JP2019205958A - トリガガンおよび高圧洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧洗浄機において、トリガガンを保持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書は、高圧洗浄機に用いられるトリガガンを開示する。前記トリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えていてもよい。本明細書は、高圧洗浄機も開示する。前記高圧洗浄機は、洗浄水を加圧して送り出す洗浄機本体と、前記洗浄水を噴射するノズルと、前記洗浄機本体と前記ノズルの間に介在しており、前記洗浄機本体から前記ノズルへ前記洗浄水を供給する状態と、前記洗浄機本体から前記ノズルへの前記洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わる前記トリガガンを備えていてもよい。【選択図】図4

Description

本明細書で開示する技術は、トリガガンおよび高圧洗浄機に関する。
特許文献1には、高圧洗浄機に用いられるトリガガンが開示されている。トリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーを備えている。
特開2005−313008号公報
高圧洗浄機においては、洗浄機本体からトリガガンに供給される洗浄水の水量や水圧が変動することがある。この場合、ハウジングに収容された流路には、洗浄水の水量や水圧の変動に応じた振動が生じる。この振動がハウジングにそのまま伝達すると、トリガガンを保持しているユーザの手にも振動が伝わり、作業性や快適性を損なってしまう。本明細書では、高圧洗浄機において、トリガガンを保持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することが可能な技術を提供する。
本明細書は、高圧洗浄機に用いられるトリガガンを開示する。前記トリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えていてもよい。
本明細書は、高圧洗浄機も開示する。前記高圧洗浄機は、洗浄水を加圧して送り出す洗浄機本体と、前記洗浄水を噴射するノズルと、前記洗浄機本体と前記ノズルの間に介在しており、前記洗浄機本体から前記ノズルへ前記洗浄水を供給する状態と、前記洗浄機本体から前記ノズルへの前記洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わるトリガガンを備えていてもよい。前記トリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えていてもよい。
上記のトリガガンや、上記の高圧洗浄機では、洗浄水の水量や水圧の変動に起因して流路に生じた振動が、ハウジングに伝達することが、防振部材によって抑制される。これによって、ハウジングを保持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することができる。
実施例の高圧洗浄機2の全体を示す図である。 実施例の洗浄機本体4の構成を模式的に示す図である。 実施例のトリガガン6の外観を示す側面図である。 実施例のトリガガン6の内部構造を示す側面図である。 実施例のトリガガン6の縦断面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、高圧洗浄機に用いられるトリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えていてもよい。
1つまたはそれ以上の実施形態において、高圧洗浄機は、洗浄水を加圧して送り出す洗浄機本体と、前記洗浄水を噴射するノズルと、前記洗浄機本体と前記ノズルの間に介在しており、前記洗浄機本体から前記ノズルへ前記洗浄水を供給する状態と、前記洗浄機本体から前記ノズルへの前記洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わるトリガガンを備えていてもよい。前記トリガガンは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えていてもよい。
上記のトリガガンや、上記の高圧洗浄機では、洗浄水の水量や水圧の変動に起因して流路に生じた振動が、ハウジングに伝達することが、防振部材によって抑制される。これによって、ハウジングを保持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記ハウジングは、把持部を備えていてもよい。前記防振部材は、前記流路と前記把持部の間の振動伝達経路に介在していてもよい。
上記の構成によれば、洗浄水の水量や水圧の変動に起因して流路に生じた振動が、ハウジングの把持部に伝達することが、防振部材によって抑制される。これによって、ハウジングの把持部を把持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記流路は、前記洗浄水が流れる方向に略直交する方向に向けて突出する支持柱を備えていてもよい。前記支持柱は、前記防振部材を介して、前記ハウジングに連結していてもよい。
上記の構成によれば、流路のハウジングに対する支持剛性を低減することができ、流路からハウジングへの振動の伝達をより抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記防振部材は、防振ゴムまたは防振ゲルであってもよい。
上記の構成によれば、流路からハウジングへの振動の伝達を効果的に抑制することができる。
(実施例)
実施例の高圧洗浄機2について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、高圧洗浄機2は、洗浄機本体4と、トリガガン6と、ノズル8を備えている。洗浄機本体4には、水道などの給水源10から耐圧ホース12を介して洗浄水が供給される。洗浄機本体4は、高圧ホース14を介してトリガガン6に洗浄水を供給する。洗浄機本体4には、電源コード16を介して外部電源18から電力が供給される。トリガガン6には、ノズル8が取り付けられている。トリガガン6は、ユーザの操作に応じて、ノズル8へ洗浄水を供給する状態と、ノズル8への洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わる。ノズル8は、トリガガン6から供給される洗浄水を先端から噴射する。
図2に示すように、洗浄機本体4は、ポンプ20と、モータ22と、リリーフバルブ24と、圧力センサ26と、ECU28を備えている。ポンプ20は、耐圧ホース12から高圧ホース14へ洗浄水が流れる流路に設けられている。モータ22はポンプ20を回転駆動する。リリーフバルブ24は、ポンプ20に並列に接続されており、ポンプ20より下流側の洗浄水が過度に高圧となることを防止する。圧力センサ26は、ポンプ20より下流側の洗浄水の圧力を計測する。ECU28は、圧力センサ26で検出される圧力に応じて、モータ22の動作を制御する。
トリガガン6がノズル8への洗浄水の供給を遮断する状態にある場合、ECU28は、モータ22を停止しており、ポンプ20による洗浄水の加圧は行われていない。この状態から、トリガガン6がノズル8へ洗浄水を供給する状態に切り換わると、ポンプ20より下流側の洗浄水の圧力が低下する。ECU28は、圧力センサ26によってポンプ20より下流側の洗浄水の圧力低下を検出すると、モータ22を駆動する。これによって、ポンプ20により洗浄水が加圧されて、高圧となった洗浄水が高圧ホース14を介してトリガガン6へ供給され、ノズル8から洗浄水が噴射される。その後、トリガガン6がノズル8への洗浄水の供給を遮断する状態に切り換わると、ポンプ20より下流側の洗浄水の圧力が上昇する。ECU28は、圧力センサ26によってポンプ20より下流側の洗浄水の圧力上昇を検出すると、モータ22を停止する。これによって、ポンプ20による洗浄水の加圧が停止される。上記のようにして、洗浄機本体4は、トリガガン6がノズル8へ洗浄水を供給する状態となると、ポンプ20による洗浄水の加圧を行い、トリガガン6がノズル8への洗浄水の供給を遮断する状態となると、ポンプ20による洗浄水の加圧を停止する。
図3、図4に示すように、トリガガン6は、ハウジング30と、トリガレバー32と、バルブ34(図4参照)と、パイプ36(図4参照)を備えている。ハウジング30は、右半面の形状を規定する右ハウジング38(図3参照)と、左半面の形状を規定する左ハウジング40(図4参照)からなる。右ハウジング38と左ハウジング40は、ネジ31(図3参照)によって互いに固定されている。ハウジング30は、前後方向に伸びる胴体部30aと、胴体部30aの後方端部から後方下方に直線状に伸びる把持部30bと、把持部30bの下端から湾曲して胴体部30aの後部下面に接続する保護部30cを備えている。
図4に示すように、バルブ34は、ハウジング30の胴体部30aの後部に収容されている。バルブ34は、ホース連結部34aと、パイプ連結部34bを備えている。ホース連結部34aは、バルブ34の下方に向けて突出しており、胴体部30aの下面に形成された開口を介して、ハウジング30の外部に突出している。ホース連結部34aには、高圧ホース14(図1参照)が接続される。パイプ連結部34bは、バルブ34の前方に向けて突出している。パイプ36は、ハウジング30の胴体部30aに収容されている。パイプ36は、長手方向が胴体部30aの長手方向に略一致するように配置されている。パイプ36は、パイプ36の後端に設けられたバルブ連結部36aと、パイプ36の前端に設けられたノズル連結部36bを備えている。バルブ連結部36aには、バルブ34のパイプ連結部34bが挿入されている。ノズル連結部36bには、胴体部30aの前端に形成された開口を介して、ノズル8(図1参照)が挿入される。ノズル連結部36bには、ノズル8の凸部が係合する凹部36cと、ノズル8を前方に向けて付勢するばね36d(図5参照)が設けられている。
バルブ34は、ホース連結部34aとパイプ連結部34bの間の流路を開閉する弁体(図示せず)を内蔵している。弁体の開閉は、バルブ34から上方に向けて突出するピン34cによって切り換えられる。ピン34cは、ばね(図示せず)によって上方に付勢されている。ピン34cが下方に押し込まれていない状態では、バルブ34の弁体が閉じており、ホース連結部34aとパイプ連結部34bの間の流路が遮断されている。ピン34cが下方に押し込まれると、バルブ34の弁体が開いて、ホース連結部34aとパイプ連結部34bの間の流路が連通する。
トリガレバー32は、左右方向に伸びる回動軸32aを介して、ハウジング30に回動可能に支持されている。トリガレバー32は、回動軸32aから後方下方に伸びており、胴体部30aの下面に形成された開口を介してハウジング30の外部まで突出している。ハウジング30の外部において、トリガレバー32は、把持部30bと保護部30cの間の空間に配置されている。トリガレバー32の回動軸32aよりも前方側には、前方に向けて突出する当接片32bが形成されている。
ユーザが一方の手で把持部30bを把持して、トリガレバー32を引き操作すると、トリガレバー32が回動軸32a周りに回動して、当接片32bがピン34cを下方に押し込む。これによって、バルブ34の弁体が開いて、ホース連結部34aとパイプ連結部34bの間の流路が連通し、高圧ホース14からバルブ34、パイプ36を介してノズル8へ洗浄水が供給される。ユーザが、トリガレバー32の引き操作を解除すると、当接片32bがピン34cから離反して、ピン34cが下方に押し込まれなくなる。これによって、バルブ34の弁体が閉じて、ホース連結部34aとパイプ連結部34bの間の流路が遮断され、高圧ホース14からノズル8への洗浄水の供給が遮断される。
トリガレバー32の後方下部には、ロックレバー32cが設けられている。ロックレバー32cは、左右方向に伸びる回動軸32dを介して、トリガレバー32に対して回動可能である。把持部30bの前方下部には、ロックレバー32cに対応して、ロック溝30dが形成されている。ユーザが、ロックレバー32cを回動させて、ロックレバー32cの先端をロック溝30dに係合させると、トリガレバー32の引き操作が禁止される。
図5に示すように、バルブ34には、右方向に突出する右支持柱34dと、左方向に突出する左支持柱34eが形成されている。バルブ34においては、洗浄水は上下方向および前後方向に流れるため、右支持柱34dと左支持柱34eは、洗浄水の流れる方向に対して略直交する方向に突出しているといえる。右支持柱34dは、円筒状の防振ゴム42を介して、右ハウジング38に支持されている。左支持柱34eは、円筒状の防振ゴム44を介して、左ハウジング40に支持されている。防振ゴム42、44は、例えばシリコンゴムからなる。
パイプ36の前端近傍には、パイプ36の外周面を覆う支持ブラケット46が取り付けられている。支持ブラケット46には、右方向に突出する右支持柱46aと、左方向に突出する左支持柱46bが形成されている。パイプ36においては、洗浄水は前後方向に流れるため、右支持柱46aと左支持柱46bは、洗浄水の流れる方向に対して略直交する方向に突出しているといえる。右支持柱46aは、円筒状の防振ゴム48を介して、右ハウジング38に支持されている。左支持柱46bは、円筒状の防振ゴム50を介して、左ハウジング40に支持されている。防振ゴム48、50は、例えばシリコンゴムからなる。
パイプ36の後端近傍には、パイプ36の外周面から右ハウジング38および左ハウジング40の内周面まで拡がる隔壁状の防振ゲル52が取り付けられている。すなわち、パイプ36の後端は、防振ゲル52を介して、右ハウジング38および左ハウジング40に支持されている。防振ゲル52は、例えばシリコンゲルからなる。
高圧洗浄機2においては、洗浄機本体4から高圧ホース14を介してトリガガン6に供給される洗浄水の水量や水圧が変動することがある。この場合、トリガガン6において洗浄水が流れる流路であるバルブ34やパイプ36には、洗浄水の水量や水圧の変動に応じた振動が生じる。この振動がハウジング30にそのまま伝達すると、トリガガン6を保持しているユーザの手にも振動が伝わり、作業性や快適性を損なってしまう。
本実施例では、バルブ34が防振ゴム42、44を介してハウジング30に支持されている。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してバルブ34に生じた振動が、ハウジング30を保持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。特に、本実施例では、防振ゴム42、44が、バルブ34からハウジング30の把持部30bに至る振動伝達経路に介在している。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してバルブ34に生じた振動が、把持部30bを把持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。
また、本実施例では、パイプ36の前端近傍が支持ブラケット46と防振ゴム48、50を介してハウジング30に支持されている。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してパイプ36に生じた振動が、ハウジング30を保持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。特に、本実施例では、防振ゴム48、50が、パイプ36からハウジング30の把持部30bに至る振動伝達経路に介在している。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してパイプ36に生じた振動が、把持部30bを把持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。
さらに、本実施例では、パイプ36の後端近傍が防振ゲル52を介してハウジング30に支持されている。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してパイプ36に生じた振動が、ハウジング30を保持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。特に、本実施例では、防振ゲル52が、パイプ36からハウジング30の把持部30bに至る振動伝達経路に介在している。このため、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してパイプ36に生じた振動が、把持部30bを把持するユーザの手に伝達することを抑制することができる。
なお、防振ゴム42、44、48、50や、防振ゲル52は、他の材質や他の形状の防振部材であってもよい。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、高圧洗浄機2に用いられるトリガガン6は、ハウジング30と、ハウジング30の内部に収容されており、洗浄水が流れる流路であるバルブ34、パイプ36と、バルブ34の開閉を切り換えるトリガレバー32と、バルブ34、パイプ36とハウジング30の間の振動伝達経路に介在する防振部材である防振ゴム42、44、48、50、防振ゲル52を備えている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、高圧洗浄機2は、洗浄水を加圧して送り出す洗浄機本体4と、洗浄水を噴射するノズル8と、洗浄機本体4とノズル8の間に介在しており、洗浄機本体4からノズル8へ洗浄水を供給する状態と、洗浄機本体4からノズル8への洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わるトリガガン6を備えている。トリガガン6は、ハウジング30と、ハウジング30の内部に収容されており、洗浄水が流れる流路であるバルブ34、パイプ36と、バルブ34の開閉を切り換えるトリガレバー32と、バルブ34、パイプ36とハウジング30の間の振動伝達経路に介在する防振部材である防振ゴム42、44、48、50、防振ゲル52を備えている。
上記の構成では、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してバルブ34やパイプ36に生じた振動が、ハウジング30に伝達することが、防振ゴム42、44、48、50や防振ゲル52によって抑制される。これによって、ハウジング30を保持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ハウジング30は、把持部30bを備えている。防振ゴム42、44、48、50、防振ゲル52は、バルブ34、パイプ36と把持部30bの間の振動伝達経路に介在している。
上記の構成によれば、洗浄水の水量や水圧の変動に起因してバルブ34やパイプ36に生じた振動が、ハウジング30の把持部30bに伝達することが、防振ゴム42、44、48、50や防振ゲル52によって抑制される。これによって、ハウジング30の把持部30bを把持するユーザの手に振動が伝達することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、バルブ34、パイプ36は、洗浄水が流れる方向に略直交する方向に向けて突出する右支持柱34d、左支持柱34e、右支持柱46a、左支持柱46bを備えている。右支持柱34d、左支持柱34e、右支持柱46a、左支持柱46bは、防振ゴム42、44、48、50を介して、ハウジング30に連結している。
上記の構成によれば、バルブ34やパイプ36のハウジング30に対する支持剛性を低減することができ、バルブ34やパイプ36からハウジング30への振動の伝達をより抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、防振部材は、防振ゴム42、44、48、50または防振ゲル52である。
上記の構成によれば、バルブ34やパイプ36からハウジング30への振動の伝達を効果的に抑制することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :高圧洗浄機
4 :洗浄機本体
6 :トリガガン
8 :ノズル
10 :給水源
12 :耐圧ホース
14 :高圧ホース
16 :電源コード
18 :外部電源
20 :ポンプ
22 :モータ
24 :リリーフバルブ
26 :圧力センサ
28 :ECU
30 :ハウジング
30a :胴体部
30b :把持部
30c :保護部
30d :ロック溝
31 :ネジ
32 :トリガレバー
32a :回動軸
32b :当接片
32c :ロックレバー
32d :回動軸
34 :バルブ
34a :ホース連結部
34b :パイプ連結部
34c :ピン
34d :右支持柱
34e :左支持柱
36 :パイプ
36a :バルブ連結部
36b :ノズル連結部
36c :凹部
36d :ばね
38 :右ハウジング
40 :左ハウジング
42 :防振ゴム
44 :防振ゴム
46 :支持ブラケット
46a :右支持柱
46b :左支持柱
48 :防振ゴム
50 :防振ゴム
52 :防振ゲル

Claims (8)

  1. 高圧洗浄機に用いられるトリガガンであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、
    前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、
    前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備えるトリガガン。
  2. 前記ハウジングが、把持部を備えており、
    前記防振部材が、前記流路と前記把持部の間の振動伝達経路に介在している、請求項1のトリガガン。
  3. 前記流路が、前記洗浄水が流れる方向に略直交する方向に向けて突出する支持柱を備えており、
    前記支持柱が、前記防振部材を介して、前記ハウジングに連結している、請求項1または2のトリガガン。
  4. 前記防振部材が、防振ゴムまたは防振ゲルである、請求項1から3の何れか一項のトリガガン。
  5. 洗浄水を加圧して送り出す洗浄機本体と、
    前記洗浄水を噴射するノズルと、
    前記洗浄機本体と前記ノズルの間に介在しており、前記洗浄機本体から前記ノズルへ前記洗浄水を供給する状態と、前記洗浄機本体から前記ノズルへの前記洗浄水の供給を遮断する状態の間で切り換わるトリガガンを備える高圧洗浄機であって、
    前記トリガガンが、
    ハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容されており、洗浄水が流れる流路と、
    前記流路の開閉を切り換えるトリガレバーと、
    前記流路と前記ハウジングの間の振動伝達経路に介在する防振部材を備える、高圧洗浄機。
  6. 前記ハウジングが、把持部を備えており、
    前記防振部材が、前記流路と前記把持部の間の振動伝達経路に介在している、請求項5の高圧洗浄機。
  7. 前記流路が、前記洗浄水が流れる方向に略直交する方向に向けて突出する支持柱を備えており、
    前記支持柱が、前記防振部材を介して、前記ハウジングに連結している、請求項5または6の高圧洗浄機。
  8. 前記防振部材が、防振ゴムまたは防振ゲルである、請求項5から7の何れか一項の高圧洗浄機。
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