JP2019200966A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミ材料などの被加熱物を効率的に加熱することができる電磁誘導加熱装置を提供する。【解決手段】被加熱物側に同じ極が位置するように複数の磁石21が配置された回転体2と、回転体を回転させる回転駆動手段3と、を備え、回転体を回転させて生じる誘導電流により被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置において、回転体が回転する方向に隣接する磁石が10mm以上の間隔を空けて配置されている。これにより、電磁誘導による加熱効率が良好になり、被加熱物を短時間で所定温度とすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ガスの火炎や電気ヒーター等を用いた加熱装置に代用可能な、磁石を用いた誘導電流の発生によりアルミ材料等の被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置に関する。
アルミは、軽量性、加工性、リサイクル性に優れている。このため、自動車、建築、家庭用の電子・電気器具等の材料として用いられるアルミの使用量は増加している。アルミの材料を加工する際、溶解・熱処理加工等の熱源として用いられるのは、主にガスの火炎や電熱等である。例えば、アルミの材料を加工する際、ガス炉や電気炉の中にアルミの材料を入れて周囲から火炎や電熱で加熱することが行われている。熱源として火炎や電熱を用いる加熱方法は、消費エネルギーの経済効率が低いという問題があり、さらには二酸化炭素の発生量が多いという問題もある。したがって、火炎や電熱を熱源として用いる加熱方法は、環境保護の観点から好ましくない。
ガスの火炎や電熱以外を熱源として加熱する方法として、磁石を用いて誘導電流を発生させることによって被加熱物を加熱する電磁誘導加熱がある。この電磁誘導加熱は、ガスやオイルなどの燃料を用いないから、燃焼に伴う二酸化炭素が発生しない。このため、従来の加熱方法よりも環境にやさしい方法である。また、電磁誘導加熱は、周囲へ放出する熱量が少ないから、火炎や電熱を用いた加熱方法のような加熱炉を必要としない。したがって、アルミ材料の加工において電磁誘導加熱を用いることは、工場の省スペース化に寄与し得る。このように、電磁誘導加熱は、環境への負荷が小さく、省スペース化に有用な点において、火炎や電熱を用いた加熱方法よりも優れている。
電磁誘導加熱を用いた装置として、導電部材と、導電部材に近接配置された磁石とを備え、磁石が導電部材に対して周期的に変化する磁界を作用させることにより導電部材を熱するヒーター装置が記載されている(特許文献1)。
特表2004−537147号公報
特許文献1には、フレームの周縁部に対称的にまたは非対称的に複数の磁石が配置されたヒーター装置および、フレームの中心に近い円弧と周縁部にある円弧とに沿って複数の磁石が配置されたヒーター装置が記載されている。しかし、被加熱部材を効率よく加熱するための構成については記載されていない。
本発明の課題は、アルミ材料などの被加熱物を効率良く加熱することができる加熱効率の良好な電磁誘導加熱装置を提供することにある。
発明者らは磁石の配置が電磁誘導加熱装置の加熱効率に大きく影響することを見出して本発明に至った。上記の課題を解決するために提供される本発明は以下のとおりである。
本発明の電磁誘導加熱装置は、被加熱物側に同じ極が位置するように複数の磁石が配置された回転体と、前記回転体を回転させる回転駆動手段と、を備え、前記回転体を回転させて生じる誘導電流により前記被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置において、前記回転体が回転する方向に隣接する磁石の間隔が10mm以上であることを特徴とする。
前記間隔は、20mm以上45mm以下であってもよい。また、複数の前記磁石は、前記回転体の回転中心を中心として同心円状に配置されていてもよい。
複数の前記磁石が、前記回転体の回転中心を中心として同心円状に配置されており、それぞれの円に沿って配置されている複数の前記磁石が等間隔に配置されており、前記間隔が20mm以上45mm以下であってもよい。
前記同心円が等間隔に配置されており、隣接する前記同心円の直径の差が40mm以上60mm以下であってもよい。
複数の前記磁石は、直径が5mm以上25mm以下、高さが10mm以上40mm以下の円柱形であってもよい。
複数の前記磁石は、前記高さが前記直径の0.5倍以上2倍以下であってもよい。
前記磁石の磁束密度が400mT以上600mT以下であってもよい。
複数の前記磁石が、高さ調整手段を介して、前記回転体に取り付けられていてもよい。
本発明の電磁誘導加熱装置は、回転体の回転方向に隣接する磁石の間隔が10mm以上となるように配置することで、狭い間隔で多くの磁石を配置した場合よりも、効率よく被加熱物を加熱することができる。したがって、加熱効率の良好な電磁誘導加熱装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電磁誘導加熱装置の概略構成を模式的に示す正面図 図1におけるA1‐A1矢視図であり、磁石が設けられた磁石面側から回転体を見た平面図 磁石の形状を示す斜視図 回転体および被加熱物の正面図 実施例1における被加熱体の配置を説明する、磁石面側から回転体を見た平面図 実施例6から9における磁石の配置を模式的に示す平面図 実施例6から9における磁束密度の測定方法を説明する断面図 実施例6および7の測定結果を示すグラフ 実施例8および9の測定結果を示すグラフ
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ以下に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る電磁誘導加熱装置1の概略構成を模式的に示す正面図である。同図に示すように、本実施形態の電磁誘導加熱装置1は、回転体2、回転駆動モータ3、距離測定手段4、温度測定手段5、移動用モータ6、および制御手段7を備えている。
図2は、図1におけるA1−A1矢視図であり、回転体2に磁石21が設けられた面(以下、「磁石面」ともいう)側から見た回転体2の平面図である。図2に示すように、回転体2は円盤の一方の面に複数の磁石21が同心円状(円環状)に配置されている。
図2には、一点鎖線で示す半径R1、R2およびR3の円C1、C2およびC3のそれぞれに沿って、回転体2の回転中心Oの周りに複数の磁石21が配置された形態を示している。なお、同図に示す、磁石の数、配列は、本発明の実施形態を説明するための一例に過ぎず、回転体2および磁石21のサイズに応じて変更することができる。
図2に一点鎖線で示した円C1、円C2および円C3に沿って配置された複数の磁石21は、回転体2が回転する方向に隣接する磁石21との間隔L1が所定の距離となるように配置されている。ここで、「間隔L1」とは、それぞれの円C1、円C2および円C3に沿って配置された隣接する磁石21の最近接部間の距離をいう。図2に示す円柱形の磁石21の場合、間隔L1は、隣接する磁石21の円の中心間の距離(ピッチ)から二つの磁石21の半径を減じた距離となる。例えば、中心間の距離が50mmで、隣接する磁石21の円の半径が10mmである場合、間隔L1は中心間の距離50mmから二つの磁石21の半径の合計20mmを減算して得られた30mmである。
図2に示すように、本実施形態の電磁誘導加熱装置1は、円C1、円C2および円C3(以下、円C1、円C2および円C3に共通する態様を説明する場合、円Cという)に沿って配置されている複数の磁石21が回転方向に所定の間隔L1を空けて配置されている。このように間隔L1を空けて配置することにより、複数の磁石21が相互に接するように配置された場合よりも、被加熱物8の加熱効率が向上する。本発明において、複数の磁石21が円Cに沿って配置されているとは、図2に示す磁石21が各円C上に位置することをいう。各磁石21はその中心が一点鎖線で示した円C上に位置するように配置されることが好ましい。
隣接する磁石21の間隔L1は、被加熱物8の加熱効率を良好にする観点から、10mm以上が好ましく、20mm以上がより好ましく、30mm以上がさらに好ましい。また、同様の観点から磁石21の間隔L1は、50mm以下が好ましく、45mm以下がより好ましく、40mm以下がさらに好ましい。間隔L1を上記の範囲とすることにより、複数の磁石21が配置された回転体2の磁石面の近傍における磁束密度が大きくなる。したがって、回転体2の回転に伴って被加熱物8に生じる誘導電流が大きくなり、効率良く被加熱物8を加熱することができる。
円C上に隣接する磁石21が間隔L1となるように配置するとは、隣接する磁石21との距離が間隔L1の範囲内となるように配置することをいう。間隔L1は特定の一つの距離ではなく、幅を有する距離の範囲を意義している。このため、隣接する磁石21の間隔を全て同じ距離となるように均等に配置された構成に限らず、隣接する磁石21の距離が異なる場合であっても、各距離が間隔L1の範囲内であればよい。ただし、被加熱物8の加熱効率を良好にする観点から、それぞれの円Cに沿って配置されている複数の磁石21が等間隔に配置された構成が好ましい。
同心円状に配置された円C1、円C2および円C3は、磁石21を並べて配置可能な大きさとすればよい。例えば、磁石21が断面の直径が20mmの円柱形状である場合、隣接する同心円の直径の差D1(=R1−R2)、D2(=R3−R2)は、40mm以上60mm以下が好ましく、45mm以上55mm以下がより好ましい。同心円状に配置された円C1、円C2および円C3がそれぞれ等間隔に配置された構成(D1=D2)としてもよい。
回転体2は、磁石面とは反対の面において、磁石21の同心円の中心の位置で回転軸22を介して回転駆動モータ3と接続されている(図1参照)。回転駆動モータ3で回転体2を回転し、被加熱物8に誘導電流を生じさせて加熱する。回転体2と回転駆動モータ3とを繋げる手段としては回転軸22の他、チェーン、ベルトなど他の公知の手段を用いてもよい。
磁石21としては、フェライト磁石、サマコバ磁石(Sm−Co系マグネット)、ネオジウム磁石(Nd−Fe−B系マグネット)などの希土類磁石、アルニコ磁石(Al・Ni・Co磁石)等を用いることができる。被加熱物8を効率よく加熱する観点から、希土類磁石等の磁力が強い磁石が好ましい。
図3は、磁石21の形状を示す斜視図である。同図に示すように磁石21の形状は円柱形が好ましい。円柱形の磁石21は、例えば、直径Φが5mm以上25mm以下であり、高さHが5mm以上30mm以下のものを用いることができる。円柱形の磁石21を用いる場合、磁石の加熱による影響を避ける為、高さHは、直径Φの0.5倍以上2.0倍以下(0.5Φ≦H≦2.0Φ)が好ましく、直径Φの0.7倍以上1.5倍以下(0.7Φ≦H≦1.5Φ)がより好ましく、直径Φの0.8倍以上1.2倍以下(0.8Φ≦H≦1.2Φ)がさらに好ましい。
磁石21の表面における磁束密度は、被加熱物8の加熱効率を高くする観点から、350mT以上であることが好ましく、400mT以上であることがより好ましく、450mT以上であることがさらに好ましい。磁束密度の上限は、特に限定されないが、例えば600mT以下である。
図4は回転体および被加熱物の側面図である。同図では、最も外側の円C1(図2参照)上に設けられた磁石21について、回転体2の内部における外形を破線で示している。図4には、全ての磁石21のN極が被加熱物8側に位置する例を示しているが、全ての磁石21のS極が被加熱物8側に位置する構成としてもよい。全ての磁石21を被加熱物8側に同じ極が位置するように配置することによって、図4に点線矢印で示すように磁束が平行になり、回転体2から遠くの位置にまで磁力線が到達する。したがって、回転体2を回転させることにより、被加熱物8の広い範囲において大きな渦状の誘導電流(以下、「渦電流」ともいう。)を発生させることができるから、被加熱物8を効率良く加熱することが可能になる。
図4に示すように、磁石21は高さ調整手段23を介して回転体2に取り付けられている。高さ調整手段23により、磁石21の高さH(図3参照)の誤差を調整することにより、磁石面における磁石21の高さを均一にすることができる。これにより、磁石21と被加熱物8との間の距離Xを均等にして、被加熱物8を効率的に加熱することができる。
本実施形態では、被加熱物8に誘導電流を生じさせるために、回転体2を回転させる構成を示した。しかし、回転体2を固定して被加熱物8を回転させることにより、誘導電流を生じさせる構成としてもよい。ただし、回転体2を回転させることによって磁石21が空気により冷却される効果が得られることから、キュリー点が比較的低い希土類磁石を磁石21として用いる場合、回転体2を回転させる構成が好ましい。電磁誘導加熱装置1は、冷却ファンなどの冷却手段を用いて磁石21を冷却してもよい。
回転駆動モータ3(図1参照)は、回転軸22を介して回転体2を回転駆動するものであり、後述する制御手段7により、回転トルク、回転数等を変更可能に構成されている。
距離測定手段4は、回転体2の磁石21の被加熱物8側端と被加熱物8との距離Xを測定するものである。距離測定手段4としては、例えば、回転体2の磁石21と被加熱物8との間の静電容量の変化や、両者の間隙を通過するレーザー光の変化を検知する手段が挙げられる。
図1には距離測定手段4を2つ備えた例を示したが、距離測定手段4は、1個または3個以上であってもよい。測定精度の観点から、複数の距離測定手段4を用いて距離Xを測定することが好ましい。
温度測定手段5は、被加熱物8の温度を測定して結果を制御手段7に出力する。温度測定手段5として、熱電対等の公知の温度センサを用いることができる。図1に示すように被加熱物8の温度を1箇所で測定する構成としてもよいが、被加熱物8の部位ごとに温度を測定する必要がある場合には、複数の温度測定手段5を用いて被加熱物8の温度を測定することが好ましい。
移動用モータ6は、回転駆動モータ3を回転軸22と平行な方向に移動させて、回転体2と被加熱物8との距離Xを変化させるものである。例えば、距離測定手段4によって被加熱物8が熱膨張して距離Xが小さくなった場合、被加熱物8から離れる方向に回転駆動モータ3を移動させて、加熱効率の良好な範囲に距離Xを維持することができる。
図1には、回転体2の位置を変化させるために、回転駆動モータ3を移動させる移動用モータ6を備えた構成を示したが、被加熱物8の位置を移動させる構成、または、回転体2および被加熱物8の位置をそれぞれ移動させる構成としてもよい。
制御手段7は、上述した回転駆動モータ3、距離測定手段4、温度測定手段5および移動用モータ6と有線または無線で電気的に接続され、それぞれを制御するものであり、例えばコンピュータなどを用いて構成することができる。
制御手段7は、距離測定手段4により測定された距離Xを用いて回転駆動モータ3や移動用モータ6を制御する。加熱により被加熱物8が膨張変形していること検知した場合、回転駆動モータ3を停止したり、移動用モータ6により回転体2を移動させたりする。これにより、回転体2と被加熱物8とが接触することを防止できる。例えば、回転体2と被加熱物8との距離Xが接触の危険があるほど小さくなった場合、被加熱物8から離れる方向に回転体2を移動させる。この際、距離Xを加熱効率が良好な範囲に維持すれば、加熱効率を良好にすることができる。
制御手段7は、温度測定手段5により測定された被加熱物8の温度を用いて回転駆動モータ3や移動用モータ6を制御することができる。例えば、被加熱物8が所定温度に到達するまでは、加熱効率が高い距離Xおよび回転数に維持し、目的の温度に近づくにつれて距離Xおよび回転数を変化させることにより、被加熱物8の温度を精緻に制御できる。被加熱物8が所定温度に到達した時点で、回転駆動モータ3を停止させて、回転体2を被加熱物8から離れる方向に移動させてもよい。
電磁誘導加熱装置1が距離測定手段4を複数備えている場合、制御手段7は、検出された複数の距離Xのうちの最大値または最小値を用いて各部を制御してもよい。
被加熱物8は、磁界を変化させることにより渦電流が生じる素材からなるものである。被加熱物8は、例えば、アルミニウムを含有するアルミニウム合金などからなる物、具体的には、アルミサッシ、アルミホイールなどが挙げられる。また、アルミニウム、マグネシウム、チタンなど軽金属を主体とする合金である軽合金からなる物も被加熱物8として加熱することができる。
図1では、被加熱物8の一方側に電磁誘導加熱装置1が配置されているが、被加熱物8の両側にそれぞれ電磁誘導加熱装置1が配置された構成としてもよい。電磁誘導加熱装置1を複数用いることにより、被加熱物8が所定の温度に達するまでの時間を短縮したり、被加熱物8をより高温にしたりすることができる。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下の磁石を備えた電磁誘導加熱装置を用いて以下の被加熱物を加熱し、被加熱物の中心から100mmと150mmの位置に配置した熱電対を用いて、加熱を開始してから被加熱物の温度が300℃に到達するまでに要する時間を測定した。
・被加熱物(インゴット)
・材質:アルミニウム合金
・形状:台形柱状(幅97mm、長さ600mm)
・重量:5.0kg
・比熱:900(J/Kg K)(20℃)
・熱伝導率:204(W/m K)
・磁石(ネオジウム磁石)
・形状:円柱状
・直径:20mm
・高さ:20mm
・磁束密度:560〜590mT
(実施例1)
磁石面に複数のネオジウム磁石が均等に配置された直径660mmの回転体2を備えた電磁誘導加熱装置1を用いた(図1、図2参照)。被加熱物8から回転体2の磁石21までの距離Xを0.45mmに設定した。図5に示すように、(A)回転体2の中心と重なる位置、(B)(C)回転体2の中心からずらした位置、の3つの位置のうちいずれかに被加熱物8を一つ配置して加熱し、各位置における被加熱物8の温度変化を測定した。なお、図5では、磁石21は省略して磁石21の配置を示す同心円のみを示している。
磁石面には、直径530mm、480mm、430mm、380mm、330mm、280mm、230mmおよび180mmの8列の同心円の円Cに沿って、この順に65個、59個、54個、46個、40個、35個、28個および22個の磁石21を同一の円Cに沿ってそれぞれ均等な間隔を空けて配置した。
本実施例では、回転方向に隣接する磁石21間の間隔L1は5〜6mm(磁石21の中心間の距離(ピッチ)は25〜26mm)、隣接する同心円間の間隔Dは50mmとした。
インバータ設定周波数を90Hzに設定し、加熱を開始してから被加熱物の温度が300℃に到達するまでに要する時間を測定した。
(実施例2)
実施例1の電磁誘導加熱装置1とは、磁石面に、直径530mm、480mm、430mm、380mm、330mm、280mm、230mmおよび180mmの8列の等間隔に配置された同心円の円に沿って均等に配置する磁石21の数を33個、30個、27個、23個、20個、17個、14個および11個とした構成においてのみ異なる電磁誘導加熱装置1を用いた。
被加熱物8から回転体2の磁石21までの距離Xは実施例1同様に0.45mmとした。
本実施例では、回転体2に配置する磁石21の数を概ね実施例1の半分としたため、回転方向に隣接する磁石21間の間隔L1は30〜32mm(磁石21の中心間の距離(ピッチ)は50〜52mm)、隣接する同心円間の間隔Dは等間隔(50mm)とした。
インバータ設定周波数を実施例1同様90Hzに設定して、加熱を開始してから被加熱物の温度が300℃に到達するまでに要する時間を測定した。
実施例1および2の測定結果を表1に示す。

表1に示す結果から、磁石の数を半分に減らすことにより、各磁石の間の距離(ピッチ)が大きくなり、被加熱物が300℃に到達するまでの時間を短縮できることが分かった。
また、被加熱物を回転体2の回転中心からずらして配置することにより、回転体2の回転中心に重なるように配置するよりも加熱効率が向上することが分かった。
表1に示す結果から、円に沿って等間隔に配置する磁石の数が多いほど効率よく被加熱物を加熱できるわけではなく、被加熱物の加熱効率は回転体2の回転方向に隣接する磁石間の距離に大きく影響されることが分かった。そこで、磁石間の距離が磁束密度に及ぼす影響を調べるために、直径530mmの円に沿って配置するネオジウム磁石の数を65個とした実施例1と、同じ円に沿って配置するネオジウム磁石の数を33個とした実施例2と、について、各磁石21の被加熱物側の面からの距離12mmの位置における磁界を測定した。当該測定結果を表2に示す。

表2に示すように、磁石の配置が相対的に密な実施例1よりも相対的に疎な実施例2のほうが、被加熱物側の磁束密度が高いことが分かった。この結果から、磁石の数を少なくして配置したことによる加熱効率の向上は、磁束密度が大きくなったためであるといえる。
(実施例3〜5)
インバータ設定周波数を90Hから60〜80Hzに変更した以外は、実施例2と同様にして、被加熱物を加熱して300℃に到達するまでに要する時間を測定した。実施例1〜5の測定結果を表3に示す。

実施例2〜5に示すように、被加熱物の加熱効率は、磁石が配置された回転体の回転速度(周波数)の影響を受けることが分かった。ただし、周波数を60Hz・距離30〜32mmとした実施例3は、周波数を90Hz・距離を5〜6mmとした実施例1よりも約40%も短い時間で被加熱物を300℃に到達させることができた。この結果から、回転方向に隣接する磁石21間の間隔L1は、回転体の回転速度よりも加熱効率に対して及ぼす影響が大きいといえる。
実施例1〜5の結果から、回転体が回転する方向に隣接する磁石の間隔が大きくなるように配置することにより磁束密度が増大して加熱効率が向上すること、磁石を配置する間隔は回転体の回転数よりも加熱効率に及ぼす影響が大きいことが分かった。そこで、磁石の間隔(距離、ピッチ)と磁束密度との関係を以下のようにして調べた。
(実施例6)
図6および図7は、実施例6から9における、磁石の配置と磁束密度の測定方法とを模式的に示す図面である。
図6に示すように、正六角形の角および対角線の交点に、測定する側にS極を向けて、合計7個の磁石を均等な間隔(距離L1、ピッチP1)で配置する。そして、図7に示すように、六角形の中心に配置された磁石およびその両側に隣接する磁石を結ぶ直線Mに沿って、磁石の表面からの距離6mmにおける磁束密度を測定した。測定結果を表4に示す。
・磁石:直径20mm×高さ10mmの円柱、表面の磁束密度457〜478mT(平均468mT)
・間隔:10〜40mm(距離L1)、30〜60mm(ピッチP1)
(実施例7)
以下の磁石を用いて、実施例6と同様にして、以下の磁石について、磁束密度を測定した。結果を表5に示す。
・磁石:直径20mm×高さ20mmの円柱形、表面の磁束密度567〜598mT(平均577mT)
・間隔:10〜40mm(距離L1)、30〜60mm(ピッチP1)
実施例6および実施例7について、各配置間隔におけるS極およびN極の最大の磁束密度をまとめて表6および図8に示す。
表4〜6および図8に示す結果から、磁束密度が450〜600mT程度の磁石を用いた場合、磁石の表面からの距離6mmの位置における磁束密度は、間隔L1が30〜35mm程度までは間隔L1が大きくなるにつれて大きくなり、35mmを超えるくらいから低下することが分かった。
(実施例8)
以下の磁石を用いて、実施例6と同様にして、以下の磁石について、磁束密度を測定した。結果を表7に示す。
・磁石:直径10mm×高さ5mmの円柱、表面の磁束密度411〜440mT(平均425mT)
・間隔:27〜45mm(距離L1)、37〜55mm(ピッチP1)
(実施例9)
以下の磁石を用いて、実施例6と同様にして、以下の磁石について、磁束密度を測定した。結果を表8に示す。
・磁石:直径10mm×高さ10mmの円柱、表面の磁束密度507〜531mT(平均521mT)
・間隔:27〜45mm(距離L1)、37〜55mm(ピッチP1)
実施例8および実施例9について、各配置間隔におけるS極およびN極の最大の磁束密度をまとめて表9および図9に示す。
表7〜9および図9に示す結果から、磁束密度が400〜550mT程度の磁石を用いた場合、磁石の表面からの距離6mmの位置における磁束密度は、間隔L1が25〜35mm程度の範囲では同程度であり、35mm程度を超えるあたりから低下しはじめることが分かった。
図8および図9の結果から、磁束密度が400〜600mT程度の磁石を用いた場合、電磁誘導加熱装置の加熱効率を良好にする観点から、回転体が回転する方向に隣接する磁石の間隔は、20mm以上50mm以下が好ましく、25mm以上45mm以下がより好ましく、30mm以上40mm以下がさらに好ましいといえる。
本発明の電磁誘導加熱装置は、例えば、半製品状の軽合金ホイールやアルミサッシを製造する際に用いられるダイスなどを加熱して短時間で加工工程に適した所定温度とする装置として有用である。
1 電磁誘導加熱装置
2 回転体
21 磁石
22 回転軸
23 高さ調整手段
3 回転駆動モータ(回転駆動手段)
4 距離測定手段
5 温度測定手段
6 移動用モータ
7 制御手段
8 被加熱物
X 磁石と被加熱物との距離
L1 磁石間の距離(磁石間の間隔)
P1 ピッチ(磁石の中心間の距離)
O 回転中心(同心円の中心)
C,C1,C2,C3 同心円
R1,R2,R3 同心円の半径
D,D1,D2 隣接する同心円の直径の差(同心円の間隔)
Φ 磁石の直径
H 磁石の高さ
本発明の電磁誘導加熱装置は、被加熱物側に同じ極が位置するように複数の磁石が配置された回転体と、前記回転体を回転させる回転駆動手段と、を備え、前記回転体を回転に伴って前記被加熱物に誘導電流が生じる回転数で回転させて生じる誘導電流により前記被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置において、前記回転体が回転する方向に隣接する磁石の間隔が20mm以上45mm以下であり、加熱の際における、前記被加熱物から前記回転体の前記磁石までの距離が12mm以内であり、前記被加熱物が磁界を変化させることにより渦電流が生じる素材からなり、複数の前記磁石は、直径が5mm以上25mm以下、高さが10mm以上40mm以下の円柱形であり、前記高さが前記直径の0.5倍以上2倍以下であり、磁束密度が400mT以上600mT以下であり、磁石面における複数の前記磁石の高さを均一にするために、前記磁石の高さの誤差を調整する高さ調整手段を介して、前記回転体に取り付けられていることを特徴とする。
数の前記磁石は、前記回転体の回転中心を中心として同心円状に配置されていてもよい。
(実施例3〜5)
インバータ設定周波数を90Hから60〜80Hzに変更した以外は、実施例2と同様にして、被加熱物を加熱して300℃に到達するまでに要する時間を測定した。実施例1〜5の測定結果を表3に示す。

実施例2〜5に示すように、被加熱物の加熱効率は、磁石が配置された回転体の回転速度(周波数)の影響を受けることが分かった。ただし、周波数を60Hz・距離30〜32mmとした実施例3は、周波数を90Hz・距離を5〜6mmとした実施例1よりも約40%も短い時間で被加熱物を300℃に到達させることができた。この結果から、回転方向に隣接する磁石21間の間隔L1は、回転体の回転速度よりも加熱効率に対して及ぼす影響が大きいといえる。

Claims (9)

  1. 被加熱物側に同じ極が位置するように複数の磁石が配置された回転体と、前記回転体を回転させる回転駆動手段と、を備え、前記回転体を回転させて生じる誘導電流により前記被加熱物を加熱する電磁誘導加熱装置において、
    前記回転体が回転する方向に隣接する磁石の間隔が10mm以上であることを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  2. 前記間隔が20mm以上45mm以下である
    請求項1に記載の電磁誘導加熱装置。
  3. 複数の前記磁石が、前記回転体の回転中心を中心として同心円状に配置されている
    請求項1に記載の電磁誘導加熱装置。
  4. 複数の前記磁石が、前記回転体の回転中心を中心として同心円状に配置されており、
    それぞれの円に沿って配置されている複数の前記磁石が等間隔に配置されており、
    前記間隔が20mm以上45mm以下である
    請求項1に記載の電磁誘導加熱装置。
  5. 前記同心円が等間隔に配置されており、
    隣接する前記同心円の直径の差が40mm以上60mm以下である
    請求項4に記載の電磁誘導加熱装置。
  6. 複数の前記磁石は、直径が5mm以上25mm以下、高さが10mm以上40mm以下の円柱形である
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱装置。
  7. 複数の前記磁石は、前記高さが前記直径の0.5倍以上2倍以下である
    請求項6に記載の電磁誘導加熱装置。
  8. 前記磁石の磁束密度が400mT以上600mT以下である
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱装置。
  9. 複数の前記磁石が、高さ調整手段を介して、前記回転体に取り付けられている
    請求項1から8のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱装置。
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