JP2014136053A - 放射線治療システム - Google Patents

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Kazusato Koyama
和里 小山
Shinji Hasegawa
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Abstract

【課題】放射線治療システムにおいて、撮像直前における患者の体表マーカと、X線CT装置のアイソセンタのz軸方向の位置とに対する、仮想アイソセンタのz軸方向の位置の一致の精度を向上させ、各位置の不一致に伴う撮像のやり直しを削減させて患者の不要被曝を低減すること。
【解決手段】放射線治療を行なう放射線治療装置50と、被検体を載置可能な寝台31と、X線管21及びX線検出器23を収容しz軸方向に前進及び後退可能な架台Gを備えるX線CT装置20と、を設ける放射線治療システム1において、架台Gの側面に、架台Gの外側から照射される基準光としての可視光Na,Nbとの位置を合わせるための基準マークをそれぞれ含むガイドUa,Ubを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明に係る実施形態は、放射線治療を実施可能な放射線治療システムに関するものである。
放射線治療では、治療計画時の撮像によって画像データを生成し、その画像データを基に治療計画データが生成される。
放射線治療システムにおいては、寝台上の患者の体表マークの長手方向(z軸方向)の位置が放射線治療装置のアイソセンタのz軸方向の位置に合わせられ、鉛直方向(y軸方向)を軸として寝台を撮像装置側に180度回転させる。そして、寝台上の患者の体表マークに撮像装置のアイソセンタが一致するように寝台に向かって撮像装置の架台がz軸方向に前進される。撮像装置のアイソセンタは、架台内部に備えられる内部投光器からの可視光によって可視化される。
続いて、撮像装置で撮影後、y軸方向を軸として寝台を放射線治療装置側に180度反転させ、放射線治療装置で患者の治療が行なわれる。
なお、本実施形態に関連する技術として、次の特許文献1に挙げた放射線治療システムが開示されている。
特開2012−35072号公報
しかしながら、従来技術によると、放射線治療装置のアイソセンタを、y軸方向を軸として寝台を撮像装置側に180度回転させた仮想アイソセンタのz軸方向の位置と、寝台上の患者の体表マーク及び撮像装置のアイソセンタのz軸方向の位置とを一致させることが困難である。架台外部の外部投光器から仮想アイソセンタに向かって可視光を照射して仮想アイソセンタを可視化することはできるが、架台外部からの可視光は架台の前進に伴って架台外壁に遮られてしまい仮想アイソセンタまで届かないのでそのままでは利用できない。
特に、y軸方向を軸として寝台を撮像装置側に180度回転させる間に寝台上の患者が動いてしまうことを考えれば、撮像直前における患者の体表マーカと、撮像装置のアイソセンタのz軸方向の位置とに対して、仮想アイソセンタのz軸方向の位置を一致させることが重要となる。また、撮像直前における患者の体表マーカと、撮像装置のアイソセンタのz軸方向の位置とに対して、仮想アイソセンタのz軸方向の位置が不一致であると、撮像のやり直しとなる可能性があり、その場合、患者Oの不要被曝が発生する。
本実施形態の放射線治療システムは、上述した課題を解決するために、放射線治療を行なう放射線治療装置と、被検体を載置可能な寝台と、X線源及びX線検出器を収容し前記寝台の長手方向に前進及び後退可能な架台を備えるX線CT装置と、を設ける放射線治療システムにおいて、前記架台の側面に、前記架台の外側から照射される基準光としての可視光との位置を合わせるための基準マークを有する。
また、本実施形態の放射線治療システムは、上述した課題を解決するために、放射線治療を行なう放射線治療装置と、被検体を載置可能な寝台と、X線源及びX線検出器を収容し前記寝台の長手方向に前進及び後退可能な架台を備えるX線CT装置と、を設ける放射線治療システムにおいて、前記架台の前記長手方向の位置を検出する位置検出器と、前記架台の前進及び後退の移動を、前記位置検出器の検出結果に基づいて制御する制御手段と、を有する。
第1実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図。 第1実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図。 第1実施形態の放射線治療システムの機能を示すブロック図。 第1実施形態の放射線治療システムにおいて架台の外壁に備えられるガイドを示す図。 (a)〜(c)は、第1実施形態の放射線治療システムにおけるガイドをそれぞれ示す拡大図。 (a)〜(c)は、図5(a)〜(c)に示すガイドと、基準光との関係をそれぞれ示す図。 第2実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図。 第2実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図。 第2実施形態の放射線治療システムの機能を示すブロック図。 第2実施形態の放射線治療システムの変形例において架台の外壁に備えられる貫通孔を示す図。 第2実施形態の放射線治療システムの変形例における架台を示すx−y断面図。 図10及び図11に示す基準光検出器及び貫通孔と、基準光との関係を示す図。 第3実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図。 第3実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図。 第3実施形態の放射線治療システムの機能を示すブロック図。
本実施形態の放射線治療システムについて、添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図である。図2は、第1実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図である。
図1及び図2は、第1実施形態の放射線治療システム1を示す。放射線治療システム1は、コンソール10、撮像装置20、寝台装置30、治療計画装置(図示しない)、及び放射線治療装置(ライナック:治療計画データに基づいて放射線を照射して治療を行なう放射線治療装置)50によって構成される。撮像装置20と放射線治療装置50とは、寝台装置30を挟んで180度対向配置される。さらに、第1実施形態の放射線治療システム1は、撮像装置20のアイソセンタICと、放射線治療装置50のアイソセンタITと、アイソセンタITを寝台31(後述する)の180回転に従って移動させた仮想アイソセンタIT´とが同一直線上に並び、アイソセンタIC,IT,IT´の鉛直方向の高さが一致するように設計される。
撮像装置20、寝台装置30、及び放射線治療装置50は、図1に示すように通常は治療室に設置される。一方、コンソール10及び治療計画装置(図示しない)は、通常は治療室に隣接する制御室に設置される。また、治療計画装置(図示しない)は、治療室及び制御室の外側に設置される場合もある。なお、撮像装置20の代表的な例としては、X線CT装置、MRI(magnetic resonance imaging)装置、X線装置等が挙げられる。以下、撮像装置20として、X線CT装置を用いる場合について説明する。
放射線治療システム1のコンソール10は、図2に示すように、コンピュータをベースとして構成されており、図示しない病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークと相互通信可能である。コンソール10は、大きくは、CPU(central processing unit)11、メインメモリ12、画像メモリ13、HDD(hard disc drive)14、入力装置15、及び表示装置16等の基本的なハードウェアから構成される。CPU11は、共通信号伝送路としてのバスを介して、コンソール10を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。なお、コンソール10は、記録媒体ドライブを具備してもよい。
CPU11は、半導体で構成された電子回路が複数の端子を持つパッケージに封入されている集積回路(LSI)の構成をもつ制御装置である。医師等の操作者によって入力装置15が操作等されることにより指令が入力されると、CPU11は、メインメモリ12に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU11は、HDD14に記憶しているプログラム、ネットワークから転送されてHDD14にインストールされたプログラム、又は記録媒体ドライブ(図示しない)に装着された記録媒体から読み出されてHDD14にインストールされたプログラムを、メインメモリ12にロードして実行する。
メインメモリ12は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等を含む記憶装置である。メインメモリ12は、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びデータを記憶したり、CPU11のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いられたりする。
画像メモリ13は、治療計画時の画像データや、治療直前の画像データ等を記憶する記憶装置である。
HDD14は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクが着脱不能で内蔵されている構成をもつ記憶装置である。HDD14は、コンソール10にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)や、データを記憶する記憶装置である。また、OSに、術者等の操作者に対する表示装置16への情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置15によって行なうことができるGUI(graphical user interface)を提供させることもできる。
入力装置15は、操作者によって操作が可能なポインティングデバイスであり、操作に従った入力信号がCPU11に送られる。
表示装置16は、図示しない画像合成回路、VRAM(video random access memory)、及びディスプレイ等を含んでいる。画像合成回路は、画像データに種々のパラメータの文字データ等を合成した合成データを生成する。VRAMは、合成データを、ディスプレイに表示する表示画像データとして展開する。ディスプレイは、液晶ディスプレイやCRT(cathode ray tube)等によって構成され、表示画像データを表示画像として順次表示する。
コンソール10は、X線CT装置20、寝台装置30、及び放射線治療装置50の動作を制御する。また、コンソール10は、X線CT装置20のDAS24から入力された生データに対して対数変換処理や、感度補正等の補正処理(前処理)を行なって投影データを生成し、投影データを基に2次元画像データとしてのスライスデータや3次元画像データとしてのボリュームデータを生成する。なお、X線CT装置20、寝台装置30、及び放射線治療装置50それぞれ個別にコンソールを持つ場合もある。
放射線治療システム1のX線CT装置20は、患者(被検体)Oの癌・腫瘍等の治療部位を含む領域の画像データを表示するために、治療部位を含む領域を撮像する。X線CT装置20は、放射線源としてのX線管21、絞り22、X線検出器23、DAS(data acquisition system)24、回転部25、高電圧供給装置26、内部発光器27a,27b、外部発光器28a,28b、及び撮像コントローラ29を設ける。X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧供給装置26、及び内部発光器27a,27bは、架台(ガントリ)G内部に設けられる。一方、外部発光器28a,28b及び撮像コントローラ29は、架台G外部に設けられる。なお、外部発光器28a,28bは通常は治療室の側壁にそれぞれ支持される。架台Gは、患者Oを載置する寝台装置30に対して、レールR上の車輪Lを介してz軸方向(寝台装置30の長手方向)に前進及び後退可能である。
X線管21は、高電圧供給装置26から供給された管電圧に応じて金属製のターゲットに電子線を衝突させることで制動X線を発生させ、X線をX線検出器23に向かって照射する。X線管21から照射されるX線によってコーンビームX線が形成される。
絞り22は、撮像コントローラ29による制御によって、X線管21から照射されるX線の照射範囲を調整する。すなわち、撮像コントローラ29による制御によって絞り22の開口を調整することによって、X線照射範囲を変更できる。
X線検出器23は、マトリクス状、すなわち、チャンネル方向に複数チャンネル、スライス方向に複数列のX線検出素子を有する2次元アレイ型のX線検出器23(マルチスライス型検出器ともいう。)である。X線検出器23のX線検出素子は、X線管21から照射されたX線を検出する。
DAS24は、X線検出器23の各X線検出素子が検出する透過データの信号を増幅してデジタル信号に変換する。DAS24の出力データは、撮像コントローラ29を介してコンソール10に供給される。
回転部25は、X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、及び内部投光器27a,27bを一体として保持する。回転部25は、撮像コントローラ29による制御によって、X線管21とX線検出器23とを対向させた状態で患者Oの周りに回転する。なお、回転部25の回転中心軸と平行な方向をz軸方向(寝台31の長手方向)、そのz軸方向に直交する方向をx軸方向(寝台31の左右方向)、y軸方向(鉛直方向)で定義する。
高電圧供給装置26は、撮像コントローラ29による制御によって、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。
内部投光器27a,27bは、架台G内部の回転部25にそれぞれ備えられ、撮像コントローラ29による制御によって、X線CT装置20のアイソセンタICをマーキングする時に基準光(可視光レーザ)をそれぞれ照射する。内部投光器27a,27bは、例えばx軸方向のラインのライン光である。
外部投光器28a,28bは、治療室の側壁にそれぞれ支持され、仮想アイソセンタIT´に向かってx軸方向に基準光(可視光レーザ)Na,Nbをそれぞれ照射する。基準光Na,Nbとしては、スポット光、又はy軸方向のラインのライン光であってもよいが、y−z軸方向に十字の十字ライン光であることが好適である。なお、外部投光器は左右2個でなくとも、左又は右の1個でもよいし、上部(天井)に設けられるものを加えてもよい。
撮像コントローラ29は、CPU及びメモリによって構成される。撮像コントローラ29は、X線管21、X線検出器23、DAS24、高電圧供給装置26、及び内部投光器27a,27b等の制御を行なうことで、寝台装置30の動作を伴ってスキャンを実行させる。
また、架台Gの外壁側面には、外部投光器28aに対応するガイドUaと、外部投光器28bに対応するガイドUbとがそれぞれ備えられる。ガイドUa,Ubは、スキャンパス面上にそれぞれ備えられる。
放射線治療システム1の寝台装置30は、寝台31、寝台駆動装置32、及び寝台コントローラ39を備える。
寝台31は、患者Oを載置可能な6軸(x軸、y軸、z軸、roil、pitch、yaw)可変寝台である。
寝台駆動装置32は、寝台コントローラ39による制御によって、寝台31をx軸方向、y軸方向、及びz軸方向に沿ってスライドさせる機構と、寝台31をx軸方向、y軸方向、z軸方向を軸として回転させる機構と、y軸方向を軸として寝台31を180度回転及び反転させる機構とを有する。
寝台コントローラ39は、CPU及びメモリによって構成される。寝台コントローラ39は、寝台駆動装置32等の制御を行なうことで、X線CT装置20の動作を伴ってスキャンを実行させる。また、寝台コントローラ39は、寝台駆動装置32等の制御を行なうことで、放射線治療装置50の動作を伴って放射線治療を実行させる。
放射線治療システム1の放射線治療装置50は、一般的にMV級の放射線を発生させることができる。放射線治療装置50は、放射線の発生口部分に絞り(コリメータ)を設置し、絞りによって治療計画に基づく照射形状及び線量分布を実現する。近年は、絞りとして複数の可動リーフにより複雑な腫瘍の形状に対応した線量分布を形成することができるマルチリーフコリメータ(MLC)が多く用いられる。放射線治療装置50は、絞りによって形成される照射野により放射線の照射量を調整し、患者Oの治療部位を消滅又は縮小させる。なお、X線CT装置20、寝台装置30、及び放射線治療装置50の組み合わせは、「ライナック−CT」と呼ばれる。
放射線治療装置50は、放射線源としての放射線源51、絞り52、アーム部55、高電圧供給装置56、及び治療コントローラ59を備える。
放射線源51は、高電圧供給装置56から供給された管電圧に応じて放射線を発生させる。
絞り52は、治療コントローラ59による制御によって、放射線源51から照射される放射線の照射範囲を調整する。すなわち、治療コントローラ59による制御によって絞り52の開口を調整することによって、放射線の照射範囲を変更できる。
アーム部55は、放射線源51及び絞り52を一体として保持する。アーム部55は、放射線源51及び絞り52を一体として患者Oの周りに回転できるように構成されている。
高電圧供給装置56は、治療コントローラ59による制御によって、放射線の照射に必要な電力を放射線源51に供給する。
治療コントローラ59は、CPU及びメモリによって構成される。治療コントローラ59は、治療計画装置(図示しない)によって生成される治療計画データに従って放射線源51及び高電圧供給装置56等の制御を行なうことで、寝台装置30の動作を伴って治療のための放射線の照射を実行させる。
図3は、第1実施形態の放射線治療システム1の機能を示すブロック図である。
コンソール10のCPU11がプログラムを実行することによって、放射線治療システム1は、図3に示すように、寝台移動制御手段71、第1寝台回転制御手段72、架台前進制御手段73、CT撮像実行手段74、架台後退制御手段75、第2寝台回転制御手段76、及び治療実行手段77として機能する。なお、手段71〜77は、放射線治療システム1でソフトウェアとして機能されるものとして説明するが、手段71〜77の全部又は一部は、放射線治療システム1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。
寝台移動制御手段71は、治療計画後、例えば治療直前に寝台31上に患者Oが載置された後、寝台装置30の寝台コントローラ39の動作を制御して、治療計画時に付された体表マークを、投光器(図示しない)からの基準光(レーザ光)が照射する放射線治療装置50のアイソセンタITに一致させるように寝台31を移動させる機能を有する。
第1寝台回転制御手段72は、寝台31上の患者Oを維持したまま、寝台装置30の寝台コントローラ39の動作を制御して、y軸方向を軸として寝台31を180度回転させる機能を有する。
架台前進制御手段73は、寝台31上の患者Oを維持したまま、X線CT装置20の撮像コントローラ29の動作を制御して、架台Gを放射線治療装置50側に前進させ、入力装置15を用いた操作者による操作に従って、架台Gの前進を停止させる機能を有する。
図4〜図6は、第1実施形態の放射線治療システム1において操作者が架台Gの前進を停止させる位置を説明するための図である。図4は、第1実施形態の放射線治療システム1において架台Gの外壁に備えられるガイドUaを示す図である。図5(a)〜(c)は、第1実施形態の放射線治療システム1におけるガイドUaをそれぞれ示す拡大図である。図6(a)〜(c)は、図5(a)〜(c)に示すガイドUaと、基準光Naとの関係をそれぞれ示す図である。
図4に示すように、架台Gの外壁に、スキャンパス面上にガイドUaが備えられる。ガイドUaは、図5(a)に示すように、y軸方向の1本のライン(基準マーク)を含む。ガイドUaは、図5(b)に示すように、y軸方向の2本のラインを含む。また、ガイドUaは、図5(c)に示すように、y軸方向の1本のラインと2本のラインとを交互に含む。
外部投光器28a(図2に図示)から基準光Naとしてy−z軸方向に十字の十字ライン光が照射され、架台Gがz軸方向の所定位置まで前進されると、図6(a)に示すように、十字ライン光NaがガイドUaの1本のラインに一致する。外部投光器28aから基準光Naとしてy−z軸方向に十字の十字ライン光が照射され、架台Gがz軸方向の所定位置まで前進されると、図6(b)に示すように、十字ライン光NaがガイドUaの2本のライン間に収まる。また、外部投光器28aから基準光Naとしてy−z軸方向に十字の十字ライン光が照射され、架台Gがz軸方向の所定位置まで前進されると、図6(c)に示すように、十字ライン光NaがガイドUaの1本のラインに一致し、2本のライン間に収まる。
架台Gがz軸方向に前進され図6(a)〜(c)に示す所定位置に到達した時点で操作者が入力装置15(図2に図示)を操作することで、架台Gの前進が停止される。よって、ガイドUaは、操作者による架台Gの前進の停止指示を支援するものである。
図3の説明に戻って、CT撮像実行手段74は、寝台31上の患者Oを維持したまま、X線CT装置20の撮像コントローラ29の動作を制御して、患者Oの治療部位を含む領域のCT撮像を実行する機能を有する。
架台後退制御手段75は、寝台31上の患者Oを維持したまま、X線CT装置20の撮像コントローラ29の動作を制御して、架台Gを放射線治療装置50の反対側に後退させてホームポジションで停止させる機能を有する。
第2寝台回転制御手段76は、寝台31上の患者Oを維持したまま、寝台装置30の寝台コントローラ39の動作を制御して、y軸方向を軸として寝台31を180度回転(反転)させる機能を有する。
治療実行手段77は、寝台31上の患者Oを維持したまま、放射線治療装置50の治療コントローラ59の動作を制御して、患者Oの治療部位の治療を実行する機能を有する。
第1実施形態の放射線治療システム1によると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置とに対する、仮想アイソセンタIT´のz軸方向の位置の一致の精度を向上させることができる。また、第1実施形態の放射線治療システム1によると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置との、仮想アイソセンタのz軸方向の位置の不一致に伴う撮像のやり直しを削減できるので、患者Oの不要被曝を低減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の放射線治療システムは、ガイドUa,Ub(図2に図示)に代わって、架台Gの位置検出器として、外部投光器から照射される基準光を検出する基準光検出器(センサ)を備える点が第1実施形態の放射線治療システムと異なる。なお、第2実施形態の放射線治療システムにおいては、基準光は可視光であってもよいし、不可視光であってもよい。
図7は、第2実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図である。図8は、第2実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図である。
図7及び図8は、第2実施形態の放射線治療システム1Aを示す。放射線治療システム1Aは、コンソール10A、X線CT装置20A、寝台装置30、治療計画装置(図示しない)、及び放射線治療装置50によって構成される。X線CT装置20Aと放射線治療装置50とは、寝台装置30を挟んで180度対向配置される。さらに、第2実施形態の放射線治療システム1Aは、X線CT装置20AのアイソセンタICと、放射線治療装置50のアイソセンタITと、仮想アイソセンタIT´とが同一直線上に並び、アイソセンタIC,IT,IT´の鉛直方向の高さが一致するように設計される。
なお、図7及び図8に示す第2実施形態の放射線治療システム1Aにおいて、図1及び図2に示す第1実施形態の放射線治療システム1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
放射線治療システム1Aのコンソール10Aは、図8に示すように、コンピュータをベースとして構成されており、図示しない病院基幹のLAN等のネットワークと相互通信可能である。コンソール10Aは、大きくは、CPU11、メインメモリ12、画像メモリ13、HDD14、入力装置15、及び表示装置16等の基本的なハードウェアから構成される。
放射線治療システム1AのX線CT装置20Aは、患者Oの癌・腫瘍等の治療部位を含む領域の画像データを表示するために、治療部位を含む領域を撮像する。X線CT装置20Aは、放射線源としてのX線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧供給装置26、内部発光器27a,27b、外部発光器28a,28b、及び撮像コントローラ29Aを設ける。X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧供給装置26、及び内部発光器27a,27bは、架台G内部に設けられる。一方、外部発光器28a,28b及び撮像コントローラ29Aは、架台G外部に設けられる。なお、外部発光器28a,28bは通常は検査室の側壁にそれぞれ支持される。架台Gは、患者Oを載置する寝台装置30に対して、レールR上の車輪Lを介してz軸方向に前進及び後退可能である。
X線CT装置20Aにおける外部投光器28a,28bから照射される基準光(可視光レーザ又は不可視光レーザ)Ma,Mbとしては、スポット光、又はy軸方向のラインのライン光であってもよいが、y軸方向のライン光であることが好適である。なお、外部投光器は左右2個でなくとも、左又は右の1個でもよいし、上部(天井)に設けられるものを加えてもよい。
撮像コントローラ29Aは、CPU及びメモリによって構成される。撮像コントローラ29Aは、X線管21、X線検出器23、DAS24、高電圧供給装置26、及び内部投光器27a,27b等の制御を行なうことで、寝台装置30の動作を伴ってスキャンを実行させる。
また、架台Gの外壁側面には、外部投光器28aに対応する基準光検出器(レーザセンサ)Daと、外部投光器28bに対応する基準光検出器Dbとがそれぞれ備えられる。基準光検出器Da,Dbは、スキャンパス面上にそれぞれ備えられる。
基準光検出器Da,Dbは、外部投光器28aから照射される基準光Maを検出すると、検出信号を撮像コントローラ29Aに送信する。
図9は、第2実施形態の放射線治療システム1Aの機能を示すブロック図である。
コンソール10AのCPU11がプログラムを実行することによって、放射線治療システム1Aは、図9に示すように、寝台移動制御手段71、第1寝台回転制御手段72、架台前進制御手段73A、CT撮像実行手段74、架台後退制御手段75、第2寝台回転制御手段76、及び治療実行手段77として機能する。なお、手段71〜77は、放射線治療システム1Aでソフトウェアとして機能されるものとして説明するが、手段71〜77の全部又は一部は、放射線治療システム1Aにハードウェアとして備えられるものであってもよい。
なお、図9に示す第2実施形態の放射線治療システム1Aにおいて、図3に示す第1実施形態の放射線治療システム1と同一機能には同一符号を付して説明を省略する。
架台前進制御手段73Aは、寝台31上の患者Oを維持したまま、X線CT装置20Aの撮像コントローラ29Aの動作を制御して、架台Gを放射線治療装置50側に前進させ、基準光検出器Da(図8に図示)による基準光Maの検出に基づいて架台Gの前進を停止させる機能を有する。
架台Gがz軸方向に前進され所定位置に到達した時点で、架台Gの前進が停止される。
(第2実施形態の変形例)
上述の第2実施形態の放射線治療システム1Aでは、基準光検出器Da,Dbが架台Gの外壁に備えられる場合について説明したが、基準光検出器Da,Dbは架台Gの内部に備えられてもよい。その場合、架台Gの外壁に貫通孔を備え、その貫通孔を通して基準光検出器Da,Dbは基準光Ma,Mbを検出する。
図10〜図12(a),(b)は、第2実施形態の放射線治療システム1Aの変形例において架台Gの前進を停止させる位置を説明するための図である。図10は、第2実施形態の放射線治療システム1Aの変形例において架台Gの外壁に備えられる貫通孔を示す図である。図11は、第2実施形態の放射線治療システム1Aの変形例における架台Gを示すx−y断面図である。図12は、図10及び図11に示す基準光検出器Da及び貫通孔と、基準光Maとの関係を示す図である。
図10に示すように、架台Gの外壁に、スキャンパス面上に貫通孔Oa(Ob)が備えられる。
図11に示すように、架台Gの外壁内部に回転部25を回転可能に支持する支持部(フレーム)Fが備えられ、フレームFの外壁に、貫通孔Oa(図8に示す外部投光器28a)に対応する基準光検出器Daと、貫通孔Ob(図8に示す外部投光器28b)に対応する基準光検出器Dbとがそれぞれ備えられる。基準光検出器Da,Dbは、スキャンパス面上にそれぞれ備えられる。
外部投光器28a(図8に図示)から基準光Maとしてのy軸方向のライン光が照射され、架台Gがz軸方向に前進されると、図12(a)に示すように、基準光Maが検出素子Da2によって検出され架台Gの前進が減速される。さらに、架台Gがz軸方向の所定位置まで前進されると、図12(b)に示すように、基準光Maが検出素子Da1,Da4によって検出され架台Gの前進が停止される。
架台Gがz軸方向に前進され図12(b)に示す所定位置に到達した時点で、架台Gの前進が停止される。
第2実施形態の放射線治療システム1Aによると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置とに対する、仮想アイソセンタIT´のz軸方向の位置の一致の精度を向上させることができる。また、第2実施形態の放射線治療システム1Aによると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置との、仮想アイソセンタのz軸方向の位置の不一致に伴う撮像のやり直しを削減できるので、患者Oの不要被曝を低減することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の放射線治療システムは、ガイドUa,Ub(図2に図示)に代わって、架台Gの位置検出器として、架台Gを前進・後退させる機構の回転量を検出する回転量検出器(エンコーダ又はポテンショメータ)を備える点が第1実施形態の放射線治療システムと異なる。
図13は、第3実施形態の放射線治療システムの一部を示す外観図である。図14は、第3実施形態の放射線治療システムの全体を示す構成図である。
図13及び図14は、第3実施形態の放射線治療システム1Bを示す。放射線治療システム1Bは、コンソール10B、X線CT装置20B、寝台装置30、治療計画装置(図示しない)、及び放射線治療装置50によって構成される。X線CT装置20Bと放射線治療装置50とは、寝台装置30を挟んで180度対向配置される。さらに、第3実施形態の放射線治療システム1Bは、X線CT装置20BのアイソセンタICと、放射線治療装置50のアイソセンタITと、アイソセンタITを寝台31の180回転に従って移動させた仮想アイソセンタIT´とが同一直線上に並び、アイソセンタIC,IT,IT´の鉛直方向の高さが一致するように設計される。
なお、図13及び図14に示す第3実施形態の放射線治療システム1Bにおいて、図1及び図2に示す第1実施形態の放射線治療システム1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
放射線治療システム1Bのコンソール10Bは、図14に示すように、コンピュータをベースとして構成されており、図示しない病院基幹のLAN等のネットワークと相互通信可能である。コンソール10Bは、大きくは、CPU11、メインメモリ12、画像メモリ13、HDD14、入力装置15、及び表示装置16等の基本的なハードウェアから構成される。
放射線治療システム1BのX線CT装置20Bは、患者Oの癌・腫瘍等の治療部位を含む領域の画像データを表示するために、治療部位を含む領域を撮像する。X線CT装置20Bは、放射線源としてのX線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧供給装置26、内部発光器27a,27b、及び撮像コントローラ29Bを設ける。X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧供給装置26、及び内部発光器27a,27bは、架台G内部に設けられる。一方、撮像コントローラ29Bは、架台G外部に設けられる。架台Gは、患者Oを載置する寝台装置30に対して、レールR上の車輪Lを介してz軸方向に前進及び後退可能である。
撮像コントローラ29Bは、CPU及びメモリによって構成される。撮像コントローラ29Bは、X線管21、X線検出器23、DAS24、高電圧供給装置26、及び内部投光器27a,27b等の制御を行なうことで、寝台装置30の動作を伴ってスキャンを実行させる。
また、架台G内部には、架台Gを前進・後退させる車輪Lや、それを駆動させるモータ(図示しない)の回転量に基づく位置を検出する回転量検出器E(エンコーダ又はポテンショメータ)を備える。回転量検出器Eは、車輪L(又はその駆動装置(図示しない))の軸が一定量回転するごとにパルスを撮像コントローラ29Bに送信する。
図15は、第3実施形態の放射線治療システム1Bの機能を示すブロック図である。
コンソール10BのCPU11がプログラムを実行することによって、放射線治療システム1Bは、図15に示すように、寝台移動制御手段71、第1寝台回転制御手段72、架台前進制御手段73B、CT撮像実行手段74、架台後退制御手段75、第2寝台回転制御手段76、及び治療実行手段77として機能する。なお、手段71〜77は、放射線治療システム1Bでソフトウェアとして機能されるものとして説明するが、手段71〜77の全部又は一部は、放射線治療システム1Bにハードウェアとして備えられるものであってもよい。
なお、図15に示す第3実施形態の放射線治療システム1Bにおいて、図3に示す第1実施形態の放射線治療システム1と同一機能には同一符号を付して説明を省略する。
架台前進制御手段73Bは、寝台31上の患者Oを維持したまま、X線CT装置20Bの撮像コントローラ29Bの動作を制御して、架台Gを放射線治療装置50側に前進させ、回転量検出器E(図14に図示)による車輪L(図14に図示)の回転量に基づいて架台Gの前進を停止させる機能を有する。
架台Gがz軸方向に前進され所定位置に到達した時点で、架台Gの前進が停止される。
第3実施形態の放射線治療システム1Bによると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置とに対する、仮想アイソセンタIT´のz軸方向の位置の一致の精度を向上させることができる。また、第3実施形態の放射線治療システム1Bによると、撮像直前における患者Oの体表マーカと、アイソセンタICのz軸方向の位置との、仮想アイソセンタのz軸方向の位置の不一致に伴う撮像のやり直しを削減できるので、患者Oの不要被曝を低減することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A,1B 放射線治療システム
10,10A,10B コンソール
20,20A,20B 撮像装置(X線CT装置)
27a,27b 内部投光器
28a,28b 外部投光器
30 寝台装置
31 寝台
50 放射線治療装置
71 寝台移動制御手段
72 第1寝台回転制御手段
73,73A,73B 架台前進制御手段
74 CT撮像実行手段
75 架台後退制御手段
76 第2寝台回転制御手段
77 治療実行手段
Ua,Ub ガイド
Da,Db 基準光検出器
E 回転量検出器

Claims (14)

  1. 放射線治療を行なう放射線治療装置と、
    被検体を載置可能な寝台と、
    X線源及びX線検出器を収容し前記寝台の長手方向に前進及び後退可能な架台を備えるX線CT装置と、を設ける放射線治療システムにおいて、
    前記架台の側面に、前記架台の外側から照射される基準光としての可視光との位置を合わせるための基準マークを有する放射線治療システム。
  2. 操作者による操作に従って、前記寝台に向かう前記架台の前進の移動を停止させる前進制御手段をさらに有する請求項1に記載の放射線治療システム。
  3. 前記寝台は、鉛直方向を軸として180度回転可能であり、
    前記放射線治療装置のアイソセンタを前記寝台の180回転に従って移動させた仮想アイソセンタに向かって前記可視光を照射する外部投光器をさらに有する請求項1又は2に記載の放射線治療システム。
  4. 放射線治療を行なう放射線治療装置と、
    被検体を載置可能な寝台と、
    X線源及びX線検出器を収容し前記寝台の長手方向に前進及び後退可能な架台を備えるX線CT装置と、を設ける放射線治療システムにおいて、
    前記架台の前記長手方向の位置を検出する位置検出器と、
    前記架台の前進及び後退の移動を、前記位置検出器の検出結果に基づいて制御する制御手段と、
    を有する放射線治療システム。
  5. 前記制御手段は、前記検出された位置で前記寝台に向かう前記架台の前進の移動を停止させる請求項4に記載の放射線治療システム。
  6. 前記位置検出器として、前記架台の側面に、前記架台の外側から照射される基準光を検出する基準光検出器を有する請求項4又は5に記載の放射線治療システム。
  7. 前記寝台は、鉛直方向を軸として180度回転可能であり、
    前記放射線治療装置のアイソセンタを前記寝台の180回転に従って移動させた仮想アイソセンタに向かって前記基準光を照射する外部投光器をさらに有する請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載の放射線治療システム。
  8. 前記基準光検出器は、前記X線CT装置のアイソセンタの前記長手方向の位置が前記仮想アイソセンタの前記長手方向の位置と一致する場合の前記架台の前記長手方向の位置を検出する請求項7に記載の放射線治療システム。
  9. 前記基準光検出器は、前記架台の内部に備えられ、前記架台の外壁に備えられる貫通孔を通して前記基準光を検出する請求項6乃至8のうちいずれか一項に記載の放射線治療システム。
  10. 前記基準光検出器は、前記X線源及び前記X線検出器を回転可能に支持するフレームに備えられる請求項9に記載の放射線治療システム。
  11. 前記位置検出器として、前記架台の前進及び後退の移動を行なう機構の回転量を検出する回転量検出器をさらに有する請求項4又は5に記載の放射線治療システム。
  12. 前記寝台は、鉛直方向を軸として180度回転可能であり、
    前記回転量検出器は、前記X線CT装置のアイソセンタの前記長手方向の位置が前記放射線治療装置のアイソセンタを前記寝台の180回転に従って移動させた仮想アイソセンタの前記長手方向の位置と一致する場合の前記架台の前記長手方向の位置を検出する請求項4,5,11のうちいずれか一項に記載の放射線治療システム。
  13. 前記回転量検出器は、エンコーダ又はポテンショメータである請求項11又は12に記載の放射線治療システム。
  14. 前記架台の内部に備えられ、開口部内の前記被検体に向かって可視光を照射する内部投光器をさらに有する請求項1乃至13のうちいずれか一項に記載の放射線治療システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105193438A (zh) * 2015-10-23 2015-12-30 江苏海明医疗器械有限公司 一种用于放射治疗模拟机的肿瘤定位装置及方法
JP2017196398A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線ctシステム
CN107812326A (zh) * 2017-11-27 2018-03-20 上海市肺科医院 一种医用放疗定位标记装置及标定方法

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