JP2009111688A - 通信機器および通信経路切替方法 - Google Patents

通信機器および通信経路切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の通信インターフェースを介した通信経路を適切に切り替えることで、迅速な通信速度を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明の通信機器は、複数の通信インターフェース202と、接続判定部212と、ルーティングテーブル222と、経路情報取得部214と、経路書込部216と、デフォルト設定部218を備え、経路書込部216は、デフォルト設定部218において優位に設定された通信インターフェースが有効となった場合には、通信インターフェース202の経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブル222に設定し、優位に設定されていない通信インターフェースが有効となった場合であっても、優位に設定された通信インターフェースが有効である場合には、通信インターフェースの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定しないことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークに接続する通信機器および通信経路切替方法に関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークの発展により、家や会社等の様々な場所においてもLAN(Local Area Network)が組まれるようになってきている。LANにはEthernet(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、無線LAN(802.11b、11g、11a、11n)、Bluetooth(登録商標)といった有線または無線の様々な接続方式が用いられている。また、LANはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)といった回線を通じて系外のインターネット(WAN:Wide Area Network)に接続されている。
これらの接続方式を用いて通信を行う場合、一般的にはそれぞれの通信方式を実現するLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)が提供されており、通信機器にLSIチップを実装して利用する。この物理的なLSIによって実現されるネットワークの、論理的な経路の入口を通信インターフェースと称する。
最も簡単な例としては、ネットワークに接続する通信機器(コンピュータやPDAなど)は、1つの通信インターフェースから1つのネットワークに接続される。このような単一の接続を介してインターネットと通信を行う形態を単一接続形態と称する。例えば、通信機器をLANに接続し、LANのゲートウェイを介してインターネットへと接続するネットワーク構成はよく見られる。ゲートウェイとは2つの異なるネットワークを接続する経路であって、具体的にはブリッジやルーターなどのネットワーク機器によって構成される。
ところで状況によっては、通信機器を2以上の通信インターフェースを用いて2以上のネットワークに接続する必要が生じる。このような複数の接続を介してインターネットと通信を行う形態を複数接続形態と称する。例えば、セキュリティ上の観点から閉じられたネットワークと、インターネットに接続された開放されたネットワークの両方に接続する場合である。事案は様々なパターンがあり、LANが閉じられている場合もあれば、離隔地の閉じられたネットワークにISDN(Integrated Services Digital Network)回線などを用いてダイヤルアップ接続する場合もある。
また複数接続形態には、2以上の通信インターフェースから1のネットワークに接続する場合もある。例えばEthernet(登録商標)ポートと無線LANを両方備えたノートパソコンはよく見受けられる装置構成であり、自分の席では有線LANに接続し、会議室では無線LANによって接続することができる。また近年発達の著しい携帯電話やスマートフォンでは無線LANを搭載しているものもあり、パケット通信と無線LANのいずれによってもインターネットに接続することが可能となっている。
上述した単一接続形態では、目的のネットワークに接続するために、複数のネットワーク(セグメント)をホップする必要があるが、通常は直接接続しているネットワークのゲートウェイをルーティングテーブルで指定しているのみであり、その先のルーティングはネットワーク構成に任せている。言い換えれば、端末である通信機器は、自分が接続しているネットワークがその先のネットワークに接続されているかどうかは知るところではなく、ネットワークが閉じていたとしても通信を試みた挙げ句にタイムアウトすることとなる。
そして上述した複数接続形態も、それぞれのインターフェースは原則として独立した単一接続形態のように振る舞う。すなわち、それぞれのインターフェースにおいては直接接続したネットワーク(セグメント)のゲートウェイをルーティングテーブルで指定しているのみであり、その先のルーティングはネットワーク構成に任せている。直接接続したネットワーク内にないサーバに接続しようとした場合、システムに登録されたデフォルトゲートウェイを介して通信を行うこととなる。
従来からも、複数の通信インターフェースを備えた装置において、利便性を向上させる様々な提案が成されている。例えば特許文献1には、有線ケーブルの有無を検知して、有線接続と無線接続とを切り替えることによって消費電力を抑える通信機器が提案されている。
特許第3838968号公報
しかし、上記の複数接続形態において、それぞれのインターフェースが単一接続形態のように動作するところに問題がある。一般に複数の通信インターフェースが有効と無効を繰り返す場合、最後に有効となった接続のゲートウェイがデフォルトゲートウェイに設定される。例えば、1の通信インターフェースがインターネット(WAN)に接続されたネットワークに予め接続されていたとしても、最後に有効となった通信インターフェースに接続されたネットワークが閉じられたLANである場合、閉じられたLANに接続された通信インターフェースのゲートウェイがデフォルトゲートウェイとなる。したがってインターネット上にあるサーバと通信しようとしても閉じられたLANを介して通信しようとするため、結果的にインターネットとの通信はタイムアウトしてしまい、通信を行うことができないという事態に陥ってしまう。
また、複数の通信インターフェースが同一のネットワークに接続されている場合には、いずれの通信インターフェースのゲートウェイを介しても通信を行うことはできるため、通信不能という事態にはならない。しかし、通信速度やエラーレートを含む通信品質に差があったり、通信量に差があったりするため、通信経路を適切に切り替えたいという要請がある。
なお、上記特許文献1に記載された技術は、複数の通信インターフェースを切り替えるものではあるが、有線接続の有無によって無線接続をON/OFFして消費電力を抑えるものに過ぎず、通信経路を適切に切り替えるものではない。また特許文献1に記載の通信機器においては、有線ケーブルの有無の検知によって接続を切り替えているため、有線接続同士の切替や、無線接続同士の切替には対応できない。さらに、通信品質を考慮していないため、有線接続の方が無線接続よりも通信品質が悪い場合であっても有線接続を優先してしまい通信速度が遅くなるおそれもあった。
本発明は従来の通信機器に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の通信インターフェースを介した通信経路を適切に切り替えることで、迅速な通信速度と快適な通信環境を得ることが可能な通信機器および通信経路切替方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信機器の代表的な構成は、IP(Internet Protocol)ネットワークに接続する通信機器であって、複数の通信インターフェースと、複数の通信インターフェースのそれぞれがIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定部と、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を格納するルーティングテーブルと、複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから経路情報を取得する経路情報取得部と、通信インターフェースが接続判定部によって接続されたと判定された場合に、当該接続された通信インターフェースに関して経路情報取得部が取得した経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込部と、複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定部と、を備え、経路書込部は、デフォルト設定部において優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合には、優位に設定されていない通信インターフェースが接続されていても、優位に設定された通信インターフェースの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブルに設定し、優位に設定されていない通信インターフェースが接続されたと判定された場合であっても、優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合には、優位に設定されていない通信インターフェースの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定しないことを特徴とする。
上記構成により、デフォルト設定部にて優位に設定された通信インターフェースが有効になった場合、優位に設定されていない通信インターフェースの有効無効に関係なく、優位に設定された通信インターフェースの経路情報がデフォルトゲートウェイとなる。したがって、優位に設定された通信インターフェースを、効率よく利用することができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信機器の他の構成は、IPネットワークに接続する通信機器であって、複数の通信インターフェースと、複数の通信インターフェースのそれぞれがIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定部と、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を格納するルーティングテーブルと、複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから経路情報を取得する経路情報取得部と、通信インターフェースが接続判定部によって接続されたと判定された場合に、当該接続されたと判定された通信インターフェースに関して経路情報取得部が取得した経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込部と、複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定部と、複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であるか否かを判定するネットワーク判定部と、ネットワーク判定部が複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であると判定した場合、デフォルト設定部において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報をルーティングテーブルから削除する経路削除部と、を備えることを特徴とする。
上記構成により、接続先のネットワークが同一である場合、経路削除部はデフォルト設定部において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報をルーティングテーブルから削除することとなり、優位に設定された通信インターフェースのみで通信することとなる。したがって、優位に設定されていない通信インターフェースを無駄に利用することがなくなる。
また、複数の通信インターフェースによる通信の通信品質値をそれぞれ測定する通信品質測定部をさらに備え、デフォルト設定部は、通信品質値が最大となる通信インターフェースを優位に設定してもよい。
これにより、通信品質値が最大の通信インターフェースを優位に設定するため、効率よく通信を行うことができる。また、通信品質値が変化した場合、通信インターフェースを流動的に変更することができる。
また、複数の通信インターフェースは、有線インターフェースおよび無線インターフェースを含み、当該通信機器は、当該通信機器に供給されるバッテリの充電量が所定値を下回ったか否かを判定する充電量判定部をさらに備え、充電量判定部が、所定値を下回ったと判定した場合、デフォルト設定部は、有線インターフェースを優位に設定してもよい。
有線インターフェースを用いた通信は、無線インターフェースを用いた通信よりも消費電力が少ない。したがって、電力消費量の多い無線ネットワークを排除し、消費電力の省電力化をすることができる。これにより、商用電源からの電力供給を期待できない屋外等において、充電量が所定値を下回っても、効率よく電力を使用し、通信を行うことができる。
また、当該通信機器は、さらに、複数の通信インターフェースによる消費金額を取得し積算する課金集計部と、複数の通信インターフェースそれぞれの通信単価を格納した課金テーブルと、課金集計部によって集計された消費金額の合計が所定値を上回ったか否かを判定する課金額判定部と、を備え、課金額判定部が、所定値を上回ったと判定した場合、デフォルト設定部は、課金テーブルにて通信単価が最小となる通信インターフェースを優位に設定してもよい。
これにより、消費金額が所定値を上回る前までは、通信単価を気にすることなく効率的に通信を行うことができる。また消費金額が所定値を上回った後では、通信単価が最小となる通信インターフェースを優位に設定するため、課金額を適切に抑えつつ通信することが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信経路切替方法の代表的な構成は、複数の通信インターフェースそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定ステップと、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから取得する経路情報取得ステップと、通信インターフェースが接続判定ステップにおいて接続されたと判定された場合に、当該接続されたと判定された通信インターフェースに関して経路情報取得ステップにて取得した経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込ステップと、複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定ステップと、デフォルト設定ステップにおいて優位に設定された通信インターフェースが接続されたか否かを判定する優先インターフェース有効判定ステップと、優先インターフェース有効判定ステップにて優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合、当該優位に設定された通信インターフェースの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブルに設定するデフォルトゲートウェイ設定ステップと、を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信経路切替方法の他の構成は、複数の通信インターフェースのそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定ステップと、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから取得する経路情報取得ステップと、通信インターフェースが接続判定ステップにおいて接続されたと判定された場合に、当該接続されたと判定された通信インターフェースに関して経路情報取得ステップにて取得した経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込ステップと、複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定ステップと、複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であるか否かを判定するネットワーク判定ステップと、ネットワーク判定ステップにて、複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であると判定された場合、デフォルト設定ステップにおいて優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報をルーティングテーブルから削除する経路削除ステップと、を含むことを特徴とする。
上述した通信機器の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該通信経路切替方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の通信機器によれば、複数の通信インターフェースを介した通信経路を適切に切り替えることで、迅速な通信速度と快適な通信環境を得ることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第一実施形態)
従来は、複数接続形態にて通信ネットワークに接続する場合、最新に有効となった接続が優先的に使用されていた。したがって、消費電力や通信品質を考慮することなく、一意的に最新に有効となった接続が優先されてしまう場合があった。
本実施形態では、複数の通信インターフェースを備える通信機器のルーティングテーブルの書き込みを工夫することにより、複数の通信インターフェースのうち有用な通信インターフェースにデフォルトゲートウェイを切替えて通信を行うことが可能な通信機器および通信経路切替方法を説明する。以下の実施形態では、理解を容易にするため、まず通信機器を用いた通信システム全体の構成を説明し、その後で通信機器の構成を詳述する。ここでは、理解を容易にするため、通信機器としてノート型パーソナルコンピュータおよびノート型パーソナルコンピュータに設けられたPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロットに装着される増設デバイスを用いているが、これに限定されず、パーソナルコンピュータに増設デバイスの機能が含まれたものでもよく、増設デバイスとしては、アダプタ型や端末内に一体に組み込んで搭載するもの等様々な通信機器で構成することができる。
(通信システム100)
図1は、通信システム100を説明するための、システム図である。かかる通信システム100は、通信機器200と、2つのIPネットワーク106(106aおよび106b)と、アクセスポイント108と、を含んで構成される。
上記通信システム100では、通信機器200は、ノート型パーソナルコンピュータ102およびノート型パーソナルコンピュータ102に設けられたPCMCIAスロットに装着される増設デバイス104で構成され、増設デバイス104には、ノート型パーソナルコンピュータ102に設けられたバッテリから電力が供給される。
これにより、商用電源からの電力供給が困難な屋外等であっても、支障なく通信を行うことができる。
通信機器200は通信インターフェースとして、有線インターフェースと無線インターフェースを備える。有線インターフェースはEthernet(登録商標)ポートであり、ケーブルが接続され、ここからIPネットワーク106aに接続される。無線インターフェースは例えば802.11b、11g、11a、11nなどから選択することができ、アクセスポイント108を介してIPネットワーク106bと接続する。
本実施形態では、IPネットワーク106aは、インターネット(WAN)に接続されており、IPネットワーク106bは、セキュリティ上の観点から閉じられたネットワークである。
(通信機器200)
以下、通信システム100における通信機器200の構成を説明する。ここでは、通信機器200としてノート型パーソナルコンピュータ102およびノート型パーソナルコンピュータ102に設けられたPCMCIAスロットに装着する増設デバイス104を挙げる。
図2は通信機器200の概略的な機能を示した機能ブロック図であり、図3は、増設デバイス104を説明するための説明図である。かかる通信機器200は、通信インターフェース202と、通信機器制御部210と、通信機器記憶部220を含んで構成される。
通信インターフェース202は、有線インターフェース202aと無線インターフェース202bで構成されている。有線インターフェース202aは、有線LANケーブルを挿脱できるコネクタ構造(例えばRJ45コネクタ)を備えている。無線インターフェース202bは、無線LANで構成されており、アクセスポイント108と無線通信を行う。
本実施形態において、通信インターフェース202として、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bを用いているが、これに限定されず、それぞれが通信を行えれば足り、複数の有線インターフェースもしくは複数の無線インターフェースでも本発明を好適に適用することができる。
通信機器制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により通信機器200全体を管理および制御する。通信機器制御部210は、通信機器記憶部220に格納されたプログラム(不図示)を用いて、通信機器200を利用した通信機能を遂行する。また、通信機器制御部210は、接続判定部212と、経路情報取得部214と、経路書込部216と、デフォルト設定部218としても機能する。
接続判定部212は、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bがそれぞれIPネットワークと接続しているか否かを判定する。有線インターフェース202aにおいてはハブ等とのリピート信号によって接続の有無および方式(10BASE−Tや100BASE−T、ストレートやクロスなど)を判定することができ、無線インターフェース202bにおいてはアクセスポイントとの認証状況によって判断することができる。
これにより、どの通信インターフェース202が、IPネットワークを接続しているかを判定することが可能となる。
経路情報取得部214は、通信インターフェースそれぞれに対してDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバからIPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を取得する。
経路書込部216は、接続判定部212によって接続されている(有効である)と判定された通信インターフェース202に対して経路情報取得部214が取得した経路情報を後述するルーティングテーブル222に追加する。
デフォルト設定部218は、複数の通信インターフェース202のうちいずれか1つの通信インターフェース202を優位に設定する。デフォルト設定部218は、例えば、通信機器記憶部220に格納される記憶領域とすることもできる。この記憶領域には、ノート型パーソナルコンピュータ102上で動作するユーティリティプログラムから、または通信機器記憶部220から読み出されたプログラム(ファームウェア等)から書き換えることができる。またデフォルト設定部218に格納されたデータは、経路書込部216から読み出して利用することができる。本実施形態においては、ユーザのユーティリティプログラムを用いた入力に応じて、有線インターフェース202aを優位に設定している。
また、経路書込部216は、デフォルト設定部218において優位に設定された通信インターフェース202(本実施形態においては有線インターフェース202a)が接続判定部212によって接続された(有効になった)と判定された場合には、有線インターフェース202aの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとして後述するルーティングテーブル222に設定し、優位に設定されていない通信インターフェース202(本実施形態では無線インターフェース202b)が有効となった場合であっても、有線インターフェース202aが有効である場合には、無線インターフェース202bの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定しない。
例えば、デフォルト設定部218において有線インターフェース202aが優位に設定されていたとする。経路書込部216は、無線インターフェース202bが有効である場合に、有線インターフェース202aが有効となった場合には、無線インターフェース202bの経路をデフォルトゲートウェイから削除してから、有線インターフェース202aの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブル222に設定する。なお、優位である有線インターフェース202aが有効でない場合には、現在有効な無線インターフェース202bの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定する。
これにより、デフォルト設定部218にて優位に設定された通信インターフェースが有効になった場合、優位に設定されていない通信インターフェースの有効無効に関係なく、優位に設定された通信インターフェースの経路情報がデフォルトゲートウェイとなる。したがって、優位に設定された通信インターフェースを、効率よく利用することができる。
通信機器記憶部220は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、通信機器制御部210で処理されるプログラム等を記憶する。さらに、本実施形態においては、ルーティングテーブル222を記憶する。
ルーティングテーブル222は、IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を格納する。ここでIPアドレスを0.0.0.0、ネットマスクを0.0.0.0に設定したときのゲートウェイがデフォルトゲートウェイとなる。
(通信経路切替方法)
続いて、上述した通信機器200を用いた通信経路切替方法を説明する。図4は、通信機器200を用いた通信経路切替方法の流れを示したフローチャートである。
まず、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを接続判定部212が判定する(S300:接続判定ステップ)。経路情報取得部214が、IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bそれぞれに対してDHCPサーバから取得する(S302:経路情報取得ステップ)。有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの通信インターフェース202が接続判定ステップS300において有効になったと判定された場合に、有効になった通信インターフェース202に対して経路情報取得ステップS302にて取得した経路情報をルーティングテーブル222に追加する(S304:経路書込ステップ)。
経路書込部216はデフォルト設定部218から優位に設定された通信インターフェースを読み出し、本実施形態では通信インターフェース202のうち有線インターフェース202aを優位に設定する(S306:デフォルト設定ステップ)。なおデフォルト設定部218には、上述のように、あらかじめユーティリティプログラム等によって優位となる通信インターフェースが設定されている。そして、デフォルト設定ステップS306において優位に設定された通信インターフェース202、すなわち有線インターフェース202aが有効となったか否かを判定する(S308:優先インターフェース有効判定ステップ)。
優先インターフェース有効判定ステップS308にて有線インターフェース202aが有効となった場合、有線インターフェース202aの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブル222に設定する(S310:優先インターフェースデフォルトゲートウェイ設定ステップ)。すなわち、デフォルトゲートウェイ設定ステップS310は、優位に設定されていない通信インターフェースすなわち無線インターフェース202bが有効となった場合であっても、有線インターフェース202aが有効である場合には、無線インターフェース202bの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定しない。またこのとき、他の通信インターフェースが既にデフォルトゲートウェイとして設定されている場合には、その登録を削除する。
優先インターフェース有効判定ステップS308にて、有線インターフェース202aが有効とならなかった場合、デフォルト設定ステップS306において優位に設定されていない通信インターフェース202すなわち無線インターフェース202bが有効となったか否かを判定する(S312:非優先インターフェース有効判定ステップ)。非優先インターフェース有効判定ステップS312にて、無線インターフェース202bの経路情報をデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブル222に設定する(S314:非優先インターフェースデフォルトゲートウェイ設定ステップ)。
上述したように本実施形態にかかる通信機器200によれば、最後に有効となった通信インターフェースのゲートウェイがデフォルトゲートウェイに設定されることはなく、あらかじめ優位に設定された通信インターフェースが有効となった場合、当該通信インターフェースのゲートウェイがデフォルトゲートウェイとなる。したがって、優位に設定されていない通信インターフェースの有効無効に関係なく、優位に設定された通信インターフェースを、デフォルトゲートウェイとして効率よく利用することができる。
(第二実施形態)
第一実施形態においては、異なるIPネットワークに接続した通信機器を説明した。第二実施形態においては、同一のIPネットワークに接続した場合の通信機器による構成に関して説明する。以下の実施形態では、理解を容易にするため、まず通信機器を用いた通信システム全体の構成を説明し、その後で通信機器の構成を詳述する。ここでも、理解を容易にするため通信機器としてノート型パーソナルコンピュータおよび増設デバイスを用いているが、これに限定されず、パーソナルコンピュータに増設デバイスの機能が含まれたものでもよく、増設デバイスとしては、アダプタ型や端末内に一体に組み込んで搭載するもの等様々な通信機器で構成することができる。
(通信システム400)
図5は、第二実施形態にかかる通信システム400を説明するための、システム図である。かかる通信システム400は、通信機器500と、1つのIPネットワーク406と、アクセスポイント108と、を含んで構成される。上述した第一実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
通信システム400では、通信機器500は、ノート型パーソナルコンピュータ402およびノート型パーソナルコンピュータ402に設けられたPCMCIAスロットに装着される増設デバイス404で構成され、増設デバイス404には、ノート型パーソナルコンピュータ402に設けられたバッテリから電力が供給される。
これにより、商用電源からの電力供給が困難な屋外等であっても、支障なく通信を行うことができる。
通信機器500は通信インターフェースとして、有線インターフェースと無線インターフェースを備える。有線インターフェースはEthernet(登録商標)ポートであり、ケーブルが接続され、ここからIPネットワーク406に接続される。無線インターフェースは例えば802.11b、11g、11a、11nなどから選択することができ、アクセスポイント108を介してIPネットワーク406と接続する。
(通信機器500)
図6は、第二実施形態にかかる通信機器500の概略的な機能を示した機能ブロック図である。かかる通信機器500は、通信インターフェース202と、通信機器制御部510と、通信機器記憶部550を含んで構成される。
通信機器制御部510は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により通信機器500全体を管理および制御する。通信機器制御部510は、通信機器記憶部550に格納されたプログラム(不図示)を用いて、通信機器500を利用した通信機能を遂行する。また、通信機器制御部510は、接続判定部212と、経路情報取得部214と、経路書込部216と、デフォルト設定部512と、ネットワーク判定部514と、経路削除部516と、通信品質測定部518と、充電量判定部520と、課金集計部522と、課金額判定部524としても機能する。
デフォルト設定部512は、複数の通信インターフェース202のうちいずれか1つの通信インターフェース202を優位に設定する。本実施形態においては、後述する通信品質測定部518、充電量判定部520、課金額判定部524による結果に基づいて、有線インターフェース202aを優位に設定している。なお、これらの複数の判定部518、520、524の優先度は、ユーティリティプログラム等を用いて設定することが可能である。通信品質測定部518、充電量判定部520、課金額判定部524による結果に基づくデフォルト設定部512による通信インターフェース202の設定は、それぞれ以下に詳述する。
ネットワーク判定部514は、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの接続先のIPネットワークが同一であるか否かを判定する。本実施形態においては、経路情報取得部214が、DHCPサーバから取得したIPアドレスが同一であるか否かで判定する。
経路削除部516は、ネットワーク判定部512が有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの接続先のIPネットワークが同一であると判定した場合、デフォルト設定部512において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースすなわち無線インターフェース202bの経路情報をルーティングテーブル222から削除する。
これにより、接続先のネットワークが同一である場合、経路削除部516はデフォルト設定部512において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースすなわち無線インターフェース202bの経路情報をルーティングテーブル222から削除することとなり、優位に設定された通信インターフェースすなわち有線インターフェース202aのみで通信することとなる。したがって、優位に設定されていない通信インターフェースを無駄に利用することがなくなる。また、利用しない通信インターフェースの経路情報をルーティングテーブル222から削除することにより、ルーティングテーブル222に書き込まれる情報の増大によるルーティングテーブル222への負担を軽減させることができ、迅速な通信速度を得ることができる。
通信品質測定部518は、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bによる通信の通信品質値をそれぞれ測定する。デフォルト設定部512は、通信品質値が最大の通信インターフェース202を優位に設定する。これにより、効率よく通信を行うことができる。また、通信品質値が変化した場合、通信インターフェース202を流動的に変更することができる。
本実施形態において、通信品質値は、BER(Bit Error Rate)を用いているが、これに限定されず、通信品質を表す値であれば足り、FER(Frame Error Rate)や受信電界強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)、通信速度等も好適に用いることができる。
充電量判定部520は、ノート型パーソナルコンピュータ102のバッテリの充電量が所定値を下回ったか否かを判定する。デフォルト設定部512は、充電量判定部520がノート型パーソナルコンピュータ102のバッテリの充電量が所定値を下回ったと判定した場合、有線インターフェース202aを優位に設定する。有線インターフェース202aを用いた通信は、無線インターフェース202bを用いた通信よりも消費電力が少ない。したがって、電力消費量の多い無線ネットワーク104aを排除し、消費電力の省電力化をすることができる。これにより、商用電源からの電力供給を期待できない屋外等において、充電量が所定値を下回っても、効率よく電力を使用し、通信を行うことができる。
課金集計部522は、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bによる消費金額を取得し積算する。
課金額判定部524は、課金集計部522によって集計された消費金額の合計が所定値を上回ったか否かを判定する。デフォルト設定部512は、課金額判定部524が課金集計部522によって集計された消費金額の合計が所定値を上回ったと判定した場合、後述する課金テーブル552によって通信単価が最小の通信インターフェース202を優位に設定する。本実施形態では、有線インターフェース202aのほうが、無線インターフェース202bよりも通信単価が安いため、デフォルト設定部512は、有線インターフェース202aを優位に設定する。
これにより、消費金額が所定値を上回る前までは、通信単価を気にすることなく効率的に通信を行うことができる。また消費金額が所定値を上回った後では、通信単価が最小となる通信インターフェースを優位に設定するため、ユーザは課金額を気にすることなく通信することが可能となる。
通信機器記憶部550は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、通信機器制御部510で処理されるプログラム等を記憶する。さらに、本実施形態においては、ルーティングテーブル222および課金テーブル552を記憶する。
課金テーブル552は、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bそれぞれの通信単価を格納する。
(通信経路切替方法)
続いて、上述した通信機器500を用いた通信経路切替方法を説明する。図7は、通信機器500を用いた通信経路切替方法の流れを示したフローチャートである。
まず、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを接続判定部212が判定する(S600:接続判定ステップ)。経路情報取得部214が、IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bそれぞれに対してDHCPサーバから取得する(S602:経路情報取得ステップ)。有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの通信インターフェース202が接続判定ステップS600において有効になったと判定された場合に、有効になった通信インターフェース202に対して経路情報取得ステップS602にて取得した経路情報をルーティングテーブル222に追加する(S604:経路書込ステップ)。
経路書込部216はデフォルト設定部512から優位に設定された通信インターフェースを読み出し、本実施形態では通信インターフェース202のうち有線インターフェース202aを優位に設定する(S606:デフォルト設定ステップ)。そして、デフォルト設定ステップS606において有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの接続先のネットワークが同一であるか否かを判定する(S608:ネットワーク判定ステップ)。
ネットワーク判定ステップS608にて、有線インターフェース202aおよび無線インターフェース202bの接続先のネットワークが同一であると判定された場合、デフォルト設定ステップS606において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報をルーティングテーブルから削除する(S610:経路削除ステップ)。
上述したように本実施形態にかかる通信機器500によれば、接続先のネットワークが同一である場合、通信経路を適切に切替えることができ、優位に設定された通信インターフェースのみで通信することとなる。また、デフォルト設定部512は、通信品質値、充電量、消費金額を考慮していずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するため、状況に応じて最適な通信インターフェースを用いて通信を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、トランスポート層としてTCP(Transmission Control Protocol)を用いているが、これに限定されず、UDP(User Datagram Protocol)等も好適に利用することができる。
なお、本明細書の通信経路切替方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、通信機器および通信経路切替方法に利用することができる。
第一実施形態にかかる通信システムを説明するための、システム図である。 第一実施形態にかかる通信機器の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 第一実施形態にかかる通信機器を説明するための説明図である。 第一実施形態にかかる通信機器を用いた通信経路切替方法の流れを示したフローチャートである。 第二実施形態にかかる通信システムを説明するための、システム図である。 第二実施形態にかかる通信機器の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 第二実施形態にかかる通信機器を用いた通信経路切替方法の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100、400 …通信システム
102、402 …ノート型パーソナルコンピュータ
104、404 …増設デバイス
106、406 …IPネットワーク
108 …アクセスポイント
200、500 …通信機器
202 …通信インターフェース
202a …有線インターフェース
202b …無線インターフェース
210、510 …通信機器制御部
212 …接続判定部
214 …経路情報取得部
216 …経路書込部
218 …デフォルト設定部
220、550 …通信機器記憶部
222 …ルーティングテーブル
512 …デフォルト設定部
514 …ネットワーク判定部
516 …経路削除部
518 …通信品質測定部
520 …充電量判定部
522 …課金集計部
524 …課金額判定部
552 …課金テーブル

Claims (7)

  1. IPネットワークに接続する通信機器であって、
    複数の通信インターフェースと、
    前記複数の通信インターフェースのそれぞれが前記IPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定部と、
    IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を格納するルーティングテーブルと、
    前記複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから経路情報を取得する経路情報取得部と、
    前記通信インターフェースが前記接続判定部によって接続されたと判定された場合に、該接続された通信インターフェースに関して前記経路情報取得部が取得した前記経路情報を前記ルーティングテーブルに追加する経路書込部と、
    前記複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定部と、
    を備え、
    前記経路書込部は、前記デフォルト設定部において優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合には、優位に設定されていない通信インターフェースが接続されていても、前記優位に設定された通信インターフェースの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとして前記ルーティングテーブルに設定し、優位に設定されていない通信インターフェースが接続されたと判定された場合であっても、前記優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合には、前記優位に設定されていない通信インターフェースの経路情報をデフォルトゲートウェイに設定しないことを特徴とする通信機器。
  2. IPネットワークに接続する通信機器であって、
    複数の通信インターフェースと、
    前記複数の通信インターフェースのそれぞれが前記IPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定部と、
    IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を格納するルーティングテーブルと、
    前記複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから経路情報を取得する経路情報取得部と、
    前記通信インターフェースが前記接続判定部によって接続されたと判定された場合に、該接続されたと判定された通信インターフェースに関して前記経路情報取得部が取得した前記経路情報を前記ルーティングテーブルに追加する経路書込部と、
    前記複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定部と、
    前記複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であるか否かを判定するネットワーク判定部と、
    前記ネットワーク判定部が前記複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であると判定した場合、前記デフォルト設定部において優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報を前記ルーティングテーブルから削除する経路削除部と、
    を備えることを特徴とする通信機器。
  3. 前記複数の通信インターフェースによる通信の通信品質値をそれぞれ測定する通信品質測定部をさらに備え、
    前記デフォルト設定部は、前記通信品質値が最大となる前記通信インターフェースを優位に設定すること特徴とする請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記複数の通信インターフェースは、有線インターフェースおよび無線インターフェースを含み、
    当該通信機器は、該通信機器に供給されるバッテリの充電量が所定値を下回ったか否かを判定する充電量判定部をさらに備え、
    前記充電量判定部が、所定値を下回ったと判定した場合、前記デフォルト設定部は、前記有線インターフェースを優位に設定することを特徴とする請求項2に記載の通信機器。
  5. 当該通信機器は、さらに、
    前記複数の通信インターフェースによる消費金額を取得し積算する課金集計部と、
    前記複数の通信インターフェースそれぞれの通信単価を格納した課金テーブルと、
    前記課金集計部によって集計された消費金額の合計が所定値を上回ったか否かを判定する課金額判定部と、
    を備え、
    前記課金額判定部が、所定値を上回ったと判定した場合、前記デフォルト設定部は、前記課金テーブルにて通信単価が最小となる前記通信インターフェースを優位に設定することを特徴とする請求項2に記載の通信機器。
  6. 複数の通信インターフェースそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定ステップと、
    IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を前記複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから取得する経路情報取得ステップと、
    前記通信インターフェースが前記接続判定ステップにおいて接続されたと判定された場合に、該接続されたと判定された通信インターフェースに関して前記経路情報取得ステップにて取得した前記経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込ステップと、
    複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定ステップと、
    前記デフォルト設定ステップにおいて優位に設定された通信インターフェースが接続されたか否かを判定する優先インターフェース有効判定ステップと、
    前記優先インターフェース有効判定ステップにて前記優位に設定された通信インターフェースが接続されたと判定された場合、該優位に設定された通信インターフェースの経路情報のみをデフォルトゲートウェイとしてルーティングテーブルに設定するデフォルトゲートウェイ設定ステップと、
    を含むことを特徴とする通信経路切替方法。
  7. 複数の通信インターフェースのそれぞれについてIPネットワークと接続しているか否かを判定する接続判定ステップと、
    IPアドレス、ゲートウェイアドレス、インターフェースを含む経路情報を前記複数の通信インターフェースそれぞれに対してDHCPサーバから取得する経路情報取得ステップと、
    前記通信インターフェースが前記接続判定ステップにおいて接続されたと判定された場合に、該接続されたと判定された通信インターフェースに関して前記経路情報取得ステップにて取得した前記経路情報をルーティングテーブルに追加する経路書込ステップと、
    複数の通信インターフェースのうちいずれか1つの通信インターフェースを優位に設定するデフォルト設定ステップと、
    前記複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であるか否かを判定するネットワーク判定ステップと、
    前記ネットワーク判定ステップにて、前記複数の通信インターフェースの接続先のネットワークが同一であると判定された場合、前記デフォルト設定ステップにおいて優位に設定された通信インターフェース以外の通信インターフェースの経路情報を前記ルーティングテーブルから削除する経路削除ステップと、
    を含むことを特徴とする通信経路切替方法。
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