JP2019192124A - スイッチ装置および制御装置 - Google Patents

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【課題】より少ない操作で直観的な機能制御を実現する。【解決手段】複数の接点を有するスイッチを複数個備える操作部と、複数の上記スイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンを表示する表示部と、を備え、複数の上記接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、上記第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含み、複数の上記スイッチの上記第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作が検出された場合、上記表示部は、複数の上記第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、上記アイコンをスライド表示し、いずれかの上記第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作が検出された場合、上記表示部は、通電状態となった上記第2の接点に対応する上記アイコンの上記決定操作に係る表示を行う、スイッチ装置が提供される。【選択図】図6

Description

本発明は、スイッチ装置および制御装置に関する。
近年、機能操作に係るユーザの利便性を向上させるための装置が多く開発されている。例えば、特許文献1には、複数のボタンにそれぞれ対応した文字を表示モニタに表示し、ユーザにより押下されたボタンに対応した文字を入力する文字入力装置が開示されている。
特開2003−256119号公報
しかし、特許文献1に記載の入力装置では、上記のボタンに対応する文字セットを選択するために、上記のボタンとは別途に設けられるロータリースイッチの操作が必要なことから、入力操作の簡便化には未だ余地があるといえる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、より少ない操作で直観的な機能制御を実現することが可能な、新規かつ改良されたスイッチ装置および制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の接点を有するスイッチを複数個備える操作部と、複数の上記スイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンを表示する表示部と、を備え、複数の上記接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、上記第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含み、複数の上記スイッチの上記第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作が検出された場合、上記表示部は、複数の上記第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、上記アイコンをスライド表示し、いずれかの上記第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作が検出された場合、上記表示部は、通電状態となった上記第2の接点に対応する上記アイコンの上記決定操作に係る表示を行う、スイッチ装置が提供される。
また、上記操作部と上記表示部とは、近接して配置され、上記表示部は、複数の上記アイコンを複数の上記スイッチの物理位置にそれぞれ対応した表示位置に表示してもよい。
また、上記表示部は、上記スイッチの数以上存在する複数の上記アイコンの一部を、上記スライド操作に基づいて上記スイッチに対応付けて表示してもよい。
また、上記複数のアイコンは、それぞれ異なる機能に対応し、上記機能は、上記スライド操作に基づき選択され、上記決定操作に基づき実行有無が切り替えられてもよい。
また、上記機能は、実行に係るレベルを有し、上記レベルは、上記スライド操作に基づき調整されてもよい。
また、上記表示部は、表示設定画面における上記スライド操作および上記決定操作により決定された上記アイコンの表示有無設定に基づいて、機能選択画面における上記アイコンの表示を行ってもよい。
また、上記表示部は、複数の上記アイコンのうち、認識された環境に基づいて決定された上記アイコンを優先して表示してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の接点を有する複数のスイッチが検出した信号に基づいて、複数の上記スイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンの表示を制御する制御部、を備え、複数の上記接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、上記第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含み、上記制御部は、複数の上記スイッチの上記第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作を検出した場合、複数の上記第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、上記アイコンをスライド表示させ、上記制御部は、いずれかの上記第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作を検出した場合、通電状態となった上記第2の接点に対応する上記アイコンの上記決定操作に係る表示制御を行う、制御装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、より少ない操作で直観的な機能制御を実現することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るスイッチ装置の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るスイッチ装置の概要について説明するための図である。 同実施形態に係るスライド操作について説明するための図である。 同実施形態に係る決定操作について説明するための図である。 同実施形態に係る機能の実行に係るレベル調整について説明するための図である。 同実施形態に係るスイッチ装置による制御の流れを示すフローチャートある。 同実施形態に係る表示アイコンのカスタマイズについて説明するための図である。 同実施形態に係る認識環境に基づくアイコン表示について説明するための図である。 同実施形態に係るスイッチの断面図の一例である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.概要>>
まず、本発明の概要について説明する。上述したように、近年では、機能操作に係るユーザの利便性を向上させるための装置が多く開発されている。上記のような装置には、例えば、特許文献1に開示される、車載情報装置に対する文字入力装置が挙げられる。特許文献1に記載の文字入力装置によれば、より簡便な文字入力を可能とし、ユーザの利便性を向上させることができる。
しかし、上述したように、特許文献1に記載の文字入力装置では、任意の文字を入力するために、ロータリースイッチの操作とボタン操作とを、それぞれ別途に行う必要がある。より詳細には、ユーザは、表示される複数の文字セットを視認し、当該複数の文字セットから任意の文字セットをロータリースイッチを操作し選択したのち、表示された文字セットが含む複数の文字をさらに視認し、任意の文字に対応するボタンを押下することが求められる。
このように、特許文献1に記載の文字入力装置において、任意の文字を入力するためには、操作の段階において、表示モニタの異なる2つの領域を視認し、また異なる位置に設けられる2つのスイッチ機構を別途に操作することが求められる。
本発明に係る技術思想は上記の点に着目して発想されたものであり、より少ない操作で直観的な機能制御を実現することを可能とする。このために、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置10は、複数の接点を多段に有するスイッチを複数個備える操作部110と、複数のスイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンを表示する表示部120と、を備える。ここで、複数の接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含むものとする。
また、複数のスイッチの第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作が検出された場合、表示部120は、複数の第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、アイコンをスライド表示することを特徴の一つとする。また、いずれかの第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作が検出された場合、表示部120は、通電状態となった第2の接点に対応するアイコンの決定操作に係る表示を行うことを特徴の一つとする。
すなわち、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置10によれば、複数のスイッチを弱い物理量(第1の物理量)でなぞることでアイコンのスライド操作を実現し、任意のスイッチを強い物理量(第2の物理量)で押下することで、アイコンの決定操作を実現することができる。
本実施形態に係るスイッチ装置10が有する上記の特徴によれば、アイコン選択のための機構を別途に設けることなく、より少ない操作で直観的に機能の選択や制御を行うことが可能となる。
<<1.2.機能構成例>>
次に、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置10の機能構成例について説明する。図1は、本実施形態に係るスイッチ装置10の機能構成例を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係るスイッチ装置10は、操作部110、表示部120、および制御部130を備える。
(操作部110)
本実施形態に係る操作部110は、複数の接点を多段に有するスイッチを複数個を備えることを特徴の一つとする。上述したように、上記複数の接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含んでよい。すなわち、本実施形態に係る操作部110は、ユーザによる比較的弱い第1の物理量を伴う押下操作と、比較的強い第2の物理量を伴う押下操作とを、それぞれ検出することが可能である。本実施形態に係る操作部110は、検出した第1の物理量を伴う押下操作および第2の物理量を伴う押下操作に係る信号を制御部130に入力する。本実施形態に係る操作部110の物理構成例については別途詳細に説明する。
(表示部120)
本実施形態に係る表示部120は、操作部110が備える複数のスイッチにそれぞれ対応する複数のアイコンを表示する機能を有する。このために、本実施形態に係る表示部120は、視覚情報を提示する表示デバイスを備える。上記の表示デバイスには、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置や、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などが挙げられる。
(制御部130)
本実施形態に係る制御部130は、操作部110から入力された信号に基づき、上述したスライド操作や決定操作を検出し、検出の結果に基づいて表示部120の表示制御を行う機能を有する。
具体的には、本実施形態に係る制御部130は操作部110が備える複数のスイッチの第1の接点が順に通電状態となったことに基づいて、スライド操作を検出することができる。また、制御部130は、スライド操作を検出した場合、複数の第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、表示部120にアイコンのスライド表示を実行させる。
また、本実施形態に係る制御部130は、操作部110が備えるいずれかの第2の接点が通電状態となったことに基づいて決定操作を検出することができる。また、制御部130は、決定操作を検出した場合、通電状態となった第2の接点に対応するアイコンの決定操作に係る表示制御を行う。
また、制御部130は、上記の検出の結果に基づいて、各アイコンに対応する機能の制御を行ってよい。
本実施形態に係る制御部130は、例えば1つまたは2つ以上のプロセッサにより実現される。プロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、MCU(Micro Controller Unit)などが挙げられる。
以上、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置10の機能構成例について説明した。なお、図1を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るスイッチ装置10の機能構成は係る例に限定されない。例えば、上記で説明した制御部130が有する機能は、操作部110により実現されてもよい。この場合、操作部110は、検出したスライド操作や決定操作に基づいて、表示部120の表示制御を行ってよい。
また、本実施形態に係る制御部130は、操作部110や表示部120とは別途の装置として実現されてもよい。この場合、本実施形態に係る制御部130は、操作部110から入力される信号に基づいて、表示部120の表示制御を行う制御装置とみなすことができる。本実施形態に係るスイッチ装置10の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形され得る。
<<1.3.スライド操作および決定操作>>
次に、本発明の一実施形態に係るスライド操作および決定操作について詳細に説明する。なお、以下においては、本実施形態に係るスイッチ装置10が、自動車などの移動体の車室内に設けられる場合を主な例として説明する。
一般的に、自動車などの移動体の車室内には、移動体が有する種々の機能を制御するためのスイッチ機構が複数設けられる。ユーザは、スイッチ機構を操作することで、例えば、ABS(Antilock Brake System)などの設定や、前照灯の操作、エアコンディショナーやオーディオの操作など、任意の機能を制御することが可能である。
一方、上記のようなスイッチ機構は、所定の機能と静的に対応付けられて物理的に配置されることが一般的である。このため、機能の数が増加するほどスイッチ機構の数も増加し、車両デザインに制約を与えるとともに、見栄えを低下させる原因ともなっている。
そこで、本発明のスイッチ装置10では、複数の機能に対応するアイコンを表示部120により表示し、また、上記アイコンに対する操作を操作部110が備えるスイッチにより実現することで、複数の機能に係るスイッチ機構を統合することを可能とする。本実施形態に係るスイッチ装置10が有する上記の機能によれば、車両デザインの自由度を確保し、また見栄えを向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係るスイッチ装置10によれば、タッチパネルなどにおける画面操作とは異なり、物理的なスイッチ112を表示部120とは別途に設けることで、ユーザがスイッチ112から物理的な触覚を得ながら、直観的なブラインド操作を行うことが可能となる。
図2は、本実施形態に係るスイッチ装置10の概要について説明するための図である。図2には、本実施形態に係る操作部110と表示部120の配置特徴と、表示部120が表示するアイコンのイメージが示されている。
図2に示すように、本実施形態に係る表示部120は、複数の機能にそれぞれ対応するアイコンIa〜Ieを、操作部110が備える複数のスイッチ112a〜112eの物理位置にそれぞれ対応した表示位置に表示することを特徴の一つとする。本実施形態に係るスイッチ装置10が有する上記の特徴によれば、アイコンIa〜Ieに対応する任意の機能を、ユーザがスイッチ112a〜112eを操作することで、直観的に制御することが可能となる。このために、本実施形態に係る操作部110と表示部120とは、図示するように、互いに近接して配置されてよい。
また、本実施形態に係る表示部120は、スイッチ112の数以上存在するアイコンの一部を、上述したスライド操作に基づいて、スイッチ112a〜112eに対応付けて表示してよい。
例えば、図2に示す一例の場合、表示部120は、スイッチ112の数よりも多い12の機能に対応するアイコンのうち、5つのアイコンIa〜Ieを表示領域中においてスイッチ112a〜112eの物理位置に対応付けて表示している。なお、図2においては、表示部120が表示していない非表示アイコンおよび非表示領域が二点鎖線により表現されている。
この際、本実施形態に係る制御部130は、検出したユーザのスライド操作に基づいて、アイコンをスライド表示させ、スイッチ112a〜112eに対応付けるアイコンを制御することができる。
図3は、本実施形態に係るスライド操作について説明するための図である。図3の上段には、ユーザによるスライド操作が行われる前における表示部120のアイコン表示の一例が、図3の下段には、ユーザによるスライド操作が行われた後における表示部120のアイコン表示の一例がそれぞれ示されている。
図3に示す一例の場合、ユーザは、指Fを用いてスイッチ112b〜112dを比較的弱い第1の物理量により順に押下している。すなわち、ユーザは、第1の物理量によるスライド操作を行っているといえる。
この際、制御部130は、操作部110がスイッチ112b〜112dが有する第1の接点が通電状態となった際に入力する信号に基づいて、スイッチ112b〜112dが順に第1の物理量で押下されたこと、すなわち、スイッチ112b〜112dに対する図中右方向のスライド操作が行われたことを検出する。
また、制御部130は、上記のように検出した右方向のスライド操作に基づいて、表示部120が表示するアイコンをスライド表示させ、スイッチ112との対応付けを制御する。図3に示す一例の場合、制御部130は、スイッチ112bを起点に、2つのスイッチ112cおよび112dがスライド操作されたことに基づいて、表示部120にアイコンを図中右方向に2つ分スライド表示させている。図3の下段に着目すると、表示部120が、上記のスライド表示を行ったことにより、アイコンIdおよびIeが表示領域から外れ、新たにアイコンIyおよびIzが表示領域に表示されていることがわかる。
このように、本実施形態に係るスイッチ装置10によれば、限られた表示領域を有効に活用し、複数の機能のそれぞれに対応する複数のアイコンを効率的に表示することができる。
なお、制御部130は、例えば、あるスイッチ112が第1の物理量で押下された所定時間内に別のスイッチ112が第1の物理量で押下されたことに基づいて、最初に押下されたスイッチ112を起点とし続いて押下されたスイッチ112の方向にスライド操作を検出してもよい。制御部130は、例えば、スイッチ112aが第1の物理量で押下された所定時間内にスイッチ112cが押下された場合(例えば、ユーザの指Fがスイッチ112に触れていたが、第1の物理量に至らなかった場合)であっても、図中右方向のスライド操作と見なすことも可能である。
また、制御部130は、例えば、あるスイッチが112が第1の物理量で押下された後、隣接するスイッチ112が第1の物理量で押下され続けたことが検出された場合、後のスイッチ112が第1の物理量で押下され続ける間、表示部120にアイコンのスライド表示を行わせてもよい。本実施形態に係るスライド操作は、柔軟に変形可能である。
続いて、本実施形態に係る決定操作について説明する。図4は、本実施形態に係る決定操作について説明するための図である。図4の上段には、ユーザによる決定操作が行われる前における表示部120のアイコン表示の一例が、図4の下段には、ユーザによる決定操作が行われた後における表示部120のアイコン表示の一例がそれぞれ示されている。
図4に示す一例の場合、ユーザは、指Fを用いてスイッチ112cを比較的強い第2の物理量により押下している。すなわち、ユーザは、第2の物理量による決定操作を行っているといえる。
この際、制御部130は、操作部110がスイッチ112cが有する第1の接点が通電状態となった際に入力する信号に基づいて、スイッチ112cが第2の物理量で押下されたこと、すなわち、スイッチ112cに対する決定操作が行われたことを検出する。
また、制御部130は、上記のように検出した決定操作に基づいて、スイッチ112cに対応付けられたアイコンIcの決定操作に係る表示制御を行う。図4の下段に示す一例の場合、制御部130は、スイッチ112cに対する決定操作に基づき冷房機能の実行を制御するとともに、冷房機能に対応付いたアイコンIcが強調されて表示されるよう制御を行っている。
このように、本実施形態に係るスイッチ装置10によれば、アイコンにより表示される複数の機能をスライド操作に基づきスイッチ112a〜112eと対応付け、また決定操作に基づき任意の機能の実行有無を切り替えることが可能となる。
また、ユーザは、本実施形態に係るスイッチ装置10を用いて、任意の機能の実行レベルに係る調整を行うことができてもよい。
例えば、移動体が有する機能には、エアコンディショナーの温度や風量などのように、実行に係るレベルを有する機能も存在する。このため、本実施形態に係るスイッチ装置10では、決定操作により選択された機能が上記のようなレベルを有する場合、レベルを調整するための画面に遷移し、当該画面において行われたスライド操作に基づいて、上記のレベルを調整してよい。
図5は、本実施形態に係る機能の実行に係るレベル調整について説明するための図である。図5の上段には、ユーザがエアコンディショナーの温度調整に係るアイコンIdが対応付けられたスイッチ112dに対する決定操作を行う場合の一例が示されている。また、図5の下段には、上記の決定操作に基づいて、表示部120に表示される実行レベルの調整画面、すなわちエアコンディショナーの温度調整画面の一例が示されている。
ユーザは、図5の下段に示すような温度調整画面において、スライド操作や決定操作を行うことで、エアコンディショナーの温度を任意に調整することが可能である。
ユーザは、例えば、スイッチ112a〜112eに対し図中右方向のスライド操作を行うことで温度をより高く、図中左方向のスライド操作を行うことで温度をより低く調整できてよい。
また、ユーザは、例えば、スイッチ112a、112b、112d、112eに対する決定操作を行うことで、温度調整を行えてもよい。図5の下段に示す一例の場合、ユーザは、スイッチ112aに対する決定操作を行うことで温度を1℃低く、スイッチ112bに対する決定操作を行うことで温度を0.5℃低く調整できてもよい。また、ユーザは、スイッチ112dに対する決定操作を行うことで温度を0.5℃高く、スイッチ112eに対する決定操作を行うことで温度を1℃高く調整できてもよい。このように、決定操作による実行レベルの調整においては、各スイッチ112に異なるレベル方向や調整の度合いが対応付けられてもよい。
また、図5の下段に示す一例の場合、ユーザは、スイッチ112cに対する決定操作を行うことで、図5の上段に示すような機能選択画面に復帰できてよい。
以上、本実施形態に係るスライド操作および決定操作について説明した。本実施形態に係るスイッチ装置10が有する上記の機能によれば、移動体などが有する種々の機能の制御を一か所に集約するとともに、ユーザがより少ない操作で直観的に種々の機能の制御に係る操作を行うことが可能となる。
次に、本実施形態に係るスイッチ装置10による制御の流れについて詳細に説明する。図6は、本実施形態に係るスイッチ装置10による制御の流れを示すフローチャートである。
図6を参照すると、本実施形態に係る制御部130は、まず、スイッチ112が有する第1の接点が通電状態となったか否かを判定する(S1101)。制御部130は、操作部110から入力される信号に基づいて、上記の判定を行う。
ここで、第1の接点が通電状態となったことが検出できない場合(S1101:NO)、制御部130は、ステップS1101に復帰する。
一方、第1の接点が通電状態となったことを検出した場合(S1101:YES)、次に、制御部130は、スイッチ112が有する第2の接点が通電状態となったか否かを判定する(S1102)。
ここで、第2の接点が通電状態となったことが検出できない場合(S1102:NO)、続いて、制御部130は、ステップS1101において通電状態となったことを検出したスイッチ112とは異なる他のスイッチ112が有する第1の接点が通電状態となったか否かを判定する(S1103)。
ここで、上記他のスイッチ112が有する第1の接点が通電状態となったことが検出できない場合(S1103:NO)、制御部130は、ステップS1101に復帰する。
一方、上記他のスイッチ112が有する第1の接点が通電状態となったことを検出した場合(S1103:YES)、制御部130は、ユーザによるスライド操作を検出し(S1104)、検出したスライド操作の方向に基づいて、表示部120にアイコンのスライド表示を実行させる(S1105)。また、制御部130は、ステップS1105におけるスライド表示の制御の後、ステップS1101に復帰する。
また、ステップS1102において、第2の接点が通電状態となったことを検出した場合(S1102:YES)、次に、制御部130は、第2の接点が通電状態となったスイッチ112に対応する機能が実行に係るレベルを有するか否かを判定する(S1106)。
ここで、上記機能が実行に係るレベルを有しない場合(S1106:NO)、制御部130は、ステップS1102において第2の接点が通電状態となったことを検出したスイッチ112に対するユーザの決定操作を検出し(S1107)、当該決定操作に基づく表示制御を行う(S1108)。制御部130は、例えば、決定操作が行われたスイッチ112に対応付けられたアイコンの強調表示の有無を制御し、当該アイコンに対応する機能の実行有無を制御してもよい。また、制御部130は、ステップS1108における制御の後、ステップS1101に復帰する。
一方、第2の接点が通電状態となったスイッチ112に対応する機能が実行に係るレベルを有する場合(S1106:YES)、制御部130は、実行レベルの調整画面に遷移するよう表示部120を制御し、ステップS1101に復帰する。
<<1.4.表示アイコンのカスタマイズ>>
次に、本実施形態に係るスイッチ装置10が有する表示アイコンのカスタマイズ機能について説明する。上述したように、本実施形態に係るスイッチ装置10は、スイッチ112の数以上に存在する複数の機能に対応したアイコンをスライド表示することで、ユーザが任意の機能を選択し、また制御することを可能とする。
一方、例えば、移動体などでは、数十を超える複数の機能を有している場合も多く、当該複数の機能をすべてアイコン化して集約した場合、ユーザが目的の機能に対応するアイコンをスライド操作により探す手間が増大することとなる。また、ユーザによっては、利用頻度が著しく低い、または一切利用しない機能も存在することも想定される。
このため、本実施形態に係るスイッチ装置10は、表示部120が表示する機能選択画面におけるアイコンの表示有無をユーザが自由にカスタマイズするための表示設定画面を提供してよい。なお、上記の機能選択画面とは、ユーザが、上述した第1の物理量によるスライド操作を行うことで複数の機能の中から任意の機能を選択し、第2の物理量による決定操作を行うことで機能の実行有無の切り替えなど行うことが可能なユーザインタフェースを指す。
また、上記の表示設定画面とは、機能選択画面において各機能に対応したアイコンを表示させるか否か、すなわちアイコンの表示有無を、アイコンごとにユーザが設定可能なユーザインタフェースであってよい。本実施形態に係る表示部120は、表示設定画面においてユーザが決定した各アイコンの表示有無の設定に基づいて、機能選択画面におけるアイコンの表示を行うことを特徴の一つとする。
図7は、本実施形態に係る表示アイコンのカスタマイズについて説明するための図である。図7の上段には、機能選択画面において、表示有無設定機能に対応するアイコンIxが対応付いたスイッチ112aに対しユーザが指Fを用いて決定操作を行う場面が示されている。
また、図7の下段には、上記の決定操作により遷移する表示設定画面の一例が示されている。本実施形態に係る表示設定画面は、上述したように、機能選択画面におけるアイコンの表示有無をユーザがカスタマイズするための画面であってよい。
ユーザは、表示設定画面において表示されるアイコンに対応付いたスイッチ112に対し決定操作を行うことで、機能設定画面における当該アイコンの表示有無を切り替えることができる。
例えば、図7の下段に示す一例の場合、制御部130は、スイッチ112bに対するユーザの決定操作に基づいて、機能選択画面において電話機能に対応するアイコンIyが表示されないよう切り替えを行っている。
また、制御部130は、機能選択画面の場合と同様に、スイッチ112a〜112dに対するユーザのスライド操作に基づいて、表示設定画面に表示されるアイコンに係るスライド表示を表示部120に実行させてよい。なお、制御部130は、スイッチ112eに対するユーザの決定操作を検出した場合には、表示部120が機能選択画面に復帰するよう制御を行ってよい。
以上説明したように、本実施形態に係る表示部120は、表示設定画面におけるスライド操作および決定操作により決定されたアイコンの表示有無設定に基づいて、機能選択画面におけるアイコンの表示を行うことを特徴の一つとする。
本実施形態に係るスイッチ装置10が有する表示アイコンのカスタマイズ機能によれば、ユーザが普段利用しない機能を表示部120に表示させないことで、ユーザが目的の機能に対応するアイコンを素早く見つけ出し、当該アイコンに対する機能の制御を行うことが可能となる。
<<1.5.認識環境に基づくアイコン表示>>
次に、本実施形態に係る認識環境に基づくアイコンの表示制御について説明する。上記では、本実施形態に係るスイッチ装置10が、複数の機能にそれぞれ対応する複数のアイコンを表示し、当該アイコンに対応付いたスイッチ112に対するスライド操作や決定操作を受け付けることで、ユーザによる任意の機能の制御を実現することについて述べた。
一方、例えば、所定の環境においては、ユーザが利用する機能(あるいは、ユーザに利用を許容する機能)は、当該環境に関連する機能に自ずと限定される場合も想定される。このため、本実施形態に係るスイッチ装置10は、予め設定された所定の環境が認識された場合、当該環境に対し設定された機能に対応するアイコンのみを表示することで、ユーザが数多くのアイコンの中から目的の機能に対応するアイコンを探し出す手間を低減させることが可能である。
図8は、本実施形態に係る認識環境に基づくアイコン表示について説明するための図である。図8の上段には、環境Aが認識されたことに基づいて、制御部130が表示部120に表示させるアイコンIa〜Ieの一例が示されている。一方、図8の下段には、環境Bが認識されたことに基づいて、制御部130が表示部120に表示させるアイコンIa〜Ieの一例が示されている。
ここで、図中上段の環境Aに係るアイコンIa〜Ieと、図中下段の環境Bに係るアイコンIa〜Ieと、を比較すると、環境Aと環境Bとでは、異なる機能が対応付いていることがわかる。
このように、本実施形態に係る表示部120は、所定の環境が認識された場合、複数のアイコンのうち、認識された環境に基づいて決定されたアイコンを優先的に表示する機能を有してもよい。すなわち、本実施形態に係るスイッチ装置10は、認識された所定の環境において頻度高く利用される機能に対応するアイコンを優先的または限定的に表示することで、ユーザが目的の機能に対応するアイコンを探し出す手間を低減させることが可能である。
なお、上記の所定の環境には、例えば、移動体の走行などが挙げられる。本実施形態に係る制御部130は、例えば、アクセルや加速度センサなどから入力される情報に基づいて、移動体の走行が認識された場合、移動体の走行時に頻繁に利用される機能に対応したアイコンを表示部120に優先的に表示させてもよい。当該機能には、例えば、前照灯の操作やABSなどが挙げられる。
また、制御部130は、例えば、撮像装置や光センサなどから入力される情報、または天気情報などに基づいて認識された天候に基づいて、当該天候において頻繁に利用される機能に対応したアイコンを表示部120に優先的に表示させてもよい。当該機能には、例えば、前照灯やワイパーの操作、エアコンディショナーの操作などが挙げられる。
また、制御部130は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号受信装置などから入力される位置情報に基づいて、所定の地域や場所において頻繁に利用される機能に対応したアイコンを表示部120に優先的に表示させてもよい。
例えば、制御部130は、位置情報から移動体の所在が寒冷地にあることが認識された場合、2駆動と4駆動の切り替えやスノーモードの切り替えに関するアイコンを優先的に表示部120に表示させてもよい。
また、例えば、制御部130は、位置情報から移動体の所在がガソリンスタンドや整備工場にあることが認識された場合には、給油口やボンネットなどのロック解除に関するアイコンを優先的に表示させてもよい。
なお、環境に基づいて表示部120により優先的に表示させるアイコンは、ユーザが設定できてもよい。この場合、ユーザは上述した表示設定画面において所定環境と表示アイコンを対応付けることでカスタマイズを行うことができる。
また、本実施形態に係る制御部130は、所定環境においてユーザが頻繁に利用する機能を学習し、当該学習の結果に基づいて表示部120に優先的に表示させるアイコンを決定することも可能である。
なお、制御部130は、所定の環境に対し予め設定されたアイコンを各スイッチ112に対し静的に対応付けることで、ユーザがスライド操作を行わず決定操作のみで機能を利用できるよう制御してもよい。一方で、制御部130は、機能選択に係るスライド操作がより少なるよう表示アイコンの数を通常の状態より制限し、並び順を変更するなどの制御を行ってもよい。
また、本実施形態に係る制御部130は、所定環境が認識されたことを外部の構成から取得してもよいし、センサなどから入力される情報に基づいて環境認識を行う機能を有してもよい。
本実施形態に係るスイッチ装置10が有する上記の機能によれば、認識された環境において頻繁に利用され得る機能に対応するアイコンを動的に表示することにより、当該機能を利用するユーザの利便性を効果的に高めることが可能となる。
以上、本実施形態に係るスイッチ装置10が有する機能について詳細に説明した。なお、上記では、本実施形態に係るスイッチ装置10が、車両などの移動体の車室内に配置される場合を主な例として説明したが、本実施形態に係るスイッチ装置10の適用は係る例に限定されない。本実施形態に係るスイッチ装置10は、複数の機能を有する装置全般に広く用いられ得る。本実施形態に係る技術思想は、例えば、スマートフォンなどにも応用が可能である。
<<1.6.スイッチ112の物理構成例>>
次に、本実施形態に係る操作部110が備えるスイッチ112の物理構成例について説明する。図9は、本実施形態に係るスイッチ112を図2に示すA−A断面で切断した際の断面図の一例である。
図9に示すように、本実施形態にスイッチ112のそれぞれは、例えば、ノブ114とコンタクトラバー116を備える。また、コンタクトラバーの下方には、第1の接点および第2の接点の着座の検出が可能な基板が設けられる。
ここで、本実施形態に係るコンタクトラバー116は、例えば、2段クリックに対応した第1の接点と第2の接点とを有してよい。また、ノブ114とコンタクトラバー116の間には、図示するように、第1の物理量によるノブ114の押下により、コンタクトラバー116の第1の接点を基板に着座させるための構成と、第2の物理量によるノブ114の押下によりコンタクトラバー116の第2の接点を基板に着座させるための構成とが配置される。上記構成は、ノブ114と一体に設けられてもよいし、ノブ114とは別体に設けられてもよい。
また、本実施形態に係るスイッチ112は、ノブ114、コンタクトラバー116、基板などを一体化するための固定部品を備えてよい。
また、本実施形態に係るスイッチ112は、図2に示すように、表示部120が表示する各アイコンと対応するよう、表示部120に近接して配置されてもよい。一方、本実施形態に係るスイッチ112は、表示部120と一体に設けられてもよい。
なお、図9に示す構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るスイッチ112の構成は係る例に限定されない。本実施形態に係るスイッチ112は、例えば、タクトスイッチとコンタクトラバーの組み合わせなどにより実現することも可能である。本実施形態に係るスイッチ112の構成は、柔軟に変形され得る。
また、上記では、本実施形態に係る複数のスイッチ112が5つ水平方向に並列に配置される場合を例に述べたが、本実施形態に係るスイッチ112の数や配置は係る例に限定されない。本実施形態に係るスイッチ112は、例えば、垂直方向に連続して配置されてもよいし、水平方向および垂直方向にそれぞれ連続するL字型や十字型に配置されてもよい。また、本実施形態に係るスイッチ112は、例えば、2列以上配置されてもよい。
<2.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置10は、複数の接点を有するスイッチを複数個備える操作部110と、複数のスイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンを表示する表示部120と、を備える。また、上記複数の接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含む。
また、複数のスイッチの第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作が検出された場合、表示部120は、複数の第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、アイコンをスライド表示することを特徴の一つとする。また、いずれかの第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作が検出された場合、表示部120は、通電状態となった第2の接点に対応するアイコンの決定操作に係る表示を行うことを特徴の一つとする。上記構成によれば、より少ない操作で直観的な機能制御を実現することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、スイッチ装置10または制御装置が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能であり、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
10 スイッチ装置、110 操作部、120 表示部、130 制御部、112 スイッチ、114 ノブ、116 コンタクトラバー

Claims (8)

  1. 複数の接点を有するスイッチを複数個備える操作部と、
    複数の前記スイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンを表示する表示部と、
    を備え、
    複数の前記接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、前記第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含み、
    複数の前記スイッチの前記第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作が検出された場合、前記表示部は、複数の前記第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、前記アイコンをスライド表示し、
    いずれかの前記第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作が検出された場合、前記表示部は、通電状態となった前記第2の接点に対応する前記アイコンの前記決定操作に係る表示を行う、
    スイッチ装置。
  2. 前記操作部と前記表示部とは、近接して配置され、
    前記表示部は、複数の前記アイコンを複数の前記スイッチの物理位置にそれぞれ対応した表示位置に表示する、
    請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記表示部は、前記スイッチの数以上存在する複数の前記アイコンの一部を、前記スライド操作に基づいて前記スイッチに対応付けて表示する、
    請求項1または2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記複数のアイコンは、それぞれ異なる機能に対応し、
    前記機能は、前記スライド操作に基づき前記スイッチと対応付けられ、前記決定操作に基づき実行有無が切り替えられる、
    請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチ装置。
  5. 前記機能は、実行に係るレベルを有し、
    前記レベルは、前記スライド操作に基づき調整される、
    請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記表示部は、表示設定画面における前記スライド操作および前記決定操作により決定された前記アイコンの表示有無設定に基づいて、機能選択画面における前記アイコンの表示を行う、
    請求項1〜5のいずれかに記載のスイッチ装置。
  7. 前記表示部は、複数の前記アイコンのうち、認識された環境に基づいて決定された前記アイコンを優先して表示する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のスイッチ装置。
  8. 複数の接点を有する複数のスイッチが検出した信号に基づいて、複数の前記スイッチのそれぞれに対応する複数のアイコンの表示を制御する制御部、
    を備え、
    複数の前記接点は、第1の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第1の接点と、前記第1の物理量を上回る第2の物理量により通電状態と非通電状態とが切り替わる第2の接点と、を少なくとも含み、
    前記制御部は、複数の前記スイッチの前記第1の接点が順に通電状態となったことに基づきスライド操作を検出した場合、複数の前記第1の接点が順に通電状態となった方向に基づいて、前記アイコンをスライド表示させ、
    前記制御部は、いずれかの前記第2の接点が通電状態となったことに基づき決定操作を検出した場合、通電状態となった前記第2の接点に対応する前記アイコンの前記決定操作に係る表示制御を行う、
    制御装置。
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