JP2019196728A - 正常判定装置および正常判定方法 - Google Patents

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禎人 若林
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Abstract

【課題】NOx検出部が正常に作動しているか否かを判定することが可能な正常判定装置および正常判定方法を提供する。【解決手段】正常判定装置は、内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部の検出値を第1検出値として取得する第1検出値取得部と、選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部の検出値を第2検出値として取得する第2検出値取得部と、選択還元型触媒装置により排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、第1検出値から第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、上流側NOx検出部の作動は正常であると判定する一方、差分値が所定値未満であるとき、上流側NOx検出部の作動は異常であると判定する正常判定部とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、正常判定装置および正常判定方法に関する。
トラックやバス等の車両に搭載されるディーゼルエンジンの排気ガス中のNOxを浄化するための排気ガス浄化システムとして、尿素水等を還元剤として用いてNOxを窒素と水に還元する選択触媒還元(SCR:Selective Catalytic Reduction)システムが開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
選択触媒還元システムは、尿素水タンクに貯留された尿素水を選択還元型触媒装置(SCR)上流側の排気通路(排気管)に供給し、排気ガスの熱で尿素を加水分解してアンモニアを生成し、このアンモニアによって選択還元型触媒装置内の触媒でNOxを還元するものである。
特開2000−303826号公報
ところで、排気ガス浄化システムには、選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出するNOx検出部が設けられる。そして、選択還元型触媒装置によるNOxの浄化が効率的に行われるように、尿素水の供給量は、NOx検出部の検出値に応じて決定される。また、NOx検出部の検出値は、内燃機関の運転状態を制御するためにも用いられている。そのため、排気ガス浄化システムにおいてNOx検出部が正常に作動していることは重要であり、NOx検出部の検出値には高い信頼性が要求されている。
本開示の目的は、NOx検出部が正常に作動しているか否かを判定することが可能な正常判定装置および正常判定方法を提供することである。
本開示に係る正常判定装置は、
内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部の検出値を第1検出値として取得する第1検出値取得部と、
前記選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部の検出値を第2検出値として取得する第2検出値取得部と、
前記選択還元型触媒装置により前記排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、前記第1検出値から前記第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は正常であると判定する一方、前記差分値が前記所定値未満であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は異常であると判定する正常判定部と、
を備える。
本開示に係る正常判定方法は、
内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部の検出値を第1検出値として取得し、
前記選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部の検出値を第2検出値として取得し、
前記選択還元型触媒装置により前記排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、前記第1検出値から前記第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は正常であると判定する一方、前記差分値が前記所定値未満であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は異常であると判定する。
本開示によれば、NOx検出部が正常に作動しているか否かを判定することができる。
本実施の形態における車両の構成を示す図である。 本実施の形態における正常判定処理を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における車両1の構成を示す図である。図1に示すように、トラックやバス等の車両1には、内燃機関10と、排気系20と、制御部40(具体的には、DSU)とが搭載されている。排気系20および制御部40は、排気ガス浄化システムとして機能する。制御部40は、本開示の「正常判定装置」に対応する一例である。
まず、内燃機関10の構成について説明する。内燃機関10は、例えばディーゼルエンジンである。内燃機関10の燃焼室11において、燃料噴射インジェクタ13は、燃焼室11内に燃料を噴射する。なお、燃料噴射インジェクタ13は、燃焼室11の吸気ポートに燃料を噴射しても良い。燃料の噴射は、ECM(図示せず)により制御される。また、燃焼室11内の燃料は、ピストン19の動作により圧縮されて燃焼する。
吸気バルブ15および排気バルブ17は、開閉可能に構成される。吸気バルブ15が開くことで、吸気用配管50からの新気が燃焼室11に吸入される。また、排気バルブ17が開くことで、燃焼室11で燃料が燃焼して生じた排気ガスが排気系20(具体的には、排気管21)に送り出される。
次に、排気系20の構成について説明する。排気系20は、例えば車両1の下部に設けられ、主に金属製の排気管21(本開示の「排気通路」に対応する一例である)を有する。この排気管21は、内燃機関10において燃料の燃焼により生じた排気ガスを大気中(車外)に導く。
また、排気管21の途中には、排気ガスを浄化(無害化)するために、様々な後処理装置が設けられている。本実施の形態では、後処理装置として、DOC(酸化触媒)23Aと、DPF23Bと、SCR23C(本開示の「選択還元型触媒装置」に対応する一例である)と、ASC23Dとが設けられている。
DOC23Aは、金属製の担持体に、ロジウム、酸化セリウム、白金、酸化アルミニウム等を担持して形成される。DOC23Aは、排気ガスに含まれる炭化水素(HC)および一酸化炭素(CO)を分解除去する。また、DOC23Aは、排気ガスに含まれるNOxの大半を占める一酸化窒素(NO)を酸化して二酸化窒素(NO2)を生成する機能も有している。この機能を利用することで、SCR23CのNOx浄化効率を向上することが可能になる。
排気管21において、DOC23Aの上流側(具体的には、排気ガスの流れ方向における上流側)には、一時的に排気ガス中に燃料を供給して、燃料中の炭化水素(HC)をDOC23Aで酸化させ、その酸化反応熱を利用して排気ガスを昇温する燃料供給部22(燃料供給インジェクタ)が配置されている。
DPF23Bは、多孔質セラミック製のハニカムのチャンネル(セル)の入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型のウオールフローフィルタから形成される。DPF23Bは、排気ガスに含まれる粒子状物質(PM)を捕集除去する。
排気管21において、DPF23Bよりも下流側(具体的には、排気ガスの流れ方向における下流側)であって、SCR23Cよりも上流側には、還元剤としての尿素水を噴射するためのインジェクタ24が設けられている。
排気管21において、SCR23Cの入口近傍には上流側NOx検出部26が設けられている。上流側NOx検出部26は、DPF23Bを通過した排気ガスに含まれる窒素酸化物(いわゆるNOx)の濃度を検出し、当該濃度を示す信号を制御部40に出力する。
SCR23Cは、例えば円柱形状を有し、セラミックで作製されたハニカム担体を有する。ハニカム壁面には、例えばゼオライトやバナジウム等の触媒が担持またはコーティングされる。
上記のようなSCR23Cは、排気管21において、DPF23Bの下流側に配置される。また、排気管21においてDPF23BとSCR23Cとの間には、インジェクタ24により尿素水が噴射され、DPF23Bを通過した排気ガスに供給される。その結果、尿素水がアンモニアに加水分解される。アンモニアを含む排気ガスがSCR23Cの表層付近で触媒の作用を受けることによって、NOxが窒素と水に反応する(還元反応)。これにより、排気ガス中のNOx(窒素酸化物)が浄化される。
ここで、加水分解は、SCR23Cを通過する排気ガスの温度が所定温度(例えば、200℃)以上で起こる。したがって、本実施の形態では、インジェクタ24は、SCR23Cに流入する排気ガスの温度が200℃以上の場合に、尿素水を排気管21内の排気ガスに供給する。尿素水の噴射は、制御部40により制御される。なお、所定温度(200℃)は、排気系20の設計開発段階での実験・シミュレーション等により、アンモニアとNOxとの反応温度等を考慮しつつ適宜適切に定められる。
ASC23D(アンモニアスリップ触媒)は、後段酸化触媒であって、DOC23Aと同様の構成を有しており、排気管21においてSCR23Cの直ぐ下流に配置される。ASC23Dは、主として、SCR23Cにおいて還元反応に使用されずにスリップしてきたアンモニアが大気中に放出されないように、スリップしてきたアンモニアを酸化し除去する。それ以外にも、ASC23Dは、SCR23Cと同様の機能を有する場合もある。
排気管21において、ASC23Dの下流側には下流側NOx検出部27が設けられている。この下流側NOx検出部27は、ASC23Dを通過した排気ガスに含まれるNOxの濃度を検出し、当該濃度を示す信号を制御部40に出力する。
以上の各後処理装置で排気ガスを処理して生成される水、窒素、二酸化炭素は、マフラー(図示せず)等を介して、大気中に排出される。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ等を備える。CPUは、ROMから制御プログラムを読み出してRAMに展開し、展開した制御プログラムと協働して各種処理の実行を制御する。
図1に示すように、制御部40は、第1検出値取得部41、第2検出値取得部42、運転状態判定部43および正常判定部44を備える。
第1検出値取得部41は、上流側NOx検出部26から出力された信号を入力し、DPF23Bを通過した排気ガスに含まれるNOxの濃度を第1検出値として取得する。SCR23CによるNOxの浄化が効率的に行われるように、尿素水の供給量は、上流側NOx検出部26の検出値に応じて決定される。また、上流側NOx検出部26の検出値は、内燃機関10の運転状態を制御するためにも用いられている。そのため、排気ガス浄化システムにおいて上流側NOx検出部26が正常に作動していることは重要であり、上流側NOx検出部26の検出値には高い信頼性が要求されている。
第2検出値取得部42は、下流側NOx検出部27から出力された信号を入力し、ASC23Dを通過した排気ガスに含まれるNOxの濃度を第2検出値として取得する。
運転状態判定部43は、SCR23Cにより排気管21を通過する排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態であるか否かについて判定する。本実施の形態では、運転状態判定部43は、SCR23Cを通過する排気ガスの温度が所定温度(例えば、200℃)以上である場合(すなわち尿素水がアンモニアに加水分解される場合)、浄化可能状態であると判定する。一方、運転状態判定部43は、SCR23Cを通過する排気ガスの温度が所定温度未満である場合、浄化可能状態でないと判定する。なお、運転状態判定部43は、DPF23Bにより排気ガスに含まれる粒子状物質(PM)が捕集除去されている、すなわちPMが排出されていることを、例えばDPF23Bの上流側に設けられているPMセンサ(図示せず)の検出値から確認して、浄化可能状態であるか否かについて判定しても良い。
正常判定部44は、運転状態判定部43により浄化可能状態であると判定された場合、第1検出値取得部41により取得された第1検出値から第2検出値取得部42により取得された第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、上流側NOx検出部26の作動(具体的には、検出動作)は正常であると判定する一方、差分値が所定値未満であるとき、上流側NOx検出部26の作動は異常であると判定する。上流側NOx検出部26の作動は異常である場合、上流側NOx検出部26が故障または劣化していることが考えられる。このように判定するのは、浄化可能状態、すなわちSCR23Cにより排気ガスが正常に浄化されている状態である場合、上流側NOx検出部26の作動が正常であれば、上流側NOx検出部26の検出値が下流側NOx検出部27の検出値よりも大きくなることが通常の現象だからである。
本実施の形態では、正常判定部44により用いられる所定値は0である。すなわち、正常判定部44は、差分値が所定値(0)以上である場合、すなわち第1検出値が第2検出値以上である場合、上流側NOx検出部26の作動は正常であると判定する。また、正常判定部44は、差分値が所定値(0)未満である場合、すなわち第1検出値が第2検出値未満である場合、上流側NOx検出部26の作動は異常であると判定する。
次に、図2のフローチャートを参照し、本実施の形態における制御部40の正常判定処理例について説明する。図2の正常判定処理は、内燃機関10が稼働している間、所定時間が経過する毎に実行される。
まず、第1検出値取得部41は、上流側NOx検出部26から出力された信号を入力し、DPF23Bを通過した排気ガスに含まれるNOxの濃度を第1検出値として取得する(ステップS100)。次に、第2検出値取得部42は、下流側NOx検出部27から出力された信号を入力し、ASC23Dを通過した排気ガスに含まれるNOxの濃度を第2検出値として取得する(ステップS120)。
次に、運転状態判定部43は、SCR23Cにより排気管21を通過する排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態であるか否かについて判定する(ステップS140)。判定の結果、浄化可能状態でない場合(ステップS140、NO)、制御部40は、図2における正常判定処理を終了する。
一方、浄化可能状態である場合(ステップS140、YES)、正常判定部44は、第1検出値取得部41により取得された第1検出値から第2検出値取得部42により取得された第2検出値を減算した差分値を求める(ステップS160)。次に、正常判定部44は、ステップS160にて求めた差分値が所定値以上であるか否かについて判定する(ステップS180)。
判定の結果、差分値が所定値以上である場合(ステップS180、YES)、正常判定部44は、上流側NOx検出部26の作動は正常であると判定する(ステップS200)。ステップS200の処理が完了することによって、制御部40は、図2における処理を終了する。一方、差分値が所定値未満である場合(ステップS180、NO)、正常判定部44は、上流側NOx検出部26の作動は異常であると判定する(ステップS220)。ステップS220の処理が完了することによって、制御部40は、図2における処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、正常判定装置(制御部40)は、内燃機関10の排気通路(排気管21)に設けられた選択還元型触媒装置(SCR23C)の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部26の検出値を第1検出値として取得する第1検出値取得部41と、選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部27の検出値を第2検出値として取得する第2検出値取得部42と、選択還元型触媒装置により排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、第1検出値から第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、上流側NOx検出部26の作動は正常であると判定する一方、差分値が所定値未満であるとき、上流側NOx検出部26の作動は異常であると判定する正常判定部44とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、浄化可能状態、すなわちSCR23Cにより排気ガスが正常に浄化される状態である場合、上流側NOx検出部26の作動が正常であれば、上流側NOx検出部26の検出値が下流側NOx検出部27の検出値よりも大きくなることを利用して、上流側NOx検出部26が正常に作動しているか否かを判定することができる。
なお、上記実施の形態では、正常判定部44により用いられる所定値は0である例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、正常判定部44により用いられる所定値は、0より大きい値でも良い。上流側NOx検出部26の作動が異常である場合の態様として、上流側NOx検出部26の検出値が下流側NOx検出部27の検出値未満となる場合の他に、上流側NOx検出部26の検出値が下流側NOx検出部27の検出値よりも大きいものの、下流側NOx検出部27の検出値に近い場合も考えられるからである。
また、上記実施の形態では、上流側NOx検出部26が正常に作動しているか否かを判定する例について説明したが、SCR23Cにより排気ガスが正常に浄化されている場合、下流側NOx検出部27(および上流側NOx検出部26)の作動が正常であれば、下流側NOx検出部27の検出値が上流側NOx検出部26の検出値よりも小さくなることは通常の現象だと考えられる。よって、下流側NOx検出部27および上流側NOx検出部26の検出値を利用して、下流側NOx検出部27が正常に作動しているか否かも判定することもできる。
また、上記実施の形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示は、NOx検出部が正常に作動しているか否かを判定することが可能な正常判定装置および正常判定方法として有用である。
1 車両
10 内燃機関
11 燃焼室
13 燃料噴射インジェクタ
15 吸気バルブ
17 排気バルブ
19 ピストン
20 排気系
21 排気管
22 燃料供給部
23A DOC
23B DPF
23C SCR
23D ASC
24 インジェクタ
26 上流側NOx検出部
27 下流側NOx検出部
40 制御部
41 第1検出値取得部
42 第2検出値取得部
43 運転状態判定部
44 正常判定部
50 吸気用配管

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部の検出値を第1検出値として取得する第1検出値取得部と、
    前記選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部の検出値を第2検出値として取得する第2検出値取得部と、
    前記選択還元型触媒装置により前記排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、前記第1検出値から前記第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は正常であると判定する一方、前記差分値が前記所定値未満であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は異常であると判定する正常判定部と、
    を備える正常判定装置。
  2. 前記所定値は、0以上の値である、
    請求項1に記載の正常判定装置。
  3. 前記所定値は、0より大きい値である、
    請求項2に記載の正常判定装置。
  4. 内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒装置の上流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する上流側NOx検出部の検出値を第1検出値として取得し、
    前記選択還元型触媒装置の下流側を通過する排気ガスのNOx濃度を検出する下流側NOx検出部の検出値を第2検出値として取得し、
    前記選択還元型触媒装置により前記排気ガスの浄化が可能な浄化可能状態である場合、前記第1検出値から前記第2検出値を減算した差分値が所定値以上であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は正常であると判定する一方、前記差分値が前記所定値未満であるとき、前記上流側NOx検出部の作動は異常であると判定する、
    正常判定方法。
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