JP2019191476A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019191476A
JP2019191476A JP2018086708A JP2018086708A JP2019191476A JP 2019191476 A JP2019191476 A JP 2019191476A JP 2018086708 A JP2018086708 A JP 2018086708A JP 2018086708 A JP2018086708 A JP 2018086708A JP 2019191476 A JP2019191476 A JP 2019191476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner cartridge
cartridge
light emitting
emitting element
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018086708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7110706B2 (ja
Inventor
楠田 晋也
Shinya Kusuda
晋也 楠田
森 誠
Makoto Mori
誠 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2018086708A priority Critical patent/JP7110706B2/ja
Priority to CN201920473118.4U priority patent/CN209657089U/zh
Publication of JP2019191476A publication Critical patent/JP2019191476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110706B2 publication Critical patent/JP7110706B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】トナーカートリッジが正規の装着位置からずれている可能性を検知可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、装置本体2と現像カートリッジ8とトナーカートリッジ9とを備えている。装置本体2は、発光素子13と受光素子14との間に位置する第1開口15Aを有する第1壁15を有する。トナーカートリッジ9は、発光素子13と受光素子14との間に位置する第2開口141を有する第2壁140と、第1位置の場合に発光素子と受光素子との間に位置せず、第2位置の場合に、一部が発光素子と受光素子との間に位置する検知ギヤと、を有する。トナーカートリッジ9は、装置本体2に装着されたとき、装着開始位置と装着完了位置の間の位置であり、且つ、所定の方向から見て、第1開口15Aと第2開口141が重ならない位置のときに、発光素子13が発光した光を遮蔽する遮蔽壁150を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、トナーカートリッジを備える画像形成装置に関する。
従来、着脱可能なトナーカートリッジを備える画像形成装置が知られている。詳細には、従来の画像形成装置において、トナーカートリッジが新品であることを検知するために、トナーカートリッジに検知ギヤが設けられているものが知られている(特許文献1参照)。検知ギヤは、新品のトナーカートリッジが画像形成装置に装着されると、回転する。画像形成装置の光センサが、検知ギヤの回転を検出することで、画像形成装置は、トナーカートリッジが新品であるかを判断している。
特開2000−81814号公報
しかしながら、トナーカートリッジは、必ずしも、画像形成装置の正規の位置に装着されるとは限らない。
そこで、本発明は、検知ギヤおよび光センサの機構を利用して、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれている可能性を検知可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と現像カートリッジとトナーカートリッジとを備えている。
装置本体は、発光素子と、発光素子と所定の方向において向かい合う受光素子と、前記所定の方向において発光素子と受光素子の間に配置され、発光素子より受光素子の近くに位置する第1壁であって、所定の方向に貫通し、所定の方向において発光素子と受光素子との間に位置する第1開口を有する第1壁とを有する。
現像カートリッジは、装置本体に対して発光素子と第1壁との間に着脱可能な現像カートリッジであって、前記所定の方向に延びる第1回転軸について回転可能な現像ローラを有する。
トナーカートリッジは、現像カートリッジに着脱可能であり、トナーを収容可能なトナーカートリッジであって、前記所定の方向に貫通した第2開口であって、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着された状態において、現像カートリッジが装置本体に装着された場合に、受光素子と発光素子との間に位置する第2開口を有する第2壁と、前記所定の方向に延びる第2回転軸について第1位置から第2位置へ回転可能な検知ギヤであって、検知ギヤが第1位置の場合に検知ギヤは発光素子と受光素子との間に位置せず、検知ギヤが第2位置の場合に、検知ギヤの一部が発光素子と受光素子との間に位置する検知ギヤと、を有する。
画像形成装置は、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着されるとき、トナーカートリッジは、トナーカートリッジの端部が現像カートリッジに係合し、現像カートリッジに対してトナーカートリッジの装着を開始する装着開始位置と、現像カートリッジに対してトナーカートリッジの装着が完了した装着完了位置との間で移動が可能であり、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着された状態で現像カートリッジが装置本体に装着されたとき、トナーカートリッジが装着完了位置の場合に、第2開口は、受光素子と発光素子との間に位置し、検知ギヤが第1位置の場合に、受光素子は、第1開口および第2開口を介して、発光素子により発された光を受けることができる。
トナーカートリッジは、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着された状態で現像カートリッジが装置本体に装着されたとき、トナーカートリッジが装着開始位置と装着完了位置の間の位置であり、且つ、所定の方向から見て、第1開口と第2開口が重ならない位置のときに、発光素子が発した光を遮蔽する遮蔽壁をさらに有する。
このような構成によれば、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着された状態で現像カートリッジが装置本体に装着されたとき、トナーカートリッジが装着開始位置と装着完了位置の間の位置であり、且つ、所定の方向から見て、第1開口と第2開口が重ならない位置のとき、遮蔽壁は、発光素子が発した光を遮蔽する。このため、検知ギヤが第1位置にあるトナーカートリッジを現像カートリッジに正しく装着しない状態で、現像カートリッジを装置本体に装着した場合に、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれている可能性を検知可能である。
前記した画像形成装置において、トナーカートリッジは、トナーを収容するケースと、ケースの外側に設けられ、検知ギヤを覆うギヤカバーと、を有し、遮蔽壁は、ギヤカバーに設けられている構成としてもよい。
これによれば、検知ギヤに近い位置に遮蔽壁を設けることができ、発光素子が発した光を適切に遮蔽しやすい。
前記した画像形成装置において、遮蔽壁は、ギヤカバーから前記所定の方向と交差する方向に延びるリブである構成としてもよい。
これによれば、遮蔽壁を必要十分な大きさで設けることができる。
前記した画像形成装置において、遮蔽壁は、発光素子よりも受光素子に近い構成としてもよい。
これによれば、遮蔽壁が受光素子よりも発光素子に近い場合に比べて、発光素子から発された光を適切に遮蔽することができる。
前記した画像形成装置において、現像カートリッジは、トナーカートリッジに向かい合う底壁であって、前記所定の方向に延びる底壁と、底壁の前記所定の方向の端部から前記所定の方向に交差する方向に延びる側壁と、底壁から突出する補強リブであって、前記所定の方向に交差する方向に延びる補強リブと、を有する構成において、遮蔽壁の少なくとも一部は、トナーカートリッジが装着完了位置にあるとき、側壁と補強リブの間に位置する構成としてもよい。
これによれば、発光素子から発された光が装置本体内で反射しても、現像カートリッジの補強リブとトナーカートリッジの遮蔽壁と側壁とが前記所定方向で重なって並ぶので、受光素子まで光が届きにくい。
前記した画像形成装置において、現像カートリッジは、トナーカートリッジを装着完了位置にロックするロック部材を有する構成としてもよい。
これによれば、トナーカートリッジを装着完了位置に安定して維持することができる。
前記した画像形成装置において、現像カートリッジは、感光体ドラムを有する構成としてもよい。
前記した画像形成装置において、装置本体は、制御部をさらに有する構成としてもよい。
検知ギヤは、トナーカートリッジが新品の場合、第1位置に位置し、検知ギヤが回転すると、第1位置から前記第2位置に移動し、現像カートリッジから新品のトナーカートリッジに駆動力が入力されると、第1位置から、第2位置に移動し、現像カートリッジから新品でないトナーカートリッジに駆動力が入力されると、第2位置に位置したまま停止している構成としてもよい。
制御部は、現像カートリッジが装置本体に装着された後において、発光素子に光を発させトナーカートリッジの状態を判定する新品検知制御を実行し、トナーエンプティが判定されている状態において、新品検知制御を実行する場合、受光素子で、発光素子が発した光を検出しない場合には、トナーカートリッジが新品でない、または、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれて装着されている、のいずれかであることを表す情報を報知する構成としてもよい。
これによれば、新品検知制御を実行すると、トナーカートリッジが新品でない、または、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれて装着されている、のいずれかであることをユーザが認識することができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、新品検知制御において、受光素子が、発光素子が発した光を検出した場合、現像カートリッジから前記トナーカートリッジに駆動力を入力した後も、所定時間、受光素子で、発光素子が発した光を受光し続けた場合には、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着されていないことを表す情報を報知する構成としてもよい。
これによれば、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着されていないことをユーザが認識することができる。
前記した画像形成装置において、制御部は、新品検知制御において、受光素子が、発光素子が発した光を検出した場合、現像カートリッジからトナーカートリッジに駆動力を入力した後に、受光素子で、発光素子が発した光を検出しなくなった場合には、トナーカートリッジが新品であると判断する構成としてもよい。
これによれば、トナーカートリッジが現像カートリッジに装着されていないことをユーザが認識することができる。
本発明の画像形成装置によれば、検知ギヤが第1位置にあるトナーカートリッジを現像カートリッジにしっかりと装着しない状態で、現像カートリッジを装置本体に装着した場合に、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれている可能性を検知可能である。
本発明における画像形成装置の概略構成を示す図である。 現像カートリッジを示す斜視図である。 トナーカートリッジを示す斜視図である。 トナーカートリッジと発光素子および受光素子の位置関係を示す、上から見た断面図である。 トナーカートリッジの遮蔽壁と他の部材との位置関係を示す図である。 トナーカートリッジが装着開始位置にあるときを示す図である。 トナーカートリッジが装着完了位置にあるときを示す図である。 トナーカートリッジが第1中間位置にあるときを示す図である。 トナーカートリッジが第2中間位置にあるときを示す図である。 検知ギヤが第1位置にあるときを示す図(a)と、第2位置にあるときを示す図(b)である。 発光素子をONしたとき、および駆動力を入力したときの受光素子が受光する光を示すタイムチャートである。 トナーエンプティを判定するときの制御部の動作を示すフローチャートである。 カバーが閉じられたときの制御部の動作を示すフローチャートである。 比較例に係るトナーカートリッジが第1中間位置にあるときを示す図である。
次に、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、モノクロ用のレーザプリンタの画像形成装置1は、装置本体2と、フィーダ部3と、画像形成部4と、制御部10と、を主に備えている。フィーダ部3は、記録シートSを装置本体2内に供給する。画像形成部4は、記録シートSに画像を形成する。
装置本体2は、開口23と、カバー24と、開閉センサ10Aと、表示パネル10Bと、を有している。カバー24は、開口23を覆う閉位置と、開口23を開放する開位置と、に回動可能となっている。開閉センサ10Aは、カバー24の開閉状態を検知可能である。表示パネル10Bは、例えば、テキストメッセージを表示可能な液晶ディスプレイである。
フィーダ部3は、供給トレイ31と、供給機構32とを備えている。供給トレイ31は、装置本体2の下部に着脱可能に装着される。供給機構32は、供給トレイ31内の記録シートSを画像形成部4に向けて給紙する。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光体ドラム81の表面上に走査する。
プロセスカートリッジ6は、フィーダ部3とスキャナユニット5との間に装着される。プロセスカートリッジ6は現像カートリッジ8とトナーカートリッジ9とを備えている。トナーカートリッジ9は現像カートリッジ8に着脱可能である。現像カートリッジ8は、トナーカートリッジ9を装着した状態で、プロセスカートリッジ6として開口23から装置本体2に対して着脱可能である。
トナーカートリッジ9は、ケース90と、アジテータ91と、オーガ92と、排出口93と、を主に有している。ケース90は、内部にトナーを収容可能である。アジテータ91は、ケース90内のトナーを撹拌可能である。オーガ92は、回転することにより、トナーを、排出口93に向けて搬送可能である。
現像カートリッジ8は、筐体80と、感光体ドラム81と、帯電器82と、現像ローラ83と、供給ローラ84と、アジテータ85と、供給口86と、を主に有している。
筐体80は、内部にトナーを収容可能である。筐体80は、感光体ドラム81、現像ローラ83、供給ローラ84およびアジテータ85を回転可能に支持している。なお、本実施形態においては、現像ローラ83は、所定の方向の一例としての軸方向に延びる第1回転軸X1について回転可能である。供給口86は、トナーカートリッジ9を装着した状態で、トナーカートリッジ9の排出口93に向かい合って配置されている。トナーは、供給口86を介して筐体80内に供給される。筐体80内に供給されたトナーは、アジテータ85に撹拌された後、供給ローラ84によって現像ローラ83に供給されるようになっている。
このプロセスカートリッジ6では、感光体ドラム81の表面が、帯電器82により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光体ドラム81の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ83が回転することで、現像カートリッジ8内のトナーが感光体ドラム81の静電潜像に供給されて、感光体ドラム81の表面上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム81と転写ローラ81Aの間で記録シートSが搬送されることで、感光体ドラム81の表面に担持されているトナー像が記録シートS上に転写される。
定着装置7は、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。加圧ローラ72は、加熱ローラ71と向かい合って配置される。そして、定着装置7では、記録シートS上に転写されたトナーを、加熱ローラ71と加圧ローラ72との間で記録シートSに熱定着している。
なお、定着装置7で熱定着された記録シートSは、定着装置7の下流側に配置される排紙ローラ25に搬送され、この排紙ローラ25から排紙トレイ26上に送り出される。
図2に示すように、現像カートリッジ8の筐体80は、底壁8Aと、側壁8Bと、補強リブ87と、溝88と、ロック部材89と、をさらに有している。
底壁8Aは、トナーカートリッジ9が装着された状態で、トナーカートリッジ9に向かい合っている。底壁8Aは、軸方向に延びている。側壁8Bは、底壁8Aの軸方向の両側の端部から軸方向に交差する方向に延びている。
補強リブ87は、底壁8Aからケース90に向けて突出している。補強リブ87は、軸方向に交差する方向に延びている。補強リブ87は、側壁8Bから離間している。補強リブ87は、筐体80の剛性を高めるために補強するリブである。ロック部材89は、軸方向の端部の片側に設けられている。ロック部材89は、トナーカートリッジ9を装着完了位置にロックする部材である。
図3に示すように、トナーカートリッジ9は、軸方向に延びている。トナーカートリッジ9は、ギヤカバー100をさらに有している。ギヤカバー100は、ケース90の外側に設けられている。詳しくは、ギヤカバー100は、ケース90の軸方向の一端側の側壁94に設けられている。
図4に示すように、トナーカートリッジ9は、オーガギヤ160と、アジテータギヤ170と、アイドルギヤ180と、検知ギヤ190と、をさらに有している。オーガギヤ160は、オーガ92の一端に設けられている。オーガギヤ160は、オーガ92と一体に回転する。オーガギヤ160は、現像カートリッジ8の図示しないギヤと係合し、現像カートリッジ8のギヤを介して装置本体2から駆動力が入力される。アジテータギヤ170は、アジテータ91の一端に設けられている。アジテータギヤ170は、アジテータ91と一体に回転する。アイドルギヤ180は、オーガギヤ160およびアジテータギヤ170と噛み合っている。検知ギヤ190は、アジテータギヤ170と係合可能な位置に位置している。ギヤカバー100は、オーガギヤ160、アジテータギヤ170、アイドルギヤ180および検知ギヤ190を覆っている。検知ギヤ190は、トナーカートリッジ9が新品であるかを識別するためのギヤである。検知ギヤ190は、新品の場合に、図10(a)の第1位置に位置し、新品でない場合に、図10(b)の第2位置に位置する。
図3に戻り、ギヤカバー100は、本体部110と、第1突起120と、第2突起130と、第2壁140と、遮蔽壁150と、有している。
第1突起120は、直方体の形状を有している。第1突起120は、本体部110から軸方向に突出している。第1突起120は、軸方向と直交する方向における本体部110の端部に位置している。
第2突起130は、本体部110から軸方向に突出している。第2突起130は、ロック部材89と係合してトナーカートリッジ9を現像カートリッジ8にロックするためのものである。
第2壁140は、軸方向に交差する壁である。具体的には、第2壁140は、軸方向に直交する。第2壁140は、第2開口141を有している。第2開口141は、軸方向に貫通した孔である。第2開口141は、円形状である。第2壁140は、後述する発光素子13が発する光Lが通過できない。第2開口141は、光Lが通過可能である。
なお、ケース90の側壁94は、第2開口141と向かい合う位置に、第3開口95を有している。本実施形態では、第3開口95は、第2開口141と同じ形状で同じ大きさである。
遮蔽壁150は、本体部110から軸方向と交差する方向に延びるリブである。具体的に、遮蔽壁150は、本体部110から、筐体80の底壁8Aに向けて突出している。遮蔽壁150は、発光素子13が発する光Lが通過できない。
図4に示すように、画像形成装置1の装置本体2は、第1側壁11と、第2側壁12と、発光素子13と、受光素子14と、第1壁15と、をさらに有している。
第1側壁11と第2側壁12は、軸方向に互いに離れて配置されている。トナーカートリッジ9が装置本体2に装着された状態で、ギヤカバー100は、第1側壁11より第2側壁12の近くに位置する。
発光素子13は、第1側壁11に固定されている。受光素子14は、第2側壁12に固定されている。第1壁15は、第2側壁12に固定されている。トナーカートリッジ9が装置本体2に装着された状態で、ギヤカバー100の遮蔽壁150は、発光素子13よりも受光素子14に近い。現像カートリッジ8は、発光素子13と第1壁15との間に装着される。
発光素子13は、光Lを発する。受光素子14は、発光素子13と軸方向において向かい合っている。受光素子14は、光Lを検知可能である。
第1壁15は、軸方向において発光素子13と受光素子14の間に配置されている。第1壁15は、発光素子13より受光素子14の近くに位置している。第1壁15は、第1開口15Aを有する。
第1開口15Aは、軸方向において発光素子13と受光素子14との間に位置している。第1開口15Aは、軸方向に貫通した孔である。第1開口15Aは、円形状である。第1開口15Aは、第2開口141と同じ大きさをしている。第1開口15Aの直径は特に限定されないが、4〜8mmが望ましい。
第2開口141は、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着された状態において、現像カートリッジ8が装置本体2に装着された場合に、発光素子13と受光素子14との間に位置する。
図5に示すように、トナーカートリッジ9の遮蔽壁150の少なくとも一部は、トナーカートリッジ9が装着完了位置にあるとき、現像カートリッジ8の側壁8Bと、現像カートリッジ8の補強リブ87の間に位置する。
ここで、トナーカートリッジ9の装着方法について説明する。トナーカートリッジ9を現像カートリッジ8に装着するときには、トナーカートリッジ9を図6に示す装着開始位置にセットした後、図7に示す装着完了位置まで移動させる。
図6に示すように、装着開始位置は、現像カートリッジ8に対してトナーカートリッジ9の装着を開始する位置である。具体的には、装着開始位置では、トナーカートリッジ9の第1突起120を現像カートリッジ8の溝88に挿入して、トナーカートリッジ9の端部を現像カートリッジ8に係合している。溝88は、第1突起120を軸支可能な円形の断面を有する。装着開始位置において、ロック部材89は、トナーカートリッジ9と接触しておらず、トナーカートリッジ9をロックしていない。
装着開始位置から装着完了位置にするには、トナーカートリッジ9を、第1突起120を中心に約90°回動させて、トナーカートリッジ9を現像カートリッジ8に近づける。
図7に示すように、装着完了位置は、現像カートリッジ8に対してトナーカートリッジ9の装着が完了した位置である。装着完了位置では、ロック部材89は、第2突起130に係合してトナーカートリッジ9を装着完了位置にロックしている。
ここで、ユーザがトナーカートリッジ9を装着開始位置にセットしたあと、装着完了位置に移動させようとした場合に、ユーザの操作が不十分であると、トナーカートリッジ9は、必ずしも装着完了位置まで移動されるとは限らない。例えば、図8、図9に示すように、トナーカートリッジ9は、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着された状態で現像カートリッジ8が装置本体2に装着されたとき、トナーカートリッジ9が装着開始位置と装着完了位置の間の位置(以下の説明では、この位置を「中間位置」という。)となる場合がある。
図8に示すように、トナーカートリッジ9は、中間位置にあるとき、軸方向から見て、第1開口15Aと第2開口141が重ならない位置(以下の説明では「第1中間位置」という。)となる場合がある。トナーカートリッジ9が第1中間位置にあるときに、遮蔽壁150は、発光素子13が発光した光Lを遮蔽するようになっている。遮蔽壁150は、
図9に示すように、トナーカートリッジ9は、中間位置にあるとき、軸方向から見て、第1開口15Aと第2開口141の一部が重なる位置(以下の説明では「第2中間位置」という。)となるときがある。トナーカートリッジ9が第2中間位置にあるときには、発光素子13が発光した光Lは、第1開口15Aと第2開口141が重なる位置を通過する。このとき、通過した光Lが所定量より多ければ、受光素子14が受光可能である。
なお、装置本体2は、装置本体2に装着されたトナーカートリッジ9の上に内壁2Aを有している。このため、トナーカートリッジ9は、現像カートリッジ8に不十分に装着された状態で装置本体2に装着されても、少なくとも図8に示す位置までは内壁2Aに押し下げられる。すなわち、トナーカートリッジ9は、装置本体2の中に装着されると、必ず、図8の位置から図7の位置の範囲のいずれかの位置に位置する。
遮蔽壁150は、トナーカートリッジ9が第1中間位置にあるとき、トナーカートリッジ9がいずれの位置であっても、発光素子13が発する光Lが受光素子14に届かないように遮蔽する十分な大きさを有している。
次に、新品検知のためのギヤ列の構成について説明する。
検知ギヤ190は、軸方向に延びる第2回転軸X2について、図10(a)に示す第1位置から図10(a)に示す第2位置へ回転可能である。
図10(a)に示すように、検知ギヤ190は、ギヤ部191と、遮蔽板192と、第1リブ193と、第2リブ194と、を有している。また、トナーカートリッジ9は、検知ギヤ190を付勢して第1位置および第2位置において検知ギヤ190を付勢するトーションばね195を有している。さらに、トナーカートリッジ9は、側壁94から突出したストッパ196を有している。ギヤ部191は、検知ギヤ190の回転方向の一部にのみギヤ歯が配置されており、回転方向にギヤ歯が並んで配置されたギヤ歯部191Aと、ギヤ歯が配置されていない欠け歯部191Bとを有する。遮蔽板192は、切欠き192Aを有している。
トナーカートリッジ9が新品の場合、トーションばね195は、第1リブ193を付勢して検知ギヤ190を回転方向に付勢する。トナーカートリッジ9が新品の場合、この付勢力によりギヤ歯部191Aのギヤ歯がアジテータギヤ170に接触してアジテータギヤ170がギヤ部191と噛み合っている。
検知ギヤ190は、第1位置の場合に、第2開口141に対応する位置に切欠き192Aが位置する。すなわち、検知ギヤ190は、第1位置の場合に、発光素子13と受光素子14との間に位置しない(図4の実線参照)。このため、検知ギヤ190が第1位置の場合に、受光素子14は、第1開口15A、第2開口141および第3開口95を介して、発光素子13により発された光Lを受けることができる。
検知ギヤ190は、第2位置の場合に、第2開口141に遮蔽板192が向かい合う。すなわち、検知ギヤ190は、第2位置の場合に、検知ギヤ190の一部が発光素子13と受光素子14との間に位置する(図4の破線参照)。
検知ギヤ190は、第2位置の場合に、トーションばね195が第2リブ194に接触して検知ギヤ190を回転方向に付勢する。検知ギヤ190は、第1リブ193がストッパ196に接触することで、検知ギヤ190の回転が規制され、図10(b)の姿勢に維持される。検知ギヤ190は、第2位置においてギヤ歯部191Aから離れていることで、アジテータギヤ170が回転しても、回転しないようになっている。
上述したように、トナーカートリッジ9には、現像カートリッジ8からオーガギヤ160に駆動力が入力される。
新品のトナーカートリッジ9が現像カートリッジ8から駆動力を受けると、アジテータギヤ170が回転し、アジテータギヤ170と噛み合っているギヤ部191が回転する。これにより、検知ギヤ190は、第1位置から、第2位置に移動する。その後、検知ギヤ190は、第2位置に停止する。
新品でないトナーカートリッジ9が現像カートリッジ8から駆動力受けると、検知ギヤ190は、第2位置に位置したまま停止している。
制御部10は、図示しないCPU(プロセッサー)、RAM、ROMなどのメモリ、入出力回路などを有し、ROMに記憶されたプログラムやデータなどの出力に基づいて画像形成装置1を制御する。そして、制御部10は、現像カートリッジ8が装置本体2に装着された後において、トナーカートリッジ9の状態を判定する新品検知制御を実行する。
制御部10は、トナーエンプティを示すフラグMをメモリに記憶させる。フラグMは、1の場合に、トナーエンプティであることを示し、0の場合に、トナーエンプティでないことを示すこととする。
制御部10は、開閉センサ10Aの状態を検出することで、カバー24の開閉状態を取得する。また、制御部10は、新品検知制御の実行の際に、発光素子13から光Lを発させるとともに、受光素子14での光Lの受光状態を取得する。そして、制御部10は、受光素子14での受光状態に応じ、後に詳述する処理に従ってフラグMを変更する。すなわち、制御部10は、受光素子14の受光状態に従って、トナーエンプティの状態から復帰すべきか否かを判断する。
ここで、トナーカートリッジ9の状態(新品か否かの状態および装着状態)に応じた、受光素子14の受光パターンについて図11に示すタイムチャートを使って説明する。
制御部10は、新品検知制御において、発光素子13により光Lを所定時間発させる(t1〜t4)。
制御部10は、受光素子14により光Lを受光した場合に、トナーカートリッジ9に駆動力をONする(t2以降の実線)。
トナーカートリッジ9が新品の場合、検知ギヤ190は、第1位置に位置するので、発光素子13が光Lを発すると、光Lが第1開口15A、第2開口141および第3開口95を通って受光素子14に達する。現像カートリッジ8から駆動力が入力されることにより検知ギヤ190は、所定角度回転する。そして、切欠き192Aが第2開口141および第3開口95に向かい合う期間だけ(t1〜t3)、受光素子14が光Lを受光する。なお、図11においては、受光素子14が光Lを受光しているときをONとして示している。
トナーカートリッジ9が新品でない場合、検知ギヤ190は、第2位置に位置するので、発光素子13が光Lを発しても、遮蔽板192が光Lを遮蔽する。このため、受光素子14は、光Lを受光しない。
トナーカートリッジ9が第1中間位置にある場合、遮蔽壁150は、光Lを遮蔽する。このため、受光素子14は、光Lを受光しない。
トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着されていない場合、軸方向において第1開口15Aと向かい合う位置には、検知ギヤ190と遮蔽壁150のいずれも存在しない。そのため、受光素子14は、発光素子13が光Lを発している間、常に光Lを受光する(t1〜t4)。
次に、制御部10の動作の一例について詳細に説明する。制御部10は、画像形成装置1の電源がONされている間、図12、図13に示す処理を繰り返し実行する。
図12に示すように、制御部10は、印刷ジョブの終了後などの適宜なタイミングにおいてトナーエンプティであるかを判断する(S1)。ステップS1において、制御部10が、トナーエンプティでないと判断した場合には(S1,No)、制御部10は、フラグMを0にし(S4)、本制御を終了する。
なお、トナーエンプティであるかを判断する方法は、特に限定されない。本実施形態では、制御部10は、使用中のトナーカートリッジ9に対応して記憶しているドットカウントが基準値に達したときにトナーエンプティであると判断する。
ステップS1において、制御部10が、トナーエンプティであると判断した場合(S1,Yes)、制御部10は、フラグMを1とする(S2)。ステップS2の後、制御部10は、ユーザにトナーカートリッジ9を交換するように表示パネル10Bに表示させて報知する(S3)。
制御部10は、トナーエンプティを示すフラグMが1である場合には印字を実行しない。フラグMが1である場合には、ユーザが新しいトナーカートリッジ9を装着する必要がある。
図13に示す処理において、制御部10は、開閉センサ10Aからカバー24の開閉状態を取得して、カバー24が閉じられたかを判断する(S10)。制御部10は、ステップS10において、制御部10が、カバー24が閉じられていないと判断すると(S10,No)、ステップS11以下の処理を行わない。
ステップS10において、カバー24が閉じられたと判断すると(S10,Yes)、制御部10は、フラグMが1であるかを判断する(S11)。フラグMが1でないと判断した場合には(S11,No)、制御部10は、本制御を終了する。
ステップS11において、フラグMが1である判断すると(S11,Yes)、制御部10は、所定時間、発光素子13から光Lを発させる(S12)(図では発光素子を発光させている状態をONと示す。)。
ステップS12のあと、制御部10は、受光素子14は受光したかを判断する(S13)。ステップS13において、受光素子14が受光しないと判断すると(S13,No)、制御部10は、トナーカートリッジ9が新品でない、または、トナーカートリッジ9が正規の装着位置からずれている、のいずれかであることを表す情報を表示パネル10Bに表示させて報知する(S15)。ステップS15のあと、制御部10は、フラグMを変えることなく本制御を終了する。
ステップS13において、制御部10は、受光素子14が受光したと判断すると(S13,Yes)、トナーカートリッジ9に駆動を入力する(S14)。
ステップS14のあと、制御部10は、受光素子14が受光したかを判断する(S16)。ステップS16において、制御部10は、所定期間の間に受光素子14が受光したと判断すると(S16,Yes)、トナーカートリッジ9が装着されていないことを表示パネル10Bに表示させて報知する(S17)。ステップS17のあと、制御部10は、フラグMを変えることなく本制御を終了する。
ステップ16において、制御部10は、所定期間の間に受光素子14が受光しないと判断すると(S16,Yes)、トナーカートリッジ9が新品であることを判断したことの動作としてフラグMを0にして(S18)、本制御を終了する。フラグMが0になることで、画像形成装置1は、印刷が可能になる。
以上のように構成された画像形成装置1の作用効果について説明する。トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着された状態で現像カートリッジ8が装置本体2に装着される場合、トナーカートリッジ9が十分に現像カートリッジ8に装着されず、トナーカートリッジ9が中間位置に位置することがあり得る。
ここで、仮にトナーカートリッジ9が、遮蔽壁150を有さない場合の問題について説明する。図14に示すように、トナーカートリッジ9Bが遮蔽壁150を有していない場合には、第1中間位置のとき、発光素子13が発光した光Lを遮蔽することができない。このとき、発光素子13から発された光Lは、ギヤカバー100の下側を通って、受光素子14に到達しうる(斜線部A1を参照)。そのため、トナーカートリッジ9Bが第1中間位置にある場合には、制御部10は、図13のフローチャートのステップS13においてYesと判断し、トナーカートリッジ9Bに駆動を入力する(S14)。そして、制御部10は、図13のフローチャートのステップS16においてYesと判断する。つまり、制御部10は、新品のトナーカートリッジ9Bが装着されているにもかかわらず、トナーカートリッジ9Bが装着されていないと判定してしまう(S17)。そして、新品のトナーカートリッジ9Bは、現像カートリッジ8に装着されていないと判定されたにもかかわらず、駆動力に従って検知ギヤ190が回転し、検知ギヤ190が第2位置に位置してしまう。そのため、そのトナーカートリッジ9Bが、その後、正しく現像カートリッジ8の装着完了位置に装着されたとしても、制御部10は、そのトナーカートリッジ9Bを新品と判断することができない。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1では、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着された状態で現像カートリッジ8が装置本体2に装着されたとき、トナーカートリッジ9が装着開始位置と装着完了位置の間の位置であり、且つ、所定の方向から見て、第1開口15Aと第2開口141が重ならない位置、すなわち、第1中間位置のとき、遮蔽壁150は、発光素子13が発光した光Lを遮蔽する。このため、検知ギヤ190が第1位置にあるトナーカートリッジ9を現像カートリッジ8に正しく装着しない状態で、現像カートリッジ8を装置本体2に装着した場合に、トナーカートリッジ9が正規の装着位置からずれている可能性を検知しうる。
例えば、制御部10は、新品検知制御において、受光素子14で、発光素子13が発光した光Lを検出しない場合には、トナーカートリッジ9が新品でない、または、トナーカートリッジ9が正規の装着位置からずれて装着されている、のいずれかであることを表す情報を報知することができる。これにより、ユーザは、トナーカートリッジ9が新品か否かや、装着状態を確認することができる。
また、制御部10は、新品検知制御において、受光素子14が、発光素子13が発光した光Lを検出した場合、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8から駆動力を受けた後も、所定時間、受光素子14が、発光素子13が発光した光Lを受光し続けた場合には、制御部10がユーザに、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8に装着されていないことを表す情報を報知することができる。これにより、ユーザは、トナーカートリッジ9の装着忘れに気付くことができる。
ところで、トナーカートリッジ9が新品で、第2中間位置にある場合、(1)受光素子14が受光可能な程度に第1開口15Aと第2開口141が重なっている場合と、(2)受光素子14が受光不能な程度に第1開口15Aと第2開口141がずれている場合とがある。
(1)受光素子14が受光可能な程度に第1開口15Aと第2開口141が重なっている場合、発光素子13が発した光Lは、第1開口15Aと第2開口141の両方を通って受光素子14に届くので、制御部10は、新品のトナーカートリッジ9が装着完了位置に装着された場合と同様に動作する。すなわち、ユーザは、新品のトナーカートリッジ9を問題無く新品として使用することができる。
(2)受光素子14が受光不能な程度に第1開口15Aと第2開口141がずれている場合、発光素子13が発した光Lは、受光素子14に届かない。そのため、制御部10は、図13のフローチャートのステップS13においてNoと判断し、トナーカートリッジ9が新品でない、または、トナーカートリッジ9が正規の装着位置からずれている、のいずれかであることを表す情報を報知する(S15)。このため、ユーザは、新品のトナーカートリッジ9を装着完了位置に正しく装着しなおせばよい。
すなわち、本実施形態の画像形成装置1によれば、トナーカートリッジ9が新品で、第2中間位置にある場合であったとしても、トナーカートリッジ9が装着されていないと判断されて、トナーカートリッジ9が新品として使用できなくなることを抑制できる。
また、制御部10は、新品検知制御において、受光素子14が、発光素子13が発光した光Lを検出した場合、トナーカートリッジ9に駆動力を入力する。そして、制御部10は、トナーカートリッジ9が現像カートリッジ8から駆動力を受けた後に、受光素子14が、発光素子13が発光した光Lを検出しなくなった場合には、トナーカートリッジ9が新品であると判断することができる。
また、遮蔽壁150が、ケース90の外側のギヤカバー100に設けられているので、検知ギヤ190に近い位置に遮蔽壁150を設けることができ、発光素子13が発光した光Lを適切に遮蔽しやすい。
また、遮蔽壁150がギヤカバー100から軸方向と交差する方向に延びるリブであるので、遮蔽壁150を必要十分な大きさで設けることができる。
また、遮蔽壁150が発光素子13よりも受光素子14に近いので、遮蔽壁150が受光素子14よりも発光素子13に近い場合に比べて、適切に光Lを遮蔽することができる。
また、トナーカートリッジ9が装着完了位置にあるとき、遮蔽壁150の少なくとも一部は、側壁8Bと補強リブ87の間に位置する。このため、発光素子13から発光された光Lが装置本体2内で反射しても、現像カートリッジ8の補強リブ87とトナーカートリッジ9の遮蔽壁150と側壁8Bとが軸方向で重なって並ぶので、受光素子14まで光Lが届きにくい。
また、現像カートリッジ8は、トナーカートリッジ9を装着完了位置にロックするロック部材89を有するので、トナーカートリッジ9を装着完了位置に安定して維持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
上述の実施形態では、遮蔽壁150は、ギヤカバー100に設けられたリブであったが、遮蔽壁の位置および形状はこれに限られない。例えば、遮蔽壁は、ケース90に設けられたリブであってもよいし、ケース90の側壁であってもよい。
上述の実施形態では、第1開口および第2開口の形状は円形状であったが、第1開口および第2開口は、円形状でなくてもよく、例えば、多角形、楕円、切欠きなどであってもよい。
上述の各実施形態においては、モノクロのレーザプリンタの画像形成装置を例示したが、画像形成装置はカラーの画像形成装置であってもよいし、LEDにより露光するものであってもよいし、コピー機や複合機であってもよい。
上述した各実施形態および各変形例の各要素は、任意に組み合わせて実施することが可能である。
1 画像形成装置
2 装置本体
9 トナーカートリッジ
10 制御部
11 第1側壁
12 第2側壁
13 発光素子
14 受光素子
15 第1壁
15A 第1開口
89 ロック部材
90 ケース
100 ギヤカバー
140 第2壁
141 第2開口
150 遮蔽壁
190 検知ギヤ

Claims (10)

  1. 発光素子と、前記発光素子と所定の方向において向かい合う受光素子と、前記所定の方向において前記発光素子と前記受光素子の間に配置され、前記発光素子より前記受光素子の近くに位置する第1壁であって、前記所定の方向に貫通し、前記所定の方向において前記発光素子と前記受光素子との間に位置する第1開口を有する第1壁とを有する装置本体と、
    前記装置本体に対して前記発光素子と前記第1壁との間に着脱可能な現像カートリッジであって、前記所定の方向に延びる第1回転軸について回転可能な現像ローラを有する現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジに着脱可能であり、トナーを収容可能なトナーカートリッジであって、
    前記所定の方向に貫通した第2開口であって、前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジに装着された状態において、前記現像カートリッジが前記装置本体に装着された場合に、前記受光素子と前記発光素子との間に位置する第2開口を有する第2壁と、
    前記所定の方向に延びる第2回転軸について第1位置から第2位置へ回転可能な検知ギヤであって、前記検知ギヤが前記第1位置の場合に前記検知ギヤは前記発光素子と前記受光素子との間に位置せず、前記検知ギヤが前記第2位置の場合に、前記検知ギヤの一部が前記発光素子と前記受光素子との間に位置する検知ギヤと、
    を有するトナーカートリッジと、を備え、
    前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジに装着されるとき、前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジの端部が前記現像カートリッジに係合し、前記現像カートリッジに対して前記トナーカートリッジの装着を開始する装着開始位置と、前記現像カートリッジに対して前記トナーカートリッジの装着が完了した装着完了位置との間で移動が可能であり、
    前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジに装着された状態で前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されたとき、前記トナーカートリッジが前記装着完了位置の場合に、前記第2開口は、前記受光素子と前記発光素子との間に位置し、前記検知ギヤが前記第1位置の場合に、前記受光素子は、前記第1開口および前記第2開口を介して、前記発光素子により発された光を受けることができる画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジに装着された状態で前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されたとき、前記トナーカートリッジが前記装着開始位置と前記装着完了位置の間の位置であり、且つ、前記所定の方向から見て、前記第1開口と前記第2開口が重ならない位置のときに、前記発光素子が発した光を遮蔽する遮蔽壁をさらに有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナーカートリッジは、トナーを収容するケースと、前記ケースの外側に設けられ、前記検知ギヤを覆うギヤカバーと、を有し、
    前記遮蔽壁は、前記ギヤカバーに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記遮蔽壁は、前記ギヤカバーから前記所定の方向と交差する方向に延びるリブであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記遮蔽壁は、前記発光素子よりも前記受光素子に近いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 現像カートリッジは、
    前記トナーカートリッジに向かい合う底壁であって、前記所定の方向に延びる底壁と、
    前記底壁の前記所定の方向の端部から前記所定の方向に交差する方向に延びる側壁と、
    前記底壁から突出する補強リブであって、前記所定の方向に交差する方向に延びる補強リブと、を有し、
    前記遮蔽壁の少なくとも一部は、前記トナーカートリッジが前記装着完了位置にあるとき、前記側壁と前記補強リブの間に位置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像カートリッジは、前記トナーカートリッジを前記装着完了位置にロックするロック部材を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像カートリッジは、感光体ドラムを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記装置本体は、制御部をさらに有し、
    前記検知ギヤは、
    前記トナーカートリッジが新品の場合、前記第1位置に位置し、
    前記検知ギヤが回転すると、前記第1位置から前記第2位置に移動し、
    新品の前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジから駆動力を受けると、前記第1位置から、前記第2位置に移動し、
    新品でない前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジから駆動力を受けると、前記第2位置に位置したまま停止しており、
    前記制御部は、
    前記現像カートリッジが前記装置本体に装着された後において、前記発光素子に光を発させトナーカートリッジの状態を判定する新品検知制御を実行し、
    トナーエンプティが判定されている状態において、前記新品検知制御を実行する場合、前記受光素子で、前記発光素子が発した光を検出しない場合には、前記トナーカートリッジが新品でない、または、トナーカートリッジが正規の装着位置からずれて装着されている、のいずれかであることを表す情報を報知することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記新品検知制御において、
    前記受光素子が、前記発光素子が発した光を検出した場合、前記現像カートリッジから前記トナーカートリッジに駆動力を入力した後も、所定時間、前記受光素子が、前記発光素子が発した光を受光し続けた場合には、前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジに装着されていないことを表す情報を報知することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記新品検知制御において、
    前記受光素子が、前記発光素子が発した光を検出した場合、前記現像カートリッジから前記トナーカートリッジに駆動力を入力した後に、前記受光素子で、前記発光素子が発した光を検出しなくなった場合には、前記トナーカートリッジが新品であると判断することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。
JP2018086708A 2018-04-27 2018-04-27 画像形成装置 Active JP7110706B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018086708A JP7110706B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 画像形成装置
CN201920473118.4U CN209657089U (zh) 2018-04-27 2019-04-09 图像形成设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018086708A JP7110706B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019191476A true JP2019191476A (ja) 2019-10-31
JP7110706B2 JP7110706B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=68387749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018086708A Active JP7110706B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7110706B2 (ja)
CN (1) CN209657089U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022211126A1 (en) * 2021-04-01 2022-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridge and drum cartridge

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117724312B (zh) * 2024-02-09 2024-04-16 珠海市颂洋科技有限公司 调色剂存储供给装置及图像形成设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093663A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Oki Data Corp 現像剤収容装置、現像装置、及び画像形成装置
JP2012226234A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20170108821A1 (en) * 2015-09-29 2017-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge provided with gear including protrusion
JP2018031961A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
JP2018055065A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ブラザー工業株式会社 トナーカートリッジ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093663A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Oki Data Corp 現像剤収容装置、現像装置、及び画像形成装置
JP2012226234A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20170108821A1 (en) * 2015-09-29 2017-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge provided with gear including protrusion
JP2018031961A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器及び画像形成装置
JP2018055065A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ブラザー工業株式会社 トナーカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022211126A1 (en) * 2021-04-01 2022-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridge and drum cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
CN209657089U (zh) 2019-11-19
JP7110706B2 (ja) 2022-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867955B2 (ja) 画像形成装置
JP4924729B2 (ja) 画像形成装置
US20150104200A1 (en) Image forming apparatus and operation method thereof
JP2007093931A (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
US11644778B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP2019191476A (ja) 画像形成装置
JP2005099434A (ja) トナーコンテナ及びそれを備えた画像形成装置
JP5027641B2 (ja) 画像形成装置
JP2009180984A (ja) 現像カートリッジ
JP2018173526A (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
JP2012255918A (ja) 粉体収納容器、及び、画像形成装置
JP2008116698A (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
JP5826045B2 (ja) トナー供給装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4443590B2 (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JP2017203961A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5799152B2 (ja) 画像形成装置
US9213265B2 (en) Developing device and image forming apparatus with cleaning contact member
CN108693640B (zh) 图像形成装置和异常检测方法
JP5684159B2 (ja) 画像形成装置
JP6624302B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置、反射面識別方法
JP2002174946A (ja) 現像剤補給装置
JP2018032000A (ja) 光走査装置、画像形成装置、反射面識別方法
JP2011022176A (ja) 画像形成装置
JP3503909B2 (ja) 画像形成装置
JPH03216666A (ja) 電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7110706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150