JP2019205213A - ケーブル布設構造および風力発電システム - Google Patents

ケーブル布設構造および風力発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】水深の浅い水域に設置された水上設備にケーブルを接続する場合に、ケーブルの懸垂部の水底への接触及びケーブルが伸びきりやすくなるのを防止するケーブル敷設構造を提供する。【解決手段】ケーブル布設構造は浮体式の水上設備に接続されるケーブル8と、ケーブル8を水底6から立ち上げて水中に浮かせるとともに、水中に浮かせたケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部11、12と、を備える。水底から水上設備に至るケーブルの途中に、水中フロート部を用いた懸垂部を2つ以上形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル布設構造および風力発電システムに関する。
浮体式の洋上設備にケーブルを接続する場合、海底から立ち上げたケーブルを海中で弛ませるために、ケーブルの途中にブイを取り付けて布設する構造が知られている(たとえば、特許文献1、2参照)。このようなケーブル布設構造においては、ブイの浮力を利用して海中にケーブルを浮かせることにより、ケーブルの一部にU字形の懸垂部(弛み)を形成している。そして、洋上設備が風波や潮流などの影響で移動した場合は、それに応じてケーブルの懸垂部が伸び縮みすることにより、洋上設備の移動を吸収(許容)している。
特開2006−158160号公報 特開平2−214404号公報
一般に、浮体式の設備は水深が100m以上の深い海域に適用されるが、近年では比較的浅い海域、具体的には水深が50m〜100m程度の浅い海域への設置が検討されている。ただし、特に50mと浅い海域に浮体式の設備を設置する場合は、次のような不具合を招きやすくなる。
浮体式の設備を設置する海域の深さが浅くなると、ケーブルを浮かせるブイを水面に出すことなく、限られた水深の範囲でケーブルに懸垂部を形成する必要がある。このため、懸垂部を形成するケーブル長を十分に長く確保することが難しくなる。その結果、洋上風力発電設備の移動に応じてケーブルの懸垂部が伸びたときには、ケーブルが伸びきってケーブルに強い張力が加わるおそれがある。また、これを避けるために、懸垂部を形成するケーブル長を長くすると、洋上風力発電設備の移動に応じてケーブルの懸垂部が縮んだときに、懸垂部の最下部が海底に接触してケーブルがダメージを受けるおそれがある。
本発明の目的は、水深の浅い水域に設置された水上設備にケーブルを接続する場合でも、ケーブルの懸垂部が水底に接触しにくく、かつ、ケーブルが伸びきりにくいケーブル布設構造および風力発電システムを提供することにある。
本発明の第1の態様は、
浮体式の水上設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記水上設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、ケーブル布設構造である。
本発明の第2の態様は、
浮体式の風力発電設備と、
前記風力発電設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記風力発電設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、風力発電システムである。
本発明によれば、水深の浅い水域に設置された水上設備にケーブルを接続する場合でも、ケーブルの懸垂部が水底に接触しにくく、かつ、ケーブルが伸びきりにくいケーブル布設構造および風力発電システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る風力発電システムおよびケーブル布設構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る風力発電システムにおいて、水上設備の移動によりケーブルが伸びた状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る風力発電システムにおいて、水上設備の移動によりケーブルが縮んだ状態を示す側面図である。 本発明の参考形態に係る風力発電システムおよびケーブル布設構造を示す側面図である。 本発明の参考形態に係る風力発電システムにおいて、水上設備が移動したときのケーブルの挙動を示す側面図である。 本発明の参考形態に係る風力発電システムにおいて、水上設備の移動によりケーブルが縮んだ状態を示す側面図である。 本発明の参考形態に係る風力発電システムにおいて、水上設備の移動によりケーブルが伸びた状態を示す側面図である。
<本発明の実施形態の概要>
(1)本実施形態のケーブル布設構造は、
浮体式の水上設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記水上設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、ケーブル布設構造である。
上記(1)のケーブル布設構造によれば、水上での水上設備の移動が2つ以上の懸垂部の伸び縮みによって吸収される。このため、懸垂部が1つしかない場合に比べて、ケーブルの懸垂部が水底に接触しにくく、かつ、ケーブルが伸びきりにくくなる。したがって、水上設備を水深の浅い水域に設置する場合でも、ケーブルの懸垂部を水底に接触させず、かつ、ケーブルを伸びきらせずに、水上設備を広範囲に移動させることが可能となる。
(2)本実施形態のケーブル布設構造において、
前記水中フロート部は、
前記ケーブルの長さ方向において前記水底から立ち上がる前記ケーブルの着底部に隣り合う位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第1水中フロート部と、
前記第1水中フロート部よりも前記ケーブルの着底部から遠い位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第2水中フロート部と、を有し、
前記第1水中フロート部は水底に係留して設置され、前記第2水中フロート部は水底に係留せずに設置されている。
上記(2)のケーブル布設構造によれば、ケーブルの着底部の近傍に配置される第1水中フロート部を水底に係留することにより、これを係留しない場合に比べて、水中での第1水中フロート部の動きがより狭い範囲に制限される。このため、着底部近傍のケーブルの線形変動やこれに起因したケーブルの摩耗を抑制することができる。また、ケーブルの着底部から遠い位置に配置される第2水中フロート部を水底に係留しないことにより、これを係留する場合に比べて、水中での第2水中フロート部の動きがより広い範囲に許容される。このため、水上設備の移動にともなうケーブルの線形変動に従って第2水中フロート部を大きく移動させることができる。
(3)本実施形態のケーブル布設構造において、
前記2つ以上の懸垂部は、互いに同じ水深位置に形成されている。
上記(3)のケーブル布設構造によれば、2つ以上の懸垂部を互いに同じ水深位置に形成することにより、水上での水上設備の移動を各々の懸垂部の伸び縮みによってバランスよく吸収することができる。
(4)本実施形態の風力発電システムは、
浮体式の風力発電設備と、
前記風力発電設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記風力発電設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、風力発電システムである。
上記(4)の風力発電システムによれば、水上での風力発電設備の移動が2つ以上の懸垂部の伸び縮みによって吸収される。このため、懸垂部が1つしかない場合に比べて、ケーブルの懸垂部が水底に接触しにくく、かつ、ケーブルが伸びきりにくくなる。したがって、風力発電設備を水深の浅い水域に設置する場合でも、ケーブルの懸垂部を水底に接触させず、かつ、ケーブルを伸びきらせずに、風力発電設備を広範囲に移動させることが可能となる。
<本発明の実施形態の詳細>
図1は本発明の実施形態に係る風力発電システムおよびケーブル布設構造を示す側面図である。
図1においては、浮体式の水上設備1が、浮力により水上に浮いた状態で設置されている。本実施形態では風力発電システムを想定していることから、水上設備1は浮体式の風力発電設備を構成する。すなわち、水上設備1は、水上に浮かぶタワー2と、タワー2に搭載されたナセル3と、ハブ4と、ブレード5と、を備えている。なお、浮体式には、たとえばセミサブ型、スパー(SPAR)型、TLP(テンション・レグ・プラットフォーム)型などがあるが、浮体式の型式に特段の制限はない。
タワー2は、図示しないチェーンやワイヤーなどを用いて水底6に係留されている。ただし、タワー2は、水上に浮いたまま所定の範囲を移動可能となっている。タワー2は縦向きの姿勢で水上に浮いている。タワー2の上部は水面7から突出し、タワー2の下部は水中に沈んでいる。
ナセル3は、タワー2の上部に搭載されている。ナセル3の内部には、図示しない回転軸、増速機、発電機、変圧器などが収容されている。ハブ4およびブレード5は、風車を構成している。ハブ4は、ナセル3内の回転軸に連結されている。ハブ4には複数のブレード5が取り付けられている。
上記構成からなる水上設備1は、次のような原理で電力を発生する。まず、各々のブレード5に風が当たると、ブレード5と共にハブ4が回転する。ハブ4の回転はナセル3に伝達される。その際、ナセル3内では、ハブ4の回転を増速機、発電機および変圧器により電気に変換する。
水上設備1で発生した電力は、たとえば図示しない変電設備に送られる。その場合、水上設備1と変電設備との間に送電路を形成する必要がある。送電路の形成は、ケーブル8の布設によって行われる。ケーブル8としては、たとえば直流送電ケーブルなどの電力ケーブルを用いることができる。
ケーブル8は、水上設備1から大きく離れたところでは水底6に敷設または埋設され、水上設備1にある程度近づいたところでは水上設備1を接続先として水底6から立ち上がるように布設されている。また、ケーブル8は、水底6から水上設備1に至る部分では、水中フロート部によって水中に浮いた状態に保持されている。本実施形態では、2つの水中フロート部を用いてケーブル8を水中に浮かせている。すなわち、ケーブル8の途中には2つの水中フロート部11,12が取り付けられ、これら2つの水中フロート部11,12によってケーブル8が水中に浮いた状態に保持されている。また、ケーブル8は、水中フロート部11の浮力により水底6から立ち上げられている。
なお、以降の説明では、一方の水中フロート部11を第1水中フロート部11、他方の水中フロート部12を第2水中フロート部12という。また、ケーブル8の長さ方向において、水底6に着地するケーブル8の部分を着底部13といい、水上設備1につながるケーブル8の部分を接続部14という。
第1水中フロート部11は、ケーブル8の長さ方向において、着底部13に隣り合う位置でケーブル8を水中に浮かせている。第1水中フロート部11は、ケーブル8に所定の間隔で取り付けられた複数のブイ11aによって構成されている。
第1水中フロート部11は、水底6に係留して設置されている。具体的には、第1水中フロート部11は、ワイヤー15およびシンカー(不図示)を用いて水底6に係留されている。第1水中フロート部11は、水中で各々のブイ11aに働く浮力とケーブル8に働く重力とワイヤー15に働く張力のバランスにより、ケーブル8を円弧形状(鉛直上向きに凸の形状)に保持している。
第2水中フロート部12は、ケーブル8の長さ方向において、第1水中フロート部11よりもケーブル8の着底部13から遠い位置、より具体的には第1水中フロート部11と水上設備1との間でケーブル8を水中に浮かせている。第2水中フロート部12は、先述した第1水中フロート部11と同様に複数のブイ12aによって構成されている。ただし、第2水中フロート部12は、水底6に係留せずに設置されている。第2水中フロート部12は、水中で各々のブイ12aに働く浮力とケーブル8に働く重力のバランスにより、ケーブル8を円弧形状(鉛直上向きに凸の形状)に保持している。
このように、ケーブル8の着底部13から接続部14に至る部分に2つの水中フロート部11,12を分けて配置し、各々の水中フロート部11,12でケーブル8を水中に浮かせることにより、ケーブル8の途中に2つの懸垂部16,17が形成されている。「懸垂部」とは、着底部13から接続部14に至るケーブル8の途中で、ケーブル8の一部がU字形(カテナリー曲線形状)に弛んだ部分をいう。以降の説明では、一方の懸垂部16を第1懸垂部16、他方の懸垂部17を第2懸垂部17という。
第1懸垂部16は、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間に形成されている。具体的には、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間で、ケーブル8が自身の重みで垂れ下がるとともに、ケーブル8の両側が第1水中フロート部11と第2水中フロート部12の浮力で引き上げられている。これにより、ケーブル8の一部は、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間にU字形の第1懸垂部16を形成している。
第2懸垂部17は、第2水中フロート部12と水上設備1との間に形成されている。具体的には、第2水中フロート部12と水上設備1との間で、ケーブル8が自身で重みで垂れ下がるとともに、ケーブル8の両側が第2水中フロート部12と水上設備1の浮力で引き上げられている。これにより、ケーブル8の一部は、第2水中フロート部12と水上設備1との間にU字形の第2懸垂部17を形成している。
また、水面7から第1懸垂部16の最下部までの水深と、水面7から第2懸垂部17の最下部までの水深とは、互いに同じ距離になっている。すなわち、2つの懸垂部16,17は、互いに同じ水深位置に形成されている。また、2つの懸垂部16,17は、互いに同じ弛み量でU字形に形成されている。懸垂部の弛み量は、懸垂部を形成するケーブル長が一定であれば、懸垂部の高低差H(図1参照)によって決まる。懸垂部の高低差Hは、懸垂部を保持する水中フロート部の端部から懸垂部の最下部までの鉛直距離で規定される。そして、懸垂部の高低差Hが大きいほど弛み量が多くなり、高低差Hが小さいほど弛み量が少なくなる。
なお、着底部13と第1水中フロート部11との間ではケーブル8がU字形に弛んだ形状にならないため、そこでケーブル8が懸垂部を形成することはない。
また、着底部13から水上設備1に至るケーブル8には、ケーブル8の過度の曲がりを抑制するために、3つの曲げ制限部材21〜23が取り付けられている。各々の曲げ制限部材21〜23は、ケーブル8を予め決められた許容曲げ半径以上に保つものである。各々の曲げ制限部材21〜23は、たとえば、硬質ポリウレタンなどの樹脂材料に用いてチューブ状に形成されている。
ここで、曲げ制限部材21を例にとってその機能を説明する。まず、ケーブル8に曲げ制限部材21を取り付けた後、その取り付け部位でケーブル8を徐々に曲げていくと、曲げ制限部材21はケーブル8の曲げ形状に沿って曲がる。ただし、ケーブル8の曲げ半径がある程度まで小さくなると、曲げ制限部材21はそれ以上曲がらなくなる。このため、ケーブル8の曲がりは曲げ制限部材21によって制限される。このように、曲げ制限部材21は、ケーブル8が過度の曲がらないよう、その曲げ半径を許容曲げ半径以上に保つ機能を有する。この機能は他の曲げ制限部材22,23も同様に有する。以降の説明では、3つの曲げ制限部材21〜23を、第1曲げ制限部材21、第2曲げ制限部材22および第3曲げ制限部材23と区別する。
第1曲げ制限部材21は第1懸垂部16に取り付けられている。また、第2曲げ制限部材22は第2懸垂部17に取り付けられ、第3曲げ制限部材23は着底部13に取り付けられている。また、第1曲げ制限部材21は、第1懸垂部16を形成するU字形のケーブル8の曲がり部分に取り付けられ、第2曲げ制限部材22は、第2懸垂部17を形成するU字形のケーブル8の曲がり部分に取り付けられている。なお、第1曲げ制限部材21と第2曲げ制限部材22については、ケーブル8が過度に曲がって屈曲する可能性の高い場合のみ取り付けるようにしてもよい。一方、第3曲げ制限部材23は、着底部13を形成するケーブル8の立ち上がり部分に取り付けられている。第3曲げ制限部材23は、上述した機能のほかに、ケーブル8が水底6に擦れて摩耗しないよう、ケーブル8を保護する機能も果たす。
上記構成からなるケーブル布設構造においては、浮体式の水上設備1が水上で移動した場合に、ケーブル8が次のように挙動を示す。まず、上記図1は初期状態を示している。初期状態とは、ケーブル8の着底部13から水上設備1までの離間距離が設計上想定されている基準距離に一致し、ケーブル8が伸び縮みしていない中立の状態をいう。
上記初期状態から風波などの影響で水上設備1が水上を移動すると、水上設備1の移動方向および移動量に応じて、着底部13から水上設備1までの離間距離が変化する。そして、ケーブル8の第1懸垂部16および第2懸垂部17は、水上設備1の移動に従って弛み量が変化するように伸び縮みする。以下、具体的に説明する。
まず、水上設備1が着底部13から遠ざかる方向に移動すると、着底部13から水上設備1までの離間距離が上記基準距離よりも長くなり、その分だけケーブル8全体が伸ばされる。このため、図2に示すように、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間隔、および、第2水中フロート部12と水上設備1との間隔が、それぞれ広くなる。これにより、第1懸垂部16は、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間で弛み量が少なくなるように伸ばされ、第2懸垂部17は、第2水中フロート部12と水上設備1との間で弛み量が少なくなるように伸ばされる。
これに対して、水上設備1が着底部13に近づく方向に移動すると、着底部13から水上設備1までの離間距離が上記基準距離よりも短くなり、その分だけケーブル8全体が縮められる。このため、図3に示すように、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間隔、および、第2水中フロート部12と水上設備1との間隔が、それぞれ狭くなる。これにより、第1懸垂部16は、第1水中フロート部11と第2水中フロート部12との間で弛み量が多くなるように縮められ、第2懸垂部17は、第2水中フロート部12と水上設備1との間で弛み量が多くなるように縮められる。
このように、水上設備1が着底部13から遠ざかる方向に移動する場合は、2つの懸垂部16,17がケーブル8の伸びを分担することにより、水上設備1の移動が許容される。また、水上設備1が着底部13に近づく方向に移動する場合は、2つの懸垂部16,17がケーブル8の縮みを分担することにより、水上設備1の移動が許容される。
また、上述のように第1懸垂部16が縮むと、第1懸垂部16を形成しているケーブル8の曲げ半径が小さくなり、第2懸垂部17が縮むと、第2懸垂部17を形成しているケーブル8の曲げ半径が小さくなる。また、水上設備1が着底部13に近づく方向に移動すると、ワイヤー15が着底部13側に倒れ込むため、着底部13を形成しているケーブル8の立ち上がりが急峻になる。このため、着底部13を形成しているケーブル8の曲げ半径が小さくなる。
<本発明の参考形態>
図4は本発明の参考形態に係る風力発電システムおよびケーブル布設構造を示す側面図である。
なお、以下に述べる参考形態では、上述した各々の構成要素と同様の部分に同じ符号を付し、重複する説明はできるだけ省略する。
図4においては、浮体式の水上設備(風力発電設備)1にケーブル8を接続するにあたって、ケーブル8の着底部13から水上設備1に至るケーブル8の途中に水中フロート部30が設けられている。これにより、ケーブル8は、水中フロート部30によって水中に浮いた状態に保持されている。水中フロート部30は、ワイヤー31およびシンカー32を用いて水底6に係留されている。また、着底部13から水上設備1に至るケーブル8の途中には1つの懸垂部33が形成されている。懸垂部33は、ケーブル8の長さ方向において、水中フロート部30と水上設備1との間にU字形に形成されている。
上記構成からなるケーブル布設構造においては、浮体式の水上設備1が水上で移動した場合に、それに従って懸垂部33が伸び縮みする。たとえば図5に示すように水上設備1が着底部13に近づく方向に移動すると、懸垂部33は、水中フロート部30と水上設備1との間で弛み量が多くなるように縮められる。また、図示はしないが水上設備1が着底部13から遠ざかる方向に移動すると、懸垂部33は、水中フロート部30と水上設備1との間で弛み量が少なくなるように伸ばされる。
ここで、水上設備1を浅い水域に設置する場合、懸垂部33を形成するケーブル長を長く確保すると、図6に示すように、水上設備1が着底部13に近づく方向に移動したときに、懸垂部33の最下部が水底6に接触しやすくなる。その結果、ケーブル8の一部が水底6に擦れてダメージを受けるおそれがある。また、懸垂部33の最下部におけるケーブル8の曲げ半径が許容曲げ半径よりも小さくなるおそれもある。
一方、懸垂部33を形成するケーブル長を短くすると、懸垂部33の最下部が水底6に接触しにくくなる反面、図7に示すように、水上設備1が着底部13から遠ざかる方向に移動したときに、ケーブル8が伸びきりやすくなる。その結果、ケーブル8に強い張力が加わるおそれがある。また、水上設備1につながる接続部14でケーブル8が大きく屈曲するおそれもある。
このように、参考形態に係るケーブル布設構造においては、水上設備1を水深の浅い水域に設置する場合に、水上設備1の移動方向によってケーブル8の懸垂部33が水底6に接触しやすい状況、あるいはケーブル8が伸びきりやすい状況に陥ってしまう。
<実施形態の効果>
これに対して、本実施形態に係るケーブル布設構造では、着底部13から水上設備1に至るケーブル8の途中に2つの懸垂部16,17を設け、水上での水上設備1の移動を各々の懸垂部16,17の伸び縮みによって許容(吸収)する構成になっている。このため、上記参考形態のように懸垂部33が1つしかない場合に比べて、ケーブル8の懸垂部が水底6に接触しにくく、かつ、ケーブル8が伸びきりにくくなる。したがって、水上設備1を水深の浅い水域に設置する場合でも、ケーブル8の懸垂部を水底6に接触させず、かつ、ケーブル8を伸びきらせずに、水上設備1を広範囲に移動させることが可能となる。
特に本実施形態に係るケーブル布設構造は、水上設備1を設置する水域の水深が100m未満、好ましくは30m以上80m以下、より好ましくは40m以上70m以下の場合に適用するよい。その理由は、水深が100m以上の水域では1つの懸垂部によって水上設備1の移動を吸収することができるものの、水深が100m未満の水域になると水上設備1が最大の移動量(たとえば半径40mの範囲)で移動したときに、水上設備1の移動を1つの懸垂部だけで吸収することが難しくなるからである。また、水上設備1を設置する水域の水深が30m未満になると、水深が浅すぎて水上設備1の設置場所として不適切になるからである。ただし、本実施形態に係るケーブル布設構造は、水深が100m以上の水域に設置される水上設備にケーブルを接続する場合に適用してもかまわない。
また、本実施形態においては、第1水中フロート部11を水底6に係留しているため、これを係留しない場合に比べて、水中での第1水中フロート部11の動きがより狭い範囲に制限される。このため、着底部13近傍のケーブル8の線形変動やこれに起因したケーブル8の摩耗を抑制することができる。また、本実施形態においては、第2水中フロート部12を水底6に係留していないため、これを係留する場合に比べて、水中での第2水中フロート部12の動きがより広い範囲に許容される。このため、水上設備1の移動やこれにともなうケーブル8の線形変動に従って第2水中フロート部12を大きく移動させることができる。
また、本実施形態においては、2つの懸垂部16,17を互いに同じ水深位置に形成している。このため、水上での水上設備1の移動を2つの懸垂部16,17の伸び縮みによってバランスよく吸収することができる。
また、本実施形態では、第1懸垂部16に第1曲げ制限部材21を取り付けているため、第1懸垂部16におけるケーブル8の曲がりが第1曲げ制限部材21によって制限される。また、第2懸垂部17に第2曲げ制限部材22を取り付けているため、第2懸垂部17におけるケーブル8の曲がりが第2曲げ制限部材22によって制限される。また、着底部13に第3曲げ制限部材23を取り付けているため、着底部13におけるケーブル8の曲がりが第3曲げ制限部材23によって制限される。したがって、第1懸垂部16、第2懸垂部17および着底部13において、ケーブル8の曲げ半径を許容曲げ半径以上に保つことができる。その結果、水上設備1の移動にともなうケーブル8の過度の曲がりを抑制することが可能となる。
<他の実施形態>
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記実施形態においては、着底部13から水上設備1に至るケーブル8の途中に2つの懸垂部16,17を形成するようにしたが、これに限らず、懸垂部の数は3つ以上であってもよい。その場合は、懸垂部の数に応じて水中フロート部の数を増やせばよい。たとえば、着底部13から水上設備1に至るケーブル8の途中に3つの懸垂部を形成する場合は3つの水中フロート部を用い、4つの懸垂部を形成する場合は4つの水中フロート部を用いればよい。つまり、懸垂部と同じ数の水中フロート部を用いればよい。また、ケーブル8の途中に3つ以上の水中フロートを用いて3つ以上の懸垂部を形成する場合は、着底部13に隣り合う第1水中フロート部11だけを水底6に係留し、それ以外の水中フロート部を水底6に係留しない構成を採用することが望ましい。
また、水上設備1を設置する水域の水深が50mである場合は、水上で想定されている水上設備1の移動量に応じて懸垂部の数を変えてもよい。好ましい例を挙げると、水上設備1の移動量が半径15〜25mの場合は懸垂部の数を2つに設定し、水上設備1の移動量が半径25〜35mの場合は懸垂部の数を2つ乃至3つに設定し、水上設備1の移動量が半径35〜45mの場合は懸垂部の数を3つ乃至4つに設定し、水上設備1の移動量が半径45〜55mの場合は懸垂部の数を4つ乃至5つに設定するとよい。
また、上記実施形態においては、複数のブイを用いて水中フロート部を構成したが、これに限らず、複数のブイに代えて、1つの大きなブイで水中フロート部を構成してもよい。
また、上記実施形態においては、2つの懸垂部16,17を互いに同じ水深位置に形成したが、これに限らず、2つの懸垂部16,17を互いに異なる水深位置に形成してもよい。また、2つの懸垂部16,17の弛み量を互いに変えてもよい。
また、上記実施形態においては、水上設備1の一例として風力発電設備を想定したが、ケーブルの接続先となる水上設備は風力発電設備などの発電設備に限らず、たとえば変電設備などであってもよい。また、ケーブルの接続先となる水上設備は、洋上あるいは湖上などに設置されるものでもよい。その場合、上述した「水上」、「水面」、「水中」、「水底」といった用語は、「洋上」、「海面」、「海中」、「海底」、あるいは「湖上」、「湖面」、「水中」、「湖底」と読み替えることができる。
また、上記実施形態においては、布設の対象となるケーブル8として電力用のケーブルを例に挙げて説明したが、水上設備に接続されるケーブルはこれに限らず、通信用のケーブル、あるいは電力用と通信用を兼ねた複合ケーブルであってもよい。
<本発明の好ましい態様>
以下、本発明の好ましい態様を付記する。
(付記1)
浮体式の水上設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記水上設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、ケーブル布設構造。
(付記2)
前記水中フロート部は、
前記ケーブルの長さ方向において前記水底から立ち上がる前記ケーブルの着底部に隣り合う位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第1水中フロート部と、
前記第1水中フロート部よりも前記ケーブルの着底部から遠い位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第2水中フロート部と、を有し、
前記第1水中フロート部は水底に係留して設置され、前記第2水中フロート部は水底に係留せずに設置されている、付記1に記載のケーブル布設構造。
(付記3)
前記2つ以上の懸垂部は、互いに同じ水深位置に形成されている、付記1または2に記載のケーブル布設構造。
(付記4)
前記ケーブルを予め決められた許容曲げ半径以上に保つ曲げ制限部材が、前記ケーブルの懸垂部に取り付けられている、付記1〜3のいずれか1つに記載のケーブル布設構造。
(付記5)
前記曲げ制限部材が、前記ケーブルの着底部に取り付けられている、付記2に記載のケーブル布設構造。
(付記6)
前記水上設備が水深100m未満の水域に設置されている、付記1〜5のいずれか1つに記載のケーブル布設構造。
(付記7)
浮体式の風力発電設備と、
前記風力発電設備に接続されるケーブルと、
前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
前記水底から前記風力発電設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、風力発電システム。
1…水上設備
2…タワー
3…ナセル
4…ハブ
5…ブレード
6…水底
7…水面
8…ケーブル
11…第1水中フロート部
11a…ブイ
12…第2水中フロート部
12a…ブイ
13…着底部
14…接続部
15…ワイヤー
16…第1懸垂部
17…第2懸垂部
21…第1曲げ制限部材
22…第2曲げ制限部材
23…第3曲げ制限部材
30…水中フロート部
31…懸垂部
32…シンカー
33…懸垂部

Claims (4)

  1. 浮体式の水上設備に接続されるケーブルと、
    前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
    前記水底から前記水上設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、ケーブル布設構造。
  2. 前記水中フロート部は、
    前記ケーブルの長さ方向において前記水底から立ち上がる前記ケーブルの着底部に隣り合う位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第1水中フロート部と、
    前記第1水中フロート部よりも前記ケーブルの着底部から遠い位置で前記ケーブルを水中に浮かせる第2水中フロート部と、を有し、
    前記第1水中フロート部は水底に係留して設置され、前記第2水中フロート部は水底に係留せずに設置されている、請求項1に記載のケーブル布設構造。
  3. 前記2つ以上の懸垂部は、互いに同じ水深位置に形成されている、請求項1または2に記載のケーブル布設構造。
  4. 浮体式の風力発電設備と、
    前記風力発電設備に接続されるケーブルと、
    前記ケーブルを水底から立ち上げて水中に浮かせるとともに、前記水中に浮かせた前記ケーブルの一部に懸垂部を形成する水中フロート部と、を備え、
    前記水底から前記風力発電設備に至る前記ケーブルの途中に前記水中フロート部を用いて前記懸垂部が2つ以上形成されている、風力発電システム。
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