JP2019204831A - 発光素子 - Google Patents

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研 片岡
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Abstract

【課題】広帯域の発光を示し、且つ、経時的に発光強度のスペクトルの傾向が変化しにくい発光素子を提供する。【解決手段】発光素子は、380nm以上500nm以下の範囲内に単一のピーク波長を有する励起光を発するLED素子と、励起光の少なくとも一部が入射されて、励起光よりも長波長の蛍光を発する蛍光体と、励起光と蛍光とが重ね合わされてなる出射光を出射する光取り出し面とを備える。出射光は、少なくとも励起光のピーク波長以上1050nm以下の範囲にわたる発光を示し、且つ、少なくとも励起光のピーク波長から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示す。【選択図】 図1

Description

本発明は発光素子に関し、特に励起用のLED素子と蛍光体とを含む発光素子に関する。
従来、米や豆などの穀物に含まれる異物を除去する選別機が知られている(例えば、特許文献1参照)。従来の選別機は、選別対象となる穀物に対して予め定められた波長の光を照射し、受光センサによって受光された光量の相違に基づいて、異物の混入を検知している。
ところで、近年、選別機に対して、受光センサによって受光された画像情報だけでは選別できないような対象物への適応が求められている。一例として、選別対象としてのプラスチック群から、異なる成分からなるプラスチックを選別することのできる選別機の実現が求められている。このような選別を行うに際しては、従来の方法で受光センサで受光された画像情報だけでは不十分であり、対象物からの反射光に含まれる詳細な波長情報を取得することが要求される。
このような波長情報を取得するために、ハイパースペクトルカメラを組み合わせた選別機の開発が近年進んでいる。対象物を構成する成分が相違すると光の吸収特性が相違するため、対象物から反射された光をハイパースペクトルカメラで受光して波長を分析することで、成分の分析が可能となる。つまり、このような選別機によれば、上述したように、選別対象としてのプラスチック群から、異なる成分からなるプラスチックを選別することが可能となる。
ハイパースペクトルカメラで対象物からの反射光を受光して、波長分析を行うに際しては、分析精度を高める観点からは対象物に照射する光が広帯域であることが望ましい。従来、このような光源として、蛍光灯やハロゲンランプなどが広く用いられてきた(例えば、下記特許文献2参照)。
特公平8−29303号公報 特許第3079932号公報
ハロゲンランプは寿命が短く、ランプ交換などのメンテナンス頻度が高くなってしまう。このため、本発明者らは、ハロゲンランプに代えて、寿命特性に優れたLED素子を用いた光源を採用することを検討している。しかしながら、従来、可視域から赤外域にわたる広帯域の波長成分を有するLED素子は存在していなかった。
ところで、従来、青色光を出射するGaN系のLED素子と蛍光体とを用いて、白色光を生成する発光素子が例えば照明用途として利用されている。また、従来、赤外光を出射するGaAs系のLED素子が知られている。GaAs系のLED素子は、GaN系のLED素子よりも前から開発が進められていたこともあり、現在は、GaN系のLED素子と比べて極めて安価に入手することができる。よって、GaN系のLED素子と蛍光体とを含む白色LED素子と、GaAs系の赤外LED素子とを組み合わせることで、広帯域のLED素子を実現することは原理的に可能である。
図3Aは、ピーク波長が450nmのGaN系LED素子とYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系材料からなる蛍光体とで構成された白色LED素子と、ピーク波長が780nmのGaAs系LED素子と、ピーク波長が940nmのGaAs系LED素子とを配列し、同時に点灯させた場合における出射光のスペクトルの一例である。図3Aにおいて、横軸は波長[nm]を示し、縦軸は発光強度の相対値[a.u.]を示す。各波長の発光強度は、励起用光源としてのGaN系LED素子のピーク波長における発光強度を基準としたときの相対値で規定されている。
図3Aに示されるスペクトルによれば、可視域から赤外域までの広範囲にわたって、高い発光強度が実現されている。このため、このような光を対象物に照射して、反射光をハイパースペクトルカメラで受光し、波長毎の強度分析を行うことで、対象物の成分分析に利用することができるように思われる。
しかし、上述したように、図3Aに示すスペクトルは、異なるピーク波長を示す複数種類のLED素子、より詳細にはGaN系のLED素子及びGaAs系のLED素子が組み合わされて実現されたものである。すなわち、これらのLED素子は、それぞれ組成や構造(層数や膜厚など)を異ならせることで、異なるピーク波長が実現するように設計されたものである。
光源を点灯すると、経時的に温度が上昇する。LED素子は、この温度環境によって発光波長がシフトすることが知られている。そして、この波長シフト量は、LED素子の組成や構造によって異なる。つまり、図3Bに示されるように、ピーク波長のシフト量△λ1、△λ2、及び△λ3の値がそれぞれ異なる。更に、LED素子は、発光状態が継続すると、素子が劣化して発光強度が低下するが、この低下する度合もLED素子の組成や構造によって異なる。
つまり、異なるピーク波長を示す複数のLED素子を組み合わせて光源を実現すると、発光時間が経過するに連れ、光源からの出射光のスペクトルの態様が変化する。かかる光源を選別機用途に用いた場合、同一の対象物に対して光を照射しても、反射光の波長分布が経時的に変化する可能性があり、このような反射光に含まれる波長別の発光強度に基づいて対象物の成分分析を行った場合に、分析の精度が低下するおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑み、広帯域の発光を示し、且つ、経時的に発光強度のスペクトルの傾向が変化しにくい発光素子を提供することを目的とする。
本発明に係る発光素子は、380nm以上500nm以下の範囲内に単一のピーク波長を有する励起光を発するLED素子と、
前記励起光の少なくとも一部が入射されて、前記励起光よりも長波長の蛍光を発する蛍光体と、
前記励起光と前記蛍光とが重ね合わされてなる出射光を出射する光取り出し面とを備え、
前記出射光は、少なくとも前記励起光のピーク波長以上1050nm以下の範囲にわたる発光を示し、且つ、少なくとも前記励起光のピーク波長から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示すことを特徴とする。
上記発光素子は、ピーク波長の異なる複数種類のLED素子を備えず、単一のピーク波長を示すLED素子を備える。そして、このLED素子から出射された励起光と、この励起光によって励起された蛍光体から出射する蛍光とによって、広帯域の光が生成される。
本発明に係る発光素子は、物性や構造が異なる複数種類のLED素子を備えていないため、経時的な温度変化や素子の劣化に伴うスペクトルの変化の態様は、励起光を発する前記LED素子の特性に由来する。このため、経時的に出射光全体の発光強度が低下することはあっても、出射光のスペクトルの態様はほとんど変化しない。また、本発明に係る発光素子は、少なくとも励起光のピーク波長以上1050nm以下の広帯域に発光を示す。よって、この発光素子からの出射光を、成分分析などの用途に供される選別機の光源に利用した場合に、経時的に分析の精度が低下するおそれが少ない。
なお、本明細書おいて、「発光を示す」とは、励起光のピーク波長における発光強度に対して、0.03%以上の強度を示すことを意味する。
前記出射光は、波長が430nm以上1050nm以下の範囲にわたる発光を示すものとしても構わない。ハイパースペクトルカメラを用いた選別機では、通常の可視光域による光で撮像された画像情報と詳細な波長情報とを用いて対象物の識別が行われる。上記発光素子によれば、430nm以上1050nm以下の波長成分を示す出射光が得られるため、かかる出射光を対象物に照射させることで、上記画像情報と波長情報の両者を得ることができる。
前記出射光は、前記励起光のピーク波長以上1050nm以下の範囲内における発光強度の極小値が、前記励起光のピーク波長における発光強度に対して0.5%以上であるものとすることができる。
例えば、図3Aに示される例によれば、符号a、b、及びcで図示された箇所において、スペクトルに極小値が現れている。符号aによって示されている極小値は、励起光のスペクトルと白色LED用の蛍光体で生成された蛍光のスペクトルの接続箇所に対応する。符号bによって示されている極小値は、前記蛍光のスペクトルとピーク波長が780nmのLED素子のスペクトルの接続箇所に対応する。符号cによって示されている極小値は、ピーク波長が780nmのLED素子のスペクトルとピーク波長が940nmのLED素子のスペクトルの接続箇所に対応する。
励起用のLED素子から出射される光(励起光)は、ピーク波長を最大強度として、そのピーク波長から離れるに連れて発光強度が低下する。そして、この励起光が蛍光体に入射されることで生成される蛍光についても、蛍光体の特性によって決定されるある波長(蛍光体のピーク波長)近傍を最大強度とし、その波長から離れるに連れて発光強度が低下する。つまり、本発明に係る発光素子から出射される光のスペクトルにおいて、励起光由来の波長域と、蛍光由来の波長域との境界付近には、発光強度の極小値が確認される可能性がある。上記の構成のように、かかる極小値が励起光のピーク波長における発光強度に対して0.5%以上となるよう発光素子が実現されることで、発光素子からの出射光が広帯域にわたって十分高い発光強度を示すこととなる。この結果、上記発光素子を選別機用の光源として利用した場合に、高い分析精度が実現される。
本明細書において、「発光強度の極小値」には、スペクトルに含まれる微小なノイズ由来の発光強度の変動に由来する値を含まない。このような微小なノイズは、出射光のスペクトルを測定する装置に由来するものであり、例えば異なる装置で出射光を受光してスペクトルを測定すると、態様が変化するため、ノイズ成分であるか否かを判別することができる。
前記蛍光体は、前記励起光が入射されると、500nm以上600nm以下の範囲内にピーク波長を有する第一蛍光を生成する第一蛍光体と、600nm以上1000nm以下の範囲内にピーク波長を有する第二蛍光を生成する第二蛍光体とを含んでなるものとしても構わない。
なお、前記第二蛍光体は、600nm以上900nm以下の範囲内にピーク波長を有する蛍光を生成する蛍光体と、900nm以上1050nm以下の範囲内にピーク波長を有する蛍光を生成する蛍光体とを含んでなるものとしても構わない。この場合、波長が1000nm近傍においても、高い発光強度を示す発光素子が実現される。
前記蛍光体は、少なくとも前記第一蛍光体と前記第二蛍光体とが混合又は積層されているものとすることができる。
本発明によれば、広帯域の発光を示しつつ、且つ、経時的に発光強度のスペクトルの傾向が変化しにくい発光素子が実現される。
本発明の発光素子の一実施形態の構成を模式的に示す図面である。 本発明の発光素子から出射される光のスペクトルの一例である。 本発明の発光素子から出射される光のスペクトルの別の一例である。 本発明の発光素子から出射される光のスペクトルの別の一例である。 異なるピーク波長を示す複数のLED素子を組み合わせてなる光源から出射される光のスペクトルの一例である。 図3Aのスペクトルを示す発光素子の環境温度が上昇した場合における、前記スペクトルのピーク値の変化を模式的に示す図である。
本発明に係る発光素子の実施形態につき、適宜図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、図面上の寸法比と実際の寸法比は必ずしも一致しない。
図1は、発光素子の一実施形態の構成を模式的に示す図面である。発光素子1は、LED素子3と、蛍光体5と、封止層7と、パッケージ9と、光取り出し面10とを備える。
LED素子3は、380nm以上500nm以下の範囲内に単一のピーク波長を有する光L0を発する素子である。この光L0は、少なくとも一部が蛍光体5に入射されて、蛍光体5を励起して、光L0よりも長波長の蛍光L1に変換される。以下、光L0を「励起光L0」と記載する。
一例として、LED素子3は、GaN、InGaN、AlInGaNなどの窒化物半導体からなる活性層を含む素子として実現することができる。LED素子3から出射される励起光L0のピーク波長は、好ましくは400nm以上500nm以下であり、より好ましくは、430nm以上480nm以下である。
本実施形態において、蛍光体5は、LED素子3の光取り出し面上に形成されている。蛍光体5は、励起光L0を受光すると励起して500nm以上1050nm以下において発光強度を示す蛍光L1を生成する材料を含む。より好ましくは、蛍光体5は、励起光L0が入射されると、500nm以上600nm以下の範囲内にピーク波長を有する第一蛍光を生成する第一蛍光体と、600nm以上1050nm以下の範囲内にピーク波長を有する第二蛍光を生成する第二蛍光体とを含む。
第一蛍光体としては、例えば青色光を受光して緑色光や黄色光を生成する材料が利用可能であり、より詳細には、YAG(Y3Al512:Ce3+)、βサイアロン(SrSiAlON:Eu2+)、Ca3Sc2Si312:Ce3+、BaSi222:Eu2+、Li2SrSiO4:Eu2+などが利用可能である。
第二蛍光体としては、例えば青色光を受光して波長が800nm以上の赤外光を生成する材料が利用可能であり、より詳細には、Zn2SnO4:Cr3+、Sc2CaMoO6:Yb3+などが利用可能である。
本実施形態では、上記第一蛍光体と第二蛍光体とが有機系又は無機系材料からなるバインダーと共に混合された混合物として蛍光体5が生成されており、この蛍光体5がLED素子3の光取り出し面上に載置されている。バインダーとしては、有機系であればシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などが利用可能であり、無機系であればAl23やSiO2などが利用可能である。
別の例として、第一蛍光体そのもの又は第一蛍光体と所定のバインダーとが混合されてなる層と、第二蛍光体そのもの又は第二蛍光体と所定のバインダーとが混合されてなる層とが積層されることで、蛍光体5が形成されていても構わない。
更に、蛍光体5は、励起光L0を受光して生成される蛍光のピーク波長がそれぞれ異なる、3種類以上の蛍光体材料を含むものとしても構わない。
本実施形態では、LED素子3の上面に蛍光体5が載置されてなる素子の、上面及び側面を覆うように、封止層7が形成されている。封止層7は、励起光L0及び蛍光L1に対する透過性の高い材料で形成され、LED素子3及び蛍光体5に対する異物や水分などの混入を防ぐと共に、励起光L0及び蛍光L1の拡散機能を有している。封止層7は、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などによって構成することができる。
本実施形態の発光素子1は、LED素子3を固定するための基台を構成するパッケージ9を備える。パッケージ9は、例えば樹脂材料で構成される。より詳細には、パッケージ9は、ポリフタルアミド樹脂、液晶ポリマー、不飽和ポリエステルなどの熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を用いて形成される。また、パッケージ9を、Al23やAlNなどのセラミックスで形成しても構わない。
パッケージ9は、予めLED素子3及び蛍光体5を含む素子と封止層7とを配置することができるように凹部領域が形成されている。この凹部領域内に、LED素子3及び蛍光体5が載置され、更にその周囲に封止層7が充填される。
なお、パッケージ9の面のうち、少なくとも励起用のLED素子3が載置されている面には、励起光L0を反射する反射部材が設けられているものとしても構わない。また、パッケージ9そのものを、励起光L0に対して反射率の高い材料で構成しても構わない。
パッケージ9を介してLED素子3に対して通電されると、LED素子3から励起光L0が出射される。この励起光L0は、蛍光体5に入射され、一部は蛍光体5及び封止層7を透過して光取り出し面10から出射される。また、蛍光体5は、励起光L0が入射されることで励起されて蛍光L1を生成し、この蛍光L1が封止層7を透過して光取り出し面10から出射される。すなわち、発光素子1は、光取り出し面10から、励起光L0と蛍光L1とを含む出射光Laを出射する。
なお、LED素子3から出射された励起光L0の一部が、蛍光体5に入射されずに封止層7を介して光取り出し面10から出射されるものとしても構わない。
次に、発光素子1の製造方法の一例について説明する。
GaN系材料からなるLED素子3を準備する。LED素子3の外形の一例は、光取り出し面の寸法が1mm□であり、高さが150μmである。このLED素子3は、上述した凹部領域が形成されたパッケージ9の面上に実装され、通電可能な状態にしておく。
次に、例えば上述したYAG(Y3Al512:Ce3+)からなる第一蛍光体と、Zn2SnO4:Cr3+からなる第二蛍光体とを、シリコーン樹脂中に十分に均一になるように撹拌して混合物を生成する。一例として、混合物中の第一蛍光体及び第二蛍光体の合計の割合は、30質量部〜50質量部である。
次に、上記蛍光体が混合されたシリコーン樹脂を、例えばディスペンサーによってLED素子3の光取り出し面上に塗布する。ここでは、シリコーン樹脂の塗布量は、LED素子3の光取り出し面上に留まる程度の量とする。一例として、塗布されるシリコーン樹脂の厚みは100μm〜500μmである。ここで塗布されるシリコーン樹脂は、上記第一及び第二蛍光体が内部に含有されたものであり、図1における蛍光体5に対応する。
LED素子3の上面に上記シリコーン樹脂を塗布後、加熱により乾燥させる。その後、LED素子3及び蛍光体5の上面及び側面を覆うように、パッケージ9の凹部領域内を例えばシリコーン樹脂からなる封止層7で充填する。その後、再び加熱により乾燥させる。
図2Aは、上記方法で製造された発光素子1の光取り出し面10から出射される光Laのスペクトルの一例である。図2Aにおいて、横軸は波長[nm]を示し、縦軸は発光強度の相対値[a.u.]を示している。
ここでは、LED素子3として、ピーク波長450nm、半値幅10nmのGaN系素子を用いた。図2Aによれば、単一のピーク波長λ1を有する1種類のLED素子3を用いながらも、400nm〜1050nmの広い波長域において発光を示し、且つ、励起光のピーク波長λ1から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示す発光素子1が実現されていることが確認できる。LED素子3の半値幅は、例えば5nm以上20nm以下である。
図2Aの結果において、ピーク波長がλ2(=582nm)である第一蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1a」と呼ぶことがある。)は、波長λ2における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
図2Aの結果において、ピーク波長がλ3(=809nm)である第二蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1b」と呼ぶことがある。)は、波長λ3における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
なお、図2Aの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の範囲内における発光強度の極小値を示す波長λ4及びλ5に関し、波長λ4における発光強度は、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して1.2%であり、波長λ5における発光強度は、励起光のピーク波長λ1における発光強度に対して2.0%である。
極小値を示す波長λ4は、励起光L0のピーク波長λ1よりも長波長側における裾の部分と、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ2よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。また、極小値を示す波長λ5は、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ2よりも長波長側における裾の部分と、第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)のピーク波長λ3よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。
すなわち、図2Aの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の広範囲にわたって、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して0.5%以上の発光強度が実現されている。
図2Bは、図2Aに示した発光素子1から、蛍光体5の材料を異ならせたときの、光取り出し面10から出射される光Laのスペクトルの一例である。この例では、蛍光体5として、YAG(Y3Al512:Ce3+)からなる第一蛍光体と、ScBO3:Cr3+からなる第二蛍光体とをシリコーン樹脂に混合させて製造されたものを採用した。
図2Bの結果においても、単一のピーク波長λ1を有する1種類のLED素子3を用いながらも、400nm〜1050nmの広い波長域において発光を示し、且つ、励起光のピーク波長λ1から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示す発光素子1が実現されていることが確認できる。
図2Bの結果において、ピーク波長がλ12(=582nm)である第一蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1a」と呼ぶことがある。)は、波長λ12における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
図2Bの結果において、ピーク波長がλ13(=800nm)である第二蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1b」と呼ぶことがある。)は、波長λ13における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
なお、図2Bの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の範囲内における発光強度の極小値を示す波長λ14及びλ15に関し、波長λ14における発光強度は、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して1.2%であり、波長λ15における発光強度は、励起光のピーク波長λ1における発光強度に対して2.1%である。
極小値を示す波長λ14は、励起光L0のピーク波長λ1よりも長波長側における裾の部分と、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ12よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。また、極小値を示す波長λ15は、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ12よりも長波長側における裾の部分と、第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)のピーク波長λ13よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。
すなわち、図2Bの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の広範囲にわたって、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して0.5%以上の発光強度が実現されている。
図2Aにおける極小値を示す波長λ5と、図2Bにおける極小値を示す波長λ15は、共に600nm以上800nm以下の範囲に位置している。これは、第一蛍光体を、ピーク波長(λ2、λ12)が500nm以上600nm以下の範囲内の蛍光L1(L1a)を生成可能な材料で構成し、第二蛍光体を、ピーク波長(λ3、λ13)が600nm以上1050nm以下の範囲内の蛍光L1(L1b)を生成可能な材料で構成したことに由来するものである。
図2Cは、図2Aに示した発光素子1から、蛍光体5の材料を異ならせたときの、光取り出し面10から出射される光Laのスペクトルの一例である。この例では、蛍光体5として、YAG(Y3Al512:Ce3+)からなる第一蛍光体と、Zn2SnO4:Cr3+及びSc2CaMoO6:Yb3+からなる第二蛍光体とをシリコーン樹脂に混合させて製造されたものを採用した。すなわち、この例では、蛍光体5として3種類の蛍光体が含まれている。
図2Cの結果においても、単一のピーク波長λ1を有する1種類のLED素子3を用いながらも、400nm〜1050nmの広い波長域において発光を示し、且つ、励起光のピーク波長λ1から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示す発光素子1が実現されていることが確認できる。
図2Cの結果において、ピーク波長がλ22(=582nm)である第一蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1a」と呼ぶことがある。)は、波長λ22における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
図2Cの結果において、ピーク波長がλ23(=809nm)である第二蛍光体由来の蛍光L1(以下では、便宜上「蛍光L1b」と呼ぶことがある。)は、波長λ23における発光強度を最大値としたときの半値幅が120nmである。ピーク波長がλ23である第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
図2Cの結果において、ピーク波長がλ24(=1010nm)である第二蛍光体由来の蛍光L1(以下、便宜上「蛍光L1c」と呼ぶことがある。)は、波長λ24における発光強度を最大値としたときの半値幅が80nmである。ピーク波長がλ24である第二蛍光体由来の蛍光L1(L1c)の半値幅は、例えば50nm以上200nm以下である。
なお、図2Cの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の範囲内における発光強度の極小値を示す波長λ25、λ26及びλ27に関し、波長λ25における発光強度は、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して1.2%であり、波長λ26における発光強度は、励起光のピーク波長λ1における発光強度に対して1.2%であり、波長λ27における発光強度は、励起光のピーク波長λ1における発光強度に対して0.76%である。
極小値を示す波長λ25は、励起光L0のピーク波長λ1よりも長波長側における裾の部分と、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ22よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。また、極小値を示す波長λ26は、第一蛍光体由来の蛍光L1(L1a)のピーク波長λ22よりも長波長側における裾の部分と、第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)のピーク波長λ23よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。更に、極小値を示す波長λ27は、第二蛍光体由来の蛍光L1(L1b)のピーク波長λ23よりも長波長側における裾の部分と、第二蛍光体由来の蛍光L1(L1c)のピーク波長λ24よりも短波長側における裾の部分との接続箇所に対応する。
すなわち、図2Cの結果によれば、励起光L0のピーク波長λ1以上1050nm以下の広範囲にわたって、励起光L0のピーク波長λ1における発光強度に対して0.5%以上の発光強度が実現されている。
図2Cにおける極小値を示す波長λ26は、600nm以上900nm以下の範囲に位置しており、極小値を示す波長λ27は、900nm以上1050nm以下の範囲に位置している。これは、第一蛍光体を、ピーク波長λ22が500nm以上600nm以下の範囲内の蛍光L1(L1a)を生成可能な材料で構成し、第二蛍光体を、ピーク波長λ23が600nm以上900nm以下の範囲内の蛍光L1(L1b)を生成可能な材料と、ピーク波長λ24が900nm以上1050nm以下の範囲内の蛍光L1(L1c)を生成可能な材料とで構成したことに由来するものである。
[別実施形態]
以下、別実施形態につき説明する。
〈1〉図1は、あくまで発光素子1の一例を示す図面であり、本発明は図1の構造に限定されない。例えば、蛍光体5をLED素子3の上面及び側面を覆うようにドーム状に形成しても構わない。このとき、封止層7は必ずしも備えなくてもよい。この場合、ドーム状に形成された蛍光体5の面が光取り出し面10を構成する。
また、蛍光体5は、2種類以上の蛍光体が含まれていればよく、必ずしも樹脂を介して混合されていなくても構わない。単に、各蛍光体を板状に焼結してなる蛍光板が積層されていても構わない、複数種類の蛍光体粒子を混合したものを板状に焼結したものが利用されていてもよい。
〈2〉上記実施形態では、蛍光体5が2種類又は3種類の蛍光体を含む場合を例に挙げて説明したが、4種類以上の蛍光体を含むものとしても構わない。また、本発明に係る発光素子1は、単一のピーク波長を有する励起光L0を発するLED素子3を備えていればよく、同一種類のLED素子3を複数個備える場合を本発明から排除する趣旨ではない。
1 : 発光素子
3 : LED素子
5 : 蛍光体
7 : 封止層
9 : パッケージ
10 : 光取り出し面
L0 : 励起光
L1 : 蛍光
La : 出射光

Claims (6)

  1. 380nm以上500nm以下の範囲内に単一のピーク波長を有する励起光を発するLED素子と、
    前記励起光の少なくとも一部が入射されて、前記励起光よりも長波長の蛍光を発する蛍光体と、
    前記励起光と前記蛍光とが重ね合わされてなる出射光を出射する光取り出し面とを備え、
    前記出射光は、少なくとも前記励起光のピーク波長以上1050nm以下の範囲にわたる発光を示し、且つ、少なくとも前記励起光のピーク波長から1050nmまでの範囲内において、全て1050nmでの発光強度以上の発光強度を示すことを特徴とする、発光素子。
  2. 前記出射光は、波長が430nm以上1050nm以下の範囲にわたる発光を示すことを特徴とする、請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記出射光は、前記励起光のピーク波長以上1050nm以下の範囲内における発光強度の極小値が、前記励起光のピーク波長における発光強度に対して0.5%以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の発光素子。
  4. 前記蛍光体は、前記励起光が入射されると、500nm以上600nm以下の範囲内にピーク波長を有する第一蛍光を生成する第一蛍光体と、600nm以上1050nm以下の範囲内にピーク波長を有する第二蛍光を生成する第二蛍光体とを含んでなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光素子。
  5. 前記第二蛍光体は、600nm以上900nm以下の範囲内にピーク波長を有する蛍光を生成する蛍光体と、900nm以上1050nm以下の範囲内にピーク波長を有する蛍光を生成する蛍光体とを含んでなることを特徴とする、請求項4に記載の発光素子。
  6. 前記蛍光体は、少なくとも前記第一蛍光体と前記第二蛍光体とが混合又は積層されてなることを特徴とする、請求項4又は5に記載の発光素子。
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