JP7048031B2 - 真空乾燥装置 - Google Patents

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Description

本開示は、駆動軸の回転運動をシリンダ内のピストンの直線往復運動に変換するロータリ式シリンダ装置を用いて真空乾燥容器内に収納された被乾燥物を乾燥する真空乾燥装置に関する。
食品廃棄物(生ごみ・食品残渣等)、洗濯物、各種素材の含水量を低減させ減容する目的で乾燥装置が工場、事業所、病院、食堂等で利用されている。乾燥装置の乾燥方式としては、自然乾燥や薬品乾燥によるものを除き、熱風乾燥方式又は真空乾燥方式に大別される。一般的に熱風乾燥方式は、乾燥コストが高く、乾燥装置そのものが大型化・複雑化する傾向にある。そこで以下では乾燥コストが安価な真空乾燥装置について説明する。
一般家庭や中小規模の食品事業者などにおいて発生する生ごみや食品残渣は、数日ごとに地方自治体の可燃ごみとして回収されて焼却処分される。可燃ごみは夏季等の高温時には焼却処分前の段階で腐敗が進んで悪臭を放つことから都市部のアパートやマンション等では深刻な問題となりまた含水量が多いことから焼却処分時の燃焼消費量が増大するという問題がある。しかしながら、生ごみや食品残渣を乾燥減容する真空乾燥装置は、一般家庭や中小規模の食品事業者などにおいて普及していないのが現実である。その理由としては、初期投資を含めた乾燥コストが高いこと、乾燥時間が長いこと、乾燥装置の設置面積が大きくなり置き場がないこと、運転音が大きいこと等が考えられる。
工業用に用いられる大型の真空乾燥装置を除く、中小型の真空乾燥装置の主流は、ダイヤフラム式真空ポンプ若しくは油回転式真空ポンプ(ベーン方式)の2種類である。
ダイヤフラム式真空ポンプは、ロータが回転することによりコネクティングロッドを通じてダイヤフラムを変形させてポンプ室の容積を拡縮させる際に吸気と排気を行うようになっている(特許文献1:特開2015-203310号公報参照)。
油回転式真空ポンプは、シリンダ内に偏心して回転可能に設けられたロータに、シリンダ室を仕切る複数のベーンが組み付けられている。ロータが回転すると複数のベーンがシリンダ内壁に当接したまま摺動し、吸気口より吸気された気体はシリンダ室の容積変化に応じて圧縮され、排気弁から排気されるようになっている。真空ポンプ油をシリンダ内壁面に給油してベーンの摺動を滑らかにしている(特許文献2:特開2006-200506号公報,特許文献3:特開2012-1937271号公報参照)。
特開2015-203310号公報 特開2006-200506号公報 特開2012-1937271号公報
上述した各方式の真空乾燥装置の欠点を定性的に説明すると、先ずダイヤフラム式真空ポンプ(特許文献1)は、消費電力が極端に大きく吸引容量が少なくい。またゴム製のダイヤフラムの寿命が短く(運転時間3000時間で交換が必要)、ピストン往復による機械的損失に起因する運転音が大きい。
また、油回転式真空ポンプ(特許文献2,3)は、ポンプ本体内に給油された油に水分が混入してポンプ性能を劣化させる。この劣化を少なくするため、圧縮室に適量の外気を入れるためのガスバラストバルブが必要になり、真空ポンプの吸引性能が低下する。また、シリンダ内に供給された油に入り込む水分を少なくするため、ポンプ本体温度を70℃程度に昇温させる必要がある。また、ポンプ本体内の油に混入した水分を取り除くため、定期的にポンプの空運転が必要になる。更には真空乾燥で回収された水分には若干の油が混入するので、分別回収するための環境対策が必要になる。特に乾燥容器内で被乾燥物の水分が蒸発するとき、乾燥容器内の潜熱が奪われ温度が低下するため、被乾燥物の乾燥に時間がかかり、エネルギーコスト(電力消費量、燃費等)が嵩む。
いずれの方式においても乾燥時間を含めた乾燥コスト、装置の小型化、運転時の振動及び騒音の発生、真空ポンプより回収される水分のオイルレス化による環境対策が必要になるため、一般家庭や中小規模の食品事業者等には普及し難いというのが実情である。
以下に述べるいくつかの実施形態に適用される開示は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、乾燥時間を短縮して乾燥コストを低減し、装置の小型化を図ると共に運転時の振動及び騒音を低減して一般家庭等でも使用可能な真空乾燥装置を提供することにある。
以下に述べるいくつかの実施形態に関する開示は、少なくとも次の構成を備える。駆動源により回転駆動される駆動軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置を収容したケース本体と被乾燥物が収納された真空乾燥容器が配管接続された真空乾燥装置であって、前記一対の両頭ピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体に設けられた複数のシリンダのうち少なくとも1のシリンダは被乾燥物が収納された前記真空乾燥容器に接続されて真空引きする真空引き用シリンダとして用いられ、残りのシリンダは前記ケース本体内外の圧力差を発生させ当該ケース本体内外を流れる気流を形成する圧力差発生用シリンダとして用いられ、前記真空乾燥容器内には容器内の温度を検出する温度検出部が設けられ、前記真空乾燥容器外面には、被乾燥物を加温する加熱手段が設けられており、容器内温度が所定温度となるように前記加熱手段により加熱が行われることを特徴とする。
このように、真空乾燥容器に接続された真空引き用シリンダにより真空引きすると、容器内が減圧されて沸点が低下することで、被乾燥物の水分が蒸発する。水分が蒸発するとき、容器内の潜熱が奪われ温度が低下するため、被乾燥物の乾燥に時間がかかる。このため、真空乾燥容器内に設けられた温度検出部により容器内温度を検出して所定温度より低下すると真空乾燥容器外面に設けられた加熱手段によって加熱して容器内に温度を一定に保つことで被乾燥物を効率よく乾燥することができ、乾燥時間を短縮して乾燥コスト(エネルギーコスト)を低減することができる。尚、加熱手段は、常時加熱しなくともよく、真空乾燥容器内の温度が所定温度より低下したときに加熱するようになっていればよい。
また、ロータリ式シリンダ装置は、駆動軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換される複数のシリンダのうち少なくとも一のシリンダを真空乾燥容器に接続された真空引き用シリンダとして用いることで、真空引きするポンプ装置の小型化を図ると共に両頭ピストン組の往復運動で発生する機械的損失が少なく振動及び騒音を低減することができる。
前記真空乾燥容器内には、被乾燥物を駆動源により攪拌する攪拌部材が設けられていてもよい。これにより、真空乾燥容器に接続された真空引き用シリンダにより真空引きすると容器内が減圧されて被乾燥物の乾燥が進むが、表面のみの乾燥が進行し内部の乾燥が進まずむらが生じるおそれがある。よって、攪拌部材により被乾燥物を攪拌することで短時間でむらなく均一に乾燥することができる。
上述した真空乾燥装置を用いれば、乾燥時間を短縮して乾燥コストを低減し、装置の小型化を図ると共に運転時の振動及び騒音を低減して一般家庭等でも使用可能となる。
真空乾燥装置の上方斜視図である。 図1の真空乾燥装置の駆動伝達機構を示す下方斜視図である。 ロータリ式シリンダ装置の外観斜視図である。 図3のロータリ式シリンダ装置のケース本体を取り外した軸方向平面図、ピストンヘッドに装着されるシールカップの正面図、斜視図及び矢印Y-Y断面図である。 図3のロータリ式シリンダ装置の分解斜視図である。 ロータリ式シリンダ装置の平面図、矢印X-X断面図、正面図、Z部拡大断面図である。 シリンダヘッド部及びヘッドカバーの正面図である。 従来の真空引きシリンダの正面図、矢印Y-Y断面図及び部分拡大断面図である。 水蒸気圧曲線を示すグラフ図である。 駆動軸を中心とする第一クランク軸の回転軌道、第一クランク軸を中心とする第二クランク軸の回転軌道と両頭ピストン組の直線往復運動の関係を示す模式図である。 真空乾燥容器の構成図と制御系を示すブロック構成図である。
以下、発明を実施するための一実施形態について添付図面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1乃至図8を参照して一例として真空乾燥装置について説明する。真空乾燥装置1は、モータM1(駆動源)により回転駆動される駆動軸2aの回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カム22に対して直交配置された一対の両頭ピストン組23,24の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置2を備えている(図5参照)。また、ロータリ式シリンダ装置2のケース本体3と被乾燥物Wが収納される真空乾燥容器4は配管接続されている(図1参照)。
以下の説明は、真空乾燥装置1に設けられる真空引きシリンダを2個にした実施例について説明する。一対の両頭ピストン組23,24が摺動可能に挿入された複数のシリンダが組み付けられたケース本体3において、少なくとも一のシリンダは被乾燥物Wが収納された真空乾燥容器4と接続された真空引き用シリンダ5として用いられる。本実施例では、図1においてケース本体3の前後方向に組み付けられた一対のシリンダが真空引き用シリンダ5として用いられる。また、ケース本体3の左右方向に組み付けられた一対のシリンダがケース本体3内外の圧力差を発生させる圧力差発生用シリンダ6として用いられる。
図1において、装置ベース部7は、両側脚部7aにて設置面より水平に支持されている。図2に示すように装置ベース部7上にはモータM1がモータ軸8を水平面に対して直交する方向に配置されるように支持固定されている。また、装置ベース部7上にはロータリ式シリンダ装置2の駆動軸2aが水平面に対して直交する方向に配置されるように支持固定されている。
図2において、モータ軸8にはモータプーリ8aが組み付けられている。また、駆動軸2aには駆動プーリ2bが組み付けられている。モータプーリ8aと駆動プーリ2bには無端状のタイミングべルト9が架設されている。
図1において、ロータリ式シリンダ装置2に設けられた配管接続構造について説明する。ロータリ式シリンダ装置2(真空引きシリンダ5)と真空乾燥容器4とは吸引管10により接続されている。具体的には、真空乾燥容器4は蓋部4Aと容器本体4Bを備え、蓋部4Aには一対の管継手4aが設けられている。また、真空引き用シリンダ5のシリンダヘッド部37を覆うヘッドカバー39には管継手39aが各々設けられている。一対の管継手4aと管継手39aとは、吸引管10により各々配管接続されている。また、ヘッドカバー39には管継手39bが設けられており、管継手39bには吐出管11が垂直下方に向けて接続されている。
圧力差発生用シリンダ6のシリンダヘッド部32を覆うヘッドカバー34には管継手34aが各々設けられている。一対の管継手34aと吸気管12に接続する一対の管継手13aとは、吸引管14により各々配管接続されている。また、ヘッドカバー34には管継手34bが各々設けられており、各管継手34bは一対の管継手15aと連結管16により各々配管接続されている。一対の管継手15aは、ケース本体3の天面部に設けられた管継手3aと連結管17により配管接続されている。またケース本体3のいずれかの側面には吐出孔3bが単数若しくは複数箇所に穿孔されている。圧力差発生用シリンダ6から連結管16、管継手15a、連結管17及び管継手3aを介してケース本体3内に吹き込まれた外気は、ケース本体3内部から吐出孔3bを通じて外部へ排気されるようになっている。
次に真空乾燥容器4の構成について説明する。図1に示すように、真空乾燥容器4は金属製(例えばSUS等)の筒状容器であって蓋部4Aと容器本体4Bにより被乾燥物Wを収納して密閉するようになっている。蓋部4Aには、一対の管継手4aが設けられている。この一対の管継手4aには吸引管10が各々接続されている。
真空乾燥容器4の一例について、図11Aを参照して説明する。
蓋部4Aには、被乾燥物Wの投入口4Cが設けられ、容器本体4Bには乾燥物の排出口4Dが各々設けられている。投入口4C及び排出口4Dには各々蓋体が開閉可能に設けられている。容器本体4B内には容器内の温度を検出する温度センサ4E(温度検出部)が設けられている。容器本体4Bは、熱伝導性の良い鉄系の金属材(例えばSUS等)が用いられ、その外周面には被乾燥物Wを加温するヒータ4F(加熱手段)が周回して設けられている。ヒータ4Fとしては様々なものが用いられるが、例えば面状発熱体を用いた面状ヒータ(例えばシリコンラバーヒータ、スペースヒータ、ポリイミド面状ヒータ等)が好適に用いられる。
真空乾燥容器4に接続された真空引き用シリンダ5により真空引きされると、容器内が減圧されて沸点が低下することで、被乾燥物Wの水分が蒸発する。水分が蒸発するとき、容器内の潜熱が奪われ温度が低下するため、被乾燥物Wの乾燥に時間がかかる。このため、真空乾燥容器4内に設けられた温度センサ4Eにより容器内温度を検出して真空乾燥容器外面に設けられたヒータ4Fを発熱させて容器内温度を一定に保つことで被乾燥物Wを効率よく乾燥することができ、乾燥コストを低減することができる。尚、ヒータ4Fは、常時加熱しなくともよく、真空乾燥容器4内の温度が所定温度より低下したときに加熱するようになっていればよい。
また、真空乾燥容器4内には、被乾燥物WをモータM2(駆動源)により攪拌する攪拌部材4cが設けられていてもよい。攪拌部材4cは、様々な形態のものが用いられるが、例えばシャフト4dの周囲にスクリュー羽根4eが設けられたものが用いられる。モータM2は、所定方向に回転するものでも、正逆回転駆動するものであってもいずれでもよい。これにより、真空乾燥容器4に接続された真空引き用シリンダ5により真空引きすると容器内が減圧されて被乾燥物Wの乾燥が進むが、表面のみの乾燥が進行し内部の乾燥が進まずむらが生じるおそれがある。よって、攪拌部材4cにより被乾燥物Wを攪拌することで、被乾燥物Wを短時間でむらなく均一に乾燥することができる。
図11Bは、真空乾燥装置1の制御系を示すブロック構成図である。制御部45は、中央処理装置(CPU)を備え、真空乾燥装置1及び真空乾燥容器4の動作を制御する。制御部45には所定動作プログラムを記憶したROMが内蔵されるとともに、一時記憶装置(例えばRAM)等を備えている。
制御部45には、操作スイッチ46からの操作信号が入力され、温度センサ4Eから容器内の温度検出信号が入力される。また、制御部45からは、真空乾燥装置1のモータM1に対する駆動信号、真空乾燥容器4に備えたモータM2に対する駆動信号、ヒータ4Fに対する駆動信号などが出力される。尚、操作スイッチ46に代えて、外部入力端末(リモコン)を設けてもよい。
ここで真空乾燥の原理について説明する。水は大気圧(1気圧)の下では100℃で沸騰するが、気圧を下げれば、沸騰温度も低下する。具体的な事例で説明すると、図8に示す水蒸気圧曲線を示すグラフ図において、例えば大気圧から0.25気圧まで減圧すれば、沸騰温度は約60℃となる。このような原理を乾燥に応用したものを真空乾燥という。真空乾燥において留意すべき点は、水は沸騰する際に気体から潜熱を奪い容器内の温度を低下させるため、容器内の温度を一定に保つため温熱の供給が必要になる。このため、真空乾燥容器4内に設けられた温度センサ4Eにより容器内温度を検出して所定温度より低下すると真空乾燥容器外面に設けられたヒータ4Fによって加熱して容器内に温度を一定に保つことで被乾燥物Wを効率よく乾燥することができ、乾燥時間を短縮して乾燥コストを低減することができる。尚、ヒータ4Fは、常時加熱しなくともよく、真空乾燥容器4内の温度が所定温度より低下したときに加熱するようになっていればよい。
また、真空乾燥容器4内に収納された被乾燥物Wの乾燥動作開始時に、ロータリ式シリンダ装置2に吸引される空気は相対湿度が略100%となるので、真空引き用シリンダ5内では、真空乾燥容器4から吸引した空気を吐出するモードのときに水滴が発生するおそれがある。
具体的には、図8Bに示す従来の真空ポンプ用のシリンダ51内には、ピストン52が挿入されている。ピストンヘッド52aには、環状のシールカップ53が重ね合わせられ、シールカップ押さえ54によってねじ止めされて組み付けられている。図8A,Bに示すようにシリンダ51にはシリンダヘッド部55及びヘッドカバー56が重ね合わせて組み付けられている。シリンダヘッド部55及びヘッドカバー56には、シリンダ51内へ空気を吸引する吸込み流路57a及びシリンダ51から空気を吐出する吐出流路57bが各々形成されている。ヘッドカバー56には、吸込み流路57a及び吐出流路57bに対応する管継手58a,58bが各々接続されている。図8Cに示すようにシリンダ51内に吸込まれた空気を吐出流路57bからリードバルブ59を経て管継手58bから吐出する際に、シリンダ51内に発生した水滴60が、シールカップ53の排水時の水圧による変形で隙間からケース本体内に流入することがある。この結果としてピストン52が相対回転する偏心軸回りに設けられた軸受61(図7B参照)等の寿命を極端に縮める結果となる。
そこで、後述するように、真空引き用シリンダ5内を往復動する第二両頭ピストン組24のピストンヘッド部24bには正圧若しくは負圧のいずれの方向に対しても当該ピストンヘッド部24bの端面(受圧面)に対して起立するシールカップ24c1,24c2が設けられている。これにより、図8に示す従来の真空ポンプに使用されていたシールカップ53では実現できなかったシリンダ内に発生した水滴がケース本体内に流入するのを防止することができる。
以下、ロータリ式シリンダ装置2の概略構成について図4Aの軸方向平面図及び図5の分解斜視図、図6A~Cを参照して説明する。図6A~Cに示すように、ケース本体3内には、モータM1(図1参照)により回転駆動される駆動軸2aの回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カム22に対して直交配置された一対の両頭ピストン組23,24(図4A参照)の往復運動に変換するピストンユニットPが相対回転可能に組み付けられる。尚、両頭ピストン組とは、両頭ピストン単体のピストンヘッド部にシールカップ及びシールカップ押さえ部材やピストンリングなどのシール材が一体に組み付けられたものを言う。以下、具体的に説明する。
図5において、第一クランク軸25aを中心に相対回転可能な筒状の偏心カム22、該偏心カム22に対して第一両頭ピストン組23及び第二両頭ピストン組24(ピストンユニットP)が各々相対回転可能に組み付けられる。第一両頭ピストン組23のピストン本体23aの長手方向両端部にはピストンヘッド部23bが各々形成されている。各ピストンヘッド部23bには、環状のシールカップ23c及びシールカップ押さえ23dが重ね合わせられ、ねじ23eにより一体に組み付けられる。
第二両頭ピストン組24のピストン本体24aの長手方向両端部にはピストンヘッド部24bが各々形成されている。各ピストンヘッド部24bには、環状のシールカップ24c1,24c2及びシールカップ押さえ24dが重ね合わせられ、ねじ24eにより一体に組み付けられる。
偏心カム22の筒体22aの外周に軸受26a,26bを介して第一両頭ピストン組23、第二両頭ピストン組24が各々組み付けられる。偏心カム22の筒孔には軸受を介して第一クランク軸25aが嵌め込まれ、その両側軸端部に第一バランスウェイト27aと第一駆動軸2a1、第二バランスウェイト27bと第二駆動軸2a2を嵌め合わせる。そしてピン28a,28bを第一バランスウェイト27a,第二バランスウェイト27bを貫通し第一クランク軸25aの軸端部に各々挿入してこれらを位置合わせする。この状態で、第一バランスウェイト27aに対してピン28aと固定ねじ29aが、第二バランスウェイト27bに対してピン28bと固定ねじ29bが各々直交するようにねじ篏合させて一体に組み付けられる。
ピストンユニットPは、第一ケース体3Aに保持された軸受30aに第一駆動軸2a1を嵌め込み、第二ケース体3Bに保持された軸受30bに第二駆動軸2a2を嵌め込んで回転可能に支持される。本実施形態では、駆動軸2aは、第一駆動軸2a1と第二駆動軸2a2に分割され、第一駆動軸2a1と第一バランスウェイト27a、第二駆動軸2a2と第二バランスウェイト27bが各々一体に組み付けられている。
図6A~Cに示すように、ケース本体3の対向する側面には、一対の真空引きシリンダ5と一対の圧力差発生用シリンダ6が各々挿入して組み付けられる。図5に示すように、圧力差発生シリンダ6には、シール材31を介してシリンダヘッド部32、シール材33を介してヘッドカバー34を重ね合わせて、固定ねじ35によって、ケース本体3の対向する側面に組み付けられる。シリンダヘッド部32には、各シリンダ室から流体の流路への出入り(吸込み及び吐出)を切り替えるリードバルブ32a,32bが組み付けられる。真空引きシリンダ5には、シール材36を介してシリンダヘッド部37、シール材38を介してヘッドカバー39を重ね合わせて、固定ねじ40によって、ケース本体3の対向する側面に組み付けられる。シリンダヘッド部37には、各シリンダ室から流体の流路への出入り(吸込み及び吐出)を切り替えるリードバルブ37a,37bが組み付けられる。
図7Aに示すように、真空引きシリンダ5に設けられるシリンダヘッド部37には吸込み側のリードバルブ37a及び吐出側のリードバルブ37bが各々設けられる。吸込み側のリードバルブ37aは、真空引きシリンダ5内が負圧になって管継手39aより矢印方向に空気を吸込む際に開弁する。吐出側のリードバルブ37bは、真空引きシリンダ5内が正圧になって管継手39bより矢印方向に空気を吐出する際に開弁する。
図7Aに示すように、吸込み側のリードバルブ37aはシリンダヘッド部37の径方向内面側にねじ37cにより片持ち状に組み付けられ、吐出側のリードバルブ37bはシリンダヘッド部37の径方向外面側にねじ37dにより片持ち状に組み付けられる。また、図7Bに示すように、ヘッドカバー39には、管継手39a,39bがねじ篏合して組み付けられるねじ孔39c,39dが穿孔されている。
尚、圧力差発生用シリンダ6に設けられるシリンダヘッド部32に設けられる吸込み側のリードバルブ32a及び吐出側のリードバルブ32bの構造やヘッドカバー34の構造も、上述した吸込み側のリードバルブ37a及び吐出側のリードバルブ37b並びにヘッドカバー39と同様である。
第一両頭ピストン組23は、圧力差発生シリンダ6に挿入して組み付けられ(図5参照)、第二両頭ピストン組24は、真空引きシリンダ5に挿入して組み付けられる(図6B参照)。第一ケース体3Aと第二ケース体3Bとは、真空引きシリンダ5及び圧力差発生シリンダ6を挟み込んで組付けられ、固定ねじ21を第一ケース体3Aと第二ケース体3Bの対応するねじ孔にねじ嵌合させてケース本体3が一体に組み付けられる(図5参照)。
図4B~Dに示すように、真空引き用シリンダ5内を往復動する第二両頭ピストン組24のピストン本体24aの長手方向両端部にはピストンヘッド部24bが各々形成されている。ピストンヘッド部24bには正圧若しくは負圧のいずれの方向に対しても当該ピストンヘッド部24bの端面に対して起立するシールカップ24c1,24c2が重ねて組み付けられている。
図4B~Dに示すように、シールカップ24c1,24c2は各々環状に形成されており、シール面L1とシール面L2が直交した径方向断面がL字状に形成されている。このシールカップ24c1,24c2を各ピストンヘッド部24bの各端面(受圧面)に対してシール面L1どうしが平行になるように重ね合わせ、シール面L2どうしは径方向内側と径方向外向きに起立するように配置される(図6D参照)。この状態でシールカップ押さえ24dが重ね合わせられ、ねじ24eにより一体に組み付けられる(図5参照)。尚、シールカップ24c1,24c2は、2部品を重ね合わせて形成されているが、一体形成されていてもよい。シールカップ24c1,24c2としては例えばシリンダとの高い摺動性を有し耐摩耗性の高いPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材等の樹脂材が用いられる。
このように、真空引き用シリンダ5内を往復動するピストンヘッド部24bには正圧若しくは負圧のいずれの方向に対しても当該ピストンヘッド部24bの端面に対して起立するシールカップ24c1,24c2が設けられているので、従来の真空ポンプに使用されていたシールカップでは実現できなかったシリンダ内に発生した水滴がケース本体3内に流入するのを防止することができる。また、駆動軸2a(第一駆動軸2a1,第二駆動軸2a2)の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カム22に対して直交配置された一対の両頭ピストン組23,24の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置2の複数のシリンダのうち少なくとも一のシリンダを真空乾燥容器4に接続された真空引き用シリンダ5として用いることで、真空引きするポンプ装置の小型化を図ると共に両頭ピストン組の往復運動で発生する機械的損失が少なく振動及び騒音を低減することができる。
ここで、駆動軸2a(第一駆動軸2a1,第二駆動軸2a2)を中心Oとする第一クランク軸25a、第二クランク軸25b,25c(仮想軸であり、偏心カム22に形成された一対の筒体22aの筒孔中心)の回転運動と第一両頭ピストン組23,第二両頭ピストン組24の直線往復運動(内サイクロイド運動)の原理の概要について図10A~図10Dを参照して説明する。図10A~図10Dは、駆動軸2aの回転にしたがって第一クランク軸25aが中心O(第一駆動軸2a1,第二駆動軸2a2)の周りを反時計回り方向に90°ずつ回転した状態を模式的に示したものである。駆動軸2aの回転により第一クランク軸25aが中心O(第一駆動軸2a1,第二駆動軸2a2)の周りを回転すると、第二クランク軸25bは仮想円42の転がり円43の直径R1上を往復移動し、第二クランク軸25cは転がり円43の直径R2上を往復移動する。
即ち、第一駆動軸2a1及び第二駆動軸2a2の軸心(中心O)を中心とした半径rの反時計回り方向の回転軌道44に沿った第一クランク軸25a及び偏心カム22(図5参照)の回転運動にともなって、第二クランク軸25b,25cを軸心に有する偏心カム22と連繋するピストン組のうち、第一両頭ピストン組23が軸受26a(図6B,D参照)を介して相対的に回転しながら半径2rの転がり円43(軸心Oを中心とする同心円)の直径R1上で往復動を繰り返し、第二両頭ピストン組24が軸受26b(図6B,D参照)を介して相対的に回転しながら半径2rの転がり円43の直径R2上で往復運動を繰り返すことになる。実際の装置では、偏心カム22は第一クランク軸25aを中心に軸受25d,25eを介して相対回転し(図6B参照)、第一両頭ピストン組23及び第二両頭ピストン組24は軸受26a,26bを介して相対回転しながら直交配置された真空引き用シリンダ5及び圧力差発生用シリンダ6内を各々往復運動する。
圧力差発生用シリンダ6は、第一両頭ピストン組23の往復動により正圧状態又は負圧状態を各々形成して、ケース本体3の内外で圧力差を作り出し、当該ケース本体3内外を流れる気流を形成することが好ましい。図1に示すように、吸気管12から取り込まれた空気は、一対の管継手13aを介して吸引管14により一対の管継手34aを介して圧力発生用シリンダ6内に吸気される。圧力差発生用シリンダ6から連結管16、管継手15a、連結管17及び管継手3aを介してケース本体3内に吹き込まれた空気は、ケース本体3内部から吐出孔3bを通じて外部へ排気される。
これにより、真空引き用シリンダ5の内壁面に存在するわずかな凹凸を通じてピストンヘッド部24bに設けられたシールカップ24c1,24c2を通過して水滴が仮に真空乾燥容器4側からケース本体3内に侵入したとしても、少なくとも1か所又は複数箇所に設けられた吐出孔3b(図1,図3参照)が形成されているため、ケース本体3内外を流れる気流により水分を蒸発させてケース本体3の外部に排出することができる。
尚、上記実施形態では圧力差発生用シリンダ6によりケース本体3内外を流れる気流を形成しているが、例えば、図3の矢印に示すようにケース本体3の天面部に設けられた管継手3cに吸引管41を設け、該吸引管41に対して図示しないファンにより温風をケース本体3内に吹き込んでもよいし、図示しないコンプレッサ等により圧縮された温風を吹き込んでもよい。ケース本体3内に吹き込まれた温風は、ケース本体3の天面若しくは側面に単数若しくは複数箇所に設けられた吐出孔3bより排気される。
図6Dに示すように、真空引き用シリンダ5のシリンダ室が設けられたシリンダ開口部5bを覆うようにシリンダヘッド部37が組み付けられる。このシリンダヘッド部37に設けられる吐出口37eはシリンダ室と接続し、シリンダ開口部5bの重力方向下端縁を含むように設けられている。尚、管継手39bの水平方向の管孔部も同様な配置とすることが望ましい。
これにより、真空乾燥容器4から真空引きした真空引き用シリンダ5に吸引した空気に含まれる水分が水滴化して当該真空引き用シリンダ5のシリンダ開口部5bの重力方向下端縁に流下しても吐出口37eより確実に排出することができ、水滴化した水が真空引き用シリンダ5内に残留するのを最少化する(可及的に減らす)ことができる。
図1に示す真空乾燥容器4は所定温度で保温され、当該容器4内に取り込まれる外気は温風であることが望ましい。これにより、水は沸騰する際に潜熱を奪うが真空乾燥容器4が所定温度で保温されていれば、容器4内の温度低下を防いで、乾燥効率が低下することは無くなる。また、真空引き用シリンダ5の吸気に伴う真空乾燥容器4内の空気の対流を促すために取り込まれる外気は温風であると、結露したり容器4内の温度が低下したりするのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に示す真空乾燥装置1を用いれば、真空乾燥容器4内に設けられた温度センサ4Eにより容器内温度を検出して所定温度より低下すると真空乾燥容器4外面に設けられたヒータ4Fによって加熱して容器内に温度を一定に保つことで被乾燥物Wを効率よく乾燥することができ、乾燥時間を短縮して乾燥コスト(エネルギーコスト)を低減することができる。また、装置の小型化を図ると共に運転時の振動騒音を低減し、ロータリ式シリンダ装置2に回収される水分のオイルレス化により環境負荷を軽減して一般家庭や中小規模の食品事業者等でも使用可能となる。本実施形態に開示した真空乾燥装置1は、例えば生ごみや食品残渣を乾燥減容する用途に好適に用いられるが、果実や野菜を真空乾燥させて食するドライフーズ生成用として使用してもよい等、家庭用若しくは業務用に使用可能な真空乾燥装置1として幅広い利用が見込まれる。
尚、上述した実施例においては、真空引き用シリンダ5と圧力差発生用シリンダ6はケース本体3の対向位置に各々設けたが、これに限定されるものではない。また、駆動源として用いられるモータM1、M2は、ブラシレスモータ、ブラシ付きモータのいずれでもよく、直流モータ、交流モータのいずれであってもよい。
1 真空乾燥装置 2 ロータリ式シリンダ装置 2a 駆動軸 2a1 第一駆動軸 2a2 第二駆動軸 2b 駆動プーリ 3 ケース本体 3A 第一ケース体 3B 第二ケース体 3a,3c,4a,4b,13a,15a,34a,34b,39a,39b 管継手 3b 吐出孔 4 真空乾燥容器 4A 蓋部 4B 容器本体 4C 投入口 4D 排出口 4E 温度センサ 4F ヒータ 4c 攪拌部材 4d シャフト 4e スクリュー羽根 W 被乾燥物 5 真空引き用シリンダ 5b シリンダ開口部 6 圧力差発生用シリンダ 7 装置ベース部 7a 脚部 8 モータ軸 8a モータプーリ 9 タイミングベルト 10,14,41 吸引管 11 吐出管 12 吸気管 16,17 連結管 21,29a,29b,35,40 固定ねじ 22 偏心カム 22a 筒体 23 第一両頭ピストン組 23a,24a ピストン本体 23b,24b ピストンヘッド部 23c,24c1,24c2 シールカップ 23d,24d シールカップ押さえ 23e,24e ねじ 24 第二両頭ピストン組 P ピストンユニット 25a 第一クランク軸 25b,25c 第二クランク軸 25d,25e,26a,26b,30a、30b 軸受 M1,M2 モータ 27a 第一バランスウェイト 27b 第二バランスウェイト 28a,28b ピン 31,33,36,38 シール材 32,37 シリンダヘッド部 32a,32b,37a,37b リードバルブ 37c,37d ねじ 37e 吐出口 34,39 ヘッドカバー 42 仮想円 43 転がり円 44 回転軌道 45 制御部 46 操作スイッチ

Claims (2)

  1. 駆動源により回転駆動される駆動軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置を収容したケース本体と被乾燥物が収納された真空乾燥容器が配管接続された真空乾燥装置であって、
    前記一対の両頭ピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体に設けられた複数のシリンダのうち少なくとも1のシリンダは被乾燥物が収納された前記真空乾燥容器に接続されて真空引きする真空引き用シリンダとして用いられ、残りのシリンダは前記ケース本体内外の圧力差を発生させ当該ケース本体内外を流れる気流を形成する圧力差発生用シリンダとして用いられ、
    前記真空乾燥容器内には容器内の温度を検出する温度検出部が設けられ、前記真空乾燥容器外面には、被乾燥物を加温する加熱手段が設けられており、容器内温度が所定温度となるように前記加熱手段により加熱が行われることを特徴とする真空乾燥装置。
  2. 前記真空乾燥容器内には、被乾燥物を駆動源により攪拌する攪拌部材が設けられている請求項1記載の真空乾燥装置。
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