JP2019198566A - 放射線治療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線治療対象の位置に応じて患者の寝る向きを変更する必要性を低減すること。【解決手段】実施形態に係る放射線治療装置は、患者が載置される天板を、前記天板の長軸に沿って移動可能に支持する寝台と、放射線を照射する照射部と、前記照射部が設けられた支持体と、前記支持体を支持する保持器と、を具備し、前記支持体は、前記寝台側に向けて開口され、前記天板の前記支持体側の一部分と前記患者の一部分とが進入可能な大きさ及び形状を有する空間を形成する凹部を有する。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、放射線治療装置に関する。
照射ヘッドが設けられた回転架台を装備する放射線治療装置がある。放射線治療において患者は、通常、頭部を回転架台に向けて天板に載置される。前立腺等の下腹部にある腫瘍を治療対象とする場合、このような通常の向きで患者が天板に載置されると、幾何学的制約により、放射線の中心軸を治療対象に一致させることができない場合がある。このため、頭と足とが通常とは逆向きで患者を天板に載置することにより、放射線の中心軸を治療対象に一致させている。放射線治療時において頭と足とを逆向きにする場合、治療計画CT画像の撮影も、患者を通常とは逆向きで載置して行われる。このため、治療計画を誤る可能性が生じる。また、患者が逆向きに載置される場合、アクセサリー類も上下逆に寝台に装着しなければならず、アクセサリー類を装着できない可能性がある。
特開2004−255160号公報
発明が解決しようとする課題は、放射線治療対象の位置に応じて患者の寝る向きを変更する必要性を低減することである。
実施形態に係る放射線治療装置は、患者が載置される天板を、前記天板の長軸に沿って移動可能に支持する寝台と、放射線を照射する照射部と、前記照射部が設けられた支持体と、前記支持体を支持する保持器と、を具備し、前記支持体は、前記寝台側に向けて開口され、前記天板の前記支持体側の一部分と前記患者の一部分とが進入可能な大きさ及び形状を有する空間を形成する凹部を有する。
図1は、第1実施形態に係る放射線治療装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示す回転架台の斜視図である。 図3は、図1に示す回転架台の側面図である。 図4は、第1実施形態に係る回転架台を使用した放射線治療の一例を示す図である。 図5は、第2実施形態に係る放射線治療装置の構成を示す図である。 図6は、第2実施形態に係る、扉が閉じている状態の回転架台の縦断面図である。 図7は、図6に係る回転架台の斜視図である。 図8は、第2実施形態に係る、扉が開いている状態の回転架台の斜視図である。 図9は、第3実施形態に係る放射線治療装置の構成を示す図である。 図10は、第3実施形態に係る、伸縮機構が収縮している回転架台の縦断面図である。 図11は、第3実施形態に係る、伸縮機構が伸長している回転架台の縦断面図である。 図12は、変形例に係る天板を示す図である。 図13は、患者が載置された図12に示す天板を示す図である。 図14は、比較例に係る回転架台を使用した放射線治療の一例(順向き)を示す図である。 図15は、比較例に係る回転架台を使用した放射線治療の他の例(逆向き)を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる放射線治療装置を説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る放射線治療装置1の構成を示す図である。図1に示すように、放射線治療装置1は、回転架台10、寝台30及びコンソール50を有する。
図1に示すように、回転架台10は、保持器11、支持体13及び照射ヘッド15を有している。保持器11は、支持体13を回転可能に支持する。支持体13には照射ヘッド15が取り付けられている。照射ヘッド15には照射器17が内蔵されている。照射器17は、電子銃等により発生された電子等を加速する加速管(図示せず)と、加速管により加速された電子が衝突する金属ターゲット(図示せず)とを含む。金属ターゲットに電子が衝突することにより、放射線であるX線が発生する。照射器17は、コンソール50の照射制御回路51からの制御信号の供給を受けて放射線を照射する。照射器17の放射線出射口には図示しないマルチリーフ・コリメータ(MLC:Multi Leaf Collimator)が取り付けられている。マルチリーフ・コリメータは、X線遮蔽物質により形成された複数のリーフを個別に移動可能に支持している。複数のリーフを移動させることにより任意の形状の照射野を形成することが可能である。
なお、照射器17が照射可能な放射線はX線に限定されない。照射器17は、電子線や粒子線等の如何なる放射線を照射しても良い。
寝台30は、基台33と天板31とを有する。基台33は、天板31を移動自在に支持する。天板31には患者Pが載置される。例えば、基台33は、天板31の長軸に沿って移動可能に天板を支持する。
コンソール50は、照射制御回路51、架台制御回路52、寝台制御回路53、処理回路54、通信インタフェース55、ディスプレイ56、入力インタフェース57及び記憶回路58を有する。
照射制御回路51は、治療計画に含まれる照射条件に従い放射線を照射するために照射器17を制御する。照射条件としては、照射線量や照射角度等が含まれる。なお、照射条件は、入力インタフェース57を介してユーザにより入力されても良い。治療計画に関するデータは、図示しない治療計画装置や放射線治療情報管理システム(OIS: Oncology Information System)から供給される。照射制御回路51は、ハードウェア資源として、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサとROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリとを有する。
架台制御回路52は、照射条件のうちの照射角度に照射ヘッド15を位置させるために架台駆動装置19を制御する。例えば、架台駆動装置19は、回転架台10の保持器11に内蔵されている。架台駆動装置19は、架台制御回路52からの制御信号の供給を受けて支持体13を回転軸回りに回転し、照射ヘッド15を当該照射角度に位置させる。なお、照射角度は、入力インタフェース57を介してユーザにより入力されても良い。架台制御回路52は、ハードウェア資源として、CPU等のプロセッサとROMやRAM等のメモリとを有する。
寝台制御回路53は、天板31を任意の位置に移動するために寝台駆動装置35を制御する。例えば、寝台駆動装置35は、寝台30の基台33に内蔵されている。寝台駆動装置35は、寝台制御回路53からの制御信号の供給を受けて天板31を移動する。寝台制御回路53は、ハードウェア資源として、CPU等のプロセッサとROMやRAM等のメモリとを有する。
処理回路54は、放射線治療装置1の中枢として機能する。処理回路54は、記憶回路58等に記憶されたプログラムを実行し、当該プログラムに従い各部を制御することにより放射線治療を実行する。処理回路54は、ハードウェア資源として、CPU等のプロセッサとROMやRAM等のメモリとを有する。
通信インタフェース55は、図示しない有線又は無線を介して、治療計画装置や放射線治療情報管理システム等との間でデータ通信を行う。
ディスプレイ56は、種々の情報を表示する。ディスプレイ56は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。ディスプレイ56は、例えば、治療室の壁面に設けられる。なお、ディスプレイ56は、治療室内の如何なる場所に設けられても良いし、制御室に設けられて良い。または、ディスプレイ56は、一台でも良いし、複数台でも良い。
入力インタフェース57は、入力機器を介して受け付けたユーザからの各種指令を入力する。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。入力インタフェース57は、入力機器からの出力信号を、バスを介して処理回路54に供給する。
記憶回路58は、種々の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。例えば、記憶回路58は、処理回路54が実行するプログラムや、治療計画装置や放射線治療情報管理システムから供給された治療計画等を記憶する。ハードウェアとして記憶回路58は、CD−ROMドライブやDVDドライブ、フラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であっても良い。
以下、第1実施形態に係る放射線治療装置1の詳細に説明する。
まず、図14と図15とを参照しながら、比較例に係る回転架台の問題点について説明する。
図14は、比較例に係る回転架台を使用した放射線治療の一例を示す図である。図14に示すように、比較例に係る回転架台は、保持器101を有している。保持器101は、床面200に設置され、支持体102を回転軸A100回りに回転可能に支持している。支持体102には照射ヘッド103が設けられる。照射ヘッド103から放射線が照射される。放射線の中心軸A200と支持体102の回転軸A100との交点P100は、支持体102の回転に関わらず空間的に不動であり、アイソ・センタと呼ばれる。支持体102の前方には寝台110が設置される。寝台110は、床面に設置された基台111を有する。基台111は、患者Pが載置される天板112を移動自在に支持する。
図14に示すように、治療部位RTが放射線の中心軸A200に交差するように患者Pと天板112とが位置合わせされる。なお、支持体102の回転軸A100回りの回転によらず常に治療部位RTを中心軸A200に交差させるために、治療部位RTがアイソ・センタP100に一致するように患者Pと天板112とが位置合わせされても良い。
図14に示すように、患者Pは、支持体102に頭を向けて天板112に載置される。支持体102に頭を向けて天板112に横たわる向きを順向きと呼ぶことにする。前立腺等の下腹部に治療部位RTがある場合、順向きであると、天板112を限界まで支持体102に近づけたとしても、アイソ・センタP100を治療部位RTに一致させることができない。図14に示すように、支持体102の前面(寝台110側の面)104から中心線A200までの距離が、前面104から治療部位RTまでの距離よりも短いためである。
図15は、比較例に係る回転架台を使用した放射線治療の他の例を示す図である。図15に示すように、支持体102に足を向けて患者Pを天板112に載置することにより、下腹部に位置する治療部位RTをアイソ・センタP100に一致させることができる。支持体102に足を向けて天板112に横たわる向きを逆向きと呼ぶことにする。逆向きである場合、治療計画CT画像の撮影も逆向きで行われる。ユーザは、順向きの治療計画CT画像に基づく治療計画に慣れているため、逆向きである場合、誤った治療計画を立案してしまう虞が生じる。また、アクセサリー類も上下逆に寝台に装着しなければならず、アクセサリー類を装着できない可能性がある。
第1実施形態に係る回転架台10は、放射線治療対象の位置に応じて患者の寝る向きを変更する必要性を低減可能な構造を有する。以下、本実施形態に係る回転架台10について詳細に説明する。なお、第1実施形態に係る治療対象部位は、患者Pの下腹部や下腹部よりも足側にあるものとする。例えば、第1実施形態に係る治療対象部位としては、前立腺や子宮、膀胱、直腸、大腸、足に適用可能である。なお、以下の説明において治療対象部位は、前立腺であるものとする。
図2は、図1に示す回転架台10の斜視図である。図3は、図1に示す回転架台10の縦断面図である。図2及び図3に示すように、回転架台10は、保持器11、支持体13及び照射ヘッド15を有している。支持体13と照射ヘッド15とは、例えば、治療室に設けられ、保持器11は、治療室に隣接する機械室に設けられる。支持体13と保持器11とは、治療室と機械室との間の壁により仕切られている。
保持器11は、床面200に設置され、支持体13を回転軸A1回りに回転可能に支持している。支持体13には照射ヘッド15が設けられる。照射ヘッド15から放射線が照射される。放射線の中心軸A2と支持体13の回転軸A1との交点P1は、支持体13の回転に関わらず空間的に不動であり、アイソ・センタP1と呼ばれる。アイソ・センタP1を中心として照射器17が回転することにより集光照射が可能になる。
ここで、回転軸A1に平行する軸をZ軸、Z軸に鉛直に直交する軸をY軸、Z軸及びY軸に直交する軸をX軸と呼ぶことにする。また、Z軸に沿って回転架台10に近づく方向を+Z軸方向、回転架台10から遠ざかる方向を−Z軸方向と呼ぶことにする。
図2及び図3に示すように、支持体13の−Z軸方向側に寝台30が設置される。寝台30は、床面200に設置された基台33を有する。基台33は、患者Pが載置される天板31を移動自在に支持する。例えば、基台33は、天板31の長軸に沿って移動可能に天板31を支持する。
図2及び図3に示すように、支持体13は、寝台30側に向けて開口された空間61を形成する凹部63を有する。凹部63は、支持体13の前面(寝台30側の面)131から内部に向けて凹むように形成される。凹部63は、照射ヘッド15が如何なる照射角度に位置する場合であっても、天板31のうちの支持体13側の一部分(以下、前方端部と呼ぶ)と天板31に載置された患者Pの一部分とが進入可能な大きさ及び形状を有する。このため、凹部63は、空間61が回転軸A1を含むように支持体13に形成される。より好ましくは、回転軸A1が空間61のXY断面に関する略中心に交差するように凹部63が形成されると良い。凹部63又は付加空間61に進入される患者Pの一部分は、順向きにおいて天板31の前方端部に位置する患者Pの部位、典型的には、患者Pの頭部である。凹部63のXY断面形状は、天板31と患者Pの頭部とが進入可能であれば如何なる形状でも良い。例えば、凹部63のXY断面形状としては円形状や楕円形状、矩形形状等の如何なる形状でも良い。支持体13の前面131から凹部63の内壁631までの距離(深さ)は、回転架台10の機械的強度等を加味しつつ、可能な限り深く設計されると良い。体格の大きい患者Pにおいて治療部位が如何なる位置にあっても、順向きで治療部位をアイソ・センタICに一致させるためである。深さの具体的な数値は、特に限定されないが、例えば、50cm程度が良い。
以下、凹部63により形成される空間61を付加空間と呼ぶことにする。また、付加空間61以外の空間、すなわち、付加空間61から前面131を挟んで反対側の空間を外部空間と呼ぶことにする。
図4は、第1実施形態に係る回転架台10を使用した放射線治療の一例を示す図である。図4に示すように、患者Pは、天板31に順向きで載置される。支持体13の前面131からアイソ・センタP1までの距離は、天板31の+Z軸方向先端又は患者Pの頭部先端から治療部位RTまでの距離よりも短いものとする。すなわち、天板31の+Z軸方向先端又は患者Pの頭部先端が前面131よりも前方に位置決めされた場合、治療部位RTをアイソ・センタICに一致させることはできない。
当該状況下において放射線診療技師等のユーザは、入力インタフェース57を介して天板31の前方端部を付加空間61に進入させるための指示を行う。当該指示としては、例えば、天板31の+Z軸方向に関するスライド指示である。当該指示を受けて寝台制御回路53は、寝台駆動装置35を制御して天板31を付加空間61に進入させる。付加空間61に天板31と患者Pとが進入することにより、治療部位RTが下腹部である場合であっても、患者Pを天板31に逆向きに載置することなく、放射線の中心軸A2又はアイソ・センタICを治療部位RTに一致させることができる。
第1実施形態に係る寝台30には、安全等のため、支持体13の前面131付近において天板31が停止するための電気的又は機械的なストッパが設けられている。寝台制御回路53は、入力インタフェース57等を介してストッパの解除指示が入力された当該ストッパを電気的又は機械的に解除する。これにより、天板31を前面131よりも更に+Z軸方向にスライドさせることができる。当該ストッパの解除後、寝台制御回路53は、入力インタフェース57等を介したスライド指示に従い寝台駆動装置35を制御して天板31を付加空間61に進入させる。アイソ・センタICと治療部位RTとが一致した場合、ユーザは、入力インタフェース57等を介して停止指示を入力する。寝台制御回路53は、停止指示の入力を契機として寝台駆動装置35を制御して天板31を停止させる。
なお、寝台制御回路53は、ストッパの解除指示の入力を契機としてストッパを解除することに限定されない。例えば、寝台制御回路53は、天板31が、予め設定された解除位置に到達したことを契機としてストッパを解除しても良い。解除位置としては、例えば、天板31の+Z軸方向先端が前面131から−Z軸方向に所定距離(例えば、5cm等)だけ離れた位置が挙げられる。この場合、寝台制御回路53は、天板31の+Z軸方向へのスライド時において、寝台駆動装置35に取り付けられたロータリーエンコーダ等の位置検出器からの出力信号を利用して天板31の+Z軸方向先端の位置をモニタリングする。そして天板31が解除位置に到達した場合、寝台制御回路53は、寝台駆動装置35を制御してストッパを自動的に解除する。これにより、天板31の前方端部を付加空間61に向けて更にスライドさせることができる。
上記説明の通り、第1実施形態に係る放射線治療装置1は、寝台30、照射器17及び支持体13及び保持器11を有する。寝台30は、患者が載置される天板31を、天板31の長軸に沿って移動可能に支持する。照射器17は、放射線を照射する。支持体13には照射器17が設けられる。保持器11は、支持体13を支持する。支持体13は、寝台30側に向けて開口され、天板31の前方端部等の一部分と患者Pの頭部等の一部分とが進入可能な付加空間61を形成する凹部63を有する。
上記構成により、第1実施形態に係る放射線治療装置1は、天板31の+Z軸方向先端又は患者Pの頭部先端から治療部位RTまでの距離が、支持体13の前面131から放射線の中心軸A2までの距離よりも長い場合であっても、患者Pの頭部を天板31共に凹部63に進入させることにより、放射線の中心軸A2を治療部位RTに一致させることができる。これにより、治療計画CT画像の撮影も順向きで行う事ができるので、治療計画を誤る可能性が低減する。また、治療体位も統一することができる。更に、アクセサリー類も上下逆に寝台30に装着する必要がないので、通常通りアクセサリー類を使用することができる。以上により、第1実施形態によれば、放射線治療対象の位置に応じて患者の寝る向きを変更する必要性を低減することができる。
なお、下腹部の放射線治療のための治療計画において治療計画装置は、当該放射線治療について第1実施形態に係る放射線治療装置1を使用する場合、順向きの体位で治療計画が可能である旨を表示すると良い。これにより、逆向きの体位での治療計画がなされるのを防止することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る放射線治療装置2の構成を示す図である。なお以下の説明において、第1実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
図5に示すように、支持体13には扉21が設けられる。扉21は、凹部63により形成される付加空間61と外部空間とを仕切る。典型的には、扉21は、開閉可能な構造を有する。扉駆動装置23は、架台制御回路52からの開閉信号の供給を受けて扉21を開閉する。扉駆動装置23は、例えば、保持器11に収容される。なお、扉駆動装置23は、支持体13に設けられても良いし、扉21に設けられても良い。
図6は、第2実施形態に係る、扉21が閉じている状態の回転架台10の縦断面図、図7は、図6に係る回転架台10の斜視図、図8は、第2実施形態に係る、扉21が開いている状態の回転架台10の斜視図である。図6、図7及び図8に示すように、扉21は、付加空間61と外部空間とを仕切るように支持体13に取り付けられている。例えば、扉21は、支持体13に蝶番(ヒンジ)等を介して左右に開閉可能に取り付けられている。これにより、扉21は、左右に開閉することができる。なお、扉21は、開閉可能であれば、左右開閉式である必要は無く、上下開閉式でも良い。また、扉21の代わりに、左右方向又は上下方向の巻き込み又は巻き戻しにより開閉可能なシャッターが支持体13に設けられても良い。
上記の通り、扉21は、架台制御回路52による制御の下、扉駆動装置23により開閉される。例えば、ユーザは、天板31を付加空間61に進入させる場合、入力インタフェース57を介して扉21の開放指示を入力する。架台制御回路52は、開放指示の入力を契機として扉駆動装置23を制御し、扉21を開く。その後、ユーザは、入力インタフェース57を介した天板31の+Z軸方向に関するスライド指示を入力する。寝台制御回路53は、入力された+Z軸方向に関するスライド指示に従い寝台駆動装置35を制御し、天板を+Z軸方向にスライドし、付加空間61に進入させる。そしてアイソ・センタICと治療部位RTとが一致した場合、ユーザは、入力インタフェース57等を介して停止指示を入力する。寝台制御回路53は、停止指示の入力を契機として寝台駆動装置35を制御して天板31を停止させる。
放射線治療が終了すると、ユーザは、入力インタフェース57等を介して退避指示を入力する。寝台制御回路53は、入力された退避指示に従い寝台駆動装置35を制御して天板31を−Z軸方向にスライドさせ、天板31を付加空間61から退避する。天板31が付加空間61から退避された後、ユーザは、入力インタフェース57を介して扉21の閉鎖指示を入力する。架台制御回路52は、閉鎖指示の入力を契機として扉駆動装置23を制御し、扉21を閉じる。
扉21は、天板31のスライドに連動して自動的に開閉されても良い。例えば、架台制御回路52は、寝台駆動装置35等に取り付けられたロータリーエンコーダからの出力信号を利用して、天板31の+Z軸方向先端の位置をモニタリングする。そして天板31が扉21より手前の位置(以下、開閉位置と呼ぶ)に到達した場合、架台制御回路52は、扉駆動装置23を制御して扉21を自動的に開く。開閉位置は、開放動作又は閉鎖動作時における扉21の移動経路に干渉しない位置に設定されると良い。扉21を開放する際、寝台制御回路53は、天板31の移動を継続しても良いし、天板31を一時的に停止させても良い。天板31を一時停止した場合、扉21の解放後、寝台制御回路53は、再び寝台駆動装置35を制御し、付加空間61に向けて天板31を+Z軸方向にスライドする。アイソ・センタICと治療部位RTとが一致した場合、ユーザは、入力インタフェース57等を介して停止指示を入力する。寝台制御回路53は、停止指示の入力を契機として寝台駆動装置35を制御して天板31を停止させる。
放射線治療が終了すると、ユーザは、入力インタフェース57等を介して退避指示を入力する。寝台制御回路53は、入力された退避指示に従い寝台駆動装置35を制御して天板31を−Z軸方向にスライドさせ、天板31を付加空間61から退避する。架台制御回路52は、寝台駆動装置35等に取り付けられたロータリーエンコーダからの出力信号を利用して天板31の+Z軸方向先端の位置をモニタリングする。そして天板31が開閉位置に到達した場合、架台制御回路52は、扉駆動装置23を制御して扉21を自動的に閉じる。天板が開閉位置に到達した場合、寝台制御回路53が天板31を一時的に停止し、天板31の停止中に扉21が閉じられると良い。その後、寝台制御回路53は、ユーザによる入力インタフェース57を介して移動指示に従い寝台駆動装置35を制御し、目的位置まで天板31を移動させる。
上記の説明の通り、第2実施形態に係る放射線治療装置2は、凹部63により形成される付加空間61と外部空間とを仕切り、外部空間から付加空間61を遮蔽することができる。
なお、上記実施形態において扉21は扉駆動装置23により開閉されるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、扉21は、ユーザ等により手動で開閉されても良い。また、扉21の代わりに、支持体13に対して着脱可能な一枚又は複数枚から構成される仕切り板であっても良い。
(第3実施形態)
上記第1実施形態において支持体13には、付加空間61を形成する凹部63が設けられるとした。しかしながら、患者Pの体格が大きい場合や治療部位RTが足等にある場合、患者Pを付加空間61に進入させてもアイソ・センタICを治療部位RTに一致できない場合がある。
図9は、第3実施形態に係る放射線治療装置3の構成を示す図である。なお以下の説明において、第1実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
図9に示すように、伸縮機構25が支持体13に設けられる。伸縮機構25は、照射器17を支持体13に対して伸縮可能に支持する。伸縮機構駆動装置27は、架台制御回路52からの伸縮信号の供給を受けて伸縮機構25を伸長又は収縮する。伸縮機構駆動装置27は、例えば、支持体13に収容される。なお、伸縮機構駆動装置27は、保持器11や照射ヘッド15、伸縮機構25に設けられても良い。
図10は、伸縮機構25が収縮している回転架台10の縦断面図であり、図11は、伸縮機構25が伸長している回転架台10の縦断面図である。図10及び図11に示すように、伸縮機構25は、例えば、照射ヘッド15を支持体13に対して、±Z軸方向に関して伸長又は収縮可能に支持する直動ガイドにより実現される。
患者Pが付加空間61に位置している場合であっても放射線の中心軸A1及びアイソ・センタP1を治療部位RTに一致させることができないとき、ユーザは、照射ヘッド15を伸長するための伸長指示又は収縮するための収縮指示を、入力インタフェース57を介して入力する。架台制御回路52は、伸長指示を受けて伸縮機構駆動装置27を制御して伸縮機構25を伸長し、収縮指示を受けて伸縮機構駆動装置27を制御して伸縮機構25を収縮する。照射ヘッド15のZ軸方向に関する位置を調節することにより、放射線の中心軸A1又はアイソ・センタP1を治療部位RTに一致させることができる。
架台制御回路52は、治療計画に含まれる治療部位情報に基づいて自動的に伸縮機構駆動装置27を制御しても良い。すなわち、架台制御回路52は、まず、治療部位の天板31における位置と、支持体13の前面131から放射線の中心軸A2又はアイソ・センタP1までの距離とに基づいて、放射線の中心軸A2又はアイソ・センタP1が治療部位RTに一致するために必要な伸縮機構25の伸長距離を算出する。架台制御回路52は、算出された伸長距離だけ伸縮機構25を伸長させるために伸縮機構駆動装置27を制御する。これにより、照射器17が伸長距離だけ−Z軸方向に移動するので放射線の中心軸A2又はアイソ・センタを治療部位RTに一致させることができる。
なお、上記説明においては支持体13に凹部63が設けられるとしたが、第3実施形態において凹部63は必ずしも設けられなくても良い。すなわち、伸縮機構25の伸長のみにより放射線の中心軸A2又はアイソ・センタP1を治療部位RTに一致させても良い。
また、上記説明において伸縮機構25は直動ガイドにより実現されるものとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。伸縮機構25は、支持体13に対して照射器17を伸縮することができるのであれば如何なる機構により実現されても良い。例えば、伸縮機構25は、ボールねじや蛇腹、ラック・アンド・ピニオン等により実現されても良い。
(変形例)
上記第1実施形態においては、天板31を+Z軸方向にスライドすることにより治療部位RTの位置を調節するものとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。変形例においては、天板31に延長天板が装着される。以下、変形例に係る放射線治療装置について説明する。なお以下の説明において、第1実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
図12は、変形例に係る天板31を示す図であり。図13は、患者Pが載置された図12に示す天板31を示す図である。図12及び図13に示すように、天板31は延長天板37を装着可能な構造を有する。延長天板37は、天板31の長軸方向の端部に設けられた装着部に装着され、天板31の長軸方向に関する長さを全体として延長させるために用いられる天板部材である。例えば、天板31の装着部は、延長天板37を嵌め合わせ可能な形状を有する。ユーザが延長天板37を当該装着部に嵌め合わせることにより延長天板37が天板31に装着される。延長天板37が天板31に装着されることにより、延長天板37を付加空間61に進入させることができる。患者Pの頭部を延長天板37に位置させることにより、アイソ・センタP1に治療部位RTを一致させることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、放射線治療対象の位置に応じて患者の寝る向きを変更する必要性を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、2、3 放射線治療装置
10 回転架台
11 保持器
13 支持体
15 照射ヘッド
17 照射器
19 架台駆動装置
21 扉
23 扉駆動装置
25 伸縮機構
27 伸縮機構駆動装置
30 寝台
31 天板
33 基台
35 寝台駆動装置
37 延長天板
50 コンソール
51 照射制御回路
52 架台制御回路
53 寝台制御回路
54 処理回路
55 通信インタフェース
56 ディスプレイ
57 入力インタフェース
58 記憶回路
61 付加空間
63 凹部
131 前面
631 内壁

Claims (10)

  1. 患者が載置される天板を、前記天板の長軸に沿って移動可能に支持する寝台と、
    放射線を照射する照射部と、
    前記照射部が設けられた支持体と、
    前記支持体を支持する保持器と、を具備し、
    前記支持体は、前記寝台側に向けて開口され、前記天板の前記支持体側の一部分と前記患者の一部分とが進入可能な大きさ及び形状を有する空間を形成する凹部を有する、
    放射線治療装置。
  2. 前記保持器は、前記支持体を回転軸回りに回転可能に支持する、請求項1記載の放射線治療装置。
  3. 前記凹部は、前記空間が前記回転軸を含むように前記支持体に形成される、請求項2記載の放射線治療装置。
  4. 前記支持体は、前記凹部の前記空間と前記支持体の外側の空間とを仕切る仕切りを有する、請求項1記載の放射線治療装置。
  5. 前記仕切りは、開閉可能な扉である、請求項4記載の放射線治療装置。
  6. 開放指示を契機として前記扉を開く扉制御部を更に備える、請求項5記載の放射線治療装置。
  7. 前記天板の前記長軸に沿う移動を行う寝台制御部を更に備え、
    前記寝台制御部は、前記一部分を前記空間に進入させる場合、前記一部分を前記凹部に進入させないための電気的又は機械的なストッパを解除する、
    請求項1記載の放射線治療装置。
  8. 前記支持体に設けられ、前記照射部を前記支持体に対して伸縮可能に支持する伸縮機構を更に備える、請求項1記載の放射線治療装置。
  9. 伸長指示を契機として前記伸縮機構を駆動して前記照射部を前記支持体から伸長する伸縮機構制御部を更に備える、請求項8記載の放射線治療装置。
  10. 前記天板は、延長天板を装着可能な構造を有し、
    前記凹部は、前記一部分として前記天板に装着された前記延長天板が進入可能な前記空間を有する、
    請求項1記載の放射線治療装置。
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