JP2019191790A - 端末、端末の制御方法、ならびに、プログラム - Google Patents

端末、端末の制御方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージの誤送信を抑制する。【解決手段】端末101にて、受付部102は、使用者からメッセージの入力を受け付ける。推定部103は、メッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する。推定された相手が一人である場合、確認表示部104は、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、画面に表示する。確認オブジェクトが使用者により操作されると、宛先設定部105は、確認オブジェクトに対応付けられた相手を入力されたメッセージの宛先に設定する。推定された相手が複数である場合、選択表示部は、各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを画面に表示する。選択肢オブジェクトのいずれかが使用者により操作されると、確認表示部104は、確認オブジェクトに、操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、画面に表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、メッセージの誤送信を抑制する端末、当該端末の制御方法、ならびに、プログラムに関する。
従来から、メッセージを送信する前に、メッセージの宛先が正しいか検証する技術が提案されている。たとえば、特許文献1には、
情報共有ツールを用いて第1のメッセージ情報を送信する前に前記第1のメッセージ情報について検証する送信制御装置であって、
ユーザによるメッセージ情報の作成を検知する第1の検知手段と、
前記ユーザによるアクティブウィンドウの切り替え動作を検知する第2の検知手段と、
所定の条件が満たされた場合に確認画面を作成する確認画面作成手段と、
前記ユーザが前記確認画面で入力した情報と前記第1のメッセージ情報との不整合の有無を判定する判定手段と、
前記所定の条件が満たされた場合に、前記判定手段が前記不整合は無いと判定してから前記第1のメッセージ情報を送信する送信手段と、
を備え、
前記所定の条件は、前記第1のメッセージ情報の作成中に、
前記第1の検知手段によって前記第1のメッセージ情報とは異なる第2のメッセージ情報の作成が検知されたこと、および、
前記第2の検知手段によって前記切り替え動作が検知されたこと、
の少なくとも一方であり、
前記確認画面は、宛先の正しさ、添付ファイルの適切さ、および件名の正しさ、の少なくとも1つを確認するための画面とすることができる
という技術が開示されている。
特開2017-134516号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術とは異なる状況においても、メッセージの宛先を間違えて送信する状況は多い。また、確認画面において、宛先等を再入力するのは、ユーザの手間が増えるため好ましくない。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、メッセージの誤送信を抑制する端末、当該端末の制御方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本願発明においては、
端末を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示する端末が、
前記使用者からメッセージの入力を受け付け、
前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定し、
前記推定された相手が一人である場合、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示し、
前記推定された相手が複数である場合、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示し、
前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示し、
前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する。
本発明によれば、メッセージの誤送信を抑制する端末、当該端末の制御方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る端末の構成を示す説明図である。 相手のリストが表示される画面の様子を示す説明図である。 リストから選択された相手との対話を行う画面の様子を示す説明図である。 相手に送るメッセージの編集を開始する画面の様子を示す説明図である。 一人の宛先候補が推定されたときの画面の様子を示す説明図である。 メッセージを送信した後の画面の様子を示す説明図である。 複数の宛先候補が推定されたときの画面の様子を示す説明図である。 選択肢オブジェクトを操作した後の画面の様子を示す説明図である。 他の選択肢オブジェクトを操作した後の画面の様子を示す説明図である。 端末における処理の制御を示すフローチャートである。 警告が表示された画面の様子を示す説明図である。 特徴部分を選択肢オブジェクト等に示す画面の様子を示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態に係る端末について説明する。なお、以下に説明する端末は、本発明の要旨を説明するためのものであり、本発明の技術的な範囲は、以下に説明する実施形態には限られない。また、各実施例にて説明する要素は、用途に応じて適宜省略することも可能である。このように、本発明の原理にしたがって構成された端末、当該端末を制御する制御方法、当該端末を実現するためにコンピュータにて実行されるプログラム、ならびに、これらと均等な発明は、いずれも、本発明の範囲に含まれる。
(端末の各部が実現されるハードウェア)
本実施形態に係る端末は、典型的には、プログラムをコンピュータが実行することによって実現される。
ここで、コンピュータとしては、サーバコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ等のように、コンピュータとして製造、販売等されているもののほか、携帯電話、スマートフォン、タブレット型電話等のように、電話機として製造、販売等されているもの、携帯ゲーム機、家庭用エンターテインメント装置等のように、ゲーム機やマルチメディア端末として製造、販売等されているものも含まれる。
コンピュータにて実行されるプログラムや、当該プログラムにより参照される各種のデータは、当該コンピュータが通信可能に接続されたサーバにより配布、販売することができるほか、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk ROM)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの非一時的(non-transitory)な情報記録媒体に記録した上で、当該情報記録媒体を配布、販売等することも可能である。
プログラムは、コンピュータが有するハードディスク、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ、EEPROMなどの非一時的な情報記録媒体にインストールされる。すると、当該コンピュータにより、本実施形態における端末が実現されることになる。
一般的には、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、コンピュータのOS(Operating System)による管理の下、情報記録媒体からRAM(Random Access Memory)へプログラムを読み出してから、当該プログラムに含まれるコードを解釈、実行する。ただし、携帯ゲーム機などでは、CPUがアクセス可能なメモリ空間内に情報記録媒体をマッピングできるようなアーキテクチャが採用されることがある。この場合には、プログラムのインストールや、RAMへの明示的なプログラムのロードは不要である。
なお、プログラムの実行の過程で必要とされる各種情報は、CPUのレジスタやRAM、キャッシュ内に一時的(temporary)に記録しておくことができる。
ユーザは、タッチスクリーン、キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッド、ジョイスティック等のゲーム装置用コントローラ、タッチスクリーン等の入力装置を介して、コンピュータに対する各種の指示を与えることができる。
コンピュータにおける処理の結果は、ディスプレイやタッチスクリーン等の表示装置に表示することができる。また、情報記録媒体に記録して、後日自身が利用したり、他の機器で参照することが可能である。
タッチスクリーンを有するコンピュータでは、処理結果、ならびに、ユーザが操作可能なオブジェクト(ボタン、キー、リンク等。)がタッチスクリーンに表示される。ユーザは、タッチスクリーンに表示されたオブジェクトの上をタップしたり、フリックしたり、等の操作をすることによって、当該オブジェクトに対応付けられた希望する処理をコンピュータに入力することができる。なお、オブジェクトに対応付けられる処理は、操作の種類(タップ、フリック、ダブルタップ、…)に応じて適宜変更することも可能である。
マウス、トラックパッド、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック等とディスプレイを有するコンピュータでは、処理結果、オブジェクトおよびカーソルがディスプレイに表示される。ユーザは、マウス等を介してカーソルをディスプレイ内で移動させ、マウスやトラックボールに備えられたボタンをクリックしたり、トラックパッドやタッチパッドの表面をタップしたり、等の操作をすることによって、カーソルが指し示すオブジェクトに対応付けられた処理を実行するよう、コンピュータに指示を出すことができる。なお、オブジェクトに対応付けられる処理は、操作の種類(左クリック、右クリック、シングルタップ、ダブルタップ、マルチタッチ、…)によって適宜変更することも可能である。
また、コンピュータは、携帯電話回線などの無線回線、ならびに、無線LANのアクセスポイントを介して、インターネットに接続される。サーバに利用されるコンピュータは、主として有線接続により、インターネットに接続される。さらに、各コンピュータは、インターネットを介して、処理の結果を配布、販売することができる。
なお、汎用のコンピュータでプログラムを実行することにより本実施形態の端末を実現するのではなく、専用の電子回路を構築して本実施形態の端末を構成することも可能である。
この態様においても、コンピュータに実行させる実行用プログラムと同様に記述をしたり、実行用プログラムを比較的簡単な手直しをして移行することによって得られる定義プログラムを利用することができる。
定義プログラムは、一見実行用プログラムのように見えるが、実際には、定義プログラムに記載された処理を順次実行するのではなく、定義プログラムに記載された処理を実現する電子的な素子を配線したり、各素子における演算のタイミングチャート等を決定したりするための仕様定義として機能する。
このような態様では、プログラムに定められる仕様を満たすような電子回路が、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成され、当該電子回路は、当該プログラムに定められた機能を果たす専用機器として機能して、本実施形態の端末を実現することができる。
以下では、理解を容易にするため、コンピュータがプログラムを実行することによって、本実施形態に係る端末が実現される態様について説明する。また、以下では、特に、タッチスクリーンを利用する態様について説明するが、マウス等とディスプレイを利用する態様においても、同様の構成を実現できることは、当業者には自明である。
図1は、本発明の実施形態に係る端末の構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示すように、本実施形態に係る端末101は、端末101を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示する機能を有し、受付部102、推定部103、確認表示部104、宛先設定部105、選択表示部106を備える。これらの機能および各部は、タッチスクリーンを有するスマートフォン等によって、メッセージングアプリケーションのプログラムを実行することによって実現される。
理解を容易にするため、以下では、端末101におけるタッチスクリーンへの表示例を交えながら、各部の機能を説明する。
図2は、相手のリストが表示される画面の様子を示す説明図である。スマートフォンにて上記プログラムの実行が開始されると、端末101は、本図に示すように、タッチスクリーン201に、メッセージの送受が可能な相手(相手A, 相手B, …)がそれぞれ割り当てられた相手オブジェクト203を含む相手リスト202を表示する。
メッセージの送受は、1対1で行われることが多いが、相手として複数のユーザを設定すれば、チャットルームや会議室のように、多対1でメッセージの送受が可能である。
また、タッチスクリーン201内に表示された追加オブジェクト204をタップすることによって、フォームやポップアップウィンドウがタッチスクリーン201に表示され、ユーザが当該フォーム等に相手の情報を入力することにより、新たな相手が相手リスト202に追加される。
ユーザが、相手リスト202に含まれる複数の相手オブジェクト203からいずれかをタップすると、選択された相手オブジェクト203に係る相手とのメッセージ履歴がタッチスクリーン201に表示される。図3は、リストから選択された相手との対話を行う画面の様子を示す説明図である。
本図に示すように、タッチスクリーン201の上方には、選択された相手を示すアイコンと名前が標記された名札オブジェクト211が表示されている。
タッチスクリーン201の上方にはリターンオブジェクト212も表示されている。ユーザがリターンオブジェクト212をタップすると、図2に示す相手一覧に戻ることができる。
タッチスクリーン201の中央には、履歴領域221が配置されている。履歴領域221では、メッセージ(メッセージA1, メッセージA2, …)が送受の日時順に並べられて表示されている。
本表示例では、ユーザが当該相手に対して送ったメッセージは右寄せで表示され、ユーザが当該相手から受け取ったメッセージは左寄せで表示されている。ユーザは、履歴領域221内を上下にフリックすることで、送受されたメッセージの履歴をスクロールして閲覧することができる。
タッチスクリーン201の下部には、編集領域231が配置されている。編集領域231は、ユーザが相手に送ろうとする新たなメッセージを編集するための領域である。新たなメッセージの編集を開始するには、ユーザは、編集領域231をタップする。すると、ソフトウェアキーボードがタッチスクリーン201に表示される。図4は、相手に送るメッセージの編集を開始する画面の様子を示す説明図である。
本図に示すように、ソフトウェアキーボード232がタッチスクリーン201の底から迫り出してきて、編集領域231が上方に押し上げられ、履歴領域221が狭くなっている。ユーザは、ソフトウェアキーボード232に用意されたキーをタップあるいはフリックして、編集領域231に文字を追加ならびに削除することによって、新たなメッセージを編集することができる。
なお、ソフトウェアキーボード232を閉じるには、再度編集領域231をタップしたり、ソフトウェアキーボード232をフリックしたりする等の操作をすれば良い。
端末101における受付部102は、編集領域231にて編集されたメッセージの入力を受け付ける。以下の処理は、メッセージが編集されている間、間欠的に実行しても良いし、ユーザによるタッチスクリーン201に対する操作、特に、ソフトウェアキーボード232に対する操作が一定時間行われずアイドル状態となったときに、随時実行することとしても良い。
ユーザが勘違い等をしていない場合には、履歴領域221に表示されたメッセージを送受した相手、すなわち、名札オブジェクト211に対応付けられている相手が、メッセージの宛先となるべきである。
しかしながら、スマートフォン等におけるプログラムの実行は、タスク切替機能によって途中で中断あるいはスリープしたり、そこから再開したりすることができる。このような状況では、ユーザは、履歴領域221や名札オブジェクト211の内容を確認せずに、編集領域231における新たなメッセージの編集を始めてしまうことがある。
また、一旦新たなメッセージの編集を始めてしまうと、ユーザは、編集領域231に注目してしまい、狭くなった履歴領域221には視線を移さず、その内容を確認しないままとなってしまうこともある。
これらの状況では、メッセージを送る宛先の間違いが生じるおそれがある。
この間違いをできるだけ防止するため、推定部103は、入力されたメッセージの宛先となる可能性が高い相手を推定する。典型的には、名札オブジェクト211に係る相手は、メッセージの宛先となる可能性が高いと考えられるので、当該相手は推定結果に含まれる。また、メッセージの内容や、ユーザの直近の操作によっては、メッセージの宛先が別の相手である可能性もある。このような場合は、他の相手も推定結果に含まれることになる。
以下では、入力された新たなメッセージの宛先である可能性が高い相手(以下、適宜「宛先候補」あるいは「候補」と呼ぶ。)を推定するための種々の基準について説明する。なお、以下に掲げる基準は、適宜選択、あるいは、組み合わせることが可能である。
まず、ユーザが直前にメッセージの送受の履歴を閲覧した相手は、宛先候補に含まれるものとすることができる。本実施形態では、新たなメッセージを編集領域231にて編集しているときにタッチスクリーン201に表示されている名札オブジェクト211に係る相手は、必ず宛先候補に含まれるものとしている。
また、ユーザが直近の所定期間内に閲覧したメッセージに係る相手、あるいは、直近の所定期間内のメッセージの送受がされた相手も、宛先候補に含めることができる。直近の所定期間は、現実の時間を基準に定めても良いし、メッセージングアプリケーションが起動している時間中のみで、直近か否かを判定しても良い。
直近の所定期間は、メッセージングアプリケーションが起動される頻度や、メッセージが送受される頻度に応じて定めることができる。たとえば、各相手との間でメッセージが送受された最新日時の順に相手をソートし、上位所定数の相手を、宛先候補としても良い。
また、入力された新たなメッセージの内容と、直近の所定期間(上記の「直近の所定期間」と同じでも良いし、異なっていても良い。)に送受されたメッセージの内容と、の関連度を、たとえば、出現する用語が共起するか否かを表す統計や、対話文脈の分析によって算定し、当該関連度が所定の閾値以上となっている相手を、宛先候補とすることができる。
たとえば、新たなメッセージに「出席」や「欠席」などの用語が出現している場合、直近所定期間に送受したメッセージに「歓迎会」「コンパ」「飲み会」「二次会」「勉強会」などの用語が出現していれば、これらの用語は統計的に共起する度合が高いため、当該メッセージを送受した相手を宛先候補とすることができる。
メッセージを最後に閲覧あるいは送受してからの経過時間や、メッセージ同士の関連度は、いずれも数値パラメータであるため、これらの数値パラメータを組み合わせて、各相手ごとに宛先として尤もらしい度合を示すスコアを計算し、このスコアが所定の閾値を超える場合に、当該相手を宛先候補とすることもできる。
上記のような基準によって推定された相手が一人である場合、確認表示部104は、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する。図5は、一人の宛先候補が推定されたときの画面の様子を示す説明図である。
推定された相手が一人である、とは、新たなメッセージの宛先は、現在の相手、すなわち、名札オブジェクト211に係る相手そのものであることを意味する。したがって、当該新たなメッセージを推定された相手に送信しても、誤送信とはならないはずである。
そこで、本図に示す表示例では、新たなメッセージを送信するための確認オブジェクト233が、編集領域231の右方で操作可能に明示されている。
なお、図4では、確認オブジェクト233は、操作できない態様(本図では、点線で表記している。)で表示されている。なお、確認オブジェクト233を操作できないようにするため、確認オブジェクト233そのものを画面から隠してしまうこととしても良い(以下同様)。
さて、確認オブジェクトが使用者により操作されると、宛先設定部105は、当該確認オブジェクトに対応付けられた相手を入力されたメッセージの宛先に設定する。
本態様では、ユーザが確認オブジェクト233をタップすると、当該確認オブジェクト233に対応付けられた相手が編集領域231にて編集されたメッセージの宛先に設定された後、当該宛先に当該メッセージが送信される。
その後、編集領域231がクリアされ、履歴領域221の表示も更新される。図6は、メッセージを送信した後の画面の様子を示す説明図である。本図に示すように、履歴領域221にて過去のメッセージはスクロールアップされて新たなメッセージが追加されている。また、確認オブジェクト233は、操作できない態様に表示が戻っている。
一方、推定された相手が複数である場合、選択表示部106は、推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを画面に表示する。図7は、複数の宛先候補が推定されたときの画面の様子を示す説明図である。本図に示す表示例では、タッチスクリーン201の上方において、名札オブジェクト211にかわって、あるいは、名札オブジェクト211を隠すように、複数の選択肢オブジェクト241が表示されている。本表示例では、相手A, B, C, …の各々に対する選択肢オブジェクト241が、タッチスクリーン201の上方に、横スクロール可能に表示されている。一方、確認オブジェクト233は、操作できない態様となっている。
選択肢オブジェクト241には、名札オブジェクト211と同様、選択肢オブジェクト241に対応付けられた相手のアイコンと名前が標記されている。
ここで、直近に表示されていた名札オブジェクト211に対応付けられる相手、すなわち、履歴領域221に表示されるメッセージを送受した相手は、宛先として推定されるものの一人となる場合が多い。そこで、初期状態では、直近に表示されていた名札オブジェクト211は相手Aに係るものであったから、同じ相手Aに係る選択肢オブジェクト241が、強調表示されている。その他の選択肢オブジェクト241は、宛先として尤もらしい度合を示すスコアの順に並べられている。
ユーザが別の選択肢オブジェクト241(本表示例では、相手B, C, …に係るもの。)をタップすることにより、他の相手を選択した場合には、強調表示される対象は、新たに選択された選択肢オブジェクト241に切り替わる。選択の切り換えは、確認オブジェクト233を操作するまで、何回でも行うことが可能である。
本実施形態では、編集領域231に入力された新たなメッセージの内容と関連するメッセージを最近送受した相手につき、その関連度や直近度に基づいて、当該相手を宛先として推定するか否かを決める。宛先の候補が複数推定された場合には、誤送信の可能性があるため、ユーザに宛先の確認を求める。
選択肢オブジェクト241のいずれも未だ操作していない状態では、ユーザは、確認オブジェクト233を操作することができない。したがって、編集領域231の編集を続けるか、リターンオブジェクト212をタップするか、履歴領域221をスクロールするか、選択肢オブジェクト241のいずれかをタップするか、などの操作をすることになる。
編集領域231の編集を続ける場合や、リターンオブジェクト212をタップした場合には、新たなメッセージは送信されない。
履歴領域221をスクロールする場合には、ユーザは、履歴領域221に表示されているメッセージと、入力しているメッセージと、が呼応しているかを、確認することになる。
また、選択肢オブジェクト241からいずれかをタップするためには、ユーザは、その視線の先を画面内の編集領域231あるいは確認オブジェクト241から選択肢オブジェクト241まで移動させる必要がある。本態様では、履歴領域221が、確認オブジェクト233と、選択肢オブジェクト241と、に挟まれて配置されているため、視線の先を移動させると、ユーザは、自ずと履歴領域221に眼を通すことになり、ユーザは、無意識にメッセージの呼応を確認することになる。
ここで、選択肢オブジェクト241のいずれかが使用者により操作されると、確認表示部104は、確認オブジェクトに、操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、画面に表示する。
本態様では、選択肢オブジェクト241のいずれかがユーザにタップされると、端末101は、タップされた選択肢オブジェクト241に対応付けられる相手を取得し、取得された相手を確認オブジェクト233に対応付けて設定する。
図8は、選択肢オブジェクトを操作した後の画面の様子を示す説明図である。本図に示すように、直近に表示されていた名札オブジェクト211と同じ相手に係る選択肢オブジェクト241が選択されると、選択された選択肢オブジェクト241に係る相手が確認オブジェクト233に対応付けて設定されるとともに、確認オブジェクト233が操作可能に表示される。これは、メッセージの閲覧ならびに以降の送受に誤りがないと想定される場合に相当する。
ここで、ユーザが確認オブジェクト233をタップすると、図5における場合と同様に、当該確認オブジェクト233に対応付けられた相手が編集領域231にて編集されたメッセージの宛先に設定された後、当該宛先に当該メッセージが送信されることになる。
図9は、他の選択肢オブジェクトを操作した後の画面の様子を示す説明図である。直近に表示されていた名札オブジェクト211に係る相手(A)とは異なる相手(B)に係る選択肢オブジェクト241が選択されると、履歴領域221に表示されていたメッセージ(メッセージA1, A2, …)は、選択された選択肢オブジェクト241に係る相手(B)との間において送受されたメッセージ(メッセージB1, B2, …)に切り替わり、選択肢オブジェクト241に係る相手(B)が確認オブジェクト233に対応付けて設定されるとともに、確認オブジェクト233が操作可能に表示される。これは、閲覧していたメッセージ履歴の相手と、編集していた新たなメッセージの宛先と、に齟齬があった場合で、ユーザは、選択肢オブジェクト241を操作することで、想定していた宛先に相当する相手とのメッセージ履歴を確認することができる。
ここで、ユーザが確認オブジェクト233をタップすると、当該確認オブジェクト233に対応付けられた相手(B)が編集領域231にて編集されたメッセージの宛先に設定された後、当該宛先(B)に当該メッセージが送信されることになる。
なお、確認オブジェクト233に相手が対応付けて設定された後も、選択肢オブジェクト241を再度操作することは可能である。相手Bが選択された図9に示す状態から、もう一度相手Aに係る選択肢オブジェクト241をタップすることによって、図8に示す状態に戻すことができる。さらに、この状態からもう一度相手Bに係る選択肢オブジェクト241をタップすることによって、図9に示す状態に移行することができる。
すなわち、ユーザは、強調表示される相手の切り換えを何度でも自由に行うことができる。このため、ユーザは、強調表示されている選択肢オブジェクト241に係る相手の名前、および、当該相手と過去に送受したメッセージの内容を確認してから、入力したメッセージの送信を行うことになる。
このようなユーザインターフェースを採用することによって、端末101の使用者が入力した新たなメッセージを、希望する相手以外に誤送信してしまうことを抑制することができる。
なお、複数の宛先候補が推定された後、ユーザがいずれかの相手を選択して、選択された相手を宛先としてメッセージの送信をした直後は、メッセージの履歴を閲覧する相手の切り換えやタスクの切り換え等が起きない限り、当該選択された相手のみを、宛先候補として推定することとしても良い。
(制御の流れ)
図10は、端末における処理の制御を示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
本処理は、図2に示す状態において、相手リスト202からいずれかの相手オブジェクト203が選択されたことを契機に開始される。
まず、端末101は、相手リスト202から選択された相手オブジェクト203に係る相手を「現在の相手」に設定する(ステップS501)。
そして、端末101は、現在の相手のアイコンや名前を設定した名札オブジェクト211を画面に表示する(ステップS502)。
ついで、端末101は、中身がクリアされた編集領域231を画面に表示し(ステップS503)、操作不能状態に設定された確認オブジェクト233を画面に表示する(ステップS504)。
さらに、端末101は、ユーザと現在の相手との間で送受されたメッセージの履歴を取得し(ステップS506)、取得されたメッセージの履歴を、画面の履歴領域221に表示する(ステップS507)。当該履歴は、端末101内に保管しても良いし、メッセージングサービスを提供するサーバに保管することとしても良い。
そして、端末101は、現在の相手から、新たなメッセージが到着したか否かを調べ(ステップS508)、到着していれば(ステップS508;Yes)、到着したメッセージを履歴に保管して(ステップS509)、画面の履歴領域221に追加表示し(ステップS510)、ステップS508に戻る。
なお、メッセージの送受をサーバが中継し、かつ、端末101にはメッセージの履歴をキャッシュしない態様では、メッセージの履歴はサーバにて管理されるので、端末101におけるメッセージの明示的な保管は省略することができる(以下同様)。
新たなメッセージが到着していなければ(ステップS508;No)、端末101は、ユーザがいずれのオブジェクトを操作したかを調べる(ステップS511)。なお、ステップS511における判定においては、操作不能状態のオブジェクトをユーザがタップしても、当該タップの操作は無視される。
履歴領域221がフリックされていれば(ステップS511;履歴フリック)、端末101は、当該フリックの方向に応じて履歴領域221に表示されるメッセージの履歴をスクロールし(ステップS512)、ステップS508に戻る。
編集領域231がタップされていれば(ステップS511;編集タップ)、ソフトウェアキーボード232の画面表示の有無を切り換えて(ステップS513)、ステップS508に戻る。
ソフトウェアキーボードが操作されていれば(ステップS511;キーボード)、端末101は、操作されたキーに応じて、文字や文字列の追加、削除、置換、変換等を行うことにより、編集領域231の内容を編集する(ステップS514)。
そして、端末101は、編集領域231にて編集された新たなメッセージの宛先候補を推定する(ステップS515)。
推定された宛先候補の数が複数であれば(ステップS516;複数)、端末101は、名札オブジェクト211を画面から隠し(ステップS517)、各宛先候補に応じた選択肢オブジェクト241を生成して画面に表示し(ステップS518)、現在の相手に係る選択肢オブジェクト241を強調表示する(ステップS519)。また、後述する処理によって確認オブジェクト233が操作可能となっていることがあるので、端末101は、確認オブジェクト233を操作不能状態に設定して(ステップS520)、ステップS508に戻る。
なお、ステップS518において、以前の処理により、既に選択肢オブジェクト241が画面に表示されており、ステップS515にて推定された宛先候補が一致している場合には、端末101は、そのままその選択肢オブジェクト241を再利用すれば良い。異なる場合には、端末101は、不要な選択肢オブジェクト241を消去・破棄し、必要な選択肢オブジェクト241を生成・表示する。
さて、ステップS511にて、いずれかの選択肢オブジェクト241が選択されていれば(ステップS511;選択肢)、端末101は、操作された選択肢オブジェクト241に係る相手を現在の相手に設定し(ステップS521)、強調表示する選択肢オブジェクト241を現在の相手に係るものに切り換える(ステップS522)。
そして、端末101は、端末101のユーザと、現在の相手と、の間で送受されたメッセージの履歴を取得し(ステップS523)、画面の履歴領域221に表示されている履歴を、取得されたメッセージの履歴で置き換える(ステップS524)。
そして、確認オブジェクト233を操作可能状態に設定して(ステップS525)、ステップS508に戻る。なお、本処理においては、確認オブジェクト233が操作可能状態になっているときの「現在の相手」が、確認オブジェクト233に対応付けられる宛先に相当する。
選択肢オブジェクト241をタップすることによって「現在の相手」が切り換えられた後であっても、編集領域231に入力されているメッセージは変わらない。したがって、「現在の相手」を切り換えて、履歴領域221に切り換えられた後の相手と送受されたメッセージが表示されたら、そのメッセージを見ながら、編集領域231にて、メッセージをさらに編集することも可能である。
さて、推定された宛先候補の数が1人であれば(ステップS516;1人)、端末101は、選択肢オブジェクト241が画面に表示されていればこれらを消去・破棄し(ステップS526)、現在の相手に係る名札オブジェクトを再度表示し(ステップS527)、確認オブジェクト233を操作可能状態に設定して(ステップS528)、ステップS508に戻る。
ステップS511にて、確認オブジェクト233がタップされていれば(ステップS511;確認)、端末101は、選択肢オブジェクト241が画面に表示されていればこれらを消去・破棄し(ステップS531)、編集領域231に入力された新たなメッセージを現在の相手に送信し(ステップS532)、送信したメッセージを履歴に保管して(ステップS533)、ステップS502に戻る。
リターンオブジェクト212がタップされていれば(ステップS511;リターン)、相手リスト202を表示するフォームに戻り(ステップS541)、本処理を終了する。
その他の操作がされていたり、何も操作がされていなければ(ステップS511;その他)、対応する処理を実行して(ステップS542)、ステップS508に戻る。これは、たとえば、ソフトウェアキーボードをしまう操作、タスクを切り換える操作等に相当する。
なお、確認オブジェクト233が操作不能である状況下でユーザが確認オブジェクト233をタップした場合に、その操作を単に無視するのではなく、警告をポップアップダイアログ等により、表示することとしても良い。
図11は、警告が表示された画面の様子を示す説明図である。本図に示す例では、ポップアップダイアログ251に上記の「メッセージを送る相手が間違っていませんか? 画面上段から宛先となる相手をタップしてください」というメッセージが表示される。ユーザが了解オブジェクト252をタップすることによって、ポップアップダイアログ251が閉じられ、画面は図4の状態に戻る。
この後、ユーザは、画面上段に表示された選択肢オブジェクト241のいずれかを明示的にタップすることによって、タップされた選択肢オブジェクト241に係る相手が、確認オブジェクト233に対応付けられる。さらにユーザが確認オブジェクト233をタップすると、対応付けられた相手にメッセージが送信される。
(選択肢に標記する情報の抽出)
ユーザから入力された新たなメッセージと、各相手との間で直近に送受されたメッセージと、の関連度によって宛先候補を推定する態様では、各相手との間で直近に送受されたメッセージから、入力された新たなメッセージとの関連度が高い部分を抽出することができる。
どの部分を抽出するか、は、当該部分を含むメッセージが送受された日時と現時点とがどれだけ近いか、および、当該部分と入力されたメッセージとの関連度に基づいて定めることができる。
たとえば、新たなメッセージに「出席」「欠席」という文言が出現しており、直近所定期間に送受したメッセージに「歓迎会」「コンパ」「飲み会」「二次会」「勉強会」などの用語が出現している場合に両者の関連度が高いと判定する例について上述しているが、この場合においては、端末101は、「歓迎会」「コンパ」「飲み会」「二次会」「勉強会」などの用語が、メッセージから抽出できることになる。
ここで抽出される部分は、推定された相手を区別するために用いることができる。したがって、抽出される部分は、相手毎に異なるものとすることが望ましい。すなわち、各相手との間で直近所定期間内に送受されたメッセージから、他の相手との間で前記直近所定期間内に送受されたメッセージに出現しない部分を抽出することが望ましい。
抽出された部分を、端末101が各選択肢オブジェクト241内にさらに標記すると、ユーザは、宛先候補の区別が容易にできるようになる。図12は、特徴部分を選択肢オブジェクト等に示す画面の様子を示す説明図である。
本図に示す表示例では、編集中のメッセージの「出席」という用語に応じて「歓迎会」「コンパ」「勉強会」(図示せず)が特徴的な部分として抽出されており、各選択肢オブジェクト241の中に、抽出された部分も標記されている。
また、端末101は、履歴領域221において、抽出された部分をハイライト表示しても良い。本図では、履歴領域221内の「歓迎会」の背景の体裁を変更することにより、ハイライト表示している。さらに、本図では、編集領域231における「出席」もハイライト表示されており、ユーザは、特徴的な部分を対比することができる。
本態様では、ユーザは、自分が入力したメッセージに呼応する対話を行っていた相手を容易に確認することができ、メッセージの誤送信の抑制を容易にすることができる。
なお、一人のユーザが多数の相手とメッセージを送受している場合には、ユーザ毎のメッセージ履歴の特徴的な部分を抽出する処理の計算負荷が高いことがあるため、宛先候補の推定の本質的な処理を、端末101ではなく、メッセージングサービスを提供するサーバにて実行することとしても良い。この態様では、端末101は、間欠的に編集領域231内の編集中のメッセージをサーバへ伝達する。
サーバは、当該端末101のユーザにより送受された過去のメッセージから、当該ユーザが編集中のメッセージに関連する部分を抜き出し、他の相手と重複しないように、各相手を識別するための特徴的な部分を抽出する。
なお、直近所定期間に送受されたメッセージから、入力されたメッセージに関連する部分を抜き出すことができた相手は、宛先候補とすることができる。したがって、端末101がサーバに依頼して、サーバに宛先候補の推定の本質的な処理を実行させることも可能である。
(まとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る端末は、
端末を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示し、
前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付部、
前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定部、
前記推定された相手が一人である場合、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する確認表示部、
前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定部、
前記推定された相手が複数である場合、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示部
を備え、
前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示部は、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する。
本態様によれば、ユーザが入力したメッセージの宛先を推定し、複数の宛先候補が推定された場合には、ユーザの確認を求めるため、メッセージの誤送信を抑制することができる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記画面には、前記送受されたメッセージが表示される履歴領域と、前記入力されたメッセージが表示される編集領域と、が設定され、
前記確認オブジェクトは、前記履歴領域よりも前記編集領域に近い位置に表示され、
前記選択肢オブジェクトは、前記確認オブジェクトとの間で前記履歴領域を挟む位置に表示され、
前記推定された相手が複数である場合、前記選択肢オブジェクトのいずれかが操作されるまで、前記確認オブジェクトは前記画面から隠され、もしくは、操作不能であり、
前記確認オブジェクトが操作されると、前記選択肢オブジェクトは前記画面から隠され、もしくは、操作不能となる
ように構成することができる。
本態様によれば、宛先候補が複数推定された場合に、過去に送受したメッセージの履歴がユーザの視界に自然に入るように操作を促すので、メッセージの宛先をユーザが意識することなく、確認できるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記選択肢オブジェクトからいずれかが操作されると、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手との間で送受されたメッセージが、前記履歴領域に表示される
ように構成することができる。
本態様によれば、選択肢オブジェクトを選択する毎に、当該選択肢オブジェクトに係る相手とのメッセージの履歴が表示されるので、メッセージの宛先をユーザが容易に確認できるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記推定された複数の相手の各相手について、当該各相手との間で直近所定期間内に送受されたメッセージから、他の相手との間で前記直近所定期間内に送受されたメッセージに出現しない部分を抽出し、当該各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトに前記抽出された部分を提示する
ように構成することができる。
本態様によれば、宛先候補の相手とのメッセージの送受で使われた特徴的な文言を見ることで、ユーザは容易に文脈を思い出して、宛先を確認することができるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記履歴領域に表示されるメッセージのうち、前記抽出された部分をハイライトする
ように構成することができる。
本態様によれば、メッセージの履歴においても特徴的な文言が目立つように表示されるため、ユーザは容易に文脈を把握して、宛先を確認することができるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記抽出される部分は、
当該部分を含むメッセージが送受された日時との近さ、および、
当該部分と前記入力されたメッセージとの関連度
に基づいて定められる
ように構成することができる。
本態様によれば、ユーザにとって思い出しやすく、他の宛先との区別がしやすい、特徴的な部分を抽出することができるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記推定部は、前記端末において、直近所定期間内に表示されたメッセージに係る相手のうち、
前記履歴領域に現在表示されているメッセージに係る相手と、
前記直近所定期間内に送受されたメッセージと前記入力されたメッセージとの関連度が所定閾値より高い相手と、
を、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手であると推定する
ように構成することができる。
本態様によれば、ユーザが編集している新しいメッセージの内容に応じて、宛先候補を推定することができるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記推定部は、
前記入力されたメッセージを、前記使用者と、前記相手と、の間で送受されたメッセージを保管するサーバに伝達し、
前記サーバに、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手を推定させる
ように構成することができる。
本態様によれば、多数のユーザとメッセージを送受しているユーザであっても、メッセージを保管するサーバが高速に関連語検索を行うことで、端末の計算負荷を低減し、相手毎の特徴的な部分を高速に抽出することができるようになる。
また、本実施形態に係る端末において、
前記推定部は、前記端末において、直近所定期間内に表示されたメッセージに係る相手を、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手であると推定する
ように構成することができる。
本態様によれば、現在メッセージの履歴が表示されている相手が、必ず宛先候補に含まれるようになる。
本実施形態に係る制御方法は、端末を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示する端末を制御し、
前記端末が、前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付ステップ、
前記端末が、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定ステップ、
前記推定された相手が一人である場合、前記端末が、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する第1確認表示ステップ、
前記推定された相手が複数である場合、前記端末が、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示ステップ、
前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示ステップにて、前記端末が、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する第2確認表示ステップ、
前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記端末が、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定ステップ
を備える。
本実施形態に係るプログラムは、コンピュータを使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示するコンピュータを、
前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付部、
前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定部、
前記推定された相手が一人である場合、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する確認表示部、
前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定部、
前記推定された相手が複数である場合、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示部
として機能させ、
前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示部は、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する
ように機能させる。
当該プログラムは、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明によれば、メッセージの誤送信を抑制する端末、当該端末の制御方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
101 端末
102 受付部
103 推定部
104 確認表示部
105 宛先設定部
106 選択表示部
201 タッチスクリーン
202 相手リスト
203 相手オブジェクト
204 追加オブジェクト
211 名札オブジェクト
212 リターンオブジェクト
221 履歴領域
231 編集領域
232 ソフトウェアキーボード
233 確認オブジェクト
241 選択肢オブジェクト
251 ポップアップダイアログ
252 了解オブジェクト

Claims (11)

  1. 端末を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示する端末であって、
    前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付部、
    前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定部、
    前記推定された相手が一人である場合、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する確認表示部、
    前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定部、
    前記推定された相手が複数である場合、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示部
    を備え、
    前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示部は、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する
    ことを特徴とする端末。
  2. 前記画面には、前記送受されたメッセージが表示される履歴領域と、前記入力されたメッセージが表示される編集領域と、が設定され、
    前記確認オブジェクトは、前記履歴領域よりも前記編集領域に近い位置に表示され、
    前記選択肢オブジェクトは、前記確認オブジェクトとの間で前記履歴領域を挟む位置に表示され、
    前記推定された相手が複数である場合、前記選択肢オブジェクトのいずれかが操作されるまで、前記確認オブジェクトは前記画面から隠され、もしくは、操作不能であり、
    前記確認オブジェクトが操作されると、前記選択肢オブジェクトは前記画面から隠され、もしくは、操作不能となる
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記選択肢オブジェクトからいずれかが操作されると、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手との間で送受されたメッセージが、前記履歴領域に表示される
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末。
  4. 前記推定された複数の相手の各相手について、当該各相手との間で直近所定期間内に送受されたメッセージから、他の相手との間で前記直近所定期間内に送受されたメッセージに出現しない部分を抽出し、当該各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトに前記抽出された部分を提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末。
  5. 前記履歴領域に表示されるメッセージのうち、前記抽出された部分をハイライトする
    ことを特徴とする請求項4に記載の端末。
  6. 前記抽出される部分は、
    当該部分を含むメッセージが送受された日時との近さ、および、
    当該部分と前記入力されたメッセージとの関連度
    に基づいて定められる
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 前記推定部は、前記端末において、直近所定期間内に表示されたメッセージに係る相手のうち、
    前記履歴領域に現在表示されているメッセージに係る相手と、
    前記直近所定期間内に送受されたメッセージと前記入力されたメッセージとの関連度が所定閾値より高い相手と、
    を、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手であると推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末。
  8. 前記推定部は、
    前記入力されたメッセージを、前記使用者と、前記相手と、の間で送受されたメッセージを保管するサーバに伝達し、
    前記サーバに、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手を推定させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 前記推定部は、前記端末において、直近所定期間内に表示されたメッセージに係る相手を、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が前記所定基準で高い相手であると推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  10. 端末を使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示する端末の制御方法であって、
    前記端末が、前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付ステップ、
    前記端末が、前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定ステップ、
    前記推定された相手が一人である場合、前記端末が、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する第1確認表示ステップ、
    前記推定された相手が複数である場合、前記端末が、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示ステップ、
    前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示ステップにて、前記端末が、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する第2確認表示ステップ、
    前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記端末が、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定ステップ
    を備えることを特徴とする制御方法。
  11. コンピュータを使用する使用者と、他の端末を使用する相手と、の間で送受されたメッセージを、当該相手毎に画面に表示するコンピュータを、
    前記使用者からメッセージの入力を受け付ける受付部、
    前記入力されたメッセージの宛先となる可能性が所定基準で高い相手を推定する推定部、
    前記推定された相手が一人である場合、確認オブジェクトに、当該一人の相手を対応付けて、前記画面に表示する確認表示部、
    前記確認オブジェクトが前記使用者により操作されると、前記確認オブジェクトに対応付けられた相手を前記入力されたメッセージの宛先に設定する宛先設定部、
    前記推定された相手が複数である場合、前記推定された複数の相手の各相手に対応付けられる選択肢オブジェクトを前記画面に表示する選択表示部
    として機能させ、
    前記選択肢オブジェクトのいずれかが前記使用者により操作されると、前記確認表示部は、前記確認オブジェクトに、前記操作された選択肢オブジェクトに対応付けられる相手を対応付けて、前記画面に表示する
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
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