JP5397998B2 - 真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造 - Google Patents

真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造 Download PDF

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本発明は、廃液の蒸発濃縮プロセス等に用いられ真空濃縮装置に備えられる蒸気圧縮機の軸シール構造に関する。
従来の真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シールとしては、蒸気圧縮機が小型の場合はメカニカルシールの接触タイプ(例えば、特許文献1参照)、蒸気圧縮機が大型の場合は多段のラビリンスで蒸気パージ式(例えば、特許文献2参照)を使用していた。
しかし、メカニカルシールの場合は摩擦ロスによるエネルギー損失が大きく高速回転には適さない等の欠点がある。ラビリンスシールの場合は構造が複雑で且つ蒸気を使用するため、小工場等のボイラー設備のない場合には適さないという欠点がある。
特開平7−208612号公報 特開平10−110831号公報
そこで上記の課題を解消するため、真空濃縮装置の蒸気圧縮機の軸シールとして、ドライシールを使用することが考えられる。しかしながら、ドライシールを使用しようとする場合、漏れ空気が蒸気側に進入して伝熱性能に悪影響与えるという問題がネックとなり、現状ではドライシールを使用していなかった。
本願発明は、上記課題に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、ドライシールを使用すると共に、漏れ空気が蒸気側に進入することを防止した真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造は、蒸気圧縮機の回転軸の非回転時にはシール面を接触状態とし、前記回転軸の回転時にはシール面に機体外部から吸入された空気による薄膜を介装させてシール面を非接触状態とするドライシール部と、吸入された蒸気を圧縮する蒸気圧縮室と前記ドライシール部との間に形成され、前記ドライシール部のシール面から漏洩した漏れ空気と、吸入された蒸気を圧縮する蒸気圧縮室から漏洩した漏れ蒸気とが合流する抽気用空間と、前記抽気用空間に連通する抽気孔と、蒸気圧縮機内部の真空度よりも高い真空度の状態を生成する真空源と、前記抽気孔と前記真空源を接続する抽気排出管と、を備え、前記真空源により、前記抽気用空間内の漏れ空気及び漏れ蒸気を抽気排出管を介して外部に排気することを特徴とする。
上記構成により、漏れ空気及び漏れ蒸気が外部に排出されるので、漏れ空気が蒸気圧縮室に侵入して蒸気と混合することが防止できる。従って、伝熱性能の悪化がなく、安全に装置の運転を行うことが可能となる。加えて、ドライシールという非接触型のシールの使用により、接触型のシールに比べて摩擦損失がなくなり、大幅な省エルネルギー化を実現できる。
本発明は、前記真空源は、真空濃縮装置の蒸発器に接続され蒸発器内を真空状態に保持する真空源を兼ねているのが好ましい。
また、本発明は、前記蒸気圧縮室と前記抽気用空間とを連通する隙間に、ラビリンス構造が設けられている構成であるのが好ましい。
また、本発明は、前記ドライシール部は、蒸気圧縮機の回転軸に密封固定した回転環と、蒸気圧縮機のケーシングに軸方向に移動可能に密封装着される固定環と、固定環を軸方向に沿って回転環に向けて付勢する付勢手段とを備え、前記固定環のシール面と対面する前記回転環のシール面には、動圧力発生用溝が形成されている構成であるのが好ましい。
また、本発明は、前記蒸気圧縮室と前記ドライシール部との間を連通する隙間に、1以上のラビリンス構造が設けられている場合もある。このよう構成であれば、空気が蒸気側に漏洩すること及び蒸気が空気側に漏洩することが抑制される。
本発明によれば、漏れ空気が蒸気圧縮室に侵入して蒸気と混合することが防止でき、この結果、伝熱性能の悪化がなく、安全に装置の運転を行うことが可能となる。加えて、ドライシールという非接触型のシールの使用により、接触型のシールに比べて摩擦損失がなくなり、大幅な省エルネルギー化を実現できる。
実施の形態に係る蒸気圧縮機を備えた真空濃縮装置の全体構成図。 蒸気圧縮機の構成図。 蒸気圧縮機のシール部付近の拡大図。 ラビリンス構造の一例を示す図。
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳述する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は実施の形態に係る蒸気圧縮機を備えた真空濃縮装置の全体構成図である。真空濃縮装置1は、供給された処理液を蒸発させる水平管型蒸発器2と、発生蒸気を断熱圧縮する蒸気圧縮機3とを備え、蒸気圧縮機3により温度と圧力が上昇した蒸気を水平管型蒸発器2に戻して処理液を蒸発するための熱源とするように構成されている。
水平管型蒸発器2は蒸発缶4を含み、この蒸発缶4は筒形に形成されており、内部に処理液を貯留することができるようになっている。蒸発缶4の上部には、左右一対のヘッダー5a,5bと、この両ヘッダー5a,5bの間を繋ぐ多数本の水平伝熱管5cとから成る加熱器5が設けられている。ヘッダー5aは、蒸気が進入する側に配置され、ヘッダー5bは蒸気が排出する側に配置されている。ヘッダー5bには加熱蒸気の凝縮水を排出するための管6が接続されており、この管6には凝縮水を排出するための凝縮水ポンプ7が配置されている。
また、水平管型蒸発器2は、処理液の循環流路を含む。循環流路には、循環ポンプ8及び散布器9が配置されている。循環ポンプ8は、蒸発缶4の底部に接続されている。循環ポンプ8は、管10を通して、蒸発缶4に貯留する処理液を散布器9に移送することができるように形成されている。また、循環ポンプ8は、管11を通して、処理液の一部を系外に排出することができるように形成されている。散布器9は、処理液を水平伝熱管5cの上方から水平伝熱管5cに向けて散布するように形成されている。
水平管型蒸発器2は、処理液の蒸気を外部に排出するための排出管としての管12を備えている。ヒートポンプとして機能する蒸気圧縮機3は、管12に接続されている。蒸気圧縮機3は、出口側が加熱器5のヘッダー5aに接続されており、蒸発缶4の上部の蒸気をヘッダー5aに移送することができるように形成されている。蒸気圧縮機3は、蒸発缶4の内部の蒸気を吸い込んで圧縮昇温するように形成されている。加熱器5のヘッダー5bには、真空ポンプ13が接続されている。この真空ポンプ13によって蒸発缶4の内部及び蒸気圧縮機3内部が真空に保持される。なお、蒸気圧縮機3の出口側とヘッダー5aとを連結する管14には、生蒸気を供給する管15が接続されており、起動時における場合及び運転温度を維持するための補助熱源が必要な場合に外部熱を供給できるようになっている。
また、蒸気圧縮機3には空気を吸入する吸入管20が接続されており、この吸入管20の途中にはエアフィルタ21が配置されている。従って、外部空気はエアフィルタ21により不純成分が除去され、清浄空気として蒸気圧縮機3に吸入されるようになっている。
また、蒸気圧縮機3には抽気排出管22の一端が接続されており、この抽気排出管22の他端は真空ポンプ13に接続されている。なお、抽気排出管22の一端は、後述する蒸気圧縮機3の抽気孔43に接続されている(図3参照)。
上記構成の真空濃縮装置の処理動作の概要は、以下の通りである。真空ポンプ13の駆動により、蒸発缶4内は真空に保持される。廃液等の処理液(原液)は供給管25を通じて管10に供給される。次いで、循環ポンプ8の駆動により、蒸発缶4に貯留する処理液は管10を通って散布器9に供給され、散布器9から水平伝熱管5cに向かって散布される。散布器9にて散布された処理液は、水平伝熱管5cの表面で薄膜蒸発する。水平伝熱管5cの表面で蒸発した蒸気は、管12を通って蒸気圧縮機3で吸引され、蒸気圧縮機3にて断熱圧縮されて温度及び圧力が上昇した後にヘッダー5aに送られる。ヘッダー5aに進入した蒸気は、水平伝熱管5cの内側に導かれ、水平伝熱管5cの外側に散布された循環液を蒸発させると同時に凝縮し、凝縮水となりヘッダー5bに流入する。そして、凝縮水は、凝縮水ポンプ7により系外に排出される。このようなプロセスを繰り返すことにより、循環液は濃縮され、循環ポンプ8の出口から濃縮液として系外に排出される。
図2は蒸気圧縮機の構成図である。図2を参照しては蒸気圧縮機3の構成を説明する。蒸気圧縮機3では、回転軸30に羽根31が取り付けられている。この羽根31の回転により蒸気圧縮機3に吸引された蒸気が圧縮昇温されるようになっている。羽根31が取り付けられた回転軸30は、軸受部32で回転可能に支持されている。軸受部32は、軸受箱33、外輪34、内輪35、外輪34と内輪35に介在される転動体36等から構成されている。そして、羽根31、回転軸30、軸受部32は、ケーシング37に収納されている。なお、羽根31を収納する蒸気圧縮室38内は、20〜30KPs程度に減圧されている。また、軸受部32と蒸気圧縮室38との間には、軸シール構造40が設けられている。
図3は軸シール構造付近の拡大図である。軸シール構造40は、ドライシール部41、ドライシール部41のシール面から漏洩した漏れ空気と蒸気圧縮室38側から漏洩した漏れ蒸気とを合流させる抽気用空間42、抽気用空間42に連通する抽気孔43等を備えている。
ドライシール部41は、蒸気圧縮機3の回転軸30に密封固定した回転環44と、ケーシング37に軸方向に移動可能に密封装着される固定環45とを備え、回転環44と固定環45の互いのシール面44a,45aを対接させ、固定環44は密閉状態で軸方向可動となすとともに、バネ46(付勢手段)にてシール面45aがシール面44aに接近する方向に付勢されている。回転環44には、スパイラル状の動圧力発生溝(図示せず)が形成されている。動圧力発生溝は、回転軸30の回転時に封入流体(本実施の形態では空気)をシール面間に圧送して薄い流体膜(本実施の形態では空気膜)を形成するためのものである。
回転環44は、回転軸30に同軸外挿したスリーブ47と、スリーブ47に固定された環状の保持部材48とで保持固定されている。なお、スリーブ47は回転軸30に図示しない固定手段により固定されている。そして、スリーブ47と回転環44との間及び保持部材48と回転環44との間には、それぞれOリング49,50が介装されている。従って、回転環44は回転軸30に密封固定された状態となっている。
固定環45は、ケーシング37に密封固定された環状の保持部材51によって軸方向に可動をなして密封保持されるとともに、バネ46によって固定環45のシール面45aを回転環44のシール面44aに接近する方向に付勢されている。ここで、ケーシング37の内周面と保持部材51の外周面の間には、Oリング52が介装され、保持部材51と固定環45との間にはOリング53が介装されることにより、固定環45を密封状態で軸方向に可動となしている。
抽気用空間42はドライシール部41と蒸気圧縮室38との間に形成されており、ドライシール部41のシール面から漏洩した漏れ空気と、蒸気圧縮室38側から漏洩した漏れ蒸気とを合流させる領域としての機能を果たす。この抽気用空間42は抽気孔43に連通しており、抽気孔43は抽気排出管22に接続されている。ここで、真空ポンプ13は、蒸気圧縮機3内部の真空度よりも高い真空度の状態を生成しており、従って、真空ポンプ13により、抽気用空間42に滞留する漏れ空気及び漏れ蒸気は、抽気排出管22を介して系外に排気されるようになっている。
また、スリーブ47の外周面と保持部材51の内周面とにより形成される隙間のうちの、蒸気圧縮室38と抽気用空間42間の隙間には、ラビリンス構造60が設けられている。スリーブ47の外周面と保持部材51の内周面とにより形成される隙間のうちの、ドライシール部41のシール面と抽気用空間42間の隙間にはラビリンス構造61が設けられている。加えて、抽気用空間42の下部には、ラビリンス構造62が設けられている。これらのラビリンス構造60〜62は、図4に示す形状のシールフィン63を用いてもよくその他の形状であってもよく、要は凹凸により流れに抵抗を持たせる形状であればよい。
上記ラビリンス構造60〜62により、空気が蒸気側に漏洩すること及び蒸気が空気側に漏洩することが抑制される。なお、スリーブ47の外周面において、ラビリンス構造60よりも蒸気圧縮室38側の部位に、水切り用溝85が形成されている。
さらに、保持部材48の外周面とケーシング37の内周面とにより形成される隙間には、外部空気用ラビリンス構造64が設けられている。このラビリンス構造64も、ラビリンス構造60〜62と同様に、図4に示す形状のシールフィン63を用いてもよくその他の形状であってもよく、要は凹凸により流れに抵抗を持たせる形状であればよい。なお、保持部材48の軸受部32側端面には、油切り用フリンガー90が設けられている。この油切り用フリンガー90により、軸受部32から飛散した潤滑油が蒸気側に進入することが防止されている。なお、図3中において、100〜102は固定ピンを示している。
次いで、上記構成の軸シール構造の作用について説明する。蒸気圧縮機3の回転軸30の停止時には、バネ46の付勢力によりシール面44aとシール面45aとが接触状態となっている。
回転軸30の回転時には、回転によってシール面に動圧が発生する。このとき、機体内部は真空状態に保持されているので、予め清浄空気が空気孔70から機体内部に侵入しており、この空気がシール面間に圧送され、シール面44aとシール面45aの間に極めて薄い空気膜が形成される。この空気膜により、シール面44aとシール面45aとが非接触状態となり、摺動摩擦を生じることなく、シール状態を得ることができる。このようにして、本実施の形態では、機体内部に連通する空気孔70を設けるだけで、機体内部に外部空気が侵入し、固定環41を回転環40から離反する方向に動かしてシール面を開かせことができ、シール用ガスを注入する必要がなく、構成を簡略化できる。
一方、ドライシール部41のシール状態は完全ではないので、シール面から空気が漏洩する。この漏れ空気は抽気用空間42に導かれる。一方、蒸気圧縮室38内から漏洩した漏れ蒸気は抽気用空間42に導かれる。そして、漏れ空気及び漏れ蒸気は、抽気用空間42から、抽気孔43、抽気排出管22を通って外部に排気される。従って、漏れ空気が蒸気圧縮室38内に進入して蒸気と混じり合うことが防止できる。この結果、漏れ空気と蒸気の混合に起因した伝熱性能の悪化が発生せず、安全に装置を運転することができる。加えて、ドライシールの使用により、摺動摩擦に起因した消費動力は殆ど0に近くなり、接触型シールに比べて消費電力の大幅な低減を図ることができる。
本発明は、真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造に適用することが可能である。
1:真空濃縮装置 2:蒸発器
3:蒸気圧縮機 13:真空ポンプ
20:吸入管 22:抽気排出管
30:回転軸 37:ケーシング
38:蒸気圧縮室 40:軸シール構造
41:ドライシール部 42:抽気用空間
43:抽気孔 44:回転環
45:固定環 46:バネ(付勢手段)
60,61,62:ラビリンス構造 70:空気孔

Claims (5)

  1. 蒸気圧縮機の回転軸の非回転時にはシール面を接触状態とし、前記回転軸の回転時にはシール面に機体外部から吸入された空気による薄膜を介装させてシール面を非接触状態とするドライシール部と、
    吸入された蒸気を圧縮する蒸気圧縮室と前記ドライシール部との間に形成され、前記ドライシール部のシール面から漏洩した漏れ空気と、吸入された蒸気を圧縮する蒸気圧縮室から漏洩した漏れ蒸気とが合流する抽気用空間と、
    前記抽気用空間に連通する抽気孔と、
    蒸気圧縮機内部の真空度よりも高い真空度の状態を生成する真空源と、
    前記抽気孔と前記真空源を接続する抽気排出管と、
    を備え、
    前記真空源により、前記抽気用空間内の漏れ空気及び漏れ蒸気を抽気排出管を介して外部に排気することを特徴とする真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造。
  2. 前記真空源は、真空濃縮装置の蒸発器に接続され蒸発器内を真空状態に保持する真空源を兼ねている請求項1記載の真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造。
  3. 前記蒸気圧縮室と前記抽気用空間とを連通する隙間に、ラビリンス構造が設けられている請求項1又は2記載の真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造。
  4. 前記ドライシール部は、蒸気圧縮機の回転軸に密封固定した回転環と、蒸気圧縮機のケーシングに軸方向に移動可能に密封装着される固定環と、固定環を軸方向に沿って回転環に向けて付勢する付勢手段とを備え、
    前記固定環のシール面と対面する前記回転環のシール面には、動圧力発生用溝が形成されている請求項1〜3の何れかに記載の真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造。
  5. 前記蒸気圧縮室と前記ドライシール部との間を連通する隙間に、1以上のラビリンス構造が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造。
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