JP2019193451A - 分電盤システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 設置時期の異なる自家発電装置を備えたことで、FIT対象から非FIT対象の一つとなる自家発電装置が発生したとしても、新たな配線工事を行うこと無く非FIT対象として引き続き売電することができる分電盤システムを提供する。【解決手段】 電力系統5の引き込み線L1は、第1電力量計2aを介して分電盤1に引き込まれて端子台15に接続され、その後第2電力量計2bを介して主幹ブレーカ11に接続される。端子台15には、2つの太陽光発電装置3a,3bを接続する2つの遮断器14a,14bが接続されており、更に一方の第1遮断器14aは接続先を変更する切替開閉器13が接続されている。切替開閉器13の切替操作により、第1遮断器14aに接続された太陽光発電装置3aは、主幹ブレーカ11の二次側に接続先が変更される。【選択図】 図1

Description

本発明は、電力系統から電力を受電する一方で、需要家から自家発電電力(場合によっては蓄電電力)等を電力系統へ逆潮流させて売電する機能を備えた分電盤システムに関する。
再生可能エネルギーである太陽光発電電力は、FIT(固定価格買取制度)に基づいて、余剰電力又は全量電力を決められた期間比較的高価な一定価格で売電できるため普及が進んでいる。
しかしながら、一定期間が経過した後は、売電単価の低下等による経済的理由から太陽光発電電力を自家消費した方が、経済的メリットが得られる場合が発生する。そのため、例えば特許文献1に記載されているように蓄電池を別途設置し、売電と自家消費の効果的な切り替えを可能としたシステムが提案されている。
特開2013−158132号公報
上述したように、FITが終了した場合、太陽光発電電力は売電単価の低下により、需要家の消費を中心として余剰分に限り売電する連系の仕方が発生する。その場合、特許文献1に有るような構成を予め構成しておけば良いが、この構成自体複数のスイッチとそのコントローラが必要であるためコスト高であった。また、新たにこのような構成を構築しようとすると、配線工事に加えて分電盤の周囲に新たなスペースも必要となった。
加えて、設置時期の異なる2つの太陽光発電装置を備えた場合、設置当初は同一の売電単価であるため、一括して1つの電路で電力系統に逆潮流させて売電できたが、途中で一方のFITが終了して非FITになるため、売電単価に相違が発生する。こうなると、共通の電路では逆潮流できなくなる。
そのため、売電を継続しようとすると2つの太陽光発電装置の電路を分離させる工事が必要となり、容易に売電を継続することができなかった。尚、非FIT対象としては、元々蓄電設備やガス発電、燃料電池発電、電気自動車等がある。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、設置時期の異なる自家発電装置を備えたことで、FIT対象から非FIT対象の一つとなる自家発電装置が発生したとしても、新たな配線工事を行うこと無く非FIT対象として引き続き売電することができる分電盤システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、電力系統から受電するための主幹ブレーカと、需要家の個々の負荷に受電電力を供給するために主幹ブレーカの二次側を分岐する複数の分岐ブレーカと、自家発電装置が接続される2つの自家発電接続部とを備えた分電盤と、電力系統から当該分電盤に至る引き込み線の途中に設置された2つの電力量計とを有する分電盤システムであって、2つの電力量計は、直列に配置されて主幹ブレーカの一次側に接続されると共に、受電電力の計測に加えて売電電力の計測も可能であり、自家発電接続部は、2つの電力量計の間に配置されるよう引き込み線が配設されると共に、2つの自家発電接続部のうちの一方は、接続される自家発電装置との間に、接続先を変更する切替手段が設けられており、切替手段の切替操作により、一方の自家発電接続部に接続された自家発電装置の接続先を、2つの電力量計の下流側に変更できることを特徴とする。
本発明によれば、2つの自家発電装置の設置時期が異なる等により、一方の自家発電装置がFITから非FITに移行したら、切替手段の操作により非FIT対象となった一方の自家発電装置の接続位置が2つの電力量計の間から主幹ブレーカの二次側に変更されるため、非FIT側の計量に切り替えることができ、非FITとして売電を行うことが可能となる。よって、新たな配線工事等することなく引き続き売電することが可能となる。
本発明に係る分電盤システムの一例を示す構成図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る分電盤システムの一例を示す構成図であり、分電盤1と2つの電力量計2(第1電力量計2a、第2電力量計2b)とを備えている。そして、分電盤1は、自家発電装置として2つの太陽光発電装置3(第1太陽光発電装置3a、第2太陽光発電装置3b)を接続可能としている。
分電盤1には、主幹ブレーカ11、複数の分岐ブレーカ12、切替開閉器13、太陽光発電装置3を接続する自家発電接続部としての2つの遮断器14(第1遮断器14a、第2遮断器14b)が組み付けられている。但し、遮断器14に接続される太陽光発電装置3は、まず第1遮断器14aに対して接続される。即ち、切替開閉器13に第1太陽光発電装置3aが接続され、2つめの太陽光発電装置(第2太陽光発電装置3b)が第2遮断器14bに接続される。
2つの電力量計2(2a,2b)は、電力系統5と主幹ブレーカ11の間に直列に配置され、この2つの電力量計2の間に遮断器14が接続されている。具体的に、電力系統5からの引き込み線L1は、第1電力量計2aの一次側に接続され、第1電力量計2aの二次側は遮断器14を接続するために、電力線L2により分電盤1に引き込まれる。
分電盤1には、太陽光発電装置3を接続するための端子台15が取り付けられており、電力線L2はこの端子台15に接続されている。
そして、この端子台15を介して接続された電力線L3が第2電力量計2bの一次側に接続され、第2電力量計2bの二次側が電力線L4を介して主幹ブレーカ11の一次側に接続されている。結果、第1電力量計2aと第2電力量計2bとは直列に配置される。尚、第1電力量計2a及び第2電力量計2bは、共に電力系統5からの受電電力に加えて、電力系統5に逆潮流される売電電力の計測も可能としている。
また、端子台15には、太陽光発電装置3の出力ケーブルを接続するための2つの遮断器14の一次側が接続されており、遮断器14は端子台15において電力線L2に電気的に接続されている。但し、一方の第1遮断器14aの二次側は、切替開閉器13に接続されており、切替開閉器13を介して第1太陽光発電装置3aが接続される。
このように、第1電力量計2aと第2電力量計2bの間に2つの太陽光発電装置3が並列に接続されるよう構成されている。
主幹ブレーカ11の二次側は、分電盤1内に横方向に配設された主幹バーL5に接続されて、主幹バーL5は、その上下両側或いは一方の側に配置された複数の分岐ブレーカ12のそれぞれに接続されている。
また、列設された分岐ブレーカ12のうちの1つには蓄電池16が接続されており、発電電力の蓄電を可能としている。尚、蓄電池16に代えて電気自動車の蓄電を利用しても良い。
切替開閉器13は、切替元である第1太陽光発電装置3aが接続される切替元端子13aと、切替先の2つの切替先端子(第1端子13b、第2端子13c)の計3端子を有している。第1端子13bは第1遮断器14aの二次側に接続され、第2端子13cは分岐ブレーカ12を介して主幹バーL5に接続されている。第1端子13bと第2端子13cの切り替えは、図示しない操作ハンドルの操作で行われる。
尚、太陽光発電装置3は、複数の太陽電池パネルとパワーコンディショナ(何れも図示せず)を有しており、太陽電池パネルが発電した直流電力がパワーコンディショナにより商用電力系統に連系させた交流電力に変換されて出力される。
このように構成された分電盤システムは、以下の様に切替開閉器13が切替操作されて使用される。まず、第1太陽光発電装置3a及び第2太陽光発電装置3bの売電単価が同一の場合は、第1太陽光発電装置3aの接続先は電力量計2の間でも主幹ブレーカ11の二次側の何れでも良い。
即ち、切替開閉器13の切替元端子13aは、第1端子13b、第2端子13cのどちらに接続しても良い。どちらに接続しても、2つの太陽光発電装置3a,3bの売電電力は共通の電路(電力線L2)を介して第1電力量計2aで一括して計測される。
FIT対象から非FIT対象となることで売電電力の単価が異なる場合は、切替元端子13aは第2端子13cに接続される。この場合、第1太陽光発電装置3aの売電電力は、第2電力量計2b、第1電力量計2aを介して逆潮流されるため、第2電力量計2bで計測できる。
一方、第2太陽光発電装置3bの売電電力は、第1電力量計2aの計測値から第2電力量計2bの計測値を削除すれば計測できるため、2つの太陽光発電装置3の売電単価が異なっても引き続き売電できる。
このように、2つの太陽光発電装置3(3a,3b)の設置時期が異なる等により、一方が非FIT対象、他方がFIT対象となり、売電単価が異なる状況が発生しても、切替開閉器13の操作により非FIT対象となった一方の太陽光発電装置3を2つの電力量計2の下流側である主幹ブレーカ11の二次側に変更することで、非FIT側の計量に切り替えることができ、非FITとして売電を行うことが可能となる。よって、新たな配線工事等することなく引き続き売電することが可能となる。
尚、上記実施形態では、売電単価が異なる場合は、第1太陽光発電装置3aの接続位置を主幹ブレーカ11の二次側としたが、第2電力量計2bと主幹ブレーカ11の間でも良く、同様に第1太陽光発電装置3aの売電電力のみを第2電力量計2bで計測できる。
また、自家発電装置として太陽光発電装置3を設置した場合を説明したが、他の発電装置でも良く、例えば同様に再生可能なエネルギーである風力発電装置であっても良い。
1・・分電盤、2(2a,2b)・・電力量計、3(3a,3b)・・太陽光発電装置(自家発電装置)、11・・主幹ブレーカ、12・・分岐ブレーカ、13・・切替開閉器(切替手段)、14(14a,14b)・・遮断器(自家発電接続部)、15・・端子台。

Claims (1)

  1. 電力系統から受電するための主幹ブレーカと、需要家の個々の負荷に受電電力を供給するために前記主幹ブレーカの二次側を分岐する複数の分岐ブレーカと、自家発電装置が接続される2つの自家発電接続部とを備えた分電盤と、前記電力系統から当該分電盤に至る引き込み線の途中に設置された2つの電力量計とを有する分電盤システムであって、
    2つの前記電力量計は、直列に配置されて前記主幹ブレーカの一次側に接続されると共に、受電電力の計測に加えて売電電力の計測も可能であり、
    前記自家発電接続部は、2つの前記電力量計の間に配置されるよう前記引き込み線が配設されると共に、
    2つの前記自家発電接続部のうちの一方は、接続される自家発電装置との間に、接続先を変更する切替手段が設けられており、
    前記切替手段の切替操作により、前記一方の自家発電接続部に接続された前記自家発電装置の接続先を、2つの前記電力量計の下流側に変更できることを特徴とする分電盤システム。
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