JP2019194506A - 制御装置、熱源システム - Google Patents
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Description
図1に示すように、熱源システム1は、熱源機2、負荷装置3、熱源機2と負荷装置3との間で水を循環させるための送水管4および還水管5、送水管4と環水管との間を負荷装置3と並列に接続するフリーバイパス管6、送水管4において熱源機2側と負荷装置3側との間に設けられている送水側ヘッダ7、還水管5において熱源機2側と負荷装置3側との間に設けられている還水側ヘッダ8、還水管5を流れる水に圧力を加えるための膨張タンク9等が設けられている。また、熱源システム1は、各熱源機2に設けられる一次ポンプ11と、送水側ヘッダ7に複数設けられる二次ポンプ16とによって水を循環させるように構成された複式ポンプ式の熱源システムとなっている。
まず、二次ポンプ16の流量と運転効率との関係について説明する。二次ポンプ16は、図3にグラフ(G)にて示すように、運転効率が流量によって変化するとともに、運転効率が最大となる流量が存在するという特性を有している。なお、このような二次ポンプ16の特性は、二次ポンプ16を定格周波数で運転した時の流量と運転効率との関係が、一般的に二次ポンプ16の仕様書等によって提供される。
以上説明した熱源システム1、熱源機2およびモジュールコントローラ13によれば、次のような効果を得ることができる。
また二次ポンプ16の台数は少なくとも3台以上であって、減台比率(rdn)は、運転台数が多い程大きく、運転台数が少ない程小さい値に設定されている。これにより、運転台数を減らした際に非効率な運転になることを抑制できる。
実施形態では、二次ポンプ16の運転台数を負荷側流量(Ql)と目標流量(q)との比率(rq=Ql/q)に基づいて演算する手法について説明したが、二次ポンプ16の運転台数は、比率(rq)ではなく、流量そのもの(以下、実数値と称する)を用いて演算することができる。
また、上記実施形態では熱源機2から負荷装置3側へ送水する構成としたが、これに限らず負荷装置3側から熱源機2側へ送水する方向としてもよい。また、複式単式ポンプ方式か単式ポンプ方式かを問わず、外付け熱源ポンプや冷却水ポンプ、遠方の一部系統への送水を行うブースターポンプなどに適用することもできる。
また、実施形態では、負荷装置3として空調装置や工場に設置される洗浄装置や乾燥装置等の熱利用機器等について説明したが、負荷装置としては熱源機で生成された加熱/冷却された流体と熱交換を行う装置も含むことができる。
Claims (6)
- 熱源機と負荷装置との間で流体を循環させる配管に並列接続される複数台のポンプが設けられている熱源システムにおいて、前記ポンプの運転台数を制御する制御装置であって、
前記ポンプの運転台数(n)および運転周波数(f)と、前記ポンプの既知の定格周波数(F)および定格周波数(F)において運転効率が最大となる既知の流量(Q)とから、運転周波数(f)において運転効率が最大になる目標流量(q=n・Q・(f/F))を求め、
負荷装置側に流れる負荷側流量(Ql)と目標流量(q)との比率(rq)が予め設定されている増台比率(rup)を超えると前記ポンプの運転台数を1台増やす一方、前記比率(rq)が予め設定されている減台比率(rdn)を下回ると前記ポンプの運転台数を1台減らす処理を実行する台数演算部を備えることを特徴とする制御装置。 - 熱源機と負荷装置との間で流体を循環させる配管に並列接続される複数台のポンプが設けられている熱源システムにおいて、前記ポンプの運転台数を制御する制御装置であって、
前記ポンプの運転台数(n)および運転周波数(f)と、前記ポンプの既知の定格周波数(F)および定格周波数(F)において運転効率が最大となる既知の流量(Q)とから、運転周波数(f)において運転効率が最大になる目標流量(q=n・Q・(f/F))を求め、
負荷装置側に流れる負荷側流量(Ql)が、目標流量(q)に予め設定されている増台偏差(Δqup)を加算した値を超えると前記ポンプの運転台数を1台増やす一方、負荷側流量(Ql)が、目標流量(q)から予め設定されている減台偏差(Δqdn)を減算した値を超えると前記ポンプの運転台数を1台減らすことで、運転する前記ポンプの台数を演算する処理を実行する台数演算部を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記台数演算部は、前記ポンプの運転周波数(f)が、最大周波数(Fmax)に達すると、前記ポンプの運転台数を1台増やすことを特徴とする請求項1または2記載の制御装置。
- 前記台数演算部は、
前記ポンプの運転周波数(f)が最大周波数(Fmax)に達したことにより前記ポンプの運転台数を1台増やす際には、負荷側流量(Ql)を一時流量(qt)として記憶し、
一時流量(qt)が記憶されていれば、一時流量(qt)から予め設定されている減台偏差(Δqdn)を減算した値を負荷側流量(Ql)が下回った場合に運転台数を1台減らすことを特徴とする請求項3記載の制御装置。 - 前記ポンプの台数は少なくとも3台以上であって、前記減台比率(rdn)は、運転台数が多い程大きく、運転台数が少ない程小さい値に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
- 請求項1から5のいずれか一項記載の制御装置を用いて、熱源機と負荷装置との間に設けられている複数台のポンプの運転台数を制御することを特徴とする熱源システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20210119330A (ko) * | 2020-03-24 | 2021-10-05 | 도시바 캐리어 가부시키가이샤 | 열원 시스템 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000230791A (ja) * | 1999-02-08 | 2000-08-22 | Toko Electric Corp | 冷温水ポンプの台数制御装置 |
JP2015143591A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 三菱重工業株式会社 | ポンプ台数制御方法、ポンプ台数制御装置、ポンプシステム、熱源システム及びプログラム |
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JP2000230791A (ja) * | 1999-02-08 | 2000-08-22 | Toko Electric Corp | 冷温水ポンプの台数制御装置 |
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KR20210119330A (ko) * | 2020-03-24 | 2021-10-05 | 도시바 캐리어 가부시키가이샤 | 열원 시스템 |
KR102580588B1 (ko) | 2020-03-24 | 2023-09-19 | 도시바 캐리어 가부시키가이샤 | 열원 시스템 |
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