JP2019195888A - エンドエフェクタ - Google Patents

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敦之 高坂
Atsuyuki Takasaka
敦之 高坂
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Abstract

【課題】狭い場所へ進入して様々な姿勢や形状のワークを吸着することが可能なエンドエフェクタを提供する。【解決手段】エンドエフェクタ1は、ロボットに装着される本体部100と、本体部100に取り付けられ、ワークを保持する吸着ヘッド200を備える。吸着ヘッド200は、可撓性素材で形成された略円筒形状の吸着パッド202と、本体部100に対して回転軸Xを中心に回転可能に支持されるヘッド本体201を有し、回転軸Xの軸方向から見たときに回転軸Xが吸着パッド202と交差する構造とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットアームに取り付けられて、ワークをピッキングするエンドエフェクタに関する。
工業製品の組み立てや梱包、物流工程等には、部品や完成品、梱包済み製品等のワークをピッキングする作業が存在する。ワークをピッキングする技術として、ロボットアームに取り付けられたエンドエフェクタにより、真空圧(負圧)を用いてワークを吸着する技術が知られている。また、様々な姿勢や形状のワークを吸着する技術として、ワークと接する吸着部の向きを変える技術が知られている。例えば、特許文献1,2には、先端に吸着パッドを備える吸着部を軸中心に回転可能に設け、吸着パッドの向きを変える技術が開示されている。また、特許文献3には、ピロボール構成によって、傾いた姿勢のワークに吸着口を追従させる技術が開示されている。
特開2009‐255207号公報 特開平6‐255814号公報 特開平6‐297371号公報
上記特許文献1,2に記載された技術では、吸着部の先端と回転軸とが離れており、吸着パッドと回転軸とが交差していないため、吸着部の先端の回転半径は吸着パッドの長さ以上となる。そのため、吸着部の向きを変えた状態で狭い場所へ進入させてワークを吸着させることが困難となっている。また、上記特許文献3に記載された技術では、吸着部である球状のピロボールの外殻を支持する構成となっているため、吸着口の向きを変えることができる角度は90°未満となる。このような構成では、吸着可能なワークの姿勢や形状は狭い範囲に限られてしまう。
本発明は、狭い場所へ進入して様々な姿勢や形状のワークを吸着することが可能なエンドエフェクタを提供することを目的とする。
本発明に係るエンドエフェクタは、ロボットに装着される本体部と、ワークを保持する吸着ヘッドと、を備えるエンドエフェクタであって、前記吸着ヘッドは、可撓性素材で形成された略円筒形状の吸着パッドと、前記本体部に対して回転軸を中心に回転可能に支持されるヘッド本体と、を有し、前記回転軸の軸方向から見たときに前記回転軸が前記吸着パッドと交差することを特徴とする。
本発明によれば、狭い場所へ進入して、様々な姿勢や形状のワークを吸着することができる。
本発明の実施形態に係るエンドエフェクタの外観斜視図である。 エンドエフェクタの断面図である。 エンドエフェクタの吸着ヘッドとワークの側面図である。 エンドエフェクタの吸着ヘッド及びその近傍を、回転軸に沿った方向から見た側面図である。 エンドエフェクタによるワークの搬出動作を説明する模式図である。 エンドエフェクタの吸着ヘッドの変形例を説明する側面図である。 エンドエフェクタでの吸着ヘッドの支持構造の変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るエンドエフェクタ1の外観斜視図である。図2は、エンドエフェクタ1の概略構造を示す断面図である。
エンドエフェクタ1は、本体部100と、本体部100に取り付けられた吸着ヘッド200を備える。本体部100は、ロボット取り付け部101、ロッド部102、モータユニット103、スイベルジョイント104及びチューブ105を有する。
エンドエフェクタ1は、ロボット取り付け部101を介して、不図示のロボットアーム等のエンドエフェクタ移動手段に装着される。ロッド部102は中空構造となっている。ロッド部102の上端開口にチューブ105の一端が接続されており、チューブ105の他端は不図示の真空ポンプ又はエジェクタに接続される。
モータユニット103とスイベルジョイント104は、ロッド部102の下端に固定されている。モータユニット103は、モータマウント109、モータ110、アイドラギア111及びギア112を有する。モータマウント109は、図2に示すようにスイベルジョイント104のジョイント本体106に固定されているが、これに限られず、ロッド部102に直接固定されていてもよい。モータ110はモータマウント109に固定され、アイドラギア111はモータマウント109に回転可能に支持されている。モータ110の駆動軸にはギア112が固定されており、ギア112はアイドラギア111と噛み合っている。
スイベルジョイント104は、ジョイント本体106及びスイベル部107を有し、モータユニット103を保持する保持部としての役割と、吸着ヘッド200を回転可能に片持ち構造で支持する支持部としての役割を担う。スイベル部107は、回転軸Xまわりに回転自在に、ジョイント本体106に取り付けられている。ジョイント本体106とスイベル部107は、スイベル部107の回転角度にかかわらずに連通するエア流路108を有する。つまり、ジョイント本体106のエア流路入口とスイベル部107のエア流路出口は、スイベル部107の回転角度にかかわらず、連通している。そして、ロッド部102の下端開口はジョイント本体106のエア流路入口と接続されており、これにより、エア流路108はロッド部102の空洞を通じてチューブ105の空洞と連通している。
吸着ヘッド200は、ヘッド本体201及び吸着パッド202を有する。ヘッド本体201はスイベル部107の先端に固定されており、吸着パッド202は略円筒形状を有しており、ヘッド本体201に固定されている。ヘッド本体201に対する吸着パッド202の固定面は、図2に示されるように、スイベル部107の回転軸Xの軸方向から見たときに回転軸Xと吸着パッド202とが交差する位置に設けられている。ヘッド本体201はエア流路203を有しており、エア流路203によりスイベル部107のエア流路108の出口と吸着パッド202の開口とが連通している。ヘッド本体201はギア部204を有しており、ギア部204はアイドラギア111と噛み合っている。
図3は、吸着ヘッド200とワークAの側面図である。図3(a),(b)は、図2を左側から見た視点で描画されており、図3(c)は、図3(b)の状態を回転軸Xに沿って反対方向から見た図である。図3(a)は、吸着パッド202がワークAの上面に接触した状態を示している。図3(b),(c)は、吸着パッド202をワークAに押圧した状態を示している。
吸着パッド202は、例えばシリコンゴムやPVC(ポリ塩化ビニル)等の可撓性素材で形成されており、軸方向に伸縮可能な蛇腹部202Aと、ワークを吸着保持する際にワークに接触する接触部としてのリップ形状部202Bを有する。本実施形態では、蛇腹部202Aとリップ形状部202Bは同一素材で一体に形成されている。但し、蛇腹部202Aとリップ形状部202Bは接着や溶着等により接合されていてもよく、その場合に、蛇腹部202Aとリップ形状部202Bは異なる素材で形成されていてもよい。
吸着パッド202がワークAに当接する際、リップ形状部202BがワークAの表面形状に倣って密着し、図3(a)の状態となる。図3(a)の状態から吸着パッド202をワークAに押し付けると蛇腹部202Aが変形し、吸着パッド202が軸方向に圧縮されて、図3(b),(c)の状態となる。このとき、リップ形状部202Bは、蛇腹部202Aが圧縮状態から復元しようとする力によってワークAに押し付けられる。こうして、吸着パッド202がワークAに押し付けられたときに、ワークAを必要以上に変形させることなく、吸着パッド202をワークAに対して適切な力(圧力)で押し付けることが可能となっている。
なお、図3(c)に示されるように、吸着パッド202が軸方向に最大限に圧縮された状態で、吸着パッド202はその先端(ワークAに対する吸着面)が吸着パッド202の軸方向においてヘッド本体201から突出する位置にくるように設計されている。これにより、吸着パッド202の先端のワークAに対する接触がヘッド本体201によって阻害されることがなく、確実にワークAを吸着することが可能となっている。
エンドエフェクタ1では、不図示の真空ポンプ又はエジェクタから負圧が供給されると、チューブ105、ロッド部102、スイベルジョイント104及びヘッド本体201を介して、吸着パッド202に負圧が供給される。これにより、吸着パッド202によるワークAの吸着保持が可能となる。また、モータ110の駆動軸を回転させると、ギア112及びアイドラギア111を介して、駆動力がヘッド本体201のギア部204へ伝達され、吸着ヘッド200がスイベル部107の回転軸Xまわりに回転する。
図4(a)〜(d)は、吸着ヘッド200及びその近傍を、回転軸Xに沿った方向から見た側面図である。吸着ヘッド200は、本体部100に対して、図4(a)〜(d)に示すように、様々な角度を取ることが可能となっている。特に図4(d)に示すように、吸着ヘッド200は、エンドエフェクタ1の長手方向と平行な方向から90°以上の角度を取ることが可能である。これにより、エンドエフェクタ1により吸着可能なワークの姿勢や形状の範囲が広がり、様々な形状、姿勢のワークの吸着を行うことが可能となる。
また、図2に示したように、吸着ヘッド200の回転軸Xが吸着パッド202と交差しているため、吸着パッド202の先端の回転半径は吸着パッド202の長さより小さい。よって、図4に示したように吸着ヘッド200が本体部100に対して様々な角度を取ることができる構成となっていても、エンドエフェクタ1からの吸着パッド202の先端の突出量が小さくなることで、狭いスペースでもワークの吸着が可能である。
図5は、エンドエフェクタ1によるワークAの搬出動作を説明する模式図である。複数のワークAは箱B内で傾斜姿勢となっているが、エンドエフェクタ1によれば、ワークAが傾斜していても、また、ワークAがより乱雑に箱B内に収納されていても、ワークAを吸着保持して箱Bから搬出することができる。
図6は、吸着ヘッド200の変形例に係る吸着ヘッド1200の側面図である。吸着ヘッド1200は、ヘッド本体201及び吸着パッド1202を有する。ヘッド本体201は、図1乃至5を参照して説明したヘッド本体201と同じである。図1乃至5を参照して説明した吸着パッド202は蛇腹部202Aとリップ形状部202Bを有しているが、吸着パッド1202はリップ形状部のみを有し、蛇腹部を有していない。このような構造であっても、リップ形状部の撓みを利用してワークを確実に吸着保持することが可能である。
上述したエンドエフェクタ1では、図1及び図2に示したように吸着ヘッド200がスイベルジョイント104によって片持ち支持される構成となっているが、これに限らず、吸着ヘッドを両持ち支持構造としてもよい。図7は、吸着ヘッド2200の支持構造の変形例を説明する図である。吸着ヘッド2200は、ヘッド本体2201及び吸着パッド202を有する。吸着パッド202は、図1乃至5を参照して説明した吸着パッド202と同じであり、吸着パッド202は、ヘッド本体2201に取り付けられている。ヘッド本体2201は、回転軸X2まわりに回転可能にロッド部2102に両持ち支持されている。吸着ヘッド2200への負圧は、チューブ2105によって吸着ヘッド2200へ直接供給される。
以上の説明の通り、本発明に係るエンドエフェクタは、狭い場所へ進入して、様々な姿勢や形状のワークを吸着して搬出することができる。逆に、吸着保持したワークを狭い場所へ搬入する動作を行うことも可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
1 エンドエフェクタ
100 本体部
103 モータユニット
104 スイベルジョイント
106 ジョイント本体
107 スイベル部
108 エア流路
200 吸着ヘッド
201 ヘッド本体
202 吸着パッド
202A 蛇腹部
202B リップ形状部

Claims (4)

  1. ロボットに装着される本体部と、
    ワークを保持する吸着ヘッドと、を備えるエンドエフェクタであって、
    前記吸着ヘッドは、
    可撓性素材で形成された略円筒形状の吸着パッドと、
    前記本体部に対して回転軸を中心に回転可能に支持されるヘッド本体と、を有し、
    前記回転軸の軸方向から見たときに前記回転軸が前記吸着パッドと交差することを特徴とするエンドエフェクタ。
  2. 前記吸着パッドは、
    伸縮可能な蛇腹部と、
    前記蛇腹部と接合され、前記ワークに接触する接触部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のエンドエフェクタ。
  3. 前記吸着パッドがその軸方向に最大限に圧縮された状態で、前記接触部の先端が前記吸着パッドの軸方向において前記ヘッド本体から突出することを特徴とする請求項2に記載のエンドエフェクタ。
  4. 前記吸着ヘッドを前記本体部に対して片持ち構造で回転可能に支持する支持部に、前記吸着ヘッドに負圧を供給するエア流路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエンドエフェクタ。
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