JP2019196075A - 駐車枠検出装置および駐車枠検出方法 - Google Patents

駐車枠検出装置および駐車枠検出方法 Download PDF

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【課題】駐車枠の検出精度を向上させること。【解決手段】実施形態に係る駐車枠検出装置は、検出部と、選択部と、判定部とを備える。検出部は、車両の後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する。検出部によって検出された路面標示を車両を駐車させる駐車枠として選択する。判定部は、車両が旋回中か否かを判定する。選択部は、判定部によって旋回中でないと判定された場合に、車両の進行方向に沿う路面標示を駐車枠としての選択から除外し、旋回中であると判定された場合に、車両の進行方向に沿う路面標示を駐車枠として選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、駐車枠検出装置および駐車枠検出方法に関する。
従来、車両の周囲が撮像された撮像画像から車両が駐車する駐車枠を検出し、かかる駐車枠をユーザへ報知する運転支援装置がある(例えば、特許文献1参照)。かかる運転支援装置では、路面に施工された路面標示を除外して駐車枠を検出するために、車両の進行方向に沿った線を駐車枠の検出対象から除外している。
特開2016−213551号公報
しかしながら、従来技術では、実際の駐車枠を除外する場合があり、駐車枠の検出精度の改善が望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、駐車枠の検出精度を向上させることができる駐車枠検出装置および駐車枠検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る駐車枠検出装置は、検出部と、選択部と、判定部とを備える。前記検出部は、車両の後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する。前記検出部によって検出された前記路面標示を前記車両を駐車させる駐車枠として選択する。前記判定部は、前記車両が旋回中か否かを判定する。前記選択部は、前記判定部によって前記旋回中でないと判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠としての選択から除外し、前記旋回中であると判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠として選択する。
本発明によれば、駐車枠の検出精度を向上させることができる。
図1は、駐車枠検出方法の概要を示す図である。 図2は、駐車枠検出装置のブロック図である。 図3は、カメラの配置例を示す図である。 図4は、舵角量の具体例を示す図である。 図5は、舵角量と閾値との相関関係の一例を示す図である。 図6Aは、選択部による処理の具体例を示す図(その1)である。 図6Bは、選択部による処理の具体例を示す図(その2)である。 図7は、駐車枠検出装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る駐車枠検出装置および駐車枠検出方法について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係る駐車枠検出方法について説明する。図1は、駐車枠検出方法の概要を示す図である。なお、かかる駐車枠検出方法は、駐車枠検出装置1によって実行される。
駐車枠検出装置1は、図1に示すように、車両Cに搭載され、車両Cに搭載されたカメラ(図3参照)によって撮像された撮像画像から車両Cが駐車するための駐車枠を検出する。
ところで、従来、駐車枠を検出し、かかる駐車枠をユーザへ報知する運転支援装置がある。かかる運転支援装置では、路面に施工された路面標示のうち、矢印等の不要な路面標示を駐車枠の検出対象から除外することで、駐車枠の誤検知を抑制している。
従来技術においては、路面標示のうち、車両の進行方向に沿う線を検出し、かかる線から車両を駐車させる駐車枠を選択する。このため、路面標示のうち、「線」や「矢印」等を駐車場の区画線として誤認識する場合がある。
このため、車両の後方が撮像された撮像画像において、車両の進行方向に沿った線、すなわち、車両の進行方向と略平行な線を除外する。これにより、車両の進行方向を指示する矢印等の路面標示を駐車枠の検出対象から除外し、駐車枠の誤検知を抑制している。なお、路面標示には、「線」、「矢印」、「区画線」等が含まれる。なお、以下の説明において、区画線とは、駐車スペースを区画する線であるものとする。
しかしながら、従来技術では、車両の通路に対して斜め方向に区画線が引かれた斜め駐車場において、かかる斜め駐車場に車両がアプローチした場合、斜め駐車場の区画線が車両の進行方向と略平行になり、駐車枠の検出対象から除外される。
つまり、従来技術では、矢印等の路面標示を駐車枠の検出対象から除外するものの、実際の駐車場の区画線までも検出対象から除外する場合があり、駐車枠の検出精度の改善が望まれる。
そこで、実施形態に係る駐車枠検出方法では、車両Cが旋回中である場合と、非旋回中(直進中)である場合とで、条件を変えて区画線を検出することとした。
具体的には、実施形態に係る駐車枠検出方法では、図1に示すように、車両Cが非旋回中である場合、車両Cの後方が撮像された撮像画像L1から車両Cの進行方向に沿う路面標示を駐車枠の非選択対象とする。言い換えれば、車両Cが旋回中でない場合、車両の進行方向に沿う路面標示を駐車枠としての選択から除外する。
これにより、上述のように、矢印等の路面標示について駐車枠の検出対象から除外することが可能となる。なお、車両Cの進行方向に沿うとは、車両Cの進行方向と平行もしくは所定の誤差の範囲で平行であることを示す。
また、実施形態に係る駐車枠検出方法では、車両Cが旋回中である場合、撮像画像L2に示すように、車両Cの進行方向に沿った区画線を選択対象とする。すなわち、旋回中である場合には、車両Cの進行方向に沿う路面標示を駐車枠として選択する。
これにより、車両Cが上述の斜め駐車場にアプローチした場合であっても、かかる斜め駐車場の区画線は駐車枠の検出対象から除外されない。すなわち、斜め駐車場の区画線から駐車枠を適切に検出することが可能となる。
このように、実施形態に係る駐車枠検出方法では、車両Cが非旋回中から旋回中になった場合に、車両Cの進行方向に沿った区画線を駐車枠の非選択対象から選択対象へ切り替える。
したがって、実施形態に係る駐車枠検出方法によれば、矢印等の駐車枠ではない路面標示等の線を除外しつつ、斜め駐車場の駐車枠を検出することができるので、駐車枠の検出精度を向上させることが可能となる。
また、実施形態に係る駐車枠検出方法では、車両Cの向きの変化に基づいて車両Cが旋回中か否かを判定することで、駐車枠の誤検知を抑制することも可能であるが、かかる点については後述する。
次に、図2を用いて実施形態に係る駐車枠検出装置1の構成例について説明する。図2は、駐車枠検出装置1のブロック図である。なお、図2では、カメラ10および車両制御装置50を併せて示す。
カメラ10は、車両Cの周囲を撮像し、撮像画像を駐車枠検出装置1へ出力する。図3は、カメラ10の配置例を示す図である。図3に示すように、車両Cは、複数のカメラ10を備える。
車両Cの前方に配置される前方カメラ10fと、車両Cの後方に配置される後方カメラ10bと、車両Cの右方に配置される右方カメラ10lと、車両Cの左方に配置される左方カメラ10rとを備える。
カメラ10は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、かかる撮像素子によって撮像した車両C1周辺の撮像画像を駐車枠検出装置1へ出力する。
図2の説明に戻り、車両制御装置50について説明する。車両制御装置50は、車両Cの自動運転、自動駐車制御や運転アシスト(例えば、PCS(Pre-crash Safety System)やAEB(Advanced Emergency Braking System)など)の車両制御を行う。
すなわち、車両制御装置50は、駐車枠検出装置1から通知される駐車枠に関する情報に基づいてかかる駐車枠に車両Cを駐車させる。また、車両制御装置50は、車両Cの現在の舵角量、走行速度等を含む走行情報を駐車枠検出装置1へ随時通知する。なお、例えば、駐車枠検出装置1と、車両制御装置50とは、CAN(Controller Area Network)通信によって双方向に情報の送受信が可能である。
駐車枠検出装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、検出部21と、判定部22と、選択部23と、算出部24とを備える。制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の検出部21、判定部22、選択部23および算出部24として機能する。
また、制御部2の検出部21、判定部22、選択部23および算出部24の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、辞書情報31、区画線情報32および舵角量情報33や各種プログラムの情報を記憶することができる。なお、駐車枠検出装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2の検出部21は、車両Cの後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する。なお、ここでの路面標示とは、駐車場の区画線に類似するものを指す。すなわち、かかる路面標示には、実際の駐車場の区画線に加え、例えば、矢印等が含まれる場合もある。
例えば、検出部21は、記憶部3に格納された辞書情報31を参照し、路面標示に関する学習データとのパターンマッチング等の認識アルゴリズムに基づき、区画線を含む路面標示を検出する。
検出部21は、撮像画像から区画線を路面標示を検出すると、撮像画像における区画線や路面標示の座標情報を撮像画像とともに記憶部3に区画線情報32として格納する。
なお、検出部21による駐車枠の検出アルゴリズムについては、上記の例に限られず、任意に変更可能である。また、図3に示したように、駐車枠検出装置1に複数のカメラ10が接続される場合、検出部21は、各カメラ10によって撮像された撮像画像からそれぞれ路面標示を検出することも可能である。なお、検出部21をカメラ10毎に設けることとしてもよい。
判定部22は、車両Cが旋回中か否かを判定し、判定結果を選択部23へ通知する。本実施形態において、判定部22は、車両制御装置50から通知される走行情報に含まれる車両Cの舵角量に基づいて車両Cの向きの変化を推定する。
図4は、舵角量の具体例を示す図である。図4に示すように、車両Cの後輪を結ぶ線をX軸とし、車両Cの中心を通り、車両Cの進行方向に沿った直線をZ軸とする二次元座標系で表される。
具体的には、舵角量は、Z軸方向と車両Cの車輪(前輪または後輪のいずれか)とのなす角である。図4に示す例では、車輪が車両Cの前方方向(Z軸負方向)に対して左側に傾いた場合、(−)の値を取り、車輪が車両Cの前方方向に対して右側に傾いた場合、(+)の値を取る。
そして、判定部22は、舵角量を逐次積算していき、舵角量の積算値を図2に示す舵角量情報33として記憶部3に格納し、舵角量の累積値が閾値を超えた場合に、旋回中と判定する。言い換えれば、判定部22は、車両Cの向きが変化したことを舵角量の累積値によって認識する。
ここで、仮に、舵角量の瞬時値によって旋回中か否かを判定すると、急ハンドルを取った時点で、車両Cの向きが変化するより早く旋回中と判定するおそれがある。
また、例えば、切り替えし駐車が必要な狭い駐車場、すなわち、舵角量の瞬間的な変化が小さい場合、車両Cの向きが実際には変化しているのにもかかわらず、かかる変化を検知できないおそれもある。
このため、判定部22は、舵角量の累積値に基づいて旋回中か否かを判定することで、旋回中か否かの判定を精度よく行うことが可能となる。
図5は、舵角量と閾値との相関関係の一例を示す図である。図5では、縦軸に舵角量の累積値に対する閾値を示し、横軸に舵角量の瞬時値を示す。図5に示すように、判定部22は、舵角量の瞬時値に応じて閾値Thを切り替える。
具体的には、舵角量の瞬時値が値s1以下である場合、閾値Thを閾値Th1に設定し、舵角量の瞬時値が値s1〜s2の範囲内に収まる場合、閾値Thを閾値Th2へ設定する。また、舵角量の瞬時値が値s2を超えた場合、閾値Thを閾値Th3へ設定する。
ここで、図5に示すように、閾値Th1<閾値Th2<閾値Th3の大小関係となる。つまり、舵角量の瞬時値が大きいほど、高い値の閾値Thが設定される。
言い換えれば、判定部22は、車両Cが急ハンドルを取る場合、閾値Thを大きい値とすることで、旋回中と判定しにくくする。これにより、急ハンドルを行った場合でも、車両Cの向きが変化しない限りは、車両Cを旋回中と判定しないことなる。
一方、判定部22は、舵角量の瞬時値が小さいほど、閾値Thの値を低くすることで、ハンドルを一度で十分に旋回させられない場合、すなわち、切り返し駐車を行って車両Cの向きが変化した場合には、旋回中と判定する。
つまり、判定部22は、舵角量の瞬時値に基づいて閾値Thの値を変更することで、舵角中か否かの判定を適切に行うことが可能となる。なお、例えば、判定部22は、旋回中と判定した後に、車両Cの旋回量がゼロに収束した場合や、車両Cの駐車が完了した場合等に、舵角量の累積値をリセットする。
また、判定部22は、累積値が変化する継続時間が所定の閾値を超える場合に、車両Cが旋回中であると判定することにしてもよい。すなわち、舵角量が0°付近、即ち略0°以外の値を継続的にとる場合に、車両Cが旋回中と判定することにしてもよい。
かかる場合であっても、車両Cが旋回中か否かを精度よく判定することが可能となり、結果として、駐車枠の検出精度を向上させることが可能となる。
図2の説明に戻り、選択部23について説明する。選択部23は、検出部21によって検出された路面標示に基づいて車両Cを駐車させる駐車枠を選択する。
具体的には、選択部23は、選択部23は、路面標示の中から、路面標示同士の間隔が車両Cの車幅より広く、路面標示間に障害物が存在しない2つの区画線を駐車枠として選択するする。また、選択部23は、駐車枠を選択すると、駐車枠に関する情報を算出部24へ通知する。
ところで、上述のように、選択部23は、車両Cが旋回中である場合と、非旋回中である場合とで、異なる選択条件を用いて区画線を駐車枠として選択する。
図6Aおよび図6Bは、選択部23による処理の具体例を示す図である。なお、図6Aでは、非旋回中における選択部23による処理の具体例を示し、図6Bでは、旋回中における選択部23による処理の具体例を示す。
図6Aに示すように、例えば、車両Cが駐車場内において、直進する場合を想定する。かかる場合に、車両Cの後方を撮像する撮像画像Lには、車両Cの通行方向を規定する路面標示である矢印Rや、駐車場の区画線P1および区画線P2が含まれる。
このとき、矢印Rおよび区画線P1は、車両Cの進行方向に沿った線であり、その間隔が、区画線P2同士の間隔と略等しい場合がある。したがって、矢印Rおよび区画線P1を駐車枠として検出するおそれがある。
これに対して、選択部23は、車両Cが直線中である場合、車両Cの進行方向に沿った区画線を選択対象から除外する。言い換えれば、選択部23は、撮像画像Lに含まれる車両Cの進行方向に沿った線を駐車枠の非選択対象とすることで、駐車枠の誤検出を抑制することが可能となる。
一方、図6Bに示すように、斜め駐車場において、車両Cが斜め駐車場に駐車しようとアプローチした場合、斜め駐車場を構成する区画線P3は、それぞれ車両Cの進行方向に沿った線となる。
つまり、撮像画像Lに含まれる区画線P3が、図6Aに示した矢印Rおよび区画線P1のように非選択対象の条件を満たすことになる。このため、実施形態に係る駐車枠検出装置1では、車両Cが旋回中である場合には、車両Cの進行方向に沿った区画線P3を非選択対象から選択対象へ切り替える。
これにより、選択部23は、駐車枠を適切に検出することができるので、駐車枠の検出漏れを抑制することが可能となる。
ところで、例えば、図6Aにおいて、車両Cが急ハンドルを行った場合に、直ちに、旋回中と判定すると、車両Cの進行方向と区画線P1および矢印Rとにズレが生じる前に、旋回中と判定することとなる。
すなわち、かかる場合に、本来、駐車枠の非選択対象であった区画線P1および矢印Rが選択対象に切り替わるおそれがある。これに対して、実施形態に係る駐車枠検出装置1は、舵角量の瞬時値ではなく、累積値に基づいて旋回中か否かの判定を行う。
また、上述のように、舵角量の瞬時値が大きい場合、累積値に対する閾値Thを大きな値に設定する。つまり、実施形態に係る駐車枠検出装置1では、急舵角を取った場合であっても、旋回中と判定しないことで、駐車枠の検出対象から本来除去すべき、矢印Rを確実に除去することが可能となる。
図2の説明に戻り、算出部24について説明する。算出部24は、選択部23によって選択された駐車枠の位置情報を算出し、車両制御装置50へ通知する。
例えば、算出部24は、選択部23によって選択された駐車枠から目標駐車位置を算出し、かかる目標駐車位置についてROI(Region Of Interest)領域を設定する。
続いて、算出部24は、ROI領域から目標駐車位置のROI座標、すなわち、目標駐車位置の端点の実際の座標を算出する。これにより、実際の目標駐車位置の座標を精度よく算出することが可能となる。
次に、図7を用いて実施形態に係る駐車枠検出装置1が実行する処理手順について説明する。図7は、駐車枠検出装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、駐車枠検出装置1の制御部2によって繰り返し実行される。
図7に示すように、まず、検出部21は、撮像画像から路面標示を検出する(ステップS101)。続いて、判定部22は、車両Cは旋回中か否かを判定する(ステップS102)。
車両Cが旋回中であった場合(ステップS102,Yes)、選択部23は、車両Cの進行方向に沿った路面を選択対象に設定する(ステップS103)。
一方、車両Cが旋回中でなかった場合(ステップS102,No)、選択部23は、車両Cの進行方向に沿った路面標示を非選択対象に設定する(ステップS104)。
その後、選択部23は、設定した選択条件に基づいて駐車枠を検出し(ステップS105)、算出部24は、駐車枠の位置情報を算出する(ステップS106)。かかる位置情報は、車両制御装置50(図2参照)に出力されることとなる。
続いて、制御部2は、車両Cが駐車完了したか否かを判定し(ステップS107)、駐車完了した場合(ステップS107,Yes)、処理を終了する。一方、駐車が完了していない場合(ステップS107,No)、制御部2は、ステップS102以降の処理を継続して行うこととなる。
上述したように、実施形態に係る駐車枠検出装置1は、検出部21と、選択部23と、判定部22とを備える。検出部21は、車両Cの後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する。選択部23は、検出部21によって検出された路面標示を車両Cを駐車させる駐車枠として選択する。
判定部22は、車両Cが旋回中か否かを判定する。選択部23は、判定部22によって旋回中でないと判定された場合に、車両Cの進行方向に沿う路面標示を駐車枠としての選択から除外し、旋回中と判定された場合に、車両Cの進行方向に沿う路面標示を駐車枠として選択する。したがって、実施形態に係る駐車枠検出装置1によれば、駐車枠の検出精度を向上させることが可能となる。
ところで、上述した実施形態では、車両制御装置50から通知される舵角量に基づいて旋回中か否かを判定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、駐車枠検出装置1は、撮像画像からオプティカルフローを抽出し、かかるオプティカルフローに基づいて車両Cが旋回中か否かを判定することも可能である。
また、駐車枠検出装置1は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて車両Cの位置情報を取得し、かかる位置情報の推移に基づいて車両Cが旋回中か否かを判定することも可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 駐車枠検出装置
10 カメラ
21 検出部
22 判定部
23 選択部
24 算出部
C 車両
Th 閾値

Claims (5)

  1. 車両の後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記路面標示を前記車両を駐車させる駐車枠として選択する選択部と、
    前記車両が旋回中か否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記選択部は、
    前記判定部によって前記旋回中でないと判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠としての選択から除外し、前記旋回中であると判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠として選択すること
    を特徴とする駐車枠検出装置。
  2. 前記判定部は、
    前記車両の舵角量の累積値が閾値を超えた場合に、前記旋回中と判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の駐車枠検出装置。
  3. 前記判定部は、
    前記舵角量が所定時間内に所定値を超えて変化する場合に、前記閾値を高い値へ設定すること
    を特徴とする請求項2に記載の駐車枠検出装置。
  4. 前記判定部は、
    前記累積値が変化する継続時間が所定の閾値よりも長い場合に、前記旋回中と判定すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の駐車枠検出装置。
  5. 車両の後方が撮像された撮像画像から駐車場に施工された路面標示を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記路面標示を前記車両を駐車させる駐車枠として選択する選択工程と、
    前記車両が旋回中か否かを判定する判定工程と
    を含み、
    前記選択工程は、
    前記判定工程によって前記旋回中でないと判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠としての選択から除外し、前記旋回中であると判定された場合に、前記車両の進行方向に沿う前記路面標示を前記駐車枠として選択すること
    を特徴とする駐車枠検出方法。
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