JP2019200295A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストの上昇を抑え、塵埃の内部への進入を低減した光走査装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】レーザ光を出射する光源1と、前記レーザ光を偏向する偏向器4と、前記偏向器4を収容する枠体8、11と、を有する光走査装置であって、前記枠体8、11は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部12と前記レーザ透過部12に隣接する隣接部15aとを有し、前記レーザ透過部12と前記隣接部15aとは、樹脂で一体成形されているレーザ透過部12を樹脂で形成した。【選択図】図3
Description
本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置およびそれらに用いられる光走査装置に関する。
従来のレーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる光走査装置は、画像信号に応じて光源から出射したレーザ光を光変調し、光変調されたレーザ光を例えば回転多面鏡からなる偏向器で偏向走査する。この光走査装置を構成する回転多面鏡や走査レンズなどの光学部品は筐体の内部に収容され、筐体を蓋によって閉塞する構成になっている。筐体あるいは蓋には、回転多面鏡で偏向走査されたレーザ光を筐体内部から外部へ通過させるための開口と、この開口を閉塞する透明部材とを備える。
この透明部材を両面テープにより蓋と固定する提案がなされている(特許文献1参照)。また、透明部材と蓋の間に加熱硬化型のシール材を介して加熱密着させる提案がなされている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1や2では以下のような課題があった。
透明部材と両面テープやシール材などの蓋への固定部材が必要で、固定のための設備や組立工数などの、費用が増加する。
また、蓋の反りや凹凸形状などの表面性により、透明部材と蓋の当接部に隙間が生じる可能性があり、そこから塵埃が内部に入り画像に影響が出る可能性がある。
このため、コストの上昇を抑え、塵埃の内部への進入を低減した光走査装置及び画像形成装置が求められていた。
そこで、本発明は、
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、樹脂で一体成形されている光走査装置を提供するものである。
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、樹脂で一体成形されている光走査装置を提供するものである。
また、本発明は、
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、同じ樹脂を含む光走査装置を提供するものである。
さらに、本発明は、画像形成装置を提供するものである。
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、同じ樹脂を含む光走査装置を提供するものである。
さらに、本発明は、画像形成装置を提供するものである。
これらにより、コストの上昇を抑え、塵埃の内部への進入を低減した光走査装置及び画像形成装置を提供することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本実施例に係る光走査装置を備えた画像形成装置について説明する。なお、以下の説明では、まず本実施例に係る光走査装置を備えた画像形成装置を例示して説明し、次いで光走査装置について詳しく説明する。
図1は本実施形に係る光走査装置101を搭載した画像形成装置を示す模式断面図である。本実施例に係る画像形成装置110は、光走査装置101を具備し、光走査装置101により感光ドラムなどの像担持体を走査し、この走査された画像に基づいて記録紙等の記録材に画像形成を行う画像形成手段を備える画像形成装置である。ここでは、画像形成装置としてレーザプリンタを例示して説明する。
図1に示すように、画像形成装置(プリンタ)110は、得られた画像情報に基づいたレーザ光を、露光手段としての光走査装置101から出射し、プロセスカートリッジ102に内蔵された像担持体としての電子写真感光体103上の表面に照射する。電子写真感光体103上の表面には潜像が形成され、プロセスカートリッジ102によって表面上のこの潜像が現像剤としてのトナーによりトナー像として顕像化される。なお、プロセスカートリッジ102は、電子写真感光体103と、電子写真感光体103に作用するプロセス手段としての帯電手段や現像手段等を一体的に有するものである。
一方、記録材積載板104上に積載された記録材Pは、給送ローラ105によって1枚ずつ分離されながら給送され、次に中間ローラ106によってさらに下流側に搬送される。搬送された記録材P上には、電子写真感光体103上に形成されたトナー像が転写ローラ107によって転写される。記録材Pはさらに下流側に搬送され、定着器108によりトナー像が加熱・加圧され記録材Pに定着される。その後、記録材Pは、排出ローラ109によって画像形成装置の外に排出される。
なお、本実施例では電子写真感光体103に作用するプロセス手段とし帯電手段及び現像手段をプロセスカートリッジ102中に電子写真感光体103と一体的に有することとしたが、各プロセス手段を電子写真感光体103と別体に構成することとしてもよい。
次に光走査装置101の詳細について図2、図3にて説明する。図2、図3に光走査装置の内部構成図で、図2は蓋の組付け前の状態の斜視図、図3は蓋の組付け後の斜視図である。
符号1は光源である半導体レーザとレーザ光を集光するコリメータレンズおよび半導体レーザを発光制御する回路基板からなる光源装置である。符号2はシリンドリカルレンズ、符号3はレーザ光を所定の形状に整形するアパーチャ(絞り)になる。符号4は回転多面鏡で、符号5は回転多面鏡4を回転駆動させる駆動構成である。本明細書では、回転多面鏡4と駆動構成5とで偏向器45を構成している。符号6は結像レンズ、符号7はレーザ光、符号8は、枠体の一部である筐体、符号9は筐体8に形成されるレーザ光7のレーザ開口部、符号10は筐体8に形成される突起部である。さらに、符号11は枠体の一部である蓋、符号12はレーザ透過部、符号13は蓋11に形成される係合部である。
本実施例では、筐体8と蓋11とで光走査装置の枠体を構成しているが、これに限定されず、他の部材を含めて枠体を構成していてもよい。また、蓋11は、レーザ透過部12とレーザ透過部と隣接する隣接部15a〜15dとを有している。このレーザ透過部12と隣接部15a〜15dとは、同じ樹脂で一体成形された構造体である。そのため、レーザ透過部12と隣接部15との境界に隙間がなく一連の面になっている。なお、隣接部15はレーザ光を遮光するように遮光部材等を張り付けている。従来は、透明部材を蓋に張り付けていたため、その隙間から塵埃が入り込む可能性があった。しかし、本件では、レーザ透過部12の下の隣接部15a、右の隣接部15b、上の隣接部15c、左の隣接部15dのすべてが一体成形されているため、レーザ透過部の周りに隙間が形成されないため塵埃が入り込むことがない。
上記構成における調整・組立方法を説明する。
上記構成における調整・組立方法を説明する。
光源装置1は回路基板が光源である半導体レーザと接続され、コリメータレンズの光学調整が完了した状態で筐体8に取り付けられ、シリンドリカルレンズ2は筐体8上に仮配置される。アパーチャ3は筐体8に一定的に形成される。回転多面鏡4を搭載する偏向器45と結像レンズ6は、筐体8上の所定位置に位置決めされ、ねじや固定具などにより固定される。また、シリンドリカルレンズ2を光源装置1から出射されるレーザ光の光軸方向に移動させレーザ光の焦点位置を調整し、接着などで固定される。
以上により、光走査装置8の光学調整が完了し、蓋11のレーザ透過部12が筐体8のレーザ開口部9を閉塞する位置にて、蓋11の係合部13が筐体8の突起部10に係止され、光走査装置101が完成する。蓋11の係合部13は、第1係合部と第2係合部があり、レーザ透過部12を有する側で、レーザ透過部12を挟むように配置されている。つまり、枠体である筐体8と蓋11との中に偏向器45、シリンドリカルレンズ2、アパーチャ3、結像レンズ6が収容されている。
次に光走査装置101の基本的な動作を説明する。光源装置1から発生されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ2とアパーチャ3とを透過し偏向器45の回転多面鏡4に照射し偏向走査される。偏向走査されたレーザ光は、結像レンズ6と蓋11のレーザ透過部12を透過して電子写真感光体103表面に結像される。電子写真感光体103に結像されるレーザ光7は回転多面鏡4の回転により主走査方向に走査される。それと同時に、レーザ光は、電子写真感光体103の回転によって副走査方向(電子写真感光体103の回転方向)に走査される。この走査により電子写真感光体103上に静電潜像が形成される。
また、偏向器5によって偏向走査されたレーザ光の一部は走査開始信号検出器に入射し、走査開始信号検出器の出力信号によって光源装置1の書き込み変調が開始する。
次に、枠体の一部である蓋11について図4(A)と(B)にて詳細を説明する。図4(A)は蓋11の斜視図で、図4(B)は図4(A)のA−A断面図である。図4(B)において、符号14は遮光面である。枠体の一部である蓋11は、例えば透明なアクリル樹脂などのレーザ光の波長での透過率が高い樹脂材で成形される。透明な樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネートがある。ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネートは、アクリルよりも光透過度は落ちるものの耐衝撃性は大きいため、強度が求められる場合に選択される。アクリルに対して、ポリエチレンテレフタレートで4倍程度、ポリカーボネートで50倍程度の耐衝撃性がある。
そして、図4(B)の点線で示す遮光面14は、レーザ透過部12を除く壁面をレーザ光が透過し外部へ照射しないよう内面側を塗装して形成している。本実施例の枠体の一部である蓋は、レーザ光を透過するレーザ透過部12とレーザ光を遮光するレーザ遮光部15、16とを有する。レーザ遮光部は、レーザ透過部に隣接する隣接部15を含む。そして、レーザ透過部12と隣接部15とは、樹脂の一体成形で形成されているため、レーザ透過部12と隣接部15との境界は一連の同じ樹脂を含み形成されている。このため、レーザ透過部12と隣接部15との境界には、塵埃が通過できる隙間ない。
なお、本実施例1のレーザ遮光部16は、蓋11の内面側の塗装する構成としたが、外面側を塗装する構成や、内面か外面の少なくとも一方を粗面化する構成、あるいは塗装の代わりに別の遮光部材を配置する構成でもよい。
本実施例において、枠体の一部である蓋をレーザ光が透過可能な透明な樹脂で成形している。そして、レーザ光が透過してほしくない部分を遮光処理することにより、光走査装置の内部に塵埃が侵入する隙間を形成しない。そのため、新たな防塵部材を必要としないので、安価に塵埃による画像への影響を低減できる。
次に、実施例2の光走査装置201について説明する。本実施例の説明では実施例1と重複する構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
図5は光走査装置201の画像形成装置への搭載の説明図である。符号203は枠体の一部である筐体、符号204は光源を含む光源装置、符号205は光走査装置を支持する支持板である。また、符号31は筐体203に形成される保持部であるリブ、符号41は光源装置204に形成される保持部に保持されるフランジ、符号51は紫外線硬化型の接着剤である。
光走査装置201は、蓋202と光源装置204が組付けられていない状態で画像形成装置に構成される支持板205上に固定手段にて固定される。光源装置204は矢印Bの方向に筐体203に挿入され、筐体203のリブ31と光源装置204のフランジ41の両方に跨るように紫外線硬化型接着剤51が塗布される。その後に蓋202が筐体203に組付けられ一体化される。
次に、図6と図7にて、光源装置204の位置調整を説明する。図6は蓋202が組付けられた状態の斜視図で、図7は光源装置204の調整を説明する内部斜視図である。
図6において、符号21は蓋202に形成される開口部、符号22は集光部である集光レンズ部である。符号206はクランプ治具である。蓋202は例えば透明なアクリル樹脂などでレーザ光および紫外線光の波長での透過率が高い樹脂材で、一体的に成形される。蓋202の詳細は後述する図8(A)と(B)にて説明する。
クランプ治具206は蓋202の開口部21から侵入し光源装置204を把持する。次に図7に示すように、クランプ治具206は駆動制御部により、光源装置204を矢印xと矢印y方向に移動させ、電子写真感光体103に相当する面上でのレーザ光7の照射位置(矢印x方向,y方向)を調整する。
次に、レーザ光7の照射位置調整が完了した後の、光源装置204の接着固定について説明する。図8(A)は蓋202の外観図で、図8(B)はC−C断面図である。図9は光源装置204の筐体203への接着剤を介在させる接着固定の説明図である。符号61は紫外線照射ヘッド、符号62は紫外線である。
紫外線照射ヘッド61から枠体内部のリブ31とフランジ41に塗布された紫外線硬化型接着剤51に向けて紫外線62が照射される。紫外線62は蓋202の集光部22であるレンズ部により集光され、紫外線硬化型接着剤51に照射される。紫外線を照射された紫外線硬化型接着剤は硬化し、枠体の一部である筐体の保持部であるリブと光源を含む光源装置のフランジとを接着剤を介在させ接着固定している。
なお、本実施例2では、紫外線を蓋202に形成したレンズ形状で集光したが、フレネル形状などで形成してもよい。また、筐体内部に構成される他の部品を同様に接着固定してもよい。
このように、本実施例においては、蓋が組付けられた光走査装置を画像形成装置に固定した状態で、光源装置の位置決めおよび固定を行うことが可能である。これにより、光源装置の位置決め後に蓋の組立作業は発生しないので、蓋の組付作業が電子写真感光体上のレーザ光の照射位置精度に影響を与えることはない。また、光走査装置と画像形成装置との組付け位置の誤差を排除できるので、電子写真感光体上のレーザ光の照射位置を高精度にできる。したがって、画像品質の高い画像形成装置が実現できる。
また、蓋に形成したレンズ形状の集光部により紫外線を集光させるので、紫外線光量や接着時間の低減が可能となり、組立工数の少ない安価な画像形成装置が実現できる。
次に、実施例3の光走査装置301について説明する。本実施例の説明では実施例1と重複する構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
図10(A)は光走査装置301の内部詳細図で、図10(B)は図10(A)のD−D断面図である。
符号302は枠体の一部である筐体、符号303は枠体の一部である蓋、符号71は筐体302に形成されるレーザ透過部、符号72は筐体302に形成される紫外線透過部、符号81はミラーである。
光源装置1から出射されたレーザ光7は、回転多面鏡4で偏向走査され、結像レンズ6を透過し、ミラー81により反射され筐体302のレーザ透過部71を透過して、電子写真感光体103へ照射される。
図11は結像レンズ6の接着固定の説明図である。符号73は紫外線硬化型の接着剤である。筐体302の結像レンズ6との固定部にはあらかじめ接着剤73が塗布され、結像レンズ6が所定位置に配置される。紫外線照射ヘッド61は結像レンズ6の上方と筐体302の紫外線透過部72の下方にそれぞれ配置され、接着剤73の上下の2方向から紫外線が照射され、接着剤が硬化することにより結像レンズ6は筐体302に固定される。その後に蓋303が筐体302に組付けられ一体化される。
枠体の一部である筐体302は、透明なアクリル樹脂などのレーザ光や紫外線に対して透過率が高い樹脂材で、一体的に成形される。また、筐体302のレーザ透過部71と紫外線透過部72以外の部分は、塗装や粗面化あるいは別部材を配置することによりレーザ光や紫外線の進入や外部への照射がないように構成される。
実施例1、実施例2の蓋と同様に、筐体をレーザ光が透過可能な透明な樹脂で構成することにより、レーザ光の透過のための開口が不要で光走査装置の防塵性能を向上することができる。
さらに、紫外線が透過しない材質の筐体では、紫外線を筐体の外側から照射することができず筐体の内部である光学部品側からの照射する必要がある。しかし、本実施例では紫外線を筐体の外側から筐体を透過させて照射することが可能である。
これにより、紫外線の光量や硬化接着時間の低減が可能になる。また、接着剤の未硬化を防止することが可能である。これらにより組立工数の少ない安価で信頼性の高い光走査装置が実現できる。
8、203、302 筐体
11、202 蓋
12、71 レーザ透過部
22 集光部
72 紫外線透過部
11、202 蓋
12、71 レーザ透過部
22 集光部
72 紫外線透過部
Claims (10)
- レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、樹脂で一体成形されていることを特徴とする光走査装置。 - レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向する偏向器と、
前記偏向器を収容する枠体と、を有する光走査装置であって、
前記枠体は、前記レーザ光を前記光走査装置の外に出射するために前記レーザ光を透過させるレーザ透過部と前記レーザ透過部に隣接する隣接部とを有し、
前記レーザ透過部と前記隣接部とは、同じ樹脂を含むことを特徴とする光走査装置。 - 前記枠体は、紫外線が透過可能な紫外線透過部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
- 前記枠体は、前記枠体の内部に紫外線を集光する集光部を有することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
- 前記レーザ透過部でない前記枠体の部分は、レーザ光を遮光することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記枠体は、第1枠体と第2枠体とから構成され、
前記第1枠体が前記透過部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光走査装置。 - 前記枠体は、前記光源を有する光源装置を保持する保持部を有し、
前記集光部は、前記光源装置と前記保持部との間に介在する接着剤に向けて前記紫外線を集光することを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。 - 前記第1枠体には、透過部と同じ面側に、前記第2枠体と係合する第1係合部と第2係合部とを前記透過部を挟むように設けていることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
- 前記樹脂は、アクリル樹脂であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 請求項1から9のいずれか光走査装置と、
光走査装置から出射されたレーザ光が照射され、表面に潜像を形成する像担持体と、を有し、
前記潜像を現像し、現像された画像を記録材に転写することにより記録材に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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