
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