JP2019199393A - 化学強化ガラスの製造方法および化学強化ガラス - Google Patents
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Abstract
Description
1.厚さ0.20mm以下のアルカリイオンを含むガラス板を準備する工程と、
前記ガラス板を化学エッチング、または、短パルスレーザによって切断するガラス板切断工程と、
前記アルカリイオンと、前記アルカリイオンのイオン半径よりも大きい他のアルカリイオンとをイオン交換するイオン交換工程と、
前記ガラス板を酸処理する工程と、
前記酸処理の後に前記ガラス板をアルカリ処理する工程と、を含む
化学強化ガラスの製造方法。
2.前記イオン交換をする工程は、露点温度が20℃以上の雰囲気中で実施する、前記1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
3.前記ガラス板切断工程における前記化学エッチングは、フッ酸を含む水溶液を用いて、切断箇所に接触させることで実施する、前記1または2に記載の化学強化ガラスの製造方法。
4.前記ガラス板切断工程と前記イオン交換工程との間に、前記ガラス板の切断面のみを化学エッチングする、端面エッチング工程を含む、前記1〜3のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
5.前記ガラス板は、ナトリウムを含み、
前記イオン交換工程では、硝酸カリウムと、K2CO3、Na2CO3、KHCO3、NaHCO3、K3PO4、Na3PO4、K2SO4、Na2SO4、KOH及びNaOHからなる群より選ばれる少なくとも一種の塩と、を含む無機塩組成物に接触させることによって、ガラス中のNaと前記無機塩組成物中のKとをイオン交換する工程を含む、前記1〜4のいずれか1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
6.第1主面、前記第1主面に対向する第2主面、及び、前記第1主面と前記第2主面とを接続する端面を有し、前記第1主面、前記第2主面、および端面に圧縮応力層が形成される化学強化ガラスであって、
厚さtが0.04mm〜0.20mmであり、下記の曲げ試験方法を行った場合に、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方の主面または端面を起点とするクラックが形成されることなく、曲げ半径Rとガラス厚さtがR/t<50の関係式を満たす化学強化ガラス。
(曲げ試験方法)
第1の支持盤と第2の支持盤は、前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面とが互いに対向するように平行に配置され、前記第1の支持盤と前記第2の支持盤とにそれぞれ前記化学強化ガラスの端部を支持させ、前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面との間隔が下記式(1)で求められる間隔D[mm]となるように維持した状態で、前記第1の支持盤に対する前記第2の支持盤の位置を、前記第1の支持盤の支持面及び前記第2の支持盤の支持面に平行でかつ前記化学強化ガラスの湾曲方向を変えない方向へ100mm往復移動させ、前記第1の支持盤と前記第2の支持盤との間で湾曲させる前記化学強化ガラスにクラックが形成されるか否かを調べる曲げ試験方法を行う。曲げ半径R、およびR/tは、それぞれ下記式(2)、(3)で求められる。
D=(A×E×t/σ)+t (1)
R=D/2 (2)
R/t=1/2(A×E/σ+1) (3)
D;前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面との間隔(単位[mm])
A=1.198
E;前記化学強化ガラスのヤング率(単位[MPa])
t;前記化学強化ガラスの厚さ(単位[mm])
σ;曲げ応力(単位[MPa])
7.前記曲げ半径Rが5mm以下である前記6に記載の化学強化ガラス。
8.前記第1主面及び前記第2主面の表面圧縮応力値(CS)が800MPa以上、1400MPa以下である前記6または7に記載の化学強化ガラス。
9.下記式(4)の条件で前記曲げ試験方法を行い、前記化学強化ガラスにクラックが発生したときの曲げ応力σを、化学強化ガラスの破壊応力σ’とし、前記破壊応力σ’と前記表面圧縮応力値(CS)とが下記の関係式(5)を満たす前記6〜8のいずれか1に記載の化学強化ガラス。
σ=(A×E×t)/(D−t) (4)
σ’−CS>−50 (5)
10.前記第1主面及び前記第2主面の圧縮応力層の深さが4〜30μmである前記6〜9のいずれか1に記載の化学強化ガラス。
11.内部引張応力が400MPa以下である前記6〜10のいずれか1に記載の化学強化ガラス。
ガラス板を化学エッチング、または、短パルスレーザによって切断するガラス板切断工程と、
アルカリイオンと、該アルカリイオンのイオン半径よりも大きい他のアルカリイオンとをイオン交換するイオン交換工程と、
ガラス板を酸処理する工程と、
酸処理の後にガラス板をアルカリ処理する工程と、を含む。
以下、各工程について説明する。
(ガラス板組成)
本発明の実施形態で使用されるガラス板はアルカリイオンを含んでいればよく、成形、化学強化処理による強化が可能な組成を有すれば、種々の組成のものを使用できる。中でもナトリウムを含むものが好ましく、例えば、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、ボロシリケートガラス、鉛ガラス、アルカリバリウムガラス、アルミノボロシリケートガラス等が挙げられる。
(1)SiO2を50〜80%、Al2O3を2〜25%、Li2Oを0〜10%、Na2Oを0〜18%、K2Oを0〜10%、MgOを0〜15%、CaOを0〜5%およびZrO2を0〜5%を含むガラス
(2)SiO2を50〜74%、Al2O3を1〜10%、Na2Oを6〜14%、K2Oを3〜11%、MgOを2〜15%、CaOを0〜6%およびZrO2を0〜5%含有し、SiO2およびAl2O3の含有量の合計が75%以下、Na2OおよびK2Oの含有量の合計が12〜25%、MgOおよびCaOの含有量の合計が7〜15%であるガラス
(3)SiO2を68〜80%、Al2O3を4〜10%、Na2Oを5〜15%、K2Oを0〜1%、MgOを4〜15%およびZrO2を0〜1%含有するガラス
(4)SiO2を67〜75%、Al2O3を0〜4%、Na2Oを7〜15%、K2Oを1〜9%、MgOを6〜14%およびZrO2を0〜1.5%含有し、SiO2およびAl2O3の含有量の合計が71〜75%、Na2OおよびK2Oの含有量の合計が12〜20%であり、CaOを含有する場合その含有量が1%未満であるガラス
(5)SiO2を65〜75%、Al2O3を0.1〜5%、MgOを1〜6%、CaOを1〜15%含有し、Na2O+K2Oが10〜18%であるガラス
(6)SiO2を60〜72%、Al2O3を1〜10%、MgOを5〜12%、CaOを0.1〜5%、Na2Oを13〜19%、K2Oを0〜5%含有し、RO/(RO+R2O)が0.20以上、0.42以下(式中、ROとはアルカリ土類金属酸化物、R2Oはアルカリ金属酸化物を示す。)であるガラス
(7)SiO2を55.5〜80%、Al2O3を12〜20%、Na2Oを8〜25%、P2O5を2.5%以上、アルカリ土類金属RO(ROはMgO+CaO+SrO+BaOである)を1%以上含有するガラス
(8)SiO2を57〜76.5%、Al2O3を12〜18%、Na2Oを8〜25%、P2O5を2.5〜10%、アルカリ土類金属ROを1%以上含有するガラス
(9)SiO2を56〜72%、Al2O3を8〜20%、B2O3を3〜20%、Na2Oを8〜25%、K2Oを0〜5%、MgOを0〜15%、CaOを0〜15%、SrO2を0〜15%、BaOを0〜15%およびZrO2を0〜8%含有するガラス
ガラス板切断工程は、ガラス板を化学エッチング、または、短パルスレーザによって切断する工程を含む。図1は、ガラス板を化学エッチングにより切断するエッチング準備工程を示す模式図である。ガラス板切断工程としては、ガラス板150の表面にレジスト材料を塗布してレジストパターン250を形成するまでのエッチング準備工程を含み(図1)、このレジストパターン250をマスクとして、エッチャントによって露出したガラス板150をエッチングする、エッチング切断工程を含む。
イオン交換工程は、アルカリイオンを含むガラス板におけるアルカリイオンと、該アルカリイオンのイオン半径よりも大きい他のアルカリイオンとをイオン交換する工程である。このイオン交換工程によって、化学強化ガラス表面に、イオン交換された圧縮応力層が形成される。
溶融塩は、例えば、無機塩組成物が硝酸カリウムと融剤を含む溶融塩である場合、硝酸カリウム溶融塩を調製し、次いで該硝酸カリウム溶融塩へ融剤を添加して得られる。また、別の方法として、硝酸カリウムと融剤を混合し、次いで該硝酸カリウムと融剤との混合塩を溶融して得られる。
次に、調製した溶融塩を用いて化学強化処理を行う。化学強化処理は、ガラスを溶融塩に浸漬し、ガラス中のアルカリイオン(Liイオン及び/またはNaイオン)を、溶融塩中のイオン半径の大きい他のアルカリイオン(Naイオン及び/またはKイオン)とイオン交換(置換)する。このイオン交換によってガラス表面の組成を変化させ、ガラス表面が高密度化した圧縮応力層20を形成できる[図4(a)〜(b)]。このガラス表面の高密度化によって圧縮応力が発生し、ガラス板を強化できる。
{(炭酸アニオン濃度)+(炭酸水素アニオン濃度)}(mol%)={(無機塩組成物中の炭酸アニオン量)+(無機塩組成物中の炭酸水素アニオン量)}(mol)/(無機塩組成物中の全アニオン量)(mol)×100
本発明に係る製造方法では、イオン交換する工程と後述のアルカリ処理する工程との間にガラス板を洗浄する工程をさらに含むことが好ましい。洗浄する工程では工水、イオン交換水等を用いてガラスの洗浄を行う。工水は必要に応じて処理したものを用いる。中でもイオン交換水が好ましい。
ガラス板を酸処理する工程(酸処理工程)とは、酸性の溶液中に、化学強化ガラスを浸漬させて行い、これにより化学強化ガラス表面のNa及び/又はKをHに置換できる。すなわち、ガラス表面には圧縮応力層の表層が変質した、具体的には低密度化された、低密度層をさらに有する。具体的には、図4(c)に示されるように、低密度層10が化学強化ガラスの圧縮応力層20上に形成され、この低密度層は、図4(d)に示されるように、後述のアルカリ処理工程により除去される。
本発明の製造方法では、酸処理する工程を経た後、アルカリ処理する工程(アルカリ処理工程)をさらに行う。酸処理工程の後、アルカリ処理工程の前に、先述した「洗浄する工程」と同様のガラス板を洗浄する工程を経ることが好ましい。
本発明に係る化学強化ガラスの製造方法によれば、厚さtが0.20mm以下で、曲げ半径Rが5.0mm以下であり、表面圧縮応力値(CS)が800MPa以上である化学強化ガラスが得られる。また、曲げ半径Rは、4.8mm以下が好ましく、4.5mm以下がより好ましく、4.0mm以下がさらに好ましく、3.0mm以下がとくに好ましいく、2.5mm以下が最も好ましい。R/tは、50以下が好ましく、48以下がより好ましく、45以下がさらに好ましく、40以下がとくに好ましく、35以下が最も好ましい。また、CSは、800MPa以上が好ましく、850MPa以上がより好ましく、900MPa以上がさらに好ましい。また、圧縮応力層の深さ(DOL)は、4μm〜30μmの範囲にあればよく、内部引張応力(CT)は400MPa以下が好ましい。
(曲げ試験方法)
第1の支持盤と第2の支持盤は、第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面とが互いに対向するように平行に配置され、第1の支持盤と第2の支持盤とにそれぞれ化学強化ガラスの端部を支持させ、第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔が下記式(1)で求められる間隔D[mm]となるように維持する。この状態で、第1の支持盤に対する第2の支持盤の位置を、第1の支持盤の支持面及び第2の支持盤の支持面に平行でかつ前記化学強化ガラスの湾曲方向を変えない方向へ100mm往復移動させ、第1の支持盤と第2の支持盤との間で湾曲させる化学強化ガラスにクラックが形成されるか否かを調べる曲げ試験方法である。なお、曲げ半径R、およびR/tは、それぞれ下記式(2)、(3)で求められる。
D=(A×E×t/σ)+t (1)
R=D/2 (2)
R/t=1/2(A×E/σ+1) (3)
D;第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔(単位[mm])
A=1.198
E;化学強化ガラスのヤング率(単位[MPa])
t;化学強化ガラスの厚さ(単位[mm])
σ;曲げ応力(単位[MPa])
σ=(A×E×t)/(D−t) (4)
D;第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔(単位[mm])
A=1.198
E;化学強化ガラスのヤング率(単位[MPa])
t;化学強化ガラスの厚さ(単位[mm])
σ;曲げ応力(単位[MPa])
式(4)から明らかなように、間隔D(D>2×t)が狭くなるほど、破壊応力σ’が大きくなる。
σ’−CS>−50 (5)
本実施形態の化学強化ガラスの厚さtは、0.04mm〜0.20mmである。当該ガラスの厚さtが0.04mm以上であると、後述する内部引張応力(CT)の値が過度に大きくならないようにガラスの主面に圧縮応力層を設けることができる。また、当該ガラスの厚さtが0.20mm以下であると、ガラスに高い可撓性(フレキシブル性)を持たせることができる。当該ガラスの厚さtは、好ましくは0.04mm以上であり、より好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.06mm以上である。また、当該ガラスの厚さtは、好ましくは0.20mm以下であり、より好ましくは0.19mm以下であり、特に好ましくは0.18mm以下である。ここで、当該ガラスの厚さtは、マイクロメーターにより測定できる。
化学強化ガラスの圧縮応力層の圧縮応力値および圧縮応力層の深さは、EPMA(electron probe micro analyzer)または表面応力計(例えば、折原製作所製FSM−6000)等を用いて測定できる。
アルカリ処理後のガラス表面(低密度層)の除去量(厚さ)は、薬液処理前後の重量を分析用電子天秤により測定し、次の式を用いて厚さ換算して求めることができる。
(片面あたりの除去量厚さ)=[(処理前重量)−(処理後重量)]/(ガラス比重)/処理面積/2
このとき、ガラス比重を2.46(g/cm3)として計算する。
ガラスの表面圧縮応力値(CS、単位はMPa)および圧縮応力層の深さ(DOL、単位はμm)は折原製作所社製表面応力計(FSM−6000)を用いて測定した。
ガラスの除去量厚さは、薬液処理前後の重量を分析用電子天秤(HR−202i;AND製)により測定し、次の式を用いて厚さ換算することにより求めた。
(片面あたりの除去量厚さ)=[(処理前重量)−(処理後重量)]/(ガラス比重)/処理面積/2
このとき、ガラス比重を2.46(g/cm3)として計算した。
<曲げ強度の測定>
得られた化学強化ガラスについて、図6に示される曲げ試験装置を用いて下記の曲げ試験方法を行い、曲げ強度を測定した。その結果を表1に示す。
(曲げ試験方法)
互いに平行に配置される第1の支持盤と第2の支持盤のそれぞれに、化学強化ガラスの端部を支持させ、第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔を維持した状態とする。そして、第1の支持盤に対する第2の支持盤の位置を、第1の支持盤の支持面及び第2の支持盤の支持面に平行でかつ前記化学強化ガラスの湾曲方向を変えない方向へ100mm往復移動させる。このとき、第1の支持盤と第2の支持盤との間で湾曲させる化学強化ガラスにクラックが発生するか否かを調べる。そこで、クラックが発生しなかった場合、間隔を0.5mm狭めた後、第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔を維持した状態で、第1の支持盤に対する第2の支持盤の位置を、第1の支持盤の支持面及び第2の支持盤の支持面に平行でかつ化学強化ガラスの湾曲方向を変えない方向へ100mm往復移動させ、第1の支持盤と第2の支持盤との間で湾曲させる化学強化ガラスにクラックが発生するか否かを繰り返し調べる曲げ試験方法である。下記式(4)の条件で曲げ試験方法を行い、化学強化ガラスにクラックが発生したときの曲げ応力σを、化学強化ガラスの破壊応力σ’とする。
σ=(A×E×t)/(D−t) (4)
D;第1の支持盤の支持面と第2の支持盤の支持面との間隔(単位[mm])
A=1.198
E;化学強化ガラスのヤング率(単位[MPa])
t;化学強化ガラスの厚さ(単位[mm])
σ;曲げ応力(単位[MPa])
上記方法にて、18枚の化学強化ガラスの破壊強度σ’を求め、破壊応力σ’の平均値(平均破壊応力)、および破壊応力σ’とCSの差(σ’−CS)の値を算出した。その結果を表1に示す。なお、表1中のCSおよびDOLは、18枚中の1枚を抽出して測定した結果を記載した。
前記図6で説明した方法によりガラスの曲げ半径R=(D/2)(mm)を求めた。また、曲げ半径Rとガラスの厚さtより、R/tを求めた。
曲げ試験を実施したサンプルのうち、端面を起点として破壊したサンプル数をNE、第一または第二の面を起点として破壊したサンプル数をNFとしたとき、NE/(NE+NF)×100[%]を算出した。
(ガラス板を準備する工程)
300mm×210mm×厚さ0.4mmのガラス板Aを準備した。
ガラス板Aは、以下のガラス組成を有する(酸化物基準のモル%表示)。
SiO2 64.45%、Al2O3 10.5%、Na2O 16%、K2O 0.6%、MgO 8.3%、ZrO2 0.15%、TiO2 0.04%
このガラス板を、エッチャントによって化学エッチングし、厚さ0.10mmとした。エッチャントは、水を溶媒として、フッ酸3.5質量%のほか、塩酸18.5質量%加えたものである。
厚さ0.10mmとしたガラス板Aを化学エッチングにより切断した。このとき、ガラス板Aの表面にレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、エッチャントによってガラス板をエッチングし、切断した。このときのエッチャントは、水を溶媒として、フッ酸3.5質量%のほか、塩酸18.5質量%加えたものである。このガラス板切断工程により、ガラス板Aのサイズは、120mm×60mm×厚さ0.10mmとした。
ステンレススチール(SUS)製のポットに硝酸カリウム35.1kg、炭酸カリウム4.3kg、硝酸ナトリウム591gを加え、マントルヒーターで430℃まで加熱して炭酸カリウム8mol%、ナトリウム4000重量ppmの溶融塩を調製した。溶融塩の界面近傍の雰囲気中に70℃に加熱した水中に導入した空気40L/minを流すことにより、溶融塩中に水蒸気を含ませた。
6.0重量%の硝酸[硝酸1.38(関東化学社製)をイオン交換水で希釈]をビーカーに用意し、ウォーターバスを用いて40℃に温度調整を行った。イオン交換工程を経たガラスを、調製した硝酸中に120秒間浸漬させ、酸処理を行った。その後、該ガラスは水洗いし、次の工程に供した。
4.0重量%の水酸化ナトリウム水溶液[48%水酸化ナトリウム溶液(関東化学社製)をイオン交換水で希釈]をビーカーに用意し、ウォーターバスを用いて40℃に温度調整を行った。酸処理工程の後に洗浄したガラスを、調製した水酸化ナトリウム水溶液中に120秒間浸漬させ、アルカリ処理を行った。その後、該ガラスは水洗いしてガラス表面のアルカリを洗浄し、乾燥させた。
以上により、実施例1の化学強化ガラスを得た。実施例1の化学強化ガラスの厚さは、0.10mmであった。
実施例1において、最終的に得られた化学強化ガラスの厚さを0.07mmに調整したこと以外は、実施例1を繰り返した。
実施例1において、最終的に得られた化学強化ガラスの厚さを0.14mmに調整したこと以外は、実施例1を繰り返した。
実施例1におけるイオン交換工程を次のように変更した。
ステンレススチール(SUS)製のポットに硝酸カリウム39.8kg、硝酸ナトリウム148gを加え、マントルヒーターで430℃まで加熱してナトリウム1000重量ppmの溶融塩を調製した。また、溶融塩の界面近傍の露点を10℃に制御した。
また、比較例1では、実施例1における酸処理工程およびアルカリ処理工程を省略した。
上記以外は、実施例1を繰り返した。
比較例1のガラス板切断工程において、化学エッチングに替えて、超硬製の歯を備えるカッティングホイール(APIO−CWT(サイズ3.0mm×0.65mm×0.8mm、角度110度);三星ダイヤモンド工業株式会社製)を用いてガラス板を切断したこと以外は、比較例1を繰り返した。
実施例1のガラス板切断工程において、化学エッチングに替えて、比較例2に示すカッティングホイールを用いてガラス板を切断したこと以外は、実施例1を繰り返した。
150 ガラス板
250 レジストパターン
(図2)
210 ガラス板
220 レジスト材料
230 端面
(図3)
100 回転砥石
112 稜線
(図4)
10 低密度層
20 圧縮応力層
30 中間層
(図5)
25 水槽
26 溶融塩
27 溶融塩槽
28 水
(図6)
2 化学強化ガラス
2a、2b 端面
100 曲げ試験装置
12 ベース
14 上側支持盤(第1の支持盤)
14a 支持面
16 下側支持盤(第2の支持盤)
16a 支持面
200 移動部
21 昇降フレーム
22 モータ
23 ボールねじ機構
24 スライダブロック
300 調整部
40 検出部
50 支持部
52 連結部
60 載置部
Claims (11)
- 厚さ0.20mm以下のアルカリイオンを含むガラス板を準備する工程と、
前記ガラス板を化学エッチング、または、短パルスレーザによって切断するガラス板切断工程と、
前記アルカリイオンと、前記アルカリイオンのイオン半径よりも大きい他のアルカリイオンとをイオン交換するイオン交換工程と、
前記ガラス板を酸処理する工程と、
前記酸処理の後に前記ガラス板をアルカリ処理する工程と、を含む
化学強化ガラスの製造方法。 - 前記イオン交換をする工程は、露点温度が20℃以上の雰囲気中で実施する、請求項1に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記ガラス板切断工程における前記化学エッチングは、フッ酸を含む水溶液を用いて、切断箇所に接触させることで実施する、請求項1または2に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記ガラス板切断工程と前記イオン交換工程との間に、前記ガラス板の切断面のみを化学エッチングする、端面エッチング工程を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。
- 前記ガラス板は、ナトリウムを含み、
前記イオン交換工程では、硝酸カリウムと、K2CO3、Na2CO3、KHCO3、NaHCO3、K3PO4、Na3PO4、K2SO4、Na2SO4、KOH及びNaOHからなる群より選ばれる少なくとも一種の塩と、を含む無機塩組成物に接触させることによって、ガラス中のNaと前記無機塩組成物中のKとをイオン交換する工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化学強化ガラスの製造方法。 - 第1主面、前記第1主面に対向する第2主面、及び、前記第1主面と前記第2主面とを接続する端面を有し、前記第1主面、前記第2主面、および端面に圧縮応力層が形成される化学強化ガラスであって、
厚さtが0.04mm〜0.20mmであり、下記の曲げ試験方法を行った場合に、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方の主面または端面を起点とするクラックが形成されることなく、曲げ半径Rとガラス厚さtがR/t<50の関係式を満たす化学強化ガラス。
(曲げ試験方法)
第1の支持盤と第2の支持盤は、前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面とが互いに対向するように平行に配置され、前記第1の支持盤と前記第2の支持盤とにそれぞれ前記化学強化ガラスの端部を支持させ、前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面との間隔が下記式(1)で求められる間隔D[mm]となるように維持した状態で、前記第1の支持盤に対する前記第2の支持盤の位置を、前記第1の支持盤の支持面及び前記第2の支持盤の支持面に平行でかつ前記化学強化ガラスの湾曲方向を変えない方向へ100mm往復移動させ、前記第1の支持盤と前記第2の支持盤との間で湾曲させる前記化学強化ガラスにクラックが形成されるか否かを調べる曲げ試験方法を行う。曲げ半径R、およびR/tは、それぞれ下記式(2)、(3)で求められる。
D=(A×E×t/σ)+t (1)
R=D/2 (2)
R/t=1/2(A×E/σ+1) (3)
D;前記第1の支持盤の支持面と前記第2の支持盤の支持面との間隔(単位[mm])
A=1.198
E;前記化学強化ガラスのヤング率(単位[MPa])
t;前記化学強化ガラスの厚さ(単位[mm])
σ;曲げ応力(単位[MPa]) - 前記曲げ半径Rが5mm以下である請求項6に記載の化学強化ガラス。
- 前記第1主面及び前記第2主面の表面圧縮応力値(CS)が800MPa以上、1400MPa以下である請求項6または7に記載の化学強化ガラス。
- 下記式(4)の条件で前記曲げ試験方法を行い、前記化学強化ガラスにクラックが発生したときの曲げ応力σを、化学強化ガラスの破壊応力σ’とし、前記破壊応力σ’と前記表面圧縮応力値(CS)とが下記の関係式(5)を満たす請求項6〜8のいずれか1項に記載の化学強化ガラス。
σ=(A×E×t)/(D−t) (4)
σ’−CS>−50 (5) - 前記第1主面及び前記第2主面の圧縮応力層の深さが4〜30μmである請求項6〜9のいずれか1項に記載の化学強化ガラス。
- 内部引張応力が400MPa以下である請求項6〜10のいずれか1項に記載の化学強化ガラス。
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