JP2019192058A - プログラム更新装置、プログラム更新システム及びプログラム更新方法 - Google Patents

プログラム更新装置、プログラム更新システム及びプログラム更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の制御が行われているか否かにかかわらず、プログラムを更新することができるプログラム更新装置、プログラム更新システム及びプログラム更新方法を提供する。【解決手段】車両100の制御装置50のためのプログラムを更新するプログラム更新装置10は、車両の走行状況を取得する走行状況取得部12と、プログラムを、現在使用されている第1プログラムP1から第2プログラムP2に更新する必要がある場合に、取得された走行状況が、予め定められた第2プログラムの使用が許可される走行状況である許可状況に該当しない場合に第1プログラムを使用し、取得された走行状況が許可状況に該当する場合に第2プログラムを使用して第1プログラムを前記第2プログラムに更新する更新制御部16とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、プログラム更新装置、プログラム更新システム及びプログラム更新方法に関する。
特許文献1には、車両の制御部におけるプログラム更新を行う装置が記載されている。この装置では、制御部のプログラム更新が必要である場合に、その制御部が制御を行わない走行ルートを設定し、車両が当該走行ルートを走行中である場合にプログラムを更新する。
特開2011−79496号公報
しかし、車両の制御が行われているか否かにかかわらず、プログラムを更新する技術が求められていた。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、車両(100、100a、100b、100c)の制御装置(50、50c)のためのプログラムを更新するプログラム更新装置(10、10a、10b、10c、10d)が提供される。この装置は、検出された前記車両の走行状況を取得する走行状況取得部(12)と;前記プログラムを、現在使用されている第1プログラム(P1)から第2プログラム(P2)に更新する必要がある場合に、取得された前記走行状況が、予め定められた前記第2プログラムの使用が許可される前記走行状況である許可状況に該当しない場合に第1プログラムを使用し、取得された前記走行状況が前記許可状況に該当する場合に前記第2プログラムを使用して前記第1プログラムを前記第2プログラムに更新する更新制御部(16、16a、16c)と;を備える。
この形態によれば、車両の制御装置のためのプログラムを第1プログラムから第2プログラムに更新する必要がある場合に、車両の走行状況が許可状況に該当しない場合には第1プログラムを使用し、車両の走行状況が許可状況に該当する場合には第2プログラムを使用するので、プログラムが使用されていても、車両の安全性を保ちつつプログラムを早期に更新することができる。
第1実施形態のプログラム更新装置を示す概略構成図。 第1実施形態のプログラム更新処理を示す工程図。 第2実施形態のプログラム更新装置を示す概略構成図。 許可状況を緩和する例について示す図。 第2実施形態のプログラム更新処理を示す工程図。 第3実施形態のプログラム更新装置を示す概略構成図。 第3実施形態のプログラム更新処理を示す工程図。 第4実施形態のプログラム更新装置を示す概略構成図。 第5実施形態のプログラム更新装置を示す工程図。 第5実施形態の異常状況検出処理を示す工程図。 第6実施形態の修正処理を実行するシステムを示す概略構成図。 第6実施形態の修正処理を示す工程図。
・第1実施形態
図1に示すように、第1実施形態のプログラム更新装置10は、車両100に搭載される。車両100は、プログラム更新装置10の他、車両側通信機30と、センサ部40と、運転支援制御装置50と、運転装置60と、を備える。
センサ部40は、車両100の走行状況を検出する。走行状況には、車両100の走行状態と、車両100の周囲の環境である走行環境と、車両100の乗員の状態である乗員状況とが、含まれる。センサ部40は、第1センサ部41と第2センサ部42と第3センサ部43と、を備える。
第1センサ部41は、車両100の走行状態を検出するセンサ部であり、車速センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ、操舵角センサ、を含む。車両100の走行状態は、例えば、車速センサにより検出された車両100の速度、ヨーレートセンサにより検出された車両100のヨーレート、操舵角センサにより検出された操舵角としての車両100のステアリングホイールの回転角が含まれる。第2センサ部42は、車両100の走行環境を検出するセンサ部であり、車両100の周囲を撮像するカメラ、ミリ波レーダ、LIDAR(Light Detection and Ranging)、GPS、GNSSを含む。車両100の走行環境は、カメラにより検出された車両100の前方と後方を含む周囲の物標の存否、ミリ波レーダやLIDARにより検出された車両100の周囲における物標の存否、物標と車両100との距離、物標の位置、物標の大きさ、物標の形状および物標の車両100に対する相対速度等である。第3センサ部43は、車両100の乗員の状態を検出するセンサ部であり、車両100内を撮像する車室内カメラ、車両100の座席に備えられ、乗員の着席を検知するシートセンサ、車両100のハンドルに備えられ、乗員の手がハンドルに置かれているか否かを検出するハンズオフセンサを含む。車室内カメラは、少なくとも運転席に着席する乗員を撮像可能な場所に配置されて、乗員の姿勢を検出する。姿勢は、乗員の運転席への着席の有無、まぶたの開閉、視線位置が含まれる。車室内カメラは、例えば、車両100のブレーキペダルを撮像可能な場所に配置されていてもよく、第3センサ部43は、ブレーキペダルから予め定められた範囲内に乗員の足が位置していることを検出してもよい。
運転支援制御装置50は、センサ部40の検出結果を用いて、運転装置60を制御する。運転支援制御装置50は、CPU51とメモリ52と図示しないインターフェースとを搭載したECU(Electronic Control Unit)として構成されている。運転支援制御装置50は、CPU51がメモリ52に記憶されたプログラムを展開して実行することで、運転装置60を制御して車両100の運転支援処理を実行する。メモリ52には、現在使用されている第1プログラムP1が記憶されている。運転支援制御装置50を「制御装置」とも呼ぶ。CPU51は、メモリ52に記憶されたプログラムを展開して実行することで、更新要否判断部53として機能する。本実施形態では、更新要否判断部53は、後述の更新制御部16から、メモリ20に第2プログラムP2が記憶されたことを示す信号を受信すると、運転支援処理を実行するためのプログラムを、更新制御部16の指示に従って第1プログラムP1と第2プログラムP2とで切り替える。プログラム更新装置10によって、メモリ52の第1プログラムP1が第2プログラムP2に更新された場合には、CPU51は、メモリ52に記憶された更新後のプログラムを用いて、車両100の運転支援を実行する。他の形態では、更新要否判断部53の機能を、更新制御部16が実行してもよい。
運転装置60は、車両100の運転のための各種の制御を実行する部分であり、自動運転と手動運転のいずれの場合にも利用される。運転装置60は、駆動部制御装置61と、ブレーキ制御装置62と、操舵角制御装置63と、を含む。駆動部制御装置61は、車両100の車輪を駆動する駆動部(図示せず)を制御する機能を有する。車輪の駆動部としては、内燃機関と電動モータのうち1つ以上の原動機を使用可能である。ブレーキ制御装置62は、車両100のブレーキ制御を実行する。ブレーキ制御装置62は、例えば電子制御ブレーキシステム(ECB)として構成される。操舵角制御装置63は、車両100の車輪の操舵角を制御する。操舵角制御装置63は、例えば電動パワーステアリングシステム(EPS)として構成される。
車両側通信機30は、車両100の外部に設けられたサーバや、交通インフラ(Infrastructure)や、他車両との間で無線通信を行う通信装置である。本実施形態では、車両側通信機30は、第1サーバ110及び第2サーバ120との間で無線通信を行う。
第1サーバ110は、いずれも図示しないCPUとメモリとインターフェースとを備える。第1サーバ110のメモリには、第2プログラムP2が記憶されている。第2プログラムP2は、第1プログラムP1のバージョンアッププログラムである。
第2サーバ120は、いずれも図示しないCPUとメモリとインターフェースとを備える。第2サーバ120のCPUは、メモリに記憶されたプログラムを展開して実行することにより、車両100の走行状況を特定する特定部121として機能する。特定部121は、プログラム更新装置10から走行状況の送信要求があった場合に、走行状況を特定してもよい。例えば、プログラム更新装置10が、車両100の現在位置や、走行経路を含む要求信号を送信した場合に、特定部121は、車両100の現在位置や走行経路に対応する渋滞情報や工事状況情報、車線規制情報を、車両100の走行状況(走行環境)として特定する。
プログラム更新装置10は、CPU11とメモリ20と図示しないインターフェースとを搭載したECU(Electronic Control Unit)として構成されている。CPU11は、メモリ20に記憶された更新処理プログラムP3を展開して実行することにより、走行状況取得部12、エラー取得部14、更新制御部16として機能する。本実施形態では、プログラム更新装置10のメモリ20には、さらに、車両側通信機30を介して第1サーバ110から取得された第2プログラムP2が記憶されている。
走行状況取得部12は、センサ部40の検出結果から車両100の走行状況を取得する。また、走行状況取得部12は、車両側通信機30を介して、車両100の現在位置と走行経路とを含む信号を第2サーバ120に送信し、車両100の現在位置や走行経路に対する走行状況を第2サーバ120から取得する。プログラム更新装置10は、現在位置として、センサ部40に含まれるGNSSセンサから取得した位置情報を送信してもよいし、走行経路として、車両100の図示しないナビゲーション装置から取得した走行経路を送信してもよい。
更新制御部16は、運転支援制御装置50のためのプログラムを、現在使用されている第1プログラムP1から第2プログラムP2に更新する必要があるか否かを判断する。「プログラムを更新する」とは、プログラムの一部を修正又は削除すること、プログラムの機能を一部追加すること、プログラムの全てを修正することを含む。プログラムの修正は、プログラムの変更を含む。本実施形態では、第1サーバ110のCPUは、第2プログラムP2を生成あるいは取得可能であり、第2プログラムP2が生成あるいは取得された場合に、車両100へ更新信号を送信するように構成されている。更新制御部16は、更新信号を取得した場合にプログラムを更新する必要があると判断し、第1サーバ110から第2プログラムP2を取得してメモリ20に記憶する。更新制御部16は、メモリ20に第2プログラムP2を記憶すると、運転支援制御装置50に信号を送信する。他の形態では、更新制御部16は、予め定められた間隔ごとに、第1サーバ110へ第2プログラムP2の有無を確認する信号を送信してもよい。第1サーバ110は、確認信号を受信し、かつ、第2プログラムP2が存在する場合に、プログラム更新装置10へ更新信号を送信してもよい。
更新制御部16は、車両100の走行状況が許可状況に該当しない場合に第1プログラムP1を使用し、許可状況に該当する場合に第2プログラムP2を使用する。本実施形態において、更新制御部16が第1プログラムP1を使用するとは、更新制御部16が、運転支援制御装置50の更新要否判断部53に、第1プログラムP1を用いる信号を送信することである。更新制御部16が第2プログラムP2を使用するとは、更新制御部16が、運転支援制御装置50の更新要否判断部53に、第2プログラムP2を用いる信号を送信することである。許可状況は、第2プログラムP2の使用が許可される、予め定められた走行状況である。車両100の走行状況が許可状況に該当しない場合に、第1プログラムP1を使用することは、車両100の走行状況が許可状況に該当しない場合に、第2プログラムP2の使用を制限することでもある。本実施形態では、許可状況は、プログラムエラーが生じても、車両100と車両100の周囲の車両や人物等を含む物標との衝突可能性が低い走行状況である。許可状況は、車両100及び車両100の周囲の車両や人物等の安全性が十分に保たれる走行状況と言い換えることもできる。許可状況は、プログラムエラーが生じた場合における車両100の安全性をシミュレーションした結果を用いて定められていてもよい。許可状況は、プログラムの属性によって定められていてもよい。プログラムの属性とは、プログラムの種別であり、自動運転を含む運転支援に関するプログラム、車両100のライト、オーディオ、ワイパー等の補機の制御に関するプログラム、車両100の機器へのハッキングを防止するためのプログラム等である。運転支援に関するプログラムは、例えば、レーンチェンジプログラム、衝突被害軽減のためのブレーキプログラム等、車両100の種々の操作に関するプログラムである。以下に示す(a)〜(d)は、運転支援に関するプログラムの許可状況の一例である。
(a)他の車両や人物等が車両100の走行に与える影響が比較的低い状況。
(a1)車両100が分岐地点及び合流地点以外を走行
(a2)車両100の走行車線が、予め定められた数以下
(a3)車両100が高速道路、自動者専用道路及び幹線道路の道路を走行
(a4)車両100が踏切以外を走行
(a5)車両100の周囲に歩行者が存在しない
(a6)車両100の周囲の車両密度が予め定められた値以下
(a7)車両100と、車両100の前後の車両との車間距離が予め定められた値以上
なお、(a6)における車両密度とは、所定の範囲当たりの車両の台数や、車両の閉める面積である。車両密度が高い状態とは、渋滞が発生している状態である。車両密度は、撮像カメラによる撮像結果、交通インフラから得ることができる。
(b)車両100の乗員による手動運転が可能な状況。
(b1)乗員が覚醒
(b2)乗員が運転席に着席
(b3)乗員の手がハンドル付近に位置
(b4)乗員の足がブレーキペダル付近に位置
(c)車両100が停止、あるいは、即時停止が可能な状況。
(c1)車両100の速度が、予め定められた速度以下
(c2)車両100の単位時間あたりの操舵角変化が、予め定められた値以下
(c3)車両100が、車線の両外側の路面である路肩に対し、最も近い車線を走行
(c4)車両100が、トンネル、踏切以外を走行
(c5)車両100が、路肩の幅が予め定められた幅より大きい車線を走行
プログラム更新装置10のエラー取得部14は、第2プログラムP2の使用によるプログラムエラーを検出、取得する。本実施形態では、エラー取得部14は、運転支援制御装置50に所定のエラーチェック用の信号を送信し、運転支援制御装置50におけるエラーチェック用の信号の処理結果を受信して、処理結果を解析することでプログラムエラーを検出、取得する。エラー取得部14は、車両100に備えられた図示しない衝突回避装置が動作した結果を受信して、処理結果を用いてプログラムエラーを検出、取得してもよい。衝突回避装置は、例えば、運転支援制御装置50の制御によって車両100が物標と衝突する可能性がある場合に運転支援制御装置50による制御をキャンセルし、ブレーキ制御装置62により車両100を停止させる装置である。
図2に示すプログラム更新処理は、車両100のシステムがオンになっている場合に所定の間隔で繰り返し実行される。プログラム更新処理の開始時には、運転支援制御装置50を動作させるためのプログラムとして、第1プログラムP1が使用されている。
更新制御部16は、運転支援制御装置50において現在使用されている第1プログラムP1の更新が必要か否かを判断する(ステップS10)。更新制御部16は、第1プログラムP1の更新が必要な場合には、第2プログラムP2を取得してメモリ20に記憶する。第2プログラムP2は、プログラム更新装置10に備えられたメモリとは別のメモリに記憶されてもよい。
更新制御部16は、走行状況取得部12により取得された車両100の走行状況が、許可状況に該当するか否かを判断する(ステップS20)。車両100の走行状況が許可状況に該当しない場合(ステップS20、NO)、更新制御部16は、運転支援制御装置50を動作させるためのプログラムとして第1プログラムP1を使用し(ステップS40)、プログラム更新処理をステップS20に戻す。
車両100の走行状況が許可状況に該当する場合(ステップS20、YES)、更新制御部16は、運転支援制御装置50を動作させるためのプログラムとして第2プログラムP2を使用して、第1プログラムP1を第2プログラムP2に更新する(ステップS30)。
更新制御部16は、第2プログラムP2の使用から予め定められた期間内に、エラー取得部14によりプログラムエラーが取得されなかった場合に(ステップS50、NO)、第1プログラムP1を削除する(ステップS90)。ステップS90において、更新制御部16は、プログラム更新装置10のメモリ20に記憶された第2プログラムP2を、運転支援制御装置50のメモリ52における第1プログラムP1が記憶された領域に移動させてもよい。メモリ52における第1プログラムP1が記憶された領域に第2プログラムP2を記憶した後、メモリ20に記憶された第2プログラムP2を削除してもよい。更新制御部16は、第1プログラムP1を削除すると、許可状況を全ての走行状況に変更し、第2プログラムP2の使用に対する制限をなくす。
プログラムエラーが取得された場合には(ステップS50、YES)、更新制御部16は、運転支援制御装置50に運転支援処理を実行させるためのプログラムを、第2プログラムP2から第1プログラムP1に切り替える(ステップS60)。また、エラー取得部14は、エラー処理を実行する(ステップS70)。エラー取得部14は、エラー処理として、第1サーバ110へプログラムエラーに関する情報を送信する。当該情報は、プログラムエラーが生じたことを示す信号、プログラムエラーコード等のエラー情報、走行状況取得部12により取得された、プログラムエラーが生じた際の車両100の走行状況を含む情報である。第1サーバ110では、送信された情報を用いて第2プログラムP2が修正される。第2プログラムP2の修正は、第1サーバ110のCPUや、他の修正用サーバのCPU、又はオペレータが、プログラムエラーに関する情報を解析して第2プログラムP2を適正化することによって実行されてもよい。第2プログラムP2が修正された場合には、第1サーバ110は、車両側通信機30を介してプログラム更新装置10に更新信号を送信する。
上記形態によれば、車両100の制御装置のためのプログラムを第1プログラムP1から第2プログラムP2に更新する必要がある場合に、車両100の走行状況が許可状況に該当しない場合には第1プログラムP1を使用し、車両100の走行状況が許可状況に該当する場合には第2プログラムP2を使用するので、プログラムが使用されていても、車両100の安全性を保ちつつ、プログラムを早期に更新することができる。さらに、仮に、第2プログラムP2の提供者における車両100の安全性を保つことに対する知見が、車両100の製造者に比べて十分でない場合等であっても、プログラム更新装置10において十分に車両100の安全性を保つことができる。
上記形態によれば、第2プログラムP2の使用によってプログラムエラーが生じた場合に第1プログラムP1が使用されるので、第2プログラムP2にプログラムエラーが生じた場合の車両100の安全性を高めることができる。
上記形態によれば、プログラムが車両100の運転支援に関するプログラムであり、車両100の運転支援が実行されている場合であっても、車両100の安全性を保ちつつプログラムを更新することができる。
上記形態によれば、許可状況が車両100の乗員による手動運転が可能な状況である場合には、プログラムエラーが生じて例えば運転支援や自動運転がキャンセルされても乗員による手動運転が実行可能であるため、車両100の安全性を高めることができる。
・第2実施形態
図3を用いて第1実施形態と異なる点について説明する。以下では、既に説明した実施形態と同じ符号は、同一の構成及び処理を示すものであって、先行する説明を参照する。第2実施形態のプログラム更新装置10aは、車両100aに搭載される。
CPU11aは、メモリ20aに記憶された更新処理プログラムP3aを展開して実行することにより、走行状況取得部12、エラー取得部14、更新制御部16aとして機能する。本実施形態では、更新制御部16aは、プログラムエラーが検出されなかった場合に、許可状況を緩和させる。「許可状況を緩和させる」とは、第2プログラムP2が使用される走行状況を増加させることである。更新制御部16aは、プログラムエラーが検出されなかった場合には、図4に示すように段階的に許可状況を緩和して、第2プログラムP2が使用される走行状況の制限をなくす。更新制御部16aは、制限がなくなった場合には、第1プログラムP1を削除する。図4には複数の許可状況の種別が示されているが、第2プログラムP2の使用が使用される許可状況は、図4に示す種別のうちいずれか1つであってもよい。種別は、プログラムの属性に応じて定められてもよい。図4に示す許可種別は、例えば、運転支援制御装置50によるレーンチェンジのためのプログラムに用いられてもよい。
図5に示す第2実施形態のプログラム更新処理では、プログラムエラーが検出されない場合に(ステップS50、NO)、更新制御部16aは、許可状況を緩和する(ステップS80)。例えば、許可状況が車速30km以下の走行状況であり、車両100aの車速が20kmである場合、ステップS20が肯定判定されて、第2プログラムが使用される(ステップS30)プログラムエラーが検出されなかった場合には(ステップS50、NO)、更新制御部16aは、許可状況を車速80km以下の走行状況に緩和する(図5ステップS80、図4)。許可状況が緩和された結果、第2プログラムP2の使用に対する制限がなくなった場合(ステップS85、YES)、更新制御部16aは、第1プログラムP1を削除する(ステップS90)。第2プログラムP2の使用に対する制限がある場合には(ステップS85、NO)、更新制御部16aは処理をステップS20に戻す。
上記形態によれば、第2プログラムの使用によりプログラムエラーが検出されない場合に、許可状況を緩和させて第2プログラムが使用される走行状況を増加させることができる。また、第2プログラムの使用に対する制限がなくなった場合に、第1プログラムを削除するので、車両100aの安全性を保ちつつ、プログラムを更新することができる。
・第3実施形態
図6を用いて第1実施形態と異なる点について説明する。第3実施形態のプログラム更新装置10bは、車両100bに搭載される。
CPU11bは、メモリ20bに記憶された更新処理プログラムP3bを展開して実行することにより、走行状況取得部12、エラー取得部14、更新制御部16、移行制御部18として機能する。移行制御部18は、車両100bの走行状況を許可状況に移行させるための移行指示を、車両100bの種々の装置に対して出力する。例えば、許可状況が、車速30km以下の走行状況である場合には、移行制御部18は、車速を30km以下に減速させる指示信号を運転支援制御装置50に出力して、車速を30km以下に減速させる。許可状況が、乗員が手動運転可能な走行状況である場合には、移行制御部18は、車両100bに備えられた音声、振動、光等を発する図示しない報知装置に、乗員に対し手動運転に備えることを報知させてもよい。
図7に示すように、第3実施形態のプログラム更新処理では、第1プログラムP1を第2プログラムP2に更新する必要がある場合には(ステップS10、YES)、移行制御部18は、走行状況を許可状況に移行させる移行指示を行う(ステップS15)。走行状況取得部12により取得された走行状況が、許可状況に移行した場合には、ステップS20が肯定判定されて、第2プログラムP2が使用される(ステップS30)。
上記形態によれば、移行制御部18は、車両100bの走行状況を許可状況に移行させるので、車両100bの走行状況が許可状況になるために要する時間を短くすることができ、より早期に第2プログラムを使用することができる。そのため、更新に対する緊急性の高いプログラムをより早期に更新することができる。
なお、第3実施形態の更新制御部16は、第2実施形態の更新制御部16aと同様の制御を行ってもよく、プログラムエラーが検出されなかった場合には、許可状況を緩和させてもよい。すなわち、第3実施形態のプログラム更新処理において、図5に示すステップS80、ステップS85と同様の処理が、更新制御部16によって実行されてもよい。
・第4実施形態
図8を用いて、第1実施形態と異なる点について説明する。第4実施形態では、プログラム更新装置10cは、第3サーバ130cに備えられている。第3サーバ130cは、無線通信を行うサーバ側通信機30cと、運転支援制御装置50cと、を備える。本実施形態において、車両100cは、運転支援制御装置を備えていない。
運転支援制御装置50cは、各車両100cのセンサ部40の検出結果を用いて、各車両100cごとに、運転装置60を遠隔制御する。運転支援制御装置50cは、CPU51cがメモリ52cに記憶されたプログラムを展開して実行することで各車両100cの運転支援を実行する。メモリ52cには、現在使用されている第1プログラムP1が記憶されている。また、CPU51cは、メモリ52cに記憶されたプログラムを展開して実行することで、更新要否判断部53cとして機能する。本実施形態では、更新要否判断部53cは、後述の更新制御部16cから、メモリ20cに第2プログラムP2が記憶されたことを示す信号を受信すると、運転支援処理を実行するためのプログラムを、更新制御部16cの車両100cごとの指示に従って、第1プログラムP1と第2プログラムP2とで切り替える。プログラム更新装置10cによって、メモリ52cの第1プログラムP1が第2プログラムP2に更新された場合には、CPU51cは、メモリ52cに記憶された更新後のプログラムを用いて、各車両100cの運転支援を実行する。他の形態では、更新要否判断部53cの機能を、更新制御部16cが実行してもよい。
プログラム更新装置10cのCPU11cは、メモリ20cに記憶された更新処理プログラムP3cを展開して実行することで、走行状況取得部12、エラー取得部14、更新制御部16cとして機能する。更新制御部16cは、複数の車両100cのうち、取得された走行状況が許可状況に該当しない車両100cについて第1プログラムP1を使用し、複数の車両100cのうち、取得された走行状況が許可状況に該当する車両100cについて、第2プログラムP2を使用する。本実施形態において、許可状況は、車両100cと第3サーバ130cとの通信速度が予め定められた速度以上であることを含んでもよい。
更新制御部16cは、複数の車両100cのうち、システムがオンである少なくとも1つの車両100cについて第2プログラムP2を使用した結果、エラーが取得されなかった場合には、第1プログラムP1を削除して、運転支援制御装置50cのためのプログラムを第2プログラムP2に更新する。更新制御部16cは、プログラムエラーの生じた回数が予め定められた閾値以下である場合に、第1プログラムP1を削除してもよい。第1プログラムP1が削除された後に、システムがオンにされた車両100cは、第2プログラムP2が使用された運転支援制御装置50cの制御によって運転支援が実行される。
上記形態によれば、複数の車両100cについてプログラムを更新することができる。また、第2プログラムP2を使用しエラーが取得されなかった場合には、更新制御部16cは、第1プログラムP1を削除して、第2プログラムP2を使用するので、複数の車両100cについて安全性を保ちつつ、プログラムの更新が完了するまでの時間を短くすることができる。
第4実施形態において、更新制御部16cは、第2実施形態の更新制御部16aと同様に、プログラムエラーが検出、取得されなかった場合に、許可状況を緩和させてもよい。更新制御部16cは、プログラムエラーが取得されなかった場合には、段階的に許可状況を緩和して、第2プログラムP2の使用に対する制限をなくし、制限がなくなった場合には、第1プログラムP1を削除してもよい。この形態によれば、他の車両100cについては緩和された許可状況を適用することができる。そのため、他の車両100cについて第2プログラムが使用される走行状況を増加させて、プログラム更新を行うことができる。
・第5実施形態
図9を用いて、第4実施形態と異なる点について説明する。第5実施形態では、プログラム更新装置10dは、第3サーバ130dに備えられている。プログラム更新装置10dは、複数の車両100cや、第4サーバ140と通信可能である。
第4サーバ140は、車両100cや、車両100cの周囲に存在する信号機や施設等を含む図示しない交通インフラと通信可能である。第4サーバ140は、いずれも図示しないCPUとメモリとインターフェースとを備える。第4サーバ140のCPUは、メモリに記憶されたプログラムを展開して実行することで、車両100cの異常状況を検出する異常状況検出部141として機能する。異常状況は、車両100cの走行状況のうち、プログラムエラーが生じた可能性がある走行状況である。異常状況は、プログラムの属性によって予め定められていてもよい。プログラムが運転支援制御装置50のためのプログラムである場合には、異常状況は、予め定められた期間以内に予め定められた距離以上、車両100cが上下あるいは左右へふらつくこと、車両100cと物標との距離が予め定められた距離以内であること(以下、異常接近とも呼ぶ)等を含む。プログラムが車両100cのライトのためのプログラムであれば、異常状況は、ライトが点滅し続けることや、夜間にライトがオフであること等を含む。異常状況検出部141は、車両100cのセンサ部40や交通インフラから取得した情報を用いて、異常状況検出処理を実行する。他の形態では、異常状況検出部141の機能は、車両100cや交通インフラに備えられたECUにおいて実行されてもよい。
プログラム更新装置10dは、CPU11dがメモリ20dに記憶された更新処理プログラムP3dを展開して実行することにより、走行状況取得部12、エラー取得部14d、更新制御部16cとして機能する。エラー取得部14dは、上記実施形態においてプログラムエラーを検出、取得した態様に加え、さらに、異常状況検出部141によって検出された異常状況を、プログラムエラーとして検出、取得する。
図10に示す異常状況検出処理では、異常状況検出部141は、複数の車両100cや交通インフラの備えるカメラの撮像結果と、複数の車両100cや交通インフラの識別情報と、を取得する(ステップS100)。
異常状況検出部141は、第3サーバ130dから、プログラム更新処理が実行中であり、第2プログラムが使用されている車両100c(以下、車両Aとも呼ぶ)の識別情報を取得する。異常状況検出部141は、撮像結果と、識別情報とを用いて、車両Aの走行状況を解析し、車両Aの走行状況が異常状況であるか否かを検出する(ステップS110)。
異常状況検出部141は、異常状況を検出した場合には(ステップS110、YES)、異常状況ありを示す信号をプログラム更新装置10dに送信する(ステップS120)。異常状況検出部141は、例えば、車両Aについて予め定められた期間内に異常状況を検出しなかった場合には(ステップS110、NO)、異常状況なしを示す信号をプログラム更新装置10dに送信する(ステップS130)。
プログラム更新装置10dのエラー取得部14dは、異常状況ありを示す信号を、プログラムエラーとして取得する。プログラム更新装置10dの更新制御部16cは、エラー取得部14dの検出結果に応じて、上述の実施形態におけるステップS50〜ステップS90(図2、図5、図7)の各処理を実行する。なお、エラー処理(ステップS70)では、エラー取得部14dに代えて、異常状況検出部141が、第1サーバ110に異常状況に関する情報を送信してもよい。当該情報は、プログラムエラーが生じた可能性が検出されたことを示す信号、車両Aの識別情報、当該車両Aを撮像した車両や交通インフラの識別情報、車両Aの異常状況等に関する情報である。
上記形態によれば、第2プログラムP2が使用されている車両100cの周辺車両のセンサ部や交通インフラのセンサ部の検出結果を用いて、第2プログラムP2が使用されている車両100cのプログラムエラーを検出することができる。
・第6実施形態
第6実施形態では、第1サーバ110dのCPUが実行する修正処理について説明する。図11に示すように、第1サーバ110dのCPUは、メモリに記憶された修正プログラムを展開して実行することで、修正部111として機能する。修正部111は、エラーや異常状況に関する情報を取得した場合に、プログラム修正処理を実行する。
図12に示すように、まず、修正部111は、上述したプログラムエラーや異常状況(以下、異常状況等)に関する情報を取得する(ステップS200)。
次に、修正部111は、異常状況等が、車両Aに起因して発生したか否かを判断する(ステップS210)。車両Aに起因して発生する異常状況等とは、第2プログラムP2のロジックが原因で生じる異常状況等である。例えば、修正部111は、異常状況等に関する情報として、車両Aが上下あるいは左右へふらついたことと、車両Aがふらついた時には車両Aの周囲に障害物が存在していないことを、車両Aや他車両や交通インフラ等の撮像結果から取得した場合に、異常状況等は車両Aに起因して発生したと判断する。また、修正部は、異常状況等に関する情報として、車両Aと障害物とが異常接近しており、当該障害物が車両Aのセンサ部40の検出範囲内にあることを取得した場合には、異常状況等は車両Aに起因して発生したと判断してもよい。修正部111は、車両Aと障害物とが異常接近しているが、当該障害物が車両Aのセンサ部40の検出範囲外にあることを取得した場合には、異常状況等は車両Aに起因して発生していない判断してもよい。
修正部111は、異常状況等が、車両Aに起因して発生している場合には(ステップS210、YES)、第2プログラムP2を修正する優先度を、他のプログラムよりも高い第1優先度に設定する(ステップS220)。修正部111は、第2プログラムP2のうち、異常状況等の発生に関するプログラムのロジックを修正する優先度を、他のロジックよりも高くしてもよい。
修正部111は、異常状況等が車両Aに起因して発生しておらず(ステップS210、NO)、ステップS210の判断に用いられた異常状況等の取得回数が、予め定められた閾値よりも少ない場合には(ステップS230、NO)、修正の優先度を、第1優先度よりも低い第3優先度に設定する(ステップS250)。ステップS210の判断に用いられた異常状況等の取得回数が、予め定め得られた閾値よりも大きい場合には(ステップS230、YES)、修正部111は、優先度を、第1優先度よりも低く第3優先度よりも高い第2優先度に設定する(ステップS240)。
修正部111は、設定された優先度で、第2プログラムP2や、第2プログラムP2のうち、異常状況等の発生に関するプログラムのロジックを修正する(ステップS260)。修正は、修正部111がディープラーニングを実行することで行われてもよいし、修正部111がオペレータによる修正結果を取得することで実行されてもよい。
上記形態によれば、プログラムを修正する優先度を変更して修正を行うので、車両100cの安全性を高めることができる。
・他の実施形態1
上記実施形態において、走行状況取得部12は、センサ部40と、第2サーバ120の特定部121のと、のいずれか一方から走行状況を取得すればよい。例えば、走行状況取得部12は、センサ部40の検出結果を用いて走行状況を取得する場合には、第2サーバ120の検出結果から走行状況を取得しなくともよい。
・他の実施形態2
上記第1実施形態において、プログラム更新装置10は、エラー取得部14を備えていなくともよい。この場合には、更新制御部16は、走行状況が許可状況に該当する場合に、第2プログラムP2を使用して、第1プログラムP1を削除してもよい。また、第1実施形態のエラー取得部14は、第5実施形態のエラー取得部14dと同様に、第4サーバ140から異常状況をプログラムエラーとして取得してもよい。
・他の実施形態3
上記実施形態において、プログラムは、メインプログラムと、サブプログラムと、から構成されていてもよく、プログラム更新装置10、10a、10b、10c、10dは、サブプログラムについてプログラムを更新してもよい。
・他の実施形態4
上記実施形態において、更新制御部16、16a、16cは、プログラム更新の緊急性に応じて許可条件を緩和させてもよい。プログラム更新の緊急性が高い場合には、更新制御部16、16a、16cは、全ての走行状況を許可状況に該当させてもよい。
・他の実施形態5
上記第3実施形態において、プログラム更新装置10bのメモリ20bには、更新処理プログラムP3bとは別に、移行制御用のプログラムが記憶されていてもよく、CPU11bはメモリ20bに記憶された移行制御プログラムを展開して実行することで、移行制御部18として機能してもよい。
・他の実施形態6
上記第4実施形態において、運転支援制御装置50cは車両100cに備えられていてもよい。
本開示は、プログラム更新装置いがいの種々の形態で実現することも可能である。プログラム更新方法、かかる方法を実現するためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体、プログラム更新装置とセンサ部40あるいは第2サーバと、車両の制御装置を含むプログラム更新システム、プログラム更新装置を搭載した車両等の形態で実現することができる。また、上記実施形態において、ソフトウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ハードウエアによって実現されてもよい。また、ハードウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ソフトウエアによって実現されてもよい。ハードウエアとしては、例えば、集積回路、ディスクリート回路、又は、それらの回路を組み合わせた回路モジュールなど、各種回路を用いてもよい。
10、10a、10b、10c、10d プログラム更新装置、16、16a、16c 更新制御部、50、50c 運転支援制御装置、100、100a、100b、100c 車両、P1 第1プログラム、P2 第2プログラム

Claims (14)

  1. 車両(100、100a、100b、100c)の制御装置(50、50c)のためのプログラムを更新するプログラム更新装置(10、10a、10b、10c、10d)であって、
    検出された前記車両の走行状況を取得する走行状況取得部(12)と、
    前記プログラムを、現在使用されている第1プログラム(P1)から第2プログラム(P2)に更新する必要がある場合に、取得された前記走行状況が、予め定められた前記第2プログラムの使用が許可される前記走行状況である許可状況に該当しない場合に第1プログラムを使用し、取得された前記走行状況が前記許可状況に該当する場合に前記第2プログラムを使用して前記第1プログラムを前記第2プログラムに更新する更新制御部(16、16a、16c)と、
    を備える、プログラム更新装置。
  2. 請求項1に記載のプログラム更新装置であって、
    前記許可状況は、前記プログラムの属性ごとに予め定められている、プログラム更新装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプログラム更新装置であって、
    前記制御装置は、前記車両の運転支援を実行する運転支援制御装置であり、
    前記プログラムは、前記運転支援制御装置に運転支援処理を実行させるためのプログラムである、プログラム更新装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置であって、
    前記第2プログラムの使用によるプログラムエラーを取得するエラー取得部(14、14d)を備え、
    前記更新制御部は、前記プログラムエラーが取得された場合には、前記第1プログラムを使用する、プログラム更新装置。
  5. 請求項4に記載のプログラム更新装置であって、
    前記更新制御部は、前記第2プログラムの使用により前記プログラムエラーが取得されない場合に、前記許可状況を緩和させて、前記第2プログラムが使用される前記走行状況を増加させる、プログラム更新装置。
  6. 請求項5に記載のプログラム更新装置であって、
    前記更新制御部は、前記許可状況の緩和により前記第1プログラムの使用に対する制限がなくなった場合には、前記第1プログラムを削除する、プログラム更新装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置であって、
    前記車両の前記走行状況を、前記許可状況に移行させる移行制御部(18)を備える、プログラム更新装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置であって、
    前記制御装置は、前記車両の運転支援を実行する運転支援制御装置であり、
    前記プログラムは、前記運転支援制御装置に運転支援処理を実行させるためのプログラムであり、
    前記許可状況は、前記車両の乗員による手動運転が可能な前記走行状況である、プログラム更新装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置であって、
    前記車両は複数であり、
    前記プログラム更新装置は、前記車両と通信可能なサーバ(130c、130d)に設けられており、
    前記更新制御部は、複数の前記車両のうち、取得された前記走行状況が前記許可状況に該当する前記車両について、前記第2プログラムを使用する、プログラム更新装置。
  10. 請求項9に記載のプログラム更新装置であって、
    前記第2プログラムが使用された前記車両の前記走行状況を用いて検出されたプログラムエラーを取得するエラー取得部を備える、プログラム更新装置。
  11. 請求項10に記載のプログラム更新装置であって、
    前記更新制御部は、前記第2プログラムの使用により前記プログラムエラーが取得されない場合に、前記許可状況を緩和させて、前記第2プログラムが使用される前記走行状況を増加させる、プログラム更新装置。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置であって、
    前記プログラムは、前記車両と通信可能なサーバに設けられた前記制御装置を動作するためのプログラムである、プログラム更新装置。
  13. プログラム更新システムであって、
    請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のプログラム更新装置と、
    前記走行状況を検出するセンサ部(40)と、
    前記プログラムによって動作する前記制御装置と、を備える、プログラム更新システム。
  14. 車両の制御装置のためのプログラムを更新する方法であって、
    前記プログラムを、現在使用されている第1プログラムから第2プログラムに更新する必要がある場合に(S10)、
    取得された前記車両の走行状況が、予め定められた前記第2プログラムの使用が許可される前記走行状況である許可状況に該当しない場合に第1プログラムを使用し(S40)、取得された前記走行状況が前記許可状況に該当する場合に前記第2プログラムを使用して(S30)、前記第1プログラムを前記第2プログラムに更新する、方法。
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