JP2019198853A - 塗装作業補助装置 - Google Patents

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俊治 赤松
Toshiharu Akamatsu
俊治 赤松
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Abstract

【課題】設備が高価にならず、塗装ガンが車両等被塗装体の塗装部に十分に近づくことが出来て、良好な塗装が出来る塗装作業補助装置を提供する。【解決手段】レールを横方向に走行する台車部、メインフレーム20を上下方向に動く上下動フレーム21、それらの動きに直交する方向に伸縮自在に動くシザース機構部16を設け、その先端に作業台24を取付、それに作業者が乗って塗装する塗装作業補助装置。【選択図】図2

Description

本発明は車両等の塗装を良好で且つ容易に行える塗装作業補助装置に関する。
従来の塗装作業補助装置は車両等の両側に上下動する昇降テーブルを設け、昇降テーブルの上面には作業者の乗った足場が車両等の方向に前後動する構造になっている。足場には塗装作業者が乗り、手に持った塗装ガンの位置と車両等の塗装部との位置関係(塗装ガンと被塗装体との間の距離)が塗装に良好な状態になるように昇降台の高さと足場出入り位置をコントロールしながら作業している。
塗装を行う車両等の巾は3000mmあり、これがブース内を出入するので足場は車両の中心より最低1500mm控えた位置に在る必要がある。車両の中心部を塗装する場合に足場は車両等の中心部迄移動すること事が望ましい。即ち、足場は車両等の方向に1500mm往復動する事が望ましい。
然し、足場が1,500mmもスライドする事は足場の重量によるモーメントが大きくなり、実現不可能であった。現状では足場のスライドは600mmにしており、車両の中心と足場の端までは900mmの距離があり、作業者が塗装ガンを持って、足場の手摺に寄り掛りながら塗装しており、作業が危険で良好な塗装が出来ないのが現状である。
また、足場を上下動する昇降テーブルは拾数台(現状は6台×2連)のテーブルリフトを直列に連結して形成しており、1台でも高価なテーブルリフトを12台使用しており、装置自体が高価になる。
昇降テーブルは二十数メートルの長さがあり、それが一体になって上下動するので数人の作業者は常に同じ高さの部分の塗装を余儀なくされ、作業者の間に待ち時間が生じて非効率である。
昇降テーブルは最低高さを低くする為、ピットを掘り、その中に内蔵している。ピットは鉄筋、防水モルタル仕上げが必要でコストが掛かる。
昇降テーブルはテーブルリフトのストローク分だけしか上昇しないので、背の高い被塗装体はシザースを2段、3段にして対応するためコストが掛かる。
作業者は足場の上で塗装ガンを持ちながら左右に移動して塗装しており、この場合塗料ホースを気にしながらの作業が必要になる。
非特許文献1に(株)アカシンが製作した従来の塗装作業補助装置の配置図を示す。
非特許文献2に(株)アカシンが製作した従来の塗装作業補助装置の6連テーブルリフトの写真を示す。
作業者は作業台の手摺内にいて、塗装ガンで塗装作業をする。塗装する車両等が小さい程作業者のいる作業台は車両等に近づく必要があるが、作業台のスライド量が制限されるので塗装ガンが塗装する車両等に充分近づけない問題がある。
また、高価なテーブルリフトを多数(12台)使うので設備費が高くなる。
さらに、作業台はテーブルリフトの上面に乗っているので、それをフロア近くの高さにもってきて作業するにはテーブルリフトの縮んだ高さ(500mm程度)分だけピットを掘る必要がある。
課題を解決しようとする手段
作業台を車両等被塗装体に近づける件は、作業者1人分程度のスペースの作業台に作業者を乗せ、車両等に向かってシザース機構を利用して水平に伸縮するようにした。これにより作業台は車両等中心線迄近づける。
テーブルリフトを多数使い、装置が高価になる件は、作業者1人分程度のスペースの作業台を油圧シリンダー1本とチエンによる上下駆動による様にしたので、装置が簡単で費用がかからないようになった。
フロアにピットを掘る件は、作業台をシザースから下方にずらして取り付ける事でピットレスとなり問題を解決した。
作業者がガンを持って横移動しながら作業する件は、作業台が電動で左右に駆動され、塗料ホースをケーブルベヤに収納させてからみや破損の起きないようにした。
発明の効果
作業者は塗装ガンを車両等被塗装体に十分に近づけて作業出来るので、作業が緻密で高速に行える様になった。
装置が大げさで無くなり、コストダウンが可能となった。
ピットを初め、基礎工事が大幅に安くなった。
図1は本発明に係る塗装作業補助装置の平面、正面図、側面図である。 図2は本発明に係る塗装作業補助装置の側面拡大図である。 図3は本発明に係る塗装作業補助装置のシザース駆動部図である。 図4は本発明に係かる塗装作業補助装置と従来の塗装作業補助装置側面比較図である。 図5は本発明に係かる塗装作業補助装置の上下動フレームの上下駆動図である。
作業台の前後駆動をシザースの伸縮により、上下駆動を油圧シリンダーとチエンにより行い、横移動は電動または油圧で行い、安価で能率良い塗装作業補助装置を実現した。
図1は本発明に掛かる塗装作業補助装置の平面、正面、側面図で必要スペースは従来の塗装作業補助装置と変わらないが作業台の車両等被塗装体への接近の度合いは格段に良くなっている。
図2で本発明に係る塗装作業補助装置の動きを説明する。フロアー(FL)にH型鋼1を取付、その上にレール鋼2を設ける。
レール鋼には、減速モーター4に回転駆動される車輪3と、1m程度離れた点に設けられた自由車輪が乗っている台車部がある。台車部には縦方向に2本のメインフレーム(H型鋼)20が設けられ、それらは一体に連結されている。メインフレーム(H型鋼)20の上端には4個走行ガイドローラー14が取付けられ、それが建物11に固定されたブラケット10に取付られたH型鋼12の耳を掴んでいるので、メインフレーム(H型鋼)20は垂直を保ちながら図面に対して前後方向に横行する。
メインフレーム(H型鋼)20には、その耳をガイドローラー13により掴んで垂直に上下動する上下動フレーム21があり、それはメインフレーム(H型鋼)20に設けられた油圧シリンダー5と、鎖車8と、チエン7により上下方向に駆動される。図5に上下動フレーム21の上下駆動の機構を拡大して示している。
上下動フレーム21には前後方向に伸縮する2連のシザース機構16が設けられ、その前後駆動は複動油圧シリンダー15によって行われ、その指令はフートスイッチまたはレバー操作により行う。
シザース機構16の先端部には作業者の乗る作業台24が設けられ、その取付高さを調節する事で、フロアに設けるピットを不要にする事が可能になる。
前記作業台24は減速モーター4を稼動する事で車両等被塗装体の長手方向に往復駆動され、油圧シリンダー5を稼動する事で上下方向に駆動され、複動油圧シリンダー15を稼動する事で前後方向に駆動される。
以上本出願に係る塗装作業補助装置により、塗装ガンを被塗装体に適当に近づけて塗装が出来るため良好な塗装が可能になり、装置も安価に製作出来、ピットも不要になる。
また、上下動フレームのストローク分だけ作業台が上下に動くので背の高い被塗装体の塗装作業が可能になる。
図4に本発明に係る塗装作業補助装置が従来の塗装作業補助装置に比べて優れている点を図示している。
車両等のように特に長い被塗装体の塗装に容易に対応できる。また、幅の変化の大きい被塗装体にも容易に対応できる。将来は、装置の稼動部(左右、上下、前後)にセンサーを設けてその動きをティーチングすれば自動運転も可能となる。
1 H型鋼
2 レール鋼
3 車輪
4 減速モーター
5 油圧シリンダ
7 チエン
8 鎖車
12 上部レール
13 ガイドローラー
14 走行ガイドローラー
15 複動油圧シリンダー
16 シザース
17 車両等被塗装体
20 メインフレーム
21 上下動フレーム

Claims (2)

  1. 横方向、上下方向に動く上下動フレーム、それらの動きに直交する方向に伸縮自在に動く伸縮機構を設け、その先端部に作業台を取付、それに作業者が乗って塗装する塗装作業補助装置。
  2. 請求項1記載の塗装作業補助装置で、前記伸縮をシザース機構で作成する事を特徴する塗装作業補助装置。
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