JP2019187898A - マイクロバブル混合水の製造方法及び製造器 - Google Patents

マイクロバブル混合水の製造方法及び製造器 Download PDF

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Abstract

【課題】炭酸入浴剤を入れ込むことができないシャワーヘッドであっても、炭酸マイクロバブルシャワーを浴することができるマイクロバブル混合水の製造方法及び製造器を提供する。【解決手段】シャワーヘッド1における湯水噴出口7から得られる湯水と、湯水に炭酸入浴剤8を溶解させて得られるマイクロバブルとを混合し、マイクロバブル混合水を得る炭酸マイクロバブル混合水の製造方法であり、マイクロバブル混合水が、炭酸入浴剤を収容し、湯水噴出口に被冠され装着される外装体6Aの湯水噴出口から得られる。【選択図】図3

Description

本発明は血行促進などの炭酸泉入浴効果を著しく向上させマイクロバブル効果を併せ持つマイクロバブル混合水の製造方法、及び前記マイクロバブル混合水を簡易に得られる製造器に関する。
重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)と、有機酸とを含む混合物を打錠等によって成型し、発泡性組成物(固形物)とすることは、洗浄剤、入浴剤、風呂水清浄剤、プール用殺菌剤等の製品に適用されている。これらの製品(固形物)は、水に投入すると、その成分が反応して炭酸ガスを発生しつつ速やかに溶解する利点を有すると同時に、消費者に快適な使用感を与えるので商品価値を高める効果があり、特に浴剤(入浴剤ということもある。)においては、発生する炭酸ガスの血行促進効果が積極的に利用されている。
従来、入浴剤を用いて炭酸マイクロバブルシャワー水を得るため、炭酸入浴剤をシャワーヘッドに入れ込む技術が知られている(特許文献1〜3参照)。また、本発明者も、特許文献4に記載の技術を提案している。
特開2008−241261号公報 特開昭62−283915号公報 特開2007−289289号公報 特許6268226号公報
これら特許文献1〜4に記載の技術は、シャワーヘッドに炭酸入浴剤をセットする構成であるため、セット可能なシャワーヘッドがない場合、シャワーヘッドによる炭酸マイクロバブルシャワーを浴することができなかった。
特に、海外旅行中に炭酸マイクロバブルシャワー水を浴したいという願望があっても、ホテル等の宿泊施設には炭酸入浴剤をセット可能なものは無く、断念せざるを得なかった。
以上のことから本発明の課題は、炭酸入浴剤を入れ込むことができないシャワーヘッドであっても、炭酸マイクロバブルシャワーを浴することができるマイクロバブル混合水の製造方法及び製造器を提供することにある。
1.シャワーヘッドにおける湯水噴出口から得られる湯水と、該湯水に炭酸入浴剤を溶解させて得られるマイクロバブルとを混合し、マイクロバブル混合水を得る炭酸マイクロバブル混合水の製造方法であり、 前記マイクロバブル混合水が、前記炭酸入浴剤を収容し、前記湯水噴出口に被冠され装着される外装体の湯水噴出口から得られることを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。 2.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記1に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。 3.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記1に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。 4.シャワーヘッドにおける湯水噴出口に被冠され装着される外装体を有し、該噴出口から得られる湯水と、該湯水に炭酸入浴剤を溶解させて得られるマイクロバブルとを混合し、マイクロバブル混合水を得る炭酸マイクロバブル混合水の製造器であり、 前記外装体が、前記炭酸入浴剤の収容部を有すると共に、炭酸マイクロバブル混合水の噴出口を有することを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 5.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記4に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 6.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記4に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 7.前記炭酸入浴剤の収容部が、外装体の湯水噴出口と、シャワーヘッドにおける湯水噴出口との間に形成されることを特徴とする上記4〜6のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 8.シャワーヘッドにおける湯水噴出口に被冠され装着される外装体を有するマイクロバブル混合水の製造器であり、 前記外装体が、炭酸入浴剤の収容部を有すると共に、炭酸マイクロバブル混合水の噴出口を有することを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 9.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記8に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 10.前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする上記8に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 11.前記炭酸入浴剤の収容部が、外装体の湯水噴出口と、シャワーヘッドにおける湯水噴出口との間に形成されることを特徴とする上記8〜10のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 12.前記炭酸入浴剤の収容部に収納される収納ケースを有し、該収納ケースが、1又は2以上の炭酸入浴剤を収納する容器であることを特徴とする上記4〜11のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 13.前記収納ケースが、炭酸入浴剤を湯水に溶解させる網目又は細孔を有することを特徴とする上記12に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 14.前記収納ケースがシャワーヘッドの湯水噴出口から得られる湯水の流れ方向に対し、並行又は直交する方向に1又は2以上の炭酸入浴剤を重畳して収納する容器であることを特徴とする上記12又は13に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。 15.前記収納ケースに設けられた細孔が、シャワーヘッドの湯水噴出口から得られる湯水の流れ方向と同一方向又は直交する方向にある面に設けられていることを特徴とする上記13又は14に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
前記1,4及び8に示す発明によれば、一般的シャワーヘッドさえあれば炭酸マイクロバブルシャワーを浴することができる。
前記2,3,5〜7及び9〜11によれば、外装体として網目を有する網状体又はシャワー細孔を有する弾性体を用いるので、シャワーヘッドの形状のいかんを問わず、広汎なシャワーヘッドに被冠し装着することにより、炭酸マイクロバブルシャワー噴出水を浴することができる。
前記12及び13に示す発明によれば、炭酸入浴剤を収容する収納ケースを用いることにより、炭酸入浴剤をシャワーヘッドの湯水噴出口に対し被冠し装着することが容易となり、しかも炭酸入浴剤を完全に溶解し終えるまで有効利用することができ、長時間にわたり炭酸マイクロバブルシャワーを浴することができる。
前記14及び15に示す発明によれば、更に長時間にわたって炭酸マイクロバブルシャワー浴をすることができる。
本発明において、「湯水」とは、いわゆる水、若しくは加温乃至は加熱してある湯又はこの両者の混合物をいう。また、「マイクロバブル」とは、いわゆる微細気泡と称されるものをいう。なお、本発明において、「量」は特に断りのない限り「質量」を表し、「%」は特に断りのない限り「質量%」を表し、「部」は特に断りのない限り「質量部」を表す。
本発明に係る炭酸マイクロバブル混合水の製造器に用いる外装体としての網状体を示す三面図(平面図は左側面図と同じため省略)。 同上の網状体を装着する前のシャワーヘッドの一例を示す側面図。 同上の網状体を装着したシャワーヘッドの側面図。 本発明に係る炭酸マイクロバブル混合水の製造器に用いる外装体としての弾性体を示す三面図(平面図は左側面図と同じため省略)。 本発明に用いる収納ケースの一例を示す斜視図。 同じく他例を示す斜視図。 更に他例を示す斜視図。
以下、本発明に係るマイクロバブル混合水の製造方法(以下、単に製造方法ということもある。)、及びマイクロバブル混合水の製造器(以下、単に製造器ということもある。)について図面に基づき説明する。
本発明は炭酸泉入浴効果とマイクロバブル効果を併せ持つマイクロバブル混合水の製造方法と、前記マイクロバブル混合水を簡易に得られる製造器であり、炭酸ガス成分とマイクロバブルとを混合した湯水を製造器の吐出口から吐出(シャワー吐出)させることによって洗浄効果と血行促進等の健康増進効果をも期待できる技術である。
特に、本発明は、炭酸入浴剤収納部を有さない通常のシャワーヘッドであっても、炭酸マイクロバブル混合水をシャワー吐出させ、従前の炭酸入浴剤収納部を有するシャワーヘッドと同等又はそれ以上の洗浄効果と血行促進等の健康増進効果を発揮できる技術である。
このような本発明の効果は、本発明者の研究によれば、従前の炭酸入浴剤収納部を有するシャワーヘッドの場合、炭酸入浴剤が接触する湯水は、水道における流水と同等であり、気泡が混在するマイクロバブル混合水ではないのに対し、本発明における炭酸入浴剤が接触する湯水は、シャワーヘッドにおける湯水噴出口から得られる気泡が混在するマイクロバブル混合水であり、このマイクロバブル混合水に炭酸入浴剤を接触させ溶解させることによって、炭酸マイクロバブル混合水を得るためであると推察している。
しかも、本発明は、たとえ海外旅行中であっても、通常のシャワーヘッドさえあれば、炭酸入浴剤による炭酸マイクロバブル混合水を気軽に浴びることができる利点がある。
以下、本発明の実施例では本発明の外装体が被冠され装着されるシャワー機器1は、湯水噴出口2を有するシャワーヘッド3と、使用時に持ち手の柄となるシャワー胴部4とを有している構成のものを例示し、シャワー胴部4に接続されるホース5から湯水が供給されるものとする。
ただし、シャワーヘッド3とシャワー胴部4とは一体的に形成された一体型構成であってもよいし、さらに別体で形成されたものを一体となるように接続又は結合したものであってもよいし、シャワーヘッド3がシャワー胴部4に対して向きや角度が変えられるように直接又は間接的に接続されたものであってもよいし、少なくとも湯水噴出口2を有するシャワーヘッド3さえ備えていればよい。
本発明に係る製造器は、シャワーヘッド3における湯水噴出口1に被冠され装着される外装体の一例として、図1に例示される網状体6Aが挙げられる。
かかる網状体6Aは、図3に示されるように、シャワーヘッド3の湯水噴出口2と、炭酸マイクロバブル混合水の噴出口2を構成する網部7との間に炭酸入浴剤8の収容部9を有している。
網状体6Aは、炭酸入浴剤8を介してシャワーヘッド3の湯水噴出口2に当接する網部6A−1を有し、湯水噴出口7を構成しており、かかる噴出口網部6A−1は、シャワーヘッド3の後頭部10を被冠する後頭被冠部6A−2に連接され、後頭部10に締付け装着するための締付けゴム6A−3に続く構成である。
なお、6A−4は網状体6Aをシャワーヘッド3に被冠するための開口部であって、前記締付けゴム6A−3によって伸縮自在な構成である。ただし、かかる締付けゴム6A−3は、締付け紐等に代替可能であるし、併用してもよい。
前記炭酸入浴剤8は、その1又は2以上がシャワーヘッド3の湯水噴出口2と、網部6A−1との間に収容される。即ち、網状体6A中に開口部6A−4から炭酸入浴剤8を入れた後、締付けゴム6A−3を有する開口部6A−4をシャワーヘッド3に被冠して装着すればよい。
炭酸入浴剤8は、そのまま用いてもよいし、図5〜図7に例示する収納ケース12に1又は2以上を収容した後、この収納ケース12を前記網状体6Aを用いてシャワーヘッド3に被冠し装着してもよい。なお、2以上の炭酸入浴剤8を用いる場合、重畳して収容することが好ましい。
収容ケース12は、図5に示す如く、蓋なしのケース本体13の場合、炭酸入浴剤8を収容した後、蓋なしの開口部14側をシャワーヘッド3の湯水噴出口2に当接させること又は網状体6Aの噴出網部6A−1に当接させた状態でシャワーヘッド3に被冠し装着すればよい。なお、ケース本体13には、多数のシャワー細孔15が設けられている。
ケース本体13は、図6に示す如く、上記図5に示すケース本体13に多数のシャワー細孔16を設けた蓋17を被冠させたものも例示することができる。
この場合、蓋17には噴出口7との間に空隙を空けるために突起18を設けてもよい。この例示では、複数個の炭酸入浴剤8を重畳し収容することができる構成を示している。
なお、図5、図6に示す例示の場合、上記シャワー細孔15,16に代えて又は同時に、ケース本体13の側壁19にシャワー細孔を設けることもできる。シャワー細孔15,16に代えて側壁19に設けるときは、炭酸入浴剤8の溶解時間を大幅に延長することが可能となる。
本発明に用いられる炭酸入浴剤8は、上記図5、図6に示す例示の場合、湯水噴出口2からの噴出湯水の流れ方向に対し直交する方向に1又は2以上が収容してある。
本発明は上記に限らず、炭酸入浴剤8は、湯水噴出口2からの噴出湯水の流れ方向に対し並行する方向に1又は2以上を収容してもよい。
即ち、例えば図7に示す如く、収容ケース12が平行に立設された仕切り壁19を有し、この仕切り壁19の間に炭酸入浴剤8の1又は2以上を固定した状態で、湯水噴出口2と網状体6Aの噴出口7との間に炭酸入浴剤8をセットするようにしてもよい。
この場合、炭酸入浴剤8は、シャワーヘッド3の湯水噴出口2から得られる湯水の流れ方向と同一方向又は直交する方向のいずれの方向にセットしてもよい。
以上、本発明における外装体6として網状体6Aを例示したが、第4図に示す弾性体6Bもまた、好ましい例として挙げられる。
即ち、天然又は合成ゴム、好ましくはシリコーン樹脂製であって、シャワー機器1の湯水噴出口2に被冠し装着できるように、ベレー帽形状の外形を有し、噴出口細孔6B−1、後頭被冠部6B−2、締付けゴム部6B−3及び開口部6B−4を構成しており、1又は2以上の炭酸入浴剤8を収容でき、この炭酸入浴剤8は湯水噴出口2と噴出口細孔6B−1との間に位置させる。
本発明における炭酸入浴剤は、公知公用のいずれのものであってもよい。
本発明に好ましく用いられる炭酸入浴剤は、本発明者が先に提案した特許第6268332号公報に記載のものを上げることができ、以下に例示する。
本発明は、重炭酸塩をポリエチレングリコール(以下「PEG」ということもある。)等で造粒した後、有機酸(特にクエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸)等をPEGと混合してもしくは造粒し、それぞれを一定比率内の条件で混合し、本発明の賦形剤を加えて錠剤を圧縮成形によって成形し、錠剤の溶解直後のpHが下記範囲となるよう設計することで、錠剤に水が浸透するとき激しく均一にかつ持続的に炭酸ガスを発泡するよう反応させ、かつ発生する炭酸ガス泡はミクロサイズの微細炭酸ガスとして長時間発生させることができ、錠剤は溶解し終わるまでミクロサイズの泡を発泡し続け、泡が空気中に揮散するまえに水中で中和され重炭酸イオンに解離して高濃度の重炭酸イオンが溶存するよう水のpHは5.5から9.0であるよう設計され、好ましくは6.0から8.5、特に6.3から8.0である際、本発明の効果が最大限に発揮される。
さらに本発明では、重炭酸塩の混合物が流動層を用いて、PEGで、コーテイングして作成された造粒物であることにより、錠剤中での継続的で均一な反応など、本発明の効果の発現が大きく発揮される。
また本発明では、錠剤硬度が15kg以上、好ましく25kg以上、特に好ましくは30kg以上に高硬度とされるほど、塩素中和化合物の継続的で安定な反応が得られ、錠剤内部での塩素中和反応を抑え錠剤が溶解した部分が湯中で塩素を迅速に除去するよう高硬度に成形されることが好ましい。
塩素除去効果が高いほど、シャワー入浴時の場合でも血行促進や体温上昇等の健康増進が大きい効果が発揮される
また本発明では、錠剤摩損度が10.0wt%以下、特に好ましくは5.0wt%以下、さらに好ましくは3.0wt%以下であるほど、塩素中和化合物の継続的安定な反応が得られ、錠剤内部での塩素中和反応効率を最大にできるだけでなく、シャワー入浴時の場合でさえも血行促進及び体温上昇等の健康増進効果を発揮できる。
本発明に用いられる有機酸としてはクエン酸、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸などが挙げられるが、特にクエン酸を有機酸として用いる場合に錠剤中の中和反応を抑え湯中での塩素除去能力を高め、微細な炭酸ガス発泡を実現することができ、好ましい化合物として本発明の効果をより顕著に発揮する。
なお、重炭酸塩又は有機酸の少なくともいずれか一方を流動層で造粒し造粒物を得る場合、実質的に空気を攪拌作用として使用しない機械式流動層造粒機を用いると、錠剤中の反応を効率的に高められる。機械式撹拌方式の流動層としては、撹拌に空気を用いた流動を行わず、プロペラなどの機械式羽などを用いて粉体を流動させる。この場合、造粒中に湿気のある空気から持ち込まれる水分を吸湿することもなく、造粒中に減圧ポンプで真空にすることも可能となり、PEGの量を下げて造粒できるため、中和反応をより活発にしながら、発泡する泡の径を極めて小さくできる効果が発揮できるため好ましく用いられる。
実質的に空気を攪拌作用として使用しない機械式流動層造粒機が好ましく使用され、横型ドラムの中にすき状ショベルを配し、遠心拡散及び渦流作用を起こさせ、三次元流動させる混合機のことであり、このタイプの造粒機は例えば、ドイツレーディゲ社製又は松坂技研社製として市場で販売されている。
本造粒機には、減圧するための真空ポンプが付いていることがより好ましい。即ち、冷却時に減圧し、少しでも水分が飛ぶように操作して、本発明の効果を向上させることができる。
更に、造粒した顆粒が冷却時に粗大粒子になるのを防止するためのチョッパーが付いていることが好ましい。即ち、チョッパーを冷却時に作動させて、整粒することにより、本発明における炭酸ガス泡の径をよりミクロサイズにする効果が発揮され、より好ましい造粒方法となる。
本発明ではもっとも好ましい製造方法は、重炭酸ナトリウムをPEGと機械式撹拌方式を用いた流動層造粒機によって造粒し、この造粒物に一定比率の量の有機酸と無水炭酸ナトリウム及びPEGを加え、混合後、高圧で圧縮成形し錠剤として得ることである。
もちろん有機酸を主とする混合物もPEGを用いて造粒し、重炭酸塩を造粒せずにPEGと混合しただけで、有機酸造粒物と混合して圧縮成形し錠剤を得ることも、造粒する化合物の量が相対的に少なくて済み、工程的な面からの製造方法としては好ましい方法となる。いずれにしろ、コストの面からは重炭酸塩、もしくは有機酸のどちらか一方を造粒し、片方は混合するだけで製造することが望ましい。この造粒物を圧縮成形して一剤の錠剤とすることで本発明の中和反応を長時間維持し溶解する炭酸ガスを増大させることができる。ただし、重炭酸塩と有機酸の両方をいずれもPEGと混合するかコーテイングして使用することも好ましい製造方法である。
本発明で使用するPEGは、平均分子量が1000〜8000のものが本発明の効果を奏する点で好ましい。ロータリー式打錠機の如き圧縮成形打錠機による成形安定性、杵付着耐性、キャッピング、錠剤成形速度の向上の点より、平均分子量4000から6000程度のPEGが、特に好ましくはPEG6000である時、造粒結果を好ましいものとすることができ、錠剤を湯水中に溶解した場合、炭酸ガス成分を重炭酸イオンに最大に溶解させることができる。
重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)の混合物A(造粒物Aであることもある。)100質量部に対するPEGの比率は、1/100から1/5、特に好ましくは1/100から1/8であり、PEGの比率が上記量よりも少ないと、十分高い硬度を得ることが困難となり、または十分低い摩損度を得ることが困難となり、炭酸ガス泡の径が大きくなり発泡時間も短くなり、水に溶解する重炭酸イオン濃度を大きくできないことがあり、一方、PEGの量が上記よりも多くなると、発生する炭酸ガス泡の量が抑えられ、同じように水に溶解する重炭酸イオンの量が小さくなってしまうことがある。
また、本発明では重炭酸塩の造粒物AもしくはPEG混合物Aを得たのち、有機酸もしくは有機酸造粒物BあるいはPEG有機酸混合物Bを添加する工程で、無水炭酸ナトリウム、無水炭酸カリウムなどの無水物を添加することにより、本発明の効果をより顕著に発揮させることができ、炭酸ガスの泡径をミクロサイズの小さなものとしながら、発泡量をより多く、且つ長時間持続させる効果が得られる。
上記無水物としては、無水炭酸ナトリウムもしくは無水炭酸カリウムを添加した場合がより好ましい本発明の効果を発揮できる。
また本発明では、有機酸を造粒物とせず、C6からC18のアルカンスルホン酸塩、オレフィン酸スルホン酸塩及びショ糖脂肪酸エステル、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1つと有機酸にPEGを加え混合するだけで、混合物Aと圧縮成形して錠剤とする場合に、本発明のミクロサイズの泡を長時間発泡させ、湯水の中に溶解する炭酸ガス成分を多くできることが判明し、良好な錠剤を得ることができた。この場合、工程を大幅に省略でき、コスト的な効果も合わせて望ましい製造方法である。
一方、有機酸をPEG及びC6から18のアルカンスルホン酸塩、オレフィン酸スルホン酸塩及びショ糖脂肪酸エステル、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1つの本発明に係る賦形剤とを混合し、または造粒し、混合物Aと一定温度で混合、圧縮成形する場合にも、本発明のミクロサイズの泡を長時間発泡させ、水中に溶解する炭酸ガス成分を最大にし、塩素除去尿力を安定に最後まで維持できる錠剤を得ることができ、望ましい製造方法であることが判った。
この製造方法における有機酸に対するPEGの使用比率は、有機酸100質量部に対し5から15質量部であることが好ましい。
重炭酸塩の造粒物A又は混合物Aに対する造粒物B又は混合物Bの添加量は、1/100から2/3、好ましくは1/50から2/3、特に好ましくは1/10から1/3である。
有機酸は上記無水物の添加によって、特に造粒しなくても本発明の効果が得られるが、より好ましくは、PEGと一緒に添加するか、造粒物Bとし、造粒物Aと混合して圧縮成形で錠剤化することが、好ましい中和反応性のある錠剤を製造することができる。
更に、本発明では、前記造粒物Aもしくは混合物Aを作成する工程や、又は造粒物Aと混合物B若しくは造粒物Bを混合する工程など、圧縮成形時のいずれかの工程に上記無水物を添加することが好ましい。
本発明において、粉剤混合時や錠剤成形のため使用される賦形剤は、炭素数6〜18のアルカンスルホン酸ナトリウム、炭素数6〜18のオレフィンスルホン酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等である。使用することが望ましい化合物として、n−(ノルマル)オクタンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、C6からC18のアルカンスルホン酸ナトリウム混合物、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル硫酸ナトリウム硫酸マグネシウムが用いられる。これらの中でも、n−(ノルマル)オクタンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、n−ヘプタンスルホン酸ナトリウムが本発明の目的を効果的に達成する上で特に好ましい。
上記、本発明のn−(ノルマル)オクタンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、n−ヘプタンスルホン酸ナトリウムの添加量は、本発明に係る錠剤に用いられる有機酸に対し1/10から1/1000量であることが好ましい。その他の賦形剤の添加量についても同様の量でよい。
特に望ましいアルカンスルホン酸ナトリウムやオレフィンスルホン酸ナトリウムは、C6からC18のアルカンスルホン酸ナトリウム混合物、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ノルマルオクタンスルホン酸ナトリウムの少なくとも1つを含むものである。
混合物Bや造粒物Bには、塩化ナトリウム、塩化カリウム、乾燥硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、無水ケイ酸、水酸化ナトリウム、デキストリン、ケイ酸カルシウムが、本発明の効果を奏する添加物であり、その他、香料、色素、界面活性剤などが添加物として挙げられる。
本発明に係る錠剤を作製する圧縮成形には、公知の圧縮成形機を特別の制限なく使用でき、例えば、油圧プレス機、単発式打錠機、ロータリー式打錠機、ブリケッティングマシンなどを用いることができる。この打錠機などに用いる杵の大きさは、杵が円形である場合は直径が7mm以上であることが好ましく、杵が三角形や四角形の場合、円形杵に換算して直径が7mm以上となるものが好ましい。そして杵の厚みについても同様である。円形の打錠品を得る場合、錠剤の直径は7mm以上が望ましく、より望ましくは10mm以上とし、厚みも7mm以上、好ましくは10mm以上とし、三角形や四角形等の錠剤とされる場合、円形錠剤に換算して、直径及び厚みの各々が7mm以上、特に10mm以上とすることが好ましい。
上記のように、本発明に係る錠剤は、必ずしも平面を持つ円形でなくてもよく、7mm以上の固形物であれば、楕円形でもいわゆるタブレット状でも球体でも、形は何ら制限されない。
本発明は、本発明の硬度及び摩損度並びに一定サイズ以上の錠剤中でミクロサイズの発泡をゆっくり起こさせ、湯水中への炭酸ガスの溶解をより効率的に行うことが好ましく、そのため硬度は15kg以上、望ましくは25kg以上、特に好ましくは35kg以上であり、また摩損度は10.0wt%以下、好ましくは5wt%以下、特に好ましくは3wt%以下であり、直径や厚みは10mm以上が特に好ましく、錠剤中での炭酸ガスの発生がより効果的に起こり、水中への炭酸ガスの溶解が効率的に行われ、泡の径が細かくなり、本発明の目的を効果的に達成できる。
以下、本発明に係る錠剤の硬度について説明する。
本発明を実現するため、多くの特許明細書の実施例で用いている直径方向からの錠剤破壊強度としての硬度を測定してみた。
この方法では、錠剤の破壊強度を測定することになるが、直径方向の硬度測定方法として岡田精工社製デジタル錠剤硬度計ニュー・スピードチェッカーTS75NLを用いて錠剤の硬度[kg]を4回測定した。この場合、硬度に再現性があり、値の大きなばらつきは見られなかった。
本発明の好ましい錠剤の条件である、湯水中で発生する炭酸ガスの泡径を目視で測定すると、錠剤径が7mm以上、特に10mm以上でかつ泡の合併がなく均一に発生し、中和反応が終わり錠剤が解けきるまで錠剤は反応し、炭酸ガスが中和され重炭酸イオンが効率的に湯水中に溶解できるように、試験生産した錠剤の7ロットのサンプル12種を用いて、錠剤硬度を測定してみても、4回測定の平均値であれば、測定値の振れ幅は無視でき、平均硬度が15kg以上、特に25kg以上の錠剤となっていることが確認できた。
以下、本発明に係る錠剤の摩損度について説明する。摩損度は、錠剤摩損度試験器(萱垣医理科工業株式会社製)に錠剤重量が31g以上となるように錠剤を入れる。例えば、1錠剤の重量が15gの場合は、錠剤を3ヶ入れ、2分間回転する(回転速度は、25回転/分)。終了後の各錠剤の表面の粉をブラシ(例えば化学天秤の清掃用に使用される)で払い(摩損)、下記式で求める。
[(摩損前錠剤重量(g)総和−摩損後の錠剤重量(g)総和)/摩損前錠剤重量(g)総和]×100=錠剤摩損度(wt%)
なお、例えば、1錠の錠剤重量が40gの場合は、1錠入れ、また60gの場合も、1錠入れ、1錠剤が16.5gの場合は、2ケ入れる。
錠剤摩損度が10.0wt%以下では、錠剤中のミクロサイズの発泡をゆっくり起こさせ、液中への炭酸ガスの溶解を効率的にコントロールできる。そのため摩損度は、10.0wt%以下とされ、さらに5.0wt%以下が好ましく、3.0wt%以下が特に好ましい。本発明内の摩損度は、特に錠剤の溶解が開始した後の錠剤中での炭酸ガスの発生がより効率的に起こり、水中への炭酸ガスの溶解が効率的に行われ、泡の径が細かくなり、本発明の効果を良好に奏する。
本発明においては、本発明の化合物以外の化合物はできるだけ添加しないことが望ましいが、酸性成分やアルカリ成分、香り成分、必要に応じてにごり温泉成分等を1又は2以上添加することもできる。
上記のように、本発明の必要成分を本発明の好ましい量比で添加した上で、本発明の効果が充分発揮されるようなpH調整剤を添加して、溶解後の水中のpHを本発明範囲にすることが肝要である。
本発明に用いられるpH調整剤としては、炭酸ナトリウムや有機酸が好ましく用いられるが、その他公知公用のいずれのものも特別の制限なく使用でき、特に食品添加物としてのpH調整剤を用いることが、錠剤は目や口に入る可能性が有ることからも、安全上好ましく、例えば、クエン酸三ナトリウム(クエン酸ナトリウム)、クエン酸2ナトリウム、クエン酸1ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、DL−リンゴ酸ナトリウム等を挙げることができる。
本発明に用いられる炭酸入浴剤としては、例えば、重炭酸塩、有機酸及びポリエチレングリコールの存在下、圧縮成形して直径及び厚みが7mm以上、硬度が15kg以上であり、錠剤を湯水に溶かした直後のpHが5.5から8.5の範囲となる錠剤が挙げられ、好ましくはn−(ノルマル)オクタンスルホン酸ナトリウムのごとき賦活剤を含有し、更にL−アスコルビン酸等の塩素中和化合物を含有するものである。
本発明者が先に提案した特許6267332号先発明に比べ、本発明はシャワーヘッドにおける湯水吐出口から得られる湯水に対して炭酸入浴剤を溶解させ炭酸マイクロバブル混合水を得る点が異なり、上記本発明の技術的課題を解決でき、先発明と同等又はそれ以上の効果が得られた。
1 シャワー機器
2 湯水吐出口
3 シャワーヘッド
4 シャワー胴部
5 ホース
6 外装体
6A 網状体
6A−1 吐出口網部
6A−2 後頭被冠部
6A−3 締付けゴム
6A−4 開口部
6B 弾性体
7 吐出口
8 炭酸入浴剤
9 収容部
10 シャワーヘッド後頭部
12 収納ケース
13 ケース本体
14 開口部
15 シャワー細孔
16 シャワー側孔
17 蓋
18 突起
19 仕切り壁

Claims (15)

  1. シャワーヘッドにおける湯水噴出口から得られる湯水と、該湯水に炭酸入浴剤を溶解させて得られるマイクロバブルとを混合し、マイクロバブル混合水を得る炭酸マイクロバブル混合水の製造方法であり、 前記マイクロバブル混合水が、前記炭酸入浴剤を収容し、前記湯水噴出口に被冠され装着される外装体の湯水噴出口から得られることを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。
  2. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。
  3. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造方法。
  4. シャワーヘッドにおける湯水噴出口に被冠され装着される外装体を有し、該噴出口から得られる湯水と、該湯水に炭酸入浴剤を溶解させて得られるマイクロバブルとを混合し、マイクロバブル混合水を得る炭酸マイクロバブル混合水の製造器であり、 前記外装体が、前記炭酸入浴剤の収容部を有すると共に、炭酸マイクロバブル混合水の噴出口を有することを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  5. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項4に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  6. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項4に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  7. 前記炭酸入浴剤の収容部が、外装体の湯水噴出口と、シャワーヘッドにおける湯水噴出口との間に形成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  8. シャワーヘッドにおける湯水噴出口に被冠され装着される外装体を有するマイクロバブル混合水の製造器であり、 前記外装体が、炭酸入浴剤の収容部を有すると共に、炭酸マイクロバブル混合水の噴出口を有することを特徴とする炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  9. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着される網状体であり、該網状体の網部がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項8に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  10. 前記外装体が、炭酸入浴剤を収容し湯水噴出口に被冠され装着されると共に、シャワー細孔を有する弾性体であり、該弾性体のシャワー細孔がマイクロバブル混合水の湯水噴出口であることを特徴とする請求項8に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  11. 前記炭酸入浴剤の収容部が、外装体の湯水噴出口と、シャワーヘッドにおける湯水噴出口との間に形成されることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  12. 前記炭酸入浴剤の収容部に収納される収納ケースを有し、該収納ケースが、1又は2以上の炭酸入浴剤を収納する容器であることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  13. 前記収納ケースが、炭酸入浴剤を湯水に溶解させる網目又は細孔を有することを特徴とする請求項12に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  14. 前記収納ケースがシャワーヘッドの湯水噴出口から得られる湯水の流れ方向に対し、並行又は直交する方向に1又は2以上の炭酸入浴剤を重畳して収納する容器であることを特徴とする請求項12又は13に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
  15. 前記収納ケースに設けられた細孔が、シャワーヘッドの湯水噴出口から得られる湯水の流れ方向と同一方向又は直交する方向にある面に設けられていることを特徴とする請求項13又は14に記載の炭酸マイクロバブル混合水の製造器。
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