JP2019191999A - プラント監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサから間接的に対象物の状態を推定するよりも、直接的で外部的要因に強く、より精度の高い制御に寄与できるプラント監視制御システムを提供する。【解決手段】プラント監視制御システムは、産業プラントを構成する機器群を制御するPLC2と、産業プラント内の特定の撮影範囲を動画撮影するビデオカメラ6と、PLC2とビデオカメラ6とに接続するデータ収集装置1とを備える。データ収集装置1は、ビデオカメラ6が撮影した動画像の時間変化に基づいて、撮影された撮影対象物に関する評価値を算出する評価部10と、評価値を出力する外部出力部18とを有する。PLC2は、評価値に基づいて機器群を制御する。【選択図】図2

Description

この発明は、プラント監視制御システムに関する。
工業活動に必要な素材や資源を生産する産業プラント(鉄鋼プラント、発電プラント、石油プラント、化学プラント等)が知られている。産業プラントのプラント監視制御システムは、制御用ネットワークを介して、プラントを構成する多数のフィールド機器(アクチュエータやセンサを含む)が接続された入出力装置(I/O)や、多数のフィールド機器を制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCと記す)が相互に接続された構成を備える。
製鉄所等のプラント工場では、機械の動作や現在位置をPLCが把握できるように多数のセンサを用いている。例えば、移動量を把握するためにモータにレゾルバやPLGといった回転検出センサを備え、その数値から材料の移動量を計算する。また、機械位置を検出するためには近接センサやフォトセンサを用いている。
鉄鋼プラントなどの大規模プラントでは入出力点が数千、数万に及び、多種多様なプロセスデータ(センサ信号、制御信号等)が存在する。これらのプロセスデータは、データ管理装置に収集され、試験時、調整時、操業時、障害時におけるデータ解析に用いられている。
例えば、特許文献1に開示されたデータ管理装置は、制御用ネットワークに接続し、制御用ネットワーク上の継時的変化のあったプロセスデータを収集する。オペレータは、同時刻に収集したプロセスデータを表示して、産業プラントの状態を把握することができる。
国際公開第2014/002176号
ところで、上述のようなセンサはその検出範囲が狭く、外部的要因によって取り付け位置がずれれば正しく検出できず、制御に支障をきたすことがある。また、環境によってはセンサを現場近くに設置できないという問題もある。また、材料の搬送制御では、モータの回転速度から機械の搬送速度を求め、材料の移動量を間接的に推定していたが、外部的要因によって、推定される移動量と実物の移動量とがずれる場合もある。他にも異常検出を人間の目で監視している場合には、迅速な対応が行えず機器を破損させる可能性もある。
そのため、上述のようなセンサとは別の手段により、監視対象物の実状態を検出できることが望まれる。本願発明者は鋭意研究を進めた結果、動画像を用いて、センサだけでは得られない実際の監視対象物の状態を検出し、この情報を従来のセンサ出力に代えて又はセンサ出力と共に用いることで精度の高い制御を実現することとした。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、センサから間接的に監視対象物の状態を推定するよりも、直接的で外部的要因に強く、より精度の高い制御に寄与できるプラント監視制御システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るプラント監視制御システムは、
産業プラントを構成する機器群を制御するコントローラと、
前記産業プラント内の特定の撮影範囲を動画撮影するビデオカメラと、
前記コントローラと前記ビデオカメラとに接続するデータ収集装置と、を備える。
ここで、前記データ収集装置は、
前記ビデオカメラが撮影した動画像の時間変化に基づいて、撮影された撮影対象物に関する評価値を算出する評価部と、
前記評価値を出力する外部出力部と、を有し、
前記コントローラは、前記評価値に基づいて前記機器群を制御すること、を特徴とする。
このような構成によれば、データ収集装置は、撮影範囲内における撮影対象物(監視対象物)の変化に応じた評価値を算出し、出力できる。そして、コントローラは、この評価値をセンサ値の代わりに用いて機器群を制御できる。動画像から実際の撮影対象物の状態を検出できるため、直接的で外部的要因に強く、精度の高い制御に寄与できる。
1つの実施形態では、
前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量であり、
前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータと、該モータの回転速度を測定するセンサとを含み、
前記コントローラは、前記異なる時刻における前記モータ回転速度から計算された前記撮影対象物の移動量推定値と前記評価値との差の絶対値が閾値より大きい場合に、搬送制御の異常検出信号を出力すること、を特徴とする。
このような構成によれば、データ収集装置は、動画像の変化から撮影対象物の移動量を計算し、出力できる。そして、コントローラは、この移動量と、センサ値に基づいて推定した移動量とを照らし合わせ、偏差が大きい場合には搬送制御の異常検出信号を出力できる。そのため、外部的要因による撮影対象物のずれを検出できる。
他の実施形態では、
前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量と動画のフレームレートとに基づいて算出される前記撮影対象物の移動速度であり、
前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータを含み、
前記コントローラは、前記評価値を予め定めた前記撮影対象物の移動速度目標値に一致させるように、前記モータをフィードバック制御すること、を特徴とする。
このような構成によれば、モータの回転速度を測定するセンサを用いることなく、動画像から算出した撮影対象物の移動速度を目標速度に一致させるように、その偏差をモータの制御に反映できる。
他の実施形態によれば、
前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、前記撮影対象物が前記撮影範囲内に予め定めた境界線を超えたか否かを判定した判定値であること、を特徴とする。
このような構成によれば、データ収集装置は、動画像から撮影対象物が境界線を越えたタイミングを検出できる。コントローラは、これを制御タイミングとして用いて機器群を制御できる。従来のセンサでは狭範囲でしか位置検出できなかったのに対し、動画像を用いることで広範囲に位置検出を行うことができる。
好ましくは、前記コントローラは、前記評価値が前記境界線を超えたことを示す判定値である場合に、アラーム信号を出力することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、撮影対象物が正常位置を定めた境界線を逸脱した場合に、異常を外部に伝えることができる。
他の実施形態によれば、
前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、予め定めた色が前記撮影範囲内に現れたか否かを判定した判定値であること、を特徴とする。
このような構成によれば、例えば、撮影対象物が高温に加熱され特有の色を発する材料であり、現場近くにセンサが配置できない環境(例えば水がかかる環境)であっても、材料を遠方からリアルタイムに検出することができる。
他の実施形態によれば、
前記撮影対象物は、前記産業プラントを構成する機械の一部または前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、前記撮影対象物が前記撮影範囲内に予め定めた指定領域内に入ったか否かを判定した判定値であること、を特徴とする。
このような構成によれば、データ収集装置は、動画像から指定領域内に撮影対象物が進入したことを検知できる。コントローラは、これを機械の位置検出や制御タイミングとして用いて機器群を制御できる。指定領域を順次更新することで、コントローラは自動動作制御を行うことができる。
他の実施形態によれば、
前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量であり、
前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータと、該モータの回転速度を測定するセンサとを含み、
前記データ収集装置は、前記モータ回転速度を入力し、前記異なる時刻における前記モータ回転速度から計算された前記撮影対象物の移動量推定値と前記評価値との差の絶対値が閾値より大きい場合に、搬送制御の異常検出信号を出力すること、を特徴とする。
このような構成によれば、データ収集装置において搬送制御の異常検出を行うことができる。
本発明に係るプランと監視制御システムによれば、データ収集装置が動画像処理により多彩なセンサを代替し、従来センサから間接的に監視対象物の状態を推定するよりも、直接的で外部的要因に強く、より精度の高い制御に寄与できる。
実施の形態1に係る産業プラントのプラント監視制御システムの構成を示す概略図である。 データ収集装置およびPLCが有する具体的機能の概要について説明するための図である。 実施の形態1に係る図形情報処理部が有する目盛(測長)機能を用いた処理について説明するための図である。 実施の形態2に係る図形情報処理部が有する境界線機能を用いた処理について説明するための図である。 実施の形態3に係る図形情報処理部が有する色機能を用いた処理について説明するための図である。 実施の形態4に係る図形情報処理部が有する領域機能を用いた処理について説明するための図である。 実施の形態4に係る制御を実行するためのルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態4に係る制御を実行するためのルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
(システム構成)
図1は、実施の形態1に係る産業プラントのプラント監視制御システムの構成を示す概略図である。
データ収集装置1は、制御用ネットワーク5を介して、産業プラントを構成する機器群(アクチュエータやセンサを含む)に接続する入出力装置(I/O)3と、機器群を制御するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)2と、オペレータが産業プラントの常時運転・監視に使用する監視制御装置であるヒューマンマシンインターフェース(HMI)4とに接続している。また、データ収集装置1は、動画用ネットワーク9を介して、HMI4と、第1ビデオカメラ6aと、第2ビデオカメラ6bとに接続している。
制御用ネットワーク5は、コモンメモリを有するノードを複数有し、複数のノード間での周期的な同報伝送によりコモンメモリ上のデータを同期する。これにより、ノードA5aに接続するデータ収集装置1と、ノードB5bに接続するPLC2と、ノードC5cに接続する入出力装置3と、ノードD5dに接続するHMI4との間で仮想的に同一メモリ空間が共有される。コモンメモリには各データの記憶領域(アドレス)が割り付けられている。各ノードに接続された装置は、コモンメモリへの書き込み・読み込みによってデータを送受信できる。
また、HMI4と第1ビデオカメラ6aは、画像用信号線7を介して画像データ変換器8に接続している。HMI4の画面に表示される画像出力および第1ビデオカメラ6aの画像出力は、画像データ変換器8でネットワーク通信可能な信号に変換され、動画用ネットワーク9を介してデータ収集装置1へ送信される。また、第2ビデオカメラ6bはネットワークカメラであり、撮影対象を撮影した動画データは、動画用ネットワーク9を介してデータ収集装置1へ送信される。以下の説明において、第1ビデオカメラ6aと第2ビデオカメラ6bとを区別しない場合は単にビデオカメラ6と記す。ビデオカメラ6は、産業プラント内の特定の撮影範囲を動画撮影する。
PLC2や入出力装置3の入出力信号をプロセスデータ(文字データ、数値データ)と称する。プロセスデータは、産業プラントを構成する機器群および該機器群に加工される材料に関する各種データを含む。例えば、アクチュエータの制御値、センサの検出値、材料仕様などを含む。鉄鋼プラントなどの大規模プラントでは入出力点が数千、数万に及び、多種多様なプロセスデータが存在する。これらのプロセスデータは、データ収集装置1に収集され、主にデータ解析に用いられる。
図2は、データ収集装置1およびPLC2が有する具体的機能の概要について説明するための図である。
データ収集装置1は、プロセスデータ収集部11、プロセスデータ記憶部12、グラフ表示部13、動画データ収集部14、動画データ記憶部15、評価部10(図形情報処理部16、動画検出部17を含む)、外部出力部18を備える。
プロセスデータ収集部11は、産業プラントを構成する機器群および該機器群に加工される材料に関するプロセスデータを収集する。具体的には、プロセスデータ収集部11は、制御用ネットワーク5に流れる各種プロセスデータを制御周期毎に収集する。プロセスデータ収集部11は、プロセスデータにデータ収集時刻を付与してプロセスデータ記憶部12へ出力する。
プロセスデータ記憶部12は、各時刻における各種プロセスデータを記憶する。
グラフ表示部13は、オペレータの操作に応じて、各種プロセスデータを表形式やグラフ形式で画面に表示する。
動画データ収集部14は、ビデオカメラ6により撮影された特定の撮影範囲の動画像を収集する。具体的には、動画データ収集部14は、動画用ネットワーク9を介して、HMI4の画面、第1ビデオカメラ6a、第2ビデオカメラ6bから動画データを制御周期毎に収集する。動画データ収集部14は、動画データにデータ収集時刻を付与して動画データ記憶部15へ出力する。
動画データ記憶部15は、各時刻における動画データを記憶する。
評価部10は、ビデオカメラ6が撮影した動画像の時間変化に基づいて、撮影された撮影対象物に関する評価値を算出する。評価部10は、図形情報処理部16と動画検出部17とにより実現される。
図形情報処理部16は、後述する目盛(測長)機能16a、境界線機能16b、色機能16c、領域機能16dを備える。図形情報処理部16は、各機能に応じて、目盛線、境界線、領域を示す平面などを含む図形データを、動画データの撮影範囲内の特定位置に付加する。
動画検出部17は、動画データに図形データを付加した合成データの動画像の時間変化に基づいて撮影対象物に関する評価値を算出する。
外部出力部18は、評価値を制御用ネットワーク5へ出力する。
PLC2は、信号入出力部21、制御部22を備え、機器群を制御するための信号をI/O3、データ収集装置1と相互に入出力する。
信号入出力部21は、制御用ネットワーク5を介して、I/O3に接続されたアクチュエータ31へ制御信号を送信し、I/O3に接続されたセンサ32から検出信号を受信する。また、制御用ネットワーク5を介して、データ収集装置1から評価値を受信する。
制御部22は、センサ32から受信した検出信号やデータ収集装置1から受信した評価値に基づいて機器群を制御したり、異常を検出したりする。
データ収集装置1およびPLC2は、制御用ネットワーク5を介して、入出力装置3と接続している。入出力装置3は、産業プラントを構成する機器群の要素であるアクチュエータ31とセンサ32に接続している。
(目盛(測長)機能)
図3を参照して、実施の形態1における特徴的処理について説明する。図3は、図形情報処理部16が有する目盛(測長)機能16aを用いた処理について説明するための図である。
ここでは、工業活動に必要な素材や資源を生産する産業プラントの1つとして、鉄鋼プラントを例に説明する。鉄鋼プラントの圧延ラインは、搬送機械52を備える。搬送機械52は、搬送材料51を図3の左から右へ搬送する。
搬送機械52は、モータ31a(図2のアクチュエータ31)により駆動される。モータ31aの回転速度はモータ回転速度計32a(図2のセンサ32)により測定される。PLC2は、モータ回転速度計32aで測定されたモータ回転速度から搬送材料51の移動量を推定し、搬送材料51の現在位置を把握するトラッキング制御を行っている。
モータ回転速度計32aからの信号のみで行われるトラッキング制御では、外部的要因により、実際の搬送材料51の現在位置とトラッキング制御で推定された現在位置とが常に一致するとは限らない。
そこで、本実施形態では、動画像から実際の搬送材料51の移動量を計算し、モータ回転速度計32aの信号から間接的に推定される搬送材料51の移動量と比較することで、トラッキング制御の異常を検出することとした。
ビデオカメラ6は、搬送材料51の搬送経路の少なくとも一部を撮影範囲に含むように搬送機械52の上方に固定され、産業プラント内で搬送される搬送材料51(撮影対象物)を動画撮影可能である。
データ収集装置1の図形情報処理部16および動画検出部17は、ビデオカメラ6が撮影した異なる時刻における動画像を比較して搬送材料51(撮影対象物)の移動量を評価値として算出する。
まず、図形情報処理部16の目盛(測長)機能16aは、撮影された動画像に対して、搬送材料51が通過する撮影範囲内の固定位置に目盛線を付加する。目盛線には上下限値が付されている。そして、動画検出部17は、目盛線を付加した動画像の時間変化に基づいて搬送材料51の移動量を算出する。これにより動画情報から実際の搬送材料51の現在位置を導き出せる。外部出力部18は、その結果を制御用ネットワーク5を介してPLC2へ送信する。
PLC2の制御部22は、異なる時刻におけるモータ回転速度から計算された搬送材料51の推定移動量と、動画像から計算された搬送材料51の実際の移動量との差の絶対値が閾値より大きい場合に、搬送制御の異常検出信号を出力する。
(効果)
以上説明したように、実施の形態1に係るシステムによれば、動画像の変化に基づく搬送材料51の実際の移動量と、モータ回転速度計32aの信号から間接的に推定される移動量とを照らし合わせ、外部的要因による搬送材料51の位置ずれを検出できる。外部的要因で移動量に不一致が生じても、制御不一致の異常検出信号を外部出力して、早期にトラッキング制御の異常を通知できる。
(変形例)
ところで、上述した実施の形態1に係るシステムにおいては、動画像の変化に基づく搬送材料51の実際の移動量を、モータ回転速度計32aの信号を用いたトラッキング制御の異常判定に利用している。しかし、このような利用に限られるものではなく、モータ回転速度計32aの信号に代えて、動画像の変化に基づく搬送材料51の実際の移動量を用いて、トラッキング制御自体を行うことも可能である。動画像に基づくため、直接的で外部的要因に強く、精度の高いトラッキング制御が期待される。
また、上述した実施の形態1に係るシステムでは、PLC2の制御部22が異常判定を行っている。ところで、図2に示す通り、データ収集装置1には、PLC2が出力した制御信号を収集するプロセスデータ収集部11が備わっている。データ収集装置1は、制御部22のトラッキング制御における現在位置を取得可能である。そのため、データ収集装置1が、トラッキング制御の異常判定と警報出力を実施することも可能である。
また、データ収集装置1は、異なる時刻における動画像を比較して算出される搬送材料51の移動量と、動画の収集速度又は動画のフレームレートとに基づいて、搬送材料51の移動速度を算出することもできる。そして、PLC2は、この移動速度を予め定めた搬送材料51の目標移動速度に一致させるように、モータ31aをフィードバック制御することも可能である。実移動速度を制御の目標移動速度に一致させるようにPID制御でモータ31aを制御することが可能であり、モータ回転速度計32aが備わっておらず汎用インバータを使用している場合に効果がある。
なお、本実施形態に係る図形情報処理部16は、少なくとも目盛(測長)機能16aを有すればよく、境界線機能16b、色機能16c、領域機能16dの有無に限定されるものではない。
実施の形態2.
(システム構成)
次に、図4を参照して本発明の実施の形態2について説明する。本実施形態のシステムは、図1、図2に示す構成について実施の形態1と共通する。
上述した実施の形態1では、動画像の変化に基づいて算出した実際の搬送材料51の移動量を用いて、外部的要因によるトラッキング制御の異常を早期に検出できるプラント監視制御システムを実現した。ところで、圧延ラインにおいて搬送材料51は、複数の工程をまたいで搬送される。工程間の境界にはCMD(Cold Metal Detector)やHMD(Hot Metal Detector)などの材料検出センサを用いることが一般的である。しかしながら、従来のセンサでは狭範囲でしか位置検出できなかった。
そこで、実施の形態2では、従来のセンサに代替して動画像を用いることで、広範囲の位置検出を可能とする。
(境界線機能)
図4は、図形情報処理部16が有する境界線機能16bを用いた処理について説明するための図である。
図4に示す圧延ラインは、図3と同様にビデオカメラ6、搬送材料51、搬送機械52を備える。搬送機械52は、領域A搬送機械52aと領域B搬送機械52bとに区別される。搬送材料51は、上流工程における領域A搬送機械52aと、下流工程における領域B搬送機械52bとをまたがって搬送される。
ビデオカメラ6は、領域A搬送機械52aと領域B搬送機械52bとの境界を撮影範囲に含むように搬送機械52の上方に固定され、産業プラント内で搬送される搬送材料51を動画撮影可能である。
データ収集装置1の図形情報処理部16および動画検出部17は、ビデオカメラ6が撮影した連続する動画像を比較して、搬送材料51が前記撮影範囲内に予め定めた境界線を超えたか否かを判定した判定値を評価値として算出する。
まず、図形情報処理部16の境界線機能16bは、撮影された動画像に対して、領域A搬送機械52aと領域B搬送機械52bとの境界に境界線を付加する。そして、動画検出部17は、境界線を付加した動画像の時間変化に基づいて、搬送材料51が境界線を越えたか否かを判定する。これにより動画像から搬送材料51が境界線を越えたタイミングを検出できる。外部出力部18は、その結果を制御用ネットワーク5を介してPLC2へ送信する。
PLC2の制御部22は、判定値の変化を、搬送材料51のトラッキング制御での領域の移り変わりと認識し、機器群の制御タイミングとして用いる。
(効果)
以上説明したように、実施の形態2に係るシステムによれば、データ収集装置1は動画像から搬送材料51が境界線を越えたタイミングを検出し、PLC2はこれを制御タイミングとして用いて機器群を制御することができる。従来のセンサでは狭範囲でしか位置検出できなかったのに対し、動画像を用いることで広範囲に位置検出を行うことができる。
(変形例)
ところで、上述した実施の形態2に係るシステムは、トラッキング制御に限らず、搬送材料51が境界線を越えたとの認識をデータ収集装置1に持たせることで、様々な制御への流用ができる。例えば、デスケーラなどのポンプの起動タイミングを定めた境界線を動画像に付与することでポンプを制御することもできる。また、正常位置を定めた境界線を越えた場合に異常と判断させて、アラーム信号を出力させたり、圧延機を自動減速させたり等の使用用途への転用も可能である。
なお、本実施形態に係る図形情報処理部16は、少なくとも境界線機能16bを有すればよく、目盛(測長)機能16a、色機能16c、領域機能16dの有無に限定されるものではない。
実施の形態3.
(システム構成)
次に、図5を参照して本発明の実施の形態3について説明する。本実施形態のシステムは、図1、図2に示す構成について実施の形態1と共通する。
(色機能)
図5は、図形情報処理部16が有する色機能16cを用いた処理について説明するための図である。実施の形態3では、搬送材料51が搬送機械52上に存在するか否かという在荷認識を、データ収集装置1の図形情報処理部16の色機能16cを用いて実施する。
図5に示す圧延ラインは、図3と同様にビデオカメラ6、搬送材料51、搬送機械52を備える。図5に示す圧延ラインは、例えば熱間圧延ラインであり、搬送材料51を高温(例えば1200℃程度)まで昇温させるため、搬送材料51は赤色の状態で搬送機械52上を通過するものとする。
データ収集装置1の図形情報処理部16および動画検出部17は、ビデオカメラ6が撮影した連続する動画像を比較して、予め定めた色が撮影範囲内に現れたか否かを判定した判定値を評価値として算出する。
まず、図形情報処理部16の色機能16cは、撮影された動画像に色認識情報(色コード)を付加する。そして、動画検出部17は、付加した色認識情報が、動画像に現れたか否かを判定する。これにより動画像から搬送材料51の在荷情報を取得できる。外部出力部18は、その結果を制御用ネットワーク5を介してPLC2へ送信する。
(効果)
以上説明したように、実施の形態3に係るシステムによれば、データ収集装置1は動画像に現れた特定色から搬送材料51の存在を検出し、PLC2はこれを入力信号として機器群を制御することができる。そのため、撮影対象物が高温に加熱され特有の色を発する材料であり、現場近くにセンサが配置できない環境(例えば水がかかる環境)であっても、遠方からビデオカメラ6により撮影された動画像の色変化に基づいて、搬送材料51の存在をリアルタイムに検出し、機器群を制御することが可能である。
(変形例)
なお、本実施形態に係る図形情報処理部16は、少なくとも色機能16cを有すればよく、目盛(測長)機能16a、境界線機能16b、領域機能16dの有無に限定されるものではない。
実施の形態4.
(システム構成)
次に、図6〜図8を参照して本発明の実施の形態4について説明する。本実施形態のシステムは、図1、図2に示す構成について実施の形態1と共通する。
(領域機能)
図6は、図形情報処理部16が有する領域機能16dを用いた処理について説明するための図である。
図6に示す産業プラントは、材料置き場A62a、材料置き場B62b、材料移動機械63を備える。材料移動機械63は、材料61をつかみ又はおろすことが可能であり、図6の上下および左右方向に移動可能である。プラント監視制御システムは、材料移動機械63を制御して、材料61を材料置き場A62aから材料置き場B62bへ移動させる。なお、ビデオカメラ6は、材料置き場A62a、材料置き場B62b、および材料移動機械63の稼動範囲全体を撮影範囲に含むように固定されている。
このような材料移動機械63の制御を実現するためにセンサを用いるとすると、材料61の存在検出、材料移動機械63の上昇位置・下降位置・停止位置検出、材料61のつかみ/おろし検出が必要であり、多数の検出用センサが必要になってしまう。
そこで、本実施形態では、検出用センサに代えて、ビデオカメラ6が撮影した動画像から制御の遷移条件に必要な情報を検出し、自動動作制御を実現することとした。
データ収集装置1の図形情報処理部16および動画検出部17は、ビデオカメラ6が撮影した連続する動画像を比較して、撮影対象物(材料61または材料移動機械63)が撮影範囲内に予め定めた指定領域内に入ったか否かを判定した判定値を評価値として算出する。
具体的には、まず、図形情報処理部16の領域機能16dは、撮影された動画像に対して、指定領域を付加する。そして、動画検出部17は、動画像の時間変化に基づいて、撮影対象物が指定領域に入ったか否かを判定する。これにより動画像から撮影対象物が指定領域に入ったタイミングを検出できる。外部出力部18は、その結果を制御用ネットワーク5を介してPLC2へ送信する。さらに、指定領域に入ったと判定された場合に、領域機能16dは、動画像に対して付加する指定領域を、次の制御に必要な新たな指定領域に更新する。指定領域を順次更新していくことで、PLC2は自動動作制御を行うことができる。
(フローチャート)
図7および図8は、材料移動機械63を制御して、材料61を材料置き場A62aから材料置き場B62bへ移動させる制御ルーチンを示すフローチャートである。
まず、データ収集装置1は、動画データの材料置き場A62aを指定領域として、材料置き場A62a上に材料61が有ることを検出し、PLC2へ材料位置信号を出力する(ステップS100)。
次に、PLC2は、材料位置信号を入力し、材料移動機械63を材料置き場A62aへ走行させる(ステップS101)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場A62aの上空を指定領域として、材料置き場A62aの上空に材料移動機械63が到着したことを検出し、PLC2へ機械位置信号を出力する(ステップS102)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の走行を停止させ(ステップS103)、下降を開始させる(ステップS104)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場A62aを指定領域として、材料移動機械63が材料置き場A62aまで下降したことを検出し、機械位置信号を出力する(ステップS105)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の下降を停止させ(ステップS106)、材料置き場A62aにて材料61をつかむ動作を開始させる(ステップS107)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料61と材料移動機械63との接触部分を指定領域として、材料移動機械63が材料61に接触したことを検出し、PLC2へ接触信号を出力する(ステップS108)。
次に、PLC2は、接触信号を入力し、材料移動機械63の上昇を開始させる(ステップS109)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場A62aの上空を指定領域として、材料移動機械63が上昇したことを検出し、機械位置信号を出力する(ステップS110)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の上昇を停止させ(ステップS111)、材料移動機械63を材料置き場B62bの上空へ走行させる(図8のステップS112)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場B62bの上空を指定領域として、材料置き場B62bの上空に材料移動機械63が到着したことを検出し、PLC2へ機械位置信号を出力する(ステップS113)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の走行を停止させ(ステップS114)、下降を開始させる(ステップS115)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場B62bを指定領域として、材料移動機械63が材料置き場B62bまで下降したことを検出し、機械位置信号を出力する(ステップS116)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の下降を停止させ(ステップS117)、材料置き場B62bにて材料61を吊りおろす動作を開始させる(ステップS118)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料61と材料移動機械63との接触部分を指定領域として、材料移動機械63が材料61から離れたことを検出し、PLC2へ非接触信号を出力する(ステップS119)。
次に、PLC2は、非接触信号を入力し、材料移動機械63の上昇を開始させる(ステップS120)。
次に、データ収集装置1は、動画データの材料置き場B62bの上空を指定領域として、材料移動機械63が上昇したことを検出し、機械位置信号を出力する(ステップS121)。
次に、PLC2は、機械位置信号を入力し、材料移動機械63の上方で停止させる(ステップS122)。
(効果)
以上説明したように、実施の形態4に係るシステムによれば、センサに代替して、データ収集装置1は動画像から撮影対象物が指定範囲内に入ったタイミングを検出できる。PLC2はこれを制御タイミングとして用いて材料移動機械63を制御できる。指定領域を制御の遷移条件に応じて順次更新することで自動動作制御を実現することができる。
(変形例)
ところで、上述した実施の形態4に係るシステムにおいては、実施の形態1で述べた目盛(測長)機能16aを併用することで、材料移動機械63の現在位置をデータ収集装置1から認識することも可能である。
なお、本実施形態に係る図形情報処理部16は、少なくとも領域機能16dを有すればよく、目盛(測長)機能16a、境界線機能16b、色機能16cの有無に限定されるものではない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 データ収集装置
2 PLC
3 入出力装置
4 HMI
5 制御用ネットワーク
6,6a,6b ビデオカメラ
7 画像用信号線
8 画像データ変換器
9 動画用ネットワーク
10 評価部
11 プロセスデータ収集部
12 プロセスデータ記憶部
13 グラフ表示部
14 動画データ収集部
15 動画データ記憶部
16 図形情報処理部
16a 目盛(測長)機能
16b 境界線機能
16c 色機能
16d 領域機能
17 動画検出部
18 外部出力部
21 信号入出力部
22 制御部
31 アクチュエータ
31a モータ
32 センサ
32a モータ回転速度計
51 搬送材料
52,52a,52b 搬送機械
61 材料
62a 材料置き場A
62b 材料置き場B
63 材料移動機械

Claims (8)

  1. 産業プラントを構成する機器群を制御するコントローラと、
    前記産業プラント内の特定の撮影範囲を動画撮影するビデオカメラと、
    前記コントローラと前記ビデオカメラとに接続するデータ収集装置と、
    を備えるプラント監視制御システムであって、
    前記データ収集装置は、
    前記ビデオカメラが撮影した動画像の時間変化に基づいて、撮影された撮影対象物に関する評価値を算出する評価部と、
    前記評価値を出力する外部出力部と、を有し、
    前記コントローラは、前記評価値に基づいて前記機器群を制御すること、
    を特徴とするプラント監視制御システム。
  2. 前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量であり、
    前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータと、該モータの回転速度を測定するセンサとを含み、
    前記コントローラは、前記異なる時刻における前記モータ回転速度から計算された前記撮影対象物の移動量推定値と前記評価値との差の絶対値が閾値より大きい場合に、搬送制御の異常検出信号を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載のプラント監視制御システム。
  3. 前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量と動画のフレームレートとに基づいて算出される前記撮影対象物の移動速度であり、
    前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータを含み、
    前記コントローラは、前記評価値を予め定めた前記撮影対象物の移動速度目標値に一致させるように、前記モータをフィードバック制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載のプラント監視制御システム。
  4. 前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、前記撮影対象物が前記撮影範囲内に予め定めた境界線を超えたか否かを判定した判定値であること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラント監視制御システム。
  5. 前記コントローラは、前記評価値が前記境界線を超えたことを示す判定値である場合に、アラーム信号を出力すること、
    を特徴とする請求項4に記載のプラント監視制御システム。
  6. 前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、予め定めた色が前記撮影範囲内に現れたか否かを判定した判定値であること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプラント監視制御システム。
  7. 前記撮影対象物は、前記産業プラントを構成する機械の一部または前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、連続する前記動画像を比較して、前記撮影対象物が前記撮影範囲内に予め定めた指定領域内に入ったか否かを判定した判定値であること、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプラント監視制御システム。
  8. 前記撮影対象物は、前記産業プラント内で搬送される材であり、
    前記評価値は、異なる時刻における前記動画像を比較して算出される前記撮影対象物の移動量であり、
    前記機器群は、前記撮影対象物を搬送する搬送機械を駆動するモータと、該モータの回転速度を測定するセンサとを含み、
    前記データ収集装置は、前記モータ回転速度を入力し、前記異なる時刻における前記モータ回転速度から計算された前記撮影対象物の移動量推定値と前記評価値との差の絶対値が閾値より大きい場合に、搬送制御の異常検出信号を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載のプラント監視制御システム。
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