JP2019198281A - 腸内菌叢改善用飲食品 - Google Patents

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菜未 山中
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Abstract

【課題】少量の小麦ふすまを含有する飲食品であって、さらに特定量の蛋白質を含有することにより、腸内菌叢改善効果を示す飲食品を提供する。【解決手段】下記(A)〜(C)を満たす腸内菌叢改善用飲食品:(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g、(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g、(C)総カロリーが200〜500kcal。【選択図】なし

Description

本発明は、腸内菌叢改善用飲食品に関する。
ヒトの腸内細菌の99%以上は、Firmicutes門、Bacteroidetes門、Proteobacteria門、又はActinobacteria門のいずれかに属する。健常者においては、Firmicutes門が全体の60%程度を占め、次いでBacteroidetes門が全体の20%程度を占める。これらの腸内細菌は、例えばヒトの腸内において酪酸を発生させ、これが体内に取り込まれることでヒトの免疫系に作用することがわかっている。
また、近年では腸内菌叢と肥満、糖尿病との関連性も研究され、肥満患者は健常者と比べて、Firmicutes門の割合が多い一方で、Bacteroidetes門の割合が少ないことが報告されている。例えば非特許文献1では、食事療法により腸内菌叢が変化すること、具体的には肥満患者に対する食事療法によって、Firmicutes門が減少する一方で、Bacteroidetes門が増加することが報告されている。また、体重の減少率とBacteroidetes門の増加率との間に相関があることも示されている。これらのことから、肥満等を予防ないし改善して健康を維持するためには、腸内菌叢におけるFirmicutes門の割合を減らすこと(Bacteroidetes門の割合を増やすこと)が重要と考えられている。
Ley, R.E. et al., Nature 444, 1022-1023 (2006)
本発明は、日常の食事を少しアレンジするだけの、気軽に実行できる腸内菌叢改善方法、及びこの方法の実施に好適な飲食品の提供に関する。
本発明者らは、上記に鑑み鋭意検討を重ねた。その結果、ヒトにおいて、1日の食事のうち少なくとも1食を、特定の少量の小麦ふすまと特定量のタンパク質とを組み合わせた、特定の栄養バランス食に置き換えることで、腸内菌叢におけるFirmicutes門の割合を効果的に減らすことができること、すなわち、腸内菌叢を健康の維持ないし改善に適した状態へと導くことができることを見出した。本発明はこれらの知見に基づきさらに検討を重ね、完成されるに至ったものである。
本発明は、下記(A)〜(C)を満たす、腸内菌叢改善効果を示す飲食品を提供するものである。
(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g
(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g
(C)総カロリーが200〜500kcal
また本発明は、下記(A)〜(C)を満たす飲食品を、1日の食事のうち少なくとも1食分として摂取させることを含む、腸内菌叢改善方法を提供するものである。
(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g
(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g
(C)総カロリーが200〜500kcal
また本発明は、小麦ふすまを含有する腸内菌叢改善効果を示す飲食品組成物であって、該飲食品組成物が、該飲食品組成物以外の飲食品と組み合わされて、下記(A)〜(C)を満たす食事1食分の一部として摂取されるように用いられる、飲食品組成物を提供するものである。
(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g
(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g
(C)総カロリーが200〜500kcal
本発明の飲食品は、1日の食事のうち少なくとも1食を、通常の食事に置き換えてヒトに摂取させることにより、ヒトの腸内菌叢を効果的に改善させることができる。また、本発明の腸内菌叢改善方法によれば、1日の食事のうち少なくとも1食を本発明の飲食品に置き換えるだけで、ヒトの腸内菌叢を効果的に改善することができる。また、本発明の飲食品組成物は、該飲食品組成物以外の飲食品と組み合わせることにより本発明の飲食品とすることができ、この組み合わせからなる本発明の飲食品を、1日の食事のうち少なくとも1食、通常の食事に置き換えてヒトに摂取させることにより、ヒトの腸内菌叢を効果的に改善させることができる。
本明細書において「飲食品」とは、食品及び飲料から選ばれる1種又は2種以上からなり、1回の食事として摂取されるものである。「飲食品」は、(i)各種食材そのもの又は当該食材を調理した、単品又は複数の品からなる食事でも良く、また、(ii)焼き菓子、パン、シリアル食品、栄養ドリンク等の、一体型の飲食品組成物の形態でもよく、さらに、(i)と(ii)を組み合わせた形態であってもよい。また、飲食品の実施形態としては特に制限がなく、通常の飲食品の形態の他、該飲食品が栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品等であってもよく、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品等の保健機能食品であってもよく、これらを組み合わせてなるものであってもよい。
本発明の飲食品は、上記(A)〜(C)を満たす。本発明に用いる小麦ふすまは、小麦の外皮を主成分とする製剤であれば特に制限はなく、小麦の外皮を粉砕したものを用いることが好ましい。小麦ふすまは、例えば、通常の方法により、小麦の外皮を焙煎し、粉砕することで得ることができる。また、小麦ふすまは商業的に入手可能であり、例えば、ウィートブランDF(商品名、日清ファルマ社製)、小麦ふすま(商品名、日本製粉社製)を用いることができる。さらに、これらの小麦ふすまを脱脂処理したものを用いてもよく、これらの小麦ふすまを蒸煮処理したものを用いてもよい。このように脱脂処理や蒸煮処理に付された小麦ふすまも、本発明で規定する小麦ふすまとして好適である。
蒸煮処理をした小麦ふすま(以下、蒸煮処理小麦ふすま)は、小麦ふすまと水とを共存させた状態で熱処理に付したものを意味する。例えば、小麦ふすまをオートクレーブにより処理したり、小麦ふすまと水とを混合してエクストルーダーにより混練処理したり、小麦ふすまと水とを混合してニーダーを用いて混練処理したりして、その後、乾燥し、蒸煮処理小麦ふすまを得ることができる。蒸煮処理により、小麦ふすま特有の臭気、舌上に感じるざらつき感、唾液の吸収感等を改善し、小麦ふすまを食べやすい性状に改質することができる。
本発明で用いる小麦ふすまの含水率は、13質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましく、6質量%以下であることがさらに好ましい。
本発明の飲食品に含まれる小麦ふすまの含有量は、6g以上である。腸内細菌叢をより改善させる観点から、小麦ふすまの含有量は、8g以上であることが好ましく、10g以上であることがより好ましい。また、本発明の飲食品に含まれる小麦ふすまの含有量は、20g以下とすることができ、18g以下であってもよく、また、通常は15g以下であり、13g以下であることも好ましく、11g以下であることがより好ましい。
本発明の飲食品は、小麦ふすま由来の蛋白質と、小麦ふすま以外に由来する蛋白質とを特定量含有する。すなわち、特定量の小麦ふすまに加え、特定量の蛋白質を併用して摂取する構成の飲食品である。
本発明の飲食品に含まれる、小麦ふすま以外に由来する蛋白質の種類に特に制限はなく、動物性蛋白質、植物性蛋白質、又はこれらの組み合わせを含有させることができる。
上記動物性タンパク質に特に制限はなく、例えば、乳由来タンパク質、ホエイタンパク質(乳清)、ホエイプロテインコンセントレート、ホエイプロテインアイソレート、加水分解ホエイペプチド、カゼインタンパク質、卵タンパク質、鶏卵由来タンパク質、卵白由来タンパク質、魚由来タンパク質、貝由来タンパク質、鶏由来タンパク質、豚由来タンパク質及び牛由来タンパク質から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。
上記植物性タンパク質に特に制限はなく、例えば、穀類由来タンパク質、芋類由来タンパク質、及び藻類由来タンパク質から選ばれる1種又は2種以上が挙げられ、穀類由来タンパク質が好ましい。穀類由来タンパク質としては、例えば、小麦タンパク質、大豆タンパク質、米由来タンパク質、はと麦由来タンパク質、カラス麦由来タンパク質、及びとうもろこし由来タンパク質から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。
本発明の飲食品は、小麦ふすま由来の蛋白質の他に、小麦ふすま以外に由来する蛋白質を9g以上含有する。腸内細菌叢をより改善させる観点から、小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量は11g以上が好ましく、12g以上がより好ましく、14g以上がさらに好ましく、15g以上がさらに好ましく、16g以上がさらに好ましく、18g以上がさらに好ましく、20g以上がさらに好ましい。また、本発明の飲食品に含まれる、小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量は40g以下である。通常は、小麦ふすま由来以外の蛋白質の含有量は35g以下であり、30g以下としてもよく、28g以下でもよく、26g以下とすることもでき、25g以下とすることも好ましい。
本発明の飲食品は、1種又は2種以上の脂質を含有する。本発明において脂質とは、後述する実施例に記載の方法により測定されるものである。脂質は、タンパク質、糖質(炭水化物)と並んで生物体を構成する主な有機成分であり、水に不溶性で有機溶媒に易溶性の有機化合物を意味する。本発明に含有する脂質には特に制限がなく、常温で液体のものでも、固体のものであってもよい。また、飽和脂肪酸であっても不飽和脂肪酸であってもよく、栄養学的に重要な脂質としては、脂肪酸、中性脂肪、リン脂質、糖脂質、及びステロール類等が挙げられる。
本発明の飲食品に含まれる脂質の含有量は、通常は2g以上であり、2.5g以上であってもよく、3g以上であることも好ましい。また、本発明の飲食品に含まれる脂質の含有量は、腸内細菌叢をより改善させる観点から、30g以下であることが好ましく、25g以下であることがより好ましく、20g以下であることがさらに好ましく、17g以下であることがさらに好ましい。
本発明の飲食品は、1種又は2種以上の炭水化物を含有する。本発明において炭水化物とは、後述する実施例に記載の方法により測定されるものである。炭水化物は糖質(糖類や糖アルコールを含む)と食物繊維で構成される。例えば、単糖もしくはそれを最小構成単位とする重合体、又はこれらの誘導体を含む。また、炭水化物はアルコールを含む。本発明の飲食品に含有される炭水化物には特に制限がない。例えば、糖類としてはぶどう糖、果糖、ガラクトース等の単糖類、若しくはショ糖、乳糖、麦芽糖等の二糖類からなる糖類やマルトオリゴ糖等の少糖類、又はでんぷん若しくは非でんぷん性多糖類等を挙げることができる。
本発明の飲食品に含まれる炭水化物の含有量は、通常は、20g以上であり、25g以上であってもよく、30g以上であることも好ましい。また、本発明の飲食品に含まれる炭水化物の含有量は、腸内細菌叢をより改善させる観点から、90g以下であることが好ましく、80g以下であることがより好ましく、75g以下であることがさらに好ましい。
本発明の飲食品は総カロリーが特定範囲になるように調製される。本発明の飲食品の総カロリーは、飲食品が含有する蛋白質、脂質、及び炭水化物の含有量を基に、下記計算式により算出される値の総和により決定することができる。また、本明細書において、難消化性炭水化物である食物繊維のエネルギーは、炭水化物の中に含めて計算される。

<計算方法>
蛋白質(kcal)=蛋白質(g)×4(kcal/g)
脂質(kcal)=脂質(g)×9(kcal/g)
炭水化物(kcal)=糖質(g)×4(kcal/g)+食物繊維(g)×2(kcal/g)+アルコール(g)×7(kcal/g)
本発明の飲食品の総カロリーは200kcal以上であり、エネルギー補給の観点から、上記総カロリーは210kcal以上であることが好ましく、220kcal以上であることがより好ましく、240kcal以上であることがさらに好ましい。また、本発明の飲食品の総カロリーは500kcal以下であり、腸内細菌叢をより改善させる観点から、上記総カロリーは470kcal以下であることが好ましく、430kcal以下であることがより好ましく、400kcal以下であることがさらに好ましい。
本発明の飲食品は、蛋白質、脂質、炭水化物の他に、さらに、飲食品に通常添加されるような任意の成分を含んでもよい。
本発明の飲食品は、1日の食事のうちの少なくとも1食分として摂取されることが好ましい。本発明の飲食品の摂取対象は、通常はヒトである。このような摂取形態とするだけで、摂取対象者の腸内菌叢において、Firmicutes門の割合を低減でき、腸内菌叢を効果的に改善することができる。すなわち、本発明の飲食品は、腸内菌叢を改善する目的で用いる飲食品(腸内菌叢改善用飲食品)であることが好ましい。本発明の飲食品は、Firmicutes門の割合を低減する一方、Bacteroidetes門の割合を高める作用を有することが好ましい。
「Firmicutes門」とは、低GC含量とグラム陽性に特徴付けられる真正細菌の門の1つである。Firmicutes門は、200近くの属を含み、真正細菌の中ではプロテオバクテリア門に次ぐ多様性を持つ。Firmicutes門は、後述する実施例に記載するように、遺伝子解析により決定することができる。
Firmicutes門の具体例として、例えば、偏性嫌気性菌であるクロストリジウム属(Clostridium)、好気/通性嫌気性菌であるバチルス属(Bacillus)、スタフィロコッカス属(staphylococcus)、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ラクトバチルス属(Lactobacills)等を挙げることができる。
「Bacteroidetes門」とは、グラム陰性の細菌グループで、真正細菌の門の1つであり、約60の属が含まれている。Bacteroidetes門に属する細菌は、腸内細菌叢の主要な構成菌であり、海洋を中心とした水系、土壌などにも広く分布する。Bacteroidetes門に属する細菌の多くは桿菌またはらせん菌であり、タンパク質や糖類を基質にして従属栄養的に増殖する。Bacteroidetes門は、後述する実施例に記載するように、遺伝子解析により決定することができる。
Bacteroidetes門の具体例として、例えば、動物の腸管、口腔などの主要構成菌であるバクテロイデス属(Bacteroides)、好気性または通性嫌気性で、多くの菌種が黄色色素を生成するフラボバクテリウム属(Flavobacterium)、海洋・土壌・廃水処理系などに分布するサイトファガ属(Cytophaga)、フレキシバクター属(Flexibacter)、スフィンゴバクテリウム属(Sphingobacterium)等を挙げることができる。
本発明の飲食品を摂取する期間に特に制限はなく、腸内菌叢改善効果をより効果的に発揮させる観点から、1日の食事のうち少なくとも1食分として2週間以上継続(連続)して摂取することが好ましく、4週間以上継続して摂取することがより好ましく、8週間以上継続して摂取することがより好ましく、12週間以上継続摂取することがさらに好ましい。
また、継続的に摂取しない場合であっても、1日の食事のうち少なくとも1食分として1週間のうち少なくとも3日以上摂取することが好ましく、少なくとも5日以上摂取することがより好ましく、少なくとも6日以上摂取することがさらに好ましい。また、これらの条件で2週間以上摂取することが好ましく、4週間以上摂取することがより好ましく、8週間以上摂取することがより好ましく、さらに12週間以上継続摂取することがより好ましい。
続いて本発明の飲食品組成物について説明する。
本発明の飲食品組成物は、該飲食品組成物以外の飲食品と組み合わされて、下記(A)〜(C)を満たす食事1食分の一部として摂取されるように用いられる。
(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g
(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g
(C)総カロリーが200〜500kcal
すなわち、本発明の飲食品組成物は、上述した本発明の飲食品の形態のうち、
(i)各種食材そのもの又は当該食材を調理した、単品又は複数の品からなる食事と、
(ii)焼き菓子、パン、シリアル食品、栄養ドリンク等の、一体型の飲食品組成物と
を組み合わせた形態における、(ii)の飲食品組成物に相当する発明である。
本発明の飲食品組成物は、(A)の小麦ふすまの一部又は全部を含有することが好ましく、(A)の小麦ふすまのすべてが本発明の飲食品組成物に含まれることがより好ましい。すなわち本発明の飲食品組成物は、小麦ふすまを1〜15g含有することが好ましく、2〜15g含有することがより好ましく、4〜15g含有することがさらに好ましく、小麦ふすまを6〜15g含有することも好ましい。
本発明の飲食品組成物は、(B)の小麦ふすま以外の蛋白質の一部又は全部を含有してもよい。但し、本発明の飲食品組成物と組み合わされる上記(i)の食事は、通常は蛋白質を含むため、本発明の飲食品組成物が含み得る蛋白質は、通常は(B)の小麦ふすま以外の蛋白質の一部となる。
本発明の飲食品組成物中、小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量は3〜30g程度とすることができ、5〜20gが好ましく、7〜16gがより好ましい。また、脂質の含有量は1〜20g程度とすることができ、2〜15gがより好ましい。また、炭水化物の含有量は10〜80g程度とすることができ、15〜60gがより好ましく、20〜50gがさらに好ましい。
本発明の飲食品組成物と、該飲食品組成物以外の飲食品とが組み合わされてなる上記(A)〜(C)を満たす食事1食分の成分含有量、総カロリー等の好ましい形態は、上述した本発明の飲食品における好ましい形態と同義である。
本発明の飲食品組成物は、腸内菌叢改善効果をより効果的に発揮させる観点から、該飲食品組成物以外の飲食品と組み合わせて上記(A)〜(C)を満たす食事を1食分とし、これを1日の食事のうちの少なくとも1食分として摂取されることが好ましい。本発明の飲食品組成物の摂取対象は、通常はヒトである。このような摂取形態とするだけで、摂取対象者の腸内菌叢を効果的に改善することができる。すなわち、本発明の飲食品組成物は、腸内菌叢改善用飲食品組成物であることが好ましい。
本発明の飲食品組成物の好ましい摂取期間は、本発明の飲食品の好ましい摂取期間と同じである。
本発明の飲食品組成物の好ましい形態として、焼き菓子の形態が挙げられる。この焼き菓子は、好ましくは、「製菓辞典」、初版、1981年10月30日、第204頁に記載のビスケット、クッキー、クラッカー、乾パン、プレッツェル、パイ、カットパン又はショートブレッドにおいて、特定量の小麦ふすまを含有させた形態が好ましい。また、いわゆるカロリーバーの形態であってもよい。焼き菓子は、常法により製造することができる。
また、本発明の飲食品組成物はシリアル食品形態であることも好ましい。シリアル食品は、一般的に朝食シリアル(Ready to eat,Breakfast cereal)とも称される。通常は、穀類原料を蒸煮し、冷却後に圧扁し、成形した後に膨張させ、次いで乾燥後に焙焼することで得られるフレーク状の食品である。牛乳等の液状食品を加えて食されることが多い。なお、本発明においてシリアル食品とは、牛乳等を加える前の状態、すなわち、シリアル食品として販売される形態を意味する。
続いて本発明の腸内菌叢改善方法について説明する。
本発明の腸内菌叢改善方法は、下記(A)〜(C)を満たす飲食品を、1日の食事のうち少なくとも1食分として摂取させることを含む。
(A)小麦ふすまの含有量が6〜15g
(B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g
(C)総カロリーが200〜500kcal
すなわち、本発明の腸内菌叢改善方法は、本発明の飲食品を、1日の食事のうち少なくとも1食分として摂取させることを含み、これにより腸内菌叢を改善する方法である。本発明の腸内菌叢改善方法において、上記(A)〜(C)を満たす飲食品の摂取対象は、通常はヒトである。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[測定・算出方法]
(飲食品中の栄養価算出方法)
本実施例で用いた飲食品の栄養価は、消費者庁「栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について」に準拠して決定した。すなわち、「別添 栄養成分等の分析方法」(http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150914_tuchi4-betu2.pdf)を参照し、以下のように算出した。
蛋白質(g)は、ケルダール法を用いて算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”1たんぱく質 1)ケルダール法”に準拠)。
また、脂質(g)は、酸分解法を用いて算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”2脂質 (4)酸分解法”に準拠)。
また、灰分(g)は、直接灰化法を用いて算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”5炭水化物 ア灰分(2)直接灰化法”に準拠)。
また、水分(g)は、減圧加熱乾燥法を用いて算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”5炭水化物 イ水分(2)減圧加熱乾燥法”に準拠)。
また、食物繊維(g)は、酵素-重量法を用いて算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”8食物繊維(1)プロスキー法(酵素-重量法)”に準拠)。
また、糖質(炭水化物のうち食物繊維を除いたもの)(g)は、該飲食品の質量(g)−(蛋白質+脂質+灰分+食物繊維+水分量)で算出した(消費者庁「別添 栄養成分等の分析方法等」”6糖質”に準拠)。
なお、本実施例における飲食品には、アルコール(糖アルコールを除く)は含まれない。
本実施例で用いた飲食品の総カロリーは、上記で算出した栄養価に基づき、上述した計算式を用いて蛋白質、脂質、糖質及び食物繊維の各カロリーを算出し、それらの総和として算出した。
[参考例1] 小麦ふすまの蒸煮処理
小麦ふすま(ウィートブランDF、日清ファルマ社製)100質量部に対し、水を25質量部混合して、エクストルーダーにより120℃、5.0MPaの条件で混練し、次いで乾燥して水分を除去し、蒸煮処理小麦ふすま(含水率5%以下)を得た。
[調製例1] 試験食品の調製
表1に記載の配合で、上記調製例1で調製した蒸煮処理小麦ふすま、薄力粉、全卵、上白糖、大豆たんぱく、乳化剤、甘味料、膨張剤、でんぷん等を常法により混合し、混練して生地を調製した。次いで、この生地を150℃で12.5分間焼成し、表2に示す栄養価の焼き菓子を製造した(試験食品、小麦ふすま食)。また、蒸煮処理小麦ふすまに代えて同量の薄力粉を用いて焼き菓子を製造した(比較食品、プラセボ食)。表2中の栄養価は1食分:58gあたりとして算出した。
Figure 2019198281
Figure 2019198281
[試験例] 腸内菌叢改善効果の測定
上記調製例1で調製した試験食品又は比較食品を、健常な被験者が、朝食、昼食、夕食の3食のうちいずれか1食として、12週間継続摂取することとした。この際、当該1食を試験食品(58g)又は比較食品(58g)のみを摂取する形態としてもよく、当該1食を、試験食品(58g)又は比較食品(58g)と、他の飲食品とを組み合わせて摂取する形態としても良いこととした。但し、組み合わせる他の飲食品のカロリーは160kcal以下となるようにした。
なお、試験食品(58g)を摂取する被験者の上記1食は、他の飲食品を併用摂取したか否かにかかわらず、本発明の飲食品の構成を満たし、比較食品(58g)を摂取する被験者の上記1食は、他の飲食品を併用摂取した場合でも、小麦ふすまを摂取せず、本発明の飲食品の構成を満たさない。
被験者71名を無作為に割り付けて、試験食品又は比較食品を摂取させた。比較食品摂取群を比較例群とし、試験食品摂取群の各人において、下記(a)により算出される上記1食分の蛋白質量の平均値が13g未満の人を実施例群1、当該1食中の蛋白質量の平均値が13g以上の人を実施例群2として群分けした。
各群における1人当たり、上記1食あたりの栄養価(成分含有量)、総カロリーを表3に示す。
表3に示す栄養価は、各群における1人当たりの上記1食分の栄養価であり、次のように算出した値である。各人につき、糞便サンプル回収日の連続する前3日間(回収日の前日、前々日、及び前々々日)に、朝食、昼食、夕食の3食のうちいずれか1食として試験食品又は比較食品を摂取した時の飲食品の1食当たりの平均栄養価を求め、この平均栄養価を各人の1食分の栄養価とし(a)、得られた各人の1食分の栄養価に基づき、各群ごとに、総人数当たりの1食分の栄養価を求め(各群に属する各人の1食分の栄養価の総和を求め)、この総和を各群の人数で除して、各群における1人当たりの上記1食分の栄養価とした。また、各群における1人当たりの上記1食分の栄養価に基づき、総カロリーを算出した。
なお、下記表3中の括弧内には、上記(a)で求められた栄養価の最小値と最大値を各群ごとに示した。また、上記回収日の連続する前3日間の飲食品から算出される試験食品又は比較食品を摂取した際の1食当たりの平均栄養価は、摂取期間12週間全体における、1食当たりの平均栄養価をほぼ反映している。
Figure 2019198281
比較例群、実施例群1又は実施例群2の食事を12週間継続摂取した際の腸内細菌叢への影響について評価した。試験食品の摂取前と12週間継続摂取後に専用の採便容器(テクノスルガ・ラボ社製)を用いて自宅で糞便サンプルを採取した。採取した糞便サンプルからDNA抽出を行い、次世代シーケンサーMiSeq(Illumina社製)を用いて菌叢解析を行った。
(糞便サンプルからのDNA抽出方法)
被験者は自宅で採取した糞便サンプルを冷凍庫で保管し、検査当日に検査会場に持参した。サンプルは回収し、冷凍保存(-80℃)で株式会社テクノスルガ・ラボへ輸送し、DNA抽出を委託した。
(次世代シーケンサーのサンプル調整方法)
KAPA HiFi Hot Start Ready Mix (Kapa Biosystems社製)を使用してPCRを行い、16S rRNAの遺伝子断片を増幅した。増幅した16s rRNAの遺伝子断片を鋳型として、Nextera XT index kit(Illumina社製)を用いて次世代シーケンサー用のDNAライブラリーを調製した。
(次世代シーケンサーの結果の解析方法)
調整したDNAライブラリーを用いて、次世代シーケンサーMiSeq(Illumina社製)により解析を行った。解析により得られた配列情報を基に、Quantitative insights into Microbial Ecology (Qiime)を用いて遺伝子の同定(配列の分類および菌種同定)を行った。また、菌種同定のデータベースにはGreenGenes13_8を利用した。
表4に各群における腸内細菌叢の変化量の結果を示す。表4においてΔFirmicutes門(%)(腸内細菌叢)とは、比較例群又は実施例群の食事を摂取する前のFirmicutes門と、12週間継続摂取後のFirmicutes門の差を表している。
Figure 2019198281
表4に示される通り、実施例群1では、比較例群と比較してΔFirmicutes門が減少する傾向が見られた。また、実施例群2では、実施例群1を摂取した被験者と比較して、ΔFirmicutes門が有意に減少した(p<0.05)。
このように、本発明の飲食品を、1日1食分だけ、通常の食事に置き換えて摂取するだけで、ΔFirmicutes門の増加を防いで腸内菌叢を効果的に改善できることが示された。また、本発明の飲食品の蛋白質量を高めることにより、ΔFirmicutes門を減少に導くことができることもわかる。
上記非特許文献1に記載されるように、Firmicutes門の増減と、Bacteroidetes門の増減とは、互いに逆相関の関係にあると考えられる。このことを確認するため、比較例群又は実施例群の食事を摂取した際のBacteroidetes門への影響についても調べた。結果を表5に示す。
Figure 2019198281
表5に示される通り、ΔFirmicutes門が減少した実施例群2では、比較例群と比較してΔBacteroidetes門が増加することが示された。つまり、本発明の飲食品が、腸内菌叢におけるFirmicutes門の割合を低減し、また、Bacteroidetes門の割合を高めて、腸内菌叢を、健康の維持ないし改善に適した状態へと導くことが示された。

Claims (16)

  1. 下記(A)〜(C)を満たす腸内菌叢改善用飲食品:
    (A)小麦ふすまの含有量が6〜15g、
    (B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g、
    (C)総カロリーが200〜500kcal。
  2. 前記腸内菌叢改善用飲食品中の脂質含有量が2〜30gである、請求項1記載の腸内菌叢改善用飲食品。
  3. 前記腸内菌叢改善用飲食品中の炭水化物含有量が20〜90gである、請求項1又は2記載の腸内菌叢改善用飲食品。
  4. 前記腸内菌叢改善用飲食品中の小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が11〜40gである、請求項1〜3のいずれか1項記載の腸内菌叢改善用飲食品。
  5. 前記小麦ふすまの少なくとも一部が蒸煮処理されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の腸内菌叢改善用飲食品。
  6. 1日の食事のうち少なくとも1食分として摂取するように用いられる、請求項1〜5のいずれか1項記載の腸内菌叢改善用飲食品。
  7. 下記(A)〜(C)を満たす飲食品を、1日の食事のうち少なくとも1食分として摂取させることを含む、腸内菌叢改善方法:
    (A)小麦ふすまの含有量が6〜15g、
    (B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g、
    (C)総カロリーが200〜500kcal。
  8. 前記飲食品中の脂質含有量が2〜30gである、請求項7記載の腸内菌叢改善方法。
  9. 前記飲食品中の炭水化物含有量が20〜90gである、請求項7又は8記載の腸内菌叢改善方法。
  10. 前記腸内菌叢改善用飲食品中の小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が11〜40gである、請求項7〜9のいずれか1項記載の腸内菌叢改善方法。
  11. 前記小麦ふすまの少なくとも一部が蒸煮処理されている、請求項7〜10のいずれか1項記載の腸内菌叢改善方法。
  12. 小麦ふすまを含有する腸内菌叢改善用飲食品組成物であって、該腸内菌叢改善用飲食品組成物が、該腸内菌叢改善用飲食品組成物以外の飲食品と組み合わされて、下記(A)〜(C)を満たす食事1食分の一部として摂取されるように用いられる、腸内菌叢改善用飲食品組成物:
    (A)小麦ふすまの含有量が6〜15g、
    (B)小麦ふすま以外に由来する蛋白質の含有量が9〜40g、
    (C)総カロリーが200〜500kcal。
  13. 前記腸内菌叢改善用飲食品組成物中の小麦ふすまの含有量が6〜15gである、請求項12記載の腸内菌叢改善用飲食品組成物。
  14. 前記の(A)〜(C)を満たす食事中の脂質含有量が2〜30gである、請求項12又は13記載の腸内菌叢改善用飲食品組成物。
  15. 前記の(A)〜(C)を満たす食事中の炭水化物含有量が20〜90gである、請求項12〜14のいずれか1項記載の腸内菌叢改善用飲食品組成物。
  16. 前記小麦ふすまの少なくとも一部が蒸煮処理されている、請求項12〜15のいずれか1項記載の腸内菌叢改善用飲食品組成物。
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