JP2019203908A - 撮像素子シフト装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】落下衝撃等の影響を低減できる撮像素子シフト装置を提供する。【解決手段】撮像素子シフト装置121は、撮像素子12をその撮像面に平行な第1の方向にシフトさせることで光学防振を行い、ベース部材1213と、シフトユニット1212とを有する。シフトユニットは、光学防振において、第1の方向における第1の領域内でシフトする。ベース部材およびシフトユニットはそれぞれ、互いに当接することでベース部材に対するシフトユニットの変位を制限する第1のストッパ部1270および第2のストッパ部1280を有する。第1および第2のストッパ部は、シフトユニットが第1の領域内に位置するときは第1の方向および撮像面に直交する第2の方向において互いに当接せず、シフトユニットが第1の方向における第1の領域外である第2の領域に位置するときに第1および第2の方向において互いに当接可能となるように設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(以下、カメラという)に用いられ、像振れを低減するために撮像素子をシフトさせる撮像素子シフト装置に関する。
ユーザの手振れ等によるカメラ振れに起因する被写体像の振れを低減するため、被写体像を撮像する撮像素子を光軸に直交する面内でシフトさせる撮像素子シフト装置が用いられている。撮像素子シフト装置には、ベース部材と、撮像素子を保持してベース部材に対してシフト可能なシフト部材と、それぞれ磁石とコイルにより構成されてシフト部材をピッチ方向およびヨー方向にシフト駆動する複数のアクチュエータとが含まれる。複数のアクチュエータに対しては、これらからの磁束漏れを防止するためのプレート状のヨークが設けられる。ヨークは、装置の軽量化のために、撮像素子への光入射方向(光軸方向)から見たときにL字形状を有するように形成されることが多い。
ただし、シフト部材のうち光軸方向から見てL字形状のヨークと重なっていない部分については、カメラが床や地面に落下したときの衝撃による光軸方向へ変位や変形を防止することができない。
特許文献1にはカメラの落下を検出した際に、シフト部材を落下による衝撃の影響が低くなる領域で保持するようにアクチュエータを制御するカメラが開示されている。また、特許文献2には、カメラの落下を検出した際に、シフト部材をベース部材に対して押し付けるようにアクチュエータを制御するカメラが開示されている。
特開2008−139458号公報 特開2009−145612号公報
しかしながら、上記各特許文献にて開示されたカメラでは、アクチュエータの制御によって落下による衝撃の影響を低減するために、アクチュエータへの通電が可能な状態である必要がある。このため、カメラの電源OFF状態やカメラから電池を取り外した状態では落下衝撃の影響を低減することができない。
本発明は、アクチュエータに通電することなく落下衝撃等の影響を低減することが可能な撮像素子シフト装置およびこれを備えた撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像素子シフト装置は、撮像素子をその撮像面に平行な第1の方向にシフトさせることで光学防振を行うことが可能である。該装置は、ベース部材と、撮像素子を含み、ベース部材に対して第1の方向にシフト可能なシフトユニットとを有する。シフトユニットは、光学防振において、第1の方向における第1の領域内でシフトする。ベース部材およびシフトユニットはそれぞれ、互いに当接することでベース部材に対するシフトユニットの変位を制限する第1のストッパ部および第2のストッパ部を有する。 第1および第2のストッパ部は、シフトユニットが第1の領域内に位置するときは第1の方向および撮像面に直交する第2の方向において互いに当接せず、シフトユニットが第1の方向における第1の領域外である第2の領域に位置するときに第1および第2の方向において互いに当接可能となるように設けられていることを特徴とする。
なお、上記撮像素子シフト装置を有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、シフトユニットを駆動するアクチュエータに通電することなく、落下衝撃や振動の影響を低減することが可能な撮像素子シフト装置およびこれを備えた撮像装置を実現することができる。
本発明の実施例であるカメラ本体を含むカメラシステムの構成を示すブロック図。 実施例のカメラ本体に搭載されたセンサ防振ユニットを前側から見た図。 センサ防振ユニットの分解斜視図。 フロントヨークを除去したセンサ防振ユニットを前側から見た図。 実施例における防振処理を示すフローチャート。 カメラシステムが落下した状態を示す図。 センサ防振ユニットのシフトユニットを斜め前方から見た図。 (a)はセンサ防振ユニットのベース部材を前方から見た図、(b)は(a)中のA部を拡大した図。 シフトユニットが図4に示す位置から+X方向に移動した状態を示す図。 (a)はシフトユニットが図9に示す位置から+Y方向に移動した状態を示す図、(b)は(a)中の断面B−Bを示す図。 シフトユニットが図10(a)に示す位置から時計回り方向にロールした状態を示す図。 シフトユニットが図11に示す位置から第2の領域に移動した状態を示す図。 (a)は第2の領域への移動が完了した際のシフトユニットとベース部材を背面側から見た斜視図、(b)は(a)中のC部を拡大した図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1である撮像装置としてのカメラ本体1と交換レンズ2からなるカメラシステムの構成を示す。交換レンズ2は、カメラ本体1に対してカメラマウント211を介して着脱可能に装着(接続)されている。
被写体からの光束は交換レンズ2内の撮影光学系を通ってカメラ本体1内に入射する。撮像光学系は、フォーカスレンズ22、変倍レンズ23および絞り24を含む。
撮像前は、カメラ本体1内に入射した光束の一部がハーフミラーであるクイックリターンミラー3により反射されて不図示のピント板上に被写体像(光学像)を形成し、ペンタプリズム4およびファインダ5を通してユーザの眼に導かれる。これにより、ユーザによる被写体像の観察が可能となる。測光センサ6は、ピント板面上の被写体像の輝度を測定し、その測定結果をカメラMPU7に入力する。
サブミラー8は、クイックリターンミラー3の背後に配置され、クイックリターンミラー3を通過した光束を焦点検出部9に導く。焦点検出部9は、被写体に対する撮像光学系の焦点状態(デフォーカス量)を検出する焦点検出を行う。
撮像時には、クイックリターンミラー3およびサブミラー8が撮像光学系からの光路外に退避し、フォーカルプレーンシャッタ10が開閉駆動される。シャッタ10の駆動はカメラMPU7からのシャッタ駆動指示を受けたシャッタ制御部11により制御される。
シャッタ10を通過した光束は、撮像素子12の撮像面上に光学像としての被写体像を形成する。撮像素子12は、CCDセンサやCMОSセンサ等の光電変換素子であり、被写体像を光電変換して電気信号としての撮像信号を出力する。
なお、本実施例では、クイックリターンミラー3、サブミラー8、ペンタプリズム4、ファインダ5および測光センサ6を有する一眼レフカメラとしてのカメラ本体1について説明しているが、これらを有さないミラーレスカメラであってもよい。
A/D変換器13は、アナログ信号である撮像信号をデジタル撮像信号に変換する。映像信号処理回路14は、デジタル撮像信号に対して、フィルタ処理、色変換処理およびガンマ処理等の映像処理を行って画像データを生成する。画像データはバッファメモリ15に格納され、LCD16に画像として表示されたり、着脱可能なメモリカード17に記録されたりする。
操作部18はユーザが撮像モードや記録画像ファイルサイズ等を選択するための各種操作部材を含む。操作部18に、タッチパネル機能を有するLCD16を含めてもよい。
電源スイッチ181は、カメラ本体1(カメラシステム全体)の電源ON状態と電源OFF状態を切り替えるためにユーザにより操作される。録画スイッチ182は、動画録画の開始と停止を指示するためにユーザにより操作される。撮像準備スイッチ19は、撮像準備動作としての測光を含む露出制御動作や焦点検出を含む焦点調節動作を開始させるためにOFF状態からON状態に操作されるスイッチである。レリーズスイッチ20は、記録用の撮像動作を指示するためOFF状態からON状態に操作されるスイッチである。撮像準備スイッチ19は不図示のレリーズボタンの半押し操作によってON状態になり、レリーズスイッチ20はレリーズボタンの全押し操作によってON状態になる。
制御手段であるカメラMPU7は、カメラ本体1の全動作を制御するとともに、レンズ通信接点210を介してレンズMPU21と相互に通信する。この通信により、カメラMPU7は、交換レンズ2にフォーカス駆動命令や絞り駆動命令を送信したり、交換レンズ2の光学情報を受信したりする。
交換レンズ2において、フォーカスレンズ22は、フォーカス駆動部25により撮像光学系の光軸が延びる方向(以下、光軸方向という)に駆動されて焦点調節を行う。変倍レンズ23は、ユーザが不図示のズーム操作リングを回転操作することで光軸方向に移動し、撮像光学系の焦点距離を変化させる(すなわち、変倍を行う)。絞り24は、絞り駆動部26により絞り開口径が変化するように駆動される。フォーカス駆動部25および絞り駆動部26は、レンズMPU21からのフォーカス制御信号および絞り制御信号に応じてフォーカスレンズ22および絞り24を駆動する。
カメラ本体1は、振れ検出センサ(検出手段)992を有する。振れ検出センサ992は、カメラ本体1の動き(カメラ振れ)を検出して、振れ検出信号を出力する。振れ検出センサ992は、ジャイロセンサや加速度センサである。振れ検出センサ992からの振れ検出信号(ジャイロセンサからの角速度信号や加速度センサからの加速度信号)は、後述するセンサ防振ユニット121におけるシフトユニットの像振れ補正(光学防振)のためのシフト量を算出する際に使用される。
撮像素子12は、撮像素子シフト装置としてのセンサ防振ユニット121におけるシフトユニット1212に含まれている。センサ防振ユニット121は、カメラ本体1に縦(ピッチ)方向、横(ヨー)方向および回転(ロール)方向の振れに応じて、そのカメラ振れによる被写体像の振れである像振れを低減(補正)するようにシフトユニット1212を光軸に直交する面内で移動(シフト)させる。以下の説明において、光軸に直交する面、すなわち撮像素子12の撮像面に平行な複数の第1の方向(ピッチ方向およびヨー方向)を含む面を、シフト面という。センサ防振ユニット121の詳細な構成については後述する。
図2、図3および図4を用いて、センサ防振ユニット121の構成を説明する。図2は被写体側(前側)から見たセンサ防振ユニット121を示し、図4は分解したセンサ防振ユニット121を示している。図5は、図2から後述するフロントヨーク1211を除去したセンサ防振ユニット121を示している。これらの図において、+Z方向は撮像面に直交する光軸方向(第2の方向)における前側に、−Z方向は光軸方向におけるユーザ側である後側に相当する。また、+Y方向は上側に、−Y方向は下側に相当する。さらに、前側から見たときの+X方向は右側に相当し、−X方向は左側に相当する。
ベース部材1213は、その本体締結部1213aにおいてカメラ本体1に不図示のビスを用いて固定される。シフトユニット1212は、ベース部材1213に対して撮像光学系の光軸に直交する面内、すなわち図2および図4の紙面に平行な面内でシフト可能である。
シフトユニット1212は、シフト部材としてのシフト枠1212aと、該シフト枠1212aに接着またはビスにより固定されて保持された撮像素子12および3つの駆動コイル1212bとにより構成されている。図4に示すように、3つ駆動コイル1212bは、撮像素子12の下側において左右方向に配置された2つのピッチ駆動用の駆動コイルと、撮像素子12の右側に配置された1つのヨー駆動用の駆動コイルとを含む。各駆動コイル1212bには、不図示のフレキシブル基板が接続されている。
フロントヨーク1211は、3つの駆動コイル1212bから前側に発生する磁束を閉じ込めて磁束漏れを防ぐための部材である。フロントヨーク1211は、SPCC等の鉄系材料により形成され、センサ防振ユニット121の中でもその重量が占める割合が大きい。本実施例の撮像素子12は、35mm判フルサイズ等の大型の撮像素子であるため、フロントヨーク1211の前側から見た形状を、3つの駆動コイル1212bに沿って延びるL字形状として、フロントヨーク1211の重量の増加を抑えている。
ベース部材1213には、3つのマグネット1214が組み込まれている。3つマグネット1214は、上述した3つの駆動コイル1212bのそれぞれに対向する位置に配置された2つのピッチ駆動用のマグネットと1つのヨー駆動用のマグネットを含む。リアヨーク1215は、3つのマグネット1214から後側に発生する磁束を閉じ込めて磁束漏れを防ぐための部材であり、フロントヨーク1211と同様にSPCC等の鉄系材料により形成されている。このため、リアヨーク1215の前側(および後側)から見た形状も、3つのマグネット1214に沿って延びるL字形状として、リアヨーク1215の重量の増加を抑えている。
シフトユニット1212は、不図示の引き込みばねの引き込み力によってその後側のベース部材1213に向かって引き込まれる。シフト枠1212aとベース部材1213との間における光軸回りの3箇所にはボール1216が配置されており、上記引き込み力によってシフト枠1212aとベース部材1213はそれらの間のボール1216に当接する。上記フレキシブル基板を介して駆動コイル1212bに通電されると、駆動コイル1212bを流れる電流とマグネット1214の磁力との相互作用によってローレンツ力が発生する。シフトユニット1212は、このローレンツ力によってベース部材1213に対してシフト面内でシフト駆動される。
マグネット1214の大きさに応じて、シフト面上でシフトユニット1212を手振れ補正(光学防振)のためにシフトさせることが可能な領域が異なる。シフトユニット1212を、そのシフトが可能な端位置までシフトさせると、駆動コイル1212bに対するマグネット1214の磁力が小さくなる。この状態では、シフトユニット1212の制御リニアリティ、すなわち駆動コイル1212bに通電する電流値とシフトユニット1212のシフト量との比例関係が崩れる。このため、シフト面上に、通常の手振れ補正においてシフトユニット1212を制御リニアリティを維持してシフトさせることが可能な防振領域としての第1の領域1260を電気的または機械的に設定することが望ましい。
ベース部材1213は、ベース側ストッパ部(第1のストッパ部)1270を有する。また、シフトユニット1212は、シフト側ストッパ部(第2のストッパ部)1280を有する。これらベース側およびシフト側ストッパ部1270,1280の詳細については後述する。
図5のフローチャートは、本実施例においてカメラMPU7が行う防振処理を示す。コンピュータとしてのカメラMPU7は、コンピュータプログラムに従って本処理を実行する。
ステップS100では、カメラMPU7は、カメラ本体1に設けられた電源スイッチ181がON操作されたか否かを判定する。電源スイッチ181がON操作されていなければ本ステップでの判定を繰り返し、ON操作された場合は起動してステップS101に進む。
ステップS101では、カメラMPU7は、シフトユニット1212内の3つの駆動コイル1212bへの通電を開始し、シフトユニット1212をシフト駆動する準備を行う。
次にステップS102では、カメラMPU7は、シフトユニット1212をシフト駆動して第1の領域1260内に移動させる。
次にステップS103では、カメラMPU7は、振れ検出センサ992を起動する。そして、ステップS104では、判定手段としてのカメラMPU7は、振れ検出センサ992から振れ検出信号を取り込み、該振れ検出信号から得られるカメラ振れの加速度が閾値(所定値)以下か否かを判定する。カメラ振れの加速度が閾値以下であれば通常の手振れやパンニングまたはチルティングによるカメラ本体1の動きであると判定できる。一方、カメラ振れの加速度が閾値より大きければ、カメラ本体1が落下による衝撃(以下、落下衝撃という)を受けたと判定できる。
ここでの閾値は、自由落下時の加速度である重力加速度1Gを基準に設定することが望ましい。具体的には、閾値を重力加速度1Gよりもやや低く設定しておくことで、カメラ本体1の落下を瞬時に判定することができる。閾値を重力加速度から大きく乖離させると、流し撮り撮像のための素早いパンニング等によってカメラ本体1が落下した判定されるおそれがあるので、好ましくない。
カメラMPU7は、ステップS104においてカメラ振れの加速度が閾値以下である場合はステップS105に進み、カメラ本体1は通常使用状態にあると判定してステップS106に進む。一方、カメラ振れの加速度が閾値より大きい場合はステップS201に進み、カメラ本体1が落下したと判定する。ステップS201以降の処理については後述する。
ステップS106では、カメラMPU7は、カメラ本体1の操作部18においてユーザにより選択されている撮像モードが動画撮像モードか否か(静止画撮像モードか)を判定する。カメラMPU7は、動画撮像モードが選択されている場合はステップS107にて動画撮像モードでの動作を開始してステップS108に進む。一方、静止画撮像モードが選択されている場合はステップS130にて静止画撮像モードでの動作を開始する。ステップS130以降の処理については後述する。
ステップS108では、カメラMPU7は、録画スイッチ182がON操作されたか否かを判定する。録画スイッチ182がON操作された場合は、カメラMPU7はステップS109に進み、動画撮像を開始するとともにシフトユニット1212を第1の領域1260内でシフト駆動する防振(IS)動作を開始する。IS動作においては、カメラ本体1内のセンサ防振ユニット121だけでなく、交換レンズ2内において防振レンズを光軸に対してシフトさせる不図示のレンズ防振ユニットも併せ用いてもよい。その後、カメラMPU7はステップS110に進む。一方、録画スイッチ182がON操作されていない場合は、カメラMPU7はステップS108での判定を繰り返す。
ステップS110では、カメラMPU7は、録画スイッチ182がOFF操作されたか否かを判定する。録画スイッチ182がOFF操作された場合は、カメラMPU7はステップS111に進んで動画撮像およびIS動作を停止し、その後ステップS112に進む。録画スイッチ182がOFF操作されていない場合は、カメラMPU7はステップS1104での判定を繰り返す。
ステップS112では、カメラMPU7は、電源スイッチ181がOFF操作されたか否かを判定し、OFF操作された場合はステップS113に進み、OFF操作されていなければステップS104に戻る。
ステップS113では、カメラMPU7は、シフトユニット1212を第1の領域1260から後述する第2の領域1261に移動させる。第2の領域1261は、シフト面上において第1の領域1261外の領域、すなわちシフトユニット1212がIS動作のためにシフトしない非防振領域である。
次のステップS114では、カメラMPU7は、シフトユニット1212を第2の領域1261に位置させた状態で駆動コイル1212bへの通電を終了させる。これにより、前述したベース側ストッパ部1270とシフト側ストッパ部1280とが互いに当接または近接して、駆動コイル1212bに通電しなくてもシフトユニット1212を第2の領域1261に保持することができる。この状態でカメラ本体1に落下衝撃やユーザによる持ち運びによる振動等が加わっても、シフトユニット1212がカメラ本体1内で大きく動くことを抑えることができる。
ステップS130にて静止画撮像モードが選択されていると判定された場合は、カメラMPU7はステップS131に進み、撮像準備スイッチ19がON状態(以下、SW1がONという)か否かを判定する。カメラMPU7は、SW1がONである場合はステップS132に進み、SW1がONでない場合はステップS131での判定を繰り返す。
ステップS132では、カメラMPU7は、ステップS109と同様に、シフトユニット1212を第1の領域1260内でシフト駆動するIS動作を開始する。このIS動作においても、センサ防振ユニット121だけでなくレンズ防振ユニットも併せ用いてもよい。その後、カメラMPU7はステップS133に進む。
ステップS133では、カメラMPU7は、レリーズスイッチ20がON状態(以下、SW2がONという)か否かを判定する。カメラMPU7は、SW2がONである場合はステップS134に進み静止画撮像を行い、SW2がOFFであればステップS133での判定を繰り返す。
ステップS135では、カメラMPU7は、SW1がOFFか否かを判定する。カメラMPU7は、SW1がOFFであればステップS111に進んでIS動作を停止させ、SW1がONのままであればステップS132に戻る。
ステップS201においてカメラ本体1の落下を判定(検出)したカメラMPU7は、ステップS202において、シフトユニット1212を第1の領域1260から第2の領域1261にシフトさせて落下衝撃に備える。その後、カメラMPU7は、ステップS203において電源スイッチ181がOFF操作されたか否かを判定し、OFF操作された場合はステップS114に進み、OFF操作されていなければステップS104に戻る。
図4および図6〜図13を用いて、ベース側ストッパ部1270とシフト側ストッパ部1280について説明する。図6はカメラシステム全体が落下している状態を示す。図7は前側から見たシフト枠1212aを示す。図8(a)は前側から見たベース部材1213を示す。図8(b)は、図8(a)中のA部を拡大して示す。図9は、シフトユニット1212がベース部材1213に対して図4に示す位置5から+X方向にシフトした状態を示す。
図10(a)は、シフトユニット1212が図9に示す位置から+Y方向にシフトした状態を示す。図10(b)は、図10(a)中の断面B−Bを示す。図11は、シフトユニット1212が図10(a)に示す位置から時計回り方向にロールした状態を示す。図12は、シフトユニット1212が図11に示す位置から−Y方向シフトして第2の領域に位置した状態を示す。図13(a)は、第2の領域へのシフトが完了したときのシフトユニット1212とベース部材1213を後側から見た図である。図13(b)は、図13(a)中のC部を拡大して示す。
図6に示すようにカメラシステムがカメラ本体1よりも交換レンズ2を下にして落下し、地面や床等に衝突して落下衝撃を受けると、センサ防振ユニット121は前方への慣性を受ける。シフトユニット1212のうち光軸方向においてL字形状のフロントヨーク1211と重なる部分は、該フロントヨーク1211の存在によって前側への変位が制限される。
しかし、シフトユニット1212のうち光軸方向においてフロントヨーク1211と重ならない部分1212wは、落下衝撃によって前側に大きく変位する(撓む)おそれがある。この変位によってシフト枠1212aが前側に変形すると、該シフト枠1212aにより保持された撮像素子12の撮像面の光軸方向での位置が変化する。これにより、カメラマウント211から撮像素子12までの距離(フランジバック)が変化して、良好な撮像を行うことができなくなる。
このため、本実施例では、ベース部材1213にベース側ストッパ部1270を設け、シフト枠1212aにシフト側ストッパ部1280を設けている。シフト側ストッパ部1280は、図7に示すように、シフト枠1212aの上部から光軸方向(後側)に延びるアーム部1281と、該アーム部1281の後端部から下方に突出したフック部1282とを有する。
ベース側ストッパ部1270は、図8(a),(b)に示すように、ベース部材1213の上部において左右方向に延び、その右端から下側に向かって延びる外側ストッパ部1271と、外側ストッパ部1271の内側に設けられた係止部1272とを有する。外側ストッパ部1271のうち左右方向に延びる部分を横ストッパ部1271aといい、この横ストッパ部1271aの右端から下側に向かって延びる部分を縦ストッパ部1271bという。係止部1272は、上側に凸の形状を有する凸部1272aと、該凸部1272aと縦ストッパ部1271bとの間の凹部1272bとを含む。凹部1272bの幅wは、シフト側ストッパ部1280のアーム部1281の幅よりわずかに大きい。また、係止部1272における凸部1272aと凹部1272bは、Y方向に対して角度θだけ傾くように形成されている。
外側ストッパ部1271と係止部1272のうち凸部1272aが、アーム部1271に当接可能なアームストッパ部に相当する。また、係止部1272のうち凹部1272bの下側の部分(図10(b)に示す1270z)が、フック部1282に当接可能なフックストッパ部に相当する。さらに、外側ストッパ部1271のうち縦ストッパ部1271bと係止部1272のうち凸部1272aおよび凹部1272bの底面とにより、アーム部1281をXおよびY方向において定位置に保持可能な形状を有するアーム保持部に相当する。
図4に示すように、シフトユニット1212が第1の領域1260内でシフトする場合には、シフト側ストッパ部1280は、ベース側ストッパ部1270に当接しない。具体的には、シフト側ストッパ部1280のアーム部1281がベース側ストッパ部1270の外側ストッパ部1271のうちうち係止部1272よりも左側の空間を通過しているに過ぎない。このため、ベース側ストッパ部1270によってIS動作が妨げられることはない。
ステップS113またはステップS202においてシフトユニット1212が第1の領域1260から第2の領域1261にシフトさせる場合のカメラMPU7によるセンサ防振ユニット121のシフト制御について説明する。カメラMPU7は、図9および図10(a)中に矢印で示すように、シフトユニット1212を図4に示す位置から+X方向および+Y方向にシフトさせる。この際、図9に示すように、シフト側ストッパ部1280のアーム部1281をベース側ストッパ部1270の係止部1272の左端面に当接または近接させ、外側ストッパ部1271のうち横ストッパ部分1271aの下面に当接または近接させるようにシフトユニット1212をシフトさせる。これら+X方向および+Y方向へのシフトの順序はどちらが先でもよく、またこれらのシフトを同時に行わせてもよい。
次にカメラMPU7は、シフトユニット1212を図11中の矢印で示すように時計回り方向に角度θだけロールさせる。これにより、シフトユッニト1212は、ベース部材1213に対して傾き、シフト側ストッパ部1280のアーム部1281は、ベース側ストッパ部1270の外側ストッパ部1271のうち縦ストッパ部分1271bに当接または近接する。このとき、図10(b)に示すように、ベース側ストッパ部1270内のストッパ部1271の下面と係止部1272の凸部1272aの上端との間の間隔hは、その間隔h内でシフト側ストッパ部1280のアーム部1281が移動できる最小限の間隔であればよい。これにより、ベース側ストッパ部1270を含むベース部材1213のY方向での寸法の増加を抑えることができる。
最後にカメラMPU7は、図12中に矢印で示すように、シフトユニット1212をベース部材1213に対して角度θの方向にシフトさせる。これにより、図8(b)および図13(b)に示すように、シフト側ストッパ部1280のアーム部1281がベース側ストッパ部1270の係止部1272における凹部1272bに嵌まり込む。これにより、アーム部1281、つまりはシフトユニット1212がベース部材1213に対して定位置にて保持される。こうして、シフトユニット1212の第2の領域1261へのシフトが完了する。
第2の領域1261にシフトしたシフトユニット1212は、上述したようにアーム部1281が係止部1272の凹部1272bに嵌まり込むことで、ベース部材1213に対するX方向でのたつきが防止(制限)される。また、シフト完了前の状態を示す図10(b)からも分かるように、係止部1272のうち凹部1272bの下側の背面1270zにシフト側ストッパ部1280のフック部1282の前面1282zが対向(近接)する。このため、ベース部材1213に対するシフトユニット1212の前方への大きな変位(シフト枠1212aの撓み)を制限することができる。
図13(b)に示すベース側ストッパ部1270の横ストッパ部1271aの下面とベース部材1213の上端との間のY方向での間隔をHとする。この間隔Hは、シフトユニット1212が第1の領域1260でシフトする際にシフト側ストッパ部1280のアーム部1281の自由な移動が可能となるように設定されている。一方、前述した横ストッパ部1271aの下面と係止部1272の凸部1272aの上端との間の間隔hは、間隔Hよりも小さい。このため、第2の領域1261に位置するシフトユニット1212のY方向でのがたつきを小さくすることができる。
したがって、仮にシフトユニット1212が第1の領域1260内に位置する状態で駆動コイル1212bへの通電を終了させると、シフトユニット1212は第1の領域1260内で自由に動くことができる。その結果、カメラ本体1に衝撃が加わると、シフトユニット1212が慣性によって第1の領域1260内で不用意に動く。
しかし、本実施例のように駆動コイル1212bへの通電を終了させた状態でシフトユニット1212を第2の領域1261に位置させれば、カメラ本体1に衝撃が加わってもシフトユニット1212を小さな範囲でしか動けなくすることができる。しかも、係止部1272においてY方向に対してθ°だけ傾いた凸部1272aは、シフトユニット1212のY方向への移動に対して抵抗となるため、第2の領域1261内でのシフトユニット1212のY方向でのがたつきをより効果的に防止することができる。
なお、係止部1272の凸部1272aと凹部1272bの傾き角度θは必ずしも必要でなく、θを0とする場合には、図11に示したシフトユニット1212のロールは不要である。この場合は、図10(a)の状態からシフトユニット1212を+X方向にシフトさせた後、−Y方向にシフトさせればよい。
本実施例では、シフトユニット1212は、IS動作により第1の領域1260内でシフトするときはシフト側ストッパ部1280を介してベース側ストッパ部1270による制限を受けない。一方、カメラ本体1の落下検出時や電源OFF状態(駆動コイル1212bの非通電状態)においては第2の領域1261内でX、YおよびZ方向の動きが制限される。これにより、カメラ本体1に落下衝撃が加わった場合やカメラ本体1の持ち運びによる振動等によってカメラ本体1内でシフトユニット1212が大きく動くことを防止することができる。
なお、ベース側ストッパ部に相当するストッパ部をシフトユニット(シフト枠)に設け、シフト側ストッパ部に相当するストッパ部をベース部材側に設けてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 カメラ本体
121 防振ユニット
1212 シフトユニット
1213 ベース部材
1260 第1の領域
1261 第2の領域
1270 ベース側ストッパ部
1280 シフト側ストッパ部

Claims (7)

  1. 撮像素子をその撮像面に平行な第1の方向にシフトさせることで光学防振を行うことが可能な撮像素子シフト装置であって、
    ベース部材と、
    前記撮像素子を含み、前記ベース部材に対して前記第1の方向にシフト可能なシフトユニットとを有し、
    前記シフトユニットは、前記光学防振において、前記第1の方向における第1の領域内でシフトし、
    前記ベース部材および前記シフトユニットはそれぞれ、互いに当接することで前記ベース部材に対する前記シフトユニットの変位を制限する第1のストッパ部および第2のストッパ部を有しており、
    前記第1および第2のストッパ部は、前記シフトユニットが前記第1の領域内に位置するときは前記第1の方向および前記撮像面に直交する第2の方向において互いに当接せず、前記シフトユニットが前記第1の方向における前記第1の領域外である第2の領域に位置するときに前記第1および第2の方向において互いに当接可能となるように設けられていることを特徴とする撮像素子シフト装置。
  2. 前記第1および第2のストッパ部のうち一方のストッパ部は、前記第2の方向に延びるアーム部と、該アーム部から前記第1の方向に延びるフック部とを有し、
    前記第1および第2のストッパ部のうち他方のストッパ部は、前記第1の方向において前記アーム部に当接可能なアームストッパ部と、前記第2の方向において前記フック部に当接するフックストッパ部とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子シフト装置。
  3. 前記アームストッパ部が、前記アーム部を前記第1の方向において定位置に保持可能な形状を有するアーム保持部を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像素子シフト装置。
  4. 前記アーム保持部は、前記第1の方向に対して傾くように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子シフト装置。
  5. 撮像素子と、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像素子シフト装置とを有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記撮像装置に加わった加速度が所定値より大きいことを検出したときに、前記シフトユニットを前記第1の領域から前記第2の領域に移動させるように駆動する制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置の電源がOFF状態であるときに、前記シフトユニットを前記第1の領域から前記第2の領域に移動させるように駆動する制御手段を有することを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
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