JP2019205293A - 車載用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧変換部の一方側に存在する容量成分に対してプリチャージ動作を行うことができ、プリチャージ動作時の電流を制御し得る構成をより簡易に実現する。【解決手段】車載用電源装置1は、保護用スイッチング素子T3のオンオフ動作に応じて入力側導電路22Aに印加された電圧を降圧して出力側導電路22Bに出力電圧を印加するように第2の電圧変換動作を行う充電回路部50が構成される。制御部30は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて、充電回路部50の保護用スイッチング素子T3に対してオン信号とオフ信号とが交互に切り替わる第2制御信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用電源装置に関するものである。
車載用の電源システムでは、車両システムの停止時(例えば、IGオフ時)などにおいて電源(バッテリ等)をコンタクタによって他のコンポーネントと電気的に切り離して待機することがある。この種の構成では、コンタクタをオン動作させる際に、待機時に電源から切り離された容量成分(例えば、負荷の容量成分)に突入電流が流れ込み、コンタクタの破損等を生じさせる虞がある。
特開2017−184333号公報
このような問題を解決するために、特許文献1では、抵抗とスイッチとが直列に接続された回路を複数並列接続する形で複数の分流回路を設け、段階的に充電電流を流すようにしている。しかし、この特許文献1の構成では、大容量の容量成分が存在する場合に、並列数を増やす必要があり、回路構成が大型化してしまうという問題がある。
本発明は上述した課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、電圧変換部の一方側に存在する容量成分に対してプリチャージ動作を行うことができ、プリチャージ動作時の電流を制御し得る構成をより簡易に実現することを目的とする。
本発明の第1態様の車載用電源装置は、
第1電源部からの電力供給経路となる第1導電路に印加された電圧を変換し、第2電源部側に配置される第2導電路に出力電圧を印加する電圧変換動作を少なくとも行う車載用電源装置であって、
オン信号とオフ信号とが交互に切り替えられる第1制御信号が与えられることに応じてオンオフ動作する駆動用スイッチング素子を備え、前記駆動用スイッチング素子のオンオフ動作により前記第1導電路に印加された電圧を昇圧又は降圧して前記第2導電路に印加する電圧変換動作を行う電圧変換部と、
前記第2導電路に設けられ、オン動作時に前記第2導電路における前記第2電源部側から前記電圧変換部側への電流の流れ込みを許容し、オフ動作時に前記第2電源部側から前記電圧変換部側への電流の流れ込みを遮断する保護用スイッチング素子と、
前記第2導電路における前記電圧変換部と前記保護用スイッチング素子との間において前記保護用スイッチング素子に対して直列に設けられる第2インダクタと、
一端が前記第2導電路における前記第2インダクタと前記保護用スイッチング素子との間に電気的に接続され、他端がグラウンド部に電気的に接続されるダイオード又はスイッチング素子からなる半導体素子部と、
少なくとも前記駆動用スイッチング素子に対して前記第1制御信号を出力する制御部と、
を備え、
前記保護用スイッチング素子と前記第2インダクタと前記半導体素子部とを備え、前記第2導電路において、前記電圧変換部側を出力側導電路とし、前記電圧変換部側とは反対側を入力側導電路とし、前記保護用スイッチング素子のオンオフ動作に応じて前記入力側導電路に印加された電圧を降圧して出力側導電路に出力電圧を印加する第2の電圧変換動作を行う充電回路部が構成され、
前記制御部は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて、前記充電回路部の前記保護用スイッチング素子に対してオン信号とオフ信号とが交互に切り替わる第2制御信号を出力する。
本発明の第1態様の車載用電源装置は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて制御部が充電回路部に対して第2制御信号を与えることで、充電回路部は、第1導電路側へ充電電流を供給するように動作する。よって、所定のプリチャージ条件が成立した場合に、第1導電路側の容量成分を充電することが可能となる。しかも、スイッチ部のオンオフ動作によって充電電流を制御することができるため、プリチャージ動作時の電流を制御し得る構成をより簡易に実現し得る。
実施例1の車載用電源装置を備えた車載用電源システムを概略的に例示する回路図である。 実施例1の車載用電源装置におけるプリチャージ動作前、プリチャージ動作中、プリチャージ動作後における動作モード、プリチャージ動作状態、高圧側電圧、コンタクタ状態、保護用スイッチング素子T3に対する制御、駆動用スイッチング素子T1,T2に対する制御、短絡保護用スイッチング素子T4の状態の変化を例示するタイミングチャートである。 他の実施例の制御方法を説明する説明図である。
本発明の望ましい形態を以下に例示する。但し、本発明は以下の構成に限定されない。
第1態様の車載用電源装置は、第1導電路の電圧値を検出する電圧検出部を備えていてもよい。そして、制御部は、プリチャージ条件の成立に応じて充電回路部の保護用スイッチング素子に第2制御信号を出力した後、電圧検出部によって検出される第1導電路の電圧値が所定値に達した場合に、第2導電路に印加された電圧を昇圧して第1導電路に印加する昇圧動作を電圧変換部に行わせる構成であってもよい。
この構成によれば、第1導電路側の容量成分に対してプリチャージ動作を行う場合に、降圧充電を行った後に昇圧充電を行うことができるようになり、容量成分の充電電圧を第2導電路の電圧よりも高い電圧まで高めることができる。
第1態様の車載用電源装置において、制御部は、第1導電路を流れる電流の値を所定の目標電流値とするように第2制御信号のデューティを制御する構成であってもよい。
このようにすれば、プリチャージ動作時に、第1導電路の電流を所望の値に制御しながら容量成分を充電することが可能となる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について説明する。
図1で示す車載用の電源システム100は、車載用の電源部として構成される第1電源部91及び第2電源部92と、車載用電源装置1(以下、単に電源装置1ともいう)とを備え、車両に搭載された図示しない負荷(例えば、第1導電路21や第2導電路22に電気的に接続された負荷)等に電力を供給し得るシステムとして構成されている。負荷は、車載用電気部品であり、その種類や数は限定されない。
第1電源部91は、例えば、リチウムイオン電池、或いは電気二重層キャパシタ等の蓄電手段によって構成され、第1の所定電圧を発生させるものである。例えば、第1電源部91の高電位側の端子は所定電圧(例えば、24V、或いは48Vなど)に保たれ、低電位側の端子はグラウンド電位(0V)に保たれている。第1電源部91の高電位側の端子は、車両内に設けられた配線部81に電気的に接続されており、第1電源部91は、配線部81に対して所定電圧を印加する。第1電源部91の低電位側の端子は、車両内のグラウンド部として構成される基準導電路83に電気的に接続されている。配線部81は、電源装置1の入力側端子MVに接続されており、入力側端子MVを介して第1導電路21と電気的に接続されている。
第2電源部92は、例えば、鉛蓄電池等の蓄電手段によって構成され、第1電源部91で発生する第1の所定電圧よりも低い第2の所定電圧を発生させるものである。例えば、第2電源部92の高電位側の端子は12Vに保たれ、低電位側の端子はグラウンド電位(0V)に保たれている。第2電源部92の高電位側の端子は、車両内に設けられた配線部82に電気的に接続されており、第2電源部92は、配線部82に対して所定電圧を印加する。第2電源部92の低電位側の端子は基準導電路83に電気的に接続されている。配線部82は、電源装置1の出力側端子LVに接続されており、出力側端子LVを介して第2導電路22と電気的に接続されている。
基準導電路83は、車両のグラウンドとして構成され、一定のグラウンド電位(0V)に保たれている。この基準導電路83には、第1電源部91の低電位側の端子と第2電源部92の低電位側の端子とが電気的に接続され、更に、電源装置1のグラウンド部が図示しないグラウンド端子を介して電気的に接続されている。
電源装置1は、車両内に搭載されて使用される車載用の昇降圧型DCDCコンバータとして構成されている。電源装置1は、主として、第1導電路21、第2導電路22、第3導電路23、電圧変換部10、制御部30、電圧検出部41,42、電流検出部43,44、充電回路部50、保護用スイッチング素子T3,T4、入力側端子MV、出力側端子LV等を備える。
第1導電路21は、第1電源部91からの電力供給経路となる導電路であり、相対的に高い電圧が印加される一次側(高圧側)の電源ラインとして構成されている。第1導電路21は、配線部81の一端側に電気的に接続され、コンタクタCTがオン状態のときに配線部81を介して第1電源部91の高電位側の端子に電気的に接続されるとともに、第1電源部91から所定の直流電圧が印加される構成をなす。図1の構成では、第1導電路21の端部に入力側端子MVが設けられ、この入力側端子MVに配線部81が電気的に接続されている。
第2導電路22は、電圧変換部10よりも第2電源部92側に配置される導電路であり、相対的に低い電圧が印加される二次側(低圧側)の電源ラインとして構成されている。第2導電路22は、配線部82に電気的に接続され、配線部82を介して第2電源部92の高電位側の端子に電気的に接続されるとともに、第2電源部92から第1電源部91の出力電圧よりも小さい直流電圧が印加される構成をなす。図1の構成では、第2導電路22の端部に出力側端子LVが設けられ、この出力側端子LVに配線部82が電気的に接続されている。
電圧変換部10は、第1導電路21と第2導電路22との間に設けられ、第1導電路21に電気的に接続された半導体スイッチング素子として構成されるハイサイド側の駆動用スイッチング素子T1(以下、単にスイッチング素子T1ともいう)と、第1導電路21と第3導電路23(第1導電路21の電位よりも低い所定の基準電位に保たれる導電路)との間に電気的に接続された半導体スイッチング素子として構成されるローサイド側の駆動用スイッチング素子T2(以下、単にスイッチング素子T2ともいう)と、スイッチング素子T1及びスイッチング素子T2と第2導電路22との間に電気的に接続された第1インダクタL1とを備える。電圧変換部10は、スイッチング方式の降圧型DCDCコンバータの要部をなし、スイッチング素子T1のオンオフ動作の切り替えによって第1導電路21に印加された電圧を降圧して第2導電路22に出力する降圧動作を行い得る。また、電圧変換部10は、スイッチング素子T2のオンオフ動作の切り替えによって第2導電路22に印加された電圧を昇圧して第1導電路21に出力する降圧動作を行い得る。
電圧変換部10において、第1導電路21と第3導電路23との間にはコンデンサC2が設けられ、第2導電路22と第3導電路23との間にはコンデンサC3が設けられている。
コンデンサC2は、第1導電路21におけるスイッチング素子T4とスイッチング素子T1との間の部位に一端が電気的に接続され、他端は、第3導電路23に電気的に接続されている。コンデンサC2は、電圧変換部10における第1導電路21側の平滑コンデンサであり、電圧変換部10が降圧動作を行う場合には、電圧変換部10(DCDCコンバータ)の入力コンデンサとして機能し、電圧変換部10が昇圧動作を行う場合には電圧変換部10(DCDCコンバータ)の出力コンデンサとして機能する。
コンデンサC3は、第2導電路22における第1インダクタL1と第2インダクタL2との間の部位に一端が電気的に接続され、他端は、第3導電路23に電気的に接続されている。コンデンサC3は、電圧変換部10における第2導電路22側の平滑コンデンサであり、電圧変換部10が降圧動作を行う場合には、電圧変換部10(DCDCコンバータ)の出力コンデンサとして機能し、電圧変換部10が昇圧動作を行う場合には電圧変換部(DCDCコンバータ)の入力コンデンサとして機能する。
スイッチング素子T1及びスイッチング素子T2のいずれも、Nチャネル型のMOSFETとして構成され、ハイサイド側のスイッチング素子T1のドレインには、第1導電路21の一端が接続されている。スイッチング素子T1のドレインは、コンデンサC2の一方側の電極に電気的に接続されるとともに第1導電路21及び配線部81を介して第1電源部91の高電位側端子にも電気的に接続され得る構成であり、これらとの間で導通し得る。また、スイッチング素子T1のソースには、ローサイド側のスイッチング素子T2のドレイン及びインダクタL1の一端が電気的に接続され、これらとの間で導通し得る。スイッチング素子T1のゲートには、制御部30からの駆動信号及び非駆動信号(具体的にはPWM信号)が入力されるようになっており、制御部30からの信号に応じてスイッチング素子T1がオン状態とオフ状態とに切り替わるようになっている。
ローサイド側のスイッチング素子T2のソースには、第3導電路23が接続されている。第3導電路23は、車両内の基準導電路83(グラウンド部)に電気的に接続された導電路であり、基準導電路83の電位(0V)と同程度の電位に保たれてグラウンドとして機能する。この第3導電路23には、コンデンサC2,C3のそれぞれの他方側の電極が電気的に接続されている。ローサイド側のスイッチング素子T2のゲートにも、制御部30からの駆動信号及び非駆動信号が入力されるようになっており、制御部30からの信号に応じてスイッチング素子T2がオン状態とオフ状態とに切り替わるようになっている。
インダクタL1は、スイッチング素子T1とスイッチング素子T2との間の接続部に一端が接続され、その一端はスイッチング素子T1のソース及びスイッチング素子T2のドレインに電気的に接続されている。インダクタL1の他端は、第2導電路22(具体的には、第2導電路22において、第2インダクタL2よりも電圧変換部10側の部分)に接続されている。
電流検出部43は、抵抗部R1及び差動増幅器43Bを有し、第1導電路21を流れる電流を示す値(具体的には、第1導電路21を流れる電流の値に応じたアナログ電圧)を出力する。第1導電路21を流れる電流によって抵抗部R1に生じた電圧降下は、差動増幅器43Bで増幅されてその電流に応じた検出電圧(アナログ電圧)となり、制御部30に入力される。そして、この検出電圧(アナログ電圧)は、制御部30に設けられた図示しないA/D変換器によってデジタル値に変換される。
電流検出部44は、抵抗部R2及び差動増幅器44Bを有し、第2導電路22を流れる電流を示す値(具体的には、第2導電路22を流れる電流の値に応じたアナログ電圧)を出力する。第2導電路22を流れる電流によって抵抗部R2に生じた電圧降下は、差動増幅器44Bで増幅されてその電流に応じた検出電圧(アナログ電圧)となり、制御部30に入力される。そして、この検出電圧(アナログ電圧)は、制御部30に設けられた図示しないA/D変換器によってデジタル値に変換される。
電圧検出部41は、第1導電路21に接続されるとともに第1導電路21の電圧に応じた値を制御部30に入力する構成をなす。電圧検出部41は、第1導電路21の電圧を示す値(第1導電路21の電位と基準導電路83の電位との電位差を特定する値)を制御部30に入力し得る公知の電圧検出回路であればよく、図1の例では、第1導電路21の所定位置の電圧値を制御部30に入力する導電路として構成されているが、第1導電路21の電圧を分圧して制御部30に入力するような分圧回路として構成されていてもよい。同様に、電圧検出部42は、第2導電路22に接続されるとともに第2導電路22の電圧に応じた値(第2導電路22の電位と基準導電路83の電位との電位差を特定する値)を制御部30に入力する構成をなす。電圧検出部42は、第2導電路22の電圧を示す値を制御部30に入力し得る公知の電圧検出回路であればよく、図1の例では、第2導電路22の所定位置の電圧値を制御部30に入力する導電路として構成されているが、第2導電路22の電圧を分圧して制御部30に入力するような分圧回路として構成されていてもよい。
保護用スイッチング素子T4は、第1導電路21に介在し、第1導電路21における第1電源部91側から電圧変換部10側へ電流を流すことを遮断するオフ状態とその遮断を解除するオン状態とに切り替わる構成となっている。
保護用スイッチング素子T3(以下、単にスイッチング素子T3ともいう)は、逆流防止用のスイッチング素子として機能し、第2導電路22に介在し、第2導電路22における第2電源部92側から電圧変換部10側へ電流を流すことを遮断するオフ状態とその遮断を解除するオン状態とに切り替わる構成となっている。このように、第2導電路22に設けられた保護用スイッチング素子T3は、、オン動作時に第2導電路22における第2電源部92側から電圧変換部10側への電流の流れ込みを許容し、オフ動作時には、第2電源部92側から電圧変換部10側への電流の流れ込みを遮断する。
第2インダクタL2は、フィルタ用のインダクタであり、公知のコイルとして構成されており、保護用スイッチング素子T3に対して直列に設けられている。第2インダクタL2は、例えば、第1インダクタL1よりもインダクタンスが小さいものであり、一端が第1インダクタL1及びコンデンサC3に電気的に接続されている。
コンデンサC1は、第1導電路21側のノイズ除去用のコンデンサであり、一端が電流検出用の抵抗部R1と端子MVとの間に電気的に接続され、他端が第3導電路23(グラウンド部)に電気的に接続されている。
コンデンサC4は、第2導電路22側のノイズ除去用のコンデンサであり、一端が電流検出用の抵抗部R2と端子LVとの間(具体的には、スイッチング素子T3と端子LVとの間)に電気的に接続され、他端が第3導電路23(グラウンド部)に電気的に接続されている。
充電回路部50は、上述の保護用スイッチング素子T3及び第2インダクタL2と、半導体素子部としてのスイッチング素子T6とを備えた形で構成される。スイッチング素子T6は、例えば、Nチャネル型のFETとして構成されており、第2インダクタL2とスイッチング素子T3との間(具体的には、第2インダクタL2と抵抗部R2との間)にドレインが電気的に接続され、ソースが第3導電路23(グラウンド部)に電気的に接続されている。充電回路部50は、第2インダクタL2(フィルタコイル)がチョークコイルとして機能し、保護用スイッチング素子T3がハイサイド側スイッチング素子として機能し、スイッチング素子T6がローサイド側スイッチング素子として機能する。なお、充電回路部50の動作は後述する。
制御部30は、例えば制御回路と駆動部とを備える。制御回路は、例えば、マイクロコンピュータとして構成され、様々な演算処理を行うCPU、プログラム等の情報を記憶するROM、一時的に発生した情報を記憶するRAM、入力されたアナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器等を備える。A/D変換器には、電圧検出部41,42からの各検出信号(検出電圧に対応したアナログ電圧信号)や、電流検出部43,44からの検出信号(検出電流に対応したアナログ電圧信号)が与えられる。
制御部30は、電圧変換部10に降圧動作を行わせる場合、例えば、電圧検出部42によって検出される電圧値(第2導電路22に印加される電圧の値)と予め定められた目標電圧値との偏差に基づいて公知のフィードバック演算方式(公知のPI演算方式や公知のPID演算方式など)でデューティを算出するフィードバック演算を周期的に繰り返し、デューティを算出する毎に、新たなデューティでPWM信号を出力する。そして、そのPWM信号(第1制御信号)をスイッチング素子T1に与えるとともに、スイッチング素子T1に与えるPWM信号と相補的なPWM信号をデッドタイムを設定しつつスイッチング素子T2に与える。また、電圧変換部10に昇圧動作を行わせる場合、電圧検出部41によって検出される電圧値(第1導電路21に印加される電圧の値)と予め定められた目標電圧値との偏差に基づいて公知のフィードバック演算方式(公知のPI演算方式や公知のPID演算方式など)でデューティを算出するフィードバック演算を周期的に繰り返し、デューティを算出する毎に、新たなデューティでPWM信号を出力する。そして、そのPWM信号をスイッチング素子T2に与えるとともに、スイッチング素子T2に与えるPWM信号と相補的なPWM信号をデッドタイムを設定しつつスイッチング素子T1に与える。
このように、電源装置1は、同期整流方式の降圧型DCDCコンバータとして機能し、PWM信号(第1制御信号)に応じてハイサイド側のスイッチング素子T1をオンオフさせるとともにローサイド側のスイッチング素子T2のオンオフをハイサイド側のスイッチング素子T1の動作と同期させて行うことで、第1導電路21に印加された直流電圧を降圧し、第2導電路22に出力する。第2導電路22に印加される電圧(出力電圧)は、スイッチング素子T1のゲートに与えるPWM信号(第1制御信号)のデューティに応じて定まる。更に、電源装置1は、同期整流方式の昇圧型DCDCコンバータとしても機能し、PWM信号に応じてローサイド側のスイッチング素子T2をオンオフさせるとともにハイサイド側のスイッチング素子T1のオンオフをローサイド側のスイッチング素子T2の動作と同期させて行うことで、第2導電路22に印加された直流電圧を昇圧し、第1導電路21に出力する。このときの第1導電路21に印加される電圧(出力電圧)は、スイッチング素子T2のゲートに与えるPWM信号のデューティに応じて定まる。
更に、本構成では、充電回路部50が、同期整流方式の降圧型DCDCコンバータとして機能し、第2導電路22において電圧変換部10側を出力側導電路22Bとし、電圧変換部10側とは反対側(第2電源部92側)を入力側導電路22Aとし、保護用スイッチング素子T4のオンオフ動作に応じて入力側導電路22Aに印加された電圧を降圧して出力側導電路22Bに出力電圧を印加する第2の電圧変換動作を行いうる。具体的には、充電回路部50は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて、制御部30から第2制御信号(オン信号とオフ信号とが交互に切り替わる制御信号)であるPWM信号が保護用スイッチング素子T3に与えられ、このPWM信号に応じて保護用スイッチング素子T3がオンオフ動作することで、入力側導電路22Aに印加された電圧を降圧して出力側導電路22Bに出力電圧を印加する降圧動作を行う。なお、制御部30は、充電回路部50に第2の電圧変換動作を行わせる場合、スイッチング素子T3にPWM信号(第2制御信号)を与えつつ、スイッチング素子T3に与えるPWM信号と相補的なPWM信号を、デッドタイムを設定しつつスイッチング素子T6に与える。このような相補的なPWM信号により、ハイサイド側のスイッチング素子T3のオン動作及びオフ動作を、ローサイド側のスイッチング素子T6のオフ動作及びオン動作と同期させて行うことで、入力側導電路22Aに印加された直流電圧を降圧し、出力側導電路22Bに印加する。本構成では、第2インダクタL2(チョークコイル)のインダクタンスが、第1インダクタL1(メインコイル)のインダクタンスに対して小さく抑えられている(例えば、1/10程度に小さい)。従って、リップル電流を低減するために、降圧プリチャージ動作時に制御部30から保護用のスイッチング素子T3に与える第2制御信号(PWM信号)の周波数は、通常動作時に電圧変換部10を駆動するときの上記第1制御信号(駆動用スイッチング素子T1を駆動するPWM信号)の周波数よりも大きくすることが望ましい。また、このよう充電回路部50が降圧動作を行うときには、駆動用スイッチング素子T1はオフ状態で維持してもよく、オン状態に切り替えてもよい。なお、ここでは、同期整流方式として構成される充電回路部50を例示したが、スイッチング素子T6をダイオードに置き換えてダイオード整流方式のDCDCコンバータとして構成してもよい。
次に、電源装置1で行われる制御について、図2等を参照しつつ説明する。
電源装置1の制御部30は、所定の開始条件の成立に応じて電圧変換部10を駆動し、電圧変換動作を行わせる。具体的には、車両システムを動作停止状態から動作状態に切り替える所定の始動スイッチ(例えば、公知のイグニッションスイッチ)がオン状態である場合に外部装置から制御部30に対して所定のシステムオン信号(例えば、イグニッションオン信号)が与えられるようになっており、始動スイッチがオフ状態である場合に外部装置から制御部30に対して所定のシステムオフ信号(例えば、イグニッションオフ信号)が与えられるようになっている。制御部30は、例えば始動スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わったことを所定「所定のプリチャージ条件」として電圧変換部10に制御信号を与え、電圧変換部10に電圧変換動作を行わせる。
制御部30は、例えば、図2のような流れで電圧変換部10を制御する。
図2の例では、制御部30は、「所定のプリチャージ条件」の成立タイミングt1(例えば、始動スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わったタイミング)で、充電回路部50の保護用スイッチング素子T3に対してPWM信号(第2制御信号)を出力し、充電回路部50に充電動作(上述の降圧動作)を行わせる。このような動作がプリチャージ動作(具体的には、プリチャージ降圧動作)であり、このプリチャージ降圧動作は、第1導電路21の電圧値が第1所定値(例えば、第2電源部92の充電電圧と同程度又はこの充電電圧よりも少しだけ低い所定値)となるタイミングt2まで行う。なお、プリチャージ動作中は、電圧変換部10のスイッチング素子T1,T2をオフ状態で維持してもよく、スイッチング素子T1のみをオン状態としてもよい。
制御部30は、プリチャージ降圧動作を行う時間t1から時間t2の間において、電流検出部43で検出される電流値を監視しながら第1導電路21を流れる電流の値を所定の目標電流値とするように公知のフィードバック制御を行い、保護用スイッチング素子T3に与えるPWM信号(第2制御信号)のデューティを制御する。具体的には、電流検出部43によって検出される電流値(第1導電路21を流れる電圧の値)と予め定められた目標電流値との偏差に基づいて公知のフィードバック演算方式(公知のPI演算方式や公知のPID演算方式など)でデューティを算出するフィードバック演算を周期的に繰り返し、デューティを算出する毎に、新たなデューティで保護用スイッチング素子T3に対するPWM信号を出力する。このように、時間t1から時間t2の間は、第1導電路21を流れる電流値を一定に制御しながらプリチャージ降圧動作を行うのである。
制御部30は、第1導電路21の電圧値が第1所定値となった時間t2において保護用スイッチング素子T3に与えるPWM信号を停止し、保護用スイッチング素子T3をオン状態に切り替える。そして、その後の時間t3からは、電圧変換部10に昇圧動作を行わせる。この昇圧動作では、保護用スイッチング素子T3をオン状態で維持したまま、電流検出部43で検出される電流値を監視しながら第1導電路21を流れる電流の値を所定の目標電流値とするように公知のフィードバック制御を行い、駆動用スイッチング素子T2に与えるPWM信号のデューティを制御する。具体的には、電流検出部43によって検出される電流値(第1導電路21を流れる電圧の値)と予め定められた目標電流値との偏差に基づいて公知のフィードバック演算方式(公知のPI演算方式や公知のPID演算方式など)でデューティを算出するフィードバック演算を周期的に繰り返し、デューティを算出する毎に、新たなデューティでスイッチング素子T2に与えるPWM信号を出力する。そして、そのPWM信号をスイッチング素子T2に与えるとともに、スイッチング素子T2に与えるPWM信号と相補的なPWM信号をデッドタイムを設定しつつスイッチング素子T1に与える。このようなプリチャージ昇圧動作は、第1導電路21の電圧値が第2所定値(例えば、第1電源部91の充電電圧と同程度又はこの充電電圧よりも少しだけ低い所定値)となるタイミングt4まで行う。このように、時間t3から時間t4の間は、第1導電路21を流れる電流値を一定に制御しながら上述のプリチャージ昇圧動作を行うのである。
制御部30は、第1導電路21の電圧値が第2所定値となったタイミングt4で上述の昇圧プリチャージ動作を停止させる。このように昇圧プリチャージ動作が停止した後の時間t5のタイミングでコンタクタCTがオフ状態(オープン状態)からオン状態(ショート状態)に切り替えられる。コンタクタCTは、制御部30とは別の制御装置がオンオフの制御を行ってもよく、制御部30がオンオフの制御を行ってもよい。
制御部30は、コンタクタCTが時間t5でオン状態に切り替えられた後、時間t6のタイミングで保護用スイッチング素子T4をオフ状態からオン状態に切り替え、その後の時間t7のタイミングから電圧変換部10に上述の降圧動作を行わせる。この降圧動作は、所定の終了タイミング(例えば、上述の始動スイッチがオン状態からオフ状態に切り替わるタイミング)まで行う。
以上のように、本構成の車載用電源装置1は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて制御部30が充電回路部50に対してPWM信号(第2制御信号)を与えることで、充電回路部50が第1導電路21側へ充電電流を供給するように動作する。よって、所定のプリチャージ条件が成立した場合に、第1導電路21側の容量成分(図1の例では、配線部81に接続された容量成分CP、コンデンサC1、コンデンサC2)を充電することが可能となる。しかも、保護用スイッチング素子T3のオンオフ動作によって充電電流を制御することができるため、プリチャージ動作時の電流を制御し得る構成をより簡易に実現し得る。なお、容量成分CPは、配線部81に接続された負荷内に存在する容量成分であってもよく、配線部81に接続された大容量のコンデンサであってもよい。
更に、電源装置1は、第1導電路21の電圧値を検出する電圧検出部41を備えている。そして、制御部30は、プリチャージ条件の成立に応じて充電回路部50の保護用スイッチング素子T3にPWM信号(第2制御信号)を出力した後、電圧検出部41によって検出される第1導電路21の電圧値が所定値(第1所定値)に達した場合に、第2導電路22に印加された電圧を昇圧して第1導電路21に印加する昇圧動作を電圧変換部10に行わせるようになっている。この構成によれば、第1導電路21側の容量成分に対してプリチャージ動作を行う場合に、降圧充電を行った後に昇圧充電を行うことができるようになり、容量成分の充電電圧を第2導電路の電圧よりも高い電圧まで高めることができる。
更に、電源装置1において、制御部30は、降圧プリチャージ動作に、第1導電路21を流れる電流の値を所定の目標電流値とするように保護用スイッチング素子T3に与えるPWM信号(第2制御信号)のデューティを制御する。このようにすれば、降圧プリチャージ動作時に、第1導電路21の電流を所望の値に制御しながら容量成分を充電することが可能となる。なお、昇圧プリチャージにも、第1導電路21の電流を所望の値に制御しながら容量成分を充電することが可能となっている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上述した実施形態や後述する実施形態の様々な特徴は、矛盾しない組み合わせであればどのように組み合わせてもよい。
実施例1では、充電回路部が同期整流式のDCDCコンバータとして構成された例を示したが、ダイオード方式のDCDCコンバータとしてもよい。
実施例1では、電圧変換部が1つのみ設けられた例を示したが、複数の電圧変換部が並列に設けられた多相方式のDCDCコンバータとしてもよい。
実施例1では、プリチャージ動作時に第1導電路21の電流を一定に制御する一例を示したが、実施例1とは異なる方法で第1導電路21の電流を一定に制御してもよい。例えば、図1の構成において、電流検出部44を入力側導電路22Aにおける充電回路部50の接続部と端子LVとの間に設けた場合、入力側導電路22Aを流れる電流(入力電流)を検出しながら充電回路部50を制御することもできる。具体的には、図3で示す例のように、プリチャージ動作時の入力電圧(入力側導電路22Aの電圧)と出力電圧(第1導電路21の電圧)と、予め想定された想定効率とによって入力電流(入力側導電路22Aを通って充電回路部50に流れ込む電流)の目標電流を設定することで、出力電流の平均が一定となるように制御してもよい。この場合、充電回路部50によって降圧動作を行う場合の想定効率を85%で一定と仮定し、入力側導電路22A側を所定の入力電圧(例えば、12V)とし第1導電路21側を所定の出力電圧(例えば、1V)、出力電流を所定電流値(例えば5A)で降圧動作させる場合の入力電流Iinは、効率をαとし、入力電圧をVinとし、出力電流をIoutとし、出力電圧をVoutとした場合、Iin×Vin×α=Iout×Voutで表すことができ、Iin(Iout×Vout/Vin)/αとなる。従って、所望の出力電流Ioutが得られるように、入力電流Iinの目標値を定めればよい。なお、図3の例では、1次側(第1導電路21側)の電圧を1V単位で段階的に上昇させる場合の例を示している。
また、特開2016−208759のような方法を用い、充電回路部50の降圧動作によるプリチャージ動作時に、入力電圧(入力側導電路22Aの電圧)と出力電圧(第1導電路21の電圧)とに基づいて出力電流(第1導電路21の電流)が所望の目標電流値となるように制御してもよい。
1…車載用電源装置
10…電圧変換部
21…第1導電路
22…第2導電路
41…電圧検出部
30…制御部
50…充電回路部
T1,T2…駆動用スイッチング素子
T3…保護用スイッチング素子
T6…スイッチング素子(半導体素子部)
L2…第2インダクタ

Claims (4)

  1. 第1電源部からの電力供給経路となる第1導電路に印加された電圧を変換し、第2電源部側に配置される第2導電路に出力電圧を印加する電圧変換動作を少なくとも行う車載用電源装置であって、
    オン信号とオフ信号とが交互に切り替えられる第1制御信号が与えられることに応じてオンオフ動作する駆動用スイッチング素子を備え、前記駆動用スイッチング素子のオンオフ動作により前記第1導電路に印加された電圧を昇圧又は降圧して前記第2導電路に印加する電圧変換動作を行う電圧変換部と、
    前記第2導電路に設けられ、オン動作時に前記第2導電路における前記第2電源部側から前記電圧変換部側への電流の流れ込みを許容し、オフ動作時に前記第2電源部側から前記電圧変換部側への電流の流れ込みを遮断する保護用スイッチング素子と、
    前記第2導電路における前記電圧変換部と前記保護用スイッチング素子との間において前記保護用スイッチング素子に対して直列に設けられる第2インダクタと、
    一端が前記第2導電路における前記第2インダクタと前記保護用スイッチング素子との間に電気的に接続され、他端がグラウンド部に電気的に接続されるダイオード又はスイッチング素子からなる半導体素子部と、
    少なくとも前記駆動用スイッチング素子に対して前記第1制御信号を出力する制御部と、
    を備え、
    前記保護用スイッチング素子と前記第2インダクタと前記半導体素子部とを備え、前記第2導電路において、前記電圧変換部側を出力側導電路とし、前記電圧変換部側とは反対側を入力側導電路とし、前記保護用スイッチング素子のオンオフ動作に応じて前記入力側導電路に印加された電圧を降圧して出力側導電路に出力電圧を印加する第2の電圧変換動作を行う充電回路部が構成され、
    前記制御部は、所定のプリチャージ条件の成立に応じて、前記充電回路部の前記保護用スイッチング素子に対してオン信号とオフ信号とが交互に切り替わる第2制御信号を出力する車載用電源装置。
  2. 前記第1導電路の電圧値を検出する電圧検出部を備え、
    前記制御部は、前記プリチャージ条件の成立に応じて前記充電回路部の前記保護用スイッチング素子に前記第2制御信号を出力した後、前記電圧検出部によって検出される前記第1導電路の電圧値が所定値に達した場合に、前記第2導電路に印加された電圧を昇圧して前記第1導電路に印加する昇圧動作を前記電圧変換部に行わせる請求項1に記載の車載用電源装置。
  3. 前記制御部は、前記第1導電路を流れる電流の値を所定の目標電流値とするように前記第2制御信号のデューティを制御する請求項1又は請求項2に記載の車載用電源装置。
  4. 前記制御部は、前記第1制御信号の周波数よりも前記第2制御信号の周波数を大きくする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載用電源装置。
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