JP2019196299A - 合わせガラス - Google Patents
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Description
図1は、車両用のフロントガラスを例示する図であり、図1(a)はフロントガラスを車室内から車室外に視認した様子を模式的に示した図である。フロントガラス20はZ方向を上方として車両に取り付けられた状態である。図1(b)は図1(a)の情報取得領域25近傍の部分拡大図である。図1(c)は図1(b)のA−A線に沿う断面図である。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態とは異なる方法でカメラ300へのノイズ光の入射を防止する例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
第1及び第2の実施の形態の変形例では、情報取得領域の形状が第1及び第2の実施の形態と異なる例を示す。なお、第1及び第2の実施の形態の変形例において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
縦横300mm、厚さ2mmの四角形のソーダライムガラスであるガラス板210及び220(AGC社製 通称VFL)を準備した。又、厚さ0.76mmと厚さ0.38mmの中間膜(イーストマンケミカル社製PVB)の間にフィルム240としてPETにチタニアコートを施した厚み50μmの高反射フィルムを封入した。そして、フィルム240を封入した中間膜をガラス板210とガラス板220で挟み、真空での仮圧着後にさらにオートクレーブでの熱圧着を行い、実施例1〜7及び比較例1の合わせガラスを作製した。作製した合わせガラスの可視光反射率は11%であった。
縦横300mm、厚さ2mmの四角形のソーダライムガラスであるガラス板210及び220(AGC社製 通称VFL)を準備した。又、厚さ0.76mmと厚さ0.38mmの中間膜(イーストマンケミカル社製PVB)の間にフィルム240としてPETにチタニアコートを施した厚み50μmの高反射フィルムを封入した。そして、フィルム240を封入した中間膜をガラス板210とガラス板220で挟み、真空での仮圧着後にさらにオートクレーブでの熱圧着を行い、実施例8〜14及び比較例2の合わせガラスを作製した。作製した合わせガラスの可視光反射率は11%であった。
21 内面
22 外面
25、25A、25B 情報取得領域
26、27 遮蔽層
26e、27e 遮蔽層の端部
210、220 ガラス板
230 中間膜
240 フィルム
240e フィルムの端部
300 カメラ
500 太陽
Claims (17)
- 車外側ガラス板と車内側ガラス板との間に中間膜を有する合わせガラスであって、
前記車内側ガラス板の車内側の面の周縁部に設けられた遮蔽層と、
前記車外側ガラス板と前記車内側ガラス板との間に配置され、前記遮蔽層と平面視で重複する領域に延在するフィルムと、
前記遮蔽層及び前記フィルムに設けられた開口部内に位置し、センサが情報を取得する情報取得領域と、を有し、
前記フィルムが配置され、かつ前記遮蔽層が配置されていない部分の前記合わせガラスは、可視光反射率が8%以上又は拡散反射率が9%以上であり、
前記開口部において、平面視で前記フィルムの端部が前記遮蔽層の端部に対して後退している部分を有し、前記部分において前記遮蔽層の端部に対する前記フィルムの端部の後退量αが1mm以上である合わせガラス。 - 車外側ガラス板と車内側ガラス板との間に中間膜を有する合わせガラスであって、
前記車内側ガラス板の車内側の面の周縁部に設けられた遮蔽層と、
前記車外側ガラス板と前記車内側ガラス板との間に配置され、前記遮蔽層と平面視で重複する領域に延在するフィルムと、
前記遮蔽層及び前記フィルムに設けられた開口部内に位置し、センサが情報を取得する情報取得領域と、を有し、
前記フィルムが配置され、かつ前記遮蔽層が配置されていない部分の前記合わせガラスは、可視光反射率が8%以上又は拡散反射率が9%以上であり、
前記開口部において、平面視で前記遮蔽層の端部が前記フィルムの端部に対して後退している部分を有し、前記部分において前記フィルムの端部に対する前記遮蔽層の端部の後退量βが1mm以上である合わせガラス。 - 前記車外側ガラス板の車内側の面の周縁部にも遮蔽層が設けられ、
前記後退量αの基準となる遮蔽層の端部は、前記車内側ガラス板の車内側の面の周縁部に設けられた遮蔽層の端部と、前記車外側ガラス板の車内側の面の周縁部に設けられた遮蔽層の端部のうち、前記開口部の中央側に位置する遮蔽層の端部である請求項1に記載の合わせガラス。 - 前記車外側ガラス板の車内側の面の周縁部に設けられた遮蔽層が前記中央側に位置する遮蔽層である請求項3に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部上側の後退量αtopが1mm以上である請求項1、3、又は4に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部下側の後退量αbottomが1mm以上である請求項1、3、4、又は5に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部左右側の後退量αsideが1mm以上である請求項1、3、4、5、又は6に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部上側の後退量βtopが1mm以上である請求項2に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部下側の後退量βbottomが1mm以上である請求項2又は8に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスを車両に取り付けた状態における前記情報取得領域の外縁部左右側の後退量βsideが1mm以上である請求項2、8、又は9に記載の合わせガラス。
- 前記フィルムの厚みが25μm以上200μm以下である請求項1乃至10の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 平面視で前記情報取得領域の外周全体が前記遮蔽層に囲まれている請求項1乃至11の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 平面視で前記情報取得領域の外周の一部は前記遮蔽層に囲まれており、前記外周の他部は前記遮蔽層に囲まれていない請求項1乃至11の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 前記合わせガラスが、ヘッドアップディスプレイ表示領域を有する請求項1乃至13の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 前記フィルムがP偏光反射フィルムである請求項1乃至14の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 前記情報取得領域が湾曲面である請求項1乃至15の何れか一項に記載の合わせガラス。
- 車両の水平面に対する前記車両への取付け角が15deg以上35deg以下である請求項1乃至16の何れか一項に記載の合わせガラス。
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2019
- 2019-02-25 JP JP2019031964A patent/JP7192567B2/ja active Active
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