JP2019191443A - 投影装置 - Google Patents

投影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019191443A
JP2019191443A JP2018085962A JP2018085962A JP2019191443A JP 2019191443 A JP2019191443 A JP 2019191443A JP 2018085962 A JP2018085962 A JP 2018085962A JP 2018085962 A JP2018085962 A JP 2018085962A JP 2019191443 A JP2019191443 A JP 2019191443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deformation
image
processing unit
unit
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018085962A
Other languages
English (en)
Inventor
正樹 藤岡
Masaki Fujioka
正樹 藤岡
正治 山岸
Seiji Yamagishi
正治 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018085962A priority Critical patent/JP2019191443A/ja
Publication of JP2019191443A publication Critical patent/JP2019191443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】キーストーン補正の後段に格子点補間方式の回路を配置しても、キーストーン補正後の投影画像に対して格子点補間方式の補正をユーザーの意図通りに施すことが可能な投影装置を提供すること。【解決手段】格子状の調整パターンを生成するパターン生成部と、入力画像の有効領域を変形するための変形情報を基に変形処理を行う第一の変形手段と、入力画像を所定の間隔で区切った格子点を移動させることで当該格子点を含む四辺形内の変形を行う第二の変形手段と、を有し、前記パターン生成部と前記第一の変形手段と前記第二の変形手段は順に構成され、第二の変形手段は、前記調整パターンの格子点に与える設定値を保持する第一の格子点テーブルを前記変形情報に基づいてマッピングして生成された第二の格子点テーブルの設定値を用いて変形を行うことを特徴とする構成とした。【選択図】 図2

Description

本発明は、矩形形状の入力画像をキーストーン変形や4隅の調整点を四辺形に変形させる大変形機能と、矩形形状に細かく区切って格子点を移動させて変形させる小変形機能を持つ投影装置に関し、特に大変形機能を基に小変形機能へ与える変形情報の生成手段に関するものである。
従来からプロジェクタを複数台用いてマルチ投影することで、高解像度表示を実現する方法がある。マルチ投影を実現する際には一般的に、投影画像の一部をブレンド領域として重ね合わせて投影する。ブレンド領域の位置合わせにはキーストーン補正を用いて投影画像を正しい矩形形状にしてから重ね合わせる。しかしながら、近年4k2kや8k4kといった高解像度な画像が制作され、表示装置も高解像度化してきた。そのため、プロジェクタを複数台用いてマルチ投影する際のブレンド領域の僅かなずれが、画質の低下を招くことから、キーストーン補正よりも細かく変形可能な詳細調整機能が必要となっている。
このような変形機能は、一般的に調整するための格子点を設定して、講師点間を線形補間して補正する方法(以後、格子点補間方式)がある。この方法では、補正後の画素位置に対応する元画像の周辺の画素を線形補間し、隣接の画素と輝度分配することによって1画素以下の位置調整をすることができ、詳細な位置調整が可能となる。この方法では、ユーザーがブレンド領域にある調整点を選択し、位置ずれを解消できる座標に調整点を移動させることで、プロジェクタはその座標に基づき変形処理を施す。キーストーン補正を行い矩形形状に直したのちに、詳細調整機能をすることによって、ブレンド領域の位置ずれを低減できる。
例えば、特許文献1のように、画像を複数の四辺形領域に分割し、四辺形領域の頂点を制御点とし、移動前の制御点を頂点の1つとして含んでいた四辺形領域を、前記移動部によって移動された制御点を頂点に含む形状に変形する技術が開示されている。
特開2013−78001号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術で調整するための調整パターンの重畳回路とキーストーン補正回路と上述の特許文献に開示された従来技術の格子点補間方式の回路とを順に組み合わせると、好適に位置調整ができないことがあった。それは、調整パターンがキーストーン補正によって歪むため、調整パターンと格子点補間方式の格子点の位置とがずれるためであった。
そこで、本発明の目的は、キーストーン補正の後段に格子点補間方式の回路を配置しても、キーストーン補正後の投影画像に対して格子点補間方式の補正をユーザーの意図通りに施すことが可能な投影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、格子状の調整パターンを生成するパターン生成部と、入力画像の有効領域を変形するための変形情報を基に変形処理を行う第一の変形手段と、入力画像を所定の間隔で区切った格子点を移動させることで当該格子点を含む四辺形内の変形を行う第二の変形手段と、を有し、前記パターン生成部と前記第一の変形手段と前記第二の変形手段は順に構成され、第二の変形手段は、前記調整パターンの格子点に与える設定値を保持する第一の格子点テーブルを前記変形情報に基づいてマッピングして生成された第二の格子点テーブルの設定値を用いて変形を行うことを特徴とする構成とする。
本発明によれば、キーストーン補正の後段に格子点補間方式の回路を配置しても、キーストーン補正後の投影画像に対して格子点補間方式の補正をユーザーの意図通りに施すことが可能となる。
投影システムの構成と投影画像を説明する図 本発明の投影装置のブロック図 前段変形処理部の描画領域を説明する図 キーストーン変形の変形前座標と変形後座標を説明する図 後段変形処理による表示画像を説明する図 後段変形処理の変形計算方法の概要を説明する図 実施例1の動作を説明するフローチャート。 実施例1の動作を説明するフローチャート。 投影装置10の入力画像と調整パターンを示す図 投影装置10の調整パターンと後段変形処理部の格子の位置関係を示す図 前段変形処理後の出力画像を示す図 変形情報を用いない場合の後段変形処理部の動作を説明する図 変形情報を用いた後段変形処理の処理方法を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施例1]
以下、本発明の第1の実施例による、キーストーン変形後に微小に歪んだ投影画像の一部を小変形して補正する際の変形情報の生成方法について説明する。
本実施例では、図1に示す構成を例に、本発明の特徴的な動作を説明する。投影装置10は入力装置20から画像が入力されている。入力されている画像は、投影装置10の投影画像30として投影される。投影装置10はスクリーンに対して煽って投影する場合には図1の投影領域30の通りの四辺形に歪む。これを後述の前段変形処理部204のキーストーン補正によって投影領域40のように変形する。投影領域40は投影装置10の投影光学系171の特性やスクリーンの歪みによって僅かに歪んでいる。この歪みを後述の後段変形処理部206によって投影領域50のように矩形に変形する。
本実施例では、キーストーン補正によって補正した投影領域40を投影領域50のように矩形に変形する際の好適な変形情報の生成方法について説明する。
図2は、本実施例の投影装置10の全体の構成を示す図である。本実施例の投影装置10は、制御部110、ROM111、RAM112、操作部113、画像入力部130、画像処理部140を有する。また、投影装置10は、さらに、液晶制御部150、液晶変調素子151R、151G、151B、光源制御部170、光源161、色分離部162、色合成部163、光学系制御部160、投影光学系171を有する。また、投影装置10は、さらに、記録再生部191、記録媒体192、通信部193、表示制御部195、表示部196を有する。
制御部110は、投影装置10の各動作ブロックを制御するものある。ROM111には制御部110の処理手順を記述した制御プログラムや初期値データが記憶されており、RAM112は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納されるものである。また、制御部110は、通信部193より受信した静止画データや動画データを一時的に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、それぞれの画像や映像を再生したりすることもできる。
操作部113は、ユーザーの指示を受け付け、制御部110に指示信号を送信するものであり、例えば、スイッチやダイヤルなどからなる。また、操作部113は、例えば、リモコンからの信号を受信する信号受信部(赤外線受信部など)で、受信した信号に基づいて所定の指示信号を制御部110に送信するものであってもよい。また、制御部110は、操作部113や、通信部193から入力された制御信号を受信して、投影装置10の各動作ブロックを制御する。
画像入力部130は、外部装置から送信される画像を受信するものである。ここで、外部装置とは、画像信号を出力できるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機など、どのようなものであってもよい。さらには、USBフラッシュメモリやSDカードのようなメディアに記録された画像を読み込むこともできる。
画像処理部140は、画像入力部130から受信した画像信号にフレーム数、画素数、画素値、画像形状などの変更処理を施して、液晶制御部150に送信するものであり、例えば画像処理用のマイクロプロセッサからなる。解像度変換(スケーリング)処理、色補正処理、前段変形処理(キーストーン補正処理)、後段変形処理(格子点変形補正)、パネル補正といった機能を実行することが可能である。また、画像処理部140は、所望のテストパターン画像を生成して液晶制御部150に送信することもできる。また、画像処理部140は、画像入力部130から受信した画像信号以外にも、制御部110によって再生された画像や映像に対して前述の変更処理を施すこともできる。画像処理部140の内部構成の詳細に関しては後述する。
液晶制御部150は、画像処理部140で処理の施された映像信号に基づいて、液晶素子151R、151G、151Bの画素の液晶に印可する電圧を制御して、液晶素子151R、151G、151Bの透過率を調整するものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。
たとえば、画像処理部140に映像信号が入力されている場合、液晶制御部150は、画像処理部140から1フレームの画像を受信する度に、画像に対応する透過率となるように、液晶素子151R、151G、151Bを制御する。液晶素子151Rは、赤色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、赤色の光の透過率を調整するためのものである。液晶素子151Gは、緑色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、緑色の光の透過率を調整するためのものである。
液晶素子151Bは、青色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、青色の光の透過率を調整するためのものである。本実施例では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光の変調を透過型の液晶素子で説明したが、DMDや反射型液晶素子など光を変調できる素子であれば形態は問わない。
光源制御部160は、光源161のオン/オフを制御や光量の制御をするものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光源161は、不図示のスクリーンに画像を投影するための光を出力するものであり、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプなどであっても良い。また、色分離部162は、光源161から出力された光を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。なお、光源161として、各色に対応するLED等を使用する場合には、色分離部162は不要である。
また、色合成部163は、液晶素子151R、151G、151Bを透過した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を合成するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。そして、色合成部163により赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の成分を合成した光は、投影光学系171に送られる。このとき、液晶素子151R、151G、151Bは、画像処理部140から入力された画像に対応する光の透過率となるように、液晶制御部150により制御されている。そのため、色合成部163により合成された光は、投影光学系171によりスクリーンに投影されると、画像処理部140により入力された画像に対応する画像がスクリーン上に表示されることになる。
光学系制御部170は、投影光学系171を制御するものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、投影光学系171は、色合成部163から出力された合成光をスクリーンに投影するためのものであり、複数のレンズ、レンズ駆動用のアクチュエータからなり、レンズをアクチュエータにより駆動することで、投影画像の拡大、縮小、焦点調整などを行うことができる。
記録再生部191は、記録媒体192から静止画データや動画データを再生する。また、通信部193より受信した静止画データや動画データを記録媒体192に記録しても良い。記録再生部191は、例えば、記録媒体192と電気的に接続するインタフェースや記録媒体192と通信するためのマイクロプロセッサからなる。また、記録媒体192は、静止画データや動画データ、その他、本実施例の液晶プロジェクタに必要な制御データなどを記録することができるものであり、磁気ディスク、光学式ディスク、半導体メモリなどのあらゆる方式の記録媒体であってよく、着脱可能な記録媒体であっても、内蔵型の記録媒体であってもよい。
通信部193は、投影装置10と投影装置20の間で、マルチ投影時のブレンド領域の位置調整をするためのパターンを生成する際に用いる情報をやりとりする。やりとりする情報は後述する。
通信部193は、そのほか、外部機器からの制御信号や静止画データ、動画データなどを受信することもでき、例えば、無線LAN、有線LAN、USB、Bluetooth(登録商標)などであってよく、通信方式を特に限定するものではない。また、画像入力部130の端子が、例えばHDMI(登録商標)端子であれば、その端子を介してCEC通信を行うものであっても良い。ここで、外部装置は、投影装置10と通信を行うことができるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機、リモコンなど、どのようなものであってもよい。
表示制御部195は、投影装置10に備えられた表示部196に投影装置10を操作するための操作画面やスイッチアイコン等の画像を表示させるための制御をするものであり、表示制御を行うマイクロプロセッサなどからなる。また、表示部196は、投影装置10を操作するための操作画面やスイッチアイコンを表示するものである。表示部196は、画像を表示できればどのようなものであっても良い。例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイであって良い。また、特定のボタンをユーザーに認識可能に掲示するために、各ボタンに対応するLED等を発光させるものであってもよい。
なお、本実施例の画像処理部140、液晶制御部150、光源制御部160、光学系制御部170、記録再生部191、表示制御部195は、これらの各ブロックと同様の処理を行うことのできる単数または複数のマイクロプロセッサあっても良い。または、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、制御部110が各ブロックと同様の処理を実行しても良い。
続いて、図2(b)に画像処理部140の内部構成を示す。画像処理部140に入力された画像は、初めに前段処理部141に入力され、解像度変換部201で処理される。解像度変換部201は、入力画像の解像度を所望の解像度へ変換する。
本実施例では、液晶素子151の解像度に合わせるように入力画像の解像度を変換する。例えば、液晶素子151の解像度が1920×1080である場合、入力画像の解像度が1280×720の場合、縦横共に1.5倍に拡大して、1920×1080へ変換する。このように液晶素子151の解像度と入力画像の解像度のアスペクト比が同じ場合には単純に拡大すればよい。ただし、例えば入力画像の解像度が1024×768のようにアスペクト比が液晶素子151と異なる場合には、縦もしくは横の幅の比に合わせてアスペクト比を保持したまま拡大し、画像は液晶素子151の中央に配置し、周辺の余った画素については黒を出力する。
色補正部202は、カラーマトリクス変換、クロマ処理、ガンマ処理、色空間変換などの色補正を行う。入力画像が投影された際に所望の色となるように処理を行う。
OSD生成部203は、設定メニューのOSDやブレンド領域60の調整用のパターンを生成し出力する。制御部110がブレンド領域の位置調整の処理を実行している場合やテストパターンの出力処理を実行している場合は、制御部110の指示によりOSD生成部203はパターンを入力画像に重畳し、後段の前段変形処理部204へ出力する。OSD生成部203が生成するパターンは後段変形処理部205で変形する際に用いる格子状の調整パターンとする。格子は所定間隔で区切られたパターンで、たとえば、水平3点垂直3点であったり、水平9点垂直6点であったりする。
前段変形処理部204は、入力画像を矩形から台形等の四辺形形状に変形する。本実施例では、前段変形処理部204は投影装置10を煽って投影した際に、台形に歪むのを補正するキーストーン補正とする前段変形処理部204でR/G/Bの色毎に画像信号を変形し、フレームメモリ205に書き込む。書き込みが完了したら、フレームメモリ205から信号を読み出し、前段変形処理部204を経由して変形が施された信号を出力する。
前段変形処理部204は、変形の式に基づいて、前段変形処理部204に入力された画像信号に幾何学的な変形処理を施し、後段処理部142へ変形後画像信号を出力する。キーストーン補正は射影変換で実現できるため、変形処理部204は、制御部110から射影変換のための変形情報(元画像の4頂点の座標と変形後画像の4頂点の座標)を入力する。元画像の座標を(xs、ys)とすると、変形後画像の座標(xd、yd)は式1で表わされる。
ここで、Mは3×3行列で、制御部110から入力される変形情報の元画像から変形後画像への射影変換行列である。この行列Mは、一般的に元画像の4隅座標と変形後画像の4隅座標を用いて連立方程式を解くことで求められる。xso、ysoは、図4に実線で示す元画像の1つの頂点の座標であり、xdo、ydoは、図4に一点鎖線で示す変形後画像の、元画像の頂点(xso、yso)に対応する頂点の座標値である。
行列Mの逆行列M-1とオフセット(xso,yso)、(xdo,ydo)から式1は式2に変形できる。制御部110から、変形情報として逆行列M-1とオフセット(xso,yso)、(xdo,ydo)が入力され、前段変形処理部204は式2に従って変形後の座標値(xd、yd)に対応する元画像の座標(xs、ys)を求める。
式2に基づいて求められた元画像の座標が整数になれば、元画像座標(xs、ys)が持つ画素値をそのまま変換後座標(xd、yd)の持つ画素値としてもよい。しかし、式2に基づいて求められた元画像の座標は整数になるとは限らないので、周辺画素の値を用いて補間することで、変形後座標(xd、yd)の持つ画素値を求める。補間の方法は、バイリニア、バイキュービック、その他の任意の補間方法を用いればよい。また、式2に基づいて求められた元画像の座標が、元画像領域の範囲外である場合には、その画素値は黒またはユーザーが設定した背景色とする。
前段変形処理部204は、このようにして変換後座標の全てについて画素値を求め、変換後画像を作成する。また、上記説明では、制御部110から前段変形処理部204には、変形情報として逆行列M-1が入力されるとした。しかし、行列Mを入力して前段変形処理部204の内部で逆行列M-1を求めてもよい。また、式1を使った変形処理を行ってもよい。
また、上記説明では、制御部110が射影変換行列を求めて前段変形処理部204へ送信するとしたが、制御部110が変形前座標と変形後座標を前段変形処理部204へ送信し、前段変形処理部204が行列Mもしくは逆行列M-1を生成してもよい。この場合は、制御部110は、前段変形処理部204から行列Mと逆行列M-1を取得する。また、前段変形処理部204は、投影画像30を大きく歪ませる粗調整の機能として考えた場合、1画素単位で変形後の座標を設定することが望ましい。
ここで、前段変形処理部204の取り扱う描画領域について図3を用いて説明する。図3(a)に示す出力画像領域311は、画像処理部140から出力された画像を表示する液晶表示素子151の描画領域であり、この領域が投影される範囲は図1の投影領域30となる。前段変形処理部204の変形無の場合には入力画像がこの領域に描画される。
図3(a)に示す有効領域312は、前段変形処理部204で変形された場合に、入力画像が変形されて描画される出力画像領域311内の領域である。投影装置10の煽り角に基づきキーストーン補正された場合に、図1の投影領域40に投影される。
無効領域313は、前段変形処理部204で変形された場合に、入力画像が変形されて描画されない出力画像領域311内の領域である。前段変形処理部204によって出力された画像は後段処理部142へ入力される。後段処理部142に入力された画像は後段変形処理部206に入力される。
本実施例における後段変形処理部206は、入力画像の画素に対して変形後座標を求め、求めた座標から補間画素値を求める。具体的には以下のような処理を行う。任意形状に変形する方法として、予め調整点を設定して、調整点を変形後はどの座標に移動させるかを指定し、移動後の調整点間を補間して画像を変形する方法がある。後段変形処理部206は図6(a)のように、調整点601を格子状に持っている。後段変形処理部206は、調整点601の数分の水平方向成分と垂直方向成分のデータである変形座標テーブルの設定値に基づく変形処理を行う。変形座標テーブルの値は、調整後の絶対座標でもよいし、調整前座標と調整後座標の相対座標(=移動量)でもよい。
後段変形処理部206でR/G/Bの色毎に画像信号を変形し、不図示のラインメモリに書き込む。書き込みが完了したら、ラインメモリから信号を読み出し、後段変形処理部206を経由して変形が施された信号を出力する。本実施例では後段変形処理部206は小変形として説明するため、ラインメモリとしたが、フレームメモリでもよい。
補間方法を、図6(b)(c)を用いて説明する。図6(b)は変形前を示し、図6(c)は変形後を示す。補間に用いる調整点をP1、P2、P3、P4とする。変形座標テーブルには、制御部110は操作部113による調整点の移動指示を受け、図6(b)のP1の座標が図6(c)のP1の座標になるような水平方向移動量と垂直方向移動量を設定する。図6(b)の変形前画像の座標Sは、調整点P1を図6(c)のように移動させた場合に、変形後画像の座標Dとなる。
図6(b)の座標P1’は、P1と座標Sを通る直線と、線分P2−P4の交点である。変形前画像の座標Sの位置は図6(b)の線分P1−P1’のα:1−αの位置とする。図6(b)の座標P1’の位置は線分P2−P4のβ:1−βの位置とする。図6(c)の変形後画像の座標Dは、図6(b)の座標Sに基づく比率と同様に、線分P2−P4をβ:1−βで分けたP1’’とP1を結ぶ線分をさらにα:1−αで分けた位置となる。
このように変形後画像の座標Dの位置が求まれば、周辺画素の画素値を用いて補間することで、変形後画像の座標Dの画素値を求めることができる。補間の方法は、前述のバイリニア方式以外にもバイキュービックやその他の任意の補間方法を用いてもよい。この方法で、図5(a)の画像を1画素未満で左にシフトした場合、図5(b)の画像に示すようになる。図5(a)の画像は暗階調画素501と明階調画素502の2値階調から構成される。図5(b)の画像では、シフトによって生じる画素503と画素504の2画素の積分値が明階調画素502相当の輝度となり、明階調画素502を輝度分配することで画素503と画素504が生成される。図5(b)の例では画素504の方が画素503よりも明るいため、やや輝度重心が504側に寄った調整となっていると言える。
変形後画像において変形前画像より小さくなる部分については、その画素値は黒またはユーザーが設定した背景色とする。後段変形処理部206はこのように画像の一部の位置を調整するほか、全調整点の位置情報に同値のオフセットを加えることによって、画像全体をシフトすることも可能である。後段変形処理部206は、以上の手順で変形後画像の座標の全てについて画素値を求めることで、変形後の画像を作成する。また、後段変形処理部205はR/G/B各色に対して同一の変形を行う。
制御部110には、ユーザーが操作部113を介して図6(a)の調整点601のうち任意の座標の調整量が入力される。制御部110は、入力された移動量を変形座標テーブルに格納する。変形座標テーブルを後段変形処理部205に渡して、変形を行う。
以上のように後段変形処理部206について説明したが、後段変形処理部206の格子点数はOSD生成部203で生成する格子状パターンの格子点数と必ずしも一致している必要はなく、多くてもよい。通常、変形形状の自由度の向上や精度を鑑みてハードウェアとしては細かい調整点を持ち、ユーザーが調整するOSD生成部203で生成する格子状パターンの調整点は調整工数を鑑みて粗い調整点を持つ。このとき、整数倍であることが望ましい。
この場合、後段変形処理部206に与える変形座標テーブルの他に、OSD生成部203で生成する格子状パターンの調整点の数分のテーブル(OSD調整点テーブルとする)を持つ。制御部110は、OSD調整点テーブルに基づき、後述の変形座標算出プログラムによって調整点601の調整後の移動量を求め、変形座標テーブルを生成する。生成した変形座標テーブルを後段処理部206に送信することで、ユーザー見えにはOSD生成部203で生成した格子状パターンの調整点を移動させたように動作することができる。
また、後段変形処理部206は前段変形処理部204によって大きく変形された後の微調整に用いる機能として考える場合、1画素以下の単位で調整可能であることが望ましい。パネル補正部207は、VTガンマやムラ補正などのパネルの色補正を行う。
以下、図7のフローチャートを用いて、本実施例の特徴的な動作について説明する。制御部110によって後段変形処理部206への変形座標テーブル設定処理が開始されると、図7(a)のフローチャートに沿った処理を行う。変形座標テーブルは、前段変形処理部204が動作した後もしくは、ユーザーによって操作部113から制御部110へ後段変形処理を指示する信号が送信された場合に生成される。
本実施例では、前段変形処理部204による変形後に、後段変形処理部206を行った場合の投影装置10の動作を記載する。本実施例では、前段変形処理部204で求めた変形情報を基に後段変形処理部206の変形座標データを生成することで、ユーザーが好適に後段変形処理部206を用いた投影画像の位置調整が可能であることを説明する。
本実施例では、図8(a)の入力画像801が入力され、OSD生成部203は図8(b)の調整パターン802を重畳する。ユーザーが操作部113から操作可能な調整点は調整パターン802の交点上であり、A00〜A44まである。
制御部110は、調整パターン802の交点上の調整点(A00〜A44)分のテーブルであるOSD調整点テーブル持ち、ユーザーはこの調整点に操作部113を介してOSD調整点テーブルに移動量を設定する。たとえばユーザーが調整点803を操作部113で指定し、変形を指示すると、制御部110はA00に移動量を設定する。OSD生成部203が出力して前段変形処理部204へ入力される画像は図8(c)のようになる。
このとき、図9(a)に示すように後段変形処理部206は内部処理格子点として格子点群901のようになっている。座標XYは後段変形処理部206の出力後座標である。原点は、座標(0,0)の点である。Xは水平方向、Yは垂直方向を示している。前段変形処理部204で変形処理が行われない場合の調整パターン802の調整点の全点は後段変形処理部206の格子点群901と重なるように設定してある。制御部110は図9(a)のようにOSD調整点テーブルの調整点A00の値を原点に配置する。他、調整点A10、調整点A20を所定間隔で配置する。
ユーザーが操作部113を介して調整点803を右下に移動させようとすると、制御部110は、OSD調整点テーブルにその移動量を設定し、OSD調整点テーブルを基に後段変形処理部206の格子点群901に与える変形座標テーブルの移動量を算出する。調整点803は、後段変形処理部206の結果により、図9(b)の変形後調整点903のように移動する。
本実施例では、図7のフローチャートに入る前に、前段変形処理部204でキーストーン補正が行われ、変形情報が生成されているものとする。変形情報は、行列Mとその逆行列M-1とオフセット(変形前:xso,yso)、(変形後:xdo,ydo)とする。前段変形処理部204でキーストーン変形されて出力された画像は図10のようになっている。入力画像801は前段変形処理部204によって前段変形処理出力画像1001となり、同様に調整パターン802も前段変形処理後出力パターン1002のようになる。
このときの後段変形処理部206の格子点群901と前段変形処理後出力パターン1002との関係は図11(a)のようになる。前段変形処理部204による変形がないときは図9(a)のように調整点803の位置にあったが、前段変形処理部204によるキーストーン変形後は調整点1101の位置へ移動する。後段変形処理部206において、前段変形処理部204の変形情報を用いずに変形しようとすると、前段変形処理後出力パターン1002の調整点位置に合わせた移動量算出ができない。
たとえば、図11(b)に示す後段変形処理部206の格子点群901の調整点Sに与える移動量を周囲4点から補間で求める場合に、前段変形処理後出力パターン1002の調整点A00、A10、A01、A11に与えた移動量で計算されない。それは、後段変形処理部206の格子点群901に対してOSD調整点テーブルの各データは、図11(c)の前段変形処理部204の変形無し時の調整パターン802の調整点にマッピングされるため調整点A00は原点の位置になる。
その結果、変形情報を用いない場合、図9を用いて説明した前段変形処理部204の変形がない場合と同じ計算を行う。この場合、調整点Sは前段変形処理部204変形無し時の調整パターン802の調整点A01、A11、A12,A02に囲まれている。移動量算出においては、A01,A11,A12,A02の移動量を基に補間して求める。したがって、調整点Sは本来用いたい4点(A00、A10、A01、A11)の移動量と異なる値で計算されるため、ユーザーの意図通りの変形がされない。
本実施例に記載の方法では、前段変形処理部204で変形された後の前段変形処理後出力パターン1002の調整点位置を基に、格子点群901の移動量を算出することができるようになる。そのため、ユーザーの意図通りの変形ができるようになる。
S701は、制御部110が前段変形処理部204でキーストーン変形を行う際に生成した変形情報として逆射影変換行列M-1とオフセット(変形前:xso,yso)、(変形後:xdo,ydo)を取得する。
S702は、後段変形処理部206で変形する為の変形座標テーブル(格子点毎の移動量情報)を取得する。S703では、S701で取得した変形情報およびS702で取得した変形座標テーブルに基づき、新規の変形座標テーブルを生成する。具体的な変形座標テーブル生成方法については後述する。S704では、S703で生成した変形座標テーブルを後段変形処理部206へ送信する。S705では、ユーザーが操作部113により、後段変形処理を終了したかを制御部110が取得し、終了した場合には後段変形処理を終了し、継続する場合にはS702へ戻る。
以上で、本実施例の後段変形処理部206への変形座標テーブル設定処理の動作を終了する。
次に、S703の変形座標テーブル生成方法について、図7(b)のフローチャートを用いて説明する。本フローチャートでは、制御部110がOSD調整点テーブルを基に、変形座標テーブルを生成する。
S721では、S722〜S730までの繰り返し処理の開始として、後段変形処理部206の格子点群901の原点を指定する。S722では、格子点群901のうちループで選択された注目格子点に対して、式2を用いて射影変換する。たとえば、図11(b)の格子点Sに対して、射影変換すると図12(a)の座標S2の位置にマッピングされる。座標X’Y’は前段変形処理部204の入力座標である。原点は、座標(0,0)の点である。X’は水平方向、Y’は垂直方向を示している。格子点群901の他の格子点群は式2による射影変換によって、変換後格子点群1201のようになる。
S723では、S722で求めた座標S2が調整パターン802の交点上の調整点のどの4点に囲まれているかを求める。領域1001内の射影変換後の座標で、調整パターン802の外側にある格子点は4点に囲まれない点となる。4点の求め方は、具体的に以下のように求めることができる。
S722の式2による射影変換によって、図12(a)のように格子点群901は前段変形処理部204による変形前の調整パターン802の形状を基準とした位置に変換され、変換後格子点群1201のようになる。例えば、注目格子点S2は調整パターン802の調整点P0(0,0)、P1(1,0),P2(1,1)、P3(0,1)に囲まれている。図12(b)を用いて具体的な周囲4点の調整点の求め方を説明する。本実施例では、調整パターン802の調整点は等間隔になっており、調整パターン802の調整点の間隔はP0とP1の水平方向間隔はwidthであり、P0とP3の垂直方向間隔heightとなっている。周囲4点の調整点はこれらを使って求められる。
S2のx座標をXs2、y座標をYs2とする。左上調整点P0は、((Xs2/width)の整数部、(Ys2/height)の整数部)と求められる。P1,P2,P3はそれぞれ調整パターン802の調整点でP0に対して(+1,0)、(+1,+1)、(0,+1)の位置となる。
以上により、注目格子点S2の周囲4点(P0〜P3)を求めることができる。S722を行うことによって、S723にて前段変形処理後出力パターン1002の調整点基準の4点を求めることができる。そのほか、格子点群901の点全点の距離を計算し、近い4点を選択する方法がある。4点の求め方は、4点を選び出せる方法であれば、どのような方法でも構わない。
S724では、S722で求めた座標S2が出力画像領域311外になる場合には周囲4点は存在しない。存在する場合は、S725へ移行する。存在しない場合はS726へ移行する。S725では、S723で求めた周囲4点(図12(a)P0〜P3)のOSD調整点テーブルに設定された移動量を用いて線形補間にて変形座標テーブルの格子点Sに与える移動量を求める。S723で求めた周囲4点P0、P1,P2,P3にはA00,A10、A11,A01に格納された値がマッピングされる。
まず、S2での移動量を求めるために、P0〜P3を用いた線形補間を行うための距離の比を求める。図12(b)に示すように、S2の水平線とP0−P3の線分の交点をS3、S2の水平線とP1−P2の線分の交点をS4とする。まず、点P0から点S3および点S3から点P3の比を求める。
点P0〜P3、S3,S4の座標を次のように定義する。P0(Xp0、Yp0)、P1(Xp1、Yp1)、P2(Xp2、Yp2)、P3(Xp3、Yp3)、S3(Xs3、Ys3)、S4(Xs4、Ys4)とする。S3は矩形形状のP0〜P3のP0−P3の辺上で、S2の水平線上であるため、Xs3=Xp0、Ys3=Ys2である。P0−S3:S3−P3をa:(1−a)としてこれを求める。
P0−S3:S3−P3=a:(1−a)=(Ys3−Yp0)/(Yp3−Yp0):(Yp3−Ys3)/(Yp3−Yp0)
と求まる。
P1−S4:S4−P2は、P0〜P3が矩形形状であるためP0−S3:S3−P3と同じである。
次に、S3−S2:S2−S4をb:(1−b)としてこれを求める。
S3−S2:S2−S4=b:(1−b)=(Xs2−Xs3)/(Xs4−Xs3):(Xs4−Xs2)/(Xs4−Xs3)
と求まる。
次に、S2に設定する移動量を図12(c)を用いて求める。P0、P1、P2、P3に設定されたOSD調整点テーブルの移動量をそれぞれ水平方向、垂直方向があり、P0=(MAXp0、MAYp0)、P1=(MAXp1、MAYp1)、P2=(MAXp2、MAYp2)、P3=(MAXp3、MAYp3)とする。
まず、S2の水平方向の移動量MAXs2を求める。はじめにS3の水平方向の移動量MAXs3を求める。S3はP0−P3に対して比a:1−aの位置にあり
MAXs3 = (1−a) * MAXp0 + a * MAXp3
同様にS4の水平方向の移動量MAXs4は
MAXs4 = (1−a) * MAXp1 + a * MAXp2
S2の移動量MAXs2はS3−S4に対して比b:1−bの位置にあり
MAXs2 = (1−b) * MAXs3 + b * MAXs4
S2の垂直方向の移動量MAYs2も同様に求まる。このS2の移動量(MAXs2、MAYs2)の値が変形座標テーブルの格子点Sに与える移動量となる。S726では、注目格子点の移動量を0と設定する。
なお、0以外にもっとも近い調整パターン802の交点上の調整点に与えられた移動量を設定してもよい。S727では、X方向をインクリメントする。S728では、X方向が格子点群901の右端を超えた場合にS729へ、超えていない場合はS722へ戻る。S729では、Xを0に戻し、Y方向をインクリメントする。S730では、Y方向が格子点群901の下端を超えた場合に変形座標テーブル生成を終了し、超えていない場合はS722へ戻る。
以上で、後段変形処理部206に与える変形座標テーブルが生成され、処理が終了となる。
本実施例のように前段変形処理部204の変形情報を用いて、後段変形処理部206に与える変形座標テーブルを生成することで、図12(d)の後段変形処理部206による変形前調整点1202を調整点1203の位置に変形することができる。よって、ユーザーがキーストーン変形後に微調整として格子点による変形処理を行う場合に、好適に調整をおこなうことができる。
なお、本実施例は逆射影変換行列M-1を用いた変形座標テーブル算出を行ったが、射影変換行列Mを用いた算出方法もあり、変形情報を用いた変形座標テーブルの算出方法であれば、方法は問わない。
なお、本実施例において説明される各機能ブロックは必ずしも個別のハードウェアである必要はない。すなわち、例えばいくつかの機能ブロックの機能は、1つのハードウェアにより実行されても良い。また、いくつかのハードウェアの連係動作により1つの機能ブロックの機能または、複数の機能ブロックの機能が実行されても良い。また、各機能ブロックの機能は、制御部110がメモリ上に展開したコンピュータプログラムにより実行されても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 投影装置
20 入力装置
30 投影装置10の前段および後段変形処理無投影画像
40 投影装置10の前段変形処理後投影画像
50 投影装置10の後段変形処理後投影画像
110 制御部
111 ROM
140 画像処理部
141 前段処理部
142 後段処理部
150 液晶駆動部
151 液晶素子
193 通信部
203 OSD生成部
204 前段変形処理部
206 後段変形処理部

Claims (5)

  1. 格子状の調整パターンを生成するパターン生成部と、
    入力画像の有効領域を変形するための変形情報を基に変形処理を行う第一の変形手段と、
    入力画像を所定の間隔で区切った格子点を移動させることで当該格子点を含む四辺形内の変形を行う第二の変形手段と、を有し、
    前記パターン生成部と前記第一の変形手段と前記第二の変形手段は順に構成され、
    前記第二の変形手段は、前記調整パターンの格子点に与える設定値を保持する第一の格子点テーブルを前記変形情報に基づいてマッピングして生成された第二の格子点テーブルの設定値を用いて変形を行う
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 前記第一の変形手段は射影変換行列による変形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記変形情報は4隅の点の変形前および変形後の座標であり、
    前記第一の変形手段は前記変形情報から射影変換行列を算出し、前記射影変換行列を用いて変形する
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記パターン生成部の生成する調整パターンの格子点数は前記第二の変形手段の有する格子点数と同じか少ない
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  5. 前記第一の変形手段はn画素(nは自然数)単位で調整可能であり、前記第二の変形手段は1画素以下の単位で調整可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
JP2018085962A 2018-04-27 2018-04-27 投影装置 Pending JP2019191443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018085962A JP2019191443A (ja) 2018-04-27 2018-04-27 投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018085962A JP2019191443A (ja) 2018-04-27 2018-04-27 投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019191443A true JP2019191443A (ja) 2019-10-31

Family

ID=68390145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018085962A Pending JP2019191443A (ja) 2018-04-27 2018-04-27 投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019191443A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7400788B2 (ja) 2021-09-30 2023-12-19 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターの制御方法、及びプロジェクター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7400788B2 (ja) 2021-09-30 2023-12-19 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターの制御方法、及びプロジェクター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5098869B2 (ja) 画像処理装置、画像表示装置および画像データ生成方法
JP6793483B2 (ja) 表示装置、電子機器およびそれらの制御方法
JP6645687B2 (ja) 表示装置及び制御方法
US11069038B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and image display apparatus
JP2014179724A (ja) 画像処理装置、プロジェクター及び画像処理方法
JP2019161397A (ja) 制御装置、プログラム、及び制御方法
WO2013024540A1 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP6271837B2 (ja) 投影装置及びその制御方法
CN114449236B (zh) 投影装置与其投影画面校正方法
JP2019191443A (ja) 投影装置
JP2006074805A (ja) マルチプロジェクション映像表示装置
JP3709395B2 (ja) 画像投影システム
JP2003153133A (ja) プロジェクタおよび画像補正方法
JP7459644B2 (ja) 投影システム、投影方法、プログラム
JP2019033339A (ja) 情報処理装置、投影装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP7322910B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
JP2022174999A (ja) 投写システムの制御方法、投写システムおよびプロジェクター
JP2022147132A (ja) 投写画像の調整方法、情報処理装置、及び投写システム
JP2021064848A (ja) 制御装置、投影装置、投影システム、投影装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
JP5915001B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2020191586A (ja) 投影装置
JP6700955B2 (ja) 投影装置及び投影方法
JP2020191589A (ja) 投影装置、投影方法、プログラム及び記憶媒体
JP2023096575A (ja) 投写方法及びプロジェクター
US11388341B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20191125