JP2019204400A - アプリケーションプログラム及びプリンタ制御モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタに印刷させる画像データの編集において、画像データの編集機能と、プリンタの制御機能と、の双方にとって、多様な用途に対応し易い技術を提供すること。【解決手段】ラベル作成アプリ40は、画面制御モジュール42とプリンタ制御モジュール43とを備え、画面制御モジュール42は、指示受付画面50にて、スプリット印刷の対象画像の編集指示と、スプリット印刷の設定指示と、スプリット印刷の実行指示とを受け付け、実行指示を受け付けた場合、プリンタ制御モジュール43に、画像情報とテープ幅の情報と分割数の情報とを含む実行コマンドを入力する。実行コマンドに含まれるテープ幅の情報と分割数の情報とは、互いに独立したデータであり、プリンタ制御モジュール43は、実行コマンドに基づいて、スプリット印刷に用いる印刷用データを生成して、生成した印刷用データをプリンタ2に送信する。【選択図】図5

Description

本明細書に開示される技術分野は、プリンタと通信可能な情報処理装置のコンピュータが実行可能なアプリケーションプログラム及びプリンタ制御モジュールに関する。
従来、プリンタに印刷させる画像データを編集するアプリケーションプログラムに関する技術が知られている。例えば特許文献1には、操作端末が、ラベルプリンタに印刷させるテキストや画像等のオブジェクトで構成されたテンプレートの編集操作を受け付ける技術が開示されている。
特開2014−71584号公報
近年、印刷機能が多様化し、プリンタの用途も多様化していることから、アプリケーションプログラムには、目的に適した画像を編集する機能や、目的に適したユーザインタフェースが提供されることが望まれる。このような状況から、アプリケーションプログラムには、目的に適した画像編集を行うための操作を、目的に適した画面を介してユーザから受け付けるだけでなく、多様な画像をプリンタに印刷させるためのデータを作成する機能や、多様な機能を有するプリンタを制御する機能も求められる。
本明細書に開示される技術は、前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、プリンタに印刷させる画像データの編集において、画像データの編集機能と、プリンタの制御機能と、の双方にとって、多様な用途に対応し易い技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされたアプリケーションプログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、画面制御モジュールと、プリンタ制御モジュールと、を備えるアプリケーションプログラムであって、前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、スプリット印刷処理の対象となる対象画像の編集指示と、前記スプリット印刷処理の設定指示と、前記スプリット印刷処理の実行指示と、をユーザインタフェースを介して受け付けるスプリット印刷編集画面を、ディスプレイに表示させる画面表示処理を実行させ、前記スプリット印刷処理は、1つの画像を分割した各スプリット画像を印刷媒体に印刷するスプリット印刷をプリンタに行わせる処理であり、前記スプリット印刷処理の対象となる前記対象画像は、前記各スプリット画像に分割する前の状態の画像であり、前記スプリット印刷処理の設定には、前記スプリット印刷の対象となる印刷媒体の幅と、前記スプリット印刷の分割数と、が含まれ、さらに前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、前記スプリット印刷編集画面を前記ディスプレイに表示させた後に、前記ユーザインタフェースを介して前記スプリット印刷処理の前記実行指示を受け付けた場合に、画像情報と、幅設定データと、分割数設定データと、を含む実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する実行コマンド入力処理を実行させ、前記画像情報は、前記ユーザインタフェースを介した前記編集指示によって編集された前記対象画像を示す対象画像データを示す情報であり、前記幅設定データは、前記ユーザインタフェースを介した前記設定指示による設定を示すデータであって、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅を示すデータであり、前記分割数設定データは、前記ユーザインタフェースを介した前記設定指示による設定を示すデータであって、前記分割数を示すデータであり、前記幅設定データと前記分割数設定データとは、互いに独立したデータであり、前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、前記画面制御モジュールから前記実行コマンドが入力された場合に、前記実行コマンドに含まれる前記幅設定データと前記分割数設定データとに基づいて、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データを分割し、前記スプリット印刷に用いるスプリット画像データを生成するスプリット画像データ生成処理を実行させ、前記スプリット画像データは、前記対象画像を、前記幅設定データが示す幅で、前記分割数設定データが示す分割数に分割した画像である前記スプリット画像を示す画像データであり、さらに前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、前記スプリット画像データ生成処理によって生成された前記スプリット画像データを、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して、前記プリンタに送信するスプリット画像データ送信処理と、を実行させる、ことを特徴としている。
本明細書に開示されるアプリケーションプログラムが組み込まれることで、情報処理装置のコンピュータは、画面制御モジュールによる処理とプリンタ制御モジュールによる処理とを実行可能になる。すなわち、コンピュータは、画面制御モジュールにてスプリット印刷処理に関する指示を受け付け、幅設定データと分割数設定データとを互いに独立したデータとして含む実行コマンドを、プリンタ制御モジュールに入力する。幅設定データと分割数設定データとが互いに独立したデータであるので、画面制御モジュールにおける設定の自由度が高く、スプリット印刷の多様な用途に対応し易い。また、プリンタ制御モジュールにとっても、多様な用途に対応したスプリット印刷をプリンタに行わせることができる。
上記機能を実現するための制御方法、アプリケーションプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、プリンタに印刷させる画像データの編集において、画像データの編集機能と、プリンタの制御機能と、の双方にとって、多様な用途に対応し易い。
実施の形態にかかる印刷システムの概略構成図である。 ラベルを作成するソフトウェアの構成を示す説明図である。 画面制御処理の手順を示すフローチャートである。 指示受付画面の例を示す説明図である。 プレビュー表示の例を示す説明図である。 印刷ジョブ生成処理の手順を示すフローチャートである。 プリンタ制御処理の手順を示すフローチャートである。 分割画像データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 サイズ超エラー処理の手順を示すフローチャートである。 分割不能エラー処理の手順を示すフローチャートである。
以下、多様な印刷を実施できる印刷システムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、ラベル用紙に印刷するプリンタに接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)にて実行されるプログラムを開示するものである。
本形態の印刷システムは、図1に示すように、PC1と、プリンタ2とを有し、互いに通信可能に接続されている。PC1は、プリンタ2に印刷させるための処理を実行する装置である。PC1は、情報処理装置の一例である。具体的に、PC1は、画像データの生成及び編集、編集中の画像のプレビュー表示、プリンタ2への印刷コマンドの送信等を行う。PC1に代えて、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータを用いることもできる。
本形態のプリンタ2は、例えば、所定の幅を持つ連続した帯状の印刷媒体への印刷と、印刷媒体の搬送と、を行うラベルプリンタである。印刷媒体の幅方向の大きさを、「テープ幅」とする。テープ幅は、印刷媒体の幅の一例である。プリンタ2は、例えば、内蔵するロール状のラベルテープを巻き出しつつ印刷を行い、印刷済みの部分を切り取ってラベルを製造する。印刷媒体は、帯状の基材にラベルサイズの印刷用紙が貼付されているものでも良い。以下、帯状の印刷媒体がプリンタ2に搬送されて進行する方向を「長さ方向」とする。
プリンタ2は、例えば、熱転写方式の印刷ヘッドを備える。印刷ヘッドには、発熱素子である複数の印字ピンが1列に並んでいる。プリンタ2は、各印字ピンを選択的に発熱させることで、幅方向にテープ幅全体であって長さ方向に1ドット分の印刷を行う。プリンタ2は、複数種類のテープ幅に対応しており、装着されている印刷媒体に応じて使用する印字ピンの範囲を決定する。そして、プリンタ2にて幅方向に印刷可能な印刷ドット数の上限は、印刷ヘッドの構成によって、テープ幅ごとに決まっている。
PC1は、図1に示すように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発性メモリ14と、を含む制御基板10を備えている。さらに、PC1は、ネットワークインタフェース(以下、「ネットワークIF」とする)16と、USBインタフェース(以下、「USB−IF」とする)17と、入力インタフェース(以下、「入力IF」とする)18と、ディスプレイ19と、を備え、これらが制御基板10に電気的に接続されている。なお、図1中の制御基板10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、ROM12や不揮発性メモリ14から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。CPU11は、コンピュータの一例である。ROM12には、PC1を起動するための起動プログラム等が記憶されている。RAM13は、各種の処理が実行される際の作業領域として、あるいは、データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。不揮発性メモリ14は、例えば、HDD、フラッシュメモリであり、各種のプログラムや画像データ、文書データ等のデータや各種設定を記憶する領域として利用される。ROM12、RAM13および不揮発性メモリ14は、いずれもメモリの一例である。また、CPU11がCPUバッファを備えているものであれば、CPUバッファもメモリの一例である。
メモリの一例はいずれも、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
ネットワークIF16は、インターネット等のネットワークを介して、外部装置との通信を行うためのハードウェアを含む。ネットワークIF16の通信方式は、無線でも有線でもよく、どのような規格の方式でもよい。USB−IF17は、USB規格に基づいた通信を行うためのハードウェアを含む。PC1とプリンタ2との通信は、ネットワークIF16を用いて行っても良いし、USB−IF17を用いて行っても良い。ネットワークIF16またはUSB−IF17は、通信インタフェースの一例である。
入力IF18は、キーボード、マウス等のユーザによる入力操作を受け付けるハードウェアを含む。入力IF18は、ユーザインタフェースの一例である。ディスプレイ19は、情報を画面に表示するハードウェアを含む。なお、PC1は、入力IF18とディスプレイ19との両方の機能を備えたタッチパネル等を有していても良い。
本形態のPC1は、図1に示すように、不揮発性メモリ14に、ラベル作成用アプリケーションプログラム(以下、「ラベル作成アプリ」とする)40と、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)41と、を備えている。ラベル作成アプリ40は、ラベル用の画像の編集と、プリンタ2の制御とを行うプログラムである。ラベル作成アプリ40には、画面制御モジュール42と、プリンタ制御モジュール43と、が含まれる。ラベル作成アプリ40は、アプリケーションプログラムの一例である。画面制御モジュール42やプリンタ制御モジュール43は、ソフトウェアモジュールである。
本形態のラベル作成アプリ40は、図2に示すように、印刷コマンドを生成してプリンタ2に送信する。また、ラベル作成アプリ40の画面制御モジュール42は、ラベル用の画像を編集する画面をディスプレイ19に表示させ、入力IF18を介してユーザの指示入力を受け付ける。さらに、画面制御モジュール42は、受け付けた指示入力に基づいて印刷ジョブを生成し、生成した印刷ジョブを実行させる実行コマンドをプリンタ制御モジュール43に入力する。プリンタ制御モジュール43は、画面制御モジュール42にて生成された印刷ジョブを受け付け、印刷コマンドを生成してプリンタ2へ送信する。印刷コマンドには、印刷対象の画像データと、プリンタ2を制御するための設定情報等とが含まれる。
続いて、画面制御モジュール42とプリンタ制御モジュール43とによる各処理について説明する。なお、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、各プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「選択」、「決定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU11の処理を表している。CPU11による処理は、PC1のOS41のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS41の記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOS41のAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU11が行う」、「画面制御モジュール42が行う」のように記載することがある。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU11が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU11がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
また、CPU11による、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPU11による、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであることを示しているか、を判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
以下、画面制御モジュール42によって実行される画面制御処理の手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。この画面制御処理は、画面制御モジュール42が起動されたことを契機に、PC1のCPU11にて実行される。
画面制御処理では、CPU11は、まず、ディスプレイ19を制御して、図4に示すように、指示受付画面50を表示させる(S101)。指示受付画面50は、スプリット印刷編集画面の一例であり、S101は、画面表示処理の一例である。指示受付画面50には、例えば、印刷を実行させる装置の選択を受け付けるプリンタ選択欄51、印刷媒体の設定を受け付ける用紙設定欄52、各種のオブジェクトの追加指示を受け付けるオブジェクト指定欄53、印刷実行の指示を受け付ける印刷実行ボタン54、が表示される。そして、CPU11は、入力IF18を介して、各欄への指示入力を受け付ける。
CPU11は、プリンタ選択欄51への指示入力を受け付けたか否かを判断する(S102)。CPU11は、例えば、プルダウンメニューによって選択可能なプリンタの選択肢をプリンタ選択欄51へ表示させ、表示された選択肢の1つへの選択入力によってプリンタ選択欄51への指示入力を受け付ける。
プリンタ選択欄51への指示入力を受け付けたと判断した場合(S102:YES)、CPU11は、選択されたプリンタをプリンタ選択欄51に表示させる(S103)。なお、CPU11は、選択されたプリンタとの通信により、現在装着されている印刷媒体の種類を検出し、検出した印刷媒体の種類を初期設定として用紙設定欄52へ表示しても良い。また、選択されたプリンタと通信することなく、所定の印刷媒体の種類を初期設定としても良い。
プリンタ選択欄51への指示入力を受け付けていないと判断した場合(S102:NO)、CPU11は、用紙設定欄52への指示入力を受け付けたか否かを判断する(S104)。用紙設定欄52では、例えば、テープ幅及び分割数の指定と、長さ方向のラベルの大きさの指定と、マージンの設定と、を受け付ける。分割数は、1つの画像を分割して、複数のテープに各分割部分を印刷するスプリット印刷を行う際の、テープの枚数である。なお、ラベルの長さやマージンの大きさは、印刷対象の画像に応じて自動的に決定しても良い。
用紙設定欄52への指示入力を受け付けたと判断した場合(S104:YES)、CPU11は、指示入力に基づいて、テープ幅と分割数とを特定する(S105)。用紙設定欄52への指示入力では、CPU11は、例えば、図5に示すように、用紙設定欄52に複数の選択肢を表示させ、表示させた選択肢のうちから1つの選択を受け付ける。複数の選択肢には、テープ幅のみを示す選択肢と、テープ幅と分割数との組合せを示す選択肢とが含まれる。CPU11は、用紙設定欄52への指示入力に基づいて、選択された選択肢に対応するテープ幅と分割数とをそれぞれ特定する。
例えば、図5に示すように、「24mm×3」の選択肢52aが選択された場合、CPU11は、テープ幅として「24mm」、分割数として「3」を特定する。また、「24mm」の選択肢が選択された場合、CPU11は、テープ幅として「24mm」、分割数として「1」を特定する。すなわち、テープ幅のみが示されている選択肢は、テープ幅と分割数「1」との組合せを示す選択肢であるとも言える。そして、分割数が2以上の選択肢は、対象画像のスプリット印刷を指示する選択肢であるとも言える。
CPU11は、対象画像のスプリット印刷の指示を受け付けると、対象画像を幅方向に分割した複数の部分画像を示す画像データを生成する。そして、生成した画像データに基づいた各部分画像の印刷コマンドをプリンタ2に入力する。これにより、プリンタ2は、各部分画像を印刷した複数のラベルを作成する。作成された複数のラベルを幅方向に並べると、対象画像が再現される。すなわち、プリンタ2のユーザは、スプリット印刷を指示することで、テープ幅よりも大きい幅で対象画像を印刷した印刷物を得ることができる。
さらに、CPU11は、例えば、図5に示すように、指示受付画面50中に設定された用紙を示す用紙枠62を表示させるための用紙枠データを生成する(S106)。例えば、分割数「3」の選択肢52aが選択された場合、CPU11は、3分割された用紙枠62を含む用紙枠データを生成する。分割数が2以上である場合の用紙設定欄52への指示入力は、スプリット印刷処理の設定指示の一例である。
用紙設定欄52への指示入力を受け付けていないと判断した場合(S104:NO)、CPU11は、オブジェクト指定欄53への指示入力を受け付けたか否かを判断する(S107)。オブジェクト指定欄53への指示入力を受け付けたと判断した場合(S107:YES)、CPU11は、指定されたオブジェクトを含んだ対象画像のプレビュー表示用の画像データを生成する(S108)。分割数が2以上である場合、S108は、表示用画像データ生成処理の一例であり、S108にて生成されるプレビュー表示用の画像データは、表示用画像データの一例である。
なお、オブジェクトを含んだ対象画像がプレビュー表示されている状態で、オブジェクト指定欄53への指示入力を受け付けた場合、CPU11は、プレビュー表示されている対象画像に新たに指定されたオブジェクトを追加して新たな対象画像とする。CPU11は、S108にて、新たな対象画像のプレビュー表示用の画像データを生成する。
オブジェクトは、印刷対象の画像であり、例えば、テキスト、フレーム、画像ファイルに基づく画像、シンボル、図形が含まれる。オブジェクト指定欄53には、オブジェクトの種類の指定を受け付ける各種のボタンが表示される。例えば、オブジェクトとしてテキストの追加指示を受け付けた場合、CPU11は、さらに文字列の入力を受け付け、入力された文字列の画像を対象画像とする。
なお、印刷媒体が設定されていない状態でオブジェクト指定欄53への指示入力を受け付けた場合、仮の用紙枠62を設定しても良いし、印刷媒体の設定を促す表示を行っても良い。
オブジェクト指定欄53への指示入力を受け付けていないと判断した場合(S107:NO)、CPU11は、プレビュー表示中のオブジェクトへの編集指示を受け付けたか否かを判断する(S109)。CPU11は、プレビュー表示中のオブジェクトの1つの指定を受け付け、指定されたオブジェクトの編集指示として、例えば、削除、移動、サイズ変更、文字の変更の指示を受け付ける。オブジェクトへの編集指示を受け付けたと判断した場合(S109:YES)、CPU11は、編集指示に基づいて、プレビュー表示用の画像データを更新する(S110)。
S103、S106、S108、S110のいずれかの後、CPU11は、生成または更新したプレビュー表示用の画像データに基づいて、指示受付画面50にプレビュー表示させる(S111)。S111は、プレビュー処理の一例である。プレビュー表示は、S102で選択されたプリンタにて、S102やS104で設定された用紙に、S107やS109にて指定されたオブジェクトを、印刷させた状態を示す表示である。図5に示したように、CPU11は、指示受付画面50中に、用紙枠62や指定されたオブジェクトを含む対象画像61を表示させる。
図5は、文字列「TEXT」を含むオブジェクトである対象画像61を用紙枠62内に配置したプレビュー表示の例である。図5の例では、幅方向のサイズがテープ幅より大きい画像である対象画像61を幅方向に分割し、3つの部分画像61a、61b、61cに分割した状態を示している。部分画像61a、61b、61cは、スプリット画像の一例である。なお、印刷対象のオブジェクトが1つも指定されていない場合には、用紙枠62のみを表示しても良い。また、用紙枠62の設定も受け付けていない場合には、S111をスキップしても良い。
オブジェクトへの編集指示を受け付けていないと判断した場合(S109:NO)、CPU11は、印刷実行ボタン54への指示入力を受け付けたか否かを判断する(S112)。印刷実行ボタン54への指示入力を受け付けたと判断した場合(S112:YES)、CPU11は、印刷ジョブ生成処理を実行する(S113)。印刷ジョブ生成処理は、印刷ジョブを生成して、生成した印刷ジョブを実行させる実行コマンドをプリンタ制御モジュール43に入力する処理である。分割数が2以上である場合の印刷実行ボタン54への指示入力は、スプリット印刷処理の実行指示の一例である。
なお、印刷対象のオブジェクトが1つも指定されておらず、プレビュー表示中ではない状態で印刷実行ボタン54への指示入力を受け付けた場合には、印刷対象の画像が未設定であることを示すメッセージを表示させて、印刷ジョブ生成処理を実行しないとしても良い。また、プレビュー表示中でなければ印刷実行ボタン54への指示入力を受け付けない構成としても良い。
印刷ジョブ生成処理の手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。印刷ジョブ生成処理では、CPU11は、印刷対象の画像の画像データを示す情報を生成してメモリに保存する(S202)。RAM13は、CPU11がデータの保存に用いるメモリの一例である。保存の対象となる画像データは、分割された部分画像を示す画像データではなく、分割前の対象画像を示す画像データである。
なお、S202で保存される情報は、画像データそのものでなくても良い。例えば、画像データを記憶する記憶領域を示す情報であっても良い。画像データがインターネット上にある場合には、その保存先を示すURLであっても良い。プリンタ制御モジュール43が、その情報に基づいて画像データを特定できる情報であればよい。
そして、CPU11は、画像データを示す情報に、指示受付画面50にて選択されているプリンタ2の情報、設定されている用紙の情報、各種の印刷設定を示す情報などを加え、印刷ジョブを生成する(S203)。用紙の情報には、テープ幅を含むテープ種の情報と、分割数の情報とが含まれる。なお、印刷ジョブに含まれるテープ幅の情報と分割数の情報とは、互いに独立した情報である。
さらに、CPU11は、生成した印刷ジョブを実行させる実行コマンドをプリンタ制御モジュール43に入力する(S204)。分割数が2以上である場合のS204は、実行コマンド入力処理の一例である。印刷ジョブに含まれる画像データを示す情報は、画像情報の一例であり、当該情報によって示される画像データは、対象画像データの一例である。また、印刷ジョブに含まれるテープ種の情報は、幅設定データの一例であり、印刷ジョブに含まれる分割数の情報は、分割数設定データの一例である。
S204の後、CPU11は、プリンタ制御モジュール43からエラーコマンドを受け付けたか否かを判断する(S205)。エラーコマンドを受け付けたと判断した場合(S205:YES)、CPU11は、受け付けたエラーコマンドに含まれるエラーの情報が分割エラーを示す情報であるか否かを判断する(S206)。分割エラーを示す情報であると判断した場合(S206:YES)、CPU11は、分割エラーへの対処方法を示す対処コマンドを決定して(S207)、決定した対処コマンドをプリンタ制御モジュール43に入力する(S208)。
プリンタ制御モジュール43は、S204にて入力された印刷ジョブに基づいて印刷用データを生成し、プリンタ2に送信する。プリンタ制御モジュール43による印刷用データの生成過程やプリンタ2による印刷実行過程で、エラーが発生する可能性がある。エラーとしては、例えば、スプリット印刷の分割エラー、プリンタ2のテープ切れ、印刷ジョブとプリンタ2とのテープ種の不一致、がある。
分割エラーは、スプリット印刷における画像データのサイズと分割数との関係が、適切な分割が困難な関係であることを示すエラーである。プリンタ制御モジュール43は、受け付けた印刷ジョブにスプリット印刷が含まれている場合であって、分割エラーであると判断した場合に、分割エラーの情報を含むエラーコマンドを、画面制御モジュール42に返す。プリンタ制御モジュール43の処理については、後述する。
なお、分割エラーには複数の種類が有り、それぞれの分割エラーに対して対処コマンドは複数有る。対処コマンドとしては、例えば、印刷中止、画像の一部削除、画像の拡縮がある。CPU11は、例えば、画像を編集中のユーザのユーザ名や印刷対象の画像の枚数等に基づいて、印刷ジョブごとに対処コマンドを決定しても良い。あるいは、分割エラーの種類ごとに予め決定した対処コマンドを不揮発性メモリ14に記憶しておき、S207では、CPU11は、記憶している対処コマンドを読み出しても良い。また、分割エラーの発生時にユーザによる対処方法の選択を受け付け、ユーザの選択に基づいて対処コマンドを決定しても良い。分割エラーと対処コマンドの詳細については後述する。
一方、分割エラーではないと判断した場合(S206:NO)、CPU11は、ディスプレイ19を制御して、エラーの内容に応じたエラーメッセージを表示させる(S209)。分割エラー以外のエラーについては、従来と同様の処理とすればよく、ここでは説明を省略する。
S208またはS209の後、CPU11は、プリンタ制御モジュール43から処理中止の情報が入力されたか否かを判断する(S210)。対処コマンドとして印刷処理を中止させるコマンドが送信された場合、プリンタ制御モジュール43は、処理を中止する。また、エラーが解消されない場合やプリンタ2にてユーザから印刷をキャンセルする指示を受け付けた場合に、プリンタ制御モジュール43は、処理を中止する場合がある。そして、プリンタ制御モジュール43は、処理を中止する場合には、中止の情報を画面制御モジュール42に入力する。
プリンタ制御モジュール43から中止の情報が入力されたと判断した場合(S210:YES)、CPU11は、印刷ジョブ生成処理を終了して、画面制御処理に戻る。エラーを受信していないと判断した場合(S205:NO)、または、中止の情報が入力されていないと判断した場合(S210:NO)、CPU11は、プリンタ制御モジュール43から印刷終了の情報を受信したか否かを判断する(S211)。印刷終了を受信していないと判断した場合(S211:NO)、CPU11は、S205に戻り、エラーまたは印刷終了を受信するまで待機する。印刷終了を受信したと判断した場合(S211:YES)、CPU11は、印刷ジョブ生成処理を終了して、画面制御処理に戻る。
図3の画面制御処理の説明に戻り、印刷実行ボタン54への指示入力を受け付けていないと判断した場合(S112:NO)、CPU11は、終了指示を受け付けたか否かを判断する(S114)。終了指示を受け付けていないと判断した場合(S114:NO)、または、S113の印刷ジョブ生成処理の後、または、S111のプレビュー表示の後、CPU11は、S102に戻り、各種の指示入力を受け付ける。終了指示を受け付けたと判断した場合(S114:YES)、CPU11は、画面制御処理を終了する。
次に、プリンタ制御モジュール43によって実行されるプリンタ制御処理の手順について、図7のフローチャートを参照して説明する。このプリンタ制御処理は、例えば、前述した印刷ジョブ生成処理のS204にて入力される実行コマンドを受け付けたことを契機に、PC1のCPU11にて実行される。なお、プリンタ制御処理の実行契機となる実行コマンドは、ラベル作成アプリ40の画面制御モジュール42から入力されるものに限らない。プリンタ制御モジュール43は、プリンタ2にて印刷を実行させる各種のプログラムから印刷ジョブを含む実行コマンドを受け付け、受け付けた印刷ジョブに基づいて、プリンタ制御処理を実行する。
プリンタ制御モジュール43に入力される実行コマンドには、例えば、スプリット印刷の印刷ジョブが含まれる。プリンタ制御モジュール43にて、スプリット印刷の印刷ジョブを含む実行コマンドを受け付ける処理は、コマンド受付処理の一例である。スプリット印刷の印刷ジョブには、印刷対象の画像データを示す情報と、印刷媒体の幅を示す情報と、スプリット印刷の分割数を示す情報と、が含まれる。実行コマンドにスプリット印刷の印刷ジョブが含まれる場合、印刷ジョブに含まれる情報のうち、印刷対象の画像データを示す情報は、画像情報の一例であり、印刷媒体の幅を示す情報は、幅設定データの一例であり、スプリット印刷の分割数を示す情報は、分割数設定データの一例である。
印刷対象の画像データを示す情報は、画像データが保存されるメモリ内の記憶領域の先頭アドレスでも良いし、画像データを含むファイルを示す識別情報であっても良い。画像データは、ベクタデータでもラスタデータでも良い。印刷媒体の幅を示す情報は、テープ幅の数値を示す情報でも良いし、テープの種類を示す識別情報でも良い。スプリット印刷の分割数を示す情報は、例えば、1以上の数値である。プリンタ制御モジュール43は、印刷媒体の幅を示す情報と、スプリット印刷の分割数を示す情報とを、互いに独立したデータとして受け取る。
プリンタ制御処理では、CPU11は、印刷対象の画像データをメモリに保存する(S302)。例えば、画面制御モジュール42から実行コマンドを受け付けた場合、CPU11は、印刷ジョブ生成処理のS204にて入力された印刷ジョブに含まれる画像データをメモリに保存する。
次に、CPU11は、メモリから画像データを読み出して印刷用データを生成する。CPU11は、印刷用データの生成に必要な画像データが、所定の記憶領域にキャッシュされているか否かを判断する(S303)。CPU11が備えるバッファ(不図示)は、キャッシュに用いられる記憶領域の一例である。キャッシュされていないと判断した場合には(S303:NO)、CPU11は、S302にて保存した画像データをメモリから読み出してキャッシュする(S304)。キャッシュされていると判断した場合には(S303:YES)、CPU11は、所定の記憶領域からキャッシュされている画像データを読み出す(S305)。画像データをキャッシュすることで、スプリット印刷の印刷ジョブのように同じ画像データを繰り返して使用する場合に、画像データを読み出す時間を短縮できる。
S304またはS305の後、CPU11は、実行中の印刷ジョブの分割数が、2より小さいか否かを判断する(S306)。分割数が2より小さい場合には、スプリット印刷ではないので、画像を分割せず、画像の全体を1つのラベルに印刷させる。つまり、分割数が2より小さいと判断した場合(S306:YES)、CPU11は、読み出した画像データを二値化して、二値画像データを取得し(S307)、さらに、二値画像データをラスタライズして印刷用データを生成する(S308)。プリンタ2が複数の階調を印刷できるものであれば、CPU11は、二値画像データに代えて階調画像データに基づく印刷用データを生成しても良い。
さらに、CPU11は、生成した印刷用データに、印刷媒体の情報、印刷設定等を付加して印刷コマンドを生成する(S309)。そして、CPU11は、PC1のネットワークIF16またはUSB−IF17を制御して、図2に示したように、生成した印刷コマンドをプリンタ2に送信させ(S310)、プリンタ制御処理を終了する。
なお、プリンタ制御モジュール43からプリンタ2への印刷コマンドの送信は、PC1からプリンタ2へ直接送信するものに限らず、中継する装置を介しても良い。例えば、プリンタ2が印刷サーバ等に接続され、印刷サーバ経由で信号を受け付ける構成であってもよい。その場合、PC1は、印刷サーバに印刷コマンドを送信し、プリンタ2への印刷コマンドの送信を印刷サーバに依頼する。
一方、分割数が2以上であると判断した場合(S306:NO)、CPU11は、分割画像データ生成処理を実行する(S312)。分割数が2以上である場合には、CPU11は、スプリット印刷を行う。分割画像データ生成処理は、スプリット印刷の対象である画像データに対し、画像データの一部分を切り出して印刷対象の画像データを生成する処理である。分割画像データ生成処理は、スプリット画像データ生成処理の一例である。分割画像データ生成処理の手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。
分割画像データ生成処理では、CPU11は、まず、分割数が上限を超えているか否かを判断する(S401)。プリンタ制御モジュール43では、分割数に上限を設け、現実的ではないほど多数の分割を行わないようにしている。分割数の上限は、例えば、実行コマンドに付加して画面制御モジュール42から受け付けても良いし、プリンタ制御モジュール43に予め設定されていても良い。本形態のプリンタ制御モジュール43は、上限を例えば1000とする。
分割数が上限を超えていないと判断した場合(S401:NO)、CPU11は、画像データの幅方向の大きさを取得する(S402)。本形態では、図5に示したように、画像データを幅方向に分割する。幅方向に分割する場合の画像データの幅方向の大きさは、画像データの分割方向のサイズの一例である。なお、画像データの大きさは、画像データに基づく印刷用データのドット数に対応する。CPU11は、画像データがラスタデータであれば、画像データのドット数に基づいて画像データの大きさを取得し、画像データがベクタデータであれば、画像データをラスタライズしたデータに基づいて画像データの大きさを取得する。
そして、CPU11は、画像データの幅方向の大きさを、印刷ジョブに設定されている分割数で割る(S403)。CPU11は、画像データの大きさを分割数で割った商が1以上であるか否かを判断する(S404)。
商が1以上ではないと判断した場合(S404:NO)、CPU11は、サイズ超エラー処理を実行する(S405)。商が1未満であるとは、画像データの幅方向の大きさが分割数よりも小さいことを意味する。この場合、幅方向の1ドット分の画像を1つのテープに印刷したとしても、画像全体のテープ数が分割数より小さく適切な分割とならないため、CPU11は、商が1未満である場合、分割エラーであると判断する。例えば、画像データの幅方向の大きさが200であって、分割数が300である場合が該当する。本形態では、1つの画像データを分割可能な最大の分割数は、画像データの幅方向の大きさである。分割可能な最大の分割数は、最大の分割可能数の一例である。
サイズ超エラー処理の手順について、図9のフローチャートを参照して説明する。CPU11は、サイズ超エラーが発生したことを示す情報であるサイズ超エラーコマンドを、今回のプリンタ制御処理の実行契機となった実行コマンドを出力したプログラムに入力する(S501)。
今回の実行契機が、画面制御モジュール42であれば、CPU11は、サイズ超エラーコマンドを画面制御モジュール42に入力する。S501は、サイズ超エラー入力処理の一例である。これにより、画面制御モジュール42は、前述した図6の印刷ジョブ生成処理のS206にて分割エラーの1つであるサイズ超エラーが発生したと判断し、S209にてプリンタ制御モジュール43に対処コマンドを入力する。この場合、入力される対処コマンドは、サイズ超エラー対処コマンドの一例であり、S209は、サイズ超エラー対処コマンド入力処理の一例である。
図9のサイズ超エラー処理では、CPU11は、S501にて入力したエラーコマンドに対する対処を示す対処コマンドを受信する(S502)。本形態のプリンタ制御モジュール43は、サイズ超エラーに対する対策処理として、印刷の中止と画像の引き伸ばしとの2種類の対策処理を備えている。CPU11は、S502にて受信した対処コマンドに基づいて、いずれの対策処理を実行するかを決定する。
CPU11は、受信した対処コマンドが印刷の中止を示すコマンドであるか否かを判断する(S503)。印刷の中止を示すコマンドであると判断した場合(S503:YES)、CPU11は、サイズ超エラー処理を終了して、分割画像データ生成処理に戻る。
一方、印刷の中止を示すコマンドではないと判断した場合(S503:NO)、CPU11は、ディスプレイ19を制御して、警告メッセージを表示させる(S504)。例えば、CPU11は、画像データの幅方向の大きさが分割数に満たないため、引き伸ばした画像を印刷することを警告するメッセージを表示させる。
さらに、CPU11は、元の画像データの幅方向の大きさを引き伸ばした画像データを生成する(S505)。S505は、拡張処理の一例である。CPU11は、分割数にて分割可能な大きさ以上となるまで画像データを幅方向に引き伸ばす。CPU11は、例えば、画像データの幅方向を分割可能な最大の分割数が、実行コマンドに含まれる分割数となる最小の大きさまで引き伸ばす。引き伸ばす処理として、CPU11は、例えば、空白データの追加、画像全体の拡大、を実行する。CPU11は、画像データを長さ方向にも引き伸ばしても良い。S505にて生成される画像データは、拡張画像データの一例である。そして、CPU11は、サイズ超エラー処理を終了して、分割画像データ生成処理に戻る。
図8の分割画像データ生成処理の説明に戻り、画像データの大きさを分割数で割った商が1以上であると判断した場合(S404:YES)、CPU11は、余りがあるか否かを判断する(S406)。余りがあると判断した場合(S406:YES)、CPU11は、分割不能エラー処理を実行する(S407)。余りがあるとは、画像データの幅方向の大きさが、分割数の倍数ではなく、均等に分割できないことを意味する。この場合、そのままでは均等に分割できないことから、CPU11は、余りがある場合、分割エラーであると判断する。例えば、画像データの幅方向の大きさが100であって、分割数が3である場合が該当する。この場合、100を3で割った余りである1ドット分に対応する画像データが、余剰量分の画像データである。
分割不能エラー処理の手順について、図10のフローチャートを参照して説明する。CPU11は、分割不能エラーが発生したことを示す情報である分割不能エラーコマンドを、今回のプリンタ制御処理の実行契機となった実行コマンドを出力したプログラムに入力する(S601)。
今回の実行契機が、画面制御モジュール42であれば、CPU11は、分割不能エラーコマンドを画面制御モジュール42に入力する。S601は、分割不能エラー入力処理の一例である。これにより、画面制御モジュール42は、前述した図6の印刷ジョブ生成処理のS206にて分割エラーの1つである分割不能エラーが発生したと判断し、S209にてプリンタ制御モジュール43に対処コマンドを入力する。この場合、入力される対処コマンドは、分割不能エラー対処コマンドの一例であり、S209は、分割不能エラー対処コマンド入力処理の一例である。
図10の分割不能エラー処理では、CPU11は、S601にて入力したエラーコマンドに対する対処を示す対処コマンドを受信する(S602)。本形態のプリンタ制御モジュール43は、分割不能エラーに対する対策処理として、印刷の中止と画像の一部削除と画像の引き伸ばしとの3種類の対策処理を備えている。CPU11は、S602にて受信した対処コマンドに基づいて、いずれの対策処理を実行するかを決定する。
CPU11は、受信した対処コマンドが印刷の中止を示すコマンドであるか否かを判断する(S603)。印刷の中止を示すコマンドであると判断した場合(S603:YES)、CPU11は、分割不能エラー処理を終了して、分割画像データ生成処理に戻る。
一方、印刷の中止を示すコマンドではないと判断した場合(S603:NO)、CPU11は、受信した対処コマンドが画像の一部削除を示すコマンドであるか否かを判断する(S604)。画像の一部削除を示すコマンドであると判断した場合(S604:YES)、CPU11は、ディスプレイ19を制御して、警告メッセージを表示させる(S605)。例えば、CPU11は、画像データの幅方向の大きさが分割数で均等に分割できないため、余り分を削除して印刷することを警告するメッセージを表示させる。
さらに、CPU11は、余りに相当する部分の画像データを削除する(S606)。S606は、削除処理の一例である。画像の一部削除の処理として、CPU11は、例えば、画像の上端または下端から余りに相当する部分を削除した画像データを生成する。S606にて生成される画像データは、一部削除画像データの一例である。
画像の一部削除を示すコマンドではないと判断した場合(S604:NO)、CPU11は、ディスプレイ19を制御して、警告メッセージを表示させる(S607)。例えば、CPU11は、画像データの幅方向の大きさが分割数で均等に分割できないため、引き伸ばした画像を印刷することを警告するメッセージを表示させる。
さらに、CPU11は、元の画像データの幅方向の大きさを引き伸ばした画像データを生成する(S608)。S608は、余剰分拡張処理の一例である。CPU11は、余りが出ない大きさとなるまで画像データを幅方向に引き伸ばす。CPU11は、例えば、画像データの幅方向の大きさを均等に分割できる最小の大きさまで引き伸ばす。引き伸ばす処理として、CPU11は、例えば、空白データの追加、画像全体の拡大、を実行する。CPU11は、画像データを長さ方向にも引き伸ばしても良い。S607にて生成される画像データは、余剰分拡張画像データの一例である。S606またはS608の後、CPU11は、分割不能エラー処理を終了して、分割画像データ生成処理に戻る。
なお、サイズ超エラー処理のS504、分割不能エラー処理のS605、S607にて警告メッセージを表示させた後、処理を継続するか否かをユーザに問い合わせてもよい。そして、継続する指示を受け付けた場合に画像データを生成するとしても良い。
図8の分割画像データ生成処理の説明に戻り、S405のサイズ超エラー処理やS407の分割不能エラー処理にて、印刷を中止すると決定したか否かを判断する(S408)。印刷を中止すると決定したと判断した場合(S408:YES)、または、分割数が上限を超えていると判断した場合(S401:YES)、CPU11は、印刷中止の情報を今回のプリンタ制御処理の実行契機となった実行コマンドを出力したプログラムに入力し(S409)、分割画像データ生成処理を終了して、プリンタ制御処理に戻る。
今回の実行契機が、画面制御モジュール42であれば、CPU11は、印刷中止の情報を画面制御モジュール42に入力する。画面制御モジュール42は、プリンタ制御モジュール43から印刷中止の情報を受信した場合、前述した図6の印刷ジョブ生成処理のS210にてYESと判断する。
一方、余りがないと判断した場合(S406:NO)、または、印刷を中止しないと決定したと判断した場合(S408:NO)、CPU11は、元の画像データから各印刷領域に対応する画像データを切り出す(S410)。CPU11は、元の画像データ、または、サイズ超エラー処理や分割不能エラー処理にて生成した画像データから、印刷対象の領域の画像データを切り出して、各部分画像の画像データを生成し、生成した各部分画像の画像データをメモリに保存する。S410にて生成される部分画像の画像データは、スプリット画像データの一例である。さらに、CPU11は、分割画像データ生成処理を終了して、プリンタ制御処理に戻る。
図7のプリンタ制御処理の説明に戻り、S312の分割画像データ生成処理の後、印刷を中止したか否かを判断する(S313)。印刷を中止しないと判断した場合(S313:NO)、CPU11は、分割画像データ生成処理のS410にて切り出した各画像データに対して順に、S307〜S310と同様の処理を実行する。つまり、CPU11は、画像データを二値化し(S314)、ラスタライズして(S315)、印刷データを生成し(S316)、生成した印刷データを含む印刷コマンドをプリンタ2に送信する(S317)。S317は、スプリット画像データ送信処理の一例である。
そして、CPU11は、分割画像データ生成処理にて切り出した全ての画像データについて処理が終了したか否かを判断する(S318)。終了していないと判断した場合(S318:NO)、CPU11は、次の画像データについて、S314〜S317を実行する。終了したと判断した場合(S318:YES)、または、印刷を中止したと判断した場合(S313:YES)、CPU11は、プリンタ制御処理を終了する。
前述したように、本形態のプリンタ制御モジュール43は、各分割エラーの対策処理を複数備え、分割エラーであると判断した場合に画面制御モジュール42から対処コマンドを受信する。従って、画面制御モジュール42におけるエラー対策の選択の幅が広い。画面制御モジュール42は、採用する対策処理を自動的に決定しても良いし、エラーが発生した時点でユーザの選択を受け付けて決定しても良い。
また、画面制御モジュール42は、採用する対策処理を予めユーザに選択させておき、選択された情報を記憶しておいても良い。例えば、指示受付画面50中に、分割エラーの対策処理を、分割エラーの種類ごとに選択させる対策選択オブジェクトを設けてもよい。この場合、対策選択オブジェクトにて設定を受け付ける処理は、サイズ超対策設定処理の一例であり、対策選択オブジェクトにて設定を受け付ける処理は、分割不能対策設定処理の一例である。また、対策選択オブジェクトにて選択可能な複数種類の対策処理は、サイズ超対策処理の一例であり、対策選択オブジェクトにて選択可能な複数種類の対策処理は、分割不能対策処理の一例である。
そして、画面制御モジュール42は、対策選択オブジェクトにて受け付けた対策処理を示す情報を、分割エラーの種類ごとに不揮発性メモリ14の所定の領域に記憶する。所定の領域は、画面制御モジュール42とプリンタ制御モジュール43とが、いずれもアクセス可能な領域である。画面制御モジュール42は、この領域に情報を書き込むことができ、プリンタ制御モジュール43は、この領域から情報を読み出すことができる。選択された対策を示す情報は、サイズ超対策情報または分割不能対策情報の一例であり、選択された対策を示す情報を記憶する処理は、サイズ超対策情報記憶処理または分割不能対策情報記憶処理の一例である。
この場合、プリンタ制御モジュール43は、分割画像データ生成処理において、分割エラーであると判断した場合、画面制御モジュール42にエラーコマンドを送信して画面制御モジュール42から対処コマンドを受信する代わりに、不揮発性メモリ14から対策を示す情報を読み出す。具体的には、サイズ超エラー処理のS501とS502、および、分割不能エラー処理のS601とS602に代えて、それぞれ所定の領域から選択された対策を示す情報を読み出すステップを設ける。このようにすれば、プリンタ制御モジュール43は、エラー発生時に画面制御モジュール42との情報のやり取りを行う必要はなく、ユーザに選択された対策を選択して実行できる。
なお、プリンタ制御モジュール43は、例えば、印刷ジョブの大きさや分割数の大きさに基づいて自身で対策処理を決定しても良い。あるいは、プリンタ制御モジュール43は、分割エラーの対策処理として1つの処理のみを備えていても良い。これらの場合にも、プリンタ制御モジュール43は、画面制御モジュール42へのエラーコマンドの入力や対処コマンドの受信を行う必要はなく、決定した対策処理を実行する。
また、上述した実施の形態では、画面制御モジュール42は、図5に示したように、用紙設定欄52に、テープ幅と分割数との組合せの複数の選択肢を表示するとした。用紙設定欄52としてテープ幅と分割数との組合せを表示させる指示受付画面50は、第1スプリット印刷編集画面の一例である。この指示受付画面50を表示する画面制御モジュール42は、第1画面制御モジュールの一例である。テープ幅と分割数との組合せの複数の選択肢から用紙の設定を受け付ける画面制御モジュール42から入力される実行コマンドは、第1実行コマンドの一例である。
一方、画面制御モジュール42は、テープ幅と分割数との組合せの複数の選択肢を表示する代わりに、テープ幅と分割数とをそれぞれ入力できる入力オブジェクトを表示してもよい。例えば、指示受付画面50の用紙設定欄52に、テープ幅の数値入力を受け付ける幅入力オブジェクトと、分割数の数値入力を受け付ける分割数入力オブジェクトとを表示しても良い。あるいは、各入力オブジェクトに複数の選択肢を表示して、選択を受け付けても良い。テープ幅と分割数とをそれぞれ入力できることで、予め用意した組合せ以外の組合せにも対応できる。
例えば、用紙設定欄52としてテープ幅と分割数とをそれぞれ入力できる入力オブジェクトを表示させる指示受付画面50は、第2スプリット印刷編集画面の一例である。この指示受付画面50を表示する画面制御モジュール42は、第2画面制御モジュールの一例である。テープ幅と分割数とをそれぞれ入力できる入力オブジェクトにて入力を受け付ける画面制御モジュール42から入力される実行コマンドは、第2実行コマンドの一例である。
そして、本形態のプリンタ制御モジュール43は、テープ幅と分割数との組合せの複数の選択肢から用紙の設定を受け付けるプログラムから入力される実行コマンドも、テープ幅と分割数とをそれぞれ入力できる入力オブジェクトにて用紙の設定を受け付けるプログラムから入力される実行コマンドも、受け付け可能である。また、プリンタ制御モジュール43は、画面制御モジュール42だけでなく、テープ幅と分割数との設定方法の異なる他のプログラムからの実行コマンドも受け付ける。いずれのプログラムから受け付ける実行コマンドも、テープ幅と分割数とをそれぞれ独立した情報として含む。
なお、プリンタ制御モジュールとしては、例えば、テープ幅と分割数との組合せの複数の選択肢から選択された組合せを示す情報の入力を受け付けることも考えられる。このようにすれば、入力する情報量を減らすことができる一方で、呼び出し側のプログラムとプリンタ制御モジュールとで、組合せを示す情報に対応するテープ幅と分割数の情報を共有する必要がある。そのため、例えば、組合せの選択肢を増やす場合には、呼び出し側のプログラムとプリンタ制御モジュールとの両方を修正する必要があり、プリンタ制御モジュールの汎用性が低い。本形態のプリンタ制御モジュール43は、テープ幅と分割数とを独立した情報として含む実行コマンドを受け付けることから、選択肢を増やす場合でも呼び出し側のプログラムのみを修正すれば良く、汎用性が高い。
以上、詳細に説明したように、本明細書に記載の印刷システムによれば、画面制御モジュール42は、印刷媒体の幅とスプリット印刷における分割数とを独立したデータとしてプリンタ制御モジュール43に入力する。プリンタ制御モジュール43は、入力された各データに基づいて画像データを分割してスプリット印刷の処理を行う。従って、例えば、画面制御モジュール42にて受け付ける印刷媒体の幅や分割数の選択肢が増えても、プリンタ制御モジュール43は修正することなく対応でき、適切にスプリット印刷の処理を実行できる。すなわち、スプリット印刷をプリンタ2に行わせるための画像データの編集において、画面制御モジュール42とプリンタ制御モジュール43との双方にとって、印刷媒体の幅や分割数の選択の自由度が高く、多様な用途にも対応できる。
さらに、画面制御モジュール42がプレビュー表示用の画像データを生成して指示受付画面50にプレビュー表示し、編集結果を反映してプレビュー表示を更新することで、ユーザは、プレビュー表示を確認しながら、用紙の設定指示ないし画像の編集指示を行うことができる。また、画面制御モジュール42がプレビュー表示されている情報をプリンタ制御モジュール43に入力する制御を行うことで、画面制御モジュール42がプレビュー表示している画像と同じ画像の印刷物が得られる可能性が高まる。
また、画面制御モジュール42が指示受付画面50にて指示を受け付けたか否かを判断する順序は、上述した画面制御処理の順序に限らない。つまり、図3に示した画面制御処理において、S102、S104、S107、S109、S112の判断は、図示の順に限るものではなく、ユーザによる指示入力を受け付けたものから処理を実行するとよい。いずれの順であっても、画面制御モジュール42は、実行指示を受け付けた際にプレビュー表示されている情報をプリンタ制御モジュール43に入力する。これにより、画面制御モジュール42がプレビュー表示している画像と同じ画像の印刷物が得られる可能性が高まる。
また、本明細書では、スプリット印刷の分割方向として、テープ状の印刷媒体の幅方向とした。分割方向を一方向に限定することで、制御がシンプルになる。また、スプリット印刷は、複数枚のラベルを並べることでより大きな画像を表現できることから、ラベルプリンタに好適である。ただし、分割方向は、幅方向のみとは限らず、長さ方向への分割を行っても良い。長さ方向に分割する場合も、本形態のラベル作成アプリ40と同様の処理によって、複数の印刷媒体へのスプリット印刷を実行できる。
また、指示受付画面50の用紙設定欄52にて、図5に示したように、テープ幅と分割数とを組合せた選択肢を表示し、予め用意した選択肢をユーザに選択させることで、イレギュラーな情報の入力を回避できる。あるいは、テープ幅と分割数とのそれぞれの数値入力を受け付けるようにすれば、設定可能な印刷媒体の幅および分割数の自由度が高まることから、さらに多様な用途にも対応できる。
また、分割数が画像データの分割方向のサイズに対応する最大の分割可能数を超える場合、事実上、分割が不可能であるため、プリンタ制御モジュール43にてサイズ超エラーに対処する処理を行うことで、異常な動作を抑制できる。例えば、プリンタ制御モジュール43が画面制御モジュール42の指示に従った対処を行えば、画面制御モジュール42の設計により適切な対処を選択できる。また、例えば、プリンタ制御モジュール43が対象画像データを自動的に拡張し、印刷を可能にすれば、印刷物が得られない状況を回避できる。また、例えば、プリンタ制御モジュール43が対策を複数用意し、ユーザに対策を選択させれば、アプリケーションプログラムの使い勝手が向上する。
また、対象画像データが分割数で割り切れない場合、均等の分割が不可能であり、ユーザが希望するスプリット印刷ができない可能性が高いため、プリンタ制御モジュール43にて分割不能エラーに対処する処理を行うことで、異常な動作を抑制できる。例えば、プリンタ制御モジュール43が画面制御モジュール42の指示に従った対処を行えば、画面制御モジュール42の設計により適切な対処を選択できる。また、例えば、プリンタ制御モジュール43が余剰分を印刷しないこととし、それ以外の部分の印刷を可能にすれば、印刷物が得られない状況を回避できる。また、例えば、プリンタ制御モジュール43が余剰分が発生しないように画像データを拡張し、印刷を可能にすれば、印刷物が得られない状況を回避できる。また、例えば、プリンタ制御モジュール43が対策を複数用意し、ユーザに対策を選択させれば、アプリケーションプログラムの使い勝手が向上する。
また、画面制御モジュール42は、テープ幅と分割数との組合せを示す選択肢を選択させても良いし、テープ幅と分割数とのそれぞれの数値入力を受け付けても良い。本明細書に記載のプリンタ制御モジュール43は、いずれの画面制御モジュール42からの実行コマンドも受け付ける。従って、画面制御モジュール42の設計の自由度が高く、多様な用途に対応できる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、PC1やプリンタ2は、それぞれ1台に限らず、複数台が接続された印刷システムでも良い。
また、プリンタ2はラベルプリンタに限らない。印刷方式は、熱転写方式に限らず、例えば、インクジェット方式、電子写真方式、感熱方式でもよい。また、印刷媒体は、テープに限らず、例えば、ロール紙、普通紙、はがき、カードでもよい。印刷媒体の大きさや材質は、何でもよい。
また、入力IF18としては、PC1にてユーザから直接入力を受け付けるものに限らず、例えば、ネットワーク等による通信を介して入力を受け付けるものも含む。例えば、入力を受け付けるウェブページ等のデータを他の装置に送信し、当該ウェブページへの入力を他の装置で受け付け、入力済みのウェブページをPC1が受信することで、入力されたデータを受け付ける構成であっても良い。その場合、PC1は、入力IF18とディスプレイ19との少なくとも一方を備えていなくても良い。
また、画面制御モジュール42は、複数の画像の編集や印刷を受け付けても良い。例えば、画面制御モジュール42は、複数の画像を含む画像ファイルに基づく印刷や、同じ画像を複数回印刷するコピー印刷等にてスプリット印刷の指示を受け付けてもよい。その場合、プリンタ制御モジュール43は、画面制御モジュール42から複数の画像を含む印刷ジョブを受信し、前述した処理を受信したジョブの数だけ繰り返す。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組合せで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 プリンタ
11 CPU
14 不揮発性メモリ
16 ネットワークIF
17 USB−IF
18 入力IF
19 ディスプレイ
40 ラベル作成アプリ
42 画面制御モジュール
43 プリンタ制御モジュール
50 指示受付画面

Claims (15)

  1. 情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、画面制御モジュールと、プリンタ制御モジュールと、を備えるアプリケーションプログラムであって、
    前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    スプリット印刷処理の対象となる対象画像の編集指示と、前記スプリット印刷処理の設定指示と、前記スプリット印刷処理の実行指示と、をユーザインタフェースを介して受け付けるスプリット印刷編集画面を、ディスプレイに表示させる画面表示処理を実行させ、前記スプリット印刷処理は、1つの画像を分割した各スプリット画像を印刷媒体に印刷するスプリット印刷をプリンタに行わせる処理であり、前記スプリット印刷処理の対象となる前記対象画像は、前記各スプリット画像に分割する前の状態の画像であり、前記スプリット印刷処理の設定には、前記スプリット印刷の対象となる印刷媒体の幅と、前記スプリット印刷の分割数と、が含まれ、
    さらに前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記スプリット印刷編集画面を前記ディスプレイに表示させた後に、前記ユーザインタフェースを介して前記スプリット印刷処理の前記実行指示を受け付けた場合に、画像情報と、幅設定データと、分割数設定データと、を含む実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する実行コマンド入力処理を実行させ、前記画像情報は、前記ユーザインタフェースを介した前記編集指示によって編集された前記対象画像を示す対象画像データを示す情報であり、前記幅設定データは、前記ユーザインタフェースを介した前記設定指示による設定を示すデータであって、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅を示すデータであり、前記分割数設定データは、前記ユーザインタフェースを介した前記設定指示による設定を示すデータであって、前記分割数を示すデータであり、前記幅設定データと前記分割数設定データとは、互いに独立したデータであり、
    前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記画面制御モジュールから前記実行コマンドが入力された場合に、前記実行コマンドに含まれる前記幅設定データと前記分割数設定データとに基づいて、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データを分割し、前記スプリット印刷に用いるスプリット画像データを生成するスプリット画像データ生成処理を実行させ、前記スプリット画像データは、前記対象画像を、前記幅設定データが示す幅で、前記分割数設定データが示す分割数に分割した画像である前記スプリット画像を示す画像データであり、
    さらに前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記スプリット画像データ生成処理によって生成された前記スプリット画像データを、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して、前記プリンタに送信するスプリット画像データ送信処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  2. 請求項1に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記スプリット印刷編集画面を前記ディスプレイに表示させた後に、前記ユーザインタフェースを介して前記設定指示を受け付けた場合に、受け付けた前記設定指示によって指示された、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅の前記スプリット画像を、受け付けた前記設定指示によって指示された、前記スプリット印刷の分割数並べて形成される前記対象画像を示す、プレビュー表示用の画像データである表示用画像データを生成する表示用画像データ生成処理と、
    前記表示用画像データ生成処理にて生成された前記表示用画像データに基づく前記対象画像を、前記スプリット印刷編集画面にプレビュー表示させるプレビュー処理と、
    を実行させ、
    前記表示用画像データ生成処理では、前記対象画像が前記プレビュー処理によってプレビュー表示されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記編集指示を受け付けた場合に、受け付けた前記編集指示によって指示された編集を施した状態の前記対象画像を示す画像データを、新たに前記表示用画像データとして生成し、
    前記プレビュー処理では、前記表示用画像データ生成処理が前記表示用画像データを生成する都度、新たに生成された前記表示用画像データに基づく前記対象画像を、前記スプリット印刷編集画面にプレビュー表示させ、
    前記実行コマンド入力処理では、前記対象画像が前記プレビュー処理によってプレビュー表示されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記実行指示を受け付けた場合に、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像を示す前記対象画像データを示す前記画像情報と、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像に含まれる前記スプリット画像の幅を示す前記幅設定データと、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像に含まれる前記スプリット画像の数を示す前記分割数設定データと、を含む前記実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  3. 請求項1に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記スプリット印刷編集画面を前記ディスプレイに表示させた後に、前記ユーザインタフェースを介して前記編集指示を受け付けた場合に、受け付けた前記編集指示によって指示された編集を施した状態の前記対象画像を示す、プレビュー表示用の画像データである表示用画像データを生成する表示用画像データ生成処理と、
    前記表示用画像データ生成処理にて生成された前記表示用画像データに基づく前記対象画像を、前記スプリット印刷編集画面にプレビュー表示させるプレビュー処理と、
    を実行させ、
    前記表示用画像データ生成処理では、前記対象画像が前記プレビュー処理によってプレビュー表示されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記設定指示を受け付けた場合に、受け付けた前記設定指示によって指示された、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅の前記スプリット画像を、受け付けた前記設定指示によって指示された、前記スプリット印刷の分割数並べて形成される前記対象画像を示す画像データを、新たに前記表示用画像データとして生成し、
    前記プレビュー処理では、前記表示用画像データ生成処理が前記表示用画像データを生成する都度、新たに生成された前記表示用画像データに基づく前記対象画像を、前記スプリット印刷編集画面にプレビュー表示させ、
    前記実行コマンド入力処理では、前記対象画像が前記プレビュー処理によってプレビュー表示されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記実行指示を受け付けた場合に、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像を示す前記対象画像データを示す前記画像情報と、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像に含まれる前記スプリット画像の幅を示す前記幅設定データと、前記プレビュー表示されている状態の前記対象画像に含まれる前記スプリット画像の数を示す前記分割数設定データと、を含む前記実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の方向には、幅方向と長さ方向とがあり、
    前記スプリット印刷の前記分割数は、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の前記幅方向に対する分割数であり、
    前記スプリット画像を前記幅方向に並べた画像が、前記対象画像である、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  5. 請求項4に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記スプリット印刷を行わせる前記プリンタは、テープ状の前記印刷媒体を搬送させながら印刷を行うラベルプリンタであり、
    前記印刷媒体の前記幅方向は、前記ラベルプリンタによって前記印刷媒体が搬送される搬送方向に交わる方向である、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記画面表示処理では、
    複数の選択肢を前記スプリット印刷編集画面に表示し、前記複数の選択肢はそれぞれ、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅と、前記スプリット印刷の分割数と、の組合せを示す選択肢であり、
    前記実行コマンド入力処理では、
    前記スプリット印刷編集画面に表示されている前記複数の選択肢の1つが選択されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記実行指示を受け付けた場合に、選択されている前記選択肢に対応する前記印刷媒体の幅を示す前記幅設定データと、選択されている前記選択肢に対応する前記スプリット印刷の分割数を示す前記分割数設定データと、を含む前記実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記画面表示処理では、
    前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅の数値入力を受け付ける幅入力オブジェクトと、前記スプリット印刷の分割数の数値入力を受け付ける分割数入力オブジェクトと、を前記スプリット印刷編集画面に表示し、
    前記実行コマンド入力処理では、
    前記スプリット印刷編集画面に表示されている前記幅入力オブジェクトおよび前記分割数入力オブジェクトにそれぞれ数値が入力されている状態で、前記ユーザインタフェースを介して前記実行指示を受け付けた場合に、前記幅入力オブジェクトに入力されている数値を示す前記幅設定データと、前記分割数入力オブジェクトに入力されている数値を示す前記分割数設定データと、を含む前記実行コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  8. 請求項7に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数が、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データの分割方向のサイズに対応する最大の分割可能数を超える場合、
    分割数が画像データのサイズを超えることを示すサイズ超エラーコマンドを、前記画面制御モジュールに入力するサイズ超エラー入力処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記画面制御モジュールは、
    前記サイズ超エラーコマンドが入力された場合に、前記サイズ超エラーコマンドに対処するサイズ超エラー対処コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力するサイズ超エラー対処コマンド入力処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記サイズ超エラー対処コマンドが入力された場合に、前記サイズ超エラー対処コマンドに対応する処理を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  9. 請求項7に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数が、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データの分割方向のサイズに対応する最大の分割可能数を超える場合、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報によって示される前記対象画像データの分割方向のサイズを、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数を前記最大の分割可能数とした場合に対応する画像データの分割方向のサイズ以上に拡張する拡張処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記スプリット画像データ生成処理では、前記拡張処理によって前記対象画像データから拡張された画像データである拡張画像データを分割して前記スプリット画像データを生成し、
    前記スプリット画像データ送信処理では、前記拡張画像データを分割して生成された前記スプリット画像データを、前記プリンタに送信する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  10. 請求項7に記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数が、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データの分割方向のサイズに対応する最大の分割可能数を超える場合に実行されるサイズ超対策処理として、複数種類の前記サイズ超対策処理が実行可能であり、
    前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記複数種類の前記サイズ超対策処理のうち、実行する前記サイズ超対策処理の設定を受け付けるサイズ超対策設定処理と、
    前記サイズ超対策設定処理にて設定された前記サイズ超対策処理を示すサイズ超対策情報を、前記情報処理装置のメモリに記憶するサイズ超対策情報記憶処理と、
    を実行させ、
    前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数が、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データの分割方向のサイズに対応する前記最大の分割可能数を超える場合に、前記メモリから前記サイズ超対策情報を読み出させ、読み出された前記サイズ超対策情報によって示される前記サイズ超対策処理を実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データが、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割できない場合、
    分割不能を示す分割不能エラーコマンドを、前記画面制御モジュールに入力する分割不能エラー入力処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記画面制御モジュールは、
    前記分割不能エラーコマンドが入力された場合に、前記分割不能エラーコマンドに対処する分割不能エラー対処コマンドを、前記プリンタ制御モジュールに入力する分割不能エラー対処コマンド入力処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記分割不能エラー対処コマンドが入力された場合に、前記分割不能エラー対処コマンドに対応する処理を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  12. 請求項7から請求項10のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データが、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割できない場合、
    前記実行コマンドに含まれる前記幅設定データと前記分割数設定データとに基づいて、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データから、余剰量分の画像データを削除する削除処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記スプリット画像データ生成処理では、前記削除処理によって前記対象画像データから余剰量分の画像データが削除された画像データである一部削除画像データを分割して前記スプリット画像データを生成し、
    前記スプリット画像データ送信処理では、前記一部削除画像データを分割して生成された前記スプリット画像データを、前記プリンタに送信する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  13. 請求項7から請求項10のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データが、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割できない場合、
    前記実行コマンドに含まれる前記幅設定データと前記分割数設定データとに基づいて、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報によって示される対象画像データの分割方向のサイズを、前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データを前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割した場合に余剰分が発生しないサイズに拡張する余剰分拡張処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記スプリット画像データ生成処理では、前記余剰分拡張処理によって前記対象画像データから拡張された画像データである余剰分拡張画像データを分割して前記スプリット画像データを生成し、
    前記スプリット画像データ送信処理では、前記余剰分拡張画像データを分割して生成された前記スプリット画像データを、前記プリンタに送信する、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  14. 請求項7から請求項10のいずれか1つに記載するアプリケーションプログラムであって、
    前記プリンタ制御モジュールは、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データが、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割できない場合に実行される分割不能対策処理として、複数種類の前記分割不能対策処理が実行可能であり、
    前記画面制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記複数種類の前記分割不能対策処理のうち、実行する前記分割不能対策処理の設定を受け付ける分割不能対策設定処理と、
    前記分割不能対策設定処理にて設定された前記分割不能対策処理を示す分割不能対策情報を、前記情報処理装置のメモリに記憶する分割不能対策情報記憶処理と、
    を実行させ、
    前記プリンタ制御モジュールは、前記コンピュータに、
    前記実行コマンドに含まれる前記画像情報に示される前記対象画像データが、前記実行コマンドに含まれる前記分割数設定データによって示される前記分割数で均等に分割できない場合に、前記メモリから前記分割不能対策情報を読み出させ、読み出された前記分割不能対策情報によって示される前記分割不能対策処理を実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  15. 情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプリンタ制御モジュールであって、
    前記コンピュータに、
    スプリット印刷処理の実行コマンドを受け付けるコマンド受付処理を実行させ、前記スプリット印刷処理は、1つの画像を分割した各スプリット画像を印刷媒体に印刷するスプリット印刷をプリンタに行わせる処理であり、前記実行コマンドには、画像情報と、幅設定データと、分割数設定データと、が含まれ、前記画像情報は、前記スプリット印刷処理の対象となる対象画像を示す対象画像データを示す情報であり、前記幅設定データは、前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅を示すデータであり、前記分割数設定データは、前記スプリット印刷の前記分割数を示すデータであり、前記幅設定データと前記分割数設定データとは、互いに独立したデータであり、
    さらに前記コンピュータに、
    前記コマンド受付処理にて前記実行コマンドを受け付けた場合に、前記実行コマンドに含まれる前記幅設定データと前記分割数設定データとに基づいて、前記実行コマンドに含まれる画像情報に示される画像データを分割し、スプリット印刷に用いるスプリット画像データを生成するスプリット画像データ生成処理を実行させ、前記スプリット画像データは、前記対象画像を、前記幅設定データが示す幅で、前記分割数設定データが示す分割数に分割した画像であるスプリット画像を示す画像データであり、
    さらに前記コンピュータに、
    前記スプリット画像データ生成処理によって生成された前記スプリット画像データを、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して、前記プリンタに送信するスプリット画像データ送信処理と、
    を実行させ、
    前記コマンド受付処理では、
    前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅と前記スプリット印刷の前記分割数との組合せを示す複数の選択肢を有する第1スプリット印刷編集画面を表示する第1画面制御モジュールからの前記実行コマンドである第1実行コマンドと、
    前記スプリット印刷の対象となる前記印刷媒体の幅の数値入力を受け付ける幅入力オブジェクトと前記スプリット印刷の前記分割数の数値入力を受け付ける分割数入力オブジェクトとを有する第2スプリット印刷編集画面を表示する第2画面制御モジュールからの前記実行コマンドである第2実行コマンドと、
    を受け付け可能であり、
    前記第1実行コマンドを受け付けた場合、前記第1スプリット印刷編集画面にて選択されている前記選択肢に対応する、前記印刷媒体の幅を示す前記幅設定データと、前記スプリット印刷の前記分割数を示す前記分割数設定データと、を含む前記第1実行コマンドを受け付け、
    前記第2実行コマンドを受け付けた場合、前記第2スプリット印刷編集画面に表示されている、前記幅入力オブジェクトに入力されている数値を示す前記幅設定データと、前記分割数入力オブジェクトに入力されている数値を示す前記分割数設定データと、を含む前記第2実行コマンドを受け付ける、
    ことを特徴とするプリンタ制御モジュール。
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