JP2019203212A - アクリル繊維の製造方法 - Google Patents

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Hikaru Nakayama
光 中山
知之 小谷
Tomoyuki Kotani
知之 小谷
友義 山下
Tomoyoshi Yamashita
友義 山下
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Abstract

【課題】アクリル繊維の湿式紡糸法において、凝固浴からの引き取り速度を向上させることが困難であった課題を解決する手段を提供する。【解決手段】吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比が3〜15であり、吐出孔の直径Dが0.03〜0.08mmである紡糸口金を用いて、ポリアクリロニトリルを15〜30質量%で溶解した紡糸原液を、1孔当たりの吐出量が0.02〜0.15g/分で凝固液中に吐出し、30m/分以下の速度で凝固浴から繊維を引き取る。【選択図】 図1

Description

本発明は紡糸口金に関わり、また、該紡糸口金を使用した湿式紡糸法でのアクリル繊維の製造方法に関する。
繊維の工業的な生産方法として、溶融紡糸法、乾式紡糸法、湿式紡糸法および乾湿式紡糸法等が知られている。どの方法においても紡糸原液を繊維状に賦形する際に紡糸口金は使用されており、紡糸口金は繊維生産における最重要な金型である。それゆえ、品質向上や生産安定化等のために、様々な紡糸口金が報告されている。
例えば特許文献1では乾湿式紡糸法における繊維製造において、吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比を3〜20程度にすることで、吐出時の圧力を向上させることで、紡糸口金中に均一に吐出圧がかかるようにし、マルチフィラメントにおける単糸一本一本の繊度の斑を低減できることを報告している。しかし、かかる報告は乾湿式紡糸に使用する紡糸口金の発明であり、湿式紡糸用の紡糸口金である本発明とは異なるし、凝固浴からの引き取り速度の向上を目的としている本発明とは技術概念が全く異なるものである。
また、例えば特許文献2では吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比に着目し、これが0.3〜5の範囲である際に、繊維の均一性や力学物性が高まるとの報告がされている。しかし、かかる報告も繊維の生産速度のことは記述されておらず、凝固浴からの引き取り速度の向上を目的としている本発明とは技術概念が全く異なるものである。
凝固浴からの引き取り速度の向上は、生産速度に直接的にかかわり重要であるにもかかわらず、従来では吐出孔の細径化により吐出線速度を高速化して、引取速度も向上させる方法や、せいぜい凝固液の組成、温度、流れ等を変更する程度しか報告がされてこなかった。
特開平7−109616号公報 特開2010−174412号公報
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、湿式紡糸法において凝固浴からの引き取り速度を向上させることが困難であった課題を解決する手段を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するために、本発明者等が鋭意検討した結果実現したものであり、その要旨は次の通りである。
[1]吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比が3〜15であり、吐出孔の直径Dが0.03〜0.08mmである紡糸口金を用いて、ポリアクリロニトリルを15〜30質量%で溶解した紡糸原液を、1孔当たりの吐出量が0.02〜0.15g/分で凝固液中に吐出し、30m/分以下の速度で凝固浴から繊維を引き取るアクリル繊維の製造方法。
[2]前記紡糸口金の吐出孔の直径Dが0.045〜0.075mmであり、かつL/D比が5〜10である[1]に記載のアクリル繊維の製造方法。
[3]前記紡糸原液におけるポリアクリロニトリルの濃度が19〜22質量%であり、かつその溶媒がN,N−ジメチルアセトアミドを含む[1]または[2]に記載のアクリル繊維の製造方法。
[4]前記凝固液がN,N−ジメチルアセトアミドの濃度が60〜70質量%である水との混合液であり、かつ凝固液の温度が35〜50℃である[1]〜[3]のいずれか一項に記載のアクリル繊維の製造方法。
[5]前記凝固液のN,N−ジメチルアセトアミドの濃度が63〜65質量%であり、かつ凝固液の温度が40〜45℃である[4]に記載のアクリル繊維の製造方法。
本発明によれば、特定形状の吐出孔を有する紡糸口金を用いて、適切な条件で湿式紡糸を行うことにより、品質は維持したまま凝固液からの引き取り速度を飛躍的に向上させることができ、生産性を向上することが可能となる。
実施例1〜3および比較例1における吐出量と最大引取速度の関係を表したグラフである。 実施例4および比較例2における吐出量と最大引取速度の関係を表したグラフである。 実施例5および比較例3における吐出量と最大引取速度の関係を表したグラフである。 比較例4および比較例5における吐出量と最大引取速度の関係を表したグラフである。 比較例6の吐出量と最大引取速度の関係を、参考として図1でも記載した実施例1および比較例1と同一のグラフにまとめたものである。 実施例1において、吐出量0.08g/分/孔において、最大引取速度(29m/分)のやや下(27m/分)で引き取った凝固糸の、光学顕微鏡による側面観察写真である。 比較例4において、吐出量0.09g/分/孔において、最大引取速度(43m/分)のやや下(40m/分)で引き取った凝固糸の、光学顕微鏡による側面観察写真である。
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[吐出孔の形状]
本発明において吐出孔の形状は重要な役割をなす。吐出孔の直径Dが0.03〜0.08mmであり、かつ吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比が3〜20であることで、最大引取速度(繊維が破断する引取速度)を向上させることができる。
吐出孔の直径が0.03mm以上であることで、吐出時の紡糸口金にかかる圧力を低減でき、紡糸口金の変形の問題が無くなる。また、0.08mm以下であることで、紡糸原液に適度なせん断をかけられ、紡糸原液中のポリマーが配向されやすくなり、最大引取速度の向上に有利となる。それ故、吐出孔の直径は0.03〜0.08mmが好ましく、中でも0.045〜0.075mmがより好ましい。
また、L/D比が3以上であることで紡糸原液に適度なせん断をかけられ、紡糸原液中のポリマーが配向されやすくなり、最大引取速度の向上に有利となる。L/D比が20以下であることで吐出時の紡糸口金にかかる圧力を低減でき、紡糸口金の変形の問題が無くなる。前記理由より、L/D比が3〜20であることが好ましく、3〜10であることがより好ましく、3〜5であることが最も好ましい。なお、吐出孔は特に樹脂の導入口にテーパー形状を施すことも一般的に行われるが、本発明のL/D比はテーパー形状より下流の円筒形をした吐出部に関する。
[吐出量]
本発明において、吐出孔1孔当たりの紡糸原液の吐出量が0.02〜0.15g/分である時に、従来のL/D比が1に近い紡糸口金で紡糸する時より最大引取速度が大幅に向上する。0.02g/分以上であることで紡糸原液に適度なせん断をかけられ、紡糸原液中のポリマーが配向されやすくなり、最大引取速度の向上に有利となる。また、0.15g/分以下であることで、過度なせん断速度による粘度の低下を抑制でき、安定に吐出されるため破断を回避できる。1孔当たりの吐出量はより好ましくは0.05〜0.1g/分である。
なお、本発明では吐出量が0.02〜0.15g/分の領域で最大引取速度が上に凸のピークで大幅に向上している事が特長の一つと言える。L/D比が3未満の場合にも紡糸条件次第で上に凸のピークは現れるが、比較的吐出量の多い領域にシフトし、また、液抵抗の都合等よりその高さ(最大引取速度)は低くなり、結果、太すぎる繊維となってしまう。本発明は実用に適切な吐出量領域で高速で引き取れるため、繊維径も実用的な径となりやすい。
[紡糸原液中のポリアクリロニトリルの濃度]
本発明はポリアクリロニトリルが15〜30質量%で溶解した紡糸原液を用いることに特長がある。15質量%以上であることで、原液の粘度を上げポリマーの絡み合いを適度にし、ボイドの発生等もなく繊維を延伸できるようになる。また、30質量%以下であることで、吐出圧が過度に高くなることなく安定的に吐出できる。紡糸原液のポリアクリロニトリルの濃度は19〜22質量%であることがより好ましい。
[溶媒]
本発明において、紡糸原液に使用される溶媒はポリアクリロニトリルを溶かす溶媒であれば特に限定されず、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられるが、中でもN,N−ジメチルアセトアミドが溶解性と作業環境性の観点から最も好ましい。
[凝固浴からの引き取り速度]
本発明において、凝固液から繊維を引き取る速度を徐々に向上させた際に繊維が破断し始める速度を最大引取速度という。本発明は最大引取速度が高いため、安全率を考慮して生産時の引き取り速度を決定するにあたっても、従来よりも高い速度に設定することが出来る。速度、安定性、品質のすべてでバランスを取るには、凝固浴からの引き取り速度を10〜30m/分とすることが好ましい。10m/分以上とすることで生産性の向上を確保でき、30m/分以下とすることでボイドの少ない高品質な繊維が得られる。
[凝固液の組成]
本発明において、凝固浴に導入する凝固液は水等の凝固剤および、これと紡糸原液で使用する溶媒との混合液を使用する。中でも凝固液は水と紡糸原液に使用される溶媒の混合溶液であることが作業環境の面などから好ましい。また、その混合比は溶媒が60〜70質量%であることが好ましい。溶媒が60質量%以上であることで、繊維の外側だけが急速に凝固して繊維の断面形状がキドニー形になることを回避でき、品質が向上する。また、70質量%以下であることで、凝固の臨界濃度より低濃度側となるため、相分離が安定化し、引き取り速度の高速化にも耐え得るしっかりした凝固が完成される。また、前記理由より、その混合比は63〜65質量%であることがさらに好ましい。
[凝固液の温度]
本発明において、凝固浴に導入する凝固液は、温度が35〜50℃であることが好ましい。35℃以上であることで、紡糸口金を凝固液中に浸ける湿式紡糸においても、紡糸口金の温度が下がりすぎることがなく、吐出の斑の低減や、吐出孔の詰まりを回避できる。また、50℃以下であることで、凝固の速度が速くなりすぎるのを防ぎ、結果としてボイドを低減した高品質な繊維ができる。また、前記理由より、その温度は40〜45℃であることがさらに好ましい。
[ポリアクリロニトリル]
本発明においてポリアクリロニトリルとは、その主成分がアクリロニトリル由来の構造単位からなるポリマーをいい、ポリマー末端以外がアクリロニトリル由来であるポリアクリロニトリルはもちろんのこと、共重合体であるものも含まれる。アクリロニトリル由来の構造単位を好ましくは85モル%以上、より好ましくは90モル%以上、更に好ましくは92モル%以上と、その他の共重合成分からなるもので構成されることが、繊維の親水性や表面構造を制御する場合には好ましい。
具体的な共重合成分として、アリルスルホン酸金属塩、メタリルスルホン酸金属塩、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステルやアクリルアミドなども共重合できる。また上
述の共重合成分以外にも、ビニル基を含有する化合物、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等を共重合することもでき、これらの一部又は全量を、アンモニア等のアルカリ成分で中和してもよい。
以下、実施例により本発明をより具体的にするが、本発明はこれらに限定されない。
[実施例1]
アクリロニトリル/アクリルアミド/メタクリル酸=96/3/1(質量比)を懸濁重合することで得たポリアクリロニトリルポリマー(数平均分子量=約19万)をN,N−ジメチルアセトアミドに原液濃度=20質量%となるように溶解し、吐出孔の直径D=50μm、L/D比=10の吐出孔をステンレス鋼材(SUS304)製の板に200個設け、ジャケットに熱水を循環することで83℃に保温した紡糸口金より、N,N−ジメチルアセトアミドの濃度が64質量%で温度が45℃の凝固液に吐出し、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引き取り速度の関係は図1に示す通りであり、特に吐出量が0.02〜0.10g/分/孔付近である時に際立って最大引取速度が向上した。また、吐出量が0.08g/分/孔において、最大引取速度(29m/分)のやや下(27m/分)で引き取った凝固糸の、光学顕微鏡による側面観察写真を図6に示す。ボイド等は特に見られず、良好な凝固糸が得られている。
[実施例2]
吐出孔のL/D比=5とした以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図1に示す通りであり、特に吐出量が0.05〜0.13g/分/孔付近である時に最大引き取り速度が向上した。
[実施例3]
吐出孔のL/D比=3とした以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図1に示す通りであり、特に吐出量が0.05〜0.15g/分/孔付近である時に最大引き取り速度が向上した。
[比較例1]
吐出孔のL/D比=1.0とした以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図1に示す通りであり、実施例1〜3ほどの最大引取速度は高くならなかった。
[実施例4]
実施例1で用いたポリマーをN,N−ジメチルアセトアミドに原液濃度=22質量%となるように溶解した以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図2に示す通りであり、特に吐出量が0.02〜0.08g/分/孔付近である時に際立って最大引き取り速度が向上した。
[比較例2]
吐出孔のL/D比=1.0とした以外は実施例4と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引き取り速度の関係は図2に示す通りであり、特に吐出量が0.08g/分/孔以下では実施例4と比較して際立って最大引取速度が低下した。
[実施例5]
実施例1で用いたポリマーをN,N−ジメチルアセトアミドに原液濃度=18質量%となるように溶解しN,N−ジメチルアセトアミドの濃度が67質量%で温度が38℃の凝固液に吐出した以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図3に示す通りであり、特に吐出量が0.05〜0.10g/分/孔付近である時に最大引き取り速度が向上した。
[比較例3]
吐出孔のL/D比=1.0とした以外は実施例5と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図3に示す通りであり、特に吐出量が0.08g/分/孔以下では実施例4と比較して際立って最大引取速度が低下した。
[比較例4]
温度が40℃の凝固液に吐出した以外は実施例5と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図4に示す通りであり、最大引取速度は高く良好な結果を得た。しかし、吐出量が0.08g/分/孔において、最大引取速度(41m/分)のやや下(38m/分)で引き取った凝固糸の、光学顕微鏡による側面観察写真(図7)に示す。繊維内にはボイドが多数見られ、高品質な繊維とはとても言えない状態であった。
[比較例5]
温度が40℃の凝固液に吐出した以外は比較例3と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図4に示す通りであり、L/D比=10の比較例4と比較しても最大引取速度は低下した。
[比較例6]
吐出孔の直径=100μmとした以外は実施例1と同様にして、凝固浴の直後に設置したロールにて繊維を引き取った。吐出量と最大引取速度の関係は図5に示す通りであり、L/D比=10であっても実施例1より大きく劣る結果となった。
表1は実施例1〜5および比較例1〜6の製造条件をまとめたものである。
本発明により、品質は維持したまま凝固液からの引き取り速度を飛躍的に向上させることができ、湿式紡糸によるアクリル繊維の生産性を向上することができる。

Claims (5)

  1. 吐出孔の長さをL(mm)、直径をD(mm)とした時のL/D比が3〜15であり、吐出孔の直径Dが0.03〜0.08mmである紡糸口金を用いて、ポリアクリロニトリルを15〜30質量%で溶解した紡糸原液を、1孔当たりの吐出量が0.02〜0.15g/分で凝固液中に吐出し、30m/分以下の速度で凝固浴から繊維を引き取るアクリル繊維の製造方法。
  2. 前記紡糸口金の吐出孔の直径Dが0.045〜0.075mmであり、かつL/D比が5〜10である請求項1に記載のアクリル繊維の製造方法。
  3. 前記紡糸原液におけるポリアクリロニトリルの濃度が19〜22質量%であり、かつその溶媒がN,N−ジメチルアセトアミドを含む請求項1または2に記載のアクリル繊維の製造方法。
  4. 前記凝固液がN,N−ジメチルアセトアミドの濃度が60〜70質量%である水との混合液であり、かつ凝固液の温度が35〜50℃である請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクリル繊維の製造方法。
  5. 前記凝固液のN,N−ジメチルアセトアミドの濃度が63〜65質量%であり、かつ凝固液の温度が40〜45℃である請求項4に記載のアクリル繊維の製造方法。
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