JP2019192460A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具の光の取り出し効率の低下を抑制する。【解決手段】照明器具1は、一端81aの開口よりも他端81bの開口が大きく、内側面81を有する筒状の光反射体80と、光反射体80の一端81a側に配置されている光源20と、光反射体80の他端81b側に配置されているレンズ40とを備える。レンズ40は、内側面81に向けて突出する環状の突出部41を有する。光反射体80は、内側面81に設けられた環状の離間部85を有している。離間部85は、レンズ40の光軸J1と平行な方向において突出部41の先端41aに対して隙間をあけて位置し、内側面81から後退する後退面85aを有している。【選択図】図4

Description

本発明は、光源とレンズとを備える照明器具に関する。
従来、光源とレンズとを備える照明器具が知られている。この種の照明器具の一例として、特許文献1には、器具本体に設けられた光源と、光源から出射された光を配光制御して出射するレンズと、レンズの外周を保持する保持具とを備える照明器具が開示されている。この照明器具ではレンズとして、複数の環状の突出部を有するフレネルレンズが用いられている。
特開2015−128025号公報
しかしながら特許文献1に記載されている照明器具では、光源から出射された光が、複数の環状の突出部のうちの最外の突出部と保持具との間に入り、レンズの外周領域において配光制御されない光が発生することがある。配光制御されない光が発生すると、照明器具の光取り出し効率が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、光取り出し効率の低下を抑制する照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明器具は、一端の開口よりも他端の開口が大きく、内側面を有する筒状の光反射体と、前記光反射体の前記一端の開口側に配置されている光源と、前記光反射体の前記他端の開口側に配置されているレンズとを備え、前記レンズは、前記内側面に向けて突出する環状の突出部を有し、前記光反射体は、前記内側面に設けられた環状の離間部を有し、前記離間部は、前記レンズの光軸と平行な方向において前記突出部の先端に対して隙間をあけて位置し、前記内側面から後退する後退面を有している。
本発明の照明器具によれば、光取り出し効率の低下を抑制することができる。
比較例に係る照明器具の光源、光反射体、レンズを概略的に示す断面図である。 実施の形態に係る照明器具の斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を図2のIII−III線で切断した場合の断面図である。 実施の形態の照明器具の光源、光反射体、レンズを概略的に示す断面図である。 実施の形態の照明器具の光源、光反射体を光軸に沿って切断した場合の斜視図である。 実施の形態の照明器具のレンズを光軸に沿って切断した場合の斜視図である。 実施の形態の照明器具の光反射体を光軸方向から見た場合の図である。 図4に示す光反射体、レンズのVIII部の部分拡大図である。 実施の形態の変形例1に係る照明器具の光反射体、レンズの部分拡大図である。 実施の形態の変形例2に係る照明器具の光反射体、レンズの部分拡大図である。 実施の形態の変形例3に係る照明器具の光反射体、レンズの部分拡大図である。
(本発明に至る経緯)
まず、本発明に至る経緯について、図1の比較例を参照しながら説明する。図1は、比較例に係る照明器具101の光源20、光反射体180、レンズ40を概略的に示す断面図である。
比較例に係る照明器具101は、光源20、光反射体180およびレンズ40を備えている。光反射体180は、筒状であり、内側面81を有している。光反射体180は、一端81aの開口よりも他端81bの開口が大きい形状を有している。光源20は、光反射体180の一端81aの開口側に配置され、レンズ40は、光反射体180の他端81bの開口側に配置されている。
レンズ40は、フレネルレンズであり、内側面81の一端81aと他端81bとの間に向けて突出する環状の突出部41を有している。突出部41は、光源20から出射された光が突出部41の先端と内側面81との隙間から漏れ出しにくいように、内側面81に向けて可能な限り接近するように設計される。
しかしながら、レンズ40および光反射体180のそれぞれは製造上の寸法ばらつきを有するため、レンズおよび光反射体180の組み合わせによっては、突出部41の先端と内側面81との間に大きな隙間が生じることがある。その場合、図1に示すように、光源20から出射された光が、上記大きな隙間を通過して突出部41よりも外側に位置するレンズ40の外周領域に入り、配光制御されない光が発生する。配光制御されない光が発生すると、照明器具の光の取り出し効率が低下するという問題がある。
それに対し本実施の形態の照明器具は、レンズの外周領域において配光制御されない光が発生することを抑制できる構造を有している。これにより、照明器具の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、本明細書および図面において、x軸、y軸およびz軸は、三次元直交座標系の三軸を示している。本実施の形態では、z軸方向を鉛直方向とし、z軸に垂直な方向(xy平面に平行な方向)を水平方向としている。なお、z軸の正方向を鉛直下方としている。
(実施の形態)
[1−1.照明器具の構成]
実施の形態に係る照明器具1の構成について、図2〜図8を参照しながら説明する。
図2は、実施の形態に係る照明器具1の斜視図である。図3は、照明器具1を図2に示すIII−III線で切断した場合の断面図である。図4は、照明器具1の光源20、光反射体80、レンズ40を概略的に示す断面図である。なお、図3では、切断面のみを図示しており、奥行き方向に存在する構成については図示していない。
照明器具1は、例えば建物の天井等に埋め込み配設されることにより、床や壁等に光を照明するダウンライト等の埋込型照明器具である。
図2および図3に示すように、照明器具1は、器具本体10と、光源20と、ホルダ30と、光反射体80と、レンズ40と、枠体50とを備える。器具本体10、光源20、ホルダ30、光反射体80、レンズ40および枠体50は、ネジまたは係止構造等によって連結されて灯具ユニットとして一体化されている。例えば枠体50は、取付ネジ72によって器具本体10に固定されている。なお、枠体50の内面には筒状の補助反射部材60が設けられ、外面には照明器具1を天井等に固定するための取付バネ51が設けられている。
図3に示すように、器具本体10は、有底円筒形状である。器具本体10の内底の一部には、光源20が配置される配置面10aが形成されている。
光源20は、器具本体10の配置面10aに配置され、照明器具1の照明光となる光を出射する。光源20は、基板21と、LED(Light Emitting Diode)を有する発光部22とを備える。光源20は、例えば、複数のLEDが基板21に直接実装されたCOB(Chip On Board)構造のLEDモジュールである。
ホルダ30は、光源20を器具本体10に固定するための部材である。ホルダ30は、枠状であり、光源20の基板21をホルダ30と器具本体10との間に挟むことで、光源20を器具本体10に固定している。
図3および図4に示すように、光反射体80は、光源20の光出射側に配置されている。光反射体80は、筒状であり、内側面81を有している。光反射体80は、一端81aの開口よりも他端81bの開口が大きい形状を有している。前述した光源20は、内側面81の一端81aの開口側に配置され、後述するレンズ40は、内側面81の他端81bの開口側に配置される。すなわち内側面81は、光源20側からレンズ40側に向かって開口が広くなっている。より具体的には、筒状である光反射体80の内径は、一端81aから他端81bに向けて大きくなっている。
光反射体80の内側面81は、複数の内側面82、83、84によって構成されている。内側面82〜84のうち、内側面82は光源20の最も近くに設けられ、内側面84はレンズ40の最も近くに設けられ、内側面83は内側面82と内側面84との間に設けられている。図3および図4に示すように、断面図で見た場合、内側面82、84のそれぞれは、光軸J1に対して所定の傾斜角を有している。内側面83は、内側面82、84よりも、光軸J1に対して大きな傾斜角を有している。
また、光反射体80の内側面81には、溝状の形状を有する離間部85が設けられている。この離間部85の構造については後で詳しく説明する。
光反射体80は、例えば樹脂成型体であり、PBT等からなる白の樹脂材料によって形成されている。光反射体80は、光源20から出射された光の一部を内側面81にて反射するとともにレンズ40に向けて出射する。
レンズ40は、光源20を覆うように、また、光反射体80を覆うように配置されている。レンズ40には、光源20から出射された光のうち、光反射体80で反射せずに進行する光、および、光反射体80で反射した光が入射する。
レンズ40は、例えばフレネルレンズであり、光反射体80に向けて突出する複数の環状の突出部41を有している。各突出部41は、光軸J1を中心とし、同心円となるように形成されている(図6参照)。複数の突出部41のうち最外の突出部41は、内側面81の一端81aと他端81bとの間に向けて、具体的には内側面83に向けて突出している。
レンズ40は、レンズ40に入射した光を配光制御して出射する。レンズ40は、透光性を有する透光部材であり、例えばアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂材料、または、ガラス材料によって形成されている。レンズ40から出射された光は、筒状の補助反射部材60を含む枠体50を通過して照明器具1の外部に照射される。
次に、光反射体80の離間部85の構造について詳しく説明する。
図5は、照明器具1の光源20、光反射体80を光軸J1に沿って切断した場合の斜視図である。図6は、照明器具1のレンズ40を光軸J1に沿って切断した場合の斜視図である。図7は、照明器具1の光反射体80を光軸J1方向から見た場合の図である。図8は、図4に示す光反射体80、レンズ40のVIII部の部分拡大図である。なお、図8では、離間部85に関して、奥行き方向に存在する線の図示を省略している。
図5および図7に示すように、光反射体80は、内側面81に設けられた環状の離間部85を有している。離間部85は、レンズ40の複数の突出部41のうち最外に位置する突出部41に対応して設けられている。具体的には離間部85は、光軸J1と平行な方向において、最外に位置する突出部41と向き合う位置に設けられている。
図8に示すように、離間部85は、光軸J1と平行な方向において突出部41の先端41aに対して隙間をあけて位置し、内側面81から後退する後退面85aを有している。具体的に後退面85aは、光軸J1と平行な方向において、内側面81から光反射体80の一端81aの開口側に向けて後退している。また、後退面85aは、離間部85において内側面81に沿って延びる仮想面F1に対して平行である。後退面85aは、仮想面F1よりも、光軸J1と平行な方向において光反射体80の一端81aの開口側、すなわち、光源20側に位置している。
離間部85は、溝状の窪みを有しており、溝の底面である後退面85aと、後退面85aおよび内側面81を繋ぐ離間側面85bとを有している。離間部85の深さ、すなわち、内側面83を基準とする後退面85aの後退距離は、例えば、0.1mm以上0.5mm以下である。離間部85の幅は、例えば、1mm以上5mm以下である。
また図8に示すように、レンズ40は、突出部41の先端41aが、仮想面F1を突き抜け後退面85aに近接するように配置されている。具体的には断面図で見た場合に、先端41aを通る突出部41の軸心41bが、仮想面F1と交差する構造となっている。
[1−2.効果等]
本実施の形態に係る照明器具1は、一端81aの開口よりも他端81bの開口が大きく、内側面81を有する筒状の光反射体80と、光反射体80の一端81aの開口側に配置されている光源20と、光反射体80の他端81bの開口側に配置されているレンズ40とを備える。レンズ40は、内側面81に向けて突出する環状の突出部41を有している。光反射体80は、内側面81に設けられた環状の離間部85を有している。離間部85は、レンズ40の光軸J1と平行な方向において突出部41の先端41aに対して隙間をあけて位置し、内側面81から後退する後退面85aを有している。
このように、光反射体80が離間部85を有することで、レンズ40と光反射体80とを組み合わせた場合に、比較例に比べて、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に接近させることができる。そのため、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、離間部85は、溝状の形状を有していてもよい。
これによれば、寸法精度の高い離間部85を形成することができ、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に高精度に接近させることができる。そのため、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、レンズ40は、光軸J1を中心とする環状の突出部41を複数有し、離間部85は、複数の突出部41のうち最外に位置する突出部41に対応して設けられていてもよい。
これによれば、光源20から出射された光が、最外に位置する突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、後退面85aは、離間部85において内側面81に沿って延びる仮想面F1よりも、光軸J1と平行な方向において光反射体80の一端81aの開口側に位置していてもよい。
このように、後退面85aが仮想面F1よりも光反射体80の一端81aの開口側に位置することで、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、レンズ40は、突出部41の先端41aが、仮想面F1を突き抜け、後退面85aに近接するように配置されてもよい。
これによれば、レンズ40の突出部41の先端41aを後退面85aに接近させることができ、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと後退面85aとの間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、光反射体80は、樹脂成型体であってもよい。
これによれば、寸法精度の高い光反射体80を形成することができ、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に高精度に接近させることができる。そのため、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、レンズ40は、フレネルレンズであってもよい。
これによれば、フレネルレンズの突出部41の先端41aを内側面81に接近させることができ、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
[1−3.実施の形態の変形例1]
次に、実施の形態の変形例1に係る照明器具1について、図9を参照しながら説明する。図9は、変形例1に係る照明器具1の光反射体80、レンズ40の部分拡大図である。
変形例1の照明器具1でも、図9に示すように、光反射体80が離間部85を有している。ただし、レンズ40の突出部41の先端41aが、仮想面F1を突き抜けない構造となっている。すなわち変形例1の照明器具1では、断面図で見た場合に、先端41aを通る突出部41の軸心41bが、仮想面F1と交差しない構造となっている。
変形例1の照明器具1においても、光反射体80が離間部85を有している。そのため、レンズ40と光反射体80とを組み合わせる場合に、レンズ40および光反射体180の寸法ばらつきの影響を少なくすることができ、比較例に比べて、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に接近させることができる。そのため、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
[1−4.実施の形態の変形例2]
次に、実施の形態の変形例2に係る照明器具1について、図10を参照しながら説明する。図10は、変形例2に係る照明器具1の光反射体80、レンズ40の部分拡大図である。
図10に示すように、離間部85は、光軸J1と平行な方向において突出部41の先端41aに対して隙間をあけて位置し、内側面81から後退する後退面85aを有している。後退面85aは、離間部85において内側面81に沿って延びる仮想面F1よりも、光軸J1に対して急な傾斜角となるように形成されている。すなわち後退面85aは、仮想面F1よりも、光軸J1と平行な方向において光反射体80の一端81aの開口側に位置している。
変形例2の照明器具1でも、光反射体80が離間部85を有することで、比較例に比べて、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に接近させることができる。これにより、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
[1−5.実施の形態の変形例3]
次に、実施の形態の変形例3に係る照明器具1について、図11を参照しながら説明する。図11は、変形例3に係る照明器具1の光反射体80、レンズ40の部分拡大図である。
図11に示すように、離間部85は、光軸J1と平行な方向において突出部41の先端41aに対して隙間をあけて位置し、内側面81から後退する後退面85aを有している。この後退面85aは、曲線状の窪みであり、仮想面F1よりも光軸J1と平行な方向において光反射体80の一端81aの開口側に位置している。
変形例3の照明器具1でも、光反射体80が離間部85を有することで、比較例に比べて、レンズ40の突出部41の先端41aを内側面81に接近させることができる。これにより、光源20から出射された光が、突出部41の先端41aと内側面81との間を通過してレンズ40の外周領域に入ることを抑制することができる。これにより、配光制御されない光が発生することを抑制し、照明器具1の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
(その他の形態)
以上、本発明に係る照明器具について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施の形態では、照明器具1が天井埋込型のダウンライトである例について示したが、これに限らない。例えば照明器具1は、壁材、床材または柱材などの他の造営材に埋め込み配設されてもよい。あるいは照明器具1は、埋込型の照明器具に限られず、スポットライトなどの他の照明器具でもよい。
例えば、実施の形態に示す光反射体80の離間部85として、後退面85aが直線状に形成されている例を示したが、それに限られず、離間部85は曲線状、U字状またはV字状に形成されていてもよい。
例えば、実施の形態に示す光反射体80の形状は、円筒体であってもよいし、角筒体であってもよい。レンズ40は、光出射側の表面に複数の凹凸が形成され、光を拡散する機能を有していてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
20 光源
40 レンズ
41 突出部
41a 先端
80 光反射体
81、82、83、84 内側面
81a 一端
81b 他端
85 離間部
85a 後退面
J1 光軸
F1 仮想面

Claims (7)

  1. 一端の開口よりも他端の開口が大きく、内側面を有する筒状の光反射体と、
    前記光反射体の前記一端の開口側に配置されている光源と、
    前記光反射体の前記他端の開口側に配置されているレンズと
    を備え、
    前記レンズは、前記内側面に向けて突出する環状の突出部を有し、
    前記光反射体は、前記内側面に設けられた環状の離間部を有し、
    前記離間部は、前記レンズの光軸と平行な方向において前記突出部の先端に対して隙間をあけて位置し、前記内側面から後退する後退面を有している
    照明器具。
  2. 前記離間部は、溝状の形状を有している
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記レンズは、前記光軸を中心とする環状の前記突出部を複数有し、
    前記離間部は、複数の前記突出部のうち最外に位置する突出部に対応して設けられている
    請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記後退面は、前記離間部において前記内側面に沿って延びる仮想面よりも、前記光軸と平行な方向において前記光反射体の前記一端の開口側に位置している
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記レンズは、前記突出部の先端が、前記仮想面を突き抜け、前記後退面に近接するように配置される
    請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記光反射体は、樹脂成型体である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記レンズは、フレネルレンズである
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
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