JP2019206853A - 磁気シールドルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気の遮蔽効果を十分に確保しながら施工に際しての作業性を改善した磁気シールドルームを提供する。【解決手段】パーマロイ製の内壁10と銅製の外壁50とを備え、内壁は、骨格部材20にパーマロイ製の内壁板部材30が複数配列されてなり、隣り合う内壁板部材同士はパーマロイ製の内壁板連結部材40により架設され、内壁板連結部材と内壁板部材と骨格部材に連通されて形成された内壁ねじ孔部15を介して螺着固定され、外壁は、内壁の外側に配設された角筒状の支柱部材60と銅製の外壁板部材70が複数配列されてなり、隣り合う外壁板部材同士は銅製の外壁板連結部材90により架設され、外壁板連結部材と外壁板部材と支柱部材の外側面に連通されて形成された外壁ねじ孔部55を介して螺着され、内壁と外壁は支柱部材の内側面に形成された内支柱ねじ孔部65と内壁ねじ孔部を介して一体に螺着固定されてなる。【選択図】図3

Description

本発明は、外部からの電磁場を遮蔽する磁気シールドルームに関し、特にパーマロイ製の内壁と銅製の外壁とを備えた箱状の磁気シールドルームに関する。
例えば、MRI、脳磁計等の生体磁気計測、その他の精密測定等を行う場合、周囲の電場や磁場等が検査や測定等に影響しないようにするために、磁気シールドルームが用いられる。この種の磁気シールドルームは、例えば、パーマロイ等の高透磁率材料からなる板材によって床部、天井部、側壁部等を構成した閉鎖ルームと、閉鎖ルームの周囲を包囲する銅やアルミニウム等の導電性材料で構成されたコイルとを備える(特許文献1参照)。
この磁気シールドルームでは、パーマロイ等の板材を突き合わせて閉鎖状態とすることにより、外部から閉鎖ルーム内への磁場の侵入を遮蔽する。閉鎖ルームの周囲を囲むコイルは、閉鎖ルームへ磁気が進入した際に電磁誘導により過電流が発生して、進入する磁気を打ち消すように作用する。そのため、コイルの内側では外部からの磁場の影響が軽減され、磁場の遮蔽効果が向上する。また、パーマロイ等の高透磁率材料は低周波の磁気に有効であり、銅やアルミニウム等の導電性材料は高周波の磁気に有効であるため、低周波及び高周波双方の磁気を効果的に遮蔽することができる。
この種の磁気シールドルームにあっては、医療用や工業用等の用途の場合、比較的大型な設備となるため、設置現場で組み立て等の施工が行われる。その際、閉鎖ルームを構成するパーマロイ等の板材の突き合わせは、高い閉鎖性が要求されることから溶接を行うことが一般的である。しかしながら、溶接は作業時に大量の煙が発生する。そのため、例えば病院等の施工現場によっては、現場環境等の関係から作業時に煙の発生を避けなければならず、現場での組み立てができないことがある。また、溶接やコイルの設置等に用いる施工道具が大掛かりで、作業も煩雑となる問題もあった。
特開2003−273566号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、磁気の遮蔽効果を十分に確保しながら施工に際しての作業性を改善した磁気シールドルームを提供する。
すなわち、請求項1の発明は、パーマロイ製の内壁と銅製の外壁とを備えた箱状の磁気シールドルームであって、前記内壁は骨格部材にパーマロイ製の板状物よりなる内壁板部材が複数配列されてなり、隣り合う前記内壁板部材同士は、パーマロイ製の板状物よりなる内壁板連結部材により架設され、前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材は、前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材に連通されて形成された内壁ねじ孔部を介して螺着固定され、前記外壁は、前記内壁の外側に配設された角筒状の支柱部材と銅製の板状物よりなる外壁板部材が複数配列されてなり、隣り合う前記外壁板部材同士は、銅製の板状物よりなる外壁板連結部材により架設され、前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材は、前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材の外側面に連通されて形成された外壁ねじ孔部を介して螺着され、前記内壁と前記外壁は、前記支柱部材の内側面に形成された内支柱ねじ孔部と前記内壁ねじ孔部を介して一体に螺着固定されてなることを特徴とする磁気シールドルームに係る。
請求項2の発明は、前記骨格部材は複数の骨格ねじ孔部を有し、前記内壁板部材は外縁部分に前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部に対応する複数の内壁板ねじ孔部を有し、前記内壁板連結部材は、隣り合う一の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第1内壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第2内壁板連結ねじ孔部とを有し、前記支柱部材は、前記外側面に前記内側面の前記内支柱ねじ孔部と相対する作業孔部を有するとともに複数の第1外支柱ねじ孔部及び第2外支柱ねじ孔部とを有し、前記外壁板部材は外縁部分に前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部または前記第2外支柱ねじ孔部に対応する複数の外壁板ねじ孔部を有し、前記外壁板連結部材は、隣り合う一の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第1外壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第2外壁板連結ねじ孔部とを有し、前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部と、前記内壁板部材の前記内壁板ねじ孔部と、前記内壁板連結部材の前記第1内壁板連結ねじ孔部または前記第2内壁板連結ねじ孔部とが連通して前記内壁ねじ孔部を構成し、前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第1外壁板連結ねじ孔部、または前記第2外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第2外壁板連結ねじ孔部とが連通して前記外壁ねじ孔部を構成する請求項1に記載の磁気シールドルームに係る。
請求項3の発明は、前記支柱部材の前記作業孔部は、前記内支柱ねじ孔部に螺着されるねじ部材が挿通可能に形成されている請求項2に記載の磁気シールドルームに係る。
請求項4の発明は、前記外壁板部材の内面側に補強板が配設されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の磁気シールドルームに係る。
請求項1の発明に係る磁気シールドルームによると、パーマロイ製の内壁と銅製の外壁とを備えた箱状の磁気シールドルームであって、前記内壁は骨格部材にパーマロイ製の板状物よりなる内壁板部材が複数配列されてなり、隣り合う前記内壁板部材同士は、パーマロイ製の板状物よりなる内壁板連結部材により架設され、前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材は、前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材に連通されて形成された内壁ねじ孔部を介して螺着固定され、前記外壁は、前記内壁の外側に配設された角筒状の支柱部材と銅製の板状物よりなる外壁板部材が複数配列されてなり、隣り合う前記外壁板部材同士は、銅製の板状物よりなる外壁板連結部材により架設され、前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材は、前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材の外側面に連通されて形成された外壁ねじ孔部を介して螺着され、前記内壁と前記外壁は、前記支柱部材の内側面に形成された内支柱ねじ孔部と前記内壁ねじ孔部を介して一体に螺着固定されてなるため、磁気の遮蔽効果を十分に確保しながら溶接を用いることなく簡易に組み立てることができ、施工に際しての作業性が大幅に改善される。
請求項2の発明に係る磁気シールドルームによると、請求項1の発明において、前記骨格部材は複数の骨格ねじ孔部を有し、前記内壁板部材は外縁部分に前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部に対応する複数の内壁板ねじ孔部を有し、前記内壁板連結部材は、隣り合う一の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第1内壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第2内壁板連結ねじ孔部とを有し、前記支柱部材は、前記外側面に前記内側面の前記内支柱ねじ孔部と相対する作業孔部を有するとともに複数の第1外支柱ねじ孔部及び第2外支柱ねじ孔部とを有し、前記外壁板部材は外縁部分に前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部または前記第2外支柱ねじ孔部に対応する複数の外壁板ねじ孔部を有し、前記外壁板連結部材は、隣り合う一の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第1外壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第2外壁板連結ねじ孔部とを有し、前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部と、前記内壁板部材の前記内壁板ねじ孔部と、前記内壁板連結部材の前記第1内壁板連結ねじ孔部または前記第2内壁板連結ねじ孔部とが連通して前記内壁ねじ孔部を構成し、前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第1外壁板連結ねじ孔部、または前記第2外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第2外壁板連結ねじ孔部とが連通して前記外壁ねじ孔部を構成するため、各部材の構造が簡素で組み立てやすくなり、作業性がより改善される。
請求項3の発明に係る磁気シールドルームによると、請求項2の発明において、前記支柱部材の前記作業孔部は、前記内支柱ねじ孔部に螺着されるねじ部材が挿通可能に形成されているため、ねじ部材の螺着や取り外し等の作業がしやすくなり、作業性が向上する。
請求項4の発明に係る磁気シールドルームによると、請求項1ないし3の発明において、前記外壁板部材の内面側に補強板が配設されているため、外壁板部材を肉薄にすることが可能となって、製造コストを低減させることができる。
本発明の一実施形態に係る磁気シールドルームの全体斜視図である。 内壁に支柱部材が配設された状態を表す磁気シールドルームの全体斜視図である。 磁気シールドルームの要部断面図である。 内壁の要部の分解斜視図である。 外壁の要部の分解斜視図である。
図1,2は、本発明の一実施形態に係る磁気シールドルーム1であって、パーマロイ製の内壁10と銅製の外壁50とを備える。この磁気シールドルーム1は、立方体や直方体等の多面体形状や円筒形状等からなる箱状に形成される。磁気シールドルーム1は、MRI、脳磁計等の生体磁気計測、その他の精密測定、半導体製造等、外部からの磁気を遮蔽するための医療用、実験用、工業用の閉鎖空間として好適に用いられる。
本発明の磁気シールドルーム1では、図1〜3に示すように、内壁10が骨格部材20に内壁板部材30が複数配列されてなり、隣り合う内壁板部材30,30同士が内壁板連結部材40により架設され、内壁板連結部材40と内壁板部材30と骨格部材20が内壁板連結部材40と内壁板部材30と骨格部材20に連通されて形成された内壁ねじ孔部15を介して螺着固定され、外壁50は内壁10の外側に配設された支柱部材60と外壁板部材70が複数配列されてなり、隣り合う外壁板部材70,70同士が外壁板連結部材90により架設され、外壁板連結部材90と外壁板部材70と支柱部材60が外壁板連結部材90と外壁板部材70と支柱部材60の外側面に連通されて形成された外壁ねじ孔部55を介して螺着され、内壁10と外壁50は支柱部材60の内側面に形成された内支柱ねじ孔部65と内壁ねじ孔部15を介して一体に螺着固定されてなる。なお、図1,2では、内壁10及び外壁50の螺着部分は省略している。
内壁10は、外部からの磁気を遮蔽するために箱状に形成された閉鎖ルームであって、図3,4に示すように、骨格部材20と、内壁板部材30と、内壁板連結部材40とを有する。骨格部材20は、閉鎖ルームである内壁10の形状を規定する柱や梁等に相当する部材であり、アルミニウム等の高強度の材料からなる。実施形態の骨格部材20は、後述の内壁板部材30と略同形の枠体部21が箱状の骨組みを構成するように複数配列される。骨格部材20を構成する枠体部21は、全面にわたって直列状に設けられた複数の骨格ねじ孔部25を有する。複数の骨格ねじ孔部25の間隔は適宜であるが、作業性や後述の内壁板部材30の閉鎖性等の観点から50〜100mm程度の比較的短い間隔で形成される。
内壁板部材30は、パーマロイ製の板状物よりなり、図1〜4に示すように、骨格部材20に対して突き合せ状態で複数配列されて取り付けられて閉鎖ルームである内壁10の床、天井、側壁を構成する。内壁板部材30の形状や大きさは用途や製造コスト等に応じて決定されるが、例えば、板厚が1〜2mm程度で、縦1200mmと横600mmまたは縦1200mmと横700mm等である。実施形態の内壁板部材30は、骨格部材20の一の枠体部21に対応して配設されるものであって、外縁部分に骨格部材20の枠体部21に形成された複数の骨格ねじ孔部25に対応する複数の内壁板ねじ孔部35を有する。すなわち、複数の内壁板ねじ孔部35は、内壁板部材30を骨格部材20の枠体部21に重ね合わせた際に、各骨格ねじ孔部25と連通するように同一の間隔で形成される。
内壁板連結部材40は、パーマロイ製の板状物よりなり、図1〜4に示すように、突き合わせ状態で隣り合う内壁板部材30,30同士に複数配列されて双方を連結する。内壁板連結部材40の形状は、隣り合う内壁板部材30,30同士の位置関係に応じて決定される。すなわち、内壁10の側面において2枚の内壁板部材30,30同士が面一に隣り合う場合の内壁板連結部材40は平板状に形成された第1内壁板連結部材41であり、内壁10の辺部において2枚の内壁板部材30,30同士が略直角に隣り合う場合の内壁板連結部材40は側面視略L字形状に形成された第2内壁板連結部材42等である。
実施形態の内壁板連結部材40は、図3に示すように、隣り合う一の内壁板部材30Aの内壁板ねじ孔部35aに対応する複数の第1内壁板連結ねじ孔部45と、隣り合う他の内壁板部材30Bの内壁板ねじ孔部35bに対応する複数の第2内壁板連結ねじ孔部46とを有する。複数の第1内壁板連結ねじ孔部45及び第2内壁板連結ねじ孔部46は、内壁板部材30の内壁板ねじ孔部35の間隔と同一に形成されて、内壁板部材30の各内壁板ねじ孔部35と連通する。
内壁10では、図3に示すように、骨格部材20の骨格ねじ孔部25と、内壁板部材30の内壁板ねじ孔部35と、内壁板連結部材40の第1内壁板連結ねじ孔部45または第2内壁板連結ねじ孔部46とが連通して内壁ねじ孔部15を構成する。内壁10は、この骨格ねじ孔部25と内壁板ねじ孔部35と第1内壁板連結ねじ孔部45または第2内壁板連結ねじ孔部46とで構成される複数の内壁ねじ孔部15を介して螺着固定される。
このように、隣り合う内壁板部材30,30同士は、突き合わせ部分に内壁板連結部材40が架設されることによって隙間が塞がれて閉鎖状態となり、かつ、同一材料のパーマロイで構成された内壁板連結部材40を介して連結される。そのため、磁束が複数の内壁板部材30,30間を流れて内壁10内部への進入を遮蔽する。また、骨格部材20と内壁板部材30とは、内壁板連結部材40を介して一体に螺着固定されるため、組み立てに際して溶接を必要としない。なお、図3に示すように、骨格部材20と内壁板部材30と内壁板連結部材40との螺着固定は、真鍮やステンレス鋼材(SUS)等の非磁性体からなる単一の内壁ねじ部材16によって行われるため、螺着部分で磁場の影響は発生しない。
外壁50は、図3,5に示すように、内壁10の周囲を囲むように配設され、支柱部材60と、外壁板部材70と、外壁板連結部材90とを有する。支柱部材60は、内壁10の外側に複数配設されて内壁10に外壁50を取り付けるための角筒状の部材であって、アルミニウム等の高強度の材料からなる。複数の支柱部材60の配設される間隔は、後述の外壁板部材70の形状に対応する。実施形態の支柱部材60は、内側面61に形成された複数の内支柱ねじ孔部65と、外側面62に複数の作業孔部66を有するとともに複数の第1外支柱ねじ孔部67及び第2外支柱ねじ孔部68とを有する。
内支柱ねじ孔部65は、内壁板部材30に形成された各内壁板ねじ孔部35に対応して同一の間隔で形成される。作業孔部66は、内側面61に形成された各内支柱ねじ孔部65とそれぞれ相対して配置されて、内支柱ねじ孔部65に螺着されるねじ部材が挿通可能となるように、内支柱ねじ孔部65よりも大径に形成される。そのため、内壁ねじ部材16の螺着や取り外し等の作業がしやすくなり、作業性が向上する。複数の第1外支柱ねじ孔部67と第2外支柱ねじ孔部68は、外側面62に左右対称に直列状に設けられる。複数の第1外支柱ねじ孔部67及び第2外支柱ねじ孔部68の間隔は適宜であるが、作業性や後述の外壁板部材70の閉鎖性等の観点から50〜100mm程度の比較的短い間隔で形成される。
外壁板部材70は、銅製の板状物よりなり、図1〜3,5に示すように、支柱部材60に対して突き合わせ状態で複数配列されて取り付けられて、内壁10の周囲を全周にわたって包囲する。外壁板部材70は、内壁10を包囲するように配設されることによって、コイルと同様に作用する。内壁10を包囲する外壁50を構成する場合、外壁50の角部は外壁板部材70の折り曲げ加工により形成することが外壁50の閉鎖性を高める上で好ましい。また、外壁板部材70が肉厚であるほど磁場の遮蔽効果が高められる。しかしながら、外壁板部材70は銅製の板状物であるため、肉厚になると製造コストが高くなる。そこで、遮蔽効果や製造コスト等の観点から、外壁板部材70の板厚は1〜5mm程度が好ましい。外壁板部材70の形状や大きさは用途等に応じて決定されるが、例えば、縦2000mmと横1000mm等である。実施形態の外壁板部材70は、両側縁部に支柱部材60の複数の第1外支柱ねじ孔部67または第2外支柱ねじ孔部68に対応する複数の外壁板ねじ孔部75を有し、2つの支柱部材60,60間に配設される。すなわち、複数の外壁板ねじ孔部75は、各第1外支柱ねじ孔部67または第2外支柱ねじ孔部68と連通するように同一の間隔で形成される。
外壁板部材70は、銅製の板状物に代えて、同じ導電性材料であるアルミニウム製の板状物で構成することも考えられる。しかしながら、アルミニウム製の板状物では、後述の螺着固定をした場合に、アルミニウム製の板状物の表面に酸化膜(アルミナ)が生じて、磁場の遮蔽効果が低下することがある。そのため、同一の厚さで銅製とアルミニウム製の板状物とを比較した場合、銅製の板状物の方がより優れた遮蔽効果を奏する。従って、外壁板部材70には銅製の板状物を用いることが好ましい。
外壁板部材70では、図3に示すように、必要に応じて内面側に補強板80が配設される。補強板80は、アルミニウム等の導電性材料の板材からなる。補強板80は外壁板部材70より肉厚の同形状に形成されて、側縁部に外壁板部材70の複数の外壁板ねじ孔部75と連通する複数の補強板ねじ孔部85を有する。この補強板80は、外壁板部材70に配設されることによって、外壁板部材70を保形する。そのため、銅板である外壁板部材70を肉薄にすることが可能となって、製造コストを低減させることができる。
外壁板連結部材90は、銅製の板状物よりなり、図1〜3,5に示すように、突き合わせ状態で隣り合う外壁板部材70,70同士に複数配列されて双方を連結する。実施形態の外壁板連結部材90は、隣り合う一の外壁板部材70Aの外壁板ねじ孔部75aに対応する複数の第1外壁板連結ねじ孔部95と、隣り合う他の外壁板部材70Bの外壁板ねじ孔部75bに対応する複数の第2外壁板連結ねじ孔部96とを有する。複数の第1外壁板連結ねじ孔部95及び第2外壁板連結ねじ孔部96は、外壁板部材70の外壁板ねじ孔部75の間隔と同一に形成されて、外壁板部材70の各外壁板ねじ孔部75と連通する。
外壁50では、図3に示すように、支柱部材60の第1外支柱ねじ孔部67と、外壁板部材70の外壁板ねじ孔部75と、外壁板連結部材90の第1外壁板連結ねじ孔部95、または支柱部材60の第2外支柱ねじ孔部68と、外壁板部材70の外壁板ねじ孔部75と、外壁板連結部材90の第2外壁板連結ねじ孔部96とが連通して、外壁ねじ孔部55を構成する。外壁50は、この第1外支柱ねじ孔部67と外壁板ねじ孔部75と第1外壁板連結ねじ孔部95、または第2外支柱ねじ孔部68と外壁板ねじ孔部75と第2外壁板連結ねじ孔部96とで構成される複数の外壁ねじ孔部55を介して螺着固定される。
このように、隣り合う外壁板部材70,70同士は、突き合わせ部分に外壁板連結部材90が架設されることによって隙間が塞がれて閉鎖状態となり、かつ、同一材料の銅で構成された外壁板連結部材90を介して連結される。そのため、電流が複数の外壁板部材70,70間を全周にわたって流れることが可能となり、コイルと同様に電磁誘導により発生する過電流で進入する磁気を打ち消すことができる。また、支柱部材60と外壁板部材70とは、外壁板連結部材90を介して一体に螺着固定されるため、組み立てに際して溶接を必要としない。なお、図3に示すように、支柱部材60と外壁板部材70と外壁板連結部材90との螺着固定は、真鍮やステンレス鋼材(SUS)等の非磁性体からなる単一の外壁ねじ部材56によって行われるため、螺着部分で磁場の影響は発生しない。
内壁10と外壁50は、いずれも溶接せずにねじ部材によって螺着固定されて構成されるため、作業時に煙が発生する等の施工現場への影響が大幅に軽減されるとともに、施工道具が簡素化されて作業の負担も軽減される。また、内壁10と外壁50では、内壁10の内壁ねじ孔部15を構成する骨格ねじ孔部25と内壁板ねじ孔部35と第1内壁板連結ねじ孔部45または第2内壁板連結ねじ孔部46と、支柱部材60の内側面に形成された内支柱ねじ孔部65とが連通して、一体に螺着固定される。すなわち、外壁50は、内壁10の各部材を螺着固定する際に用いられる内壁ねじ孔部15を利用して内壁10に取り付けられる。そのため、外壁50の取り付けに煩雑な部材等が不要で、簡易に施工することができる。
次に、下記の条件で試作例1〜6の磁気シールドルームを作製した。
〔試作例1〕
内壁板部材として、縦1200mm、横350mm、厚さ1mmのパーマロイ製の板材4枚と、縦350mm、横350mm、厚さ1mmのパーマロイ製の板材2枚とを用意し、内壁板連結部材として縦1200mm、横100mm、厚さ1mmのパーマロイ製の板材を必要数用意した。試作例1の磁気シールドルームは、これらの板材を組み立てて、幅350mm、奥行き350mm、高さ1200mmの箱状の内壁を作製し、外壁は取り付けなかった。
〔試作例2〕
外壁板部材として、縦1200mm、横1520mm、厚さ1mmの銅製の板材を用意した。試作例2の磁気シールドルームは、銅製の板材を折り曲げて各底辺380mm、高さ1200mmらなる略角筒状に形成して試作例1の内壁の周囲に配設し、折り曲げた銅製の板材の端辺には10mmの間隙を設けて外壁とした。
〔試作例3〕
外壁板連結部材として縦1200mm、横100mm、厚さ5mmの銅製の板材を用意した。試作例3の磁気シールドルームは、試作例2の外壁の端辺に銅製の外壁板連結部材を配設し、SUS製のねじ部材を用いて100mm間隔で螺着固定して内壁の周囲を全周にわたって囲った。
〔試作例4〕
試作例4の磁気シールドルームは、試作例3の螺着固定の間隔を200mm間隔として、他は同様の構成とした。
〔試作例5〕
試作例5の磁気シールドルームは、試作例3の銅製の外壁板連結部材の代わりに縦1200mm、横100mm、厚さ1mmのアルミニウム製の板材を用意し、SUS製のねじ部材を用いて100mm間隔で螺着固定して内壁の周囲を全周にわたって囲った。
〔試作例6〕
試作例6の磁気シールドルームは、試作例2の外壁の端辺を溶接して内壁の周囲を全周にわたって囲った。
上記試作例1〜6の磁気シールドルームについて、外部磁場と内部磁場とを測定し、シールド率を求めた。外部磁場と内部磁場との測定は、磁気シールドルームの周囲にコイルを設けて通電により発生する磁場(外部磁場)を公知の磁気センサーで測定するとともに、その際の磁気シールドルーム内の磁場(内部磁場)を磁気シールドルーム内に設置した公知の磁気センサーで測定して行われる。このようにして測定された外部磁場に対する内部磁場の割合から、シールド率が求められる(シールド率=外部磁場÷内部磁場)。このシールド率は、高い値ほど磁気の遮蔽効果が高いことを表す。表1,2では、通電時の周波数(Hz)に対応して発生した外部磁場の強さ(μT)ごとの内部磁場の強さ(μT)及びシールド率の変化の結果を示した。
Figure 2019206853
Figure 2019206853
表1,2から理解されるように、外壁を有しない試作例1は、外壁を有する他の試作例2〜6と比較してシールド率が著しく低い値となった。また、外壁を有する試作例2〜6において、外壁に隙間が形成された試作例2については、他の試作例3〜6と比較してシールド率が低い値となった。従って、内壁の周囲を包囲するように外壁を隙間なく配設することが有効である。
次に、外壁が隙間なく配設された試作例3〜6において、アルミニウム製の外壁板連結部材を用いて銅製の外壁板部材を螺着固定した試作例5は、外壁がすべて銅製で構成された試作例3,4,6と比較してシールド率が低い値となった。従って、銅製の外壁板部材と異なる材料の外壁板連結部材を用いて螺着固定した場合より、同材料の外壁板連結部材で螺着固定する方が有効であることがわかった。
外壁が銅製で構成された試作例3,4,6は、いずれもシールド率が高い値となった。特に、ねじ部材の間隔が100mmである試作例3は、ねじ部材の間隔が200mmである試作例4よりも高い値となり、溶接された試作例6と遜色ないシールド率が得られた。従って、螺着固定する際のねじ部材の間隔は短いほど有効であり、100mm程度の間隔とすれば溶接した場合と同等の効果が得られることがわかった。
以上図示し説明したように、本発明の磁気シールドルームは、内壁を構成する骨格部材と内壁板部材と内壁板連結部材とが各部材に連通して形成された内壁ねじ孔部を介して螺着固定されるとともに、外壁を構成する支柱部材と外壁板部材と外壁連結部材とが各部材に連通して形成された外壁ねじ孔部を介して螺着固定され、内壁と外壁が支柱部材の内側面に形成された内支柱ねじ孔部と内壁ねじ孔部を介して一体に螺着固定されてなるため、組み立て時の溶接が不要となる。そのため、作業時に煙が発生せず、組み立てが簡単で施工道具も簡素化されて、施工現場周辺への影響や作業の負担が大幅に軽減される。そして、パーマロイ製の内壁板部材が同一素材であるパーマロイ製の内壁板連結部材を介して螺着固定されて内壁を構成するとともに、銅製の外壁板部材が同一素材である銅製の外壁板連結部材を介して螺着固定されて外壁を構成したことにより、内壁や外壁を溶接した場合と遜色ない優れた遮蔽効果が得られる。
また、本発明の磁気シールドルームでは、骨格部材の骨格ねじ孔部と内壁板部材の内壁板ねじ孔部と内壁板連結部材の第1内壁板連結ねじ孔部または第2内壁板連結ねじ孔部とが連通して内壁ねじ孔部を構成し、支柱部材が内側面に内支柱ねじ孔部を有し外側面に内支柱ねじ孔部と相対する作業孔部を有するとともに複数の第1外支柱ねじ孔部及び第2外支柱ねじ孔部とを有し、支柱部材の第1外支柱ねじ孔部と外壁板部材の外壁板ねじ孔部と外壁板連結部材の第1外壁板連結ねじ孔部、または第2外支柱ねじ孔部と外壁板部材の外壁板ねじ孔部と外壁板連結部材の第2外壁板連結ねじ孔部とが連通して外壁ねじ孔部を構成するため、各部材の構造が簡素で組み立てやすくなり、作業性がより改善される。
以上のとおり、本発明の磁気シールドルームは、磁気の遮蔽効果を十分に確保しながら溶接を用いることなく簡易に組み立てることができるため、施工現場周辺への影響が軽減される。従って、従来の磁気シールドルームの代替として有望である。
1 磁気シールドルーム
10 内壁
15 内壁ねじ孔部
16 内壁ねじ部材
20 骨格部材
21 枠体部
25 骨格ねじ孔部
30,30A,30B 内壁板部材
35,35a,35b 内壁板ねじ孔部
40 内壁板連結部材
41 第1内壁板連結部材
42 第2内壁板連結部材
45 第1内壁板連結ねじ孔部
46 第2内壁板連結ねじ孔部
50 外壁
55 外壁ねじ孔部
56 外壁ねじ部材
60 支柱部材
61 内側面
62 外側面
65 内支柱ねじ孔部
66 作業孔部
67 第1外支柱ねじ孔部
68 第2外支柱ねじ孔部
70,70A,70B 外壁板部材
75,75a,75b 外壁板ねじ孔部
80 補強板
85 補強板ねじ孔部
90 外壁板連結部材
95 第1外壁板連結ねじ孔部
96 第2外壁板連結ねじ孔部

Claims (4)

  1. パーマロイ製の内壁と銅製の外壁とを備えた箱状の磁気シールドルームであって、
    前記内壁は骨格部材にパーマロイ製の板状物よりなる内壁板部材が複数配列されてなり、
    隣り合う前記内壁板部材同士は、パーマロイ製の板状物よりなる内壁板連結部材により架設され、
    前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材は、前記内壁板連結部材と前記内壁板部材と前記骨格部材に連通されて形成された内壁ねじ孔部を介して螺着固定され、
    前記外壁は、前記内壁の外側に配設された角筒状の支柱部材と銅製の板状物よりなる外壁板部材が複数配列されてなり、
    隣り合う前記外壁板部材同士は、銅製の板状物よりなる外壁板連結部材により架設され、
    前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材は、前記外壁板連結部材と前記外壁板部材と前記支柱部材の外側面に連通されて形成された外壁ねじ孔部を介して螺着され、
    前記内壁と前記外壁は、前記支柱部材の内側面に形成された内支柱ねじ孔部と前記内壁ねじ孔部を介して一体に螺着固定されてなる
    ことを特徴とする磁気シールドルーム。
  2. 前記骨格部材は複数の骨格ねじ孔部を有し、
    前記内壁板部材は外縁部分に前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部に対応する複数の内壁板ねじ孔部を有し、
    前記内壁板連結部材は、隣り合う一の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第1内壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の内壁板部材の内壁板ねじ孔部に対応する複数の第2内壁板連結ねじ孔部とを有し、
    前記支柱部材は、前記外側面に前記内側面の前記内支柱ねじ孔部と相対する作業孔部を有するとともに複数の第1外支柱ねじ孔部及び第2外支柱ねじ孔部とを有し、
    前記外壁板部材は外縁部分に前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部または前記第2外支柱ねじ孔部に対応する複数の外壁板ねじ孔部を有し、
    前記外壁板連結部材は、隣り合う一の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第1外壁板連結ねじ孔部と、隣り合う他の外壁板部材の外壁板ねじ孔部に対応する複数の第2外壁板連結ねじ孔部とを有し、
    前記骨格部材の前記骨格ねじ孔部と、前記内壁板部材の前記内壁板ねじ孔部と、前記内壁板連結部材の前記第1内壁板連結ねじ孔部または前記第2内壁板連結ねじ孔部とが連通して前記内壁ねじ孔部を構成し、
    前記支柱部材の前記第1外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第1外壁板連結ねじ孔部、または前記第2外支柱ねじ孔部と前記外壁板部材の前記外壁板ねじ孔部と前記外壁板連結部材の前記第2外壁板連結ねじ孔部とが連通して前記外壁ねじ孔部を構成する請求項1に記載の磁気シールドルーム。
  3. 前記支柱部材の前記作業孔部は、前記内支柱ねじ孔部に螺着されるねじ部材が挿通可能に形成されている請求項2に記載の磁気シールドルーム。
  4. 前記外壁板部材の内面側に補強板が配設されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の磁気シールドルーム。
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