JP2019200942A - 直流高速度遮断器の消弧装置 - Google Patents

直流高速度遮断器の消弧装置 Download PDF

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【課題】直流高速度遮断器の消弧室は、磁性グリッドを一方向に配列して構成するため、大形化する傾向があるが、これを小型化しかつアークの素早い駆動と、それに伴う高い限流性能の確保が可能な消弧装置を得る。【解決手段】固定接点1と、固定接点1に対して接離自在な可動接点3と、接点開極時に発生するアークを消弧室14に駆動させるために固定接点1からアークを転移される固定側アークランナ10と、可動接点3からアークを転移される可動側アークランナ11と、固定側アークランナ10と1可動側アークランナ11の間に設けられアークを複数に分割するための中間ランナ12とを備え、中間ランナ12にて分割したアークを消弧する磁性グリッド13が所定間隔で一方向に向けて配置された複数の消弧室14A,14Bをアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けるよう互いに平行して配設した。【選択図】図1

Description

この出願は、直流高速度遮断器の消弧装置の構造に関するものである。
直流高速度遮断器では固定接点を有する固定子と、固定子に対して接離自在な可動接点を有する可動子と、接点間に発生したアークを接点から移行させるアークランナと、アークを消弧する消弧室を有する。アークランナは固定子と可動子の近傍にそれぞれ配置され、アークランナを駆動したアークは消弧室に複数配置されたグリッドに進入し分断されることで直流回路の電源電圧以上のアーク電圧が発生することで限流遮断が行われる。
特開2016−085831号公報 特開2014−238934号公報 特許第6203428号公報
従来の直流高速度遮断器では、特許第6203428号(特許文献3)のように消弧室の多数のグリッドを所定の間隔をおいて一方向に並べて配置するため、遮断器の消弧装置が大形化する傾向にあるが、例えば、小型化を要求されるスイッチギヤに収納する直流高速度遮断器では、その収納スペースを小さくするために消弧室の小型化が求められている。
直流遮断器を小型化する事例として、特開2016−085831(特許文献1)と特開2014−238934(特許文献2)に開示された回路遮断器の消弧装置では、可動接点と固定接点間で発生したアークを分割する中間ランナを配置し、分割されたアークを個々に消弧する複数の消弧室を備えることで、消弧室を並列に配置できるため、消弧室を小形化している。
しかし、上述の消弧室構造では、分割したアークを並列に配置した消弧室にそれぞれ駆動させる必要があるが、その駆動方向は可動子と固定子およびアークランナにて発生するアークへの電磁力による駆動方向と同一方向ではない。そのため、中間ランナにてアークを分割した後の消弧室へのアーク駆動は、接点およびアークランナにて発生した導電性のホットガスの流れにのみ依存するため、アークの素早い駆動と、それに伴う高い限流性能の確保が難しいという課題があった。また、特許文献1および特許文献2に開示された遮断器構造では遮断容量を大きくすることが困難であり、直流高速度遮断器のような大容量の遮断器にそのまま適用することは困難であった。
この出願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、上記特許文献に開示された直流遮断器よりも大容量で、かつ高速遮断を行う直流高速度遮断器において、大容量の遮断を可能としつつ消弧室のサイズを小さくできる直流高速度遮断器を得ることを目的とする。
この出願に開示される直流高速度遮断器の消弧装置は、固定接点を有する固定子と、前記固定接点に対して接離自在な可動接点を有する可動子と、接点開極時に発生するアークを消弧室に駆動させるために前記固定接点からアークを転移される固定側アークランナと、前記可動接点からアークを転移される可動側アークランナと、前記固定側アークランナと前記可動側アークランナとに対向して設けられアークを複数に分割するための中間ランナとを備え、前記中間ランナにて分割したアークを消弧する磁性グリッドが所定間隔で一方向に向けて配置された複数の消弧室を設けるとともに、複数の前記消弧室はアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けるよう互いに平行して配設されることを特徴とするものである。
この出願に開示される直流高速度遮断器の消弧装置によれば、中間ランナにて分割したアークを消弧する磁性グリッドが所定間隔で一方向に向けて配置された複数の消弧室がアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けて、互いに平行して配設されることで、遮断器の高さを低く構成することが可能になる。
実施の形態1に係る直流高速度遮断器の構成全体の概略を示す縦断面図。 実施の形態1に係る直流高速度遮断器の消弧装置を示す斜視図。 図2に示す消弧装置部分の(a)側面図および(b)上面図。 固定側アークランナおよび可動側アークランナならびに中間ランナを示す斜視図。 アークの動きを説明するための接点部分と各アークランナのみを示した(a)側面図と(b)斜視図。 中間ランナのスリットによるアーク駆動への効果を示す中間ランナの接点開閉部からみた正面図。 実施の形態2に係るアークランナ構造を示す斜視図。 実施の形態3に係る中間ランナ構造を示す斜視図。 実施の形態1に係る図4(a)のアークランナ構造を示す三面図。 実施の形態1に係る図4(b)の中間ランナ構造を示す三面図。 実施の形態2に係る図7のアークランナ構造を示す三面図。 実施の形態3に係る図8の中間ランナ構造を示す三面図。
実施の形態1.
実施の形態1を図1から図6ならびに図9および図10に基づいて説明する。図1は実施の形態1である直流高速度遮断器の構成全体の概略を示す縦断面図、図2は直流高速度遮断器の消弧装置を示す斜視図で、図2(a)は隔壁を表示した図、図2(b)は隔壁を非表示にした図である。図3(a)は図2に示す消弧装置部分の側面図、図3(b)は上面図を示す。図4は実施の形態1のアークランナを示し、図4(a)は固定側アークランナおよび可動側アークランナを示す斜視図で、図4(b)は中間ランナを示す斜視図である。
まず、実施の形態1に係る直流高速度遮断器について説明する。直流高速度遮断器(以下、遮断器と称す)は、電流通電時において、固定接点1を有する固定子2と固定子2に対して接離自在な可動接点3を有する可動子4が、投入アクチュエータ5により固定子2の方向へ移動し接触することで、上部導体6と下部導体7を介して電流を通電している。
電流遮断時において、事故電流が流れると、下部導体7に配置された検出器8が事故電流を検知することで動作し、可動子4を保持していたラッチ9を解除することで可動子4が固定子2から解離し、開極動作が行われる。
電流遮断時に開極動作が行われると、固定接点1と可動接点3の間でアークが発生する(以下、発弧と称す)。接点1,3間で発生したアークは、固定子2の近傍に配置されている固定側アークランナ10と可動子4の近傍に配置されている可動側アークランナ11に飛び移り転移される(以下、転流と称す)。その後固定側アークランナ10と可動側アークランナ11の間で発生しているアークの中央部分にて分割するために、各アークランナ10,11の中間に配置される中間ランナ12への転流が行われる。それより、固定側アークランナ10と可動側アークランナ11間にて発生していた1本のアークは中間ランナ12を介することで2本のアークへ分割される。
また、図2に示すように中間アークランナ12の上部には分割したアークの橋絡を防ぐための隔壁18を備えており、その隔壁18を中央として左右に消弧室14Aおよび消弧室14Bが配置されている。
分割されたアークは、固定側および可動側アークランナ10,11ならびに中間アークランナ12を流れる電流による電磁力と、発弧の際などに発生した導電性のホットガスの流れにより、それぞれのランナ10,11,12を接点1,3から離れる方向へ走行路ARにおいて走行し、薄板状の磁性体からなるグリッド13の近傍まで駆動される。
グリッド13は絶縁板スペーサ(図示せず)と交互に一方向(図1表示面の上方向)へ一定間隔を持って積層配置されことにより消弧室14A,14Bからなる消弧室14が構成され、グリッド13の近傍まで走行したアークは一定の所定間隔を持って一定の方向へ向けて配置された複数のグリッド13からなるグリッド群へ進入し分断されることでアーク電圧が上昇し、直流回路の電源電圧以上となることで限流遮断が行われる。
図4(a)に固定側および可動側アークランナの斜視図、図4(b)に中間ランナの斜視図を示す。固定側アークランナ10と可動側アークランナ11は中間ランナ12にてアークを分割した後にそれぞれの消弧室14A,14Bへアークを駆動させるため、消弧室14A,14Bの方向へ誘導できるように曲がった構造をしている。また、中間ランナ12も同様に、アークが転流するランナ下部のU字屈曲箇所15から、消弧室14A,14Bの方向へ誘導できるように曲がった構造をしている。
なお、図4(a)に対応する固定側および可動側アークランナの三面図を図9に示しており、図4(b)に対応する中間ランナの三面図を図10に示している。図9(a)は固定側および可動側アークランナ10,11の上面図、図9(b)は端面図、図9(c)は側面図である。図10(a)は中間ランナ12の上面図、図9(b)は端面図、図9(c)は側面図である。
図5は、発弧から遮断までのアークの動きを説明するための接点部分と各アークランナのみを示した図で、図5(a)は側面図、図5(b)は斜視図である。発弧したアーク16Aはランナ10,11に転流してアーク16Bの状態となり、中間ランナ12に転流することで固定側アークランナ10と中間ランナ12間のアーク16Cと、可動側アークランナ11と中間ランナ12間のアーク16Dに分割される。そして、前記したように電磁力とホットガスによりアーク16Cは固定側アークランナ10と中間ランナ12に沿って図3(b)に示す固定側消弧室14Aの方向(図5の17A方向)へ駆動し、その後固定側消弧室14Aにて消弧され、アーク16Dは図3(b)に示す可動側消弧室14B(図5の17B方向)へ駆動し、その後可動側消弧室14Bにて消弧される。
次に、前記構成の中間ランナ12の消弧機能に対する効果を説明する。図5に示すように発弧し転流したアークは、中間ランナ12のU字屈曲箇所15に転流しアーク16Cとアーク16Dに分割される。
ここで、中間ランナ12での分割後のアーク駆動において、それぞれのアーク16C,16Dをランナ12の上部に配置された各消弧室14A,14Bの方向へ駆動させるために、分割後のアークを上方向だけでなく左右へ駆動させる必要がある。
そのために、実施の形態1の中間ランナ12は、中間ランナ12の伸長方向が変化する箇所15に電流経路を制御するためのスリット19を付け加える構造としている。
図6は中間ランナのスリットによるアーク駆動への効果を示す中間ランナ12の正面図である。なお、説明と図の簡略化のため、図6は固定側アークランナ10と中間ランナ12間で発生するアーク16Cのみについて図示し説明しており、中間ランナ12上でアーク16Cが走行する表面部分のみを図示している。
転流し発弧したアーク16Bは、電流による電磁力と、発弧の際などに発生した導電性のホットガスの流れにより、図中黒矢印で示される電磁力により、図6表示面の上方向へ駆動し、中間ランナ12下部のU字屈曲箇所15にアークが転流し、アークが16C−1とアーク16D(図6表示面の奥反対側、図示せず)の2つに分割される。分割されたアーク16C−1は同様の力Fを受け続け、スリット19Aを飛び越えアーク16C−2の位置に達する。
ここで、前記しているように、分割後のアーク駆動において、それぞれのアークをランナ12の上部に配置された各消弧室14A,14Bの方向へ駆動させるために、分割後のアークを上方向だけでなく左右へ駆動させる必要がある。図6においては、分断後のアーク16C−1を消弧室14Aへ駆動させるため、図6表示面の左上方向へ駆動させる必要がある。
実施の形態1の中間ランナ12ではアーク電磁駆動力を高め分割後のアークを任意の方向に向けて駆動させるため、ランナの伸長方向が変化して曲がっている箇所にスリット19A,19Bを入れることで、中間ランナ12内部を流れる電流の経路を制御し、消弧室14A,14Bの方向(図6表示面の左上方向)へのアーク駆動力を発生させている。
16C−2までアークが駆動されたとき、中間ランナ12内部に流れる電流はスリット19Aの影響により図6の破線矢印21で示す経路となる。経路が変化したことにより、アーク16C−2が中間ランナ12内部に流れる電流による電磁力は図示されているように図6表示面における左方向となる。
アーク16−2は左方向の電磁力を受け続け、アーク16C−3の位置まで達する。16C−3まで達したアークは、次はスリット19Bにより図中破線で示される中間ランナ12内部の電流経路となり、アーク16C−3は上方向の電磁力を受け、消弧室14A方向に駆動される。
つまり、中間ランナ12の内部を流れる電流の経路がそれぞれのスリット19を迂回する経路となり、中間ランナ12の内部を流れる電流によるアークへの電磁力がランナ12の伸長方向と同じとなるため、消弧室14A,14Bへのアークの素早い駆動が可能となり、高い限流性能を得ることができる。
以上のように実施の形態1によれば、中間ランナ12を消弧装置14に設け、消弧室14を複数配置し、中間ランナ12にて分割されたアークを消弧する磁性グリッド13を一定の所定間隔で一方向に配置された消弧室14A、14Bとして構成して、これら複数の消弧室14A、14Bをアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けるよう水平方向で互いに平行して配設することで、アーク分割による消弧室14の小形化を実現できるとともに、中間ランナ12の構造にスリット19を追加することにより、中間ランナ12内部を流れる電流経路によるアークへ働く電磁力の方向とランナの伸長方向が同一とすることができ、アークを消弧室14の方向へ確実に駆動させることができ、素早いアーク駆動による高い限流性能を得ることができる。
また、消弧室14の下部において、固定側アークランナ10および可動側アークランナ11ならびに中間ランナ12のアーク走行部ARを水平方向に延在して配設することで、消弧室14の高さをギリギリまで低減できる。
以上に示す実施の形態1の通り、この出願では、中間ランナ12にてアークを分割し、複数の消弧室14A,14Bにて遮断を行う遮断器においても素早いアークの駆動が行える構造を得ることを目的としており、中間ランナ12にて分割したアークを消弧する磁性グリッド13が一定間隔で一方向に配置された複数の消弧室14A,14Bをアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けて、互いに平行して備えるとともに、中間ランナ12の伸長方向の変化箇所にスリット19A,19Bを付ける構造としたものである。
実施の形態2.
実施の形態2を図7に基づいて説明する。図7は実施の形態2に係るアークランナ構造を示す斜視図であり、実施の形態1で記載した中間ランナ12のランナ伸長方向変化箇所のスリット19A,19Bを、固定側アークランナ10と可動側アークランナ11にも付け加えたものである。固定側および可動側アークランナ10,11には、それぞれスリット19A,19Bがランナ伸長方向変化箇所に設けられている。
このような構造とすることで、中間ランナ12の電磁駆動力に加えて固定側および可動側のアークランナ10,11でもアークに働く電磁駆動力を増大させることができ、更なる限流性能の向上を行うことができる。
なお、図7に対応するスリット19A,19Bを設けた固定側および可動側アークランナ10,11の三面図を図11に示している。図11(a)は固定側および可動側アークランナ10,11の上面図、図11(b)は端面図、図11(c)は側面図である。
実施の形態3.
図8は実施の形態3に係る中間ランナ構造を示す斜視図であり、中間ランナ12のランナ伸長方向変化箇所にスリット22を設け、スリット22の間隙部分に絶縁物SRを充填したものである。中間ランナ12のスリット22は中間ランナ12の内部での電流経路を制御するために付け加えているものであるため、電流経路を制御できるならば図のように絶縁物SRを充填した構造でも構わない。また、絶縁物SRを充填することで、中間ランナ12のアーク走行箇所のエッジをなくすことができ、ホットガスの滞留の防止とエッジ部での再点弧などを防ぐことができる。絶縁物SRの材料は、耐熱性に優れたもの、あるいは難燃性のものなどが挙げられ、例えば不飽和ポリエステル樹脂またはポリアミド樹脂あるいはセラミックなどである。
なお、スリット22の間隙部分に絶縁物SRを充填した中間ランナ12の三面図を図12に示している。図12(a)は中間ランナ12の上面図、図12(b)は端面図、図12(c)は側面図である。
なお、この出願における技術思想としての開示事項は、その技術範囲内において、実施の形態を自由に組合せたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 固定接点、2 固定子、3 可動接点、4 可動子、5 投入アクチュエータ、6 上部導体、7 下部導体、8 検出器、9 ラッチ、10 固定側アークランナ、11 可動側アークランナ、12 中間ランナ、13 グリッド、14 消弧室、14A 可動側消弧室、14B 固定側消弧室、15 中間ランナ転流部U字屈曲箇所、16 アーク、16A 発弧時アーク、16B 転流時アーク、16C 固定側アークランナと中間ランナ間のアーク、16D 可動側アークランナと中間ランナ間のアーク、17 中間ランナ分割後のアーク駆動方向、18 隔壁、19,19A,19B スリット、20 アークに働く電磁駆動力の方向、21 中間ランナ内部を流れる電流経路、22 スリット。

Claims (5)

  1. 固定接点を有する固定子と、前記固定接点に対して接離自在な可動接点を有する可動子と、接点開極時に発生するアークを消弧室に駆動させるために前記固定接点からアークを転移される固定側アークランナと、前記可動接点からアークを転移される可動側アークランナと、前記固定側アークランナと前記可動側アークランナとに対向して設けられアークを複数に分割するための中間ランナとを備え、前記中間ランナにて分割したアークを消弧する磁性グリッドが所定間隔で一方向に向けて配置された複数の消弧室を設けるとともに、複数の前記消弧室はアークの伸張方向を直流高速度遮断器の上方に向けるよう互いに平行して配設されることを特徴とする直流高速度遮断器の消弧装置。
  2. 前記中間ランナは前記中間ランナの伸長方向変化箇所にスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の直流高速度遮断器の消弧装置。
  3. 前記固定側アークランナと前記可動側アークランナのアークランナ伸長方向変化箇所にスリットを有することを特徴とする請求項2に記載の直流高速度遮断器の消弧装置。
  4. 前記スリット部分に絶縁物が充填されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の直流高速度遮断器の消弧装置。
  5. 消弧室の下部において、前記固定側アークランナおよび前記可動側アークランナならびに前記中間ランナのアーク走行部を水平方向に延在して設けたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の直流高速度遮断器の消弧装置。
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