JP2019201286A - 通信装置、ネットワークカメラ、制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、ネットワークカメラ、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のネットワークインタフェースを有する機器において、それらのネットワークインタフェースを並行して利用しながら、デフォルトルートが動的に切り替えられないようにすること。【解決手段】複数のネットワークインタフェースを有する通信装置は、優先して使用するネットワークインタフェースをメインインタフェースとして決定し、メインインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報およびデフォルトゲートウェイの情報を用いてネットワーク設定を行い、サブインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報を用いると共にデフォルトゲートウェイの情報を用いずにネットワーク設定を行う。通信装置は、ネットワーク設定がなされたメインインタフェースおよびサブインタフェースを用いて並行して通信を行う。【選択図】 図8

Description

本発明は、複数のネットワークインタフェースを有する通信装置における設定処理に関する。
近年、ネットワークカメラを利用した監視システムが広く普及している。また、ネットワークカメラは、設置性の向上等のために有線LANに加えて無線LANを搭載している機種など、複数のネットワークインタフェースを有しうる。このようなネットワークカメラでは、これらの複数のネットワークインタフェースを並行して用いることにより、様々な運用を行うことができる。
複数のネットワークインタフェースを有する機器では、そのネットワークインタフェースごとに、デフォルトルートが設定されうる。例えば、PCなどの一般的な機器は、内部にルーティングテーブルを保持し、それぞれのネットワークインタフェースごとに設定した複数のデフォルトルートに対して優先度を設定することで動的にデフォルトルートを切り替えることができる。一方、録画配信などによって映像を常時配信するネットワークカメラなどの継続的に通信することが重要な機器においてデフォルトルートが動的に切り替わると、通信が途切れてしまい、サービスの継続ができなくなる等の問題が生じうる。これに対して、特許文献1には、複数のネットワークインタフェースを有する機器が、各インタフェースについての経路情報を保持し、サブインタフェースが接続された場合でもメインインタフェースのデフォルトルートを用いることが記載されている。
特開2009−111688号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術は、通信経路を適切に切り替えることを前提とし、メインインタフェースとサブインタフェースとを並行して使用するユースケースについては検討されていない。
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、複数のネットワークインタフェースを有する機器において、それらのネットワークインタフェースを並行して利用しながら、デフォルトルートが動的に切り替えられないようにする仕組みを提供する。
本発明の一態様による通信装置は、複数のネットワークインタフェースを有する通信装置であって、前記複数のネットワークインタフェースのうち、優先して使用するネットワークインタフェースをメインインタフェースとして決定する決定手段と、前記メインインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報およびデフォルトゲートウェイの情報を用いてネットワーク設定を行い、前記複数のネットワークインタフェースのうち前記メインインタフェースとして設定されていないサブインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報を用いると共にデフォルトゲートウェイの情報を用いずにネットワーク設定を行う設定手段と、前記設定手段によってネットワーク設定がなされた前記メインインタフェースおよび前記サブインタフェースを並行して用いて通信を行う通信手段と、を有する。
本発明によれば、複数のネットワークインタフェースを有する機器において、それらのネットワークインタフェースを並行して利用しながら、デフォルトルートが動的に切り替えられないようにすることができる。
監視システムの構成例を示す図である。 ネットワークカメラのハードウェア構成例を示す図である。 ネットワークカメラの機能構成例を示す図である。 ネットワークカメラが実行する処理の流れの例を示すフローチャートである。 サーバ設定が有効であるか否かを判定するための判定テーブルの例を示す図である。 サーバ設定画面の例を示す図である。 サーバ設定画面において無効な設定が発生した場合のポップアップメッセージの例を示す図である。 ネットワークインタフェースの設定処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、本発明の実施形態に係る監視システムの構成例を示す図である。本監視システムは、一例において、ネットワークカメラ101、アクセスポイント102、モバイル端末103、及び、情報端末104を含んで構成される。ネットワークカメラ101は、複数のネットワークインタフェースを有し、有線LANインタフェースを用いて第1ネットワーク105に接続し、無線LANインタフェースを用いて第2ネットワーク108に接続している。ネットワークカメラ101と有線LANインタフェースを用いて接続される第1ネットワーク105は第1ルータ106を含み、ネットワークカメラ101は、必要に応じて、第1ルータ106を介して第1サーバ107と通信することができる。ネットワークカメラ101と無線LANインタフェースによって接続される第2ネットワーク108は第2ルータ109を含み、ネットワークカメラ101は、必要に応じて、第2ルータ109を介して情報端末104や第2サーバ110と通信することができる。
本実施形態に係るネットワークカメラでは、これらの複数のネットワークインタフェースを並行して用いることにより、様々な運用を行う。例えば、通信が安定している有線LAN(第1ネットワーク105)が、録画映像の配信に使用され、通信が相対的に不安定な無線LAN(第2ネットワーク108)が、イベント会場等で訪問者がカメラの映像を一時的にモニタリングするため等に使用される。このような場合、録画映像の配信のための高いセキュリティで制限されたネットワーク(第1ネットワーク105)と、イベント訪問者が誰でも通信できるように公開されたネットワーク(第2ネットワーク108)とが区別されうる。なお、これは一例であり、無線LAN(第2ネットワーク108)が、録画映像の配信に使用され、有線LAN(第1ネットワーク105)が、イベント会場等で訪問者がカメラの映像を一時的にモニタリングするため等に使用されてもよい。なお、以下では、一例において、有線LANが、録画映像の配信に使用され、無線LANが、一時的なモニタリング等のために使用されるものとする。これらのネットワークは、相異なるネットワークセグメントとして設定され、一例において、第1ネットワーク105は高いセキュリティで制限されており、接続可能な装置が限定され、第2ネットワーク108は誰でも通信できるように公開される。
本実施形態では、ネットワークカメラ101は、録画配信などによって映像を常時配信するものとする。このため、ネットワークカメラ101において、デフォルトルートの動的な切り替えが生じないようにすることが重要である。このため、ネットワークカメラ101は、1つのネットワークインタフェースを優先して使用するインタフェース(メインインタフェース)として設定し、デフォルトルートを介して通信することのできるインタフェースを限定する。ネットワークカメラ101のメインインタフェース以外のインタフェース(サブインタフェース)は、デフォルトルートを介しての通信を行うことができないように設定され、通信可能な範囲は同一ネットワークセグメント内のみに制限される。
なお、本実施形態において、ネットワークカメラ101は、有線LANインタフェースと無線LANインタフェースとの2つのネットワークインタフェースを用いて並行して通信可能であるものとするが、これに限られない。例えば、ネットワークカメラ101は、複数の相異なる通信規格に準拠した無線通信インタフェースや有線通信インタフェースなど、3つ以上のネットワークインタフェースを有してもよい。本実施形態では、ネットワークカメラ101は、例えばIEEE802.11規格シリーズに従う無線LANの端末(STA)として、アクセスポイント102と接続する機能を有する。なお、ネットワークカメラ101は、例えば、自装置がアクセスポイントとして機能する能力を有してもよく、STAとして動作する他の装置との間で無線LANによる接続を確立してもよい。
図1のアクセスポイント102は、無線LANの端末として動作する通信装置(ネットワークカメラ101やモバイル端末103)との間で無線接続を確立して無線による通信を行う。また、アクセスポイント102は、例えば有線接続によって第2ルータ109等に接続し、無線接続を確立した通信装置と、ネットワーク上の他の装置(例えば第2サーバ110)との間の通信を中継することができる。モバイル端末103と情報端末104は、例えばブラウザアプリケーションを用いて、ネットワークカメラ101が撮像した画像情報を出力する機能や、ネットワークカメラ101を制御する機能を有する。なお、例えば、モバイル端末103は、ネットワークカメラ101が撮像した映像の一次的なモニタリングを行うことはできるが、ネットワークカメラ101の操作を行うことはできないような設定がされうる。ただし、例えばモバイル端末103がネットワークカメラ101の操作を行うことが許容されてもよい。また、このときに、所定の認証が行われたモバイル端末103のみが、このような操作を行うことが許容されてもよい。
第1ネットワーク105は、ネットワークカメラ101によって撮像された映像を録画用に配信するためのネットワークである。第1ルータ106は第1ネットワーク105上に存在するルータであり、第1サーバ107は、第1ルータ106を介して第1ネットワーク105に接続される機器と通信することができる。第1ルータ106は、少なくともネットワークカメラ101のデフォルトゲートウェイとして動作し、IPアドレスを割り振るDHCP機能を有するとともに、第1サーバ107の情報をDHCP機能によってネットワークカメラ101へ通知することができる。なお、DHCPは、Dynamic Host Configuration Protocolの頭字語である。第1サーバ107は、例えば、ネットワークカメラ101によって撮像された映像を蓄積するサーバである。第2ネットワーク108は、ネットワークカメラ101の映像をリアルタイムにモバイル端末103でモニタリングすることに利用可能なネットワークである。第2ルータ109は、第2ネットワーク108上に存在するルータであり、第2サーバ110は、第2ルータ108を介して第2ネットワーク108に接続される機器と通信することができる。第2ルータ109も、第2サーバ110の情報等をDHCP機能によってネットワークカメラ101へ通知することができる。第2サーバ110は、一例において、DNSサーバ、NTPサーバ、認証サーバ、及び、モニタリングの履歴管理サーバ等でありうる。なお、DNSは、Domain Name Systemの頭字語であり、NTPは、Network Time Protocolの頭字語である。
なお、図1の構成は一例であり、例えば、アクセスポイント102と第2ルータ109とが別個の装置として説明したが、例えばアクセスポイント102がルータ機能を有してもよい。また、例えば、ネットワークカメラ101が、第1サーバ107や第2サーバ110等の他の装置と、第1ルータ106や第2ルータ109を介して接続するが、これらのルータを介さずに接続可能であってもよい。ただし、ネットワークカメラ101は、例えば遠隔地の装置などの少なくとも一部の通信機器との間ではルータを介して通信するように構成される。
また、上述の説明では、ルータがDHCPによってIPアドレスを割り振るとしたが、例えば、RA(Router Advertisement)によって、IPアドレスの自動設定がなされてもよい。
本実施形態では、ネットワークカメラ101は、メインインタフェースが選択されたことに応じて、サブインタフェースについては、デフォルトルートを介しての通信を行うことができないような設定を行う。例えば、ネットワークカメラ101は、サブインタフェースにおいてDHCPを介してネットワーク設定を行う場合、取得したネットワークアドレス(IPアドレス)を設定し、一方で、例えばデフォルトゲートウェイの設定情報を用いない。これにより、ネットワークカメラ101は、メインインタフェースではルータを超えて通信を行うことができ、一方で、サブインタフェースにはデフォルトゲートウェイが設定されないため、デフォルトルートが動的に切り替えられることを防ぐことができる。また、サブインタフェースには、デフォルトゲートウェイが設定されないが、ネットワークアドレスの設定はなされるため、ルータを超えない範囲で通信を行うことができる。例えば、ネットワークカメラ101は、第1ネットワーク105に接続されている情報端末104や第1サーバ107と、第1ルータ106を超えて通信を行う。また、その一方で、ネットワークカメラ101は、第2ルータ109を超えない範囲で、第2ネットワーク108に接続された機器と通信を行うことができる。例えば、ネットワークカメラ101は、アクセスポイント102に接続されているモバイル端末103と通信を行うことができる。なお、モバイル端末103は、ネットワークカメラ101と異なり、第2ネットワーク108に接続されている第2サーバ110と、第2ルータ109を超えて通信することができる。これにより、例えば、モバイル端末103は、例えば第2サーバ110によるユーザ認証を受けることができ、ネットワークカメラ101は、その結果に応じて、モバイル端末103からの接続を許容するか否かの判定を行ってもよい。また、モバイル端末103がネットワークカメラ101に接続するための認証が行われた場合に、その認証結果等の履歴が第2サーバ110に登録されてもよい。
なお、ネットワークカメラ101は、接続状態を変更しないまま(例えば有線LANによる接続と無線LANによる接続とが共に確立された状態のまま)メインインタフェースを切り替えることができる。例えば、ネットワークカメラ101を制御する情報端末104(又はモバイル端末103)は、メインインタフェースの切り替えのための画面等のユーザインタフェースを介して、ユーザ操作を受け付けることにより、メインインタフェースを切り替えうる。これによれば、ユーザが意図せずに通信経路が切り替えられることを防ぐことができる。また、メインインタフェースを切り替えたときに、切り替え前のメインインタフェース(すなわち切り替え後のサブインタフェース)の設定情報が維持されたままだと、不都合が生じうる。例えば、DNSサーバやNTPサーバの設定が、切り替え前にはDHCPでアドレスを自動取得する設定であり、切り替え後のメインインタフェースのネットワークアドレスが手動入力される設定である場合、これらのサーバにアクセスできなくなりうる。したがって、ユーザは、ネットワークの構成を十分に理解した上で、各インタフェースに対するネットワークアドレスの割り振り方法とサーバ設定方法の組み合わせを考慮する必要がある。しかしながら、ユーザがネットワークの十分な知識を有しない場合があり、運用ができない設定がなされてしまいうる。このため、本実施形態では、ネットワークカメラ101を設定する画面等のユーザインタフェースを介して、ユーザに対して適切な設定入力を促すようにする。これにより、運用ができない設定がなされることを防ぐことができる。
以下では、このような動作を行う装置の構成と、処理の流れの例について説明する。
(装置構成)
図2に、本実施形態に係るネットワークカメラ101のハードウェア構成例を示す。ネットワークカメラ101は、一例において、制御部201、記憶部202、表示部203、入力部204、通信部205、及び、機能部206を含んで構成される。なお、図2に示す構成は一例であり、図2の構成の一部が省略されてもよいし、図2の構成にさらなる構成要素が追加されてもよい。また、図2の複数のブロックが1つのブロックに統合されてもよいし、図2の1つのブロックが複数のブロックに分割されてもよい。図2に示す構成の一部または全部が別の構成要素と置き換えられてもよい。
制御部201は、例えば記憶部202に記憶されたプログラムを実行することにより、ネットワークカメラ101の全体の制御や各種処理を行う。制御部201は、一例において、CPUやMPU等の1つ以上のプロセッサを含んで構成される。なお、制御部201は、ASIC(特定用途向け集積回路)や、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)によって実現された論理回路等の他の任意のプロセッサによって、ネットワークカメラ101の全体の制御や各種処理を行ってもよい。記憶部202は、例えば、制御部201が実行するプログラムを記憶し、また、プログラム実行中に制御部201によって使用されるワーク領域を提供する。なお、記憶部202は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等のメモリ、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置を含んで構成される。表示部203は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)または有機ELディスプレイ等の画面表示機能や、LED(発光ダイオード)等の発行パターンによって情報を視覚的に提示する各種機能を含んで構成される。表示部203は、これに加えて、情報を音声・音響で提示する装置を含んで構成されてもよい。一例において、ネットワークカメラ101は、LEDの発行パターンを用いて、自装置の使用者に対して、様々な情報を視覚的に提示することができる。入力部204は、例えばボタン、十字キー、タッチパネル、マウス等の操作受付装置を含んで構成され、ユーザによる操作の内容を電気信号に変換して制御部201に通知する。通信部205は、他の装置との間の通信を行う。本実施形態では、通信部205は、少なくとも1つの有線通信用の変復調回路等の回路と少なくとも1つの無線通信用の変復調回路等の回路を含んで構成される。なお、有線通信と無線通信のための回路の少なくとも一部が共用されてもよい。機能部206は、ネットワークカメラ101が有する機能を実行するための制御を行う。すなわち、機能部206は、ネットワークカメラ101による撮像を行うためのレンズおよび撮像素子を有し、被写体の撮像及び撮像結果の電気信号への変換を行う。また、機能部206(又は制御部201)は、撮像された画像を表す電気信号に基づいて、画像処理や符号化等の処理を行って画像データを生成するための処理を行う。なお、機能部206は、例えば録音及び音声処理等の他の機能を実行してもよい。例えば機能部206を介して撮像された画像は、通信部205を介して第1ネットワーク105及び第2ネットワーク108へ出力される。また、例えば情報端末104からの制御信号が通信部205を介して受信された場合に、制御部201の制御によって、機能部206による撮像範囲の変更等の設定が行われうる。
なお、モバイル端末103、情報端末104、第1サーバ107及び第2サーバ110も、同様のハードウェア構成を有する。なお、機能部206は、これらの装置のそれぞれが有する機能に応じて、異なる処理を実行するように構成される。
また、モバイル端末103及び情報端末104は、例えば、通信部205を介してネットワークカメラ101と通信し、ネットワークカメラ101の設定を行うことができる。例えば、モバイル端末103及び情報端末104は、制御部201によってネットワークカメラ101を設定するためのアプリケーション(例えばブラウザ)を実行することにより、設定画面を表示部203に表示させる。そして、モバイル端末103及び情報端末104は、設定画面においてユーザ操作を受け付けた場合に、そのユーザ操作に対応するコマンドを、通信部205を介してネットワークカメラ101へ送信する。ネットワークカメラ101がこのコマンドに応じて機能部206を制御することによって、ユーザ操作に応じた撮像処理を実行することができる。
図3は、本実施形態に係るネットワークカメラ101の機能構成例を示している。ネットワークカメラ101は、その機能の一例として、撮像部301、画像処理部302、システム制御部303、記憶部304、有線通信処理部305、及び、無線通信処理部306を有する。撮像部301は、被写体の撮像および撮像結果の電気信号への変換を行う。画像処理部302は、撮像部301によって変換された電気信号に基づいて、画像処理や圧縮符号化処理を行い、画像データを生成する。システム制御部303は、ネットワークカメラ101に伝達されたコマンドを解析し、コマンドに応じた処理を行う。例えば、システム制御部303は、情報端末104から受信したコマンドに応じて、ネットワークカメラ101によって撮像される範囲(パン・チルト・ズーム)を設定する。記憶部304は、画質調整のパラメータやネットワークの設定等の設定値を記憶する。この設定値によって、ネットワークカメラ101は、再起動された場合等において以前設定した値を用いて起動することができる。有線通信処理部305は、有線LANを介した通信に関する各種処理を行う。無線通信処理部306は無線LANを介した通信に関する各種処理を行う。
モバイル端末103、情報端末104、第1サーバ107及び第2サーバ110は、汎用コンピュータとしての機能を有するものとし、ここではその機能構成については詳細に説明しない。ただし、少なくともモバイル端末103と情報端末104は、ネットワークカメラ101から(他の装置等を介して、又は直接)映像を取得し、取得した映像を表示する機能(又は外部の表示装置に表示させる機能)を有する。また、モバイル端末103と情報端末104は、ネットワークカメラ101を設定するための画面等のユーザインタフェースを表示させ、そのユーザインタフェースを介してユーザ操作を受け付ける機能を有しうる。
(処理の流れ)
本実施形態に係るネットワークカメラ101が実行する処理の流れの例について、図4を用いて説明する。
まず、システム制御部303が、記憶部304に記憶されているサーバ設定方法の情報を取得する(S401)。ここでのサーバ設定方法とは、サーバのネットワークアドレスを取得する方法である。例えば、DNSサーバやNTPサーバは、DHCP機能によってサーバのネットワークアドレスを自動的に取得することができる。また、ネットワークカメラ101は、情報端末104におけるブラウザ等のユーザインタフェースを通して受け付けたユーザ入力による設定を、ネットワークを介して受信しうる。これにより、ネットワークカメラ101内の設定としてのサーバのネットワークアドレスを、ユーザが手動で入力することができる。本実施形態では、DHCP機能による自動設定とユーザによる手動入力とのいずれかをユーザが設定することにより、サーバのネットワークアドレスの設定方法が決定される。そして、決定された設定方法と、その設定方法によって設定されたサーバのネットワークアドレスとが、記憶部304に記憶される。
続いて、システム制御部303は、例えば記憶部304を参照し、サーバ設定方法がDHCP機能による自動設定であるか否かを判定する(S402)。システム制御部303は、サーバ設定方法がDHCP機能による自動設定である場合(S402でYES)、記憶部304を参照し、メインインタフェースのネットワークアドレス取得方法が手動入力(マニュアル)であるかを判定する(S403)。そして、システム制御部303は、メインインタフェースのネットワークアドレス取得方法が手動入力(マニュアル)である場合(S403でYES)、サーバ設定が無効であることをユーザに通知し(S404)、処理をS401へ戻す。なお、システム制御部303は、サーバ設定方法が手動設定である場合(S402でNO)又はメインインタフェースのネットワークアドレス取得方法が自動入力である場合(S403でNO)は、処理をS405へ進める。このように、S404で無効なサーバ設定を通知することによって、ユーザに適切な設定を行うように促す。そして、適正な設定が行われた場合に、処理をS405へ移す。なお、適切な設定が行われないまま、例えばユーザが設定画面を閉じた場合等において、設定を行わずに処理を終了してもよい。
なお、S402とS403の判定の順序は逆であってもよい。また、システム制御部303は、図5のような判定テーブルを保持しておき、サーバ設定方法とメインインタフェースのネットワークアドレス取得方法とによって、サーバ設定が有効であるか無効であるかを一括判定してもよい。図5には、メインインタフェースのネットワークアドレス取得方法が手動設定で、サーバ設定方法がDHCPによる自動設定に設定されている場合はサーバ設定が無効であり、その他の場合は設定が有効であることが示されている。なお、メインインタフェースのネットワークアドレス取得方法の情報とサーバ設定方法の情報とに基づいて設定が有効であるか無効であるかを判定することができる任意の方法が用いられてもよい。
S405では、システム制御部303が、サブインタフェースのネットワークアドレス設定方法がDHCP機能による自動設定であるか否かを判定する。システム制御部303は、少なくとも1つのサブインタフェースのネットワークアドレス設定方法がDHCP機能による自動設定である場合(S405でYES)、サブインタフェースがDHCP機能によって受信するサーバの情報を除外する(S406)。そして、システム制御部303は、処理をS407へ進める。一方、システム制御部303は、全てのサブインタフェースのネットワークアドレス設定方法が手動設定であると判定した場合(S405でNO)、S406の処理を実行せずに、処理をS407へ進める。S407では、システム制御部303が、設定されたサーバ情報を記憶部204に記憶し、本処理を終了する。
ここで、S404におけるサーバ設定が無効である場合のユーザへの通知方法の一例について、図6(A)〜図6(B)及び図7を用いて説明する。本実施形態では、モバイル端末103又は情報端末104が、ネットワークカメラ101の情報を出力するユーザインタフェースによって、サーバ設定に関する情報を通知する。図6(A)及び図6(B)は、このユーザインタフェースの一例である。図6(A)のように、メインインタフェースのネットワーク設定とサーバに関する設定を行う設定ページ600は、ドロップダウンボタンを用いて表示される選択肢からメインインタフェースを設定する領域601を含む。また、この設定ページ600は、DNSサーバに関する情報を入力する領域602、及び、NTPサーバに関する情報を入力する領域603を含む。ユーザがこれらの領域のそれぞれに情報を入力することにより、メインインタフェースの設定とサーバに関する設定を行うことができる。図6(B)の設定ページ610も同様である。
メインインタフェースのネットワークアドレス設定方式とサーバ設定方法の組み合わせによってサーバ設定が有効であると判定される場合、図6(A)のような設定ページ600が表示される。一方、設定の組み合わせによってサーバ設定が無効であると判定される場合、図6(B)の領域612のような問題の箇所をグレー等の色で塗りつぶし、エラーメッセージ614を出力することにより、無効な設定が発生していることをユーザに対して通知する。なお、問題の箇所の表示は、その箇所を視認しやすいような任意の強調表示を用いることができる。例えば、上述のような領域612の色の変更に加えて又はこれに代えて、「IPアドレス」の文字を赤等の色に変更し又はボールド体で表示する等の処理が行われてもよい。また、エラーメッセージ614は、例えば、メインインタフェースに関する「デフォルトゲートウェイ」の部分と、「DNSサーバ設定」の部分の間など、図6(B)と異なる位置に表示されてもよい。また、このエラーメッセージ自体が表示されなくてもよい。また、例えば領域611が選択された際に、その領域611の周辺に「DNSサーバのIPアドレスの設定が正しくありません」等のメッセージを表示するようにしてもよい。このように、ユーザの入力内容に対して表示を切り替えることによって、S404において、設定が無効であることをユーザに通知することができる。
例えば、図6(B)において、領域611が、メインインタフェースが無線LANから有線LANに切り替えられた場合、システム制御部303は、有線LANのIPアドレス設定方式(本例では「マニュアル」)を取得する。そして、システム制御部303は、さらに、メインインタフェースに設定されているデフォルトゲートウェイを取得し、取得した情報を表示する。そして、例えば、切り替え前のDNSサーバ設定等の情報(本例では「DHCP」)が表示されているものとする。この場合のメインインタフェースのIPアドレス取得方法(マニュアル)とサーバ設定方法(DHCP)との組み合わせは、図5の表に示すように無効である。このため、システム制御部303は、領域612のように、DNSサーバ設定の領域をグレーアウトさせる。このような処理は、接続状態が維持されたまま実行されうる。すなわち、有線接続と無線接続とが共に確立されている状態において、ユーザがメインインタフェースを変更した場合に、図4のような処理が実行されうる。また、メインインタフェースを変更しない場合に、DNSサーバやNTPサーバのIPアドレスの設定方法が操作された際に、図4のような処理が実行されうる。このように、例えば設定画面のいずれかの項目が変更されるごとに、図4のような処理が実行されうる。
また、S404において、図7のように、設定ページ700上にポップアップを表示して、設定が無効であることをユーザに通知してもよい。例えば、設定画面のいずれかの項目が変更されて無効な設定の組み合わせが選択された際にポップアップが表示されてもよいし、無効な設定の組み合わせが選択された状態で「設定」ボタンが押下されたことに応じてポップアップが表示されてもよい。このように、無効な設定の組み合わせが選択された状態でのネットワーク設定が行われないようにするために、様々な形式の所定の表示が行われうる。なお、所定の表示と共に、又はこれに代えて、所定の音声出力や所定の振動出力が行われてもよい。すなわち、ユーザに対して無効な設定の組み合わせが選択されていることを示すための所定の情報通知が行われれば足り、画面表示は必ずしも行われなくてもよい。
なお、S404の通知は、ユーザインタフェースにおける表示の切り替え以外の手法によって行われてもよい。例えば、設定画面を用いずにネットワークプロトコルで設定を行った場合に、レスポンスとしてエラーを返す手法や、予め設定したメールアドレスにエラー内容を通知する手法が用いられてもよい。
続いて、S406において、サブインタフェースにおいてDHCPによって受信された情報の除外方法について図8を用いて説明する。まず、有線通信処理部305又は無線通信処理部306が、DHCPサーバから情報を受信し(S801)、システム制御部303は、受信した情報の全てを記憶部304へ格納する(S802)。そして、システム制御部303は、S801で情報を受信したインタフェースがメインインタフェースであるかサブインタフェースであるかを判定する(S803)。
システム制御部303は、S801で情報を受信したインタフェースがサブインタフェースであった場合(S803でYES)、記憶部304に格納された情報からネットワークアドレスのみをネットワーク設定情報として取得する(S804)。すなわち、DHCPを用いてネットワークアドレスの情報を取得する場合、そのネットワークアドレスに加えてデフォルトゲートウェイの情報等を含んだ情報が取得される。また、この情報には、DNSサーバやNTPサーバ等の設定の情報を含みうる。これに対して、例えばサブインタフェースに対してデフォルトゲートウェイを設定すると、デフォルトルートの動的な切り替えが行われてしまう虞がある。このため、デフォルトゲートウェイを設定しないように、その情報については記憶部304から取得しないようにする。このとき、サブインタフェースから見たときに、DNSサーバやNTPサーバが、ルータを介さずに到達できない接続関係にあることが考えられるため、これらのサーバに関する情報をも取得しないようにする。なお、これは一例であり、少なくともデフォルトゲートウェイが設定されない限りにおいて、例えばサーバ情報等のネットワークアドレス以外の情報が取得されてもよい。そして、システム制御部303は、サブインタフェースについて、取得したネットワークアドレスを用いてネットワーク設定を行う(S806)。
一方、システム制御部303は、S801で情報を受信したインタフェースがメインインタフェースであった場合(S803でNO)、デフォルトゲートウェイの情報を含め、全ての情報を記憶部304から取得する(S805)。そして、システム制御部303は、サブインタフェースについて、取得したネットワークアドレス及びデフォルトゲートウェイ等の情報の全てを用いてネットワーク設定を行う(S806)。
なお、S804で取得されなかった情報であっても、記憶部304から削除することなく、記憶部304に保持し続けうる。これによれば、メインインタフェースが切り替えられた場合に、その保持された情報(例えばデフォルトゲートウェイの情報)を使用してネットワーク設定を変更することができる。なお、メインインタフェースがサブインタフェースとなる場合、ネットワーク設定からデフォルトゲートウェイの情報が削除される。これにより、サブインタフェース側にデフォルトルートが設定されるのを防ぐことができる。なお、サブインタフェースについて、ネットワークアドレスのみを用いてネットワーク設定を行うことによって、サブインタフェースに対してはデフォルトゲートウェイが設定されないが、ルータを経由しない範囲での通信は可能となる。
なお、図8の処理は一例であり、受信された情報の中に含まれるネットワークアドレス以外の情報がネットワーク設定に使用されないようにする任意の手法が代わりに用いられてもよい。このとき、例えばデフォルトゲートウェイの情報が用いられないようにする範囲で一部の情報が使用されてもよい。すなわち、少なくともデフォルトゲートウェイの情報がネットワーク設定に用いられないようにするために、デフォルトゲートウェイの情報が取得及び使用されない限りにおいて、様々な設定が行われてもよい。例えばDNSサーバやNTPサーバの情報はネットワーク設定に(実際に使用されると否とによらず)用いられてもよい。なお、ネットワークアドレスの情報が取得される一方でデフォルトゲートウェイの情報等の他の情報が取得されない場合は、図8のような処理は実行されなくてもよい。また、複数のネットワークインタフェースのうち、使用されないネットワークインタフェースについての設定が、そのネットワークインタフェースが有効とされたときのために行われていてもよい。この場合、その使用されないネットワークインタフェースについては、サブインタフェースと同様に、デフォルトゲートウェイが設定されないようなネットワーク設定が行われうる。ただし、このようなネットワークインタフェースについては、メインインタフェースのように、デフォルトゲートウェイの情報を含むネットワーク設定が行われてもよい。この場合、例えばそのネットワークインタフェースがサブインタフェースとして使用されることとなった場合に、デフォルトゲートウェイの情報を削除するようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、ネットワークカメラ101におけるネットワークインタフェースの設定に関する説明をしたが、複数のネットワークインタフェースを有する任意の通信装置において、上述の手法を用いることができる。すなわち、通信装置において、優先して使用するメインインタフェースが切り替えられるべきでない場合に、メインインタフェースにはデフォルトゲートウェイを設定し、サブインタフェースにはデフォルトゲートウェイを設定しないようにする。これにより、複数のネットワークインタフェースを用いて並行して通信を行いながら、デフォルトルートが動的に切り替えられることを防ぐことができる。
<<その他の実施形態>>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:ネットワークカメラ、103:モバイル端末、104:情報端末、105:第1ネットワーク、108:第2ネットワーク、303:システム制御部、304:記憶部、305:有線通信処理部、306:無線通信処理部

Claims (15)

  1. 複数のネットワークインタフェースを有する通信装置であって、
    前記複数のネットワークインタフェースのうち、優先して使用するネットワークインタフェースをメインインタフェースとして決定する決定手段と、
    前記メインインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報およびデフォルトゲートウェイの情報を用いてネットワーク設定を行い、前記複数のネットワークインタフェースのうち前記メインインタフェースとして設定されていないサブインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報を用いると共にデフォルトゲートウェイの情報を用いずにネットワーク設定を行う設定手段と、
    前記設定手段によってネットワーク設定がなされた前記メインインタフェースおよび前記サブインタフェースを並行して用いて通信を行う通信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記設定手段は、前記メインインタフェースに対してのみデフォルトゲートウェイを設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記複数のネットワークインタフェースの少なくともいずれかを用いて少なくとも前記ネットワークアドレスの情報と前記デフォルトゲートウェイの情報とを含んだ情報を受信する受信手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記受信手段が受信した情報を記憶する記憶手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記設定手段は、前記メインインタフェースについては、前記受信手段が受信した情報に含まれる前記ネットワークアドレスの情報と前記デフォルトゲートウェイの情報とを前記記憶手段から取得してネットワーク設定を行い、前記サブインタフェースについては、前記受信手段が受信した情報に含まれる前記ネットワークアドレスの情報を前記記憶手段から取得する一方で前記デフォルトゲートウェイの情報を前記記憶手段から取得せずにネットワーク設定を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記設定手段は、前記サブインタフェースであったネットワークインタフェースが前記メインインタフェースとして前記決定手段によって決定された場合に、前記デフォルトゲートウェイの情報を前記記憶手段から取得してネットワーク設定を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記設定手段は、前記メインインタフェースであったが前記サブインタフェースとなったネットワークインタフェースについて、ネットワーク設定から前記デフォルトゲートウェイの情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記受信手段が受信する情報は、さらに、Domain Name System(DNS)サーバの情報、及び、Network Time Protocol(NTP)サーバの情報を含み、
    前記設定手段は、前記メインインタフェースについては、前記DNSサーバの情報と前記NTPサーバの情報とを用いてネットワーク設定を行い、前記サブインタフェースについては、前記DNSサーバの情報と前記NTPサーバの情報とを用いずにネットワーク設定を行う、
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記メインインタフェースについての前記ネットワーク設定は、当該メインインタフェースによってアクセスするサーバのネットワークアドレスを取得する方法を含み、
    前記設定手段は、
    前記決定手段が前記メインインタフェースを決定したことに応じて、当該メインインタフェースのネットワークアドレスの設定方法が使用されるときに、サーバのネットワークアドレスを取得する前記方法を使用することができるか否かを判定し、
    前記メインインタフェースのネットワークアドレスの設定方法が使用されるときに、サーバのネットワークアドレスを取得する前記方法を使用することができない場合に、ユーザに対して所定の通知を行うための処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記メインインタフェースのネットワークアドレスの設定方法とサーバのネットワークアドレスを取得する前記方法は、手動設定と自動設定とを含み、
    前記設定手段は、前記メインインタフェースのネットワークアドレスの設定方法が手動設定であり、前記サーバのネットワークアドレスを取得する前記方法が自動設定である場合に、当該方法を使用することができないと判定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記所定の通知を行うための処理は、前記サーバのネットワークアドレスを取得する前記方法を設定するために表示手段に表示された設定画面において、当該方法を示す領域を強調表示させる処理である、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の通信装置。
  12. 前記所定の通知を行うための処理は、前記サーバのネットワークアドレスを取得する前記方法を設定するために表示手段に表示された設定画面において、エラーメッセージを表示させる処理である、
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置と、
    撮像手段と、
    を有することを特徴とするネットワークカメラ。
  14. 複数のネットワークインタフェースを有する通信装置の制御方法であって、
    決定手段が、前記複数のネットワークインタフェースのうち、優先して使用するネットワークインタフェースをメインインタフェースとして決定する決定工程と、
    設定手段が、前記メインインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報およびデフォルトゲートウェイの情報を用いてネットワーク設定を行い、前記複数のネットワークインタフェースのうち前記メインインタフェースとして設定されていないサブインタフェースについて、ネットワークアドレスの情報を用いると共にデフォルトゲートウェイの情報を用いずにネットワーク設定を行う設定工程と、
    通信手段が、前記設定工程においてネットワーク設定がなされた前記メインインタフェースおよび前記サブインタフェースを並行して用いて通信を行う通信工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
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