JP2019196892A - 真空乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ダイヤフラム式真空ポンプは、ロータが回転することによりコネクティングロッドを通じてダイヤフラムを変形させてポンプ室の容積を拡縮させる際に吸気と排気を行うようになっている(特許文献1:特開2015−203310号公報参照)。
いずれの方式においても乾燥時間を含めた乾燥コスト、装置の小型化、運転時の振動及び騒音の発生、真空ポンプより回収される水分のオイルレス化による環境対策が必要になるため、一般家庭や中小規模の食品事業者等には普及し難いというのが実情である。
また、ロータリ式シリンダ装置は、駆動軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換される複数のシリンダのうち少なくとも一のシリンダを真空乾燥容器に接続された真空引き用シリンダとして用いることで、真空引きするポンプ装置の小型化を図ると共に両頭ピストン組の往復運動で発生する機械的損失が少なく振動及び騒音を低減することができる。
蓋部4Aには、被乾燥物Wの投入口4Cが設けられ、容器本体4Bには乾燥物の排出口4Dが各々設けられている。投入口4C及び排出口4Dには各々蓋体が開閉可能に設けられている。容器本体4B内には容器内の温度を検出する温度センサ4E(温度検出部)が設けられている。容器本体4Bは、熱伝導性の良い鉄系の金属材(例えばSUS等)が用いられ、その外周面には被乾燥物Wを加温するヒータ4F(加熱手段)が周回して設けられている。ヒータ4Fとしては様々なものが用いられるが、例えば面状発熱体を用いた面状ヒータ(例えばシリコンラバーヒータ、スペースヒータ、ポリイミド面状ヒータ等)が好適に用いられる。
真空乾燥容器4に接続された真空引き用シリンダ5により真空引きされると、容器内が減圧されて沸点が低下することで、被乾燥物Wの水分が蒸発する。水分が蒸発するとき、容器内の潜熱が奪われ温度が低下するため、被乾燥物Wの乾燥に時間がかかる。このため、真空乾燥容器4内に設けられた温度センサ4Eにより容器内温度を検出して真空乾燥容器外面に設けられたヒータ4Fを発熱させて容器内温度を一定に保つことで被乾燥物Wを効率よく乾燥することができ、乾燥コストを低減することができる。尚、ヒータ4Fは、常時加熱しなくともよく、真空乾燥容器4内の温度が所定温度より低下したときに加熱するようになっていればよい。
制御部45には、操作スイッチ46からの操作信号が入力され、温度センサ4Eから容器内の温度検出信号が入力される。また、制御部45からは、真空乾燥装置1のモータM1に対する駆動信号、真空乾燥容器4に備えたモータM2に対する駆動信号、ヒータ4Fに対する駆動信号などが出力される。尚、操作スイッチ46に代えて、外部入力端末(リモコン)を設けてもよい。
第二両頭ピストン組24のピストン本体24aの長手方向両端部にはピストンヘッド部24bが各々形成されている。各ピストンヘッド部24bには、環状のシールカップ24c1,24c2及びシールカップ押さえ24dが重ね合わせられ、ねじ24eにより一体に組み付けられる。
尚、圧力差発生用シリンダ6に設けられるシリンダヘッド部32に設けられる吸込み側のリードバルブ32a及び吐出側のリードバルブ32bの構造やヘッドカバー34の構造も、上述した吸込み側のリードバルブ37a及び吐出側のリードバルブ37b並びにヘッドカバー39と同様である。
これにより、真空乾燥容器4から真空引きした真空引き用シリンダ5に吸引した空気に含まれる水分が水滴化して当該真空引き用シリンダ5のシリンダ開口部5bの重力方向下端縁に流下しても吐出口37eより確実に排出することができ、水滴化した水が真空引き用シリンダ5内に残留するのを最少化する(可及的に減らす)ことができる。
Claims (2)
- 駆動源により回転駆動される駆動軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置を収容したケース本体と被乾燥物が収納された真空乾燥容器が配管接続された真空乾燥装置であって、
前記一対の両頭ピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体に設けられた複数のシリンダのうち少なくとも1のシリンダは被乾燥物が収納された前記真空乾燥容器に接続されて真空引きする真空引き用シリンダとして用いられ、残りのシリンダは前記ケース本体内外の圧力差を発生させ当該ケース本体内外を流れる気流を形成する圧力差発生用シリンダとして用いられ、
前記真空乾燥容器内には容器内の温度を検出する温度検出部が設けられ、前記真空乾燥容器外面には、被乾燥物を加温する加熱手段が設けられており、容器内温度が所定温度となるように前記加熱手段により加熱が行われることを特徴とする真空乾燥装置。 - 前記真空乾燥容器内には、被乾燥物を駆動源により攪拌する攪拌部材が設けられている請求項1記載の真空乾燥装置。
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Citations (3)
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US20020024162A1 (en) * | 2000-06-16 | 2002-02-28 | Maguire Stephen B. | Low pressure dryer |
JP2007056766A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Niigata Univ | 真空ポンプ |
JP2016079816A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 有限会社ケイ・アールアンドデイ | シリンダ装置 |
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- 2018-05-11 JP JP2018092517A patent/JP7048031B2/ja active Active
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