JP2019203618A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吹出口の吹出面積を減少させることなく、化粧パネルの左右サイズの制約を受けずに、吸込面積を大きくする。【解決手段】本体ユニット200は、箱型の筐体と、筐体の内部に配置される熱交換器と、筐体の内部に配置され化粧パネル300の吸込口350から熱交換器を経由して空気を吸い込みその空気を吹出筒から吹き出すシロッコファンを有するファンユニットと、熱交換器で生じた露を集めるとともにシロッコファンの吹出筒を化粧パネル300の吹出ガイド筒に連通させる吹出開口を有するドレンパンを備える。吹出口350は、化粧パネル300の下面の後端側の左右方向に形成され、後端302に奥壁305が形成され、該奥壁305に吸込口350に連通する補助吸込口351が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、天井埋込型空気調和機に関するものである。
空調室内の天井裏に設置される天井埋込型空気調和機(室内機)は、屋外に設置される室外機と冷媒配管で接続されて冷媒回路を形成している。天井埋込型空気調和機は、天井裏に設置される本体ユニットと、本体ユニットの側面に取り付けられる電装品箱と、吸込口と吹出口を備え本体ユニットの下面を覆うように室内の天井面に取り付けられる化粧パネルとを有する。
本体ユニットは、箱型の筐体と、筐体の内部に配置される熱交換器と、その熱交換器の近傍に配置されるシロッコファンと、熱交換器で生じた露を集めるドレンパンとを備える。シロッコファンは、化粧パネルの吸込口から熱交換器を経由して空気を吸い込み冷媒と熱交換した空気を吹出口から室内に空気を吹き出す(特許文献1)。
化粧パネルは一般的には、吹出口に左右風向板と上下風向板が取り付けられ、吹出空気を上下方向や左右方向にガイドできるようになっている。
特開2000−213767号公報
ところで、より多くの空気を吸い込んで熱交換能力を増大させるには、化粧パネルの吸込口の開口面積を大きくする必要がある。しかし、吸込口の開口面積を大きくすれば、化粧パネルが大型化する。また、吸込口の開口面積を大きくすれば、化粧パネルの下面に形成される吹出口の開口面積を小さくしなければならない場合も生じる。
本発明の目的は、化粧パネルのサイズを大型化することなく且つ吹出口の開口面積を減少させることなく吸込口の開口面積を大きくして、熱交換能力を増大できるようにした天井埋込型空気調和機を提供することである。
上述した課題を解決するために請求項1にかかる発明は、本体ユニットと、該本体ユニットの底面に取り付けられ吸込口及び吹出口を有する化粧パネルとを備える天井埋込型空気調和機において、前記本体ユニットは、箱型の筐体と、該筐体の内部に配置される熱交換器と、吹出筒を有し、前記筐体の内部に配置され前記化粧パネルの前記吸込口から前記熱交換器を経由して空気を吸い込み前記吹出筒から吹き出した空気を前記吹出口に送るシロッコファンを有するファンユニットと、前記熱交換器で生じた露を集めるドレンパンとを備え、前記吸込口は前記化粧パネルの下面の後端側の左右方向に形成され、前記化粧パネルの後端に奥壁が形成され、該奥壁に前記吸込口に連通する補助吸込口が形成され、前記吸込口はグリルによって覆われていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の天井埋込型空気調和機において、前記グリルは、左右方向の中央部分が前記左端の側及び前記右端の側よりも下方に突出し、且つ前記中央分と前記左端の側の間に第1傾斜面が形成され、前記中央部分と前記右端の側の間に第2傾斜面が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、化粧パネルの下面の後端側の左右方向に吸込口が形成される他に奥壁にその吸込口に連通する補助吸込口が形成されている。このため、吸込口の開口面積に補助吸込口の開口面積が追加されるので大きな開口面積を実現でききる。よって、吹出口の開口面積を減少させることなく、また化粧パネルのサイズを大型化することなく、吸込口の開口面積を増大して熱交換容量を増大できる。
本発明の実施例の天井埋込型空気調和機の設置状態を示す説明図である。 図1の天井埋込型空気調和機の下面から見た斜視図である。 図1の天井埋込型空気調和機を後端から見た斜視図である。 図2の天井埋込型空気調和機の化粧パネルを取り外した斜視図である。 本実施例の本体ユニットの下面から見た分解斜視図である。 ドレンパンの上面斜視図である。 補強金具の斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 化粧パネルの下面の部分断面図である。 図8のC−C断面図である。
以下、本発明の実施例の天井埋込型空気調和機100を説明する。天井埋込型空気調和機100は、図1に示すように、空調室Rの天井T1に取り付けられ、屋外に設置される図示しない室外機との間で冷媒配管により接続されて冷媒回路を形成する。天井埋込型空気調和機100は、天井裏T2に配置される箱型の本体ユニット200と、空調室R側に露出するように本体ユニット200の底面に取付けられる化粧パネル300を有する。本体ユニット200には、制御回路が搭載された電装品箱400が側面に取り付けられている。
化粧パネル300は、図2、図3に示すように、前端301及び後端302の長さが左端303及び右端304の長さよりも長くなる長方形に形成されている。そして、図1に示す空調室Rに臨む下面カバー370の内側には、前端301に近い側の左端303から右端304にかけて、吹出ガイド筒310、320、330、340が並べて形成されている。
左端303側の吹出ガイド筒310から吹き出される空気は、回転板380Lの吹出口306から吹き出される。この回転板380Lは、図2の状態から矢印aの方向に90度回転可能であり、その回転により風の吹出方向が、左端303の方向と前端301の方向の間の90度の範囲でガイドされる。また、風の上下の吹出方向は、その回転板380Lと一緒に回転する上下風向板311によりガイドされる。
中央の吹出ガイド筒320、330から吹き出される空気の吹出方向は、後記する下ガイド板390の個々の左右風向板392、393によりガイドされ、後記する下ガイド板390で合流されてから共通の吹出口307から吹き出される。風の上下の吹出方向は上下風向板321によりガイドされる。
右端304側の吹出ガイド筒340から吹き出される空気は、回転板380Rの吹出口308から吹き出される。この回転板380Rは、図2の状態から矢印bの方向に90度回転可能であり、その回転により風の吹出方向が、右端304の方向と前端301の方向の間の90度の範囲でガイドされる。また、風の上下の吹出方向は、その回転板380Rと一緒に回転する上下風向板341によりガイドされる。
化粧パネル300の下面カバー370は、下面中カバー371と下面外周カバー372によって形成されている。下面中カバー371は回転板380L、380R、吹出口307、及び吸込グリル360で囲まれた内側を覆う。下面外周カバー372は回転板380L、380R、吹出口307、吸込グリル360及び下面中カバー371以外を覆う。
化粧パネル300の下面カバー370の後端302の側には、左端303から右端304にかけて左右に細長い形状の吸込口350が形成され、この吸込口350は同様に左右に細長い形状の吸込グリル360で覆われている。
図3に示すように、吸込グリル360は、左右方向の中央部分361が左端303及び右端304よりも下方に突出している。また、吸込グリル360の中央部分361と左端303の側の間には第1傾斜面362が形成され、中央部分361と右端304の側の間には第2傾斜面363が形成されている。そして、第1傾斜面362及び第2傾斜面363は、左右方向の長さが同じであるが、中央部分361の左右方向の長さよりも短く設定されている。また、化粧パネル300の後端302には奥壁305が形成され、この奥壁305の左端303側から右端304側かけて、吸込口350に連通する補助吸込口351が形成されている。この補助吸込口351は支柱305aによって複数に分割されている。
筐体500は、長方形の天面板510と、天面板510の四辺から下方に延在する前面板520、背面板530、左側面板540、右側面板550で形成された箱型である。右側面板550には電装品箱400とドレンパイプ551が取り付けられている。さらに、左側面板540の外側と右側面板550の天面板510の外側には、それぞれ2個の取付金具560が取り付けられている。本体ユニット200は、この取付金具560を天井裏T2に固定された図示しない吊りボルトにて吊り下げることで天井裏T2に設置される。
熱交換器600は筐体500に格納される第1熱交換器610と第2熱交換器620を有する。第1熱交換器610は筐体500の前面板520側に配置され、第2熱交換器620は背面板530側に配置される。そして、第1熱交換器610及び第2熱交換器620は、各々の上端が筐体500の天面板510に取り付けられている。また、第1熱交換器610と第2熱交換器620のそれぞれの左側面板540側の間には、後記する回転軸712を支持するモータ軸支持板630が取り付けられ、第1熱交換器610と第2熱交換器620のそれぞれの右側面板550側の間には、後記する回転軸713を支持するモータ軸支持板640が取り付けられている。
ファンユニット700は、モータ取付台711に固定された両軸型のファンモータ710と、そのファンモータ710の一方の回転軸712に固定された2個の羽根車721、722と、そのモータ710の他方の回転軸713に固定された2個の羽根車723、724と、各羽根車721〜724を個々に囲む4個のファンケーシング731〜734とを有する。ファンケーシング731〜734は、筐体500の天面板510に取り付けられる上面取付部731a〜734aと、両側面に形成された吸込開口731b〜734bと、下方向に突出するように形成された吹出筒731c〜734cとをそれぞれ有する。羽根車721とファンケーシング731、羽根車722とファンケーシング732、羽根車723とファンケーシング733、羽根車724とファンケーシング734は、それぞれシロッコファンを形成している。
ドレンパン800は、発泡スチロール製の断熱材810で形成されている。この断熱材810には、上面810aからから下面810bに貫通する4個の吹出開口821〜824が左右方向に一列に並べて形成されている。また、このドレンパン800は、図6に示すように、上面810aの外周が周壁830によって囲まれており、その前端部831と奥端部832を長辺とするほぼ長方形に形成されている。
そして、断熱材810の上面810aには、周壁830の前端部831と吹出開口821〜824との間に第1熱交換器610で発生する露を受け止める溝841が形成され、周壁830の後端部832と吹出開口821〜824との間に第2熱交換器620で発生する露を受け止める溝842が形成されている。また、周壁830の右端部833の内側にも溝843が形成されている。さらに、断熱材810の上面810aの右端の奥につながり、周壁830の内側にドレンタンク844が形成されている。そして、溝841は溝843に連通し、溝842、843はドレンタンク844につながっている。
また、断熱材810の下面810bには、図7に示すような形状の補強金具870が埋め込まれた状態で装着されている。この補強金具870は、ドレンパン800の前端部831に対応する長片871、奥端部832に対応する長片872、長片871と長片872の図7における左側を接続する短片873、長片871と長片872の図7における右側を接続する短片874、およびその短片874に連続する取付片875、876を有する。
断熱材810への補強金具870の埋め込みは、断熱材810を成型する型内に補強金具870を予め位置決めしておいてから、発泡スチロールを発泡させて埋め込む。これにより補強金具870は、断熱材810の下面810bに一体化される。
前記した化粧パネル300の吹出ガイド筒310はドレンパン800の吹出開口821につながるように形成され、吹出ガイド筒320はドレンパン800の吹出開口822につながるように形成され、吹出ガイド筒330はドレンパン800の吹出開口823につながるように形成され、吹出ガイド筒340はドレンパン800の吹出開口824につながるよう形成されている。
ここで、図8〜図11を参照して吹出ガイド筒320の部分を代表として説明する。なお、図8では上下風向板321、左右風向板322、332を省略している。
下面カバー370は前述したように下面中カバー371と下面周囲カバー372により形成されている。下面中カバー371は下面周囲カバー372よりも下方向に突出している。そして、ガイド筒ホルダ305の前部305aの下方が下面周囲カバ372の前部372aによって覆われ、ガイド筒ホルダ305の後部305bと下ガイド板390の下方が下面中カバー371によって覆われている。
吹出ガイド筒320は、上端開口320aがファンケーシング732の吹出筒732cとドレンパン800の吹出開口822を介してつながり、上端開口320aと下端開口320bの間の湾曲した通風路S4が化粧パネル300の前端301側の下方、つまり前方の斜め下方向を向くように傾斜している。下ガイド板390はその上端390aが吹出ガイド筒320、330に連通し、その上端390aと下端390bとの間の湾曲した通風路S5が通風路S4に連続して通風路S4の傾斜と同じように前端301側の下方に傾斜している。
吹出ガイド筒320の前端320cは下面周囲カバー372の前部372aの後端372a1に係合している。下ガイド板390の下端390bには下面中カバー371の前端371aが係合している。下ガイド板390の下端390bと吹出ガイド筒320の前端320cの間の吹出口307は、化粧パネル300の前端301側の下方を向いている。
この下面中カバー371には、前端371aから化粧パネル300の後端302の方向に伸びる平面部371bが形成され、その平面部371bの後端302側から上斜め方向に伸びる立上り部371cが形成され、その立上り部371cの後端302側に連続する折返し部371dが形成され、その折返し部371dの後端302側から立ち上がる立上り部371eが形成され、その立上り部371eから後端302の方向に伸びる平面のネジ受部371fが形成されている。ネジ受部371fは下面中カバー371の後端となる。
下面中カバー371の取り付けは、前端371aを下ガイド板390の下端390bの前左端394、前右端395に係合してから、後部のネジ受部371fをガイド筒ホルダ305の後部305bの後端305b1に対して下方からネジB1によって固定することで行われる。
さて、天井埋込型空気調和機100の組み立てについて説明する。まず、本体ユニット200の筐体500を、天面板510側を下にして組立台に置き、組立済の第1熱交換器610及び第2熱交換器620を天面板510の内側にそれぞれネジ止めする。
次に、組立済みのファンユニット700を、第1熱交換器610と第2熱交換器620の間に位置合わせしてから、ファンモータ710のモータ取付台711を天面板510にネジ止めし、ファンモータ710の一方の回転軸712を回転軸支持板630で支持し、他方の回転軸713を回転軸支持板640で支持する。さらに、ファンケーシング731〜734の上面取付部731a〜734aを天面板510にネジ止めする。さらに、回転軸支持板630、640をそれぞれ第1熱交換器610と第2熱交換器620に取り付ける。そして、ドレンポンプ900を筐体500の右側面板550の内側に取り付けて、その吐出口920を図2、図4に示すドレンパイプ551に連結する。
次に、ドレンパン800の上面810aの溝841を第1熱交換器610の下部に位置合わせ、溝842を第2熱交換器620の下部に位置合わせしてから、このドレンパン800を筐体500の内側に入るように下から上に押し込んで、補強金具870の短辺873を筐体500の左側面板540にネジ止めし、取付片875、876を右側面板550にネジ止めする。
以上によって、ドレンパン800の4個の吹出開口821〜824の上面810aの側に、ファンユニット700の4個のファンケーシング731〜734の吹出筒731c〜734cが入り込み、吹出開口821〜824と吹出筒731c〜734cが個々に連通する。また、ドレンパン800のドレンタンク844内にドレンポンプ900の吸込口910が位置する。
組み立て済の本体ユニット200は化粧パネル300とは個別に梱包されているので、天井埋込型空気調和機100を設置する際は、まず、その梱包を解いてから、天井裏T2に埋め込まれた複数の吊りボルトに本体ユニット200を取付金具560により吊り下げて天井裏T2に設置する。そして、化粧パネル300を図1に示す空調室R側から取り付ける。
このとき、化粧パネル300の吹出ガイド筒320の上端開口322をドレンパン800の下面810bから吹出開口822に挿入し、ファンケーシング732の吹出筒732cに連通させる。また、残りの吹出ガイド筒310、330、340についても同様にドレンパン800の吹出開口821、823、824にそれぞれ挿入し、ファンケーシング731、733、734の吹出筒731c、733c、734cに連通させる。そして、化粧パネル300を本体ユニット200の筐体500にネジ止めし、図示しない冷媒配管、電源線、信号線などを接続する。
以上のように組み立てられた天井埋込型空気調和機100は、図9に示すように、第2熱交換器620と背面板530との間の通風路S1と、第1熱交換器610と筐体500の前面板520との間の通風路S2が、ドレンパン800の下面810bと化粧パネル300との間の通風路S3で連通する。この通風路S3には吹出ガイド筒310〜340が配置される。
以上から、本実施例の天井埋込型空気調和機100では、化粧パネル300の吸込口350から吸い込まれた空気は、通風路S1から第2熱交換器620に到達する。さらに、化粧パネル300の吸込口350から吸い込まれた空気は、通風路S3と通風路S2を順次経由して、前側の第1熱交換器610にも到達する。このため、吸込口350からの距離が第2熱交換器620よりも遠い場所に、熱交換容量増大のために第1熱交換器610を配置しても、その第1熱交換器61に充分な量の空気を送り込むことが可能となる。
また、下ガイド板390の吸込口307が前方斜め下方向を向くよう通風路S3、S4が湾曲して傾斜している。このため、羽根車722、332の回転によって吹き出される空気の流れが吹出ガイド筒320、330によって抵抗を受け難くなり、吹出空気流の天井埋込型空気調和機100前方への到達距離を伸ばすことが可能になる。
さらに、化粧パネル300には、吸込口350が、下面370の後端302側の左端303側から右端304側にかけて左右方向に形成され、後端302の奥壁305に吸込口350に連通する補助吸込口351が形成されている。このように吸込口350の他に補助吸込口351が形成されているため、吸込口350の開口面積に補助吸込口351の開口面積が追加されるので大きな開口面積を実現できる。このため、吹出口306〜308の開口面積を減少させることなく、また化粧パネルのサイズを大きくすることなく、熱交換能力を増大できる。また、奥壁面305の補助吸込口351は支柱305aによって複数に分割されているので、その補助吸込口351の形成によって奥壁面305が強度不足になることを防止できる。また、グリル360の中央部分361の両側に第1傾斜面362及び第2傾斜面363がそれぞれ形成されているので、中央部分361によって天井埋込型空気調和機の直下から空気が吸い込まれるばかりか、傾斜面362、363によって斜め横からも空気が吸い込まれる。第1傾斜面362及び第2傾斜面363の傾斜はデザイン面から設けられるものであるが、中央部分361よりも短くしているので、中央部分361から吸い込まれる空気量が大きく減少することはない。なお、吸込グリル360の下面中カバー371の側に図2に示すように別の吸込口352を形成してもよい。
100:天井埋込型空気調和機
200:本体ユニット
300:化粧パネル、305:奥壁、310〜340:吹出ガイド筒、310b、320b、340b:下端開口、322:左右風向板、323:ガイド筒、324:下ガイド板、311、321、341:上下風向板、350:吸込口、351:補助吸込口、360:吸込グリル、370:下面カバー、371:下面中カバー、372:下面周囲カバー、380、390:回転板
400:電装品箱
500:筐体、510:天面板、520:前面板、530:背面板、540:左側面板、550:右側面板、560:取付金具、551:ホース
600:熱交換器、610:第1熱交換器、620:第2熱交換器、630、640:モータ軸支持板
700:ファンユニット、710:ファンモータ、721〜724:羽根車、731〜734:ファンケーシング、731c〜734c:吹出筒
800:ドレンパン、810:断熱材、821〜824:吹出開口、841〜843:溝、844:ドレンタンク、870:補強金具
900:ドレンポンプ

Claims (2)

  1. 本体ユニットと、該本体ユニットの底面に取り付けられ吸込口及び吹出口を有する化粧パネルとを備える天井埋込型空気調和機において、
    前記本体ユニットは、箱型の筐体と、該筐体の内部に配置される熱交換器と、吹出筒を有し、前記筐体の内部に配置され前記化粧パネルの前記吸込口から前記熱交換器を経由して空気を吸い込み前記吹出筒から吹き出した空気を前記吹出口に送るシロッコファンを有するファンユニットと、前記熱交換器で生じた露を集めるドレンパンとを備え、
    前記吸込口は前記化粧パネルの下面の後端側の左右方向に形成され、前記化粧パネルの後端に奥壁が形成され、該奥壁に前記吸込口に連通する補助吸込口が形成され、前記吸込口はグリルによって覆われていることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 請求項1に記載の天井埋込型空気調和機において、
    前記グリルは、左右方向の中央部分が前記左端の側及び前記右端の側よりも下方に突出し、且つ前記中央分と前記左端の側の間に第1傾斜面が形成され、前記中央部分と前記右端の側の間に第2傾斜面が形成されていることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
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